JP2020190974A - 無線タグ、無線タグシステム、及び半導体装置 - Google Patents

無線タグ、無線タグシステム、及び半導体装置 Download PDF

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忠広 黒田
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Abstract

【課題】簡素な構成で効率よく動作することができる無線タグ、無線タグシステム、半導体装置を提供する。【解決手段】本実施形態に係る無線タグは、無線信号を受信するアンテナ10と、アンテナ10で受信した無線信号の包絡線を検波して、包絡線に応じたパワークロック信号を生成する変換器20と、パワークロック信号を電源として断熱動作するシフトレジスタ30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は無線タグ、無線タグシステム、及び半導体装置に関する。
RFID(Radio Frequency Identification)タグには、バッテリを内蔵するアクティブ型と、内蔵しないパッシブ型がある。パッシブ型のRFIDタグでは、外部からの電磁波を動力源として動作する。
非特許文献1には、RFエネルギー源を用いて、センサに給電する方法が開示されている。非特許文献1では、ループアンテナと、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)整流器とが用いられている。そして、RFパワーをDCパワーに変換している。
RFIDタグにおいて、受信した電波を定電圧発生回路により一定のDC電圧に変換する場合、出力電圧を平滑化するための容量素子が大型化するという問題点がある。さらに、無線タグにおける回路を動作させるためのクロック信号が必要となるため、別途クロック信号発生回路を搭載する必要がある。
本実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡素な構成で効率的に動作することができる無線タグ、無線タグシステム、及び半導体装置を提供することを目的とする。
本実施の形態に係る無線タグは、無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した無線信号の包絡線を検波して、前記包絡線に応じたパワークロック信号を生成する変換器と、前記パワークロック信号を電源として断熱動作する断熱論理回路と、を備えている。
上記の無線タグは、前記断熱論理回路からの出力信号を変調して、前記アンテナに出力する負荷変調器と、をさらに備えていてもよい。
上記の無線タグにおいて、前記断熱論理回路が、前記パワークロック信号に同期して、レジスタ値を順次出力するシフトレジスタを備えていてもよい。
上記の無線タグにおいて、前記シフトレジスタが、複数段のレジスタ部を備え、前記レジスタ部が、前記パワークロック信号の立ち下がりエッジで動作するNMOS回路と、前記パワークロック信号の立ち上がりエッジで動作するPMOS回路と、を備えていてもよい。
上記の無線タグにおいて、前記無線信号が、振幅変調されていてもよい。
上記の無線タグにおいて、前記変換器が、前記アンテナの電圧を昇圧して、前記パワークロック信号を出力する複数段の第1の昇圧回路と、前記アンテナの電圧を昇圧する第2の昇圧回路と、前記第1の昇圧回路の出力と前記第2の昇圧回路の出力とに接続され、前記パワークロック信号の立ち下がりエッジでオンするPMOSトランジスタと、を備えていてもよい。
本実施の形態にかかる無線タグシステムは、上記の無線タグと、前記無線タグの動作周波数で振幅変調された前記無線信号を放射するリーダと、を備えていてもよい。
本実施の形態にかかる半導体装置は、無線タグに搭載される半導体装置であって、無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した無線信号の包絡線を検波して、前記包絡線に応じたパワークロック信号を生成する変換器と、前記パワークロック信号を電源として断熱動作する断熱論理回路と、を備えたものである。
本実施の形態によれば、簡素な構成で効率的に動作することができる無線タグ、無線タグシステム、及び半導体装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる無線タグシステムの構成を示すブロック図である。 RFIDタグにおける信号波形を示す図である。 断熱論理回路であるシフトレジスタを示す図である。 シフトレジスタにおけるNMOS回路を示す図である。 NMOS回路における信号波形を示す模式図である。 シフトレジスタにおけるPMOS回路を示す図である。 PMOS回路における信号波形を示す模式図である。 シフトレジスタの1段のレジスタ部を示す図である。 レジスタ部における信号波形を示す図である。 シフトレジスタにおけるビット配列を説明するための図である。 シフトレジスタでの初期化を説明するための図である。 初期化時の出力波形を説明するための図である。 アンテナの構成を模式的に示す平面図である。 アンテナのインピーダンス特性を示す図である。 変換器の一例を示す回路図である。 変換器の出力特性を示す図である。 負荷変調器の一例を示す回路図である。 負荷変調器のマッチング特性を示す図である。 シミュレーションに用いた回路を説明するため図である。 シミュレーションで得られた波形図である。 RFIDタグに利用可能な半導体装置を模式的に示す平面図である。 実施の形態2にかかる変換器を説明するための回路図である。 実施の形態2にかかる変換器の実装例を示す図である。
実施の形態1.
