JP2020195037A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
たとえば、特許文献1には、原稿のサイズの検出は、原稿載置台を挟んで、複数個の発光部と複数個の受光部をそれぞれ対向する位置に配置した原稿サイズ検出センサを備え、各発光部から出力された一部またはすべての光が、原稿載置台に載置された原稿によって遮光され、各受光部における受光の有無を検出することによって行われることが記載されている。
このような原稿サイズ検出機能を有さない画像形成装置では、たとえば、利用者がコピー機能を実行する場合、一般的に、利用者が原稿台に載置してコピーする原稿のサイズを設定入力し、さらに、印刷する用紙のサイズや、倍率や枚数等も設定入力した後に、コピー開始の入力操作をする。
しかし、原稿台に載置する原稿サイズの初期設定値をA4サイズに設定していた場合において、原稿台にA4サイズよりも大きな原稿(たとえばA3サイズの原稿)を載置して読み取らせた場合は、原稿全体を読み取ることができず、一部の画像が欠けてしまうという不具合が発生していた。
しかし、読み取る原稿のサイズが小さくても、最大サイズの原稿を読み取る動作をするために、読み取りに時間がかかり、原稿のない部分も原稿の一部分として読み取られてしまい、さらに、読み取った原稿の画像は、常に最大サイズの印刷用紙に印刷されるので、読み取る原稿のサイズが小さい場合は、印刷用紙に無駄な空白部分が発生し、しかも高い利用料金がかかる場合もある。
前記自動原稿送り装置が、自動原稿送り装置に載置された原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出部を備え、
前記機能選択部によって選択された印刷用紙への印刷を伴わない機能を実行しない場合、前記原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことと、前記原稿台に載置された原稿を前記自動原稿送り装置に置き換えることを要求することを、利用者に報知することを特徴とする。
また、この発明は、以下に示す画像形成装置であるが、原稿台等に載置された原稿を読み取る機能を有する他の情報処理装置、画像読取装置などにも適用可能である。
図1に、この発明の画像形成装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
画像形成装置(以下、MFP:Multifunction Peripheral、複合機とも呼ぶ)1は、画像データを処理する装置であり、たとえば、複写(コピー)機能、印刷機能、原稿読取(スキャン)機能、原稿編集機能、原稿送信(ファックス、FAX)機能、通信機能などを備えた電子機器である。
以下の実施例では、この発明の画像形成装置1は、特に、複写(コピー)機能、原稿読取(スキャン)機能、原稿送信(ファックス、FAX)機能を備えるものとして説明するが、これ以外の機能を備えてもよい。
また、後述する印刷用紙への印刷を伴わない機能には、原稿を読み取るスキャン機能、原稿を送信するファックス機能が含まれるものとする。
また、原稿台41に原稿が載置されたことを検出する機能(原稿有無検出機能)については、原稿台に原稿が載置されていない場合に、コピーや原稿読取が実行されないようにするために、この原稿有無検出機能を有することが好ましい。
自動原稿送り装置42(ADF)は、原稿の片面のみを読み取る装置であってもよく、原稿の両面を読み取る装置(RADF:Reverse Automatic Document Feeder)であってもよい。
また、原稿を原稿台の方に搬送して原稿を読み取る装置や、原稿を移動させ固定された読取センサで原稿の両面を読み取る装置(RSPF:Reversing Single Pass Feeder)であってもよく、読取センサが移動して原稿を読み取る装置であってもよい。
また、自動原稿送り装置ADFは、複数枚の原稿が載置された場合に、ADFに載置された原稿のサイズを検出する機構(後述する原稿サイズ検出部)を有しているものとする。
ここで、原稿有無検出部23は、原稿台に原稿が載置されているか否かを検出するものであり、原稿サイズ検出部21は、自動原稿送り装置42を備えた場合に、自動原稿送り装置42に載置された原稿のサイズを検出するものである。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の画像形成機能、原稿サイズ設定機能などを実行する。
たとえば、文字などの情報の入力や、機能の選択入力をする部分であり、キーボード、マウス、タッチパネルなどが用いられる。
利用者が操作するキーとしては、後述するように、十字選択キー、動作開始キー、機能選択キー、設定キーなどがある。
表示部13には、たとえば、画像形成装置の印刷等に利用する設定項目の設定や、原稿読取機能等を実行するのに必要な情報や、選択した機能の操作画面などが、文字、記号、図形、画像、アイコン、アニメーション、動画等を用いて、表示される。
図2の操作パネル100には、主として、表示部13と、十字選択キー101、動作開始キー102、機能選択キー103、設定キー104などが配置されている。
表示部13には、重ねてタッチパネルが配置され、選択された機能の操作画面130が表示される。操作画面130としては、たとえば、後述する図4に示すような画面が表示される。操作画面130には、原稿のサイズを含む複数の設定項目の現在の設定値などが表示される。
操作画面130に表示された項目の表示領域を選択入力することにより、表示された項目の入力操作が行われる。
動作開始キー102は、選択された機能の動作を開始または停止させるものであり、たとえば、カラーで画像の読み取りを開始させる「カラースタートキー」102a、白黒で画像の読み取りを開始させる「白黒スタートキー」102b、開始した機能の動作を停止させる「ストップキー」102cからなる。
ただし、画像形成装置で利用可能な機能は、これらの3つの機能に限られるものではない。
設定キー104は、画像形成装置を利用するときに必要な各種設定項目の設定内容を変更するためのキーであり、設定キー104を入力することにより、各種設定項目の設定内容を変更することができる操作画面が、表示部13に表示される。
主として、画像入力部14は、所定の画像データを入力する部分であり、画像形成部15は、入力された画像データを印刷等することのできる情報に変換する部分であり、画像出力部16は、形成された印刷情報等を印刷用紙等に出力する部分である。
画像入力部としては、情報が記載された原稿を読み取るスキャナ(読取装置)を用いる。
画像情報を入力する方法は種々の方法があるが、たとえば、画像等が記載された原稿をスキャナで読み取り、原稿の画像データを、記憶部50に記憶する。
入力したい画像情報などの電子データファイルを、USBメモリなどの外部の記憶媒体に保存しておき、USBメモリ等をUSB端子などの入力インタフェースに接続し、操作部12で所定の入力操作を行うことによって、USBメモリ等に保存された所望の電子データファイルを読み出して、記憶部50に、画像データとして記憶してもよい。
現像工程では、トナーカートリッジからトナーを現像装置に補給し、帯電した感光体ドラムの表面に形成された静電潜像が現像され、静電潜像に対応したトナー像が形成される。
感光体ドラムの表面に形成されたトナー像は転写装置によって記録媒体上に転写され、その後、定着装置によって加熱されることにより記録媒体上に定着させられる。
また、画像形成部15は、入力された画像データを転送や表示できる形態の情報に変換する。
ただし、画像データの出力は、印刷に限るものではなく、スキャンされた原稿の画像データの記憶、スキャンされた原稿の画像データのFAX送信なども含まれる。
たとえば、読み取られた原稿の画像データをUSBメモリなどの外部の記憶媒体へ記憶することや、インターネットなどのネットワークを介して他の情報処理装置やサーバへ画像データを送信することも、画像出力に相当する。
