JP2020183308A - クランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランプ装置において、ワークを長期に亘って安定して確実に把持して吊り上げることができるようにする。【解決手段】吊り上げ手段により吊支される吊支杆2と、吊支杆2に上部軸4により内端部同士が枢着される上部リンク5L、5Rと、上部リンク5L、5Rの外端部に外側軸6L、6Rによりそれぞれ枢着され、外側軸6L、6Rより垂下する支持リンク7L、7Rと、支持リンク7L、7Rにそれぞれ固着され、かつ下部軸8により互いに枢着されてワークWを把持可能な把持部材9L、9Rと、金属板により形成されると共に、上部軸4が上下方向へ相対的に移動可能に嵌入される長孔31を有し、上部軸4が長孔31の上端に当接した状態において、上部軸4が外側軸6L、6Rを互いに結んだ直線上又は当該直線より下位になるように、下端部が下部軸8により把持部材9L、9Rにそれぞれ枢着される接続リンク3とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、ワークを吊り上げる際に使用されるクランプ装置に関する。
本出願人は、棒状及び管状のワークを、クレーン、油圧ショベル等の機械的吊り上げ手段により、簡単かつ確実に把持して吊り上げることができ、しかも構造が簡単なクランプ装置を得ることを目的として、特許文献1に記載されたクランプ装置を提案した。
特許文献1に記載のクランプ装置は、吊り上げ手段に吊支される吊支杆と、吊支杆に前後方向を向く上部軸により内端部同士が枢着された左右1対の上部リンクと、両上部リンクの外端部に前後方向を向く外側軸により上部がそれぞれ枢着され、下方に延伸する左右1対の支持杆と、両支持杆の下端部に取り付けられ、かつ内端部同士が前後方向を向く下部軸により枢着され、ワークを左右から把持可能な左右1対の把持部材と、上部軸が左右の外側軸同士を結ぶ直線より上方に位置するのを阻止し、常時下方に位置するように保持する索条とを備えた構成とした。
本発明の目的は、先に提案したクランプ装置を改良し、構造が簡単であるのは勿論のこと、より強度的に優れたものとして、ワークを長期に亘って安定して確実に把持して吊り上げることができるようにしたクランプ装置を提供することにある。
本発明は、クランプ装置において、吊り上げ手段により吊支される吊支杆と、前記吊支杆に固定された前後方向を向く上部軸により内端部同士が枢着される左右一対の上部リンクと、前記両上部リンクの外端部に、前後方向を向く外側軸により上部がそれぞれ枢着され、前記外側軸より垂下する左右一対の支持リンクと、前記両支持リンクの下部にそれぞれ固着され、かつ上端部が前後方向を向く下部軸により互いに枢着されて、前記下部軸を中心に閉作動して、ワークを左右から把持可能な左右一対の把持部材と、金属板により形成されると共に、前記上部軸が上下方向へ相対的に移動可能に嵌入される長孔を有して、前記上部軸が前記長孔の上端に当接した状態において、前記上部軸が前記両外側軸を互いに結んだ直線上又は当該直線より下位になるように、下端部が前記下部軸により前記両把持部材の上端部にそれぞれ枢着される接続リンクと、を備えることを特徴とするクランプ装置。
好ましくは、前記両把持部材は、外側面上部に左右方向を向く起立片を有し、前記両把持部材の前記上端部を前記起立片として、前記起立片を前記下部軸により前記接続リンクの下端部に枢着する。
好ましくは、前記吊支杆の上部に、作業者が把持可能なハンドル部を設ける。
好ましくは、前記両把持部材の内側面に、弾性材で形成される緩衝材を貼設する。
好ましくは、前記両上部リンクのうちいずれか一方の上部リンクの外端部に、作業者の手動操作により前記両把持部材を開いた状態に保持可能な手動操作部を枢着する。
本発明によると、接続リンクを金属板により形成し、接続リンクに設けた長孔に上部軸を上下方向へ相対的に移動可能に嵌入し、接続リンクの下端部を下部軸により把持部材に枢着したことにより、強度向上を図ってワークを長期に亘って安定して確実に把持して吊り上げることができる。
以下、本発明のクランプ装置1の一実施形態を図1〜6に基づいて説明する。
