JP2020195503A - 浴槽蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱膨張に起因する反りを少なくとも部分的に抑えることが可能な浴槽蓋を提供する。【解決手段】浴槽蓋は、略板状に形成された第1の部材100と、第1の部材100の外縁部110から中心部に向かう基準方向Dに沿って第1の部材100との間の距離を減少させるように延びる少なくとも1つの湾曲部230が形成され、第1の部材100との間に芯材300を挟んで第1の部材100に対向して延びる第2の部材200と、を具備する。【選択図】図3

Description

本件出願において開示された技術は、浴槽を開閉するためにこの浴槽に載置される浴槽蓋に関する。
従来技術に係る浴槽蓋として、特許第4113181号公報(特許文献1)に開示されたものが知られている。特許文献1には、芯材を挟んで相互に対向して延びる2枚の化粧板と、芯材と各化粧板との間に配置された反り防止部材と、を有する浴槽蓋が開示されている。本文献に開示された浴槽蓋は、反り防止部材を熱膨張係数の小さい材料を用いて形成することによって、反りを防ぐことができるものとされている。
さらに、別の従来技術に係る浴槽蓋として、特許第5962962号公報(特許文献2)に開示されたものが知られている。特許文献2には、下面の対角線上における熱膨張量を抑えるように形成された浴槽蓋が開示されている。かかる浴槽蓋にあっては、浴槽に対向する下面が、浴槽内の熱により浴槽の矩形状の内側縁と密接するように反ることによって、浴槽内の熱が外部に逃げることを抑制することができるものとされている。
なお、特許文献1及び特許文献2は、引用によりその全体が本明細書に組み入れられる。
特許第4113181号公報 特許第5962962号公報
浴槽蓋は、一般的に、上面及び下面がそれぞれ浴室の低い温度及び浴槽内の高い温度にさらされることによって反る、という課題に対処する必要がある。この課題につき、特許文献1に記載された浴槽蓋は、小さい熱膨張係数を有する材料により形成された反り防止部材を別途設ける構成を採用しているため、重量及び製造コストが増加するというさらなる問題を有する。
さらに、特許文献2に記載された浴槽蓋は、反りそのものを防止するものではなく、浴槽蓋と浴槽との間の隙間をなくすように反ることを意図したものである。したがって、引用文献2は、浴槽蓋の反りを抑制する手法を何ら開示するものではない。
したがって、様々な実施形態により、新規な構成により熱膨張に起因する反りを少なくとも部分的に抑えることが可能な浴槽蓋を提供する。
一態様に係る浴槽蓋は、略板状に形成された第1の部材と、該第1の部材の外縁部から中心部に向かう基準方向に沿って該第1の部材との間の距離を減少させるように延びる少なくとも1つの湾曲部が形成され、前記第1の部材との間に芯材を挟んで該第1の部材に対向して延びる第2の部材と、を具備するものである。
様々な実施形態によれば、新規な構成により熱膨張に起因する反りを少なくとも部分的に抑えることが可能な浴槽蓋を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る浴槽蓋が用いられる浴槽システムの構成の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示した一実施形態に係る浴槽蓋20の構成の一例を示す斜視図である。 図3は、図2に示した浴槽蓋20のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、図2に示した浴槽蓋20の端面の形状の具体例を示す断面図である。 図5は、別の実施形態に係る浴槽蓋20の構成の一例を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通した構成要素には同一の参照符号が付されている。また、或る図面に表現された構成要素が、説明の便宜上、別の図面においては省略されていることがある点に留意されたい。さらにまた、添付した図面が必ずしも正確な縮尺で記載されている訳ではないということに注意されたい。
1.浴槽システムの構成
図1は、一実施形態に係る浴槽蓋が用いられる浴槽システムの構成の一例を示す斜視図である。図1に示すように、浴槽システム1は、浴槽10と、浴槽蓋20と、を含むことができる。
