JP2020180927A - 探知装置、探知方法、およびプログラム - Google Patents

探知装置、探知方法、およびプログラム Download PDF

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【課題】干渉信号と探知信号のパルス幅の差異が小さい場合であっても、当該干渉を適切に除去することができる探知装置、探知方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】探知装置は、放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信する受信部と、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出する代表値算出部と、異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出する代表閾値算出部と、前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する振幅抑圧部と、を備える。【選択図】図8

Description

この発明は、探知信号を送信して、対象物からの反射波を受信する探知装置、探知方法、およびプログラムに関するものである。
従来、探知装置としては、水中に超音波の探知信号を送信し、魚群等の対象物からの反射波を受信する超音波探知装置が知られている。このような超音波探知装置では、他の超音波探知装置から送信された超音波(干渉信号)が受信信号に含まれている場合がある。
そこで、従来の超音波探知装置では、一の探知方向毎のデータ列内で、対象データに近接する複数のデータの振幅に基づいて閾値を算出し、対象データの振幅が閾値を上回る場合に対象データを干渉と判定し、対象データの振幅を制限することが行われている(特許文献1を参照)。
特許第6339446号公報
しかし、従来の手法では、干渉信号のパルス幅が探知信号のパルス幅に対して十分に小さいことを前提としていたため、干渉信号と探知信号のパルス幅の差異が小さい場合に、十分に干渉除去を行うことができなかった。
そこで、この発明は、干渉信号と探知信号のパルス幅の差異が小さい場合であっても、当該干渉を適切に除去することができる探知装置、探知方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の探知装置は、放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信する受信部と、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出する代表値算出部と、異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出する代表閾値算出部と、前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する振幅抑圧部と、を備えたことを特徴とする。
この発明は、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の受信信号の振幅に基づいて代表閾値を算出するため、表示器における映像上で同心円状に現れる干渉のみを適切に除去することができる。また、干渉信号と探知信号のパルス幅の差異が小さい場合であっても、当該干渉を適切に除去することができる。
本発明の探知装置の一例であるスキャニングソナーによる水中探知動作を説明するための斜視図である。 送受波器の外観図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキャニングソナーの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキャニングソナーの受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキャニングソナーの受信部の構成を示すブロック図である。 干渉除去を行わない場合の表示器に表示される画像(探知画像)の一例を示す図である。 干渉除去を行った場合の表示器に表示される画像(探知画像)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキャニングソナーの干渉除去部の構成を示すブロック図である。 代表値の算出方法を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に前の代表値を用いて代表閾値を算出する手法を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に後の代表値を用いて代表閾値を算出する手法を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に前の複数の代表値と時間的に後の複数の代表値の両方を用いて代表閾値を算出する手法を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に前の代表値を用いて代表閾値を算出する手法の応用例を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に後の代表値を用いて代表閾値を算出する手法の応用例を説明するための図である。 