JP2020189670A - ピロー包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の熟練度に寄らず、通紙作業が容易になり、作業時間を短縮できるピロー包装機を提供する。【解決手段】 ピロー包装機10は、連続して供給される帯状のフィルム15を、その両側端縁部を重合させて筒状フィルム24に製袋する製袋器25と、筒状フィルム24の両側端縁部24aをシールするセンターシールユニット27と、センターシールユニット27と搬送手段26の間において搬送方向に延在する一組のガイド板34と、一組のガイド板34を、両者の間に両側端縁部24aの挿通領域55が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板34aを他方から離れるように移動させる開放状態とを切替可能なガイド板操作機構50を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ピロー包装機に関する。
ピロー包装機では、物品が順次供給されることに合わせて、原反から長尺の帯状フィルムが順次繰り出されることで連続して供給され、製袋器におい帯状搬送幅方向Wの両端縁が互いに重ねられて筒状に製袋される。次いで、センターシールユニットにおいて、互いに重ねられた筒状のフィルム(筒状フィルム)の両端縁(センターシール部)が、一対のバーシーラで挟み込まれながら加熱された後、プレスローラで加圧されることで、センターシール(縦シール)される。それから、トップシールユニットにおいて、物品の長さに応じたピッチ毎に、搬送幅方向Wにトップシール(横シール)とカットが行われ、包装体が製造される。
このようなピロー包装機において、製袋器の下流側には、筒状フィルムの両端縁が挿通される板(上板、ガイド板)が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来の包装機100におけるセンターシールユニット157部分を上流方向から見た正面図である。同図は、長尺フィルムの供給手段が製袋器の下方に位置する、所謂逆ピロー型包装機100の場合の一例である。この場合、搬送手段110(例えば、ベルトコンベアなど)の上方にガイド板(上板)150が設けられ、その上にセンターシールユニット157が配置される。ガイド板150は、搬送方向に延在する2枚一組の板部材で構成され、筒状フィルム124の両端縁部124aの挿通領域155となる隙間を挟んで対向配置(互いに平行に配置)される。
このような包装機では、運転前に作業者によって、製袋器で筒状にされるフィルムの重ねられた両端縁部124aをセンターシールユニット157に通過させる作業(通紙作業)が行なわれる。具体的には、センターシールユニットのピンチローラ133および不図示のバーシーラを開放し、筒状フィルム124の両端縁部124aを摘んで2枚のガイド板150の挿通領域155に挿通した後、ピンチローラ133で挟み込んで押さえる。この通紙作業によって、センターシールユニット157の下方においてフィルムが筒状に維持される。
そして、包装機の運転時には筒状フィルム124内に物品が収容され、筒状フィルム124と共に下流に搬送されながら、バーシーラで両端縁が挟みこまれて加熱される。
特開2016−159967号公報
しかしながら、ガイド板150の挿通領域155の幅L1は、フィルムが挿通可能な程度に非常に微細(例えば、L1=2mm〜数mm程度)に設定(固定)されているため、通紙作業には手間がかかる。
また特に図示のような逆ピロー型包装機の場合は、ガイド板150の下側から上側にフィルム124の両端縁部124aを引き出す必要があるが、ガイド板150の上方にはセンターシールユニット157が配置されているため、作業者の手を挿入する空間が少なく、作業者の熟練を要したり、作業時間が係る問題がある。
更に、収容される物品の厚みが小さく、センターシールユニットが低いポジションに設定されている場合などには、例えば図示白抜き矢印で示すように手を挿入するスペースが更に狭まることとなり、通紙作業はより一層困難となり、作業効率の向上を阻むこととなる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、作業者の熟練度に寄らず、通紙作業が容易になり、作業時間を短縮できるピロー包装機を提供することを目的とする。
本発明は、連続して供給される帯状のフィルムを、その両側端縁部を重合させて筒状フィルムに製袋する製袋器と、前記筒状フィルムの両側端縁部をシールするセンターシールユニットと、前記センターシールユニットと前記筒状フィルムの間において搬送方向に延在する一組のガイド板と、を有するピロー包装機であって、前記一組のガイド板を、両者の間に前記両側端縁部の挿通領域が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板を他方から離れるように移動させる開放状態とを切替可能なガイド板操作機構を有する、ことを特徴とするピロー包装機である。
