JP2018181360A - ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するためのサーバ装置、そのサーバ装置において実行される方法およびプログラム - Google Patents

ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するためのサーバ装置、そのサーバ装置において実行される方法およびプログラム Download PDF

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Satoshi Suzuki
悟史 鈴木
吉田 健一
Kenichi Yoshida
健一 吉田
雷太 平山
Raita Hirayama
雷太 平山
秀明 磯野
Hideaki Isono
秀明 磯野
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Abstract

【課題】ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスの提供。【解決手段】本発明のサーバ装置は、少なくとも1つのユーザ装置とネットワークを介して通信することが可能なように構成されており、サーバ装置は、サーバ装置の動作を制御するプロセッサ部を含み、プロセッサ部は、サーバ装置の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かを判定することと、監視対象のデータが所定の条件を満たすと判定された場合に、監視対象のデータが所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業指示と、少なくとも1つのユーザ装置のうち監視対象のデータが所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つのユーザ装置とを特定することと、特定された少なくとも1つの作業指示をネットワークを介して特定された少なくとも1つのユーザ装置に送信することとを少なくとも実行するように構成されている。【選択図】図1A

Description

ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するためのサーバ装置、そのサーバ装置において実行される方法およびプログラムに関する。
従来から、異常を検知すると異常を検知した旨を通知するシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2016−4298号公報
しかしながら、異常を検知した旨が通知された後、その異常に対してどのように対処するかは、その通知を受けた人物の裁量、力量、ノウハウに委ねられていた。このような属人的な対処には個人差があり、対処後の経過を管理することができない。
また、異常検知の通知を受けた人物は、異常を検知した現場に到着した後に、異常の内容を把握し、対処法を試行錯誤し、その異常に対処する。従って、その人物が試行錯誤している間に事態が悪化する場合があり、異常検知から実際の対処までのタイムラグが大きい。
出願人は、上述した課題を見出し、作業指示を効率的に行うためのデータドリブンのサーバ装置を提供する必要があると考えた。
本発明の1つの局面において、ユーザに作業内容を指示するための作業指示に関連するサービスを提供するためのサーバ装置は、少なくとも1つのユーザ装置とネットワークを介して通信することが可能なように構成されており、前記サーバ装置は、前記サーバ装置の動作を制御するプロセッサ部を含み、前記プロセッサ部は、前記サーバ装置の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かを判定することと、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業指示と、前記少なくとも1つのユーザ装置のうち前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つのユーザ装置とを特定することと、前記特定された少なくとも1つの作業指示を前記ネットワークを介して前記特定された少なくとも1つのユーザ装置に送信することとを少なくとも実行するように構成されている。
本発明の1つの実施形態では、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすか否かを判定することは、前記監視対象のデータによって表される数値が異常値または異常値の予兆を示しているか否かを判定することを含み、前記数値が異常値または異常値の予兆を示していると判定された場合に、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすと判定されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記少なくとも1つの作業指示を特定することは、少なくとも1つの電子マニュアルに記載された少なくとも1つの作業指示を特定することを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記少なくとも1つの電子マニュアルは、1つ以上の作業ステップを含み、前記少なくとも1つの電子マニュアルに記載された少なくとも1つの作業指示を特定することは、前記1つ以上の作業ステップのうち前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業ステップを特定することを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