判定タイミングよりも時間的に前の複数の代表値と時間的に後の複数の代表値の両方を用いて代表閾値を算出する手法の応用例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係るスキャニングソナーの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るスキャニングソナーの受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るスキャニングソナーの干渉除去部の構成を示すブロック図である。 干渉除去を行わない場合の受信信号を示す図である。 干渉除去を行った場合の受信信号を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る探知装置の一例であるスキャニングソナー1について、図を参照して説明する。
スキャニングソナー1は、図1に示すように、自船に搭載されている。スキャニングソナー1の送受波器10は、船底等に設置される。スキャニングソナー1は、超音波を用いて水中を探知する装置である。超音波は、図2に示すような送受波器に配列された複数の超音波振動子100により、図1に示すように、水平面に対して所定の角度θに指向性を有する傘型の送信ビーム3により水中に送信される。水中に送信された超音波は、魚群等の対象物に反射して、複数の超音波振動子100に受信信号として受信される。
図1に示すように、スキャニングソナー1は、複数の超音波振動子100の受信信号を合成することで、水平面に対して所定の角度θに指向性を有する受信ビーム4を形成する。スキャニングソナー1は、合成に用いる複数の超音波振動子100を切り替えることで、複数の受信ビーム4を生成する。そして、スキャニングソナー1は、各受信ビーム4の振幅に基づく映像信号を生成し、表示器50にエコー画像を表示する。
また、魚群探知機2が自船に搭載されている。自船の船底には、魚群探知機2の送受波器が設置されている。魚群探知機2も、探知装置の一例である。魚群探知機2は、自船の直下に超音波を送受信する。スキャニングソナー1および魚群探知機2は、互いに近接して配置されている。したがって、魚群探知機2から放射された超音波は、干渉信号としてスキャニングソナー1に受信される。そこで、スキャニングソナー1は、受信信号に含まれる干渉信号の除去処理を行う。
図3は、スキャニングソナー1の構成を示すブロック図である。スキャニングソナー1は、送受波器10、送受切替器20、送信装置30、受信装置40、および表示器50を備えている。図4は、受信装置40の構成を示すブロック図である。受信装置40は、受信部41、干渉除去部42、フィルタ部43、および映像信号生成部44を備えている。図5は、受信部41の構成を示すブロック図である。受信部41は、A/D変換部411、直交検波部412、ビーム形成部413を備えている。
送受波器10は、例えば図2に示すような円筒形の筐体150を備えている。送受波器10は、当該円筒形の筐体150の円周側面に、複数の超音波振動子100が所定のパターンで配列されている。
送信装置30は、パルス状の送信信号を出力する。送信信号は、送受切替器20を介して送受波器10に出力される。送受波器10は、入力された送信信号を、探知信号である超音波パルスに変換し、当該超音波パルスを複数の超音波振動子100から水中に放射する。複数の各超音波振動子100は、それぞれ対象物からの反射波を受信信号として受信する。
送受切替器20は、送受波器10における複数の超音波振動子100が受信した受信信号をそれぞれ受信装置40の受信部41のA/D変換部411に出力する。
A/D変換部411は、入力されたアナログの受信信号をそれぞれ所定のサンプリング周期でデジタルの受信信号に変換し、直交検波部412に出力する。
直交検波部412は、複数の超音波振動子100が受信した受信信号にそれぞれ直交検波処理を行い、複素信号に変換する。当該複素信号の絶対値は、複数の超音波振動子100が受信した受信信号の振幅に相当し、当該複素信号の偏角は、位相に相当する。複素信号に変換された受信信号は、受信ビーム形成部413に出力される。
受信ビーム形成部413は、所定の探知方向について、複数の超音波振動子100が受信した受信信号を合成することで、当該所定の探知方向に指向性を有する受信ビームを形成する。また、受信ビーム形成部413は、合成に用いる複数の超音波振動子100を切り替えることで、複数の探知方向に受信ビームを形成することができる。
各探知方向の受信ビームの信号として合成された受信信号は、干渉除去部42に入力される。干渉除去部42は、入力された各探知方向の受信信号に含まれる干渉信号の除去処理を行う。干渉信号が除去された後の受信信号は、フィルタ部43に入力される。
フィルタ部43は、入力された受信信号に各種フィルタ処理を施す。例えば、フィルタ部43は、基準となる信号(例えば送信信号)と受信信号との相関演算を行い、受信信号のパルス圧縮を行う。また、例えば、フィルタ部43は、受信信号の帯域制限を行う。