主として、原稿台に配置される原稿のサイズを、利用者または管理担当者の入力操作に基づいて設定する。
原稿のサイズの設定は、コピー等の機能を実行する前に行われる。
利用者が画像形成装置を利用する場合、原稿サイズは、その利用者によって設定入力され、原稿サイズ設定部21によって設定された原稿サイズは、後述する原稿サイズ設定情報51として記憶部50に記憶される。
原稿サイズ設定部21によって原稿のサイズの初期値が設定された場合、原稿のサイズの初期値が、後述する原稿サイズ初期情報55として記憶部50に記憶される。
さらに、初期設定時において、原稿のサイズの初期値は、原稿サイズ設定情報51にも記憶される。
原稿サイズデータは、A4とかB4というような通常の定型の原稿サイズに相当する。
原稿サイズの初期値の設定作業は、たとえば、操作パネル100の設定キー104を選択入力することにより行い、原稿サイズの初期値を設定する操作画面を表示させる。
原稿サイズ選択画面を表示した状態で、原稿サイズデータと未設定データのうちいずれかが選択入力された場合、現在の原稿サイズに関する情報を示す原稿サイズ設定情報51に、選択入力された原稿サイズデータまたは未設定データを記憶する。未設定データが選択入力された場合は、未設定データに予め対応付けられている情報を、現在の原稿サイズに関する情報として表示する。
図6(a)の操作画面130では、原稿サイズの設定可能値141を表示し、A4とかB4というような複数の定型の原稿サイズの他に、未設定データに相当する「指定しない」という項目内容も表示する。
たとえば、画像形成装置で利用される原稿サイズとして「A4」が非常に多い場合は、管理担当者は、原稿サイズの初期値を「A4」に設定するために、「A4」の表示領域を選択入力する。
あるいは、原稿サイズの初期値を特定のサイズに設定したくない場合は、原稿のサイズを設定していないことを示すために、「指定しない」の表示領域を選択入力する。
これにより、利用者の意図しない原稿サイズの設定で、コピー等が実行されてしまうことを減らすことができる。
また、利用者が画像形成装置を利用するときに、その利用者が、原稿サイズを設定入力した場合は、入力された原稿サイズの値を、原稿サイズ設定情報51として記憶するものとする。
利用者が原稿サイズを設定入力する操作は、たとえば、後述するような図5に示すような操作画面を表示させて行えばよい。
一方、管理担当者などが原稿サイズを初期設定する操作は、上記したように、図6(a)に示すような操作画面を表示させて行えばよい。
ただし、利用者が原稿サイズを設定入力した場合は、原稿サイズ設定情報51は、利用者が設定入力した値に変更される。
後述するように、原稿サイズ設定情報51は、表示部13の操作画面に表示される原稿サイズの現在設定値に利用される。
したがって、原則として、新たな利用者が、画像形成装置を利用する場合は、原稿サイズ初期情報55に予め記憶されている原稿サイズの初期値が、表示されるものとする。
後述するように、操作画面には、原稿サイズの現在設定値の他に、印刷用紙サイズや倍率など種々の設定項目の現在設定値が表示される。
原稿サイズ表示部22は、操作画面に表示される複数の設定項目のうち、特に、原稿サイズの欄の表示内容を、原稿サイズ設定情報51を利用して表示させる。
たとえば、原稿サイズ設定情報51に、原稿サイズデータである「A4」が記憶されている場合、表示部13の操作画面の原稿サイズの欄に、「A4」を表示させる。
たとえば、操作画面の原稿サイズの欄に、原稿のサイズを設定していないことを示す「指定なし」という文字情報を表示させる。
また、原稿のサイズを設定していないことを意味するアイコンを表示してもよい。
あるいは、原稿サイズ設定情報51に、未設定データに相当する「指定しない」が記憶されている場合は、表示部に表示する原稿のサイズに関する情報として、何も表示しないようにしてもよく、この場合は、操作画面の原稿サイズの欄を空白のままとする。
原稿台は、原稿を載置する台であり、原稿が載置される原稿載置領域を有し、原稿台の上面に、たとえば透明なガラス板からなる原稿載置領域が設けられ、原稿載置領域の上に、原稿用紙を載置する。
また、原稿載置領域の上に載置された原稿用紙を、上方から押さえる部材である原稿カバーが、原稿台に接続され、かつ、開閉可能なように原稿台に取り付けられる。
原稿カバーを完全に閉じることにより、原稿カバーによって原稿載置領域が覆われる。
受光部は、発光部から出射された光を受光する受光素子であり、たとえば、所定の波長の可視光を受光することが可能なフォトダイオード(PD)が利用され、原稿載置領域よりも下方で、原稿台の内部側面に配置される。
すなわち、発光部と受光部とは、原稿載置台を間に挟んだ反対側にそれぞれ配置される。
発光部から出射された光線が、受光部に受光された場合、原稿が載置されていないと判断する。
一方、原稿台に原稿が載置されている場合は、発光部から出射された光線は、原稿によって遮光されるので、受光部に受光されない。そこで、発光部から出射された光線が受光部に受光されなかった場合、原稿が載置されていると判断する。
また、自動原稿送り装置ADFに原稿が載置されたときに、サイズを検出するとともに、原稿が載置されたことも検出する。自動原稿送り装置ADFに原稿が載置されていない場合は、原稿が載置されていないことが検出される。
自動原稿送り装置ADFには、従来から、原稿の載置の有無を検出する機構と、載置された原稿のサイズを検出する機構が備えられているので、この発明でも、その機構を利用して原稿のサイズを検出すればよい。
検出された原稿のサイズは、検出原稿サイズ情報54として記憶される。
これにより、自動原稿送り装置ADFに原稿が載置された場合は、原稿サイズデータや未設定に対応づけられた情報がすでに表示されていたとしても、優先的に、原稿サイズ検出部24によって検出された原稿のサイズが表示される。
たとえば、図2に示したように、画像形成装置1が、コピー機能、原稿読取(スキャン)機能、原稿送信(ファックス)機能を有している場合に、利用者は、機能選択キー103を操作することによって、利用したい機能を選択する。
機能選択キー103によって、機能が選択されると、原則として、その機能に対応した操作画面が表示される。
たとえば、機能選択キー103のコピーキー103cが入力されると、図4(a)に示すようなコピー選択時の操作画面が表示される。
この選択された機能は、原則として、現在設定されている設定項目の設定値に基づいて、実行される。
図2に示したように、たとえば、動作開始キー102のうち、カラースタートキー102aを入力操作することによって、選択された機能の動作が開始される。
たとえば、コピーが選択されている場合において、カラースタートキー102aが入力操作されると、コピー機能に関係する設定項目の現在設定値に基づいて、カラーによる原稿読取と、印刷が実行される。
所定の条件が成立する場合に、選択された機能を実行するとした場合、その条件が成立しない場合は、動作開始キーが入力されたとしても、選択された機能を実行しないようにする。
機能を実行させない場合、後述するような図9などに示す警告表示をしたり、使用可能な操作を案内する操作要求表示をしたりして、利用者に、次に取るべき操作を報知する。
さらに、機能選択部25によって選択された印刷用紙への印刷を伴わない機能を実行しない場合、原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことに加え、原稿台に載置された原稿を自動原稿送り装置に置き換えることを要求することを、利用者に報知してもよい。
あるいは、音声を出力する音声出力部を備えて、原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことを示す音声を、音声出力部から出力するようにしてもよい。