浴槽10は、一般的な浴槽を含む任意の浴槽であり、図1に示すように、例えば箱型の形状を有するものとすることができる。この浴槽10は、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)、ホーロー、ステンレス、大理石、木、タイル及びこれらの組み合わせをこれらに限定することなく含む群から選択される任意の材料により形成可能なものである。
また、浴槽10は、湯又は水を収容することが可能であって開口部12を介して浴槽10の外部に連通する収容部14と、開口部12を囲み、略ロ字状に延びる上面(載置面)16と、を有する。上面16は、例えば、略全体において滑らかな平面により形成され、収容部14を囲む面に接続される部分において滑らかな曲面により形成されるものとすることができる。なお、浴槽蓋20を浴槽10に対して着脱自在に固定するために、浴槽10の上面16には、図示しない1又は複数の磁石が埋め込まれていてもよい(この点については。「2−3」項において後述する。)
次に、浴槽蓋20は、単独で用いることも可能であり、また、他の1又は複数の浴槽蓋と組み合わせて用いることも可能である。一実施形態では、浴槽蓋20は、図1に示すように、例えば、他の1つの浴槽蓋22と組み合わせて用いられる。この場合、浴槽蓋20及び浴槽蓋22は、相互に隣接して浴槽10の上面16に載置されたときに相互に協働して浴槽10の開口部12及び収容部14を略完全に覆うことができる大きさとなるように形成され得る。
一実施形態では、図1に例示されるように、浴槽蓋20及び浴槽蓋22は、略同一の形状及び大きさを有するものとすることができる。一実施例では、浴槽蓋20及び浴槽蓋22の各々は、次のサイズ等を有するものとすることができる。
寸法:約750mm(幅)×約750mm(奥行)×15mm(厚み)
重量:約1550g
或いはまた、別の実施形態では、浴槽蓋20及び浴槽蓋22は、相互に異なる形状及び大きさを有するものであってもよい。
他方、浴槽蓋20が単独で用いられる場合には、浴槽蓋20は、単独で浴槽10の上面16に載置されたときに浴槽10の開口部12及び収容部14を略完全に覆うことができる大きさとなるように形成され得る。
2.浴槽蓋20(浴槽蓋22)の構成
図2は、図1に示した一実施形態に係る浴槽蓋20の構成の一例を示す斜視図である。図3は、図2に示した浴槽蓋20のIII-III線に沿った断面図である。
浴槽蓋20は、全体として例えば平面視略矩形状に形成され得るものである。全体として略矩形状を有する浴槽蓋20の複数の角のうちの少なくとも1つの角が円弧状に延びる形状又は傾斜した直線状に延びる形状を呈するものであってもよい。図2には、一例として、1つの角が円弧状に延びる形状Sを呈し、別の1つの角が傾斜した直線状に延びる形状Sを呈する、浴槽蓋20が示されている。
図3に最もよく示されているように、浴槽蓋20は、大きく分けて、略板状に形成された第1の部材100と、第1の部材100に対向して延びる第2の部材200と、第1の部材100と第2の部材200との間に配置された芯材300と、を含むことができる。
(1)第1の部材100
略板状を呈する第1の部材100は、全体として例えば平面視略矩形状に形成され得るものである。全体として略矩形状を有する第1の部材100の複数の角のうちの少なくとも1つの角が円弧状に延びる形状又は傾斜した直線状に延びる形状を呈するものであってもよい。図2には、一例として、1つの角が円弧状に延びる形状を呈し、別の1つの角が傾斜した直線状に延びる形状を呈する、第1の部材100が示されている。
第1の部材100は、例えば、ポリプロピレン、エンジニアリングプラスチックス、オレフィン系樹脂及びこれらの組み合わせをこれらに限定することなく含む群から選択される材料により形成され得る。
(2)第2の部材200
図2及び図3を参照すると、略板状を呈する第2の部材200は、全体として例えば平面視略矩形状に形成され得るものである。第1の部材100の形状に合致するように、全体として略矩形状を有する第2の部材200の複数の角のうちの少なくとも1つの角が円弧状に延びる形状又は傾斜した直線状に延びる形状を呈するものであってもよい。
第2の部材200は、大きく分けて、基部210と、基部210に連続的に繋がりこの基部210を包囲して延びる外縁部220と、を含むことができる。