映像信号生成部44は、フィルタ処理が施された後の受信信号に基づいて映像信号を生成し、表示器50に出力する。例えば、映像信号生成部44は、各探知方向の受信信号の振幅に応じた階調の映像信号を生成し、表示器50にエコー画像を表示させる。また、映像信号生成部44は、受信信号のデータ数を表示器50の表示画素数に合わせる処理を行う。
また、映像信号生成部44は、直前の1回または複数回の送信で得られた映像信号を一時記憶するメモリ(不図示)を内蔵している。これにより、映像信号生成部44は、過去の映像信号と今回の映像信号との相関処理を行うことができる。例えば、映像信号生成部44は、連続する2回(今回と前回)の送信時に得られる映像信号を比較し、各画素についてレベルの低い方の映像信号を選択して出力する。これにより、エコー画像のレベルを低下させることなく、相対的に高レベルである干渉信号を除去することができる。ただし、映像信号生成部44による画像相関処理は、本発明において必須の構成ではない。
以上のようにして、表示器50には、図6および図7に示すような画像が表示される。図6および図7は、表示器50に表示される画像(探知画像)の一例を示す図である。表示器50には、自船の位置を中心として、方位および距離に対応したエコー画像が表示される。この例では、自船の周囲に海面反射に相当するノイズ画像が表示されている。また、自船の後方には、スクリューノイズに相当する画像が表示されている。また、画面右上側には、魚群のエコー画像が表示されている。
図6は、干渉除去部42が干渉除去を行わない場合の探知画像であり、図7は、干渉除去部42が干渉除去を行った場合の探知画像である。
スキャニングソナー1の送受波器10に近接して魚群探知機2の送受波器が設置されている場合、スキャニングソナー1の送受波器10は、当該魚群探知機2の送受波器から送信された超音波を、その送信周期に対応して周期的に干渉信号として受信する。この例では、スキャニングソナー1の送信周期が魚群探知機2の送信周期よりも長いため、図6に示すように、スキャニングソナー1の探知画像内において、一定距離毎に干渉信号に起因する高レベルの干渉画像が表示される。
魚群探知機2の送受波器から送信された超音波は、回折現象によって近接したスキャニングソナー1の送受波器10の全ての超音波振動子100において高い信号レベルで受信されるため、表示器における映像上では同心円状の干渉画像として表示される。干渉除去部42は、当該一定距離毎に現れる干渉信号を除去する。
図8は、干渉除去部42の構成を示すブロック図である。干渉除去部42は、代表値算出部421、代表閾値算出部432、および振幅抑圧部423を備えている。
代表値算出部421には、受信部41の受信ビーム形成部413から出力された各探知方向の受信信号が入力される。代表値算出部421は、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の受信信号の振幅の平均値に基づいて、代表値を算出する。図9は、代表値の算出方法を説明するための図である。図9に示すグラフの横軸は受信タイミングを表し、縦軸は振幅を表す。代表値算出部421は、受信信号が、K個の探知方向毎にN個の受信タイミングのデータを有する配列(s[0,0],s[0,1],・・・,s[K−1,N−1])からなる場合、受信タイミング毎に、K個の受信信号の振幅の平均値を求めることにより、代表値のデータ列(r[0],r[1],・・・,r[N−1])を算出する。代表値の算出方法は、平均値に限らず、例えば、中央値または最頻値等に基づいて算出する態様としてもよい。
代表閾値算出部422には、代表値算出部421から出力された代表値が入力される。代表閾値算出部422は、干渉であるか否かを判定する判定タイミングに近接する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値に基づいて、干渉であるか否かを判定するための代表閾値Th1を算出する。
図10は、代表閾値Th1の算出手法を説明するための図である。図10に示すグラフの横軸は受信タイミングを表し、縦軸は振幅を表す。代表閾値算出部422は、代表値がN個のデータ列(r[0],r[1],・・・,r[N−1])からなる場合、各判定タイミングの直前の複数(M個:M<N)の受信タイミングの代表値に基づいて代表閾値Th1を算出する。すなわち、n+M番目の判定タイミングについて、データ列(r[n],r[n+1],・・・,r[n+M−1])を構成するM個の代表値の平均値を求める。代表閾値Th1は、当該平均値をそのまま用いてもよいし、当該平均値に所定の係数C(例えばC=3)を乗算した値としてもよい。あるいは、平均値に所定の定数を加算する態様としてもよいし、平均値と所定の係数を乗算した値に所定の定数を加算する態様としてもよい。また、代表閾値Th1の算出手法は、平均値に限らず、例えば、中央値または最頻値等に基づいて算出する態様としてもよい。
代表閾値算出部422は、このような代表閾値Th1の算出処理を、nの値を0からN−M−1まで変えながら繰り返す。すなわち、M番目からN−1番目までの各判定タイミングについて代表閾値Th1を算出する。0からM−1番目までの各判定タイミングに対しては、所定の定数を代表閾値Th1として出力する。
