JP2020194261A - 作業実績収集システム,スマートウォッチおよびアプリケーションプログラム - Google Patents

作業実績収集システム,スマートウォッチおよびアプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業実績の入力に用いるデバイスにスマートウォッチを用い,作業実績の入力操作をシンプルにしたシステムを提供する。【解決手段】作業実績収集システム1は,作業者5が腕に付けるスマートウォッチ2と作業実績管理装置3を含む。スマートウォッチ2は,タッチパネル23に表示する入力画面を切り替えながら,最上位の階層から順に,階層構造で規定された作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者5に入力させ,作業者5が入力した作業実績データをメモリに保存する作業実績取得処理S1を実行する作業実績取得部200と,作業実績データを作業実績管理装置3へアップロードするアップロード部201を備える。【選択図】図1

Description

本発明は,作業実績の入力にスマートウォッチを利用する発明である。
工場に勤務する作業者には,作業者が行った作業内容を作業実績として残すことが義務付けられている。紙媒体である作業実績票に作業内容を記入させると作業者の負担になるため,作業実績を端末装置に入力させることが主流になっている。
作業実績の入力に用いる端末装置としては,作業場所に設置したパーソナルコンピュータを用いることが一般的であったが,小型かつ軽量で持ち運びに適したモバイル端末(例えば,タブレットコンピュータ)が普及したことを受けて,モバイル端末を作業実績の入力に用いるケースが増えている。
例えば,特許文献1で開示されている発明のモバイル端末(特許文献1では携帯端末装置)は,作業実績の入力が行えるように,作業の実施を支援する作業支援画面を表示する画面表示部と,画面表示部に表示される作業支援画面に応じた作業者の操作を受け付ける入力受付部と,入力受付部が受け付けた操作の履歴を含む作業履歴情報を生成する作業履歴生成部を少なくとも備えている。
モバイル端末はユーザが所持することを前提としているが,ユーザが身に着けることを前提としたウェアブル端末も開発されている。代表的なウェアブル端末であるスマートウォッチは,スマートウォッチを作業者が腕に着けても両手が自由で作業の邪魔にならず,また,スマートウォッチを身に着けることに作業者が嫌悪感をいだくこともない。
このことからして,スマートウォッチは作業実績の入力に適していると考えられるが,作業実績を端末装置に入力させる従来の技術は,スマートウォッチを作業実績の入力に用いることを前提としていない。モバイル端末よりスマートウォッチの操作画面は小さいので,スマートウォッチを作業実績の入力に用いる際は,作業実績の入力操作をできるだけシンプルにする工夫が必要になる。
WO2017/149587号公報
そこで,本発明は,作業実績の入力に用いるデバイスにスマートウォッチを用い,作業実績の入力操作をシンプルにした作業実績収集システム,この作業実績収集システムで必要なスマートウォッチ,および,このスマートウォッチに実装するアプリケーションプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1発明は,作業実績データの入力に用いるデバイスとなるスマートウォッチと,前記スマートウォッチが送信した作業実績データを保存する作業実績管理装置とから少なくとも構成され,前記スマートウォッチは,タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを前記作業実績管理装置へアップロードする処理を実行するアップロード部を備えていることを特徴とする作業実績収集システムである。
更に,第2発明は,タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを所定の装置へアップロードする処理を実行するアップロード部を備えたことを特徴とするスマートウォッチである。
更に,第3発明は,タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを所定の装置へアップロードする処理を実行するアップロード部として,スマートウォッチを動作させるアプリケーションプログラムである。
本発明では,作業実績データを階層構造で規定し,作業実績データの最上位の階層から順に,作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させることで,作業実績の入力操作をシンプルにしている。
作業実績収集システムの構成を説明する図。 スマートウォッチを説明する図。 スマートウォッチの動作を説明する図。 作業開始時の画面遷移を説明する図。 作業終了時の画面遷移を説明する図。
ここから,本発明に係る実施形態について記載する。本実施形態は,本発明の理解を容易にするためのものであり,本発明は,本実施形態に限定されるものではない。また,特に断りのない限り,図面は,本発明の理解を容易にするために描かれた模式的な図である。
図1は,本実施形態に係る作業実績収集システム1の構成を説明する図である。本実施形態に係る作業実績収集システム1は,作業者5が腕に付けるスマートウォッチ2と,製造WAN4c(Wide Area Network)とネットワーク接続している作業実績管理装置3を含む。
