JP2020192148A - 遊技機 - Google Patents

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崇雅 浅賀
Takamasa Asaga
崇雅 浅賀
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Abstract

【課題】遊技を斬新にすることが可能な遊技機の提供を目的とする。【解決手段】本開示の遊技機10では、確変非時短状態は、第2特図判定で、10/300の確率の大当たりを狙いつつ、200/300の確率の小当たりを引き続け、小当たり遊技での賞球を獲得していくゲーム性になっている。そして、この確変非時短状態では、保留数が多いほど、第2特図判定での特別図柄の変動時間が短くなり、第2特図判定が行われる頻度、及び、小当り遊技が行われる頻度が高くなるように構成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機に関する。
特許文献1の遊技機では、当否判定の結果を判定報知演出により報知する。
特開2018−187472号(段落[0018])
この種の遊技機では、遊技を斬新にすることが求められている。
所定の条件の成立に基づいて発生する当否判定権を使用して当否判定を行い、その当否判定の結果を判定報知演出にて報知すると共に、前記判定報知演出の実行中に発生した前記当否判定権を保留する遊技機において、前記判定報知演出の演出実行時間を前記当否判定権の保留数によって異らせる遊技機である。
上記発明によれば、保留数によって演出実行時間が異なるという斬新な遊技を提供することが可能となる。
実施形態に係る遊技機の正面図 遊技盤の正面図 遊技機の電気的構成を示すブロック図 確変状態と非確変状態とを説明するためのテーブル 時短状態と非時短状態とを説明するためのテーブル 特別図柄の変動時間を説明するためのテーブル 遊技の流れを示す概念図 確変非時短状態における第2特図判定での特別図柄の変動時間を説明するためのテーブル
図1に示されるように、本実施形態に係る遊技機10は、図2に示される遊技盤11を前面枠10Zで覆ってなり、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して、遊技盤11の前面に形成された略円形の遊技領域R1(図2参照)の全体が視認可能となっている。遊技領域R1は、遊技盤11の前面から突出した略円形のガイドレール12に囲まれている。なお、以下の説明において、特記しない限り「右」及び「左」とは、遊技機10を前方から見た場合の「右」及び「左」を指すものとする。
前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、上皿26と下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には、発射用ハンドル28が備えられている。そして、発射用ハンドル28が回動操作されると、上皿26に収容された遊技球が発射装置(図示せず)によって1球ずつ遊技領域R1に向けて弾き出される。
図2に示されるように、遊技盤11のうち遊技領域R1の中央には、表示開口11Hが貫通形成されていて、その表示開口11Hに遊技盤11の裏面側から表示装置30が対向している。表示装置30は、例えば、液晶モジュールで構成され、遊技に関する演出を行う表示画面30Gを前面に有する。表示画面30Gでは、遊技に関する種々の演出が行われる。
遊技盤11の前面中央には、表示画面30Gを囲むように表示装飾枠23が取り付けられている。表示装飾枠23は、遊技盤11の前面側から表示開口11Hに嵌め込まれると共に、遊技盤11の前面より前側に突出している。これにより、遊技領域R1を流下する遊技球が、表示装飾枠23を乗り越えて表示装飾枠23の内側に進入することが規制されている。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23より下側部分の横方向の中央部には、第1始動入賞口14AKが設けられている。第1始動入賞口14AKは、常時開放し、具体的には、遊技球が1つずつ入球可能な大きさの開口を上部に有するポケット構造をなしている。