まず、基部210は、第2の部材200の中心部Cから第2の部材200の外縁部220に向かって延びる少なくとも1つの湾曲部230(図2及び図3には一例として1つの湾曲部230が示されている)と、湾曲部230に連続的に繋がりこの湾曲部230を包囲して延びる平坦部240と、を含むことができる。
湾曲部230は、図3によく示されているように、第2の部材200の外縁部220から第2の部材200の中心部Cに向かう基準方向Dに沿って第1の部材100との距離を減少させるように湾曲して延びている。ここで、第2の部材200の中心部Cと第1の部材100の中心部Cとが略一致しているため、基準方向Dは、第1の部材100の外縁部110から第1の部材100の中心部Cに向かう方向に相当する。
湾曲部230は、一実施形態では、図3に例示されるようにドーム状に延びるものとすることができる。したがって、湾曲部230と湾曲部230を包囲する平坦部240との境界Bは、図2に示されるように略円形状を呈する。なお、湾曲部230は、ドーム状に延びるものに限定されるものではなく、基準方向Dに沿って第1の部材100との間の距離を減少させる限りにおいて、任意の形状を呈するものであってもよい。また、湾曲部230と湾曲部230を包囲する平坦部240との境界Bもまた、略円形状を呈する必要はなく、任意の形状を呈するものであってもよい。
なお、湾曲部230は、第1の部材100の外縁部110から第1の部材100の中心部Cに向かう基準方向Dに沿って第1の部材100との距離を減少させるように湾曲して延びる部分を有するものであればよく、一部において、第1の部材100と略並行に延びる部分及び/又は基準方向Dに沿って第1の部材100との距離を増加させるように湾曲する部分等を含むものであってもよい。さらに、湾曲部230は、第1の部材100の外縁部110に対向する位置から第1の部材100の中心部Cに対向する位置にまで必ずしも延びる必要はない。
平坦部240は、第1の部材100に対して略並行に延びる平面を有することができる。図2に示された例では、平坦部240のほとんどすべての部分が第1の部材100に対して略並行に延びる形態が示されているが、平坦部240は、第1の部材100に対して傾斜するように延びる部分を含むものであってもよい。
平坦部240は、第1の部材100に対して(すなわち、図1に示した浴槽10の上面16に対して略並行に延びる部分を有するものであるため、浴槽蓋20が浴槽10の上面16に載置されたときに、上面16に対して面接触することができる。この意味において、平坦部240の面積はより大きいことが好ましいが、平坦部240を設けることは必須ではない。
次に、外縁部220は、基部210に連続的に繋がり基部210に対して屈曲した方向に延びるものとすることができる。外縁部220(の端部)は、第1の部材100の外縁部110(の端部)に連続的に結合されている。
図3に示された例では、第2の部材200の外縁部220が、第1の部材100の延設方向に交差する方向に延びる浴槽蓋20の端面を形成している。一般化するならば、第2の部材200の外縁部200及び第1の部材100の外縁部110のうちの少なくとも一方が浴槽蓋20の端面を形成することができる。
図4は、図2に示した浴槽蓋20の端面の形状の具体例を示す断面図である。図4(a)に示すように、浴槽蓋20の端面は、第2の部材200の基部210(又は第1の部材100)に対して略直角に延びる平面により形成されるものであってもよい。また、図4(b)に示すように、浴槽蓋20の端面は、第2の部材200の基部210(又は第1の部材100)に対して略45度の角度だけ傾斜して延びる平面により形成されるものであってもよい。さらにまた、図4(c)に示すように、浴槽蓋20の端面は、略C字状の断面形状を有する曲面により形成されるものであってもよい。
図4(a)〜図4(c)のいずれの例においても、第1の部材100の延設方向に対して交差する方向に延びる浴槽蓋20の端面は、第1の部材100の外縁部110及び第2の部材200の外縁部220のうちの少なくとも一方により形成され得るものである。また、図4(a)〜図4(c)には、浴槽蓋20の端面が平面又は曲面により形成される例が示されているが、浴槽蓋20の端面は、平面と曲面との組み合わせにより形成されるものであってもよい。