本発明はまた、連続して供給される帯状のフィルムを、その両側端縁部を重合させて筒状フィルムに製袋する製袋器と、前記筒状フィルムの両側端縁部をシールするセンターシールユニットと、前記センターシールユニットと前記筒状フィルムの間において搬送方向に延在する一組のガイド板と、を有するピロー包装機であって、前記一組のガイド板を、両者の間に前記両側端縁部の挿通領域が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板を該所定位置から離脱させる開放状態とを切り替え可能なガイド板操作機構と、前記ガイド板を前記開放状態から前記復帰状態に移行した場合に前記一組のガイド板の間に前記挿通領域を維持する挿通領域形成手段と、を有する、ことを特徴とするピロー包装機である。
本発明のピロー包装機によれば、作業者の熟練度に寄らず、通紙作業が容易になり、作業時間を短縮できるピロー包装機を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るピロー包装機の概略図(側面図)である。 本発明の実施形態に係るピロー包装機の概略図(上面図)である。 本発明の実施形態に係るセンターシールユニット付近の概要を示す図であり、(a)正面図、(b)ガイド板の上面図、(c)正面図、(d)ガイド板の上面図である。 本発明の実施形態における通紙作業時のセンターシールユニット付近の動作を示す正面概要図である。 本発明のガイド板操作機構の動作態様の他の例を示す概要図であり、(a)ガイド板の上面図、(b)〜(d)センターシールユニット付近の正面図である。 本発明の他の実施形態に係るガイド板操作機構の動作態様の他の例を示す概要図であり、(a)センターシールユニット付近の正面図、(b)ガイド板の上面図、(c)センターシールユニット付近の正面図、(d)ガイド板の上面図である。 本発明の他の実施形態に係るガイド板操作機構の動作態様の他の例を示す概要図であり、ガイド板の上面図である。 従来のピロー包装機における通紙作業時のセンターシールユニット付近の正面図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るピロー包装機10の構成について説明する。図1は、ピロー包装機10の概略を示す側面図であり、図2は、ピロー包装機10の概略を示す上面図である。なお、図2において、被包装物搬送供給装置14は省略している。また、本図及び以降の各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、本図及び以降の各図において、部材の大きさ、形状、厚みなどを適宜誇張して表現する。
また、説明の便宜上、ピロー包装機10における各種方向の定義として、帯状フィルム15(筒状フィルム24)が上流から下流に移動する床面に水平な方向を搬送方向Tとし、搬送方向Tと水平面内で直交する方向を搬送幅方向Wとし、搬送方向T及び搬送幅方向Wに対して直交する方向(鉛直方向)を搬送高さ方向Hとする。
図1および図2に示すように、本実施の形態のピロー包装機10は、包装機本体11と、その包装機本体11に対して帯状のフィルム(帯状フィルム15)を連続して供給するフィルム供給装置12と、製袋器25と、センターシールユニット27と、ガイド板34と、ガイド板操作機構50(図2参照)と、トップシールユニット30などを有する。本実施形態では、製袋器25よりも搬送高さ方向Hにおける下方にフィルム供給装置12が配置される、所謂逆ピロー型のピロー包装機の場合を例に説明する。
包装機本体11の上流側には、包装機本体11に対して被包装物13を所定間隔毎に供給する被包装物搬送供給装置14が配置される。なお、被包装物搬送供給装置14はピロー包装機10に含まれる構成であってもよい。
フィルム供給装置12は、帯状フィルム15をロール状に巻き取った原反ロール16に対し、図示省略する駆動モータ(サーボモータ等の速度制御可能なモータ)の出力を連係し、原反ロール16の回転速度を適宜制御しながら一定速度で包装機本体11に供給する。また、原反ロール16から包装機本体11に至る所定位置に各種のローラ9(図では、代表して1個のみ記載している)を配置し、原反ロール16から送り出されたフィルム15は、そのローラ9に掛け渡されることで、所定の経路を通って包装機本体11に導かれる。本実施形態では、必ずしも原反ロール16に駆動モータを連係する必要はなく、包装フィルムの搬送経路上にフィードローラを設け、引き出すようにしても良い。
包装機本体11は、連続して供給される帯状フィルム15をその両側端縁部を重合させて筒状のフィルム(以下、筒状フィルム24)に製袋する製袋器25と、その製袋器25の下流側に配置され、筒状フィルム24を搬送する搬送手段(例えば、ベルトコンベア)26と、ベルトコンベア26の上方に配置されたセンターシールユニット(センターシール装置)27と、ベルトコンベア26の下流側に配置されたトップシールユニット(トップシール装置)30と、トップシールユニット30の下流側に配置された搬出コンベア28と、ベルトコンベア26の上方であってトップシールユニット30の直前に配置された抑えベルト29などを備えている。なお、トップシールユニット30の「トップシール」は「エンドシール」と言われる場合もある。