クランプ装置1は、油圧、モータ等の動力源を用いることなく、作業場の床面(または地面)Fに載置されている棒状、管状のワークWを把持可能なものであって、クレーン、油圧ショベル、その他の吊り上げ手段(いずれも図示略)によりロープRを介して吊支される吊支杆2と、吊支杆2に上下方向へ移動可能に連結される接続リンク3と、吊支杆2の下端部に前後方向を向く上部軸4により内端部同士が枢着される左右一対の上部リンク5L、5Rと、上部リンク5L、5Rにそれぞれ前後方向を向く外側軸6L、6Rにより上端が枢着され、外側軸6L、6Rより垂下する左右一対の支持リンク7L、7Rと、支持リンク7L、7Rの下部にそれぞれ固着され、かつ前後方向を向く下部軸8により接続リンク3の下端部に枢着され、ワークWを左右から把持可能な左右一対の把持部材9L、9Rとを備える。
クランプ装置1は、油圧、モータ等の動力源を用いることなく、作業場の床面(または地面)Fに載置されている棒状、管状のワークWを把持可能なものであって、クレーン、油圧ショベル、その他の吊り上げ手段(いずれも図示略)によりロープRを介して吊支される吊支杆2と、吊支杆2に上下方向へ移動可能に連結される接続リンク3と、吊支杆2の下端部に前後方向を向く上部軸4により内端部同士が枢着される左右一対の上部リンク5L、5Rと、上部リンク5L、5Rにそれぞれ前後方向を向く外側軸6L、6Rにより上端が枢着され、外側軸6L、6Rより垂下する左右一対の支持リンク7L、7Rと、支持リンク7L、7Rの下部にそれぞれ固着され、かつ前後方向を向く下部軸8により接続リンク3の下端部に枢着され、ワークWを左右から把持可能な左右一対の把持部材9L、9Rとを備える。
吊支杆2は、金属板により形成されると共に、上端部にはロープRが連結される吊り上げ部10が前後方向を向く連結軸11により枢着される。同じく下端部には、上部軸3が固定される。
接続リンク3は、金属板により形成されると共に、上下方向へ長寸の長孔31を有し、当該長孔31に上部軸4が上下方向へ移動可能に嵌入されることで、吊支杆2に対して相対的に上下方向へ移動可能に接続されると共に、下端部が把持部材9L、9Rに設けた後述の起立片92L、92Rに前後方向を向く下部軸8により枢着される。
上部リンク5L、5Rは、金属板により形成されると共に、接続リンク3の長孔31に上下方向へ移動可能に嵌入され、かつ吊支杆2に固定された上部軸4により上部リンク5L、5Rの内端部同士が吊支杆2に枢着される。図6(a)に示すように、上部リンク5L、5R、吊支杆2及び接続リンク3が前後方向に重ね合った部分は、上部リンク5L、5Rの間に吊支杆2及び接続リンク3が挟まれるようにして、上部軸4により上部リンク5L、5R、吊支杆2及び接続リンク3がそれぞれ回転可能に連結される。このようにすると、接続リンク3を吊支杆2に対して安定した状態で相対的に上下方向へ移動可能に接続でき、強度向上を図ることが可能となる。
図2に示すように、上部リンク5L、5Rは、吊支杆2が吊り上げ手段により吊り上げられ、かつ把持部材9L、9RがワークWを把持していない状態において、上部軸4が接続リンク3の長孔31の上端に当接して、上部軸4のそれ以上の上方移動が阻止されることによって、上部軸4が外側軸6L、6Rを互いに結んだ直線L上にあって水平方向を向く姿勢に維持されるか又は上部軸4が直線Lよりも僅かに低位となる傾き姿勢を維持する。図2に示す実施形態においては、上部軸4が直線L上に位置する実施形態を示す。
右側の上部リンク5Rには、外側軸6Rよりも右方へ所定量延伸する手動操作部51Rが設けられる。手動操作部51Rは、把持部材9L、9Rにより把持されているワークWを所定の場所に置く際、作業者により上方へ向けて回動操作されることにより、後述のように把持部材9L、9Rを強制的に開き方向へ回動させて、ワークWが把持部材9L、9Rから確実に外れるようにするものである。
なお、手動操作部51Rは、右側の上部リンク5Rに代えて、左側の上部リンク5L又は上部リンク5L、5Rの両方に設けても良い。
なお、手動操作部51Rは、右側の上部リンク5Rに代えて、左側の上部リンク5L又は上部リンク5L、5Rの両方に設けても良い。