記特定された少なくとも1つのユーザ装置は、第1のユーザ装置と、前記第1のユーザ装置とは異なる第2のユーザ装置とを含み、前記特定された少なくとも1つの作業指示を前記ネットワークを介して前記特定された少なくとも1つのユーザ装置に送信することは、前記少なくとも1つの電子マニュアルを第1の表示態様で前記ネットワークを介して前記第1のユーザ装置に送信することと、前記少なくとも1つの電子マニュアルを前記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で前記ネットワークを介して前記第2のユーザ装置に送信することとを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記特定された少なくとも1つのユーザ装置は、第1のユーザ装置と、前記第1のユーザ装置とは異なる第2のユーザ装置とを含み、前記少なくとも1つの作業指示は、複数の作業指示であり、前記第1のユーザ装置に送信される作業指示の数は、前記第2のユーザ装置に送信される作業指示の数と異なっていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記プロセッサ部は、前記特定された少なくとも1つの作業指示に関連する確認事項を前記特定された少なくとも1つのユーザ装置から前記ネットワークを介して受信することをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記プロセッサ部は、前記特定された少なくとも1つの作業指示に関連する作業結果を前記特定された少なくとも1つのユーザ装置から前記ネットワークを介して受信することと、前記作業結果に基づいて、前記特定された少なくとも1つの作業指示を評価することとをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記プロセッサ部は、前記特定された少なくとも1つの作業指示の評価の結果に基づいて、前記特定された少なくとも1つの作業指示の改善を補助することをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記特定された少なくとも1つの作業指示を評価することは、前記特定された少なくとも1つの作業指示を送信する前の前記監視対象のデータと、前記特定された少なくとも1つの作業指示を送信した後の対応する監視対象のデータとを比較することと、前記監視対象のデータと前記対応する監視対象のデータとの比較の結果に基づいて、前記特定された少なくとも1つの作業指示を評価することとをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記特定された少なくとも1つの作業指示を評価することは、前記特定された少なくとも1つの作業指示のランク付けを行うことを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記プロセッサ部は、前記作業結果に基づいて、前記特定された少なくとも1つの作業指示に関連する作業を行ったユーザを評価することをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザを評価することは、前記ユーザのランク付けを行うことを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記特定された少なくとも1つの作業指示は、第1の作業指示と、前記第1の作業指示とは一部または全部が異なる第2の作業指示とを含み、前記特定された少なくとも1つのユーザ装置は、第1のユーザ装置と、前記第1のユーザ装置とは異なる第2のユーザ装置とを含み、前記プロセッサ部は、前記第1の作業指示を前記ネットワークを介して前記第1のユーザ装置に送信することと、前記第2の作業指示を前記ネットワークを介して前記第2のユーザ装置に送信することとをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記プロセッサ部は、前記第1の作業指示に関連する第1の作業結果を前記第1のユーザ装置から前記ネットワークを介して受信することと、前記第2の作業指示に関連する第2の作業結果を前記第2のユーザ装置から前記ネットワークを介して受信することと、前記第1の作業結果と前記第2の作業結果とを比較することと、前記第1の作業結果と前記第2の作業結果との比較の結果に基づいて、前記第1の作業結果と前記第2の作業結果とを評価することとをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記監視対象のデータは、周期的に更新され、前記監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かを判定することは、前記監視対象のデータが更新される度に実行されてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記監視対象のデータは、温度、加速度、湿度、照度、水圧、振動数、振幅、回転数、音、臭気、気体の濃度、液体の濃度、紫外線、赤外線、磁界、電圧、電流、高度、位置情報、接触情報、電子データ、期間、回数、標準偏差、差分のうちの少なくとも1つを含むパラメータ、所定の期間内の前記パラメータの最大値、所定の期間内の前記パラメータの最小値、所定の期間内の前記パラメータの平均値、所定の期間内の前記パラメータのばらつき、所定の期間内の前記パラメータの総和のいずれかを表してもよい。
