JP2020184447A - 灯具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持された灯具ユニットにおいて、給電アタッチメントがヒートシンクに取り付けられた構成となっていても、灯具ユニットの左右幅寸法を小さく抑える。【解決手段】左右2箇所においてヒートシンク22に締結されたリフレクタ16に対して、給電アタッチメント30のコネクタ部32dがリフレクタ16の左右2箇所の締結位置の内側に配置された構成とする。これにより、給電アタッチメント30の左右幅寸法を小さくし、ヒートシンク22に対するリフレクタ16の支持を給電アタッチメント30のコネクタ部32dと干渉しない状態で行うことを容易に可能とする。また、リフレクタ16の左右2箇所の締結位置が、ユニット前後方向に関して給電アタッチメント30の開口部34aと重複する位置に設定された構成とする。これにより、リフレクタ16の左右幅寸法を小さくする。【選択図】図4

Description

本願発明は、発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持された灯具ユニットに関するものである。
従来より、発光素子とこの発光素子からの出射光をユニット前方へ向けて反射させるリフレクタとを備えた灯具ユニットの構成として、発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持されたものが知られている。
「特許文献1」には、このような灯具ユニットとして、発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントがヒートシンクに取り付けられた構成が記載されている。その際、この給電アタッチメントは、発光素子を囲むように形成された開口部と、外部電源と電気的に接続される端子部を収容するコネクタ部とを備えており、そのコネクタ部が該給電アタッチメントにおける左右方向の端部に形成された構成となっている。
一方「特許文献2」には、発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持された灯具ユニットとして、そのリフレクタが該リフレクタの左右2箇所においてヒートシンクに締結された構成が記載されている。
特開2014−197550号公報 特開2018−37274号公報
上記「特許文献1」に記載された灯具ユニットにおいては、給電アタッチメントのコネクタ部が該給電アタッチメントにおける左右方向の端部に位置しているので、上記「特許文献2」に記載されているようにリフレクタが該リフレクタの左右2箇所においてヒートシンクに締結された構成とした場合には、ヒートシンクに対するリフレクタの支持が給電アタッチメントのコネクタ部と干渉しない状態で行われるようにするために、灯具ユニットの左右幅寸法をある程度大きくする必要がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持された灯具ユニットにおいて、給電アタッチメントがヒートシンクに取り付けられた構成となっていても、灯具ユニットの左右幅寸法を小さく抑えることができる灯具ユニットを提供することを目的とするものである。
本願発明は、リフレクタのヒートシンクへの締結位置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る灯具ユニットは、
発光素子と、この発光素子からの出射光をユニット前方へ向けて反射させるリフレクタと、上記発光素子および上記リフレクタを支持するヒートシンクと、を備えた灯具ユニットにおいて、
上記リフレクタは、該リフレクタの左右2箇所において上記ヒートシンクに締結されており、
上記ヒートシンクに、上記発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントが取り付けられており、
上記給電アタッチメントは、上記発光素子を囲むように形成された開口部と、外部電源と電気的に接続される端子部を収容するコネクタ部とを備えており、
上記給電アタッチメントのコネクタ部は、上記リフレクタの左右2箇所の締結位置の内側に位置しており、
上記リフレクタの左右2箇所の締結位置が、ユニット前後方向に関して上記給電アタッチメントの開口部と重複する位置に設定されている、ことを特徴とするものである。
上記「リフレクタ」は、直接ヒートシンクに支持されていてもよいし、他の部材を介してヒートシンクに支持されていてもよい。
上記「リフレクタ」のヒートシンクへの具体的な締結方法は、特に限定されるものではなく、例えばネジ締めやカシメ等が採用可能である。