(全体構成)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態1にかかるRFIDタグの構成を示すブロック図である。図1に示すように、無線タグシステムの構成を簡略化して示す図である。
無線タグシステムは、RFIDタグ100と、リーダ200と、を備えている。RFIDタグ100は、物や人などを識別するためのデータ(IDともいう)を格納している。例えば、RFIDタグ100は、固有のIDが付された無線タグである。リーダ200は、RFIDタグ100に格納されているデータを読み出す。RFIDタグ100は、非接触のパッシブ型RFIDタグであり、リーダ200からの無線信号を電力源として動作する。RFIDタグ100は、非接触ICカードなどに搭載されている。
リーダ200は、無線信号を送信するアンテナ210を備えている。リーダ200は、RFIDタグ100の動作周波数で搬送波を振幅変調する。リーダ200は、振幅変調された無線信号をアンテナ210から放射する。
RFIDタグ100は、アンテナ10と、変換器20と、シフトレジスタ30と、負荷変調器50と、を備えている。アンテナ10は、リーダ200から送信された無線信号を受信する。アンテナ10で受信された無線信号は、変換器20に入力される。
変換器20は、無線信号をパワークロック信号に変換する。図2は、無線信号RFINとパワークロック信号の信号波形を模式的に示す図である。無線信号は振幅変調された振幅変調波である。具体的には、無線信号RFINはオンオフ変調(OOK:On-OFF Keying)されている。つまり、リーダ200は、搬送波を間欠的に送信する。換言すると、無線信号では、搬送波があるオン期間と搬送波がないオフ期間が交互に繰り返される。変換器20は、無線信号の包絡線を検波して、包絡線に応じたパワークロック信号を生成する。
パワークロック信号は、オンオフ変調された無線信号の変調周波数に応じて変動する電源となる。つまり、パワークロック信号は、振幅変調の変調周波数と同じ周波数となる。オンオフ変調された無線信号を用いることで消費電力を低減することができる。例えば、無線信号のデューティ比が1/10である場合、平均的な消費電力を1/10程度に低減することができる。変換器20は、パワークロック信号をシフトレジスタ30に出力する。
シフトレジスタ30は、断熱動作を行う断熱論理回路である。つまり、シフトレジスタ30は、パワークロック信号を電源として動作する。シフトレジスタ30は、格納しているデータを負荷変調器50に順次出力する。つまり、パワークロック信号のクロック周期で、シフトレジスタ30は、データを1ビットずつ負荷変調器50に出力する。
負荷変調器50は、シフトレジスタ30からの出力信号を変調して、アンテナ10に出力する。これにより、シフトレジスタ30に格納されているデータが、アンテナ10から送信される。リーダ200は、RFIDタグ100から送信された無線信号を受信すると、データを復元する。これにより、リーダ200がRFIDタグ100に格納されているデータ(ID)を読み取ることができる。よって、リーダ200が、RFIDタグ100を識別することができる。
(シフトレジスタ30)
断熱動作するシフトレジスタ30の構成について説明する。図3は、シフトレジスタ30の構成とそのIDを説明するための図である。シフトレジスタ30は、複数段のレジスタ部31〜34を備えている。レジスタ部31〜34はそれぞれ1ビットのデータ(レジスタ値ともいう)を保持している。ここでは、4つのレジスタ部31〜34が示されているが、レジスタ部の段数は格納するデータのビット数に応じたものとなる。レジスタ部31が1段目に配置され、レジスタ部34が最終段に配置されているとする。また、シフトレジスタ30はリング型シフトレジスタであり、最終段のレジスタ部34の出力が1段目のレジスタ部31の入力に戻っている。よって、シフトレジスタ30は、複数ビットのレジスタ値を記憶するROM(Read Only Memory)として機能する。