図1において,製造施設6aには,複数の作業場所6a1(ここでは,a〜n)が設けられ,無線アクセスポイント10はそれぞれの作業場所6a1に設置されている。それぞれの無線アクセスポイント10は,製造施設6a内に配置したLAN(Local Area Network)である製造施設LAN4aと接続している。製造施設LAN4aには,スマートウォッチ2が作業実績管理装置3へアップロードする作業実績データを中継するエッジゲートウェイ11と,ウェブブラウザ120を利用して,品目で必要となる作業の設定や作業場所6a1で働く作業者5の登録・削除などのメンテナンス業務を行える生産管理端末12が接続している。
製造施設LAN4aは,ファイヤーウォール13とルータ14を介して製造WAN4cと接続しており,製造WAN4cには,製造施設LAN4aに加え,管理施設6b内に配置したLANである管理施設LAN4bが接続している。管理施設LAN4bには,作業者5が腕に付けるスマートウォッチ2を事前設定されたセキュリティポリシーに従い管理するMDM15(Mobile Device Management)と,スマートウォッチ2がアップロードした作業実績データを保存する作業実績管理装置3が接続している。
図1で図示した作業実績収集システム1において,作業者5が腕に着けるスマートウォッチ2は,作業実績データの入力に用いられるデバイスで,ここから,本発明に必要なスマートウォッチ2の機能について説明する。
図2は,スマートウォッチ2を説明する図である。スマートウォッチ2の本体は市販品を利用できる。スマートウォッチ2は,ハードウェアとして,スマートウォッチ2を制御するプロセッサ21,近距離無線通信に対応したワイヤレストランシーバ22,ディスプレイデバイスとタッチスクリーンが組み合わされたタッチパネル23,および,データの記憶に用いられるメモリ24を備える。
スマートウォッチ2のメモリ24には,スマートウォッチ2のメーカがインストールしたオペレーティングシステム25と,汎用的なアプリケーションプログラムである汎用アプリケーション26(例えば,電話や電卓)が記憶され,更に,作業実績に係るアプリケーションプログラムとして,本発明に必要な機能を提供する作業実績アプリケーション20が記憶されている。
作業実績アプリケーション20は,本発明に必要な機能として,タッチパネル23に表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者5に入力させ,作業者5が入力した作業実績データをメモリ24に保存する処理を実行する作業実績取得部200と,メモリ24に保存している作業実績データを作業実績管理装置3へアップロードする処理を実行するアップロード部201を備える。作業実績アプリケーション20がスマートウォッチ2で起動することで,作業実績取得部200とアップロード部201がスマートウォッチ2に備えられることになる。
作業実績データが入力されるときのスマートウォッチ2の動作について説明する。図3は,スマートウォッチ2の動作を説明する図である。
スマートウォッチ2に実装された作業実績アプリケーション20は,タッチパネル23に表示されている作業実績アプリケーション20のアイコン27を作業者5が選択(例えば,タップ)することで起動する。スマートウォッチ2で起動した作業実績アプリケーション20の作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する入力画面を切り替えながら,最上位の階層から順に,階層構造で規定された作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者5に入力させ,作業者5が入力した作業実績データをメモリに保存する作業実績取得処理S1を実行する。図3では,作業実績アプリケーション20の作業実績取得部200は作業実績取得処理S1を実行すると,作業実績取得処理S1の最初の手順または途中の手順に処理を戻す。
本実施形態において,作業実績データの階層構造は,最上位の階層から順に,業務コード,作業者コード,作業コード,作業時間および作業件数で,これらの入力順は,業務コード,作業者コード,作業コード,作業時間および作業件数の順になる。業務コードは品目を識別するためのデータになる。作業者コードは,作業者5を識別するデータである。作業コードは作業を識別するデータで,本実施形態において,作業コードは,作業段階を示す大分類コードおよび作業段階に含まれる工程を示す中分類コードを含む。作業時間は,作業コードに対応する作業を作業者コードで示される作業者5が行った時間で,開始時刻と終了時刻を含む。作業件数は,作業者コードで示される作業者5が作業を完了した製品の件数になる。このように,一つの作業実績データにより,作業が行われた品目,作業者5,作業者5が行った作業,作業者5が作業を行った時間および作業者5が作業を完了した製品の件数が示されることになる。
作業実績アプリケーション20のアップロード部201は,アップロード開始を示すトリガーが発生すると,メモリ24に保存している作業実績データを作業実績管理装置3へアップロードする作業実績送信処理S2を実行する。アップロード開始を示すトリガーは,タッチパネル23に表示する特定のボタンの選択にすることもできるが,所定時間経過(例えば,1時間経過ごと)や所定時刻(12時,15時および17時)など時間に係るトリガーにすると,作業実績データのアップロードを自動化できる。