本発明の1つの局面において、本発明の方法は、ユーザに作業内容を指示するための作業指示に関連するサービスを提供するためのサーバ装置において実行される方法であり、前記サーバ装置は、少なくとも1つのユーザ装置とネットワークを介して通信することが可能なように構成されており、前記サーバ装置は、前記サーバ装置の動作を制御するプロセッサ部を含み、前記方法は、前記プロセッサ部が、前記サーバ装置の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かを判定することと、前記プロセッサ部が、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業指示と、前記少なくとも1つのユーザ装置のうち前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つのユーザ装置とを特定することと、前記プロセッサ部が、前記特定された少なくとも1つの作業指示を前記ネットワークを介して前記特定された少なくとも1つのユーザ装置に送信することとを含む。
本発明の1つの局面において、本発明のプログラムは、ユーザに作業内容を指示するための作業指示に関連するサービスを提供するためのサーバ装置において実行されるプログラムであり、前記サーバ装置は、少なくとも1つのユーザ装置とネットワークを介して通信することが可能なように構成されており、前記サーバ装置は、前記サーバ装置の動作を制御するプロセッサ部を含み、前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、前記サーバ装置の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かを判定することと、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業指示と、前記少なくとも1つのユーザ装置のうち前記監視対象のデータが前記所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つのユーザ装置とを特定することと、前記特定された少なくとも1つの作業指示を前記ネットワークを介して前記特定された少なくとも1つのユーザ装置に送信することとを前記プロセッサ部に行わせる。
ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するためのサーバ装置、そのサーバ装置において実行される方法およびプログラムを提供することが可能となる。
図1Aは、ユーザに作業指示(特に、電子マニュアルに記載された作業指示)を与えることに関連する新しいサービスの一例を示す図である。 図1Bは、ユーザに作業指示(特に、電子マニュアルに記載された作業指示)を与えることに関連する新しいサービスの他の一例を示す図である。 図2は、ユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスを提供するためのシステム200の構成の一例を示す図である。 図3Aは、作業指示データベース部241に格納されている情報の構成の一例を示す図である。 図3Bは、ユーザデータベース部242に格納されている情報の構成の一例を示す図である。 図3Cは、作業結果データベース部243に格納されている情報の構成の一例を示す図である。 図4は、サーバ装置210において実行される処理の手順の一例を示す図である。 図5は、サーバ装置210において実行される処理の手順の他の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
1.ユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービス
図1Aおよび図1Bを参照して、ユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスが説明される。しかしながら、図1Aおよび図1Bに示される具体的な実施形態に本発明が限定されることを意図していないことを理解されたい。
図1Aは、電子マニュアルを使用してユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスの一例を示す。図1Aに示されるサービスは、ビルに設置されている既存の設備のメンテナンスおよび修繕対応を行うサービスである。図1Aに示される実施形態において、会社は、ビルに設置されているセンサから取得されるデータに基づいてそのセンサを監視しているとする。以下、図1Aに示される各ステップを説明する。
ステップS101:ビルに設置されているセンサから取得したデータに異常または異常の予兆がある場合に、会社は、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルをその異常または異常の予兆に対処するユーザに送信する。ここで、センサが設置されている場所は、例えば、当該ビルの中、屋上、外側壁、地下、当該ビルに関連するその他の場所を含む。
ステップS101の一例として、センサが設置されている場所が当該ビルの排気ファン付近である場合、センサが感知した排気ファン付近の温度、排気ファンの振動のデータが異常または異常の予兆を示すと、会社は、例えば、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルをユーザ(例えば、当該ビルのメンテナンス業者)に送信する。
ステップS101の他の一例として、センサが設置されている場所が当該ビルの所定の蛍光灯付近である場合、センサが感知した蛍光灯の照度が異常または異常の予兆を示すと、会社は、例えば、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルをユーザ(例えば、当該ビルに居る警備員)に送信する。