利用者がこの操作要求表示を見て、プレ印刷を選択入力した場合は、たとえば、最大原稿サイズで原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データを、所定の用紙へ印刷する。
また、原稿サイズの現在設定値に、利用者が自ら設定したサイズが設定されている場合は、原稿の一部分が欠けた状態で読み取られる可能性は低いと考えられるが、利用者の設定した原稿サイズが間違っている場合もあるので、プレ印刷で読取結果を事前に確認できるという観点で、プレ印刷を行うべきか否かを問い合わせてもよい。
利用者が、原稿サイズを設定入力することを選択した場合は、原稿サイズを設定入力するための画面に切り替えればよい。
この場合、試行印刷(プレ印刷)を行うか否かを問い合わせる表示をした後、利用者が、試行印刷(プレ印刷)を行うことを意味する入力をするか、あるいは、原稿サイズを設定入力することを意味する入力をすればよい。
利用者は、読み取られた原稿の画像データが印刷された結果を確認して、その印刷結果が、承認できるものか否かを判断する。
記憶部50には、たとえば、原稿サイズ設定情報51、選択用紙情報52、原稿サイズ表示情報53、検出原稿サイズ情報54、原稿サイズ初期情報55などが記憶される。
図3に、記憶部50に記憶される情報の一実施例の説明図を示す。
主として、原稿サイズ設定情報51には、原稿の大きさが予め規定されている原稿サイズデータ、または、原稿のサイズを設定していないことを示す未設定データが記憶される。
たとえば、原稿サイズ設定情報51には、原稿台に載置された所定の機能を実行する対象である原稿の実際のサイズを示す情報(原稿サイズデータ)が設定記憶され、原則として、原稿サイズ設定情報51(GS)に設定された値が、機能選択時の操作画面に、現在設定値として表示される。
利用者によって設定入力された原稿サイズは、原稿サイズ設定情報51(GS)に記憶される。ただし、画像形成装置の初期状態など、原稿サイズが利用者によって設定入力されない場合は、原稿サイズ初期情報55に予め設定された情報と同じ情報が、原稿サイズ設定情報51に記憶される。
たとえば、「A4」、「B4」というような定型サイズが記憶される。
また、原稿サイズ初期情報55に予め「指定しない」(NGとも呼ぶ)が設定されていた場合において、原稿サイズが利用者によって設定入力されていない状態では、原稿サイズ設定情報51に、「指定しない」(NG)が記憶される。
原稿サイズ設定情報51の設定値例は、これらに限るものではない。
たとえば、画像形成装置に収納された印刷用紙のうち、実際に利用する印刷用紙のサイズが、利用者によって設定入力され、選択用紙情報52(PA)に記憶される。
図3(b)に、選択用紙情報52の一実施例の説明図を示す。
たとえば、画像形成装置に定型サイズの印刷用紙が収納されている場合は、「A4」、「B5」というような定型サイズが記憶される。
たとえば、利用者がコピー機能を利用するときに、印刷用紙を設定する場合、所定の入力操作を行うことによって、図6(b)に示すような印刷用紙設定用の操作画面130を、表示部13に表示させる。
印刷用紙設定用の操作画面130には、画像形成装置で利用可能な印刷用紙の一覧(印刷用紙設定可能値)142が表示されている。
利用者は、表示された印刷用紙の一覧(印刷用紙設定可能値)142の中から、利用したい印刷用紙を選択入力する。操作部がタッチパネルの場合、所望の印刷用紙が表示されている領域を選択入力すればよい。
これにより、選択入力された印刷用紙が、選択用紙情報52(PA)に記憶される。
あるいは、画像形成装置に収納された印刷用紙のサイズが複数ある場合は、複数の印刷用紙のうち、いずれかの印刷用紙のサイズを、自動的に、または管理担当者によって、選択用紙情報52に予め設定してもよい。
原稿サイズ表示情報53は、管理担当者などによって、画像形成装置を稼働させる前に、予め設定される。
原稿サイズ設定情報51に、「A4」というような定型サイズが設定されている場合は、その設定された定型サイズを、操作画面の原稿サイズ欄にそのまま表示すればよい。
ただし、原稿サイズ設定情報51に「指定しない」(NG)が設定されていた場合は、この原稿サイズ表示情報53(GH)の内容にしたがって、操作画面の原稿サイズ欄に所定の表示を行う。
図3(c)では、3つの設定値例を示している。
たとえば、原稿サイズ表示情報53(GH)が、「無し」の場合、後述する図4(b)に示すように、操作画面の原稿サイズの現在設定値の欄には、何も表示しないことを意味する。
原稿サイズ表示情報53(GH)が、「アイコン」の場合、後述する図4(c-2)に示すように、操作画面の原稿サイズの現在設定値の欄に、現在の原稿サイズが「指定しない」(NG)であることを意味するアイコンを表示する。
原稿サイズ表示情報53(GH)が、「文字」の場合、後述する図4(c-1)に示すように、操作画面の原稿サイズの現在設定値の欄に、現在の原稿サイズが「指定しない」(NG)であることを意味する「指定なし」という文字情報を表示する。
図3(d)に、原稿サイズ表示情報53(AS)の一実施例の説明図を示す。
自動原稿送り装置ADFに定型サイズの原稿が載置されている場合は、図3(d)の設定値例のように、原稿サイズ表示情報53(AS)に、「A4」、「B5」というような値が記憶される。
原稿サイズ初期情報55にも、原稿の大きさが予め規定されている原稿サイズデータ、または、原稿のサイズを設定していないことを示す未設定データが記憶される。
図3(e)に、原稿サイズ初期情報55(GI)の一実施例の説明図を示す。
原稿サイズ初期情報55(GI)としては、原稿サイズ設定情報51の設定値例と同様に、「A4」、「B5」というような定型サイズ、あるいは、「指定しない」(NG)ことを意味する情報が初期設定される。
上記したように、原稿サイズ初期情報55(GI)が初期設定されると、利用者によって原稿サイズ設定情報51が設定されない状態では、原稿サイズ初期情報55(GI)に設定された内容が、原稿サイズ設定情報51にも記憶される。
(実施形態1)
ここでは、画像形成装置の機能のうち、コピー機能が選択された場合の原稿サイズの設定および表示について説明する。
図2に示す機能選択キー103のうち、コピーキー103cを選択入力することにより、コピー機能が実行できる状態となり、コピー選択時の操作画面が表示部13に表示される。
その後必要に応じて、利用者によって、設定項目の設定や変更の入力が行われ、動作開始キー102(カラースタート102a、あるいは、白黒スタート102b)が選択入力されることによって、コピーが実行される。
図4(a)のコピー選択時の操作画面130では、コピー機能に関係する設定項目の現在設定値131と、設定項目選択132とを表示している。
図4(a)では、現在設定値131として、コピー機能に関係する代表的な4つの設定項目(原稿サイズ、印刷用紙サイズ、濃度、倍率)を表示しているが、設定項目はこの4つに限るものではない。
利用者は、表示された現在設定値131を確認することにより、コピーが実行される場合の現在の条件を知ることができる。
たとえば、原稿サイズ設定情報51に「A4」が記憶されている場合、図4(a)に示すように、現在設定値131の原稿サイズは「A4」となっている。
すなわち、原稿サイズ設定情報51が「指定しない」であるので、現在設定値131の原稿サイズの欄には、何も表示していない。
この場合、現在設定値131の原稿サイズの欄に何も表示していないことで、現在、原稿サイズが設定されていないことを示しており、原稿サイズを設定する必要があることを意味する。
すなわち、原稿サイズ設定情報51に、「指定しない」のような未設定データが設定されている場合、原稿サイズ表示部22が、表示部13に、原稿のサイズを設定していないことを示す文字情報、あるいは、原稿のサイズを設定していないことを意味するアイコン、図形、および画像のうちいずれかの情報を表示するか、または、文字情報、アイコン、図形、および画像のうちいずれか2つ以上の情報を組み合わせた情報を、現在の原稿のサイズに関する情報として表示してもよい。