本実施形態の作業実績収集システム1において,作業実績データのアップロードにエッジゲートウェイ11を利用する。スマートウォッチ2で起動している作業実績アプリケーション20のアップロード部201は,無線アクセスポイント10を利用して,スマートウォッチ2のメモリ24にある作業実績データをエッジゲートウェイ11へ送信し,エッジゲートウェイ11は,スマートウォッチ2から受信した作業実績データを一時的にストレージ110に蓄積し,ストレージ110に保存している作業実績データをまとめて作業実績管理装置3へ送信する。作業実績データのアップロードにエッジゲートウェイ11を設けることで,スマートウォッチ2は,製造WAN4cのネットワーク負荷を考慮することなく,作業実績データを作業実績管理装置3へアップロードできる。また,エッジゲートウェイ11に,スマートウォッチ2から送信された作業実績データを所定のフォーマットに変換して作業実績管理装置3へ送信させることもできる。
図4は,作業開始時の画面遷移を説明する図で,そして,図5は,作業終了時の画面遷移を説明する図である。
まず,図4を参照しながら,作業開始時におけるスマートウォッチ2の画面遷移について説明する。作業実績取得処理において,スマートウォッチ2に実装された作業実績アプリケーション20の作業実績取得部200は,業務コード入力画面7aをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて最上位の層になる業務コードを作業者5に選択させる。業務コード入力画面7aでは,作業実績アプリケーション20に登録された複数の業務コード7a1が選択可能な状態で表示されている。
業務コードが作業者5によって選択されると,作業実績取得部200は,作業者コード入力画面7bをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて2番目の層になる作業者コードを作業者5に入力させる。本実施形態の作業者コードは,作業者コードの先頭になる1文字のアルファベットと,1文字のアルファベットに続く6文字の数字で符号化されている。作業者コード入力画面7bでは,選択可能になっている1文字のアルファベット7b1(ここでは,3つ)と,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7b2が表示されている。
作業者コード入力画面7bにて,戻るボタン7b2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,業務コード入力画面7a)に戻す。作業者コード入力画面7bにて,作業者コードの先頭になるアルファベットの一つが選択されると,作業実績取得部200は,テンキー画面7cをタッチパネル23に表示し,アルファベットに続く6文字の数字を作業者5に入力させる。テンキー画面7cに表示されるテンキー7c1はエンターキー7c2を含み,エンターキー7c2が選択されると,作業実績取得部200は,作業者コード確認画面7dをタッチパネル23に表示する。
作業者コード確認画面7dには,作業者5が選択したアルファベットと作業者5が入力した6文字の数字を連結した作業者コード7d1が表示され,更に,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7d2と作業コードの入力を完了する完了ボタン7d3が表示されている。
作業者コード確認画面7dにて,戻るボタン7d2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,作業者コード入力画面7b)に戻す。作業者コード確認画面7dにて,完了ボタン7d3が選択されると,作業実績取得部200は,作業コード入力画面7eをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて3番目の層になる作業コードを作業者5に入力させる。
テンキー画面7cと同様な画面を用いて,作業コードそのものの値を作業者5に入力させることもできるが,ここでは,作業コードに含まれる大分類コードと中分類コードそれぞれを作業者5に選択させている。作業コード入力画面7eには,大分類と中分類それぞれの項目名7e1が表示されており,大分類コードが入力完了していない状態で,中分類の項目名は選択できないようになっている。また,作業コード入力画面7eには,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面に戻すための戻るボタン7e2が表示されている。
作業コード入力画面7eにて大分類の項目名が選択されると,作業実績取得部200は,大分類コードを作業者5に入力させる大分類入力画面7fをタッチパネル23に表示し,作業者5に大分類コードを入力させる。大分類入力画面7fでは,作業者5が入力した業務コードに対応する品目で必要な作業段階名とこれに対応する大分類コードの対7f1が選択可能に表示され,更に,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7f2と,大分類コードの入力を完了する完了ボタン7f3が表示されている。
大分類入力画面7fにて,戻るボタン7f2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,作業コード入力画面7e)に戻す。大分類コードの一つが選択されてから完了ボタンが選択されると,作業実績取得部200は,大分類入力後の作業コード入力画面7gをタッチパネル23に表示し,作業者5に中分類の項目名を選択させる。