レジスタ部31〜34のそれぞれは、後述するように、NMOS回路とPMOS回路とを備えている。レジスタ部31〜34にはパワークロック信号が入力されている。レジスタ部31〜34はパワークロック信号を電源として動作する。レジスタ部31〜34は、パワーロック信号に同期して、次段のレジスタ部にデータを出力する。最終段のレジスタ部34から順に格納したデータを出力する。シフトレジスタ30が、複数ビットのIDを負荷変調器50に出力することができる。
次に、断熱動作するNMOS回路41について、図4,及び図5を用いて説明する。図3は、NMOS回路41の一例の回路図である。図5は、NMOS回路41における信号波形を示す模式図である。NMOS回路41は、6個のトランジスタMn1〜Mn6を備えている。トランジスタMn1〜Mn6は、nチャネルMOS(以下、NMOSとする)トランジスタである。NMOS回路41は、NMOSトランジスタで構成された断熱論理回路である。
パワークロック信号は、トランジスタMn1、Mn3、Mn5、Mn6のソースに入力される。また、パワークロック信号は、トランジスタMn5,Mn6のゲートに入力されている。入力端子INPは、トランジスタMn1のゲートに接続されている。入力端子INNは、トランジスタMn3のゲートに接続されている。トランジスタMn1のドレインはトランジスタMn2のソースに接続されている。トランジスタMn3のドレインは、トランジスタMn4のソースに接続されている。
トランジスタMn2、Mn6のドレインは出力端子OUTNに接続されている。また、トランジスタMn4のゲートは、出力端子OUTNに接続されている。トランジスタMn4、Mn5のドレインは出力端子OUTPに接続されている。また、トランジスタMn2のゲートは、出力端子OUTPに接続されている。
NMOS回路41は、パワークロック信号の立ち下がりエッジ(falling edge)でのレベルを評価する。つまり、パワークロック信号の立ち下がりエッジのタイミングで、NMOS回路41の出力端子OUTP、OUTNのレベルが変化する。
パワークロック信号がHレベルとなると、ダイオード接続されたトランジスタMn5,Mn6がオンする。よって、パワークロック信号に従って、出力端子OUTP,OUTNがHレベルとなる。パワークロック信号の立ち上がりエッジ(rising edge)で、出力端子OUTP、OUTNの両方がHレベルとなる。
データが1の場合、入力端子INPがHレベルで、入力端子INNがLレベルとなる。入力端子INPがHレベルの場合、パワークロック信号が立ち下がると、トランジスタMn1、Mn2がオンする。よって、出力端子OUTN側の電荷がパワークロック側に流れる。パワークロック信号の立ち下がりエッジで、出力端子OUTNがLレベルとなり、1が出力される。
データが0の場合、入力端子INPがLレベルで、入力端子INNがHレベルとなる。入力端子INNがHレベルの場合、パワークロック信号が立ち下がると、トランジスタMn3、Mn4がオンする。よって、出力端子OUTP側の電荷がパワークロック側に流れる。パワークロック信号の立ち下がりエッジで、出力端子OUTPがLレベルとなり、0が出力される。
次に断熱動作するPMOS回路42について、図6,及び図7を用いて説明する。図6は、PMOS回路42の構成を示す回路図である。図7は、PMOS回路42における信号波形を示す模式図である。PMOS回路42は、6個のトランジスタMp1〜Mp6を備えている。トランジスタMp1〜Mp6は、pチャネルMOS(以下、PMOSとする)トランジスタである。PMOS回路42は、PMOSトランジスタで構成された断熱論理回路である。
パワークロック信号は、トランジスタMp1、Mp3、Mp5、Mp6のソースに入力される。また、パワークロック信号は、トランジスタMp5,Mp6のゲートに入力されている。入力端子INPは、トランジスタMp1のゲートに接続されている。入力端子INNは、トランジスタMp3のゲートに接続されている。トランジスタMp1のドレインはトランジスタMp2のソースに接続されている。トランジスタMp3のドレインは、トランジスタMp4のソースに接続されている。