振幅抑圧部423は、受信部41の受信ビーム形成部413から出力された各探知方向の受信信号と、代表値算出部421から出力された代表値と、代表閾値算出部422から出力された代表閾値Th1と、を入力する。そして、振幅抑圧部423は、各判定タイミングについて順に、代表閾値Th1と、代表値と、を比較する。振幅抑圧部423は、各判定タイミングの代表値が、代表閾値Th1を上回る場合、当該判定タイミングの受信信号の振幅(絶対値)を代表閾値Th1以下に制限する。
干渉除去部42は、フィルタ部43の後段に配置されていてもよい。ただし、干渉信号のパルス幅が探知信号のパルス幅よりも短い場合においてフィルタ部43がパルス圧縮を行うと、当該干渉信号が時間方向に伸張されるため、干渉除去の効果が低下する可能性がある。したがって、干渉除去部42は、フィルタ部43の前段に配置されることが好ましい。また、干渉除去部42は、受信部41の受信ビーム形成部413の前段に配置されていてもよい。ただし、一般的には、受信ビーム形成後の受信信号の数(探知方向の数)は、受信ビーム形成前の受信信号の数(超音波振動子100の数)より少ない。したがって、干渉除去部42は、受信部41の受信ビーム形成部413の後段に配置されることが好ましい。これにより、演算量を低減することができる。
なお、この例では、代表閾値算出部422は、各判定タイミングの直前のM個の代表値から代表閾値Th1を算出したが、例えば直前の代表値を除くM個のデータ列(r[n−1],r[n],・・・,r[n+M−2])から代表閾値Th1を算出してもよい。また、代表閾値Th1の算出は、M個の代表値全てを用いる必要はない。例えば、8個のデータ列(r[n],r[n+1],・・・,r[n+7])のうち、2個に1個の割合で間引きしたデータ列(r[n],r[n+2],・・・,r[n+6])、すなわち4個の代表値を用いて代表閾値Th1を算出してもよい。
また、代表閾値Th1の算出は、例えば図11に示すように、判定タイミングよりも時間的に後(自装置から遠い側)のM個の代表値を用いてもよい。あるいは、図12に示すように、判定タイミングよりも時間的に前の複数の代表値と後の複数の代表値とを両方用いてもよい。ただし、図12の例では、第2グループのデータ列のうち、判定タイミングの代表値r[n+k]を代表閾値Th1算出の対象から除く態様としている。なお、判定タイミングよりも時間的に後の代表値を用いるためには、1回の送受信動作における代表値を保持するメモリを設け、代表値が保持された状態で代表閾値Th1を算出する。
なお、M個のデータの時間長は、どのような長さであってもよいが、干渉信号のパルス幅よりも長いことが好ましい。すなわち、M個のデータの時間長は、魚群探知機2の送信信号のパルス幅よりも長いことが好ましい。M個のデータの時間長が魚群探知機2の送信信号のパルス幅より短い場合には、干渉信号を除去することができない場合がある。したがって、M個のデータの時間長は、魚群探知機2の送信信号のパルス幅よりも長いことで、干渉を適切に除去することができる。
以上のように、スキャニングソナー1は、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の受信信号の振幅に基づいて代表閾値Th1を算出するため、映像上で同心円状に現れる干渉のみを適切に除去することができる。また、干渉信号と探知信号のパルス幅の差異が小さい場合であっても、当該干渉を適切に除去することができる。
次に、図13は、代表閾値Th1の算出手法の応用例を説明するための図である。応用例に係る代表閾値算出部422は、判定タイミングの直前のM個の代表値を、連続する所定数の代表値を1グループとして、複数のグループに分け、分けた各グループにおける代表値に基づいて代表閾値Th1を算出する。この例では、代表閾値算出部422は、n+12番目の判定タイミングについて、それぞれ4個の代表値からなる第1グループのデータ列(r[n],r[n+1],・・・,r[n+3])、第2グループのデータ列(r[n+4],r[n+5],・・・,r[n+7])、および第3グループのデータ列(r[n+8],r[n+9],・・・,r[n+11])に分ける。
そして、代表閾値算出部422は、第1グループのデータ列の平均値、第2グループのデータ列の平均値、および第3グループのデータ列の平均値をそれぞれ求める。代表閾値算出部422は、これらグループ毎に求めた平均値の最小値を選択する。最後に、代表閾値算出部422は、選出した最小値に所定の係数C(例えばC=3)を乗算した値を代表閾値Th1とする。ただし、最小値は、そのまま代表閾値Th1として採用してもよいし、最小値に所定の定数を加算する態様としてもよいし、最小値と所定の係数を乗算した値に所定の定数を加算する態様としてもよい。また、各グループにおいては、平均値に限らず、例えば、中央値または最頻値等に基づいて算出する態様としてもよい。