図4(c-1)のように、原稿サイズの欄に、「指定なし」という文字情報を表示してもよく、また、図4(c-2)のように、原稿サイズの欄に、「???」のような記号と、原稿の形状を意図した図形を組み合わせたアイコンを表示してもよい。
この他にも、原稿サイズを設定する必要があることを利用者に知らせるために、原稿サイズの欄が目立つように、原稿サイズの欄の色を赤色等の目立つ色に変更したり、原稿サイズの欄を点滅表示したりしてもよい。
さらに、原稿サイズを設定する必要があることを報知するための専用のLEDを備え、このLEDを点灯または点滅してもよい。
また、原稿サイズ欄を、選択設定されるまで拡大縮小を繰り返すアニメーションのような表示をしてもよい。
図4(a)では、利用者が変更可能な代表的な4つの設定項目(原稿サイズ選択、印刷用紙選択、ソート設定、倍率設定)を表示しているが、設定変更できる設定項目はこの4つに限るものではない。この表示された設定項目のいずれかの表示領域を選択入力することにより、選択された設定項目の内容を変更する。
また、図4(b)のように、現在設定値131の欄に何も表示していない場合、原稿サイズを設定する必要があるので、同様に、設定項目選択132のうち、「原稿サイズ選択」の表示領域を選択入力することによって、原稿サイズを設定できる状態となる。
図5(a)は、図4(b)と同様に、原稿サイズ設定情報51に「指定しない」が記憶されている場合の原稿サイズの欄の表示例であり、原稿サイズの欄に「指定なし」が表示されている場合を示している。
図5(a)において、設定項目選択132のうち、「原稿サイズ選択」の表示領域を選択入力することによって、原稿サイズを設定入力できる状態となり、たとえば、図5(b)または図5(c)に示すような操作画面130が表示される。
図5(b)の場合、操作画面130に表示された「AB系設定可能サイズ」133に表示されている複数のAB系原稿サイズのうち、所望のAB系原稿サイズを選択入力することにより、原稿サイズを設定する。
図5(c)の場合、同様に、操作画面130に表示された「インチ系設定可能サイズ」133に表示されている複数のインチ系原稿サイズのうち、所望のインチ系原稿サイズを選択入力することにより、原稿サイズを設定する。
図5(b)のAB系原稿サイズの操作画面と、図5(c)のインチ系原稿サイズの操作画面とは、たとえば、十字選択キー101を利用することにより、切り替えればよい。
ここでは、画像形成装置の機能のうち、原稿読取機能(スキャン機能)が選択された場合の原稿サイズの設定および表示について説明する。
図2に示す機能選択キー103のうち、スキャンキー103bを選択入力することにより、スキャン機能が実行できる状態となり、スキャン選択時の操作画面が表示部13に表示される。
その後必要に応じて、利用者によって、設定項目の設定や変更の入力が行われ、動作開始キー102(カラースタート102a、あるいは、白黒スタート102b)が選択入力されることによって、スキャンが実行される。
図7(a)と図7(b)のスキャン選択時の操作画面130では、スキャン機能に関係する設定項目の現在設定値131と、設定項目選択132とを表示している。
図7(a)と図7(b)では、現在設定値131として、スキャン機能に関係する代表的な4つの設定項目(原稿サイズ、解像度、記録フォーマット、カラー/白黒)を表示しているが、設定項目はこの4つに限るものではない。
利用者は、表示された現在設定値131を確認することにより、スキャンが実行される場合の現在の条件を知ることができる。
たとえば、原稿サイズ設定情報51に「A4」が記憶されている場合、図7(a)に示すように、現在設定値131の原稿サイズには「A4」が表示され、原稿サイズ設定情報51に「指定しない」が記憶されている場合、図7(b)に示すように、現在設定値131の原稿サイズには、何も表示されない。
たとえば、図7(c-1)のように、原稿サイズの欄に、「指定なし」という文字情報を表示してもよく、また、図7(c-2)のように、原稿サイズの欄に、「???」を含むアイコンを表示してもよい。
図7では、利用者が変更可能な代表的な4つの設定項目(原稿サイズ選択、解像度選択、記録フォーマット設定、カラー/白黒設定)を表示しているが、設定変更できる設定項目はこの4つに限るものではない。この表示された設定項目のいずれかの表示領域を選択入力することにより、選択された設定項目の内容を変更する。
上記したように、スキャン機能など、印刷用紙への印刷を伴わない機能を実行する場合において、原稿サイズが「指定しない」に設定されている場合、意図しない原稿の一部の画像が欠けたような読取が行われないようにするために、原稿が原稿台に載置された場合は、原稿台を使用した原稿の読取を禁止する表示をする。
また、ADFでは、自動的に原稿のサイズを検出することができるので、ADFを利用すべきことや、原稿をADFに置き換えることを要求する表示をしてもよい。
警告表示135では、「原稿台は使えません。ADFに、原稿を置き直してください。」という表示をして、原稿台を使用した原稿の読取を禁止することと、ADFを利用して原稿の読取をすべきことを、利用者に報知している。
また、警告表示は、上記した2つの表示に限るものではなく、他の表示をしてもよい。
たとえば、画像形成装置の原稿台とADFの概略構成図を表示して、原稿を、原稿台からADFに移動させることがわかるように、原稿台にある原稿がADFの方に飛びADFに収容されるようなアニメーション動画を表示してもよい。
さらに、警告表示の他に、表示した内容を音声で報知してもよい。
上記したように、スキャン選択時に、ADFが備えられていない場合や、ADFが使用できない場合においては、試行印刷(プレ印刷)をする場合がある。
試行印刷(プレ印刷)をするために必要な警告表示などを、図9に示している。
図9(a)では、スキャン機能が選択された時の操作画面であって、ADFが使用できない場合に表示される警告表示135を示している。
この警告表示135では、「ADFは、使えません。原稿台に、原稿を置き直してください。」という表示をして、ADFを使用した原稿の読取ができないことと、原稿台を利用して原稿の読取をすべきことを、利用者に報知している。
ここでは、3つの選択項目のうち、いずれかを選択入力することを要求する操作要求表示136を示している。
図9(b)において、「手動入力」は、利用者が自ら原稿サイズを入力する場合に選択する領域であり、「プレ印刷」は、試しにスキャンした結果を用紙に印刷するための入力をする場合に選択する領域であり、「戻る」は、たとえば、機能選択状態に戻る場合に選択する領域である。
利用者が、図9(b)の表示を見て、たとえば、「手動入力」を選択入力すると、図7に示したような操作画面が表示される。
あるいは、利用者が、図9(b)の表示を見て、「プレ印刷」を選択入力すると、原稿台に載置された原稿の読取が実行され、さらに、読取結果の画像データが、印刷用紙に印刷される。
ここでは、プレ印刷によって印刷された画像データの確認と、印刷結果を承認する入力操作または原稿サイズの変更入力操作が要求される。
また、図9(c)では、利用者に対する説明文として、「プレ印刷された画像を確認してください。原稿サイズに問題なければ「OK」を入力してください。原稿サイズを変更する場合は、「手動入力」を入力してください。」という操作説明を表示している。
あるいは、利用者が、図9(c)の表示を見て、「OK」を選択入力すると、原稿台に載置された原稿の読取を開始できる状態となり、動作開始キー102を入力することにより、原稿台に載置された原稿のスキャンが開始される。
ここでは、画像形成装置の機能のうち、原稿送信機能(ファックス機能)が選択された場合の原稿サイズの設定および表示について説明する。
図2に示す機能選択キー103のうち、ファックスキー103aを選択入力することにより、ファックス機能が実行できる状態となり、ファックス選択時の操作画面が表示部13に表示される。
