JP2020190044A - 編地 - Google Patents

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木津 祐晴
Sukeharu Kizu
祐晴 木津
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Abstract

【課題】吸水速乾性に優れ、ベタツキ防止性、抗ピリング性、抗スナツグ性を有するスポーツウェア用途に適する多層構造の編地を得る。【解決手段】表面部と裏面部を有する編地であって、編地の表面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸であり、編地の裏面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる複合糸である、編地。【選択図】なし

Description

本発明は、表面部と裏面部を有する編地であって、発汗処理性に優れた多層構造の編物に関するものであって、水分の拡散性と速乾性に優れるため、発汗時でも肌触りが良くベタツキ防止性を有するとともに、抗ピリング性、抗スナッグ性を有するスポーツ衣料用途に適した編地に関する。
従来、スポーツ衣料用の編地は、木綿を始めとする天然繊維からなる物、或いは、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維からなる物、そして天然繊維と合成繊維との混繊・交編物がある。
一方、これらの衣料は、肌に接触して着用され、着用時には発汗をともなう場合が多いため、その編地は汗を吸収し、それを順次編地の表面側へ移動させ、大気中に蒸散し易いものであることが要求され、洗濯されることを考慮し、速乾性のあるものが理想的とされた。しかし、現在、吸水性、拡散性、蒸散性さらには速乾性を満足したものは見あたらない。
すなわち、木綿、ウール等の天然繊維からなる編地は吸水性、保水性に優れているので汗を良く吸い取るが、その反面、一旦吸い取った汗は容易には蒸散せず、さらに洗濯・脱水後も、繊維内部にかなりの水が残量し、乾燥に時間がかかるという問題がある。
一方、従来の合成繊維からなる編地は、速乾性等のウォッシュアンドウェア性には優れているが、反面、水の吸収速度が遅く、水の拡散性に劣るため、汗の吸汗、移動が十分に行なわれず汗濡れによるベタツキ感や冷え感等を招くという問題があった。
さらに、天然繊維と合成繊維との混繊品や交編品は、ウォッシュアンドウェア性はこれらの中間的な性能を示すが、吸収した汗を天然繊維が含水するため、蒸散しにくく、乾燥に時間がかかるという問題は解消されていない。
また、天然繊維と合成繊維は、物理的、化学的諸性質が異なることが多く、これらの混繊・交編品は、染色性、染色同色性、ヒートセット性等で不利な点が多い。
また、合成繊維布帛に透水能力を付加したものとして、特許文献1には、布帛の片面が0.7デニール以下の超極細繊維からなり、該布帛の他方の面を1デニ一ル以上で、かつ前記の超極細繊維の4倍以上の太繊度糸で構成された織編物が記載されている。
しかし、この織編物は、吸水性、保水性に優れているが、肌に接する面の保水率が他の面よりも低いためベトツキ感が少なく、肌着等に適したものである。しかし、超極細繊維を用いるため、織編物表面が直接外物に接触したり、外力を受けやすいスポーツ衣料用途では、抗ピリング性、抗スナッグ性などが悪くなる虞がある。さらに、製造コストが高くなるという虞があった。
特開昭52−025168号公報
本発明の目的は、上記したような点に鑑み、拡散・速乾性に優れ、肌触りが良く、ベタツキ防止性、抗ピリング性、抗スナッグ性を有するスポーツ衣料用途に適する多層構造の編地を得ようとするものである。
本発明者は、上記課題を解決するために、編地を表面部と裏面部を有する多層構造とし、表面部と裏面部で異なった糸条を使用することによって、発汗によるベタツキ感等の不快感が少なく、ピリングやスナッグの発生の少ない編地が得られることを見出した。本発明は次の構成を有する。
すなわち、本発明の要旨は、以下の通りである。
(1)表面部と裏面部を有する編地であって、
編地の表面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸であり、
編地の裏面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる複合糸である、
編地。
(2)非捲縮糸が、フィラメント生糸である(1)に記載の編地。