上記「左右2箇所の締結位置」は、ユニット前後方向に関して給電アタッチメントの開口部と重複する位置に設定されていれば、その具体的な位置は特に限定されるものではない。
上記「コネクタ部」は、リフレクタの左右2箇所の締結位置の内側に位置していれば、その具体的な配置や構成は特に限定されるものではない。
本願発明に係る灯具ユニットは、発光素子およびリフレクタを支持するヒートシンクに給電アタッチメントが取り付けられるとともに、リフレクタがその左右2箇所においてヒートシンクに締結された構成となっているが、給電アタッチメントはそのコネクタ部がリフレクタの左右2箇所の締結位置の内側に位置しているので、従来のように給電アタッチメントにおける左右方向の端部にコネクタ部が位置している場合に比して、給電アタッチメントの左右幅寸法を小さくすることができる。したがって、ヒートシンクに対するリフレクタの支持を給電アタッチメントのコネクタ部と干渉しない状態で行うことが容易に可能となり、これにより灯具ユニットの左右幅寸法を小さく抑えることができる。
その上で、本願発明に係る灯具ユニットは、リフレクタの左右2箇所の締結位置がユニット前後方向に関して給電アタッチメントの開口部と重複する位置に設定されているので、リフレクタの構成として、ヒートシンクへの締結を行うためのフランジ部等を含む該リフレクタ全体の左右幅寸法を小さくすることができ、これにより灯具ユニットの左右幅寸法をさらに小さく抑えることができる。
このように本願発明によれば、発光素子およびリフレクタがヒートシンクに支持された灯具ユニットにおいて、給電アタッチメントがヒートシンクに取り付けられた構成となっていても、灯具ユニットの左右幅寸法を小さく抑えることができる。
上記構成において、さらに、給電アタッチメントがその左右2箇所においてヒートシンクに締結された構成とした上で、リフレクタの左右2箇所の締結位置が給電アタッチメントの左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に設定された構成とすれば、給電アタッチメントのヒートシンクへの締結を、リフレクタのヒートシンクへの締結部と干渉させることなく行うことができる。
上記構成において、さらに、リフレクタの構成として、該リフレクタの左右2箇所の締結位置よりもユニット後方側に位置する部位に、ヒートシンクに当接する第1当接部を備えた構成とすれば、ヒートシンクによるリフレクタの支持を3点支持構造によって行うことができ、これによりリフレクタの位置決め精度を高めることができる。
上記構成において、さらに、発光素子よりもユニット前方側においてリフレクタからの反射光を入射させるように配置された投影レンズと、この投影レンズを支持するレンズホルダとを備えた構成とした上で、リフレクタの構成として、該リフレクタの左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に位置する部位に、レンズホルダと当接する第2当接部を備えた構成とすれば、リフレクタの位置決め精度をより一層高めることができる。
上記構成において、さらに、発光素子がヒートシンクの上面に搭載された構成とした上で、このヒートシンクの上面の構成として、発光素子を搭載している領域およびリフレクタが締結されている領域がユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されたものとすれば、その傾斜分だけ灯具ユニットの前後長を短くすることができる。また、このような構成を採用することにより、発光素子からの出射光のリフレクタへの入射効率を高めることができる。
本願発明の一実施形態に係る灯具ユニットを備えた車両用灯具を示す側断面図 上記灯具ユニットを示す平面図 図1のIII 部詳細図 図3のIV方向矢視図 図4のV方向矢視図 上記実施形態の変形例を示す、図4と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る灯具ユニット10を備えた車両用灯具100を示す側断面図である。また、図2は、灯具ユニット10を示す平面図である。
これらの図において、Xで示す方向が「ユニット前方」であり、Yで示す方向が「ユニット前方」と直交する「左方向」(ユニット正面視では「右方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。これら以外の図においても同様である。