トランジスタMp2、Mp6のドレインは出力端子OUTNに接続されている。また、トランジスタMp4のゲートは、出力端子OUTNに接続されている。トランジスタMp4、Mp5のドレインは出力端子OUTPに接続されている。また、トランジスタMp2のゲートは、出力端子OUTPに接続されている。
PMOS回路42は、パワークロック信号の立ち上がりエッジでのレベルを評価する。つまり、パワークロック信号の立ち上がりエッジのタイミングで、PMOS回路42の出力端子OUTP、OUTNのレベルが変化する。
NMOS回路41とPMOS回路42とを組み合わせることで、レジスタ部31を構成することができる。図8は、NMOS回路41とPMOS回路42とを組み合わせたレジスタ部31の構成を示す。図9は、レジスタ部31の信号波形を模式的に示す図である。なお、レジスタ部32〜34はレジスタ部31と同様の構成であるため、説明を省略する。
図8のレジスタ部31では、NMOS回路41の出力側にPMOS回路42が配置されている。図4のNMOS回路41の出力端子OUTP、OUTNが図8のノードX1P、X1Nとなる。そして、ノードX1P、X1Nが、図6のPMOS回路42の入力端子INP、INNとなる。NMOS回路41は、パワークロック信号の立ち下がりエッジで動作し、PMOS回路42が立ち上がりエッジで動作する。このようにすることで、単相のパワークロック信号に応じて、レジスタ部31がデータを伝送する。よって、シフトレジスタ30が格納しているデータを順次出力する。
NMOS回路41とPMOS回路42は、それぞれパワークロック信号を電源として動作する断熱論理回路である。断熱論理回路を用いることで、消費電力を低減することができ、効率的な動作が可能となる。
さらに、本実施の形態ではパワークロック信号を電源と用いている。よって、一定の電圧を出力する電源を得るための大きなキャパシタが不要となる。つまり、大きなキャパシタを用いて、電圧を平滑化する必要がなくなる。さらに、クロック信号を発生するクロック信号発生回路別途搭載する必要が無い。よって、装置構成を簡素化、小型化することができる。
次に、シフトレジスタ30のメモリ機能について説明する。図10は、レジスタ部31〜34の所望のビット配列を得るための配線接続を示す図である。具体的には、レジスタ部間の配線接続が、ストレート接続とクロス接続の2通りある。ストレート接続をSとし、クロス接続をCとして示す。なお、ストレート接続Sでは、前段のレジスタ部の出力と次段のレジスタ部の入力とが非反転接続されている。具体的には、前段のレジスタ部の非反転出力端子が次段のレジスタ部の非反転入力端子に接続され、かつ、前段のレジスタ部の反転出力端子が次段のレジスタ部の反転入力端子に接続されている。
一方、クロス接続Cでは、前段のレジスタ部の出力と次段のレジスタ部の入力とが反転接続されている。具体的には、前段のレジスタ部の非反転出力端子が次段のレジスタ部の反転入力端子に接続され、かつ、前段のレジスタ部の反転出力端子が次段のレジスタ部の非反転入力端子に接続されている。ストレート接続Sとクロス接続Cにより、ビット配列を決定することができる。
ストレート接続Sの場合、連続する2ビットが同じ値を示し、クロス接続Cの場合、連続する2ビットが異なる値を示す。ストレート接続された2段のレジスタ部は、“00”又は“11”のデータを示す。クロス接続された2段のレジスタ部は、“01”または“10”のデータを示す。図10では、クロス接続Cとストレート接続Sが交互になっている。ストレート接続とクロス接続を交互にすると、2ビットずつデータが変わる。パワークロック信号の最初の立ち上がりエッジにおいて、全段で出力端子OUTPが1、出力端子OUTNが0とすると、CSCS接続で、IDは11001100・・・となる。配線接続の極性を変えることで、ビット配列を決定することができる。なお、図10では、4ビットのシフトレジスタ30を示しているため、16パターンのビット配列を得ることができる。