その後必要に応じて、利用者によって、設定項目の設定や変更の入力が行われ、動作開始キー102(カラースタート102a、あるいは、白黒スタート102b)が選択入力されることによって、ファックスが実行される。
図10(a)と図10(b)のファックス選択時の操作画面130では、ファックス機能に関係する設定項目の現在設定値131と、設定項目選択132とを表示している。
図10(a)と図10(b)では、現在設定値131として、ファックス機能に関係する代表的な4つの設定項目(原稿サイズ、画質濃度、宛先、普通字/写真)を表示しているが、設定項目はこの4つに限るものではない。
利用者は、表示された現在設定値131を確認することにより、ファックスが実行される場合の現在の条件を知ることができる。
たとえば、原稿サイズ設定情報51に「A4」が記憶されている場合、図10(a)に示すように、現在設定値131の原稿サイズには「A4」が表示され、原稿サイズ設定情報51に「指定しない」が記憶されている場合、図10(b)に示すように、現在設定値131の原稿サイズには、何も表示されない。
たとえば、図10(c-1)のように、原稿サイズの欄に、「指定なし」という文字情報を表示してもよく、また、図10(c-2)のように、原稿サイズの欄に、「???」を含むアイコンを表示してもよい。
図10では、利用者が変更可能な代表的な4つの設定項目(原稿サイズ選択、画質濃度選択、宛先選択、普通字/写真設定)を表示しているが、設定変更できる設定項目はこの4つに限るものではない。この表示された設定項目のいずれかの表示領域を選択入力することにより、選択された設定項目の内容を変更する。
上記したように、ファックス機能など、用紙への印刷を伴わない機能を実行する場合において、原稿サイズが「指定しない」に設定されている場合、意図しない原稿の一部の画像が欠けたような読取が行われないようにするために、原稿が原稿台に載置された場合は、原稿台を使用した原稿の読取を禁止する表示をする。
また、ADFでは、自動的に原稿のサイズを検出することができるので、ADFを利用すべきことや、原稿をADFに置き換えることを要求する表示をしてもよい。
また、警告表示は、上記した2つの表示に限るものではなく、他の表示をしてもよい。
たとえば、画像形成装置の原稿台とADFの概略構成図を表示して、原稿を、原稿台からADFに移動させることがわかるように、アニメーション動画を表示してもよい。
さらに、警告表示の他に、表示した内容を音声で報知してもよい。
上記したように、ファックス選択時も、スキャン選択時と同様に、ADFが備えられていない場合や、ADFが使用できない場合においては、試行印刷(プレ印刷)をすることが好ましい場合がある。試行印刷(プレ印刷)をするために必要な警告表示などを、図12に示している。
この警告表示135では、図9(a)と同様に、「ADFは、使えません。原稿台に、原稿を置き直してください。」という表示をして、ADFを使用した原稿の読取ができないことと、原稿台を利用して原稿の読取をすべきことを、利用者に報知している。
ここでは、図9(b)と同様に、3つの選択項目のうち、いずれかを選択入力することを要求する操作要求表示136を示している。
図12(b)において、「手動入力」は、利用者が自ら原稿サイズを入力する場合に選択する領域であり、「プレ印刷」は、試しにスキャンした結果を用紙に印刷するための入力をする場合に選択する領域であり、「戻る」は、たとえば、機能選択状態に戻る場合に選択する領域である。
利用者が、図12(b)の表示を見て、たとえば、「手動入力」を選択入力すると、図10に示したような操作画面が表示される。
あるいは、利用者が、図12(b)の表示を見て、「プレ印刷」を選択入力すると、原稿台に載置された原稿の読取が実行され、さらに、読取結果の画像データが、印刷用紙に印刷される。
ここでは、プレ印刷によって印刷された画像データの確認と、印刷結果を承認する入力操作または原稿サイズの変更入力操作が要求される。
また、図12(c)では、利用者に対する説明文として、「プレ印刷された画像を確認してください。原稿サイズに問題なければ「OK」を入力してください。原稿サイズを変更する場合は、「手動入力」を入力してください。」という操作説明を表示している。
あるいは、利用者が、図12(c)の表示を見て、「OK」を選択入力すると、原稿台に載置された原稿のファックス送信を開始できる状態となり、動作開始キー102を入力することにより、原稿台に載置された原稿のファックス送信が開始される。
図13に、原稿サイズ初期設定処理の一実施例のフローチャートを示す。
原稿サイズの初期設定は、上記したように、画像形成装置の管理担当者によって行われる。
また、設定された原稿サイズの初期設定値は、原稿サイズ初期情報55に記憶される。
図13のステップS1において、画像形成装置の初期設定を要求する入力がされたか否かをチェックする。
ステップS2において、初期設定を要求する入力がされた場合は、ステップS3に進み、そうでない場合は、ステップS1に戻る。
初期設定項目としては、画像形成装置で実行されるあらゆる機能に対する設定項目があり、たとえば、原稿サイズ、印刷用紙サイズ、濃度、倍率、記録フォーマット、宛先、用紙種類(普通紙、厚紙1、色紙、コート紙)などが、選択可能に一覧表示される。
ここで、原稿サイズが選択入力されると、原稿サイズの初期設定が行えるようになる。
ステップS5において、原稿サイズ以外の設定項目が選択されたので、その他の選択項目の初期設定処理を行い、ステップS3に戻るか、あるいは、処理を終了する。
たとえば、印刷用紙サイズが選択入力された場合は、印刷に利用する用紙のサイズが初期設定される。
たとえば、図6(a)に示したような選択画面を表示させる。
管理担当者は、この選択画面を見て、所望の原稿サイズまたは「指定しない(NG)」を選択入力する。
ステップS7において、原稿サイズの初期設定値が選択入力されたか否かをチェックする。
ステップS8において、原稿サイズの初期設定値が選択入力された場合は、ステップS9に進み、そうでない場合は、ステップS7に戻る。
また、画像形成装置の初期状態においては、さらに、選択された原稿サイズの初期設定値を、原稿サイズ設定情報GS51に記憶する。
ステップS10において、初期設定を終了する入力があったか否かをチェックし、初期設定を終了する入力があった場合は、処理を終了し、そうでない場合は、ステップS3に戻る。
ただし、利用者が原稿サイズを設定等する操作画面では、原稿サイズを特定のものに決定するために行う操作なので、画像形成装置で利用できる定型の原稿サイズが一覧表示されるが、「指定しない(NG)」という選択項目は表示しない。
ここでは、原稿台に載置された原稿のコピーを実行する場合について説明する。
すでに、利用者によって、コピーする原稿が、原稿台に載置されているものとする。
図14に、コピー機能が選択された場合の処理の一実施例のフローチャートを示す。
図15に、図14における設定項目の内容の設定処理の一実施例のフローチャートを示す。
また、図16に、自動原稿送り装置を備えた画像形成装置において、コピー機能が選択された場合の処理の一実施例のフローチャートを示す。
ステップS22において、コピーの選択入力がされた場合は、ステップS23に進み、そうでない場合は、ステップS21に戻る。
ステップS23において、記憶部50から、原稿サイズ設定情報GS51を、読み出す。
ステップS24において、原稿サイズ設定情報GS51の原稿サイズが、「指定しない(NG)」である場合は、ステップS25に進み、そうでない場合は、ステップS26に進む。
たとえば、図3(c)に示すように、原稿サイズ表示情報GH53に「無し」が設定されていた場合は、原稿サイズを表示する欄には、何も表示しないように設定する。
あるいは、原稿サイズ表示情報GH53に「アイコン」が設定されていた場合は、原稿サイズを表示する欄に、所定のアイコンを表示するように設定し、原稿サイズ表示情報GH53に「文字」が設定されていた場合は、原稿サイズを表示する欄に、たとえば、「指定なし」の文字を表示するように設定する。