被包装物搬送供給装置14は、例えば、板状の搬送路17と、その搬送路17の上方に配置されたコンベア装置18と、により構成される。コンベア装置18は、例えば、前後に配置されたスプロケット19と、その複数のスプロケット19に掛け渡されたエンドレスチェーン20と、そのエンドレスチェーン20に所定ピッチ毎に取り付けられた複数の押送フィンガー21とにより構成される。これにより、被包装物13の後面に押送フィンガー21が突き当たると、押送フィンガー21の移動に伴い、被包装物13も搬送路17上を前進移動する。
被包装物搬送供給装置14から包装機本体11に対して順次供給される被包装物13は、製袋器25内に挿入される。これにより、製袋器25に供給された被包装物13は、筒状フィルム24内に所定間隔ごとに配置されることになる。また、このように筒状フィルム24内に被包装物13が内包されることから、ベルトコンベア26は、その被包装物13を内包した筒状フィルム24を搬送することになる。
製袋器25は、製袋器25よりも搬送高さ方向Hの下方に配置されたフィルム供給装置12から連続して供給される帯状フィルム15を通過させることで、帯状フィルム15の両側端縁部24a同士を接触(重合)させて筒状フィルム24に製袋するものである。本実施形態の製袋器25は、搬送高さ方向Hにおける上側が開放されており、帯状フィルム15の両側端縁部24aが上側に位置するように設定されている。
製袋器の下流側の、センターシールユニット27と搬送手段(ベルトコンベア)26の間には、搬送方向Tに延在する(長手方向が搬送方向Tに延びる)一組のガイド板34が設けられる。より具体的にこの例では、ガイド板34は、センターシールユニット27(バーシーラ31,加圧ローラ32,ピンチローラ33)の搬送高さ方向Hにおける下端面の下方に2枚一組で搬送方向Tに沿い、搬送幅方向Wにおいて平行に配置される。2枚のガイド板34は、一方の長辺341同士を接近させるとともに、2枚のガイド板34の間に両側端縁部24aの挿通領域55となる所定の隙間を形成する構成とする(図2参照)。そして、2枚のガイド板34の長辺341間の挿通領域55から、帯状フィルム15の両側端縁部24aを上方に突出させ、その突出した部分をピンチローラ33、バーシーラ31,加圧ローラ32,でそれぞれ挟むことができるように構成される。
ガイド板操作機構50は、一組のガイド板34を、両者の間に両側端縁部24aの挿通領域55が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板34を他方から離れるように移動させる開放状態とを切替可能な機構である。ガイド板操作機構50とガイド板34の状態の詳細は後述するが、図1および図2はガイド板34が復帰状態にある場合を示している。
センターシールユニット27は、筒状フィルム24の重合された両側端縁部24aを両側から挟み込みながら加熱することで熱シールする。図示の例では、その両側端縁部24aに対して予熱を与えるバー状のシーラ(バーシーラ)31と、左右一対の加圧ローラ32にて所定の圧力を加えつつ熱シールするものを備えている。さらに、センターシールユニット27は、バーシーラ31の上流側に、左右一対のピンチローラ33を備えている。このピンチローラ33は、製袋器25を経て接触し、ガイド板34から突出した筒状フィルム24の両側端縁部24a同士を所定の圧力で挟み込むとともに、同期して回転することで、その両側端縁部24aひいては筒状フィルム24に対して搬送力を与えるようになっている。
また、加圧ローラ32は、ピンチローラとしての機能も備える。つまり、加圧ローラ32は、所定の圧力で筒状フィルム24の両側端縁部24aを挟み込んだ状態でピンチローラ33と同期して回転しているため、その両側端縁部24aひいては筒状フィルム24に対して搬送力を与えることになる。つまり、本実施形態では、バーシーラ31の前後にピンチローラを配置する構成を採っていると言える。
搬送方向T前方(図1、図2における右側)の加圧ローラ32の回転速度(フィルムに接触する外周面の速度)を、ピンチローラ33の回転速度(フィルムに接触する外周面の速度)と同じか若干早くなるようにすることで、バーシーラ31内を両側端縁部24aが重合した状態でピンと張った状態のまま通過させることができる。ピンチローラは、本実施形態ではバーシーラ31の両側に配置したがいずれか一方でも良い。また、加圧ローラ32がピンチローラの機能を備えるとしたが、バーシーラの進行方向前方に加圧ローラとは別にピンチローラを配置する構成を採っても良い。