大分類入力後の作業コード入力画面7gには,大分類と中分類それぞれの項目名7g1が表示されており,中分類の項目名のみが選択できるようになっている。また,大分類入力後の作業コード入力画面7gには,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面に戻すための戻るボタン7g2が表示されている。
大分類入力後の作業コード入力画面7gにおいて,戻るボタン7g2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,大分類入力画面7f)に戻す。大分類入力後の作業コード入力画面7gにて中分類の項目名が選択されると,作業実績取得部200は,中分類コードを作業者5に入力させる中分類入力画面7hをタッチパネル23に表示し,作業者5に中分類コードを入力させる。中分類入力画面7hでは,作業者5が入力した大分類コードに対応する作業段階に含まれる工程名とこれに対応する中分類コードの対7h1が選択可能に表示され,更に,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7h2と,中分類コードの入力を完了する完了ボタン7h3が表示されている。
中分類入力画面7hにて,戻るボタン7h2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,大分類入力後の作業コード入力画面7g)に戻す。中分類入力画面7hにて,中分類コードの一つが選択されてから完了ボタン7h3が選択されると,作業実績取得部200は,作業コード確認画面7iをタッチパネル23に表示し,作業者5に作業コードを確認させる。作業コード確認画面7iには,作業者5が設定した大分類コードと中分類コードに加え,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7i2と,作業コードの入力を完了する完了ボタン7i3が表示されている。
作業コード確認画面7iにて,戻るボタン7i2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,中分類入力画面7h)に戻す。作業コード確認画面7iにて完了ボタン7i3が選択されると,作業実績取得部200は,作業を開始する時刻である開始時刻を入力する開始時刻入力画面7jをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて4番目の層になる作業時間の開始時刻を作業者5に入力させる。開始時刻入力画面7jでは,ドラム形式で入力可能になっている時間と分7j1に加え,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7j2と,開始時刻の入力を完了する完了ボタン7j3が表示されている。なお,開始時刻の日付については,スマートウォッチ2が計測している時刻から自動的に取得できる。
開始時刻入力画面7jにおいて,戻るボタン7j2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,作業コード確認画面7i)に戻す。開始時刻入力画面7jにおいて,開始時刻が入力されてから完了ボタン7j3が選択されると,作業実績取得部200は,作業開始前確認画面7kをタッチパネル23に表示し,これまでの入力内容を作業者5に確認させる。作業開始前確認画面7kには,開始時刻,業務コード,作業者コードおよび作業コード(大分類コードと中分類コード)7k1が表示されており,更に,一つ前の画面に戻す戻るボタン7k2と確認を完了する完了ボタン7k3が表示されている。
作業開始前確認画面7kにて,戻るボタン7k2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,開始時刻入力画面)に戻す。作業開始前確認画面7kにて完了ボタン7k3が選択されると,作業実績取得部200は,図5で図示した作業中画面7lをタッチパネル23に表示する。
図5を参照しながら,作業開始後におけるスマートウォッチ2の画面遷移について説明する。作業中画面7lには,時計,業務コード,作業者コードおよび作業コード(大分類コードと中分類コード)7l1が表示されており,更に,作業の終了を作業実績取得部200に通知するための終了ボタン7l2が表示されている。
作業中画面7lにおいて終了ボタン7l2が操作されると,作業実績取得部200は,作業を終了する時刻である終了時刻を入力する終了時刻入力画面7mをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて4番目の層になる作業時間の終了時刻を作業者5に入力させる。終了時刻入力画面7mでは,ドラム形式で入力可能になっている時間と分7m1に加え,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7m2と,終了時刻の入力を完了する完了ボタン7m3が表示されている。
終了時刻入力画面7mにおいて,戻るボタン7m2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,作業中画面7l)に戻す。終了時刻入力画面7mにおいて,終了時刻が入力されてから完了ボタン7m3が選択されると,作業実績取得部200は,作業件数を入力する作業件数入力画面7nをタッチパネル23に表示し,作業実績データにおいて5番目の層になる作業件数を作業者5に入力させる。作業件数入力画面7nには,作業件数の項目名7n1が選択可能に表示されており,更に,一つ前の画面に戻すための戻るボタン7n2が表示されている。