これにより、干渉除去部42は、複数の探知方向において干渉信号が非常に大きい振幅で入力された場合であっても、代表閾値Th1が大きくなり過ぎることがなく、干渉を適切に除去することができる。例えば、判定タイミングが干渉信号の受信タイミングの一部である場合には、これに最も近い第3グループにも干渉信号が含まれてその平均値が大きくなる場合がある。この場合であっても、他のグループにおける平均値が大きくなりすぎることがないため、最終的に算出される代表閾値Th1が大きくなりすぎることがない。
なお、複数のグループに分ける場合においても、例えば図14に示すように、判定タイミングよりも時間的に後(自装置から遠い側)のM個の代表値を複数のグループに分けてもよい。あるいは、図15に示すように、判定タイミングよりも時間的に前の複数の代表値と後の複数の代表値とを両方用いて、複数のグループに分けてもよい。ただし、図15の例では、第2グループのデータ列のうち、判定タイミングの代表値r[n+6]を代表閾値Th1算出の対象から除く態様としている。
また、上記の例では、代表閾値算出部422は、代表閾値Th1算出のために用いる代表値を12個として、それぞれ4個の代表値からなる3つのグループに分ける例を示したが、代表閾値Th1算出のために用いる代表値の数はこの例に限るものではないし、各グループを構成する代表値の数も4個に限るものではない。例えば、24個の代表値をそれぞれ8個の代表値からなる3つのグループに分けてもよい。また、グループの数も3つに限らず、2つのグループに分けてもよいし、さらに多数(例えば5つ)のグループに分けてもよい。さらに、各グループの平均値から一つを選択するための基準は、最小値に限るものではない。例えば、各グループの平均値のうち中央値を選択してもよいし、各グループの平均値のうち2番目に大きい値を選択してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る探知装置の一例であるスキャニングソナー1Aについて、スキャニングソナー1との相違点に関して図を参照して説明する。
図16は、スキャニングソナー1Aの構成を示すブロック図である。スキャニングソナー1Aは、送受波器10、送受切替器20、送信装置30、受信装置40A、および表示器50を備えている。図17は、受信装置40Aの構成を示すブロック図である。受信装置40Aは、受信部41、干渉除去部42A、フィルタ部43、および映像信号生成部44を備えている。
図18は、干渉除去部42Aの構成を示すブロック図である。干渉除去部42Aは、代表値算出部421、代表閾値算出部422、方位別閾値算出部422A、および振幅抑圧部423Aを備えている。
方位別閾値算出部422Aには、受信部41の受信ビーム形成部413から出力された各探知方向の受信信号が入力される。方位別閾値算出部422Aは、同一の探知方向の、干渉であるか否かを判定する判定タイミングに近接する複数の受信タイミングの受信信号に基づいて、干渉であるか否かを判定するための方位別閾値Th2を算出する。
振幅抑圧部423Aは、受信部41の受信ビーム形成部413から出力された各探知方向の受信信号と、代表値算出部421から出力された代表値と、代表閾値算出部422から出力された代表閾値Th1と、方位別閾値算出部422Aから出力された方位別閾値Th2を入力する。そして、振幅抑圧部423Aは、各判定タイミングについて順に、代表閾値Th1と、代表値と、を比較し、方位別閾値Th2と、受信信号の振幅と、を比較する。振幅抑圧部423Aは、各判定タイミングの代表値が、代表閾値Th1を上回り、かつ、各判定タイミングの受信信号の振幅が方位別閾値Th2を上回る場合、当該判定タイミングの受信信号の振幅(絶対値)を方位別閾値Th2以下に制限する。
以上のように、スキャニングソナー1Aは、各判定タイミングの代表値が代表閾値Th1を上回るか否かの判定に加えて、各判定タイミングの受信信号の振幅が方位別閾値Th2を上回るか否かの判定を行うことによって干渉の有無を判定するため、受信信号の振幅を抑圧しすぎて不自然な映像になることを防止することができる。
図19は、干渉除去処理を行わない場合の受信信号を示すグラフであり、図20は、干渉除去部42Aにより干渉除去処理を行った場合の受信信号を示すグラフである。いずれのグラフも、横軸は距離を表し、縦軸は振幅(絶対値)を表す。
図19および図20に示すように、干渉除去部42Aの干渉除去処理は、魚群のエコーに対応するデータのレベルは低下させずに、干渉に対応するデータのレベルだけ低減させることができる。
なお、本実施形態では、探知装置として、自船周囲360°の傘型領域を略同一のタイミングで探知する全周型のスキャニングソナー1、1Aを示した。しかし、干渉除去部42、42Aは、全周型のスキャニングソナー1、1Aに設けられる例に限るものではない。例えば、自船周囲180°の扇形領域を略同一のタイミングで探知する半周型のスキャニングソナーにおいても、本実施形態で示した干渉除去部42、42Aの干渉除去処理を適用することができる。また、電磁波の探知信号を送信するレーダにおいても、本実施形態で示した干渉除去部42、42Aの干渉除去処理を適用することで、他のレーダからの干渉信号を適切に除去することができる。
なお、本実施形態で示した干渉除去部42、42Aの構成は、探知信号を送信して、対象物からの反射波を受信信号として受信する探知装置において、当該探知装置に実行されるソフトウェア(プログラム)により実現することも可能である。