トップシールユニット30は、筒状フィルム24に対し、搬送方向T(進行方向)と交差する方向、つまり、搬送幅方向W(横断する方向)にシールするとともにカットするものである。この例では、ガゼットが形成可能なトップシールユニット30を示す。具体的には、トップシールユニット30上下一対のトップシーラ30a,30bと例えば、ガゼット爪71(図2参照)を有し、被包装物を内包する筒状フィルム24の側方をガゼット爪71によって押し込むとともに筒状フィルム24を加熱加圧してトップシールを施す。
トップシールユニット30は、いわゆるボックスモーションタイプのもので、筒状フィルム24を挟んで上下に配置された一対のトップシーラ30a,30bが、互いのシール面を対向させた状態を維持しながら所定の軌跡で移動し、物品の長さに応じたピッチ毎に、搬送幅方向Wにトップシール(エンドシール、横シール)とカットを行う。トップシールユニット30によってシール・カットするフィルム部位(トップシール部)は、前後の被包装物13の間の所定位置である。
両トップシーラ30a,30bは、基準位置から互いに接近移動して筒状フィルム24を上下から挟み込むことで、そのシール面に接触したフィルム部位を所定の圧力で加圧すると共に加熱する。そして、両トップシーラ30a,30bは、上記のように互いに接近して筒状フィルム24を挟持した状態を維持したまま互いに筒状フィルム24の移動方向に沿って前進移動する。このときの移動速度は、筒状フィルム24の移動速度と等しくしている。一対のトップシーラ30a,30bによって筒状フィルム24を挟持したまま所定距離だけ移動すると、両トップシーラ30a,30bは互いに離反移動すると共に、筒状フィルム24の移動方向と逆方向に移動して基準位置に至る。
これら上下のトップシーラ30a,30bは、それぞれ不図示の上側シーラ取付台,下側シーラ取付台に取り付けられている。すなわち、上側トップシーラ30aは、上側シーラ取付台の下面に固定され上側シーラ取付台と一体になって移動する。下側トップシーラ30bは、下側シーラ取付台の上面に固定され、下側シーラ取付台と一体になって移動する。そして、上側シーラ取付台並びに下側シーラ取付台の両側面は、公知のカム機構(不図示)に連結し、当該カム機構の駆動モータ(不図示)の回転力を受けて上下のトップシーラ30a,30bが公転移動する。また、このようにカム機構を用いるのではなく、トップシーラ30a,30bを上下移動させるための駆動モータと、前後進移動させるための駆動モータというように複数の駆動モータを設け、それら各駆動モータを適宜のタイミングで動作させることでトップシーラ30a,30bを公転移動させることもできる。
また、トップシールユニット30は、筒状フィルム24にトップシールを施す前(或いはそれと同時)に、筒状フィルム24のトップシールされる部位近傍の、進行方向における両側面を、ガゼット爪71にて内方に押し込んで所定の折り畳み位置で折り畳む。
ガゼット爪71は、例えば、リンク機構等の駆動力伝達手段によってトップシールユニット30のトップシーラ30a,30bの動きに同期させて、搬送幅方向Wの内方(中心方向)に向けて往復駆動させるようにしており、その駆動力はトップシーラ30a,30bを回転駆動させているカム機構の回転軸から取り出している。
すなわち、図示は省略するが、トップシーラ30a,30bのカム機構にその回転運動を往復揺動回転運動に変換する揺動レバーを係合させて設ける。そして、係る揺動レバーの出力端とガゼット爪71とを適宜なリンク機構で機械的に連繋させて、揺動レバーの往復揺動運動を直線往復運動に変換しつつガゼット爪71に伝達するようにしている。これにより、トップシールユニット30を通過することで、筒状フィルム24の先頭部分は、後続から分離され、包装体35が製造される。なお、トップシールユニット30は、回転式でもよい。
図2および図3を参照してガイド板操作機構50について説明する。図3は、ガイド板操作機構50によって移動するガイド板34を示す図であり、同図(a)が復帰状態におけるセンターシールユニット27付近を上流側(図2の左方向)から見た正面図であり、同図(b)が復帰状態のガイド板34の上面図である。また、同図(c)が開放状態におけるセンターシールユニット27付近を上流側(図2の左方向)から見た正面図であり、同図(d)が開放状態のガイド板34の上面図である。なお、同図(b)、同図(d)ではセンターシールユニット27の図示を省略している。
ガイド板操作機構50は、一組のガイド板34(34a、34b)を復帰状態と開放状態とに切替可能な機構である。復帰状態は、一組のガイド板34の間に両側端縁部24aの挿通領域55が形成されるように所定位置で対向配置させる状態である(同図(a)、同図(b))。
一方、開放状態は、少なくとも一方のガイド板34を他方から離れるように移動させた状態である(同図(c)、同図(d))。この場合の一方のガイド板34は、作業者が通紙作業を行なう側をいい、同図の場合は、下方のガイド板34(34a)である。つまりこの例のガイド板操作機構50は、開放状態において一方のガイド板34aを他方のガイド板34bから離れるように移動させることができる。また、一方のガイド板34aの移動は例えば、水平方向(搬送幅方向W)への水平移動である。