以上の構成を有する第2の部材200は、例えば、ポリプロピレン、エンジニアリングプラスチックス、オレフィン系樹脂及びこれらの組み合わせをこれらに限定することなく含む群から選択される材料により形成され得る。なお、第2の部材200は、第1の部材100と同一又は異なる材料により形成されるものであってもよい。
(3)芯材300
図3に戻り、第1の部材100と第2の部材200との間には、これら第1の部材100及び第2の部材200に対向して延びる芯材300が配置されている。芯材300は、第1の部材100に対向する面においてこの第1の部材100に対して溶着され、第2の部材200に対向する面においてこの第2の部材200に対して溶着され得る。
さらに、芯材300は、第2の部材200に対向する面において、この第2の部材200に形成される少なくとも1つの湾曲部の各々(図3では湾曲部230のみ)に沿って湾曲した領域(図3では領域310)を有することができる。一方、芯材300は、第1の部材100に対向する面においては、この第1の部材100が略平坦に延びるように形成されているため、この第1の部材100に沿って平坦に延びる領域320を有することができる。
さらにまた、芯材300は、浴槽蓋20の端面(の内面)と芯材300の端面330との間に空間Gを形成するように形成されるものであってもよい。ここでいう浴槽蓋20の端面は、上述したように、第1の部材100の外縁部110及び第2の部材200の外縁部220のうちの少なくとも一方により形成され得るものである。この空間Gは、浴槽蓋20の端面(の内面)のうち最も外側の部分と芯材300の端面330との間において基準方向Dに沿って約10mmの幅Gを有するものであることが好ましい。この場合、芯材300の端面330は、浴槽蓋20が浴槽10に載置されたときに、浴槽10の開口部12の外側に、すなわち、浴槽10の上面16の上方に位置することが好ましい。このような空間Gは、浴槽蓋20が図4(a)〜図4(c)に示したような端面を有する場合においても同様に形成され得る。
さらにまた、芯材300は、第2の部材200に対向する面(これに代えて、又は、これに加えて、第1の部材100に対向する面)において、好ましくは、第2の部材200の平坦部240に対向する面において、図示しない少なくとも1つの磁石が埋め込まれるようにしてもよい。これにより、浴槽蓋20が図1に示した浴槽10の上に載置されたときに、芯材300に埋め込まれた磁石が、浴槽10の上面16において(好ましくはこの磁石に対応する位置に)配置された磁石に吸引される(又は磁石を吸引する)。したがって、芯材300に埋め込まれた少なくとも1つの磁石と浴槽10の上面16に埋め込まれた少なくとも1つの磁石との組み合わせによって、浴槽蓋20は浴槽10の上面16に着脱自在に固定され得る(浴槽蓋20は、浴槽10の上面16に固定されることにより、反り難くなる)。
なお、浴槽蓋20(芯材300)及び浴槽10の両方に磁石を埋め込む構成に代えて、浴槽蓋20(芯材300)に強磁性体(鉄、ニッケル、コバルト及びフェライト等)を埋め込み、浴槽10に磁石を埋め込む構成、又は、浴槽蓋20(芯材300)に磁石を埋め込み、浴槽10に強磁性体を埋め込む構成を採用することも可能である。
さらにまた、浴槽蓋20(芯材300)及び浴室の壁(図示しない)の両方に磁石を埋め込む構成を採用することも可能である。これに代えて、浴槽蓋20(芯材300)に強磁性体(鉄、ニッケル、コバルト及びフェライト等)を埋め込み、浴室の壁に磁石を埋め込む構成、又は、浴槽蓋20(芯材300)に磁石を埋め込み、浴室の壁に強磁性体を埋め込む構成を採用することも可能である。これにより、浴槽蓋20が浴室の壁に立て掛けられたときに、浴槽蓋20の磁石若しくは強磁性体が浴室の壁に埋め込まれた磁石に吸引されることにより、又は、浴槽蓋20の磁石が浴室の壁に埋め込まれた磁石若しくは強磁性体に吸引されることにより、浴槽蓋20は倒れることなく固定され得る。