たとえば、図4(a)や図4(b)に示したような操作画面を表示する。
利用者は、コピー時の操作画面に表示された現在設定値を見て、コピーに関係する設定項目の中に、設定を変更すべきものがあるか否かを確認する。
たとえば、現在設定値の原稿サイズの欄に、何も表示されていない場合や、「指定なし」が表示されている場合は、原稿サイズを設定する必要があることを確認し、原稿サイズの内容を設定する操作すればよい。
たとえば、図4(a)に示した設定項目選択132の中で、いずれかの項目が選択入力されたか否かをチェックする。
ステップS28において、設定項目の選択入力があった場合は、ステップS29に進み、そうでない場合は、ステップS30に進む。
たとえば、図5(a)のように、設定項目選択132のうち、原稿サイズが選択入力された場合は、図5(b)または図5(c)の操作画面を表示させて、原稿サイズの内容を設定する。ステップS29の詳細フローの例を、後述する図15に示す。
設定項目の内容を設定する処理をした後、ステップS26に戻る。
ステップS31において、原稿サイズ設定情報GS51の原稿サイズが、「指定しない(NG)」である場合は、ステップS32に進み、そうでない場合は、ステップS34に進む。
ステップS33において、コピーを実行する。
ここでは、原稿台に載置された原稿を、原稿サイズ設定情報GS51に設定されたサイズの原稿として読み取り、読み取った原稿データを、選択用紙情報(印刷用紙サイズ)PA52に設定された印刷用紙に印刷して出力する。その後、処理を終了する。
この場合、利用者が自ら設定しまたは確認した印刷用紙サイズと同じ大きさの原稿サイズで原稿が読み取られ、その印刷用紙サイズの印刷用紙で、コピーが実行される。
ここでも、原稿台に載置された原稿を、原稿サイズ設定情報GS51に設定されたサイズの原稿として読み取り、読み取った原稿データを、選択用紙情報(印刷用紙サイズ)PA52に設定された印刷用紙に印刷して出力する。その後、処理を終了する。
この場合、利用者が自ら設定しまたは確認した原稿サイズと、利用者が自ら設定しまたは確認した印刷用紙サイズで、コピーが実行される。
図15のステップS51において、選択された設定項目の設定画面を表示する。
ステップS52において、表示された設定項目のうち、設定項目の内容を指定する入力、あるいは変更する入力の有無をチェックする。
ステップS53において、設定項目の内容を指定する入力等があれば、ステップS54に進み、そうでない場合は、ステップS52に戻る。
ステップS54において、指定された内容を、設定項目の内容として記憶し、表示する。
ステップS55において、設定項目の指定を終了する入力があれば、処理を終了し、なければステップS52に戻る。
ただし、図14と同じ処理をするステップには、同じ番号を付与する。
図16のステップS21とステップS22では、図14と同様に、コピー機能が選択されたか否かをチェックし、コピー機能が選択された場合に、ステップS71に進む。
一方、原稿台に原稿が載置されていないことを検出した場合は、ステップS72に進む。
ステップS76において、表示部13に、「原稿を原稿台またはADFに載置してください」を表示し、ステップS71に戻る。
ステップS74において、検出した原稿サイズを、検出原稿サイズ情報AS54に、記憶する。
ステップS75において、検出原稿サイズ情報AS54を、原稿サイズ設定情報GS51に設定し、ADFに載置された原稿のサイズを確定する。
ADFに原稿が載置されている場合は、原稿サイズ設定情報GS51に、すでに特定の原稿が記憶されていた場合と「指定しない」が記憶されていた場合のどちらも、ADFによって検出された原稿サイズ(検出原稿サイズ情報AS54)を、原稿サイズ設定情報GS51に設定する。これによって、ADFによって検出され確定した原稿サイズが、原稿サイズの欄に優先的に表示される。
ステップS26以降の処理は、図14に示した処理と同様なので、説明を省略する。
このように、たとえ、当初、原稿サイズ設定情報GS51に「指定しない」が設定されていたとしても、ADFに原稿が載置された場合は、ADFで自動検出された原稿サイズが、現在の原稿サイズに設定されて、原稿の読み取りやコピーが実行される。
ここでは、原稿台に載置された原稿の読取(スキャン)を実行する場合について説明する。
読み取る原稿がADFに載置された場合は、ADFで自動的にスキャンを行なって、読み取った画像データを記憶する。
一方、原稿台に原稿を載置した場合において、原稿サイズに特定の定型サイズが設定されている場合は、その設定された原稿サイズでスキャンを実行するが、原稿サイズが「指定しない」に設定されている場合は、原稿の読取(スキャン)を禁止する。
たとえば、原稿送信(ファックス)機能が選択された場合も、スキャンをファックスに読み替えて、ほぼ同様の処理を行うことができる。
図17のステップS101において、スキャンの選択入力がされたか否かをチェックする。
ステップS102において、スキャンの選択入力がされた場合は、ステップS103に進み、そうでない場合は、ステップS101に戻る。
ステップS103において、原稿の有無をチェックする。
すなわち、原稿有無検出部23によって、原稿台に原稿があるかないかをチェックし、原稿サイズ検出部24によって、ADFに原稿があるかないかをチェックする。
ステップS111において、原稿台に原稿があることを検出した場合は、ステップS113に進み、そうでない場合は、ステップS112に進む。
ステップS112において、「原稿を原稿台またはADFに載置してください」を表示して、ステップS103に戻る。
たとえば、図7(a)のようなスキャン時の操作画面を表示する。
ステップS106において、スキャンした画像データを記憶する場所や記録フォーマットなどの設定項目について、必要ならば設定入力する。
たとえば、PDFで画像データを記録したい場合は、記録フォーマットとして、PDFを設定入力し、画像データを外部のUSBメモリに記憶する場合は、画像データを記憶する場所を、外部のUSBメモリに設定入力する。
ステップS108において、スキャン開始を意味する入力がされた場合は、ステップS109に進み、そうでない場合は、ステップS107に戻る。
ADFに原稿が載置されている場合は、載置された原稿のサイズを検出し、検出したサイズで原稿を自動的に読み取る。
一方、後述するステップS114からステップS105に進んだ場合は、原稿が原稿台に載置され、原稿サイズも設定されているので、その設定された原稿サイズで原稿を読み取る。
ステップS110において、読み取った画像データを取得して、記憶部50に一時記憶し、さらに、上記で設定された記憶場所に、読み取った画像データを記憶する。その後、処理を終了する。
ステップS114において、原稿サイズ設定情報GS51の原稿サイズが、「指定しない(NG)」である場合は、ステップS115に進む。そうでない場合は、原稿サイズに定型の原稿サイズなどのサイズがすでに設定されているので、ステップS105に進む。
たとえば、図8(a)や図8(b)のように、文字を利用した表示をする。
あるいは、その他に、アイコン、アニメーションなどを利用した表示をしてもよい。
ステップS116において、ADFに原稿があることを検出した場合は、ステップS105に進み、そうでない場合は、ステップS115に戻る。
これにより、原稿台に原稿がある間は、スキャン機能の実行が禁止され、原稿が原稿台からADFに置き換えられた場合に、スキャン機能が実行される。
また、スキャン機能の実行を禁止している状態で、原稿台が使用不可であることや、ADFを使用することを要求する表示をするので、利用者は、その表示にしたがって、原稿をADFに置き換える操作をすることにより、スキャン機能を実行できるようになり、利用者の操作負担も軽減できる。