(3)複合糸が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる合撚糸及び/または交絡糸から選択されるものである(1)または(2)に記載の編地。
本発明に係る編地においては、優れた拡散性・速乾性、抗ピリング性、抗スナッグ性を有し、これを用いた衣服においては、ベタツキ感が少なくドライで快適な着用感を得ることができる。
以下、更に詳しく本発明について説明する。
本発明のポイントは、編地の表面部と裏面部に夫々異なる糸条を配置することにより、裏面部が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる複合糸で構成され、吸水性、拡散性、速乾性等を有し、表面部が、仮撚捲縮加工糸で構成され、抗ピリング性、抗スナッグ性等の機能を有する点にある。
本発明にかかる編地の編組織は、表面部と裏面部を有するものであれば、特に限定されず、どのような編組織のものであってもよいが、該表面部が仮撚捲縮加工糸で構成され、該裏面部が仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる複合糸で構成されることを必要とする。
編組織としては、例えば、両面緯編地、両面丸編地、ダブルトリコット、ダブルラッセル、二重編物などの二層構造物に限定されるものではなく、三層、四層又はそれ以上の多層構造であってもよく、また、シングル緯編地、シングルトリコット、ラッセルなども挙げることができる。
また、通気性を兼備する布帛として、メッシュ編、ペレリン編、アイレット編のような小孔を有する編地であってもよい。
また、スポーツ衣料として用いる場合は、ストレッチ性を有する編地が好ましい。
因みに、本発明において、表面部とは該編地が衣料として使用されるときに大気と接する側の面を言い、裏面部とは肌と接する側の面を言う。
本発明の編地の表面部を構成する仮撚捲縮加工糸の作用としては、編地のボリュームを上げる作用、伸張性を上げる作用、風合をソフトにする作用の他、抗ピリング性及び抗スナッグ性等である。
使用する仮撚捲縮加工糸としては従来公知の方法によるものを用いることができるが、風合、厚み、編立て性の点から2ヒーター仮撚り法によるものが好ましい。その単糸繊度は風合や目付の点から0.3〜4dtex、総繊度は44〜330dtexのものが好ましい。仮撚捲縮加工糸の撚数としては、風合、編立て性の点から1500〜5700回/mが好ましい。用いられる繊維種としては、風合、速乾性、ウォッシュアンドウェア性や経済性の点からポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド繊維が挙げられる。
また、本発明において、下記の式で算出される表面部のカバーファクター(CF)は0.02〜0.08が好ましい。カバーファクターが0.02未満の場合、抗スナッグ性が低下する虞があり、カバーファクターが0.08より大きいと伸張性が低下する虞がある。
カバーファクター(CF)=√D/L
D:糸条の総繊度(dtex)
L:100ウエル間の糸長(mm)
これらの繊維には、艶消し剤、安定剤、難撚剤、静電防止剤、着色剤などの改質剤などを含むことができる。
また、本発明の編地の裏面部を構成する複合糸に用いられる仮撚捲縮加工糸の作用としては、抗ピリング性、抗スナッグ性及び肌触り感の向上である。仮撚捲縮加工糸は、従来公知の方法によるものを用いることができるが、拡散性の点から1ヒーター仮撚り法によるものが好ましい。その単糸繊度は風合や目付の点から、0.3〜4dtex、総繊度は22〜167dtexのものが好ましい。仮撚捲縮加工糸の撚数としては、風合、加工性、編立て性の点から、3000〜8000回/mが好ましい。用いられる繊維種としては、風合、速乾性、ウォッシュアンドウェア性や経済性の点から、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド繊維が好ましい。また、これらの繊維には、艶消し剤、安定剤、難撚剤、静電防止剤、着色剤などの改質剤などを含むことができる。
本発明の編地の裏面部の複合糸に用いられる非捲縮糸の作用としては、編地を着用して発汗したときに汗を吸水し、拡散しやすくすることである。用いられる非捲縮糸としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル等の熱可塑性合成繊維、レーヨン、アセテ─ト等の半合成繊維、或いは、綿等の天然繊維が挙げられ、その形態としては、フィラメント生糸やPOY、または、フィラメント生糸もしくはPOYをステープルファイバーにしたものからなるスパン糸の何れの形態のものも用いることができるが、吸水性の点でフィラメント生糸が好ましい。また、その総繊度はフィラメント生糸の場合22〜110dtex、スパン糸の場合30〜90番手相当のものが好ましく、単糸繊度は、吸水性と拡散性の点から、0.9〜7dtexであることが好ましく、更に好ましくは1〜3dtexである。単糸繊度が0.9dtex未満である場合、吸水性、風合は良好となるが、乾燥性が不十分となる。一方、7dtexを超える場合、風合が硬くなり、目的の効果を有する編地が得られにくくなる。