以上の構成を有する芯材300は、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン、イソプレンペンテン、メチルペンテン等のオレフィン類の単独重合体又は共重合体であるポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン(発泡ポリプロピレン)、高密度ポリエチレン)、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、エチレン−エチルアクリレート共重合体等のアクリル誘導体、ポリカーボネート、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン−ジエン類等のターポリマー、ABS樹脂、ポリオレフィンオキサイド、ポリアセタール等の熱可塑性樹脂、及び、これらの組み合わせをこれらに限定することなく含む群から選択される材料により形成され得る。
3.浴槽蓋20の作用
次に、上記構成を有する浴槽蓋20が湯を収容した浴槽10と組み合わせて用いられる際における浴槽蓋20の作用について説明する。
図3に例示された浴槽蓋20を参照すると、浴槽蓋20は、第2の部材200を浴槽10の収容部14及び上面16に対向させた状態で、浴槽10の上に載置される。このような位置関係によれば、第1の部材100は、浴室の温度(例えば5℃〜30℃程度)にさらされ、第2の部材200は、浴槽10の収容部14に収容された湯の温度(例えば40℃程度)にさらされる。
このような環境において、第2の部材200は第1の部材100に比べてより高い温度にさらされるため、第2の部材200が熱膨張することにより増加させる体積は、第1の部材100が熱膨張することにより増加させる体積よりも大きくなる。
仮に第2の部材200において湾曲部230が設けられていない場合には、熱膨張した第2の部材200の逃げ道の多くは外縁部220に存する。よって、外縁部220が、第1の部材100の外縁部110を押圧することにより、第1の部材100は、外縁部110が図3の紙面上において下方向に変位する形で、弓状に湾曲させられる可能性がある。
一方、第2の部材200に湾曲部230が設けられている場合には、熱膨張した湾曲部230は、主に、浴槽10の収容部14に近づく方向Dに沿って体積を増加させることができる。すなわち、湾曲部230は、主に方向Dに膨張して退避することができる。これにより、第2の部材200の外縁部220が第1の部材100の外縁部110を押圧する量を抑えることができるので、第1の部材100を弓状に湾曲させるという現象を抑えることができる。
なお、第1の部材100が湾曲する現象をより効果的に抑えるためには、浴槽10の収容部14に収容される湯の温度、浴室の温度、第2の部材200のサイズ及び材料、並びに、第1の部材100のサイズ及び材料等を含む様々な条件を考慮して、湾曲部230の総数、並びに、各湾曲部のサイズ及び湾曲の度合い等を設計することが好ましい。
4.変形例
図2に示された実施形態では、第2の部材200には単一の湾曲部230のみしか設けられていない。これに代えて、第2の部材200には複数の湾曲部を設けることも可能である。
図5は、別の実施形態に係る浴槽蓋20の構成の一例を示す平面図である。図5に例示されるように、第2の部材200には複数の湾曲部が形成されている。
図5に例示された浴槽蓋20の端面は、第1の角500Aと、(第1の角500Aに隣接する)第2の角500Bと、(第2の角500Bに隣接する)第3の角500Cと、(第3の角500Cに隣接する)第4の角500Dと、(第4の角500Dに隣接する)第5の角500Eと、(第5の角500Eに隣接する)第6の角500Fと、を含む。
浴槽蓋20の端面は、第1の角500Aと第2の角500Bとの間に延びる第1の領域510Aと、第2の角500Bと第3の角500Cとの間に延びる第2の領域510Bと、第3の角500Cと第4の角500Dとの間に延びる第3の領域510Cと、第4の角500Dと第5の角500Eとの間に延びる第4の領域510Dと、第5の角500Eと第6の角500Fとの間に延びる第5の領域510Eと、を含む。
第2の部材200は、例えば、第1の領域510Aに沿って延びる第1の湾曲部520と、第2の領域510Bに沿って延びる第2の湾曲部522と、第3の領域510Cに沿って延びる第3の湾曲部524と、第4の領域510Dに沿って延びる第4の湾曲部526と、第5の領域510Eに沿って延びる第5の湾曲部528と、を含むことができる。
図5には示されていないが、第1の湾曲部520、第2の湾曲部522、第3の湾曲部524、第4の湾曲部526、及び、第5の湾曲部528のいずれもが、図3を参照して上述したように、基準方向D(第1の部材100の外縁部110から第1の部材100の中心部Cに向かう方向)に沿って第1の部材100との間の距離を減少させるように延びる。