ここでは、原稿台に載置された原稿のファックスによる送信を実行する場合について説明する。
送信する原稿がADFに載置された場合は、ADFで自動的に原稿を読み取って、読み取った画像データを、所定の宛先にファックス送信する。
一方、原稿台に原稿を載置した場合において、原稿サイズに特定の定型サイズが設定されている場合は、その設定された原稿サイズで読み取ってファックス送信を実行するが、原稿サイズが「指定しない」に設定されている場合は、原稿の送信(ファックス)を禁止する。
なお、ADFを利用できない場合においても、原稿台に載置された原稿のサイズがすでに設定入力されている場合は、プレ印刷を行わずに、原稿台に載置された原稿を読み取ってファックス送信してもよい。
たとえば、原稿読取(スキャン)機能が選択された場合も、ファックスをスキャンに読み替えて、ほぼ同様の処理を行うことができる。
図19は、図18において、ADFの利用ができない場合に続く処理の一実施例のフローチャートである。
図20は、図19において、プレ印刷が選択入力された場合に続く処理の一実施例のフローチャートである。
ステップS132において、ファックスの選択入力がされた場合は、ステップS133に進み、そうでない場合は、ステップS131に戻る。
ステップS133において、ADFが利用可能か否かをチェックし、利用できる場合は、ステップS134に進み、利用できない場合は、図19のステップS151に進む、
すなわち、ステップS103と同様に、原稿有無検出部23によって、原稿台に原稿があるかないかをチェックし、原稿サイズ検出部24によって、ADFに原稿があるかないかをチェックする。
ステップS141において、原稿台に原稿があることを検出した場合は、ステップS143に進み、そうでない場合は、ステップS142に進む。
ステップS142において、「原稿を原稿台またはADFに載置してください」を表示して、ステップS134に戻る。
たとえば、図10(a)のようなファックス時の操作画面を表示する。
ステップS137において、ファックスする画像データを送信する宛先や画質濃度などの設定項目について、必要ならば設定入力する。
ステップS139において、ファックス開始を意味する入力がされた場合は、ステップS140に進み、そうでない場合は、ステップS138に戻る。
原稿を読み取って送信する画像データを取得し、設定した宛先に、取得した画像データをファックス送信する。
ADFに原稿が載置されている場合は、載置された原稿のサイズを検出し、検出したサイズで原稿を自動的に読み取り、その画像データを宛先に送信する。
一方、後述するステップS144からステップS136に進んだ場合は、原稿が原稿台に載置され、原稿サイズも設定されているので、その設定された原稿サイズで原稿を読み取る。
その後、処理を終了する。
ステップS144において、原稿サイズ設定情報GS51の原稿サイズが、「指定しない(NG)」である場合は、ステップS145に進む。そうでない場合は、原稿サイズに定型の原稿サイズなどのサイズがすでに設定されているので、ステップS136に進む。
たとえば、図11(a)や図11(b)のように、文字を利用した表示をする。
あるいは、その他に、アイコン、アニメーションなどを利用した表示をしてもよい。
ステップS146において、ADFに原稿があることを検出した場合は、ステップS136に進み、そうでない場合は、ステップS145に戻る。
これにより、原稿台に原稿がある間は、ファックス機能の実行が禁止され、原稿が原稿台からADFに置き換えられた場合に、ファックス機能が実行される。
たとえば、図12(a)に示したように、「ADFは、使えません。原稿台に、原稿を置き直して下さい。」という警告表示をする。
ステップS152において、原稿台に原稿があることを検出した場合は、ステップS153に進み、そうでない場合は、ステップS151に戻る。
たとえば、図12(b)に示したように、「ADFは使えません。原稿サイズを「手動入力」を入力するか、あるいは、「プレ印刷」を入力して、印刷された読取画像を確認した後、ファックスを実行してください。」という操作要求表示136をする。
また、操作要求表示136には、「手動入力」、「プレ印刷」、および、「戻る」という選択入力領域を表示する。
ステップS155において、「手動入力」が選択入力され、さらに、原稿サイズを選択する画面で原稿サイズが選択入力された場合は、ステップS157に進み、そうでない場合は、ステップS156に進む。
ステップS156において、「戻る」が選択入力された場合は、図18のステップS131に進み、そうでない場合は、ステップS154に戻る。
ステップS157において、選択入力された原稿サイズを、原稿サイズ設定情報GS51に記憶する。その後、図18のステップS136に進む。
ステップS162とステップS163では、試行印刷(プレ印刷)が実行される。
以上のステップS162の処理により、スキャンした原稿を印刷した印刷用紙が出力され、ステップS164に進む。
最大の原稿サイズで原稿の読取(スキャン)を実行し、スキャンして取得した画像データを最大の印刷用紙に印刷することにより、原稿の全体画像が、印刷用紙に印刷される。
あるいは、同一送付先への送信履歴より原稿サイズに設定して、原稿の読取(スキャン)を実行し、取得した画像データを、送信履歴と同じ原稿サイズの印刷用紙に印刷してもよい。
以上のステップS163の処理により、スキャンした原稿を印刷した印刷用紙が出力され、ステップS164に進む。
たとえば、図12(c)に示したように、「プレ印刷された画像を確認してください。原稿サイズに問題なければ「OK」を入力してください。原稿サイズを変更する場合は、「手動入力」を入力してください。」という操作要求表示136をする。
また、この操作要求表示136には、「手動入力」、「OK」、および、「戻る」という選択入力領域を表示する。
ステップS167において、「戻る」が選択入力された場合は、図18のステップS131に進み、そうでない場合は、ステップS165に戻る。
ステップS168において、選択入力された原稿サイズを、原稿サイズ設定情報GS51に記憶する。その後、図18のステップS136に進む。
また、ファックス機能の実行を禁止している状態で、原稿台が使用不可であることや、ADFを使用することを要求する表示をするので、利用者は、その表示にしたがって、原稿をADFに置き換える操作をすることにより、ファックス機能を実行できるようになり、利用者の操作負担も軽減できる。
11 制御部、
12 操作部、
13 表示部、
14 画像入力部、
15 画像形成部、
16 画像出力部、
21 原稿サイズ設定部、
22 原稿サイズ表示部、
23 原稿有無検出部、
24 原稿サイズ検出部、
25 機能選択部、
26 機能実行部、
27 機能禁止部、
28 試行印刷要求部、
41 原稿台、
42 自動原稿送り装置、
50 記憶部、
51 原稿サイズ設定情報、
52 選択用紙情報、
53 原稿サイズ表示情報、
54 検出原稿サイズ情報、
55 原稿サイズ初期情報、
100 操作パネル、
101 十字選択キー、
102 動作開始キー、
102a カラースタートキー、
102b 白黒スタートキー、
102c ストップキー、
103 機能選択キー、
103a ファックスキー、
103b スキャナキー、
103c コピーキー、
104 設定キー、
130 操作画面、
131 現在設定値、
132 設定項目選択、
133 AB系設定可能サイズ、
134 インチ系設定可能サイズ、
135 警告表示、
136 操作要求表示、
141 原稿サイズ設定可能値、
142 印刷用紙設定可能値
Claims (13)
- 原稿が載置される原稿台と、
前記原稿のサイズに関する情報を設定する原稿サイズ設定部と、
前記原稿サイズ設定部によって設定された現在の原稿のサイズに関する情報を示す原稿サイズ設定情報を記憶した記憶部と、
前記原稿に対して実行可能な複数の機能のうち、所望の機能を選択する機能選択部と、