支持リンク7L、7Rは、金属板により形成されると共に、上端部が外側軸6L、6Rにより上部リンク5L、5Rの外端部にそれぞれ枢着され、下部が把持部材9L、9Rの外側面に溶接等により固着される。好ましくは、支持リンク7L、7Rにおける把持部材9L、9Rに固着される下縁部の固着部71L、71Rは、把持部材9L、9Rにおける外側面の円弧形状に合致するように形成される。これにより、把持部材9L、9Rの剛性を高め、大重量のワークWを確実に把持可能となる。
把持部材9L、9Rは、前後方向へ所定の長さを有する金属板を半円弧状に湾曲させることで、互いに相対する内側面にアーチ状の把持部91L、91Rを形成する。把持部材9L、9Rの外側面上部には、左右方向に延伸する金属製の起立片92L、92Rが溶接等により固着される。好ましくは、起立片92L、92Rにおける把持部材9L、9Rに固着される固着部は、把持部材9L、9Rにおける外側面の円弧形状に合致するように形成される。これにより、把持部材9L、9Rの外側面には、上述のように支持部材7L、7Rの固着部71L、71Rが固着されることに加えて、起立片91L、92Rも固着されることにより、把持部材9L、9Rの剛性をさらに向上可能となる。
起立片92L、92Rは、それぞれの内端部同士が下部軸8により接続リンク3の下端部に枢着される。これにより、把持部材9L、9Rは、下部軸8を中心に左右方向へ開閉可能となる。好ましくは、把持部材9L、9RがワークWを把持していない状態において、図2に示すように、把持部材9L、9Rは、半開状態になるように保持される。把持部材9L、9Rの開き量は、外側軸6L、6Rの左右の位置を設定することにより変更可能である。
次に、本実施形態におけるクランプ装置1の作用について説明する。
図2に示すように、床面F上に載置されたワークWの直上において、吊上げ手段により吊り上げられたクランプ装置1を下降させる。このとき、クランプ装置1は、上部軸4が接続リンク3の長孔31の上端に当接して、上部軸4の上方移動が阻止されているため、上部リンク5L、5Rが略水平状態に維持されて、把持部材9L、9Rが半開状態となっている。
図2に示すように、床面F上に載置されたワークWの直上において、吊上げ手段により吊り上げられたクランプ装置1を下降させる。このとき、クランプ装置1は、上部軸4が接続リンク3の長孔31の上端に当接して、上部軸4の上方移動が阻止されているため、上部リンク5L、5Rが略水平状態に維持されて、把持部材9L、9Rが半開状態となっている。
そして、半開状態の把持部材9L、9Rの下端をワークWの外周面上部に接触させて、さらに吊り上げ手段を下降させる。これにより、把持部材9L、9Rの下端部がワークWの外周面に沿って摺接するため、把持部材9L、9Rに対して開き方向への力が作用することに相俟って、吊支杆2の下降に伴って上部軸4が接続リンク3の長孔31内を下方へ移動するため、上部リンク5L、5Rが上部軸4を中心に回転して互いに中折れ状態となってV字状になる。これにより、把持部材9L、9Rは、下部軸8を中心に回転して図3に示すように左右に開かれる。
図3に示す状態から、さらに吊支杆2を下降させて、把持部材9L、9Rの先端が床面Fに接触するか、又はその直前まで、把持部材9L、9Rを下降させる。この位置で吊り上げ手段による下降動作を停止して、今度は、吊り上げ手段により吊支杆2を吊り上げる。このときの吊支杆2の吊り上げ作動により、上部軸4が接続リンク3の長孔31内を上方へ向けて移動する。この結果、当該移動が上部リンク5L、5Rを水平状態に戻す方向、すなわち把持部材9L、9Rを閉じる方向へ回動させる力として作用する。当該力により、把持部材9L、9Rは、閉じ方向へ回動して把持部91L、91RがワークWの外周面に密接または当接して、ワークWを把持する。
図4に示すように、把持部材9L、9RがワークWを把持した状態で、吊上げ手段により吊下杆2を吊り上げると、上部軸4に対して接続リンク3の長孔31内を上方へ移動させようとする反力、すなわち吊り上げているワークWの質量に応じた大きさの反力が作用する。当該反力は、上部リンク5L、5Rに対して外側軸6L、6Rがそれぞれの外方に変位させるような力として作用する。これにより、上部リンク5L、5Rに作用する回転モーメントが、支持リンク7L、7Rを介して把持部材9L、9Rに対して閉じさせる方向に作用する。この結果、把持部材9L、9RによりワークWを強力に把持することができる。このように、把持部材9L、9Rに対してワークWの質量に応じた大きさの閉じ方向への力が作用するため、ワークWの質量が大であればあるほど、ワークWをより強力に把持することができる。