図2を参照してガイド板操作機構50は例えば、移動用ハンドル501と、移動用ハンドル501に連結する不図示の回転伝動手段(例えば、ウォームおよびウォームホイールなど)と、その一端が回転伝動手段に連結する直線駆動機構504と、搬送幅方向Wに延在する2本のガイド軸505などを有する。
直線駆動機構504は、例えば、搬送幅方向Wに延在して回転軸となる送りねじ(ねじ軸)502と、ナット503と、送りねじ502とナット503の間を転動するボール(不図示)を有するボールねじにより構成される。送りねじ502はその一端側が回転伝動手段を介して移動用ハンドル501に連結され、他端側においてガイド板34aに固定されている。
ナット503は、搬送方向Tに延在する支持部材522を貫通するように設けられて支持部材522に固定される。なお支持部材522は不図示の機枠(例えば、搬送手段26などが固定される機枠)に固定されている。ガイド軸505も、支持部材522を貫通するように設けられ、その一端側がガイド板34aに固定される。
ガイド板操作機構50は、例えば、ガイド板34aをセンターシールユニット27から独立して移動可能である。具体的には、移動用ハンドル501を回転させると、回転伝動手段(不図示)を介して回転する送りねじ502の回転運動が、ナット503の直線運動に変換される。そして機枠に固定されている支持部材522に対して送りねじ502が進退する。これによりガイド板34aが、センターシールユニット27とは独立して、2本のガイド軸505に沿って図2に矢印で示すように搬送幅方向W(搬送方向Tと交差する方向)に往復(進退)移動可能となり、復帰状態と開放状態を切り替えることができる。
また、ガイド板操作機構50は手動による移動用ハンドル501の操作ではなく、例えば、サーボモータの回転出力によって送りねじを回転させる構成としてもよい。
また、ガイド板操作機構50は、これらの例に限らず、例えばリンク機構など、既知の方法によって、ガイド板34aを搬送幅方向Wに移動させ、復帰状態と開放状態を切り替える構成であってもよい。
図3に示すように、ガイド板34aを開放状態とすると、挿通領域55の幅L1が、幅L2に広がる。これによりガイド板34a近傍において、作業者の手やフィルムを挿入する姿勢の自由度が増し、通紙作業を容易且つ短時間に行なうことができるようになる。
なお、帯状フィルム15の厚みの変更や、収納する物品の変更などによってピロー包装機10の運転時における挿通領域55の幅L1を(初期設定として)変更する場合には、ガイド板操作機構50とは別途の挿通領域55の幅調整機構(不図示)によって適宜、ガイド板34を移動させて所定の設定に調整が可能となっている。当該幅調整機構については既知の構成が採用できるので説明は省略する。
本実施形態のガイド板操作機構50は、通紙作業時にガイド板34(34a)を移動させて挿通領域55を一時的に(幅L2に)広げるものである。つまり、通紙作業後に一組のガイド板34を復帰状態に戻した場合、挿通領域55は上記の幅調整機構にて予め設定された、幅(ピロー包装機10の運転時における幅、初期設定幅)L1に復帰される。
挿通領域55の幅(ピロー包装機10の運転時における幅、初期設定幅)L1は微細であり、復帰状態と開放状態との切り替えの都度、調整を行なうのでは作業効率の向上も図れない。ガイド板操作機構50は復帰状態において挿通領域55の幅を、ピロー包装機10の運転時における幅(初期設定幅)L1に維持(確保)することができる。従って、開放状態との切り替えの都度における挿通領域55の調整(幅L1を維持するための調整)は不要となる。
なお、ガイド板操作機構50によるガイド板34(34a)の移動量は、幅調整機構によるガイド板34の移動量(ピロー包装機10の運転時における幅(初期設定幅)L1の調整可能な最大幅L0)、および左右一対のピンチローラ33の挟み込み動作の移動量、のいずれよりも大きいものとする。
また、ピロー包装機10は、挿通領域形成手段58(図2参照)を備えてもよい。挿通領域形成手段58は例えば、一組のガイド板34の復帰状態において両者と当接してこれらの間に配置されるスペーサなどであり、搬送幅方向Wの幅(長さ)が挿通領域55の幅L1と同等であり、開放状態から復帰状態に遷移した場合に、自動的に挿通領域55を所定の幅L1に維持することができる。ガイド板34の移動を繰り返すと、挿通領域55の幅L1が所定の設定値からずれる可能性もあるが、挿通領域形成手段58を設けることにより、一組のガイド板34を所定の位置に確実に復帰させることができる。なお、挿通領域形成手段58は、挿通領域55の幅L1の変更に応じて、その幅を例えば調整や交換などによって変更可能とする。
このように、本実施形態によれば、通紙作業時には、ガイド板操作機構50によってガイド板34(34a)を移動し、挿通領域55を一時的に広げることができるので、作業者の熟練度によらず、容易に通紙作業を行なうことができ、作業時間の短縮、作業効率の向上に寄与できる。