第1始動入賞口14AKの下方には、第1大入賞装置15Aが設けられている。第1大入賞装置15Aは、遊技盤11の前面に開放した横長の第1大入賞口15AKを備え、その第1大入賞口15AKが横長の第1大入賞扉15ATによって開閉可能となっている。第1大入賞扉15ATは、第1大入賞口15AKの下端部を中心にして回動可能となっており、常には、起立姿勢に保持されて、第1大入賞口15AKを閉鎖している。そして、第1大入賞扉15ATが前側に倒れて第1大入賞口15AKが開放されると、第1大入賞扉15ATが遊技領域R1を流下する遊技球を受け止めて第1大入賞口15AKへと誘導する。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23の上側には、ガイドレール12に沿った円弧状の上側連絡路24が形成されている。上側連絡路24は、遊技領域R1のうち表示装飾枠23に対して左側と右側に位置する左側領域R2と右側領域R3を連絡する。ここで、発射装置(図示せず)から発射された遊技球は、遊技領域R1の左上部から遊技領域R1内に進入する。そして、遊技機10では、上側連絡路24を通過した遊技球が、遊技領域R1の右側領域R3を流下するようになっている。なお、上側連絡路24は、遊技球が1つずつ通過可能な幅に形成されている。
右側領域R3には、上側連絡路24を通過した遊技球を1球ずつ下方へ流下させる流下路25が備えられ、この流下路25の出口の真下に、遊技球が潜って1球ずつ通過可能な門形状をなす始動ゲート18が設けられている。始動ゲート18の両側方には、遊技球1球分ずつのアウト通路17Rがあり、始動ゲート18を通過せずにこのアウト通路17Rに振り分けられた遊技球は、遊技領域R1の外側に排出される。
始動ゲート18を遊技球が通過すると、普通図柄当否判定(以下、「普図判定」という。)が行われる。普図判定が行われると、普図判定表示部18H(図3参照)にて普通図柄が変動表示され、所定時間経過後に、停止表示される。そして、停止した普通図柄によって普図判定の結果が表示される。
普通図柄の変動中に始動ゲート18を遊技球が通過した場合、その通過に起因した普図判定に関する情報(具体的には、普図判定の結果表示とそれに伴う図柄変動)は、予め設定された保留上限数まで保留される。そして、実行中の普通図柄の変動が終了すると、保留が1つ消化されて、保留されていた普通図柄の変動と判定結果の表示が行われる。普図判定に関する情報の保留(以下、「普図保留」と呼ぶ。)の保留上限数は、例えば、4つである。なお、複数の普図保留がある場合、普図保留は、発生順に消化される。
右側領域R3の下端部には、第2大入賞装置15Bが設けられている。第2大入賞装置15Bは、上側に開放した第2大入賞口15BKと、第2大入賞口15BKを開閉する第2大入賞扉15BTと、を備えている。第2大入賞扉15BTは、遊技盤11の前面から突出した突出位置と、該突出位置より突出が抑えられた退避位置と、の間をスライド可能に構成されている。そして、第2大入賞扉15BTが突出位置に配置されたときに、第2大入賞口15BKが閉塞されて遊技球が第2大入賞口15BKに入球困難となり、第2大入賞扉15BTが退避位置に配置されたときに、第2大入賞口15BKが開放されて遊技球が第2大入賞口15BKに入球可能となる。
右側領域R3のうち始動ゲート18と第2大入賞装置15Bとの間には、第2始動入賞装置14Bと第3大入賞装置16Aとが上下に並べて配されている。次に詳細を説明する。
図2に示すように、右側領域R3には、クランク状に屈曲し、始動ゲート18を通過した遊技球が1球ずつ通過する第1通路16Rが設けられている。この第1通路16Rの出口から遊技球1球分程下方に、第2始動入賞装置14Bが配されている。第2始動入賞装置14Bは、第1大入賞装置15Aと同様に、遊技盤11の前面に開放した第2始動入賞口14BKが第2始動入賞扉14BTによって開閉可能となっている。第2始動入賞口14BKは、上述した普図判定が当りになると開放される。
第3大入賞装置16Aも、第1大入賞装置15Aと同様に、遊技盤11の前面に開放した第3大入賞口16Kが第3大入賞扉16Tによって開閉可能となっている。第3大入賞口16Kは、第2始動入賞口14BKよりも横幅が狭く、第3大入賞口16Kの両端と第2始動入賞口14BKの両端との間はそれぞれ遊技球1/2球分程離れている。また、第3大入賞装置16Aと第2始動入賞装置14Bとの間は、遊技球1球分未満しか離れていない。これにより、第2始動入賞口14BKと第3大入賞口16Kとが共に開放しているときは、前側に倒れた第2始動入賞扉14BTによって第3大入賞口16Kへの遊技球の入球が防がれ、第3大入賞口16Kへの遊技球の入球がほとんど発生しない。