作業件数入力画面7nにて,戻るボタン7n2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,終了時刻入力画面7m)に戻す。作業件数入力画面7nにて,作業件数の項目名7n1が選択されると,作業実績取得部200は,テンキー画面7oをタッチパネル23に表示し,作業件数を作業者5に入力させる。テンキー画面7oに表示するテンキー7o1はエンターキー7o2を含み,エンターキー7o2が選択されると,作業実績取得部200は,作業終了時確認画面7pをタッチパネル23に表示する。作業終了時確認画面7pには,終了時刻と作業件数7p1が表示され,更に,一つ前の画面に戻すための戻る7p2と作業実績データを登録する登録ボタン7p3が表示されている。
作業終了時確認画面7pにて,戻るボタン7p2が選択されると,作業実績取得部200は,タッチパネル23に表示する画面を一つ前の画面(ここでは,作業件数入力画面7n)に戻す。作業終了時確認画面7pにて登録ボタン7p3が選択されると,作業実績取得部200は,作業実績データをメモリ24に記憶した後,作業実績データの登録が済んだことを示す登録完了画面7qをタッチパネル23に表示する。
このように,作業者5が入力する作業実績データを階層構造で定義し,最上位の階層から順に,作業実績データの階層に対応する項目のデータを入力させるように構成することで,作業実績データの入力操作はシンプルになる。特に,製造施設6aでは,作業場所6a1ごとに,作業場所6a1で行う作業段階が決まっているため,作業場所6a1を作業コードの大分類に対応させ,作業場所6a1で行われる工程を作業コードの中分類に対応させると,作業者5は,作業者5が作業を行う作業場所6a1などを参照して,作業コードを入力できるため,作業コードの入力ミスを減らすことができる。また,スマートウォッチ2の画面遷移では,一つ前の画面に戻れるようにすることで,作業実績データの入力が作業実績データの階層順以外で入力できないようにしている。
なお,作業者5が作業場所6a1を移動しない限り,作業者5が作業を行う作業段階は変更にならないため,作業実績取得部200は,作業実績取得処理s1が終了すると,登録完了画面7qを一定時間表示した後,業務コード,作業者コードおよび大分類コードを保持した状態で,中分類入力画面7hに手順を戻すことが望ましい。中分類入力画面7hに手順を戻すと,業務コード,作業者コードおよび大分類コードの再入力を省くことができる。
最後に,作業実績管理装置3について説明する。作業実績管理装置3は,ネットワーク通信機能を有するサーバで実現される装置で大容量のストレージ30と接続している。作業実績管理装置3は,エッジゲートウェイ11を経由して,スマートウォッチ2が送信した作業実績データをストレージ30に保存する。スマートウォッチ2が送信した作業実績データをストレージ30に保存する際,受信時刻のタイムスタンプを作業実績データに付加することが望ましい。
上述したように作業実績データは階層構造で定義されているため,作業時間や作業件数の集計を作業実績データに含まれる所定の階層で集計を行え,製造に係る能力を管理側で分かり易くなる。例えば,作業者コードごとに,作業時間や作業件数を集計することで,管理者側で作業者5ごとの能力を把握できる。また,作業コードに含まれる中分類コードごとに,作業時間や作業件数を集計することで,製造施設6aにおける工程ごとの能力を把握できる。
1 作業実績収集システム
2 スマートウォッチ
20 作業実績アプリケーション
200 作業実績取得部
201 アップロード部
3 作業実績管理装置
10 無線アクセスポイント
11 エッジゲートウェイ
5 作業者
6a 製造施設
6a1 作業場所
6b 管理施設
7a 業務コード入力画面
7b 作業者コード入力画面
7c テンキー画面
7d 作業者コード確認画面
7e 作業コード入力画面
7f 大分類入力画面
7g 大分類入力後の作業コード入力画面
7h 中分類入力画面
7i 作業コード確認画面
7j 開始時刻入力画面
7k 作業開始前確認画面
7l 作業中画面
7m 終了時刻入力画面
7n 作業件数入力画面
7o テンキー画面
7p 作業終了時確認画面
7q 登録完了画面

Claims (3)

  1. 作業実績データの入力に用いるデバイスとなるスマートウォッチと,前記スマートウォッチが送信した作業実績データを保存する作業実績管理装置とから少なくとも構成され,前記スマートウォッチは,タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを前記作業実績管理装置へアップロードする処理を実行するアップロード部を備えていることを特徴とする作業実績収集システム。
  2. タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを所定の装置へアップロードする処理を実行するアップロード部を備えたことを特徴とするスマートウォッチ。
  3. タッチパネルに表示する入力画面を切り替えながら,階層構造で規定された作業実績データの最上位の階層から順に,前記作業実績データの階層に対応する項目のデータを作業者に入力させ,作業者が入力した前記作業実績データをメモリに保存する処理を実行する作業実績取得部と,メモリに保存している前記作業実績データを所定の装置へアップロードする処理を実行するアップロード部として,スマートウォッチを動作させるアプリケーションプログラム。
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