さらに、各湾曲部は、その周囲を、第1の部材100と略並行に延びる平坦部530により包囲されるように構成され得る。さらにまた、各湾曲部は、平面視略矩形状、平面視多角形状、平面視円形状及び平面視楕円形状等を含む任意の形状に形成され得る。図5に例示された例では、第4の湾曲部526が平面視円形状に形成され、残りの湾曲部が平面視矩形状に形成されている。
図5に例示された実施形態においても、図2に例示された実施形態におけると同様に、熱膨張した各湾曲部は、主に、浴槽10の収容部14に近づく方向D(図3参照)に沿って体積を増加させることができる。すなわち、各湾曲部は、主に方向Dに膨張して退避することができる。これにより、第2の部材200の外縁部220が第1の部材100の外縁部110を押圧する量を抑えることができるので、第1の部材100を弓状に湾曲させるという現象を抑えることができる。
また、上述した様々な実施形態では、第1の部材100の外縁部110(の端部)と第2の部材200の外縁部220(の端部)とが結合される場合について説明した。これに代えて、第1の部材100の外縁部110(の端部)と第2の部材200の外縁部220(の端部)とを直接的には結合させず、第1の部材100の外縁部110(の端部)と第2の部材200の外縁部220(の端部)とを芯材300を挟んだ状態で隔離させ、第1の部材100の外縁部110(の端部)、第2の部材200の外縁部220(の端部)及び芯材300(の端部)のそれぞれを覆いつつ結合する、図示しない保護部材(所謂「エッジプロテクター」)を設けるようにしてもよい。このような保護部材は、環状に延びて浴槽蓋20の端面を形成することができる。
この場合であっても、第2の部材200に形成された各湾曲部は、第2の部材200が第1の部材100に比べてより大きく熱膨張したときに、第1の部材100が弓状に湾曲させられる現象を抑えることができる。具体的には、仮に第2の部材200に湾曲部が形成されていない場合には、第2の部材200の外縁部220が、上記保護部材(エッジプロテクター)及び芯材300を介して、第1の部材100の外縁部110を押圧することにより、第1の部材100が弓状に湾曲させられる可能性がある。ところが、第2の部材200に湾曲部が設けられている場合には、熱膨張した湾曲部は、上述したように、主に方向Dに膨張して退避することができる。これにより、第1の部材100を弓状に湾曲させるという現象を抑えることができる。
5.浴槽蓋20の製造方法
次に、浴槽蓋20の製造方法について簡単に説明する。
上述した様々な実施形態に係る浴槽蓋20は、例えば一体成形を用いて製造することが可能なものである。
まず第1のステップにおいて、略平坦な第1の表面を有する第1のキャビティが形成された第1の金型と、上記第1の表面の外縁部から中心部に向かう基準方向に沿って上記第1の表面との間の距離を減少させるように延びる少なくとも1つの湾曲部を含む第2の表面を有する第2のキャビティが形成された第2の金型と、が対向するように配置される。なお、上記少なくとも1つの湾曲部の各々は、図2及び図5等に例示された各湾曲部の形状に沿った形状を有するものである。
第2のステップにおいて、上記第1の金型と上記第2の金型との間に溶融状態の第1の樹脂シート及び溶融状態の第2の樹脂シートが配置される。第1の樹脂シートは、上記「2(1)」項において述べた第1の部材100の材料により形成されるものであり、第2の樹脂シートは、上記「2(2)」項において述べた第2の部材200の材料により形成されるものである。
第3のステップにおいて、上記第2の金型に対向する溶融状態の上記第2の樹脂シートが上記第2の金型に沿って賦形される。これにより、賦形された上記第2の樹脂シートは、図3等に例示された第2の部材200を形成するものとなる。
第4のステップにおいて、上記第1の金型に対向する溶融状態の上記第1の樹脂シートが上記第1の金型に沿って賦形される。これにより、賦形された上記第2の樹脂シートは、図3等に例示された第1の部材100を形成するものとなる。なお、上記第3のステップの後に第4のステップを実行してもよい。