図4を参照して、本実施形態のピロー包装機10における通紙動作について説明する。図4は、センターシールユニット27の上流側(図2の左方向)から見た正面概要図である。
ピロー包装機10の運転前には作業者によってガイド板34の挿通領域55に重合された筒状フィルム24の両側端縁部24aを挿通し、ピンチローラ33,32(加圧ローラ)で挟み込む通紙作業が行なわれる。
同図(a)は通紙が行なわれる前の状態であり、ガイド板34が復帰状態にある場合を示す。復帰状態では挿通領域55の幅(ピロー包装機10の運転時における幅(初期設定幅))L1は例えば、2mm〜数mm(例えば、2mm)である。
同図(b)に示すように、通紙作業時には作業者はまず、それぞれ左右一対のピンチローラ33(およびここでは不図示のバーシーラ31および加圧ローラ32)を幅L3まで離間させる。
次に、同図(c)に示すようにガイド板操作機構50を操作し、作業者側(図4において右側)に位置するガイド板34aを、作業者に近づく方向(図示右方向)にスライド(水平移動)させ、開放状態とする。
開放状態では、挿通領域55の幅L2はピンチローラ33による上述の挟み込み動作のための移動量(幅L3)および、ピロー包装機10の運転時における幅(初期設定幅)L1、および幅L1として許容される調整の最大幅L0、のいずれよりも大きく、例えば、数mm〜数十mm(例えば、20mm程度)に広げられる。
そして同図(d)に示すように作業者は、例えば、ガイド板34の下方や広げられた挿通領域55などに手を挿入し、筒状フィルム24の両側端縁部24aを例えば摘むようにして挿通領域55の下方から上方に挿通させる。
その後、同図(e)に示すように、左右一対のピンチローラ33を近づけてガイド板34から突出した筒状フィルム24の両側端縁部24a同士を所定の圧力で挟み込む。同様に、下流側において左右一対の加圧ローラ32を近づけてガイド板34から突出した筒状フィルム24の両側端縁部24a同士を所定の圧力で挟み込む(図1,2参照)。
さらに、同図(f)に示すように、ガイド板操作機構50によってガイド板34aを復帰状態に移動させる。挿通領域55の幅L1は予め設定された所定値(例えば、2mm)に維持される。
その後、ピンチローラ33および加圧ローラ32はそれぞれ、筒状フィルム24の両側端縁部24aを挟みこんだ状態で同期して回転することで、その両側端縁部24aひいては筒状フィルム24に対して搬送力を与える。
図5を参照してガイド板操作機構50によるガイド板34の開放状態について更に説明する。同図はガイド板34を開放状態にする他の移動の態様を示す概要図であり、同図(a)がガイド板34の上面図、同図(b)〜同図(d)がセンターシールユニット27の上流側から見た正面概要図であり、主要な構成のみを示している。
ガイド板操作機構50は、少なくとも一方のガイド板34aを他方のガイド板34bから離れるように移動させて開放状態にできるものであればよく、上記のように、ガイド板34aの水平面内における水平移動に限らない。
例えば、同図(a)に示すように、ガイド板34aの搬送方向Tの一端側(例えば下流側、図示右側)に搬送高さ方向Hに延びる回動軸60を設けてガイド板34aを回動自在に支持し、他端側(例えば上流側、図示左側)が他方のガイド板34bから離れるように水平面内で回動して開放状態とする構成でもよい。
また、同図(b)に示すように、センターシールユニット27が搬送方向Tに延在する揺動軸61によって揺動自在に支持されている場合、これらの揺動に伴って(それと同時に)ガイド板34aを揺動させて開放状態とする構成であってもよい。
センターシールユニットのバーシーラ31同士の対向面には、熱シールによる汚れが付着する場合がある。そのメンテナンス(清掃)ができるように、例えば、バーシーラ31の上方に搬送方向Tに延在する揺動軸61を配置し、これに支持部材62を介してバーシーラ31が揺動自在に支持される。バーシーラ31のメンテナンス時には、同図(b)に示すようにバーシーラ31を作業者側(同図右方向)に跳ね上げるように揺動させると、バーシーラ31同士の対向面間の距離が広がるため、対向面の清掃等が容易となる。このような構成において、揺動軸61を中心としてガイド板34aも同期して揺動自在となるように支持してもよい。この場合、揺動軸61とガイド板34aを支持部材62により連結してもよいし、バーシーラ31とガイド板34aを支持部材62により連結してもよい。
また、同図(c)に示すように、ガイド板34aの上方に搬送方向Tに延在する揺動軸63を配置し、これに支持部材64を介するなどしてガイド板34aを揺動自在に支持する構成であってもよい。この構成では、ガイド板操作機構50は、ガイド板34aをセンターシールユニット27から独立して移動可能である。つまりセンターシールユニット27(バーシーラ31)に対して相対的に、ガイド板34aが移動(揺動)して開放状態となる。