車両用灯具100は、車両の前端部に設けられるヘッドランプであって、ランプボディ102と透光カバー104とで形成される灯室内に、灯具ユニット10がその前後方向(すなわちユニット前後方向)を車両前後方向と一致させるように光軸調整が行われた状態で収容された構成となっている。
灯具ユニット10は、投影レンズ12と、この投影レンズ12の後側焦点Fよりもユニット後方側に配置された発光素子14と、この発光素子14を上方側から覆うように配置され、該発光素子14からの出射光を投影レンズ12へ向けて反射させるリフレクタ16と、発光素子14と投影レンズ12との間に配置された可動シェード18とを備えた構成となっている。
投影レンズ12は、前面が凸面で後面が平面の平凸非球面レンズであって、ユニット前後方向に延びる光軸Axを有している。そして、この投影レンズ12は、その後側焦点Fを含む焦点面である後側焦点面上に形成される光源像を、反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するようになっている。
図3は、図1のIII 部詳細図である。また、図4は、図3のIV方向矢視図であり、図5は、図4のV方向矢視図である。
これらの図にも示すように、発光素子14は白色発光ダイオードであって、横長矩形状の発光面14aを有している。そして、この発光素子14は、その発光面14aを光軸Axの下方において上向きにした状態で、光源支持部材20を介してヒートシンク22に支持されている。
このヒートシンク22の上面22aにおいて光源支持部材20が支持されている光源支持領域22a1は、その周辺領域に対して上方側に突出した状態で平面状に形成されている。この光源支持領域22a1は、その周辺領域と共にユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されており、これにより発光素子14の発光面14aは斜め上後方を向いた状態で配置されている。
ヒートシンク22の上面22aには、発光素子14に電力を供給するための給電アタッチメント30が取り付けられている(これについては後述する)。
リフレクタ16は、その反射面16aが発光素子14の発光中心を第1焦点とする略楕円面状の曲面で構成されている。この反射面16aは、その長軸に沿った鉛直断面形状が後側焦点Fのやや前方に位置する点を第2焦点とする楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。このリフレクタ16は、その左右両側部においてヒートシンク22に支持されている(これについても後述する)。
一方、投影レンズ12は、その外周フランジ部においてレンズホルダ24に支持されている。
このレンズホルダ24は、投影レンズ12を支持するホルダ本体24Aと、このホルダ本体24Aの左右両側部からユニット後方へ延びるように形成された左右1対のアーム部24Bと、これら左右1対のアーム部24Bの後端部を連結する連結部24Cとを備えている。その際、左右1対のアーム部24Bは、その後端部において光軸Ax側に折れ曲がるように形成されており、また、連結部24Cは、リフレクタ16を略円弧状に囲むように形成されている。そして、このレンズホルダ24は、その左右1対のアーム部24Bの後端部近傍部位においてヒートシンク22に取り付けられている(これについても後述する)。
図1に示すように、可動シェード18は、光軸Axの下方において左右方向に延びる回動ピン26を介してヒートシンク22に回動可能に支持されている。この可動シェード18は、その前端部からユニット後方へ向けて斜め上方へ延びるように形成されており、その上端縁18aは左右段違いで水平方向に延びるように形成されている。
そして、この可動シェード18は、ヒートシンク22に支持されたアクチュエータ28の駆動により、投影レンズ12へ向かうリフレクタ16からの反射光の一部を遮光する遮光位置(図1において実線で示す位置)と、この遮光位置から下方側へ所定角度回動して上記遮光を解除する遮光解除位置(図1において2点鎖線で示す位置)とを採り得るようになっている。このアクチュエータ28は、ヒートシンク22にネジ締め固定によって支持されており、図示しないビーム切換えスイッチの操作が行われたときに駆動するようになっている。
図4に示すように、発光素子14を支持する光源支持部材20は、平面視において横長矩形状の外形形状を有しており、その上面における発光素子14の左右両側の位置には、発光素子14のカソード電極およびアノード電極とそれぞれ電気的に接続された左右1対の端子部20aが配置されている。
給電アタッチメント30は、光源支持部材20を囲むように形成された絶縁部材32に対して、発光素子14との電気的導通を図るための左右1対のバスバー電極34が、それぞれ一部を露出させた状態で埋設されたインサート成形品として構成されている。