前記機能選択部によって選択された機能を実行する機能実行部を備え、
前記原稿サイズ設定情報に、原稿のサイズを設定していないことを示す未設定データが、現在の原稿のサイズに関する情報として記憶され、前記機能選択部によって選択された機能が、印刷用紙への印刷を伴わない機能であり、前記原稿台に原稿が載置された場合、
前記機能実行部は、前記機能選択部によって選択された機能を実行しないようにすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記機能選択部によって選択された印刷用紙への印刷を伴わない機能を実行しない場合、原稿台に載置された原稿に対して前記選択された機能を実行することができないことを、利用者に報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 表示部をさらに備え、
前記原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことを報知することには、
文字情報、アイコン、図形、画像、およびアニメーションのうちいずれかの情報、または
前記文字情報、アイコン、図形、画像、およびアニメーションのうちいずれか2つ以上の情報を組み合わせた情報を前記表示部に表示することが含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 音声を出力する音声出力部をさらに備え、
前記原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことを報知することには、
原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことを示す音声を、前記音声出力部から出力することが含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 複数の原稿を1枚ずつ搬送して読み取る自動原稿送り装置をさらに備え、
前記自動原稿送り装置が、自動原稿送り装置に載置された原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出部を備え、
前記機能選択部によって選択された印刷用紙への印刷を伴わない機能を実行しない場合、前記原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことと、前記原稿台に載置された原稿を前記自動原稿送り装置に置き換えることを要求することを、利用者に報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 表示部をさらに備え、
前記原稿台に載置された原稿を前記自動原稿送り装置に置き換えることを要求することを報知することには、
前記原稿を前記原稿台から前記自動原稿送り装置に置き換えることを意味する文字情報、アイコン、図形、画像、およびアニメーションのうちいずれかの情報、または、前記文字情報、アイコン、図形、画像、およびアニメーションのうちいずれか2つ以上の情報を組み合わせた情報を前記表示部に表示することが含まれることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 原稿が載置される原稿台と、
複数の原稿を1枚ずつ搬送して読み取る自動原稿送り装置と、
前記原稿を読み取る画像入力部と、
前記原稿台に原稿が載置されているか否かを検出する原稿有無検出部と、
前記原稿のサイズに関する情報を設定する原稿サイズ設定部と、
前記原稿サイズ設定部によって設定された現在の原稿のサイズに関する情報を示す原稿サイズ設定情報を記憶した記憶部と、
前記原稿に対して実行可能な複数の機能のうち、所望の機能を選択する機能選択部と、
前記機能選択部によって選択された機能を実行する機能実行部と、
利用者に、前記画像入力部によって読み取られた原稿の画像データを所定の印刷用紙へ印刷する試行印刷を行うか否かを問い合わせる試行印刷要求部と、
表示部とを備え、
前記機能選択部によって選択された機能が、印刷用紙への印刷を伴わない機能であり、前記原稿有無検出部によって前記原稿台に原稿が載置されていることを検出し、前記原稿サイズ設定情報に前記原稿のサイズを設定していないことを示す未設定データが現在の原稿のサイズに関する情報として記憶されている場合、
前記機能実行部が前記機能選択部によって選択された機能を実行する前に、
前記試行印刷要求部が、前記表示部に、前記試行印刷を行うか否かを問い合わせる表示を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 利用者が所定の入力操作をする操作部と、
前記画像入力部によって読み取られた原稿の画像データを、印刷用紙に印刷する画像出力部をさらに備え、
前記表示部に前記試行印刷を行うか否かを問い合わせる表示をした後、前記操作部によって前記試行印刷を行うことを意味する入力がされた場合に、
前記画像入力部が、利用可能な最大の原稿サイズで、前記原稿を読み取り、
前記画像出力部が、利用可能な最大の印刷用紙に、読み取られた原稿の画像データを印刷することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記画像出力部が読み取られた原稿の画像データを印刷した後、
前記操作部によって、前記印刷用紙に印刷された画像データを承認する入力がされ、前記機能選択部によって選択された機能を開始させる入力がされた場合に、
前記機能実行部が前記機能選択部によって選択された機能を実行することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - さらに、前記自動原稿送り装置が利用できない状態であり、前記表示部に前記画像入力部によって読み取られた原稿の画像データを表示できない場合に、
前記試行印刷要求部が、前記表示部に、前記試行印刷を行うか否かを問い合わせる表示を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記原稿有無検出部によって前記原稿台に原稿が載置されていることを検出し、かつ、前記原稿サイズ設定情報に前記未設定データが設定されている場合に、
前記表示部に、前記未設定データに予め対応付けられている情報を、現在の原稿のサイズに関する情報として表示し、
前記原稿台に載置された原稿のサイズを検出しないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記印刷用紙への印刷を伴わない機能には、前記原稿を読み取るスキャン機能、前記原稿を送信するファックス機能が含まれることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の画像形成装置。
- 利用者によって選択された機能を実行する画像形成装置の機能実行方法であって、
原稿のサイズに関する情報を示す原稿サイズ設定情報に、原稿のサイズを設定していないことを示す未設定データが、現在の原稿のサイズに関する情報として記憶され、前記原稿に対して実行可能な複数の機能のうち、印刷用紙への印刷を伴わない機能が選択され、原稿台に原稿が載置されたとき、
前記選択された機能を実行する前に、
原稿台に載置された原稿に対して選択された機能を実行することができないことを利用者に報知し、
試行印刷を行うか否かを問い合わせる表示を行い、
試行印刷を行うことを意味する入力がされた場合に、画像形成装置で利用可能な最大の原稿サイズで、前記原稿を読み取り、
画像形成装置で利用可能な最大の印刷用紙に、前記読み取られた原稿の画像データを印刷し、
前記印刷用紙に印刷された画像データを承認する入力がされ、前記選択されていた機能を開始させる入力がされた場合に、前記選択されていた機能を実行することを特徴とする画像形成装置の機能実行方法。
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