第1始動入賞口14AK又は第2始動入賞口14BKに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26(図1参照)に払い出されると共に、特別図柄当否判定(以下、「特図判定」という。)が行われる。特図判定の結果は、特図判定表示部14H(図3参照)と表示画面30Gに表示される。以下では、第1始動入賞口14AKに基づく特図判定と第2始動入賞口14BKに基づく特図判定とを、第1特図判定と第2特図判定と称して適宜区別することにする。
表示画面30Gにおける特図判定の結果は、以下の判定報知演出において表示される。即ち、表示画面30Gには、通常、3つの左、中、右の特別図柄(図示せず)が横並びに停止表示されている。各特別図柄は、例えば、「0」〜「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、各特別図柄ごと、所定の種類のものが停止表示されている。特図判定が行われると、3つの特別図柄が、上下方向にスクロール表示(変動表示)され、所定時間経過後に、例えば、左、右、中の順に停止表示される。そして、停止した特別図柄の組合せにより、特図判定の結果を表示するようになっている。
表示画面30Gに特図判定の結果が大当りであることが表示されると、遊技状態が大当り遊技状態になって、大当り遊技が実行され、第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKが開放されて遊技球が入球可能となる。第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26(図1参照)に払い出される。第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKが開放されてから閉じられるまでの動作を「ラウンド」と称すると、1回の大当り遊技は、所定回数のラウンドが実行されるまで継続する。1回のラウンドは、第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKの開放時間が所定時間(例えば、29秒)に達したこと、又は、第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKに遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞したこと、の何れかが先に成立したときに終了する。第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKの内部には、入賞センサ(図示せず)が設けられており、入賞球数をカウントする。
また、表示画面30Gに特図判定の結果が小当りであることが表示されると、遊技状態が小当り遊技状態になって、小当り遊技が実行される。小当り遊技では、第3大入賞口16Kが開放される。第3大入賞口16Kに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26(図1参照)に払い出される。第3大入賞口16Kの開放時間は、大当り遊技における第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKの開放時間よりも短くなっていて、1回の小当り遊技での出玉は、1回の大当り遊技での出玉よりも少なくなっている。
ここで、特別図柄の変動中、小当り遊技中又は大当り遊技中に第1始動入賞口14AK又は第2始動入賞口14BKに遊技球が入球した場合、その入球に起因した特図判定に関する情報(具体的には、特図判定の結果表示とそれに伴う図柄変動)は、予め設定された保留上限数まで保留される。そして、実行中の図柄変動、小当り遊技又は大当り遊技が終了すると、保留が1つ消化されて、保留されていた図柄変動と結果表示が行われる。ここで、第1特図判定に関する情報の保留と第2特図判定に関する情報の保留を、第1特図保留と第2特図保留と称して適宜区別することにすると、保留上限数は、第1特図保留と第2特図保留のそれぞれについて設定されていて、例えば、第1特図保留と第2特図保留とがそれぞれ4つずつ発生可能になっている。第1特図保留と第2特図保留の数は、例えば、表示画面30Gの保留表示部30Hに表示されることで遊技者に認識可能となっている。