絶縁部材32は、平面視において横長矩形状の外形形状を有する板状部材であって、その左右方向の中心位置には横長矩形状の開口部32aが形成されている。
この絶縁部材32は、その左右両側部から水平方向に突出する左右1対のフランジ部32bを備えており、各フランジ部32bにおいてネジ40の締付けによりヒートシンク22の上面22aに固定されている。その際、ヒートシンク22の上面22aには左右1対の位置決めピン22bが形成されており、絶縁部材32の左右1対のフランジ部32bには、左右1対の位置決めピン22bと係合する係合孔32cがそれぞれ形成されている。左右1対の係合孔32cは、一方が円形状に形成されており、他方が横長矩形状に形成されている。
左右1対のバスバー電極34は、開口部32aに突出する左右2対の端子片34aを備えており、これらが光源支持部材20の左右1対の端子部20aに当接することによって発光ダイオード22と電気的に接続されるようになっている。
また、左右1対のバスバー電極34は、開口部32aに突出する前後2対の押え片34bを備えており、これらが光源支持部材20の上面に当接することによって発光ダイオード22が振動等によりヒートシンク22から浮かないように構成されている。
その際、各端子片34aおよび各押え片34bは、光源支持部材20を上方側から弾性的に押圧する弾性片として構成されている。
絶縁部材32は、その後部からユニット後方へ向けて突出するコネクタ部32dを備えている。
このコネクタ部32dは、リフレクタ16の後端位置よりもユニット後方側まで延びるように形成されており、ユニット後方へ向けて開口している。その際、このコネクタ部32dは、絶縁部材32とヒートシンク22との左右2箇所の締結位置の中心位置(すなわち光軸Axの真下の位置)に形成されている。また、このコネクタ部32dは、リフレクタ16の後端位置よりもユニット後方側において上下両側に張り出すように形成されている。
このコネクタ部32dの上壁部には、ユニット前後方向に延びる矩形孔32d1が形成されており、また、このコネクタ部32dの左右両側壁部には、矩形状の凹部32d2が形成されている。
このコネクタ部32dの内部空間には、左右1対のバスバー電極34の端子ピン34cがユニット後方へ向けて突出している。左右1対の端子ピン34cは、各々が板状に形成されており、かつ、その板面が鉛直方向に対してユニット後方側に傾斜した上下方向(すなわち左右1対の端子ピン34cが並んでいる第1方向と直交する第2方向)を向くように配置されている。そして、このコネクタ部32dの内部空間に給電用配線のコネクタ(図示せず)が挿入されて、その矩形孔32d1および左右1対の凹部32d2と嵌合することにより、給電アタッチメント30と給電用配線とが電気的に接続されるようになっている。
ヒートシンク22は、その後端位置がコネクタ部32dの後端縁と略同じ位置となるように形成されている。また、このヒートシンク22の後端部の上面22a(すなわち給電アタッチメント30が載置されている面)には、コネクタ部32dの下端部の形状に沿った形状を有する凹部22a2が形成されている。さらに、このヒートシンク22の後部領域には、複数の放熱フィン22cが下方へ向けて延びるようにして形成されている。
図4に示すように、リフレクタ16は、その左右両側部の下端位置から水平方向に平板状に突出する左右1対のフランジ部16bを備えており、各フランジ部16bにおいてネジ42の締付けによりレンズホルダ24と共にヒートシンク22の上面22aに固定されている。
その際、ヒートシンク22の上面22aにおいてリフレクタ16が取り付けられる部位は、図5に示すように上面22aの他の部位よりも上方側に突出した左右1対の上方突出面22a3として形成されている。また、レンズホルダ24における左右1対のアーム部24Bの後端部近傍部位には、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bを載置するための左右1対の載置面24Baが形成されている。これら左右1対の載置面24Baは、ユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されており、その傾斜角度はヒートシンク22の上面22a(左右1対の上方突出面22a3を含む)の傾斜角度と同じ値に設定されている。