ステップS102:ユーザは、その異常または異常の予兆がある設備に向かい、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルに関連する作業を行う。ユーザは、当該電子マニュアルを予め受け取っているため、異常または異常の予兆がある設備に到着するまでに、その異常または異常の予兆に対してどのように対処すべきかを予め把握することが可能である。これにより、ユーザは、異常または異常の予兆がある設備に到着後、迅速かつ適切にその異常または異常の予兆に対して対処することが可能になる。また、専門業者のように専門知識がないユーザ(例えば、警備員)であっても、電子マニュアルを見て作業することによって、その異常または異常の予兆に対する一次的な対処を行うことが可能である。
ステップS103:ユーザは、受け取った電子マニュアルに関連する作業の結果を会社に報告する。この作業結果には、例えば、作業開始時間、作業終了時間、作業内容の良し悪し、作業に関連する証拠データが含まれるが、これらに限定されない。この報告(フィードバック)により、会社は、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルの適不適を検討し、必要に応じて当該電子マニュアルの改善を試みることが可能になる。
なお、図1Aに示される実施形態では、ユーザは異常または異常の予兆がある設備に到着する前に電子マニュアルを予め受け取っていると説明したが、本発明において、ユーザが電子マニュアルを受け取るタイミングはこれに限定されない。ユーザは、例えば、当該設備に到着したタイミングと同時に電子マニュアルを受け取ってもよいし、ユーザが当該設備に到着した旨をユーザが会社に知らせた後に電子マニュアルを受け取ってもよい。
また、図1Aに示される実施形態では、ビルに設置されているセンサは1個であるが、本発明はこれに限定されない。ビルに設置されているセンサの個数は、2個以上であってもよい。同様に、図1Aに示される実施形態では、電子マニュアルを受け取るユーザは1人であるが、本発明はこれに限定されない。電子マニュアルを受け取るユーザの人数は、2人以上であってもよい。
また、図1Aに示される実施形態では、ビルの既存の設備のメンテナンスおよび修繕対応を行うサービスについて説明したが、本発明はこれに限定されない。任意の場所の既存の設備のメンテナンスおよび修繕対応を行うサービスが、本発明の範囲内である。
図1Bは、電子マニュアルを使用してユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスの他の一例を示す。図1Bに示されるサービスは、POSシステムを備える複数の販売店において所謂「ABテスト」を行うサービスである。図1Bに示される実施形態において、会社は、販売店のPOSシステムから取得されるデータに基づいてそのPOSシステムを監視しているとする。以下、図1Bに示される各ステップを説明する。
ステップS111:販売店AのPOSシステムAから取得したデータおよび販売店BのPOSシステムBから取得したデータに異常(例えば、売上の低迷)または異常の予兆がある場合に、会社は、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルAを販売店AのPOSシステムAに送信し、その異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルBを販売店BのPOSシステムBに送信する。ただし、電子マニュアルAに関連する作業指示の内容の一部または全部は、電子マニュアルBに関連する作業指示の内容と異なるものとする。
ステップS112:販売店AのPOSシステムAは、電子マニュアルAに関連する作業の結果Aを会社に報告し、販売店BのPOSシステムBは、電子マニュアルBに関連する作業の結果Bを会社に報告する。
この「ABテスト」を行うサービスにより、会社は、作業結果Aと作業結果Bとに基づいて、その異常または異常の予兆に対する対処として電子マニュアルAの使用または電子マニュアルBの使用のどちらがより良いかまたは五分五分かを判断することが可能になる。これにより、会社は、販売店A、Bの売上の向上に役立つ電子マニュアルを効率的に特定し、販売店A、Bの売上の向上に貢献することが可能になる。
なお、図1Bに示される実施形態では、異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルが送信される販売店として販売店Aと販売店Bとの2つが示されているが、本発明はこれに限定されない。異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルが送信される販売店の数は、3つ以上であってもよい。
なお、上述した図1Aおよび図1Bに示される実施形態では、ビルまたは各販売店に送信される電子マニュアルは1個であるが、本発明はこれに限定されない。ビルまたは各販売店に送信される電子マニュアルの数は、異常または異常の予兆があることに関連付けられた電子マニュアルである限りにおいて、1個以上の任意の数である。
また、上述した図1Aおよび図1Bに示される実施形態では、会社の監視対象は、センサおよびPOSシステムであるが、本発明はこれに限定されない。会社の監視対象は、例えば、コールセンター、または、会社が監視することが可能な任意の他の装置であってもよい。
このように、本発明によると、監視対象(例えば、センサ、POSシステム)のデータに異常または異常の予兆があるときに電子マニュアルをユーザに送信するサービスが提供される。これにより、ユーザは、その異常または異常の予兆に対処する際に、電子マニュアルに従って迅速かつ適切に対処することが可能である。