ワークWを目的の場所に移動させ、吊下杆2を下降させてワークWを床面Fに載置すると、図5に示すように、吊下杆2の下降に伴って、上部軸4が接続リンク3の長孔31内を下方に移動することにより、上部リンク5L、5Rが上部軸4を中心に回転して互いに中折れ状態となってV字状になることから、把持部材9L、9Rは、下部軸8を中心に回動して左右に開く。
把持部材9L、9Rが開いた状態で、作業者が上部リンク5Rに設けた手動操作部51Rを握って、上部リンク5Rが図5に示す状態、すなわち把持部材9L、9Rが開いた状態に保持して、吊支杆2を吊り上げ手段により引き上げると、把持部材9L、9Rは、ワークWから離脱して上方に移動する。これにより、把持部材9L、9Rを含む全ての要素は、図2に示す初期位置に復帰する。
ここで重要なことは、把持部材9L、9Rを含む全ての要素が初期位置に復帰して停止する際、各可動部分には大きな衝撃荷重が作用することである。特に、接続リンク3に対しては大きな衝撃引張荷重が作用する。その理由としては、把持部材9L、9RがワークWから離脱して、吊り上げ手段により吊支杆2を吊り上げる際、吊支杆2の上方移動に伴って、上部軸4が接続リンク3の長孔31の上端に勢いよく当接して、接続リンク3に対して衝撃引張荷重を作用させた上で、各要素を初期位置に停止させるためと考えられる。
しかしながら、本実施形態においては、接続リンク3を金属板により形成したことで、接続リンク3の強度、耐久性を優れたものとすることができ、長期に亘ってワークを確実に把持して吊り上げることができる。
本発明は、前記実施形態のみに限定されるものではなく、例えば、次のような変形した態様での実施が可能である。
(a) 図7に示すように、吊支杆2の上部に左右方向又は前後方向を向くハンドル部21を設けて(図7は、ハンドル部21が左右方向を向く実施形態を示す)、吊支杆2を略T字型とする。このようにすると、作業者がハンドル部21を把持して吊支杆2を押し下げることで、把持部材9L、9Rを簡単に開かせることができ、また、ワークWが軽量の物であれば、作業者がハンドル部21を把持して吊支杆2を引き上げることで、把持部材9L、9Rを閉じさせてワークWを持ち上げることができる。
(b) 図7に示すように、把持部材9R、9Lにおける把持部91L、91Rの内側面に硬質ゴム等の弾性材で形成される緩衝材12をそれぞれ貼設する。このようにすると、把持部材9R、9Lが、例えば、角材、丸棒等の木材、伐採木等を傷つけることなく把持して吊り上げることができる。
(c) 前述した上部リンク5Rに手動操作部51Rを一体的に設けた前記実施形態に代えて、図8に示すように、手動操作部13を上部リンク5Rの外端部に枢着する。
手動操作部13は、外側軸6Rにより上部リンク5Rの外端部に枢着されると共に、非操作時には、自重により下向き姿勢となって支持リンク7Rに設けたストッパ14に当接することで実線で示す非操作位置に保持される。
手動操作部13は、外側軸6Rにより上部リンク5Rの外端部に枢着されると共に、非操作時には、自重により下向き姿勢となって支持リンク7Rに設けたストッパ14に当接することで実線で示す非操作位置に保持される。
手動操作部13を手動操作する場合には、作業者が手動操作部13の下部を掴んで解除操作方向(図8において反時計方向)へ外側軸6Rを中心に回転させる。すると、手動操作部13が2点鎖線で示す位置まで回転すると、手動操作部13が上部リンク5Rに設けたストッパ15に当接し、さらに手動操作部13を解除操作方向へ回転させると、上部リンク5Rが手動操作部13と共に外側軸6Rを中心に反時計方向へ回転する。これにより、前記実施形態と同様に、上部軸4を下方へ移動させて把持部材6L、6Rを開放状態に保持することができる。なお、手動操作部13は、上部リンク5Lに枢着しても良いし、両上部ブリンク5L、5Rの両方に枢着しても良い。
図8に示す実施形態においては、手動操作部13の非操作時には、手動操作部13が支持リンク7Rから側方へ大きく突出しないので、例えば、把持部材9L、9RがワークWを把持して吊り上げている最中に、手動操作部13が障害物等に接触して解除操作方向へ誤って回転させられることを防止できるため、ワークWを安全に吊り上げて目的地まで移動させることができる。