このように、レジスタ部間の配線接続を変えることで、所望のビット配列を得ることができる。つまり、設定したいIDのビット配列に応じて、S接続とC接続の組み合わせを変えればよい。例えば、配線パターンを形成する工程において、フォトレジストを露光するためのマスクの設計を変えることで、所望のビット配列を得ることができる。あるいは、配線パターンを形成する工程で電子ビーム露光を用いてもよい。配線パターンの形成工程のみを変えることで、C接続とS接続とを任意に選択することができる。これにより、製造コストの上昇を抑制することができる。
次に、シフトレジスタ30の初期化について、図11、図12を用いて説明する。PMOS回路42の入力段のトランジスタMp1,Mp2とトランジスタMp3,Mp4のゲート幅にオフセットを与えることで、初期化を行うことができる。図11では、トランジスタMp3、Mp4のゲート幅を、トランジスタMp1、Mp2のゲート幅よりも広くしている例を示している。図12では、ゲート幅のオフセットがある場合とない場合における出力端子OUTP、OUTNの変化を示している。なお、図12では出力端子OUTPの電位を破線で示し、出力端子OUTNの電位を実線で示している。
トランジスタMp3、Mp4のゲート幅がトランジスタMp1、Mp2のゲート幅よりも広くなっている。よって、最初のパワークロック信号の立ち上がりエッジで、出力端子OUTPが出力端子OUTNよりも速く充電される。全段のレジスタ部において、パワークロック信号の最初の立ち上がりエッジで出力端子OUTPが1、出力端子OUTNが0となる。つまり、全段のレジスタ部に同じ値のデータが格納される。一方、ゲート幅のオフセットがない場合、つまり、トランジスタMp1〜Mp4のゲート幅が同じである場合、出力端子OUTPと出力端子OUTNの電位が同じ速度で変化する。
本実施の形態によれば、図10に示した配線接続に基づいて、任意のIDを任意に設定することができる。もちろん、トランジスタMp1、Mp2のゲート幅がトランジスタMp3、Mp4のゲート幅よりも広くなっていてもよい。つまり、全段のレジスタ部において、トランジスタMp1、Mp2のゲート幅とトランジスタMp3、Mp4のゲート幅が異なっていればよい。この場合でも、全てのIDにおいて、ゲートの形成工程におけるフォトマスクを共通化することができる。換言すると、配線パターンの形成工程におけるフォトマスクのみをIDに応じて変更すればよい。よって、製造コストの上昇を抑制することができる。
(アンテナ10)
次に、アンテナ10の構成について、図13を用いて説明する。図13は、アンテナ10の一例を示す平面図である。アンテナ10は、図13に示すように、ダブルループアンテナとなっている。図14は、アンテナ10のインピーダンス特性のシミュレーション結果を示すグラフである。ここでは、5GHzの周波数帯をターゲットとしている。
(変換器20)
変換器20の構成について、図15を用いて説明する。図15は、変換器20の一例を示す回路図である。変換器20は、電圧増幅器21と負荷抵抗22とダイオード23とを備えている。なお、ポートRFIN+、及びポートRFIN−は差動構成のアンテナ10の接続ポートである。ここでは、電圧増幅器21は、6段の昇圧回路24が設けられているとして説明する。もちろん、昇圧回路24の段数は6段に限られるものではない。
昇圧回路24は、CMOSスイッチ回路28と2つのキャパシタ29を備えたチャージポンプ回路であり、入力電圧を昇圧する。昇圧回路24は、CMOSスイッチ回路28のポートRFIN+側とポートRFIN−側にはそれぞれ、キャパシタ29が接続されている。ポートRFIN+とポートRFIN−との間の電圧を電源電圧として、昇圧回路24が動作する。CMOSスイッチ回路28は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタがクロス接続されたスイッチとして機能する。CMOSスイッチ回路28の動作に応じて、キャパシタ29がチャージされる。6段の昇圧回路24の出力側に負荷抵抗22が設けられている。つまり、複数段の昇圧回路24が、アンテナ10のポート間の電圧を昇圧して、パワークロック信号を出力する。変換器20は、アンテナ10が受信した受信信号の包絡線をパワークロック信号として出力する。