これら左右1対の載置面24Baには、左右1対の位置決めピン24bが形成されている。一方、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bには、左右1対の位置決めピン24bと係合する係合孔16cがそれぞれ形成されている。左右1対の係合孔16cは、一方が円形状に形成されており、他方が横長長円形に形成されている。
なお、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bには左右1対のネジ挿通孔16dが形成されており、レンズホルダ24の左右1対の載置面24Baには左右1対のネジ挿通孔24dが形成されているが、これらも、一方が円形状に形成されており、他方が横長長円形に形成されている。
リフレクタ16の左右2箇所の締結位置は、該リフレクタ16の後端部寄りの位置に設定されている。具体的には、左右1対のフランジ部16bに形成されたネジ挿通孔16dの位置が、ユニット前後方向に関して絶縁部材32の開口部32aと重複する位置に設定されており、その際、左右1対のネジ挿通孔16dと開口部32aとがユニット前後方向に関して部分的に重複している。
上述したようにリフレクタ16はその反射面16aが略楕円面状の曲面で構成されているので、該リフレクタ16の左右両側部の下端位置はユニット後方へ向かうに従って左右方向の間隔が狭まっている。したがって、リフレクタ16の左右2箇所の締結位置が該リフレクタ16の後端部寄りの位置に設定されていることにより、左右1対のフランジ部16bの間隔は比較的狭いものとなっている。
図4および5に示すように、リフレクタ16には、ヒートシンク22に対する左右2箇所の締結位置よりもユニット後方側に位置する部位に、ヒートシンク22に当接する当接部16eが形成されている。この当接部16eは、ヒートシンク22の凹部22a2の左側近傍位置において、リフレクタ16の下端部からユニット後方へ延びた後に下方へ向けて延びる突起部として形成されており、ヒートシンク22の上面22aに当接するように構成されている。
また、図1に示すように、ヒートシンク22の上面22aにおける左右1対の上方突出面22a3の前端部には、レンズホルダ24に当接する当接部22dがそれぞれ形成されている。
これら左右1対の当接部22dは、上方へ向けて延びる突起部として形成されており、レンズホルダ24の左右1対のアーム部24Bの下面に当接するように構成されている。
次に本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る灯具ユニット10は、発光素子14およびリフレクタ16を支持するヒートシンク22に給電アタッチメント30が取り付けられた構成となっており、その際、リフレクタ16はその左右2箇所においてヒートシンク22に締結されているが、給電アタッチメント30はその絶縁部材32のコネクタ部32dがリフレクタ16の左右2箇所の締結位置の内側に位置しているので、従来のように給電アタッチメント30における左右方向の端部にコネクタ部32dが位置している場合に比して、給電アタッチメント30の左右幅寸法を小さくすることができる。したがって、ヒートシンク22に対するリフレクタ16の支持を給電アタッチメント30のコネクタ部32dと干渉しない状態で行うことが容易に可能となり、これにより灯具ユニット10の左右幅寸法を小さく抑えることができる。
その上で、本実施形態に係る灯具ユニット10は、リフレクタ16の左右2箇所の締結位置がユニット前後方向に関して給電アタッチメント30の開口部32aと重複する位置に設定されているので、リフレクタ16の構成として、左右1対のフランジ部16bを含む該リフレクタ16全体の左右幅寸法を小さくすることができ、これにより灯具ユニット10の左右幅寸法をさらに小さく抑えることができる。
このように本実施形態によれば、発光素子およびリフレクタ16がヒートシンク22に支持された灯具ユニット10において、給電アタッチメント30がヒートシンク22に取り付けられた構成となっていても、灯具ユニット10の左右幅寸法を小さく抑えることができる。
しかも本実施形態においては、給電アタッチメント30がその左右2箇所においてヒートシンク22に締結されており、その上で、リフレクタ16の左右2箇所の締結位置が給電アタッチメント30の左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に設定されているので、給電アタッチメント30のヒートシンク22への締結を、リフレクタ16のヒートシンク22への締結部と干渉させることなく行うことができる。