遊技領域R1には、上述した入賞口14AK,14BK,15AK,15BKのほかに、上方又は側方に開放して遊技球が常時入球可能な一般入賞口20が複数設けられている。また、遊技領域R1の下端部、具体的には、第1大入賞口15AKの下方には、何れの入賞口にも入球しなかった遊技球を遊技領域R1の外側に排出するためのアウト口17が設けられている。さらに、遊技領域R1には、遊技球の流下方向をランダムに変更するための障害釘Kが多数植設されている。
図3には、遊技機10の電気的な構成が示されている。同図において、符号50は、主制御回路50であって、CPU50A、RAM50B、ROM50C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータとサブ制御回路52を結ぶ入出力回路と、大入賞装置等が接続された中継回路及び払出制御回路等を結ぶ入出力回路とを備え、遊技に関わる主制御を行う。CPU50Aは、当否判定部、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、特図判定や普図判定に関する乱数等も生成し、制御信号をサブ制御回路52等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM50Bは、CPU50Aで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU50Aの作業領域を備える。ROM50Cには、制御データ、特別図柄及び普通図柄の変動表示に関する図柄変動データ等が書き込まれている他、特図判定及び普図判定の判定値、大当り遊技のラウンド数等が書き込まれている。なお、第1特図保留に係る第1特図判定の情報と第2特図保留に係る第2特図判定の情報は、RAM50Bに記憶される。また、普図保留に係る普図判定の情報もRAM50Bに記憶される。
サブ制御回路52は、主制御回路50と同様に、CPU52A、RAM52B、ROM52C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータと主制御回路50を結ぶ入出力回路と、表示制御回路54、音声制御回路55、ランプ制御回路56等を結ぶ入出力回路を備えている。CPU52Aは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、制御信号を表示制御回路54、音声制御回路55、ランプ制御回路56等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM52Bは、各種データの記憶領域とCPU52Aによる作業領域を有している。ROM52Cには、各種演出のデータ等が記憶されている。
表示制御回路54は、表示装置30に設けられていて、CPU、RAM及びROMを有している。表示制御回路54のCPUは、サブ制御回路52から出力される制御信号に基づき、画像データをROMから取得し、その画像データに基づいて表示画面30Gに画像を表示する。
音声制御回路55は、サブ制御回路52から出力される制御信号に基づき、スピーカーから発生される楽曲や音声の選択を行い、音声を制御する。
ランプ制御回路56は、役物に搭載された役物装飾ランプ等のランプに接続され、サブ制御回路52から出力されたランプの制御信号を中継するための基板である。
さて、遊技機10では、特図判定の確率に関して、当りとなる確率が低い「非確変状態」と、当りとなる確率が高い「確変状態」と、の2つの設定がある。図4には、遊技機10における大当り確率と小当り確率の一例が示されていて、非確変状態では、第1特図判定での大当り確率と小当り確率は、1/300と0になっていて、第2特図判定での大当り確率と小当り確率は、1/300と200/300になっている。確変状態では、第1特図判定での大当り確率と小当り確率は、10/300と0になっていて、第2特図判定での大当り確率と小当り確率は、10/300と200/300になっている。つまり、
大当り確率は、第1特図判定であるか第2特図判定であるかに関わらず、非確変状態よりも確変状態において高くなっている。また、小当りは、確変状態における第2特図判定でのみ発生するように設定されている。
