JP7269784B2 - 水中探知装置、水中探知方法およびプログラム - Google Patents
水中探知装置、水中探知方法およびプログラム Download PDFInfo
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Description
図1に示すように、本実施形態では、船体1の船底に送受波器10が設置され、送受波器10から水中に超音波が送波される。送波された超音波のエコーを、送受波器10で受信することにより、水中の探知画像が生成される。本実施形態では、扇型の形状で、超音波のビーム2が送波される。扇型の中心角は、たとえば180°程度である。
実施形態1によれば、以下の効果が奏され得る。
図1に示したように、上記実施形態1では、所定の俯角で扇形状に広がるビーム2により超音波が送波された。これに対し、実施形態2では、所定の俯角で傘状に広がるビームにより超音波が送波される。
上記実施形態1では、図7(b)、図7(c)を参照して説明したように、除外閾値Th1以上の換算距離Rd1を用いて各方位の換算距離Rd2が再設定されたが、換算距離Rd1が除外閾値Th1以上である方位については、換算距離Rd2を再設定することなく、換算距離Rd1に基づいて、当該方位に沿った距離Rd3を取得してもよい。この場合、換算距離Rd1が除外閾値Th1未満である方位については、たとえば、当該方位に近い他の方位の換算距離Rd1(除外閾値Th1以上のもの)から当該方位の換算距離を補間し、補間した換算距離に基づいて、当該方位に沿った距離Rd3を取得すればよい。この場合、他の方位の換算距離Rd1のうち、最も当該方位に近い方位の換算距離Rd1を当該方位の換算距離として補間してもよく、あるいは、当該方位を挟む2つの他の方位の換算距離Rd1の平均値や線形補間値を、当該方位の換算距離として補間してもよい。補間の方法は、適宜変更可能である。上記実施形態2についても、同様の変更が可能である。
5 水中探知装置
32 受信ビーム形成部
101 TVG処理部
102 参照値算出部
103 ゲイン閾値設定部
104 ゲイン設定部
106 探知画像データ生成部
110 推定距離算出部
De1 推定距離
Rd0 参照距離
Rd1 換算距離
Th1 除外閾値
Claims (15)
- 送受波器で方位ごとに受信された受信信号に基づく参照値を算出する参照値算出部と、
前記参照値が予め設定された海底閾値を超える最小距離を参照距離として前記方位ごとに取得し、前記参照距離に基づいて前記方位ごとに海底付近までの推定距離を算出する推定距離算出部と、
前記推定距離以遠から受信された前記受信信号に対して信号レベルを調整するためのゲインを設定するゲイン設定部と、
前記ゲインが乗算された前記受信信号に基づいて前記受信信号のレベルに対応した探知画像データを生成する探知画像データ生成部と、を備える、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1に記載の水中探知装置において、
前記参照値算出部は、前記推定距離を取得する方位を中心とする所定の方位幅と、当該方位における所定の距離幅とにより抽出される前記受信信号の平均値を参照値として算出する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1または2に記載の水中探知装置において、
所定の俯角で扇形状に広がるビームにより前記送受波器から超音波が送波され、
前記推定距離算出部は、
前記扇形の中心方向における前記参照距離の成分を換算距離として取得し、
前記各方位の前記換算距離に基づいて除外閾値を設定し、
前記除外閾値よりも大きい前記換算距離に基づいて前記各方位の推定距離を取得する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項3に記載の水中探知装置において、
前記推定距離算出部は、前記除外閾値よりも小さい前記換算距離に対応する方位の前記推定距離を、前記除外閾値よりも大きい前記換算距離に基づいて設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1または2に記載の水中探知装置において、
所定の俯角で傘状に広がるビームにより前記送受波器から超音波が送波され、
前記推定距離算出部は、
前記各方位の前記参照距離に基づいて除外閾値を設定し、
前記除外閾値よりも大きい前記参照距離に基づいて前記各方位の推定距離を取得する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項5に記載の水中探知装置において、
前記推定距離算出部は、前記除外閾値よりも小さい前記参照距離に対応する方位の前記推定距離を、前記除外閾値よりも大きい前記参照距離に基づいて設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1ないし6の何れか一項に記載の水中探知装置において、
前記ゲイン設定部は、前記方位ごとに、当該方位を中心とする所定の方位幅と当該方位における所定の距離幅とにより抽出される前記受信信号の平均値と、予め設定されたゲイン閾値との比較結果に基づいて、前記受信信号に乗算される前記ゲインを設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項7に記載の水中探知装置において、
前記ゲイン設定部は、前記平均値が前記ゲイン閾値以上である場合、前記ゲイン閾値を前記平均値で除算した値に基づいて前記ゲインを設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項7または8に記載の水中探知装置において、
前記ゲイン設定部は、前記平均値が前記ゲイン閾値未満であれば、前記ゲインを1に設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項7ないし9の何れか一項に記載の水中探知装置において、
前記探知画像は、前記受信信号のレベルを階調表示し、
前記ゲイン閾値は、前記階調表示の最高階調を設定する下限のレベルよりも低い値に設定される、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1ないし10の何れか一項に記載の水中探知装置において、
前記ゲイン設定部は、前記推定距離未満の範囲の前記受信信号に対して乗算されるゲインを1に設定する、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1ないし11の何れか一項に記載の水中探知装置において、
前記受信信号に対して、距離に応じて増幅率を変化させる増幅処理を行うTVG処理部を備え、
前記推定距離算出部、前記ゲイン設定部および前記探知画像データ生成部は、前記TVG処理部による増幅処理後の受信信号を用いる、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1ないし12の何れか一項に記載の水中探知装置において、
前記受信信号は、前記送受波器に備えられた複数の超音波振動子による受波信号を位相合成することにより所定方位に主たる感度が設定された信号からなる、
ことを特徴とする水中探知装置。 - 送受波器で方位ごとに受信された受信信号に基づく参照値を算出し、
前記参照値が予め設定された海底閾値を超える最小距離を参照距離として前記方位ごとに取得し、
前記参照距離に基づいて前記方位ごとに海底付近までの推定距離を算出し、
前記推定距離以遠から受信された前記受信信号に対して信号レベルを調整するためのゲインを設定し、
前記ゲインを乗算した前記受信信号に基づいて前記受信信号のレベルに対応した探知画像データを生成する、
ことを特徴とする水中探知方法。 - 水中探知装置の処理部に、
送受波器で方位ごとに受信された受信信号に基づく参照値を算出する機能と、
前記参照値が予め設定された海底閾値を超える最小距離を参照距離として前記方位ごとに取得する機能と、
前記参照距離に基づいて前記方位ごとに海底付近までの推定距離を算出する機能と、
前記推定距離以遠から受信された前記受信信号に対して信号レベルを調整するためのゲインを設定する機能と、
前記ゲインが乗算された前記受信信号に基づいて前記受信信号のレベルに対応した探知画像データを生成する機能と、を実行させるプログラム。
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JP2019079517A JP7269784B2 (ja) | 2019-04-18 | 2019-04-18 | 水中探知装置、水中探知方法およびプログラム |
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JP2012018036A (ja) | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Furuno Electric Co Ltd | 水中探知装置 |
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