また本実施形態においては、リフレクタ16として、その左右2箇所の締結位置よりもユニット後方側に位置する部位に、ヒートシンク22に当接する当接部16e(第1当接部)を備えた構成となっているので、ヒートシンク22によるリフレクタ16の支持を3点支持構造によって行うことができ、これによりリフレクタ16の位置決め精度を高めることができる。
さらに本実施形態においては、発光素子14よりもユニット前方側においてリフレクタ16からの反射光を入射させるように配置された投影レンズ12と、この投影レンズ12を支持するレンズホルダ24とを備えており、そして、リフレクタ16として、該リフレクタ16の左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に位置する部位に、レンズホルダ24と当接する当接部22d(第2当接部)を備えた構成となっているので、リフレクタ16の位置決め精度をより一層高めることができる。
また本実施形態においては、発光素子14がヒートシンク22の上面22aに搭載された構成となっており、かつ、この上面22aにおいて発光素子14を搭載する光源支持領域22a1がその周辺領域と共にユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されているので、その傾斜分だけ灯具ユニット10の前後長を短くすることができる。また、このような構成を採用することにより、発光素子14からの出射光のリフレクタ16への入射効率を高めることが可能となる。
上記実施形態においては、給電アタッチメント30の絶縁部材32のコネクタ部32dが、左右方向に関して開口部32aの中央位置に形成されているものとして説明したが、リフレクタ16の左右2箇所の締結位置の内側に位置していれば、開口部32aの中央位置から左右方向に変位した位置に形成された構成とした場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることが可能である。
上記実施形態においては、灯具ユニット10がリフレクタ16を備えたプロジェクタ型の灯具ユニットである場合について説明したが、パラボラ型の灯具ユニット等に上記実施形態の構成を採用することも可能である。
上記実施形態においては、灯具ユニット10が車載用の灯具ユニットであるものとして説明したが、車載用以外の用途に用いることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る灯具ユニット110の要部を示す、図4と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、本変形例においてはリフレクタ116における左右1対のフランジ部116bの配置が上記実施形態の場合と一部異なっており、これに伴ってレンズホルダ124およびヒートシンク122の構成も上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例のリフレクタ116においても、左右1対のフランジ部116bが該リフレクタ116の左右両側部の下端位置から水平方向に平板状に突出するように形成されており、各フランジ部116bにおいてネジ42の締付けによりレンズホルダ124と共にヒートシンク122の上面122aに固定されているが、左右1対のフランジ部116bの形成位置が上記実施形態の場合よりもユニット後方側に設定されている。
具体的には、本変形例においても、左右1対のフランジ部116bに形成されたネジ挿通孔116dの位置がユニット前後方向に関して絶縁部材32の開口部32aと重複する位置に設定されているが、本変形例においては、左右1対のネジ挿通孔116dと絶縁部材32の開口部32aとがユニット前後方向に関して完全に重複している。
その際、リフレクタ116の左右両側部の下端位置は、ユニット後方へ向かうに従って左右方向の間隔が狭まっているので、左右1対のフランジ部116b相互の間隔も上記実施形態の場合よりも狭まっている。
これに伴い、リフレクタ116の左右1対のフランジ部116bに形成された左右1対のネジ挿通孔116dの位置は、上記実施形態の場合よりも左右方向に関して中心寄りの方向に変位しており、また、レンズホルダ124の左右1対の載置面124Baに形成された左右1対のネジ挿通孔124dの位置も、上記実施形態の場合よりも左右方向に関して中心寄りの方向に変位している。
同様に、左右1対の載置面124Baに形成された左右1対の位置決めピン124bおよび左右1対のフランジ部116bに形成された左右1対の位置決めピン124bと係合する係合孔116cの位置も、上記実施形態の場合よりも左右方向に関して中心寄りの方向に変位している。