この場合も作業者の手などの進入を阻むことなく、また、センターシールユニット27との干渉を回避するように、作業者側(同図(b)では右方向)に跳ね上げるように揺動する構成とする。この構成によれば、センターシールユニット27が揺動しない構成であっても、センターシールユニット27の下方の空間も広げることができるため、センターシールユニット27(例えば、バーシーラ31)のメンテナンスも容易に行なうことができる。
また、同図(d)に示すように、ガイド板34aの例えば搬送幅方向Wの外側(作業者側)に搬送方向Tに延在する回動軸65を配置し、これにガイド板34aを回動自在に支持する構成であってもよい。この場合、ガイド板34aの回動がセンターシールユニット27と干渉する場合には、まずガイド板34aを搬送幅方向W(水平方向)に移動させた後、回動するようにするとよい。この構成では、センターシールユニット27(バーシーラ31)に対して相対的に、ガイド板34aが移動(回動)して開放状態となる。
特に逆ピロー型のピロー包装機では、ガイド板34の下側から両側端縁部24aを上側に引き出すため、ガイド板34(34a)を回動または揺動させる構成の場合は、ガイド板34の下方に容易に作業者の手が挿入できるように(手の挿入と干渉しないように)ガイド板34aを移動する構成が望ましい。
また、同図(e)に示すように、例えば不図示のリンク機構などによって、ガイド板34aを水平面内においてスライド(図4に示す搬送幅方向Wへの平行移動、あるいは図5(a)に示す回動)させた後、搬送高さ方向Hに移動させて開放状態とする構成であってもよい。
更に、上記の移動態様の複数を組合わせて開放状態とする構成であってもよい。
なお、いずれの場合も、復帰状態では挿通領域55は所定の幅L1が維持される。また、これらに更に挿通領域形成手段58を備えてもよい。
<第2実施形態>
図6を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、第2実施形態を示す概要図であり、同図(a)、同図(c)がセンターシールユニット27付近を上流側から見た正面図であり、同図(b)、同図(d)がガイド板34の上面図である。また、同図(a)、同図(b)が復帰状態を示し、同図(c)、同図(d)が開放状態を示している。
第2実施形態のガイド板操作機構50は、一組のガイド板34を、両者の間に筒状フィルム24の両側端縁部24aの挿通領域55が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板34(例えば作業者側のガイド板34a)を該所定位置から離脱させる開放状態とを切り替え可能であり、且つ、ガイド板34を開放状態から復帰状態に移行した場合に一組のガイド板34の間に挿通領域55を維持(確保)する挿通領域形成手段58を備えている。
つまり本実施形態のガイド板操作機構50は、同図(a)、同図(b)に示すように例えば、基部66(例えば、搬送手段26が固定される機枠など)と、復帰状態においてガイド板34を基部66に固定する固定手段(例えば、ネジなど)59を有する。ガイド板34aは、基部66から離脱(取り外し)可能に構成される。
つまり開放状態では、同図(c)、同図(d)に示すように固定手段59による固定を解除して、ガイド板34aを基部66から離脱させ、通紙作業を行なう。
そして、通紙後にはガイド板34aを所定位置に復帰させ(同図(a)、同図(b))、固定手段59によって固定し、復帰状態とする。この復帰の際のガイド板34aの所定位置は、挿通領域形成手段58によって案内される。挿通領域形成手段58は、復帰状態においてガイド板34a、34bの間で両者と当接するスペーサ、あるいは、基部66に設けられてガイド板34aの一部(例えば、側面部)などが係合する溝部などである。
挿通領域形成手段58によってガイド板34aが案内されることで、ガイド板34aを基部66から離脱させる構成であっても、復帰状態となった後に挿通領域55の幅は、ピロー包装機10の運転時における幅(初期設定幅)L1に確実に維持され、挿通領域55の微細な調整が不要となる。
<第3実施形態>
図7を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。同図はガイド板34の上面図である。
ガイド板34(少なくともガイド板操作機構50によって移動可能なガイド板34a)は、搬送方向Tに沿って複数に分割されていてもよい。この例では、上流側からピンチローラ33、バーシーラ31、加圧ローラ32に対応するように3分割された場合を示す。
この場合、ガイド板34a(ガイド板34a1、34a2、34a3)のうち、少なくとも製袋器25に最も近い側(上流側、図示左側)で且つ作業者側(図示下側)のガイド板34a1について、ガイド板操作機構50によって上述のいずれかの移動態様で開放状態となるように構成される。
以上、本発明野実施形態について説明したが、ガイド板操作機構50によって移動可能なガイド板は、作業者側の一方のガイド板34aだけでなく、他方のガイド板34bも開放状態となるように移動する構成であってもよい。