2.ユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスを提供するためのシステムの構成
図2は、ユーザに作業指示を与えることに関連する新しいサービスを提供するためのシステム200の構成の一例を示す。
図2に示される例では、システム200は、サーバ装置210と、インターネット220を介して通信することが可能なように構成されている少なくとも1つのユーザ装置230〜230と、データベース部240とを備えている。ここで、Nは、1以上の任意の整数である。
サーバ装置210は、ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するシステムを管理する管理者が運営・管理する情報処理装置である。サーバ装置210は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータであって、サーバとしての一般的なハードウェア構成を有している。図2に示される例では、サーバ装置210は、インターフェース部211と、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部212と、メモリ部213とを有している。サーバ装置210のハードウェア構成はその機能を実現できる限りにおいて特に限定されず、単一のマシンで構成されていてもよく、複数台のマシンを組み合わせて構成されたものであってもよい。
インターフェース部211は、少なくとも1つのユーザ装置220〜220との間の通信を制御する。
メモリ部213には、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムを実行するために必要とされるデータ等が格納されている。メモリ部213には、例えば、図4A、図4Bに示される処理を実行するためのプログラムが格納されている。ここで、プログラムをどのようにしてメモリ部213に格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部213にプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネット220などのネットワークを経由してダウンロードされることによってメモリ部213にインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部213にインストールされるようにしてもよい。
プロセッサ部212は、サーバ装置210全体の動作を制御する。プロセッサ部212は、メモリ部213に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、サーバ装置210を所望のステップを実行する装置として機能させることが可能である。
サーバ装置210には、データベース部240が接続されている。データベース部240は、作業指示データベース部241と、ユーザデータベース242と、作業結果データベース部243とを含む。
少なくとも1つのユーザ装置230〜230のそれぞれは、インターネット220を介してサーバ装置210と通信することが可能なように構成されている。例えば、少なくとも1つのユーザ装置230〜230のそれぞれは、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、スマートグラス、スマートウォッチ端末等の携帯無線端末であってもよいし、デスクトップPC、ラップトップPC、ノートPC等のパーソナルコンピュータであってもよいし、販売店に備え付けられたPOSレジスタ等のPOSシステムであってもよい。
なお、図2に示される実施形態では、少なくとも1つのユーザ装置230〜230がインターネット220を介してサーバ装置210と通信可能であると説明したが、本発明はこれに限定されない。インターネット220の代わりに任意のタイプのネットワークを用いることも可能である。
データベース部240の構成は、特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、データベース部240は、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。例えば、データベース部240は、サーバ装置210の単一の外付けハードディスク装置として構成されてもよいし、ネットワークを介して接続されるクラウド上のストレージとして構成されてもよい。さらに、作業指示データベース部241と、ユーザデータベース242と、作業結果データベース部243のそれぞれの構成もまた特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、作業指示データベース部241と、ユーザデータベース242と、作業結果データベース部243のそれぞれもまた、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。
図3Aは、作業指示データベース部241に格納されている情報の構成の一例を示す。
作業指示データベース部241には、作業指示に関する情報が格納されている。作業指示に関する情報は、作業指示を識別するための情報(例えば、作業指示ID)によって識別されることが可能である。作業指示データベース部241には、例えば、作業ステップごとに示された作業内容、作業指示を特定するために満たされるべき条件、ランク・優先度がさらに格納されている。