また、代表値算出部は、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の受信信号の振幅の平均値に基づいて代表値を算出することが好ましい。これにより、簡易な構成で代表値を算出することができる。
また、代表閾値算出部は、判定タイミングに近接する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値の平均値に基づいて代表閾値を算出することが好ましい。これにより、簡易な構成で代表閾値を算出することができる。
また、代表閾値算出部は、判定タイミングよりも時間的に前の複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値に基づいて代表閾値を算出してもよいし、時間的に後の複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値に基づいて代表閾値を算出してもよい。これにより、使用状況に応じた適切な干渉除去を行うことができる。
また、代表閾値算出部は、判定タイミングに対して時間的に前後する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値に基づいて代表閾値を算出してもよい。これにより、使用状況に応じたさらに適切な干渉除去を行うことができる。
また、代表閾値算出部は、判定タイミングに近接する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された代表値を、連続する所定数の前記代表値を1グループとして、複数のグループに分け、各グループにおける、所定数の前記代表値に基づいて代表閾値を算出することが好ましい。これにより、複数の探知方向において干渉信号が非常に大きい振幅で入力された場合であっても、代表閾値Th1が大きくなり過ぎることがなく、干渉を適切に除去することができる。
また、探知装置は、同一の探知方向の、判定タイミングに近接する複数の受信タイミングの受信信号に基づいて方位別閾値を算出する方位別閾値算出部を備え、振幅抑圧部は、前記判定タイミングに対して算出された代表値が代表閾値を上回り、かつ、前記判定タイミングの受信信号の振幅が前記方位別閾値を上回る場合に、前記受信信号の振幅を抑圧することが好ましい。これにより、受信信号の振幅を抑圧しすぎて不自然な映像になることを防止することができる。
また、探知装置は、複数の超音波振動子が受信した受信信号を合成することで、所定の探知方向に指向性を有する受信ビームを形成する受信ビーム形成部を備えることが好ましい。これにより、複数の探知方向から略同一のタイミングで複数の受信信号を受信することができる。
また、探知装置は、複数の超音波振動子から超音波を送信して、対象物からの反射波を受信信号として受信する送受波器と、各探知方向の受信信号の振幅に応じた諧調の映像信号に基づいてエコー画像を表示する表示器と、を備えることが好ましい。これにより、各探知方向の対象物の特徴を詳細に表現することができる。
また、本発明の探知方法は、放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信し、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出し、異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出し、前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する、ことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信する処理と、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出する処理と、異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出する処理と、前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する処理と、を探知装置に実行させることを特徴とする。
1、1A…スキャニングソナー
2…魚群探知機
3…送信ビーム
4…受信ビーム
10…送受波器
20…送受切替器
30…送信装置
40、40A…受信装置
41…受信部
42、42A…干渉除去部
43…フィルタ部
44…映像信号生成部
50…表示器
100…超音波振動子
150…筐体
411…A/D変換部
412…直交検波部
413…受信ビーム形成部
421…代表値算出部
422…代表閾値算出部
422A…方位別閾値算出部
423、423A…振幅抑圧部

Claims (11)

  1. 放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信する受信部と、
    複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出する代表値算出部と、
    異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出する代表閾値算出部と、