図16は、変換器20の出力特性のシミュレーション結果を示すグラフである。横軸は入力パワー[dBm]であり、縦軸は変換器20の出力電圧[V]である。なお、搬送波の周波数は5.8GHzとしている。シフトレジスタ30が振幅1.8Vのパワークロック信号で動作する場合、入力パワーは−10dBm以上とすればよい。OOK変調された無線信号のデューティ比が0.1であるとすると、平均的に要求される受信パワーは−20dBm以上であればよい。
(負荷変調器50)
次に、負荷変調器50の構成について、図17を用いて説明する。図17は、負荷変調器50の一例を示す回路図である。図18は、負荷変調器50のマッチング特性のシミュレーション結果を示すグラフである。負荷変調器50は、トランジスタ51とキャパシタ52、53とを備えている。アンテナ10のポートRFIN+とポートRFIN−との間には、キャパシタ52とトランジスタ51とキャパシタ53とが直列に接続されている。
シフトレジスタ30から出力されたID(データ)が、トランジスタ51のゲートに入力される。トランジスタ51はNMOSトランジスタであり、IDに応じて動作するスイッチである。トランジスタ51のドレインはキャパシタ52に接続され、トランジスタ51のソースは、キャパシタ53に接続されている。負荷変調器50は、IDに応じて送信信号S11を変調する。図18に示すように、IDが0Vのとき、送信信号は−6dBとなり、IDが1.8Vで良好なマッチング特性を示す。
(シミュレーション結果)
図19、及び図20を用いて、本実施の形態にかかるRFIDシステムでのシミュレーション結果について説明する。図19は、シミュレーションに用いたRFIDタグと、シミュレーション条件を示す図である。図20は、シミュレーションにより得られた波形図である。
図19に示すように、リーダから送信される無線信号のデューティ比を0.1とし、データレートを10kbpsとし、入力パワーを−10dBmとしている。デューティ比が0.1であるため、OOK変調の平均的なパワーが−20dBmとなる。図20に示すように、アンテナ10で受信した無線信号RFINの振幅は、100mVとなる。変換器20が生成したパワークロック信号の振幅は1.8Vとなる。つまり、変換器20は、振幅が100mVの受信信号を1.8Vまで昇圧している。図20では、IDの4ビットが“1001”を示す場合に、アンテナ10から再放射された無線信号のパワーRe-Rad Powerが示されている。アンテナ10から“1001”の4ビットデータが送信信号として放射されている。レジスタ値が100μsec間隔で送信される。つまり、無線タグ100は、10kbpsのデータレートでIDを送信する。
実装例
RFIDタグとして利用される半導体装置について、図21を用いて説明する。図21では、RFIDタグとして利用される半導体チップ110の構成を模式的に示す平面図である。基板101は、半導体基板であり、厚さ150μmのシリコン基板を用いることができる。基板101上には、アンテナ10と、コア領域102と、を備えている。アンテナ10は、図13に示したループアンテナである。コア領域102は、変換器20、シフトレジスタ30、及び負荷変調器50が形成された回路形成領域である。ここでは、シフトレジスタ30を128ビットとしている。コア領域102は、0.3mm×0.3mmの矩形状の領域である。アンテナ10の中央部にコア領域102が形成されている。ここでは、0,18μmのCMOSプロセスでコア領域102の回路を形成している。
実施の形態2.