また、複合糸に占める非捲縮糸の混率は、15〜65重量%が好ましく、25〜60重量%がより好ましい。混率が15重量%未満である場合、吸水拡散性が損なわれる虞があり、65重量%を超える場合、編地としたときに伸張性、ボリューム性が損なわれる虞がある。
本発明におけるフィラメント生糸とは、実質的に熱処理による捲縮を付与していないフィラメント糸である。
また、これらの繊維には、艶消し剤、安定剤、難撚剤、静電防止剤、着色剤などの改質剤などを含むことができる。
また、本発明で用いる繊維糸の断面形状は、丸断面以外に三角、Y形状、偏平などのあらゆる異形断面のものを使用することができる。
本発明の編地の裏面部に用いられる複合糸は、上記の仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなり、複合糸としては、合撚糸(カバリング糸を含む)や交絡糸が好ましく、これらを組みわせることもできる。
合撚の方法としては、例えば、ポリエステルマルチフィラメントの仮撚捲縮加工糸とポリエステルマルチフィラメント生糸を撚り係数Kが350〜26000で合撚した複合糸が挙げられる。合撚の方法としては、非捲縮糸に仮撚捲縮加工糸を巻きつける方法が好ましい。
上記の撚り係数Kは、下記の式で算出される。
K=T√D
K:撚り係数
T:撚り数(回/m)
D:総繊度(dtex)
また、交絡の方法としては、エアー交絡処理が好ましく、通常のエアー交絡ノズルを用いることができ、インターレースノズルやタスランノズル等が好適に用いられる。エアー圧は使用する糸条の種類、繊度や糸速等により適宜設定できるが、1.0〜4.0kg/cmが好ましい。また、交絡数は50〜150個/mが好ましい。
また、複合糸の総繊度は44〜330dtexであることが好ましい。特に、スポーツ衣料など苛酷な使われ方をされる場合は60〜200dtexが好ましく、80〜170dtexがより好ましい。繊度が44dtex未満であると、編地の中の糸のループ密度が小さくなることによりスナッグが起きやすくなり、330dtexを超えると、編地の風合が硬くなり、目付も大きくなる虞がある。
本発明の編地の性能を発揮させるためには、本発明の編地は、前記複合糸の混率を、編地重量に対して30重量%以上の混率で含有していることが好ましく、さらに好ましくは50〜99重量%である。
編地に用いる複合糸の混率が上記範囲未満であると、複合糸の拡散性・速乾性の効果が不十分となり、スナッグ、スナッグも発現しやすくなる虞がある。また、本発明の性能を損なわない範囲で、裏面部側に他の糸条を交編することもできる。
編地の目付は、特に限定されるものではないが、着用感、乾燥性、用途を考慮すると、80〜300g/mが好ましい。編地の目付が80g/m未満であると、衣料用途として破裂強力などの点で問題が発生する虞がある。また、編地の目付が300g/mを超えると、重くなり、実用的でない。
なお、また、本発明の編地には、本発明の性能を損なわない範囲で他の繊維糸を併用することもできる。
(実施例)
次に、本発明の編地について実施例を挙げて、より具体的に説明する。編地の物性および風合等の測定および評価は、次の方法を用いて行われた。
<速乾性>
10cm×10cmの試験片の質量(W)を測定した。試験片の裏面部に水を0.6ml滴下し、質量(W)を測定した。標準状態 (20℃、65%RH)下で所定時間ごとの質量(Wt)を測定し、時間ごとの残留水分率(%)を算出し、下記の基準で評価した。
○:残留水分率が10%になるまでの時間が30分未満
△:残留水分率が10%になるまでの時間が30分以上40分未満
×:残留水分率が10%になるまでの時間が40分以上
<拡散性>
裏面部側に、純水と日本化薬(株)製 Kayacion Red P−4BN Liquid 25 の2.5%水溶液 0.6mlを滴下した後、120分後の表面及び裏面の拡散面積(タテ×ヨコ)面積を測定し、広い方の面積にて、下記の基準で評価した。
○:110cm以上
△:90cm以上110cm未満
×:90cm未満
<抗ピリング性>