また、遊技機10では、第2始動入賞口14BKへの入球が発生しやすい「非時短状態」と、第2始動入賞口14BKへの入球が発生しにくい「時短状態」との2つの設定がある。詳細には、図5に示すように、「非時短状態」のときは、普通図柄の変動時間が10秒に設定され、普図判定の当り確率が1/10に設定されているのに対し、「時短状態」のときは、普通図柄の変動時間が0.1秒に設定され、普図判定の当り確率が10/10に設定されている。このように、「非時短状態」よりも「時短状態」の方が、普図判定が行われる頻度及び当り確率が高くなると共に、第2始動入賞口14BKが開放する頻度が高くなる。さらに、第2始動入賞口14BKの開放時間も、「非時短状態」よりも「時短状態」の方が長くなっている(「非時短状態」では1秒、「時短状態」では3秒)。これにより、遊技領域R1の右側領域R3に遊技球を流下させたとき(以降、適宜「右打ち時」等という)の第2始動入賞口14BKへの入球は、「非時短状態」では、1分間に5〜10球程であるのに対し、「時短状態」では、30球程発生する。なお、遊技領域R1の左側領域R2に遊技球を流下させたとき(以降、適宜「左打ち時」等という)の第1始動入賞口14AKへの入球は、通常遊技状態か時短遊技状態かに拘わらず、1分間に4〜5球程発生する。
本実施形態では、大当り遊技状態及び小当り遊技状態以外の遊技状態として、非確変状態でかつ非時短状態である非確変非時短状態(適宜、「通常状態」という)と、確変状態でかつ時短状態である確変時短状態と、確変状態でかつ非時短状態である確変非時短状態と、の3種類の遊技状態が存在する。遊技状態の制御は、主制御回路50によって行われる。
また、本実施形態では、特別図柄の変動時間が、第1特図判定であるか第2特図判定であるか、及び、遊技状態によって異なっている。図6に示すように、第1特図判定での特別図柄の変動時間は、通常状態では10〜60秒に設定され、確変時短状態及び確変非時短状態では、10〜60秒に設定されている。一方、第2特図判定での特別図柄の変動時間は、通常状態では10分に設定され、確変時短状態では、4秒に設定され、確変非時短状態では、1〜9秒に設定されている。また、第1特図保留と第2特図保留とが両方ある場合、確変時短状態及び確変非時短状態では、第2特図保留が優先して消化され、通常状態では、第1特図保留が優先して消化される。なお、通常状態では、第1特図判定の変動と第2特図判定の変動とが同時に行われるように構成されていてもよい。
ここで、上述したように、通常状態では、第2特図判定での特別図柄の変動時間が10分に設定されている。即ち、通常状態において右打ちをして第2特図判定を狙うと10分に1度しか特図判定が行われないので、通常状態では、左打ちをして第1特図判定を狙うのが遊技者にとって有利となる。
次に、図7に基づいて、本実施形態の遊技機10の遊技の流れについて説明する。遊技機10の最初の遊技状態は、通常状態となっている。遊技状態の移行は、大当りを契機にして行われる。具体的には、大当りには、大当り遊技の終了後に確変時短状態となる第1特典付き大当りと、大当り遊技の終了後に確変非時短状態となる第2特典付き大当りと、大当り遊技の終了後に確変時短状態と確変非時短状態とのどちらにもならない(即ち、通常状態となる)特典無し大当りと、の3種類が存在する。どの大当りであるかは、特図判定の判定値(大当り乱数)によって決定される。
通常状態では、遊技領域R1の左側領域R2に遊技球を流下させて、第1始動入賞口14AKへの入球により第1特図判定を受ける。そして、第1特図判定で例えば第1特典付き大当りに当選すると、確変時短状態となる。
確変時短状態では、通常状態よりも第2始動入賞口14BKへの入球が発生しやすく、かつ、第2特図判定の特別図柄の変動時間も4秒と短く設定されているので、遊技領域R1の右側領域R3に遊技球を流下させて、第2始動入賞口14BKへの入球により第2特図判定を頻繁に受けることができる。
確変時短状態では、第2特図判定における小当り確率が200/300になっていて、頻繁に小当りに当選して第3大入賞口16Kが開放する小当り遊技が行われるが、第2始動入賞口14BKを開放するために第2始動入賞扉14BTが前側に倒れている時間も長いため、第3大入賞口16Kへの入賞がほとんど発生しない。つまり、確変時短状態は、小当り遊技での賞球がほとんど期待できないため、頻繁に行われる第2特図判定で10/300の確率の大当りを狙うゲーム性となっている。
