JP2020180472A - 簡易土質改良システム及び簡易土質改良方法 - Google Patents
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Abstract
Description
第2発明の簡易土質改良システムは、第1発明の簡易土質改良システムにおいて 前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置の前記供給機構により供給される土砂及び改良材を受け止めて移送方向下流側へ移送する上流移送装置と、その上流移送装置の移送方向下流側から落下した土砂及び改良材を受けて被撹拌物として前記撹拌装置の前記撹拌容器へ向けて移送する下流移送装置とを備えている。
第3発明の簡易土質改良システムは、第2発明の簡易土質改良システムにおいて、前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置から土砂及び改良材がそれぞれ供給される一対の前記上流移送装置を備えており、前記土砂供給装置及び改良材供給装置は、前記一対の上流移送装置の一方に対して土砂及び改良材を供給する一組の土砂供給装置及び改良材供給装置と、前記一対の上流移送装置の他方に対して土砂及び改良材を供給するもう一組の土砂供給装置及び改良材供給装置とを備えている。
第4発明の簡易土質改良システムは、第1から第3発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記移送装置は、前記撹拌装置の前記撹拌容器へ被撹拌物を連続的に移送するものであり、前記土砂供給装置及び改良材供給装置は、前記供給機構によって土砂及び改良材を前記移送装置に対して連続的に供給するものである。
第5発明の簡易土質改良システムは、第1から第4発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記土砂計量装置は、前記土砂供給装置の前記収容容器の重量を受ける載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを有する荷重センサとを備えており、前記改良材計量装置は、前記改良材供給装置の前記収容容器の重量を受ける載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを有する荷重センサとを備えており、前記土砂供給装置は、前記土砂計量装置の前記荷重センサを搭載しており、前記改良材供給装置は、前記改良材計量装置の前記荷重センサを搭載している。
第6発明の簡易土質改良システムは、第1から第5発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記撹拌装置は、前記走行体である自動車と、その自動車に回転自在に搭載される前記密閉型の撹拌容器であるミキシングドラムと、そのミキシングドラム内へ被撹拌物を前記移送装置により投入する投入口と、そのミキシングドラム内から改良土砂を排出する排出口と、前記投入口から投入された被撹拌物を撹拌するため前記ミキシングドラムを正転駆動させる一方、前記排出口から被撹拌物を排出するため前記ミキシングドラムを逆転駆動させる駆動装置とを備えたミキサトラックである。
第7発明の簡易土質改良システムは、第1から第6発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記撹拌装置の撹拌容器は、その撹拌容器の内部に被撹拌物を投入する投入口を有し、その投入口の開口面積が前記撹拌容器の最大断面積に比べて狭く形成されている。
第8発明の簡易土質改良システムは、第2発明、第3発明、又は第2若しくは第3発明に従属する第4から第7発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置から土砂及び改良材がそれぞれ供給される一対の前記上流移送装置を備えており、その一対の上流移送装置から前記下流移送装置へ落下する土砂及び改良材の落下経路は互いに交差し又は重なり合っている。
第9発明の簡易土質改良システムは、第2発明、第3発明、又は第2若しくは第3発明に従属する第4から第8発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記上流移送装置の移送方向下流側であってその上流移送装置から落下する被撹拌物の落下経路上の一部に設けられその落下経路を通過する被撹拌物を衝突させる落下妨害部材を備えている。