1 クランプ装置 2 吊支杆
21 ハンドル部 3 接続リンク
31 長孔 4 上部軸
5L、5R 上部リンク 51R 手動操作部
6L、6R 外側軸 7L、7R 支持リンク
71L、71R 固着部 8 下部軸
9L、9R 把持部材 91L、91R 把持部
92L、92R 起立片 10 吊り上げ部
11 連結軸 12 緩衝材
14 ストッパ 15 ストッパ
F 床面 L 直線
R ロープ W ワーク
21 ハンドル部 3 接続リンク
31 長孔 4 上部軸
5L、5R 上部リンク 51R 手動操作部
6L、6R 外側軸 7L、7R 支持リンク
71L、71R 固着部 8 下部軸
9L、9R 把持部材 91L、91R 把持部
92L、92R 起立片 10 吊り上げ部
11 連結軸 12 緩衝材
14 ストッパ 15 ストッパ
F 床面 L 直線
R ロープ W ワーク
Claims (5)
- 吊り上げ手段により吊支される吊支杆と、
前記吊支杆に固定された前後方向を向く上部軸により内端部同士が枢着される左右一対の上部リンクと、
前記両上部リンクの外端部に、前後方向を向く外側軸により上部がそれぞれ枢着され、前記外側軸より垂下する左右一対の支持リンクと、
前記両支持リンクの下部にそれぞれ固着され、かつ上端部が前後方向を向く下部軸により互いに枢着されて、前記下部軸を中心に閉作動して、ワークを左右から把持可能な左右一対の把持部材と、
金属板により形成されると共に、前記上部軸が上下方向へ相対的に移動可能に嵌入される長孔を有して、前記上部軸が前記長孔の上端に当接した状態において、前記上部軸が前記両外側軸を互いに結んだ直線上又は当該直線より下位になるように、下端部が前記下部軸により前記両把持部材の上端部にそれぞれ枢着される接続リンクと、を備えることを特徴とするクランプ装置。 - 前記両把持部材は、外側面上部に左右方向を向く起立片を有し、前記両把持部材の前記上端部を前記起立片として、前記起立片を前記下部軸により前記接続リンクの下端部に枢着したことを特徴とする請求項1記載のクランプ装置。
- 前記吊支杆の上部に、作業者が把持可能なハンドル部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のクランプ装置。
- 前記両把持部材の内側面に、弾性材で形成される緩衝材を貼設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクランプ装置。
- 前記両上部リンクのうちいずれか一方の上部リンクの外端部に、作業者の手動操作により前記両把持部材を開いた状態に保持可能な手動操作部を枢着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019088014A JP2020183308A (ja) | 2019-05-08 | 2019-05-08 | クランプ装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220141947A (ko) * | 2021-04-13 | 2022-10-21 | 김용만 | 관 집게 및 이에 연결되는 3고리 슬링벨트 |
CN118083771A (zh) * | 2024-04-29 | 2024-05-28 | 山东旭东热力设备有限公司 | 一种金属结构件智能起吊装置 |
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2019
- 2019-05-08 JP JP2019088014A patent/JP2020183308A/ja active Pending
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KR102462190B1 (ko) | 2021-04-13 | 2022-11-02 | 김용만 | 관 집게 및 이에 연결되는 3고리 슬링벨트 |
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