    前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する振幅抑圧部と、
    を備えたことを特徴とする探知装置。
  2. 請求項1に記載の探知装置において、
    前記代表値算出部は、複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の受信信号の振幅の平均値に基づいて前記代表値を算出することを特徴とする探知装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の探知装置において、
    前記代表閾値算出部は、前記判定タイミングに近接する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値の平均値に基づいて前記代表閾値を算出することを特徴する探知装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の探知装置において、
    前記代表閾値算出部は、前記判定タイミングよりも時間的に前の複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値、または時間的に後の複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて前記代表閾値を算出することを特徴とする探知装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の探知装置において、
    前記代表閾値算出部は、前記判定タイミングに対して時間的に前後する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて前記代表閾値を算出することを特徴とする探知装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の探知装置において、
    前記代表閾値算出部は、前記判定タイミングに近接する複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値を、連続する所定数の前記代表値を1グループとして、複数のグループに分け、
    各グループにおける、所定数の前記代表値に基づいて前記代表閾値を算出することを特徴する探知装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の探知装置において、
    同一の探知方向の、前記判定タイミングに近接する複数の受信タイミングの受信信号に基づいて方位別閾値を算出する方位別閾値算出部を備え、
    前記振幅抑圧部は、前記判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回り、かつ、前記判定タイミングの受信信号の振幅が前記方位別閾値を上回る場合に、前記受信信号の振幅を抑圧することを特徴とする探知装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の探知装置において、
    複数の超音波振動子が受信した受信信号を合成することで、所定の探知方向に指向性を有する受信ビームを形成する受信ビーム形成部を備えることを特徴とする探知装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の探知装置において、
    複数の超音波振動子から超音波を送信して、対象物からの反射波を受信信号として受信する送受波器と、
    各探知方向の受信信号の振幅に応じた諧調の映像信号に基づいてエコー画像を表示する表示器と、
    を備えたことを特徴とする探知装置。
  10. 放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信し、
    複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出し、
    異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出し、
    前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する、
    ことを特徴とする探知方法。
  11. 放射状に送信された超音波の反射波を含む受信信号を受信する処理と、
    複数の探知方向から略同一の受信タイミングで受信された複数の前記受信信号の振幅に基づいて代表値を算出する処理と、
    異なる複数の受信タイミングに対してそれぞれ算出された前記代表値に基づいて代表閾値を算出する処理と、
    前記複数の受信タイミングのいずれかに近接する判定タイミングに対して算出された前記代表値が前記代表閾値を上回る場合に、前記判定タイミングで受信された受信信号の振幅を抑圧する処理と、
    を探知装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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