さらに、このように左右1対のフランジ部116bが左右方向に関して中心寄りの方向に変位しているのに伴って、レンズホルダ124も左右1対のアーム部124Bの位置が上記実施形態の場合よりも左右方向に関して中心寄りの方向に変位しており、また、ヒートシンク122も左右1対の上方突出面122a3の外側面の位置が上記実施形態の場合よりも左右方向に関して中心寄りの方向に変位している。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態の場合と略同様の作用効果を得ることができる。
また、本変形例の構成を採用することにより、灯具ユニット110の左右幅寸法を上記実施形態の場合よりもさらに小さく抑えることができる。
上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10、110 灯具ユニット
12 投影レンズ
14 発光素子
14a 発光面
16、116 リフレクタ
16a 反射面
16b、116b フランジ部
16c、116c 係合孔
16d、24d、116d、124d ネジ挿通孔
16e、116e 当接部(第1当接部)
18 可動シェード
18a 上端縁
20 光源支持部材
20a 端子部
22、122 ヒートシンク
22a、122a 上面
22a1 光源支持領域
22a2 凹部
22a3、122a3 上方突出面
22b、24b、124b 位置決めピン
22c 放熱フィン
22d 当接部(第2当接部)
24、124 レンズホルダ
24A ホルダ本体
24B、124B アーム部
24Ba、124Ba 載置面
24C 連結部
26 回動ピン
28 アクチュエータ
30 給電アタッチメント
32 絶縁部材
32a 開口部
32b フランジ部
32c 係合孔
32d コネクタ部
32d1 矩形孔
32d2 凹部
34 バスバー電極
34a 端子片
34b 押え片
34c 端子ピン
40、42 ネジ
100 車両用灯具
102 ランプボディ
104 透光カバー
Ax 光軸
F 後側焦点

Claims (5)

  1. 発光素子と、この発光素子からの出射光をユニット前方へ向けて反射させるリフレクタと、上記発光素子および上記リフレクタを支持するヒートシンクと、を備えた灯具ユニットにおいて、
    上記リフレクタは、該リフレクタの左右2箇所において上記ヒートシンクに締結されており、
    上記ヒートシンクに、上記発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントが取り付けられており、
    上記給電アタッチメントは、上記発光素子を囲むように形成された開口部と、外部電源と電気的に接続される端子部を収容するコネクタ部とを備えており、
    上記給電アタッチメントのコネクタ部は、上記リフレクタの左右2箇所の締結位置の内側に位置しており、
    上記リフレクタの左右2箇所の締結位置が、ユニット前後方向に関して上記給電アタッチメントの開口部と重複する位置に設定されている、ことを特徴とする灯具ユニット。
  2. 上記給電アタッチメントは、該給電アタッチメントの左右2箇所において上記ヒートシンクに締結されており、
    上記リフレクタの左右2箇所の締結位置が、上記給電アタッチメントの左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の灯具ユニット。
  3. 上記リフレクタは、該リフレクタの左右2箇所の締結位置よりもユニット後方側に位置する部位に、上記ヒートシンクに当接する第1当接部を備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の灯具ユニット。
  4. 上記発光素子よりもユニット前方側において上記リフレクタからの反射光を入射させるように配置された投影レンズと、この投影レンズを支持するレンズホルダとを備えており、
    上記リフレクタは、該リフレクタの左右2箇所の締結位置よりもユニット前方側に位置する部位に、上記レンズホルダと当接する第2当接部を備えている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の灯具ユニット。
  5. 上記発光素子は、上記ヒートシンクの上面に搭載されており、
    上記ヒートシンクの上面は、上記発光素子を搭載している領域および上記リフレクタが締結されている領域がユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の灯具ユニット。
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