第5のステップにおいて、一体成形された芯材(すなわち、図3等に例示された形状を有する芯材300)が準備される。この芯材は、賦形された上記第1の樹脂シートと賦形された上記第2の樹脂シートとの間の領域に確実に収容されるように、この領域よりも僅かに小さい形状となるように形成され得る(この結果、完成した浴槽蓋20においては、図3に例示されるように、芯材300と第2の部材200の外縁部220(の内面)との間には、間隙が生ずることがある)。
第6のステップにおいて、上記第1の樹脂シートと上記第2の樹脂シートとの間に芯材300が配置された状態において、上記第1の金型及び上記第2の金型のうちの少なくとも一方を移動させ、上記第1の金型と上記第2の金型とを近接させることにより、上記第1の樹脂シートの端部と前記第2の樹脂シートの端部とが一体化される。この結果、図2及び図3等に例示された浴槽蓋20が形成される。
6.様々な態様
第1の態様に係る浴槽蓋は、略板状に形成された第1の部材と、該第1の部材の外縁部から中心部に向かう基準方向に沿って該第1の部材との間の距離を減少させるように延びる少なくとも1つの湾曲部が形成され、前記第1の部材との間に芯材を挟んで該第1の部材に対向して延びる第2の部材と、を具備するものである。
この態様によれば、第2の部材に形成された少なくとも1つの湾曲部は、熱膨張したときに、基準方向に交差して第1の部材から離れる方向(湾曲をなくす方向)に退避することができるため、第2の部材の外縁部の端部が第1の部材の外縁部の端部を押圧して第1の部材を弓状に反らせる、という現象を抑えることができる。
第2の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様において、前記芯材が前記第1の部材及び前記第2の部材と溶着している、ものである。
この態様によれば、芯材は、第1の部材及び第2の部材に密着することにより、これら第1の部材及び第2の部材を支持して保護することができる。
第3の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様又は上記第2の態様において、前記第1の部材の前記外縁部と前記第2の部材の外縁部とが結合されている、ものである。
この態様によれば、第1の部材の外縁部と第2の部材の外縁部とを結合するための別途の部材を設ける必要がないため、浴槽蓋の質量及び製造コストを抑えることができる。
第4の態様に係る浴槽蓋は、上記第3の態様において、前記第1の部材の前記外縁部及び前記第2の部材の前記外縁部のうちの少なくとも一方が、前記第1の部材の延設方向に対して交差する方向に延びる当該浴槽蓋の端面を形成する、ものである。
第5の態様に係る浴槽蓋は、上記第4の態様において、前記端面が平面及び曲面のうちの少なくとも一方を含む、ものである。
これらの態様によれば、浴槽蓋の端部を第1の部材の外縁部及び第2の外縁部のうちのいずれか一方又は両方により形成してよいため、第1の部材の外縁部と第2の部材の外縁部との結合に関する自由度を増加させることができ、ひいては浴槽蓋の製造に関する自由度を向上させることができる。
第6の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様から上記第5の態様のいずれかにおいて、前記第2の部材が、該第2の部材の外縁部に隣接し、前記第1の部材に対して略並行に延びる平坦な面を含む、ものである。
この態様によれば、浴槽蓋が浴槽に載置されたときに、第2の部材に形成された平坦な面が浴槽の上面に面接触するので、浴槽蓋を安定した状態で浴槽の上に載置することができる。
第7の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様から上記第6の態様のいずれかにおいて、前記少なくとも1つの湾曲部がドーム状に延びる、ものである。
この態様によれば、ドーム状に形成された少なくとも1つの湾曲部は、熱膨張したときに、基準方向に交差して第1の部材から離れる方向(湾曲をなくす方向)に容易かつ効果的に退避することができる。さらには、第2の部材を形成するための金型にドーム状の湾曲部を形成することが容易であるため、ドーム状の少なくとも1つの湾曲部を第2の部材に容易に形成することができる。