作業指示を特定するために満たされるべき条件は、例えば、「〇〇以上」、「〇〇以下」、「過去のデータに対して標準偏差××以上」、「過去のデータに対して標準偏差××以下」、「〜が直近△△時間内において振幅が□□以上変化した」、「『〇〇以上』という条件を満たしている状態がm分以上継続している」、「『〇〇以上』という条件をn回満たす」、または、これらの組み合わせを含むが、本発明はこれらに限定されない。ただし、〇、×、△、□、n、mには、数値(および単位)が当てはまる。
図3Bは、ユーザデータベース部242に格納されている情報の構成の一例を示す。
ユーザデータベース部242には、ユーザに関する情報が格納されている。ユーザに関する情報は、ユーザを識別するための情報(例えば、ユーザID)によって識別されることが可能である。ユーザデータベース部242には、例えば、作業に対する熟練度レベル、ユーザの役職(役割)、[作業指示ID]の受取回数、ユーザが操作するユーザ装置を特定するために満たされるべき条件がさらに格納されている。ユーザが操作するユーザ装置を特定するために満たされるべき条件は、作業指示を特定するために満たされるべき条件と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図3Cは、作業結果データベース部243に格納されている情報の構成の一例を示す。
作業結果データベース部243には、例えば、作業指示を識別するための情報、作業を開始した時間、作業を終了した時間、作業内容の良し悪し、作業に関する証拠データが格納されている。
3.サーバ装置210の処理
図4は、サーバ装置210において実行される処理の手順の一例を示す。この処理は、プログラムの形式で表現されている。このプログラムは、サーバ装置210のメモリ部213に格納されている。このプログラムは、サーバ装置210のプロセッサ部212によって実行される。以下、図4に示される処理の各ステップを説明する。
ステップS401:サーバ装置210の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かが判定される。この判定結果が「Yes」である場合には、処理はステップS402に進み、この判定結果が「No」である場合には、処理はステップS401に戻る。
なお、監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かの判定処理がサーバ装置210において行われる限り、監視対象のデータが何によって監視されているかは問わない。例えば、監視対象のデータは、サーバ装置210によって監視されていてもよいし、サーバ装置210とは異なる他の装置、システム、プログラムによって監視されていてもよい。
また、所定の条件の一例は、監視対象のデータによって表される数値が異常または異常の予兆を示していることである。より具体的には、所定の条件は、例えば、監視対象のデータの温度が〇〇度以上であること、監視対象のデータの加速度が××m/s以上であること、「監視対象のデータの湿度が□□%以上である」という条件を満たしている状態がm時間以上継続していること、監視対象のデータの照度が△△lx以下であること、「監視対象のデータの振動数が◇◇Hz未満である」という条件をn回満たすこと、過去のデータに対して監視対象のデータの標準偏差が〇×以下であること、直近△□時間内において監視対象のデータの振幅が〇△以上変化したこと、または、これらの組み合わせであるが、これらに限定されない。ただし、〇、×、△、□、◇、n、mには、数値が当てはまる。また、上述した例では、監視対象のデータとして、いくつかのパラメータ(すなわち、温度、加速度、湿度、照度、振動数、振幅、期間、回数、標準偏差)が表されているが、監視対象のデータが表すものはこれに限定されない。監視対象のデータは、他のパラメータ(例えば、水圧、回転数、音、臭気、気体の濃度、液体の濃度、紫外線、赤外線、磁界、電圧、電流、高度、位置情報、接触情報、電子データ、差分)を表してもよいし、所定の期間内のこれらのパラメータの最大値、所定の期間内のこれらのパラメータの最小値、所定の期間内のこれらのパラメータの平均値、所定の期間内のこれらのパラメータのばらつき、所定の期間内のこれらのパラメータの総和のいずれかを表してもよい。
また、監視対象のデータは、周期的に更新されるデータであってもよい。この場合、ステップS401は、例えば、監視対象のデータが更新される度に実行される。代替的には、ステップS401は、直前の更新から所定の期間が経過した後に自動的に実行されてもよい。
ステップS402:サーバ装置210の監視対象のデータが所定の条件を満たすと判定されたことに応答して、作業指示Xと、少なくとも1つのユーザ装置230〜230のうちのユーザ装置230とが特定される。ここで、Aは、整数1〜Nのうちの1つである。なお、特定される作業指示Xと、特定されるユーザ装置230とは、監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられている。
ステップS403:特定された作業指示Xが、インターネット220を介してユーザ装置230に送信される。
なお、特定される監視対象のデータの数と所定の条件の数との対応関係は、1対1であってもよいし、1対複数であってもよいし、複数対1であってもよい。すなわち、1つの監視対象のデータに対して1つの所定の条件が関連付けられていてもよいし、1つの監視対象のデータに対して複数の所定の条件が関連付けられていてもよいし、複数の監視対象のデータに対して1つの所定の条件が関連付けられていてもよい。例えば、監視対象のデータPが所定の条件Sを満たしたことに応答して作業指示XPSが送信されたことと、監視対象のデータPが所定の条件Sとは異なる所定の条件Tを満たしたこととに応答して、作業指示XPTが送信されてもよい。これは、異常の程度が変化した(例えば、改善した、または、悪化した)場合に作業指示を更新することを可能にするため、有用である。