第1特図判定で例えば第2特典付き大当りに当選すると、確変非時短状態となる。確変非時短状態では、第2始動入賞口14BKへの入球しやすさは通常状態と変わらないが、第2特図判定の特別図柄の変動時間が1〜9秒と通常状態よりも短く設定されているので、通常状態よりも第2特図判定が行われる頻度が高くなる。さらに、第2特図判定が行われる頻度が第1特図判定が行われる頻度よりも高いため、確変非時短状態では、遊技領域R1の右側領域R3に遊技球を流下させて、第2始動入賞口14BKへの入球により第2特図判定を受けることが遊技者にとって有利となる。
確変非時短状態では、確変時短状態と同様、第2特図判定における小当り確率が200/300になっていて、頻繁に小当りに当選して第3大入賞口16Kが開放する小当り遊技が行われる。そして、確変非時短状態では、確変時短状態よりも第2始動入賞口14BKが閉鎖されている時間が長いため、第3大入賞口16Kへ遊技球を入賞させて、賞球を受けることが可能となる。つまり、確変非時短状態は、第2特図判定で、10/300の確率の大当りを狙いつつ、200/300の確率の小当りを引き続け、小当り遊技での賞球を獲得していくゲーム性になっている。
ここで、本実施形態の遊技機10では、確変非時短状態における第2特図判定での特別図柄の変動時間が特図判定の保留数によって異なるように設定されている。詳細には、図8に示すように、保留数が0のときは変動時間が9秒に設定されていて、保留数が1増える毎に変動時間が1秒ずつ減少し、保留数が最大である8個のときは、変動時間が1秒に設定されている。つまり、遊技機10は、確変非時短状態では、保留数が多いほど、第2特図判定での特別図柄の変動時間が短くなり、第2特図判定が行われる頻度、及び、小当り遊技が行われる頻度が高くなるように構成されている。
このように、本実施形態の遊技機10によれば、確変非時短状態において、第2特図判定が行われる頻度及び小当り遊技が行われる頻度が変化するので、確変非時短状態での遊技が単調になることが防がれ、遊技を斬新にすることができる。しかも、第2特図判定で第2特図判定が行われる頻度及び小当り遊技が行われる頻度が、保留数が多いほど高くなるように設定されているので、保留数の数に興味を持たせることができ、遊技者にとっては、第1特図判定の保留を最大にした状態で確変非時短状態に突入でいるように、通常状態で第1特図判定の保留を最大にしておくことを意識させておくこともできる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、保留数が多いほど変動時間が短くなっていたが、逆であってもよい。
(2)上記実施形態では、保留数によって変動時間が異なる構成が確変非時短状態において適用されていたが、確変時短状態や通常状態においても適用されてもよい。
10 遊技機
14BK 第2始動入賞口
15AK 第1大入賞口
15BK 第2大入賞口
16K 第3大入賞口
18 始動ゲート
30 表示装置
30G 表示画面
30H 保留表示部
50 主制御回路

Claims (4)

  1. 所定の条件の成立に基づいて発生する当否判定権を使用して当否判定を行い、その当否判定の結果を判定報知演出にて報知すると共に、
    前記判定報知演出の実行中に発生した前記当否判定権を保留する遊技機において、
    前記判定報知演出の演出実行時間を前記当否判定権の保留数によって異らせる遊技機。
  2. 前記当否判定権の保留数が多いほど前記判定報知演出の演出実行時間を短くする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技状態として、通常状態と、通常状態よりも前記当否判定が行われやすく、かつ、前記当否判定の結果が当りになりやすい特別状態と、を有し、
    前記特別状態においてのみ、前記判定報知演出の演出実行時間を前記当否判定権の保留数によって異らせる請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記当否判定の当りには、遊技状態を変更し得る大当りと、遊技状態を変更し得ず、前記大当たりよりも確率が高い小当りと、があり、
    前記特別状態には、前記当否判定の結果が小当りになったときに行われる小当り遊技で賞球を獲得しにくい第1特別状態と、前記小当り遊技で賞球を獲得しやすい第2特別状態と、があり、
    前記第2特別状態においてのみ、前記判定報知演出の演出実行時間を前記当否判定権の保留数によって異らせる請求項3に記載の遊技機。
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