JIS L 1076 A法に準じて測定し、下記の基準で評価した。
○:4級以上
×:4級未満
<抗スナッグ性>
JIS L 1058 D−3法に準じて測定し、下記の基準で評価した。
○:3−4級以上
△:3級
×:3級未満
<肌触り>
生地の表裏を触り下記により評価し、5人による平均値を求めた。
良い・・・3点 どちらとも言えない・・・2点 悪い・・・1点
○:平均値が2.2点以上
△:1.8点以上2.2点未満
×:1.8点未満
<100ウエル間の糸長>
編成後のサンプルより100ウエル間の糸を取り出して実測した。
〔実施例1〕
布帛裏面部の複合糸を、非弾性糸として44dtex/48fの丸断面ポリエステルフィラメント生糸、仮撚捲縮加工糸として33dtex/36fの丸断面ポリエステルフィラメント2ヒーター仮撚捲縮加工糸を用い、前記非弾性糸を芯糸に、前記仮撚捲縮糸を花糸にして600回/mでカバリングして複合糸(78dtex)を作製した。
また、布帛表面部を構成する仮撚捲縮糸として、84dtex/72fの丸断面ポリエステルフィラメント1ヒーター仮撚捲縮加工糸を用いた。
得られた複合糸を布帛の裏面側のメッシュ側に、仮撚捲縮糸を布帛の表面側のフラット表面側に用いて、ダブル丸編機(株式会社福原精機製作所製、LIL−4AL)にて、天竺ハニカム組織で編成した。編地全体に対する複合糸の割合は42重量%であった。この生機を、常法により精練、染色、脱水、乾燥後、ファイナルセットを行って、目付180g/mの緯編地を得た。評価結果を表1に示す。
〔実施例2〕
複合糸に用いる非弾性糸を60番手のポリエステルスパン糸に変え、1100回/mで合撚した以外は、実施例1と同様に加工し、目付150g/mの緯編地を得た。複合糸の編地全体に対する割合は49重量%であった。評価結果を表1に示す。
〔実施例3〕
複合糸の非捲縮糸を33dtex/24fの丸断面ポリエステルフィラメント生糸に変更し、タスラン加工糸に変更した以外は、実施例1と同様に加工し、目付155g/mの緯編地を得た。複合糸の編地全体に対する割合は40重量%であった。評価結果を表1に示す。
〔実施例4〕
布帛裏面部の複合糸を構成する非弾性糸として、44dtex/24fの丸断面ポリエステルフィラメント生糸、布帛裏面部の複合糸を構成する仮撚捲縮加工糸として、33dtex/24fの丸断面ポリエステルフィラメント2ヒーター仮撚捲縮加工糸を用いて作製し、前記非弾性糸を芯糸に、前記仮撚捲縮糸を花糸に600回/mでカバリングして複合糸(78dtex)を作製した。
また、布帛表面部を構成する仮撚捲縮糸として、56dtex/72fの丸断面ポリエステルフィラメント1ヒーター仮撚捲縮加工糸を作製し、経編組織にて編製し、実施例1と同様に加工し、目付150g/mの経編地を得た。複合糸の編地全体に対する割合は51重量%であった。評価結果を表1に示す。
〔比較例1〕
布帛裏面部を84dtex/72fの丸断面ポリエステルフィラメント生糸のみで構成し、また、布帛表面部を構成する仮撚捲縮糸とした以外は、実施例1と同様に加工し、目付150g/mの緯編地を得た。評価結果を表1に示す。
〔比較例2〕
布帛裏面部を84dtex/72fの丸断面ポリエステルフィラメント2ヒーター仮撚捲縮糸のみで構成した以外は、実施例1と同様に加工し、目付152g/mの緯編地を得た。評価結果を表1に示す。
〔比較例3〕
布帛の表裏面とも実施例2の複合糸を用いて、実施例1と同様に加工し、目付152g/mの緯編地を得た。複合糸の編地全体に対する割合は100重量%であった。評価結果を表1に示す。
〔比較例4〕
実施例1の複合糸を用いて、シングル丸編機にて天竺組織を編成した。実施例1と同様に加工し、目付75g/mの緯編地を得た。複合糸の編地全体に対する割合は100重量%である。 評価結果を表1に示す。
Figure 2020190044

Claims (3)

  1. 表面部と裏面部を有する編地であって、
    編地の表面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸であり、
    編地の裏面部を構成する糸条が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる複合糸である、
    編地。
  2. 非捲縮糸が、フィラメント生糸である請求項1に記載の編地。
  3. 複合糸が、仮撚捲縮加工糸と非捲縮糸からなる、合撚糸及び/または交絡糸から選択されるものである請求項1又は2の何れかに記載の編地。
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