また、ガイド板34を移動させるガイド板操作機構50を、フィルム供給手段12が製袋器25の上方に位置し、帯状フィルム15を上側から製袋器25へ供給し、重合された帯状フィルム15の両側端縁部が下側に位置する正ピロー型包装機に適用してもよい。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。
例えば、センターシールユニット27は、ヒータを内蔵した加圧ローラによってフィルムを加熱加圧することで接着するものでもよい。 また、トップシールユニット30は、包装体の一方の側面にガゼットを形成するため、1つのガゼット爪を備えたものであってもよい。また、ガゼット爪71の移動機構は、エアシリンダや、カム機構でもよい。
また、被包装物の高さが低い場合には、ガゼット爪71(又は、筒状フィルム24の進行方向における両側面を、内方に押し込んで所定の折り畳み位置で折り畳むガゼット装置)を備えなくてよい。
10 ピロー包装機
11 包装機本体
12 フィルム供給装置
13 被包装物
14 被包装物搬送供給装置
15 帯状フィルム
16 原反ロール
17 搬送路
18 コンベア装置
19 スプロケット
20 エンドレスチェーン
21 押送フィンガー
24 筒状フィルム
24a 両側端縁部
25 製袋器
26 搬送手段
27 センターシールユニット
28 搬出コンベア
29 ベルト
30 トップシールユニット
31 バーシーラ
32 加圧ローラ
33 ピンチローラ
34,34a、34b ガイド板
35 包装体
50 ガイド板操作機構
55 挿通領域
58 挿通領域形成手段
59 固定手段
60 回動軸
61 揺動軸
62 支持部材
63 揺動軸
64 支持部材
65 揺動軸
66 基部
71 ガゼット爪

Claims (9)

  1. 連続して供給される帯状のフィルムを、その両側端縁部を重合させて筒状フィルムに製袋する製袋器と、
    前記筒状フィルムの両側端縁部をシールするセンターシールユニットと、
    前記センターシールユニットと搬送手段の間において搬送方向に延在する一組のガイド板と、
    を有するピロー包装機であって、
    前記一組のガイド板を、両者の間に前記両側端縁部の挿通領域が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板を他方から離れるように移動させる開放状態とを切替可能なガイド板操作機構を有する、
    ことを特徴とするピロー包装機。
  2. 前記ガイド板操作機構は、少なくとも作業者側に位置する前記ガイド板を移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のピロー包装機。
  3. 前記ガイド板操作機構は、前記ガイド板を水平方向に移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のピロー包装機。
  4. 前記ガイド板操作機構は、前記ガイド板を揺動可能である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のピロー包装機。
  5. 前記ガイド板操作機構は、前記ガイド板を前記センターシールユニットから独立して移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のピロー包装機。
  6. 前記ガイド板を前記開放状態から前記復帰状態に移行した場合に前記一組のガイド板の間に前記挿通領域を維持する挿通領域形成手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のピロー包装機。
  7. 連続して供給される帯状のフィルムを、その両側端縁部を重合させて筒状フィルムに製袋する製袋器と、
    前記筒状フィルムの両側端縁部をシールするセンターシールユニットと、
    前記センターシールユニットと搬送手段の間において搬送方向に延在する一組のガイド板と、
    を有するピロー包装機であって、
    前記一組のガイド板を、両者の間に前記両側端縁部の挿通領域が形成されるように所定位置で対向配置させる復帰状態と、少なくとも一方のガイド板を該所定位置から離脱させる開放状態とを切り替え可能なガイド板操作機構と、
    前記ガイド板を前記開放状態から前記復帰状態に移行した場合に前記一組のガイド板の間に前記挿通領域を維持する挿通領域形成手段と、
    を有する、
    ことを特徴とするピロー包装機。
  8. 前記ガイド板操作機構は、少なくとも作業者側に位置する前記ガイド板を離脱可能である、
    ことを特徴とする請求項7に記載のピロー包装機。
  9. 前記帯状のフィルムの供給手段が前記製袋器よりも下方に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のピロー包装機。
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