ステップS404:作業指示Xに関連する作業結果AXが、ユーザ装置230からインターネット220を介して受信される。ユーザ装置230を操作しているユーザを識別するためのユーザIDと、作業指示Xを識別するための作業指示IDとが、作業結果AXとともにインターネット220を介して受信されてもよい。
ステップS405:作業指示Xに関連する作業結果AXに基づいて、作業指示Xが評価される。作業指示Xの評価は、例えば、作業指示Xを送信する前の監視対象のデータと、作業指示Xを送信した後の対応する監視対象のデータとを比較した結果に基づいて行われる。作業指示Xの評価は、例えば、作業結果AXに基づいて作業指示Xのランク付けを行うことを含むが、本発明はこれに限定されない。
ステップS406:作業指示Xの評価の結果に基づいて、作業指示Xの改善の補助が行われる。作業指示Xの改善の補助には、例えば、作業指示Xの作業結果AXを可視化する(例えば、グラフ化する、または、一覧表にまとめる)こと、作業指示Xと売上との相関関係を可視化する(例えば、グラフ化する、または、一覧表にまとめる)こと、作業指示Xの改善点を自動的に提案すること、作業指示Xに代えて送信されるべき作業指示を自動的に提案することが含まれるが、本発明はこれらに限定されない。
なお、ステップS402において、特定される作業指示Xは、監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられた電子マニュアルX’に記載された作業指示Xであってもよい。さらに、電子マニュアルX’に関連する作業をステップ形式で示す1つ以上の作業ステップを電子マニュアルX’が含んでおり、電子マニュアルX’(または電子マニュアルX’に記載された作業指示X)が特定される代わりに、電子マニュアルX’に含まれる1つ以上の作業ステップのうち監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業ステップが特定されてもよい。ここで、特定される電子マニュアルX’の数は、1個に限定されず、2個以上であってもよい。
なお、代替的な実施形態では、ステップS402において、作業指示Xに加えて、作業指示Xとは異なる作業指示Yおよび作業指示Zが特定されてもよい。この場合、ステップS403において、特定された作業指示X、Y、Zが、インターネット220を介してユーザ装置230に送信され得る。これにより、作業指示Xに関連する作業結果AX、作業指示Yに関連する作業結果AY、作業指示Zに関連する作業結果AZに基づいて、作業指示X、Y、Zの評価を行うことが可能である。
また、ステップS405において、作業指示Xが評価されることに加えて、作業指示Xに関連する作業を行ったユーザが評価されてもよい。ユーザの評価は、例えば、作業結果AXに基づいてユーザのランク付けを行うことを含むが、本発明はこれに限定されない。
さらに、上述した実施形態において、ステップS403の後の任意のタイミングで、ステップS402において特定された作業指示Xに関連する確認事項が、ユーザ装置230からネットワーク220を介して受信されてもよい。ここで、作業指示Xに関連する確認事項の一例は、作業指示Xに関連する作業の中で詳細に確認されるべき事項、作業指示Xに関連する作業の中で特に注意すべき事項、作業指示Xに関連する作業における懸念事項、作業指示Xに関連する作業の途中経過であるが、これらに限定されない。
図5は、サーバ装置210において実行される処理の手順の他の一例を示す。この処理は、プログラムの形式で表現されている。このプログラムは、サーバ装置210のメモリ部213に格納されている。このプログラムは、サーバ装置210のプロセッサ部212によって実行される。以下、図5に示される処理の各ステップを説明する。
ステップS501:サーバ装置210の監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かが判定される。この判定結果が「Yes」である場合には、処理はステップS402に進み、この判定結果が「No」である場合には、処理はステップS401に戻る。ここで、所定の条件の一例については、図4のステップS401と同様であるため、ここではその説明を省略する。
なお、監視対象のデータが所定の条件を満たすか否かの判定処理がサーバ装置210において行われる限り、監視対象のデータが何によって監視されているかは問わない。例えば、監視対象のデータは、サーバ装置210によって監視されていてもよいし、サーバ装置210とは異なる他の装置、システム、プログラムによって監視されていてもよい。
ステップS502:サーバ装置210の監視対象のデータが所定の条件を満たすと判定されたことに応答して、作業指示Xと、少なくとも1つのユーザ装置230〜230のうちのユーザ装置230およびユーザ装置230とが特定される。ここで、AおよびBは、それぞれ、整数1〜Nのうちの1つであり、整数Aは、整数Bとは異なる整数である。なお、特定される作業指示X、特定されるユーザ装置230、ユーザ装置230は、監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられている。
ステップS503:特定された作業指示Xが、インターネット220を介してユーザ装置230に送信される。
ステップS504:特定された作業指示Xが、インターネット220を介してユーザ装置230に送信される。