実施の形態2では、変換器20の構成が実施の形態1と異なっている。変換器20以外の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。変換器20の回路構成を図22に示す。図22は、変換器20の回路図である。図22に示すように、変換器20は、第1の昇圧回路25と、第2の昇圧回路26と、PMOSトランジスタ27と、を備えている。
第1の昇圧回路25が、主たるパワークロック発生器であり、実施の形態1の昇圧回路24と同様に動作する。第2の昇圧回路26は、従たるパワークロック発生器となる。実施の形態2では、アンテナ10とシフトレジスタ30との間に、第1の昇圧回路25と第2の昇圧回路26とが並列に配置されている。実施の形態1と同様に第1の昇圧回路25が入力電圧を昇圧してパワークロック信号を出力する。つまり、複数段の第1の昇圧回路25が、アンテナ10のポート間の電圧を昇圧して、パワークロック信号を出力する。第2の昇圧回路26の出力がPMOSトランジスタ27を介して、第1の昇圧回路25の出力に接続されている。第2の昇圧回路26の出力は、PMOSトランジスタ27のゲートに接続されている。
第1の昇圧回路25と第2の昇圧回路26とは、実施の形態1で示した昇圧回路24と同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。ここで、第2の昇圧回路26は、第1の昇圧回路25よりも回路サイズが小さくなっている。例えば、第2の昇圧回路26のトランジスタサイズを、第1の昇圧回路25のトランジスタサイズよりも小さくする。第2の昇圧回路26のキャパシタ29の容量を、第1の昇圧回路25のキャパシタ29の容量よりも小さくしてもよい。
パワークロック信号がHレベルの時、PMOSトランジスタ27がオフ状態となるため、実施の形態1と同様に動作する。パワークロック信号がLレベルになるとき、第2の昇圧回路26がPMOSトランジスタ27をオンする。つまり、パワークロック信号が立ち下がりエッジで、PMOSトランジスタ27がオンする。第2の昇圧回路26は、第1の昇圧回路25からのパワークロック信号がLになるのをアシストする。このようにすることで、パワークロック信号の立ち下がりを高速化することができる。
本実施の形態の構成によりパワークロック信号の立ち下がりを早くすることができる。これにより、RFIDタグ100の高速動作が可能になる。つまり、パワークロック信号の立ち上がりが遅いと、シフトレジスタ30からのIDの読み出しを高速化することが困難になる。特に、パワークロック信号が供給される回路の回路規模が大きくなった場合、高速化がより困難になる。本実施の形態野構成によれば、ワークロック信号が供給される回路の回路規模が大きくなった場合でも、高速な動作が可能となる。
図23では、図22の回路の実装例を示す図である。図23では、5段の第1の昇圧回路25が設けられており、これらを第1の昇圧回路25a〜25eとして示している。そして、4段目の第1の昇圧回路25dの出力が第1の昇圧回路25eと第2の昇圧回路26とに入力されている。この構成によれば、パワークロック信号の立ち下がりを速くすることができるため、無線タグ100の動作を高速化することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 アンテナ
20 変換器
21 電圧増幅器
22 負荷抵抗
23 ダイオード
24 昇圧回路
25 第1の昇圧回路
26 第2の昇圧回路
27 PMOSトランジスタ
28 CMOSスイッチ回路
29 キャパシタ
30 シフトレジスタ
31〜34 レジスタ部
41 NMOS回路
42 PMOS回路
50 負荷変調器
51 トランジスタ
52 キャパシタ
53 キャパシタ
100 無線タグ
200 リーダ
210 アンテナ

Claims (8)

  1. 無線信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナで受信した無線信号の包絡線を検波して、前記包絡線に応じたパワークロック信号を生成する変換器と、
    前記パワークロック信号を電源として断熱動作する断熱論理回路と、を備えた無線タグ。
  2. 前記断熱論理回路からの出力信号を変調して、前記アンテナに出力する負荷変調器と、をさらに備えた請求項1に記載の無線タグ。
  3. 前記断熱論理回路が、前記パワークロック信号に同期して、レジスタ値を順次出力するシフトレジスタを備えている請求項1、又は2に記載の無線タグ。
  4. 前記シフトレジスタが、複数段のレジスタ部を備え、
    前記レジスタ部が、
    前記パワークロック信号の立ち下がりエッジで動作するNMOS回路と、
    前記パワークロック信号の立ち上がりエッジで動作するPMOS回路と、を備えている請求項3に記載の無線タグ。
  5. 前記無線信号が、振幅変調されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線タグ。
  6. 前記変換器が、
    前記アンテナの電圧を昇圧して、前記パワークロック信号を出力する複数段の第1の昇圧回路と、
    前記アンテナの電圧を昇圧する第2の昇圧回路と、
    前記第1の昇圧回路の出力と前記第2の昇圧回路の出力とに接続され、前記パワークロック信号の立ち下がりエッジでオンするPMOSトランジスタと、を備えている請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線タグ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の無線タグと、
    前記無線タグの動作周波数で振幅変調された前記無線信号を放射するリーダと、を備えた無線タグシステム。
  8. 無線タグに搭載される半導体装置であって、
    無線信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナで受信した無線信号の包絡線を検波して、前記包絡線に応じたパワークロック信号を生成する変換器と、
    前記パワークロック信号を電源として断熱動作する断熱論理回路と、を備えた半導体装置。
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