第8の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様から上記第7の態様のいずれかにおいて、前記少なくとも1つの湾曲部が、当該浴槽蓋の端面に含まれる第1の角と該第1の角に隣接する第2の角との間の第1の領域に沿って設けられた第1の湾曲部と、前記端面に含まれる前記第2の角と該第2の角に隣接する第3の角との間の第2の領域に沿って設けられた第2の湾曲部と、を含む、ものである。
この態様によれば、第2の部材に複数の湾曲部を効果的かつ容易に形成することができる。
第9の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様から上記第8の態様のいずれかにおいて、前記第1の部材及び前記第2の部材がポリプロピレンにより形成され、前記芯材が発泡ポリプロピレンにより形成される、ものである。
この態様によれば、第1の部材、第2の部材及び芯材が適切な材料により形成されることにより、熱膨張に起因する反りを抑える浴槽蓋を容易にかつ効果的に製造することができる。
第10の態様に係る浴槽蓋は、上記第1の態様から上記第9の態様のいずれかにおいて、前記芯材が、前記第2の部材に対向する面において前記少なくとも1つの湾曲部の各々に沿って湾曲した領域を有する、ものである。
この態様によれば、芯材は、第2の部材の形状に沿った形状を有することにより、確実に第2の部材に当接して第2の部材を支持及び保護することができる。
上述した様々な態様によれば、新規な構成により熱膨張に起因する反りを少なくとも部分的に抑えることが可能な浴槽蓋を提供することができる。
D 基準方向
C 中心部
1 浴槽システム
10 浴槽
12 開口部
14 収容部
16 上面
20、22 浴槽蓋
100 第1の部材
110 外縁部
200 第2の部材
210 基部
220 外縁部
230、520、522、524、526、528 湾曲部
240、530 平坦部
300 芯材
310 湾曲した領域
320 平坦に延びる領域
500A 第1の角
500B 第2の角
500C 第3の角
500D 第4の角
500E 第5の角
500F 第6の角
510A 第1の領域
510B 第2の領域
510C 第3の領域
510D 第4の領域
510E 第5の領域

Claims (10)

  1. 略板状に形成された第1の部材と、
    該第1の部材の外縁部から中心部に向かう基準方向に沿って該第1の部材との間の距離を減少させるように延びる少なくとも1つの湾曲部が形成され、前記第1の部材との間に芯材を挟んで該第1の部材に対向して延びる第2の部材と、
    を具備する浴槽蓋。
  2. 前記芯材が前記第1の部材及び前記第2の部材と溶着している、請求項1に記載の浴槽蓋。
  3. 前記第1の部材の前記外縁部と前記第2の部材の外縁部とが結合されている、請求項1又は請求項2に記載の浴槽蓋。
  4. 前記第1の部材の前記外縁部及び前記第2の部材の前記外縁部のうちの少なくとも一方が、前記第1の部材の延設方向に対して交差する方向に延びる当該浴槽蓋の端面を形成する、請求項3に記載の浴槽蓋。
  5. 前記端面が平面及び曲面のうちの少なくとも一方を含む、請求項4に記載の浴槽蓋。
  6. 前記第2の部材が、該第2の部材の外縁部に隣接し、前記第1の部材に対して略並行に延びる平坦な面を含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載の浴槽蓋。
  7. 前記少なくとも1つの湾曲部がドーム状に延びる、請求項1から請求項6のいずれかに記載の浴槽蓋。
  8. 前記少なくとも1つの湾曲部が、
    当該浴槽蓋の端面に含まれる第1の角と該第1の角に隣接する第2の角との間の第1の領域に沿って設けられた第1の湾曲部と、
    前記端面に含まれる前記第2の角と該第2の角に隣接する第3の角との間の第2の領域に沿って設けられた第2の湾曲部と、
    を含む、請求項1から請求項7のいずれかに記載の浴槽蓋。
  9. 前記第1の部材及び前記第2の部材がポリプロピレンにより形成され、前記芯材が発泡ポリプロピレンにより形成される、請求項1から請求項8のいずれかに記載の浴槽蓋。
  10. 前記芯材が、前記第2の部材に対向する面において前記少なくとも1つの湾曲部の各々に沿って湾曲した領域を有する、請求項1から請求項9のいずれかに記載の浴槽蓋。
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