ステップS505:作業指示Xに関連する作業結果AXが、ユーザ装置230からインターネット220を介して受信される。ユーザ装置230を操作しているユーザを識別するためのユーザIDと、作業指示Xを識別するための作業指示IDとが、作業結果AXとともにインターネット220を介して受信されてもよい。
ステップS506:作業指示Xに関連する作業結果BXが、ユーザ装置230からインターネット220を介して受信される。ユーザ装置230を操作しているユーザを識別するためのユーザIDと、作業指示Xを識別するための作業指示IDとが、作業結果BXとともにインターネット220を介して受信されてもよい。
ステップS507:作業指示Xに関連する作業結果AXと、作業指示Xに関連する作業結果BXとに基づいて、作業指示Xが評価される。作業指示Xの評価の一例については、図4のステップS405と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS508:作業指示Xの評価の結果に基づいて、作業指示Xの改善の補助が行われる。ここで、作業指示Xの改善の補助がどのようにして行われるか、および、作業指示Xの改善の補助の一例は、図4のステップS406と同様であるため、ここではその説明を省略する。
なお、上述した実施形態において、特定される作業指示Xが、監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられた電子マニュアルX’に記載された作業指示Xであり、電子マニュアルX’が第1の表示態様でユーザ装置230に送信され、かつ、電子マニュアルX’が第1の表示態様とは異なる第2の表示態様でユーザ装置230に送信されてもよい。これにより、例えば、熟練者が操作するユーザ装置230には電子マニュアルX’全体が表示され、初心者が操作するユーザ装置230には電子マニュアルX’の一部が表示されるようにすることが可能である。あるいは、例えば、熟練者が操作するユーザ装置230には電子マニュアルX’の一部が表示され、初心者が操作するユーザ装置230には電子マニュアルX’全体が表示されるようにしてもよい。ここで、特定される電子マニュアルX’の数は、1個に限定されず、2個以上であってもよい。また、第1の表示態様および第2の表示態様は、例えば、ユーザが電子マニュアルX’(または電子マニュアルX’に記載された作業指示X)を過去に受け取った回数、作業指示Xの評価の結果、ユーザの熟練度レベル、ユーザの役職(役割)に基づいて、サーバ装置210によって決定されてもよい。
また、電子マニュアルX’に関連する作業をステップ形式で示す1つ以上の作業ステップを電子マニュアルX’が含んでおり、電子マニュアルX’(または電子マニュアルX’に記載された作業指示X)が特定される代わりに、電子マニュアルX’に含まれる1つ以上の作業ステップのうち監視対象のデータがその所定の条件を満たすことに関連付けられた少なくとも1つの作業ステップが特定されてもよい。
また、代替的な実施形態では、ステップS502において、作業指示Xに加えて、作業指示Xとは一部または全部が異なる作業指示Yが特定されてもよい。この場合、ステップS503において、特定された作業指示Xがユーザ装置230に送信され、ステップS504において、特定された作業指示Yがユーザ装置230に送信される場合がある。すなわち、監視対象のデータが所定の条件を満たしたことに応答して、相互に異なる2つの作業指示がそれぞれ異なるユーザ装置に送信される場合がある。これにより、作業指示Xに関連する作業結果AX、作業指示Yに関連する作業結果BYに基づいて作業指示X、Yの評価を行い、場合によっては作業指示X、Yの優劣を判断することが可能になる。すなわち、所謂「ABテスト」を実現することが可能になる。
また、代替的な実施形態では、ステップS502において、作業指示Xに加えて、作業指示Xとは異なる作業指示Yおよび作業指示Zが特定されてもよい。この場合、ステップS503において、特定された作業指示X、Yがユーザ装置230に送信され、ステップS504において、特定された作業指示X、Y、Zがユーザ装置230に送信される場合がある。すなわち、ユーザ装置230に送信される作業指示の数が、ユーザ装置230に送信される作業指示の数と異なっていてもよい。これにより、作業指示Xに関連する作業結果AX、作業指示Yに関連する作業結果AY、作業指示Xに関連する作業結果BX、作業指示Yに関連する作業結果BY、作業指示Zに関連する作業結果BZに基づいて、作業指示X、Y、Zの評価を行うことが可能である。なお、ユーザ装置230に送信される作業指示の数が、ユーザ装置230に送信される作業指示の数と同じであってもよい。
なお、図5に示される例では、ユーザ装置230およびユーザ装置230に作業指示Xを送信しているが、本発明はこれに限定されない。作業指示が送信されるユーザ装置の数は、3個以上であってもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、ユーザに作業指示を与えることに関連するサービスを提供するためのサーバ装置、そのサーバ装置において実行される方法およびプログラム等を提供するものとして有用である。
210 サーバ装置
211 インターフェース部
212 プロセッサ部
213 メモリ部
220 ネットワーク
230〜230 ユーザ装置
240 データベース部
241 作業指示データベース部
242 ユーザデータベース部
243 作業結果データベース部

Claims (1)

  1. 本願明細書に記載の発明。
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