第10発明の簡易土質改良システムは、第1から第9発明のいずれかの簡易土質改良システムにおいて、前記土砂計量装置は、前記土砂供給装置が載置される載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを備えている可搬形の荷重センサを備えており、前記改良材計量装置は、前記改良材供給装置が載置される載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを備えている可搬形の荷重センサを備えている。
第11発明の簡易土質改良システムは、第1から第10発明の簡易土質改良システムにおいて、前記土砂供給装置及び改良材供給装置に代えて、前記移送装置に対して前記撹拌容器の位置より移送方向上流側で被撹拌物を供給する供給機構とその供給機構により供給される被撹拌物に含まれる土砂及び改良材をまとめて収容可能な収容容器とを有する原料供給装置を備えており、前記土砂計量装置及び改良材計量装置に代えて、前記原料供給装置の収容容器に収容される土砂及び改良土の重量を計量する原料計量装置を備えている。
第12発明の簡易土質改良方法は、粘性土を除く流動性のある土砂と改良材とを必要配合重量ずつ混合した所定重量の改良土砂を生成する簡易土質改良方法において、土砂が供給装置の収容容器に収容された状態で計量装置により必要配合重量の土砂を計測する土砂計量工程と、改良材が供給装置の収容容器に収容された状態で計量装置により必要配合重量の改良材を計測する改良材計量工程と、その土砂計量工程及び改良材計量工程により計量された必要配合重量の土砂及び改良材を、供給装置によって移送装置へ供給し、その移送装置によりその必要配合重量よりも少量ずつ徐々に撹拌装置の密閉型の撹拌容器に入れる投入工程と、その投入工程により前記撹拌容器に入れられた土砂及び改良材を必要配合重量ずつ含んだ被撹拌物を前記撹拌装置により撹拌して所定重量の改良土砂を生成する撹拌工程と、その撹拌工程の継続中に前記撹拌装置に備わる走行体により改良土砂の提供場所まで走行移動して当該撹拌装置を提供場所に輸送する輸送工程とを備えている。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まずは、図1から図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である土質改良システム1の構成を示した正面図であり、図2は、図1の拡大図であり、図3は、土質改良システム1の構成を示した平面図であり、図4は、土質改良システム1の構成を示す側面図であり、図5は、土質改良システム1を用いた土質改良方法のフローチャートである。なお、図1から図4では、図面の簡略化等のために便宜上、適宜図示を省略している部分がある。
図1から図3に示すように、走行移動形の撹拌装置2は、動力源としてエンジンを有する走行体21と、その走行体21に搭載され土砂及び改良材を含んだ被撹拌物を収容して混合撹拌する密閉型の撹拌容器22とを備えている。例えば、撹拌装置2は、ミキサトラックであり、走行体21は、貨物トラックなどの自動車であり、撹拌容器22は、その自動車に回転自在に搭載されるミキシングドラムである。また、撹拌装置2であるミキサトラックは、撹拌容器22内へ被撹拌物を移送装置3により投入する投入口23と、撹拌容器22内から改良土砂を排出する排出口24と、投入口23から投入された被撹拌物を撹拌するために撹拌容器22を正転駆動させるとともに、排出口24から被撹拌物を排出するため撹拌容器22を逆転駆動させる撹拌駆動装置25とを備えている。
図1から4に示すように、移送装置3は、撹拌装置2の撹拌容器22から離れた位置からその撹拌容器22に対して被撹拌物を移送するものである。例えば、移送装置3は、ベルトコンベア装置であり、被撹拌物を載置可能に形成される搬送ベルト3aと、その搬送ベルト3aを上流側から下流側へ向かって送り移動させる駆動モータ及び伝達機構を有したベルト駆動装置3bとを備えている。
図4に示すように、土砂供給装置4は、移送装置3における撹拌容器22の設置位置より移送方向上流側の位置で、その移送装置3に対して土砂を供給する装置である。この土砂供給装置4は、土砂を収容可能な収容容器41と、その収容容器41にある土砂を移送装置3に対して供給する供給機構42とを備えている。例えば、土砂供給装置4は土砂ホッパーであり、収容容器41は土砂の投入口41a及び排出口41bを有する収容タンクであり、供給機構42は、収容容器41の排出口41bの開度調整する開閉弁(図示せず。)と、その開閉弁の開度操作を行う操作ハンドル42aとを有したものである。なお、供給機構42は、改良材供給装置5の供給機構52と同様に、後述するスクリューバルブ52aを用いても良い。
また、改良材供給装置5は、移送装置3における撹拌容器22の設置位置より移送方向上流側の位置で、その移送装置3に対して改良材を供給する装置である。この改良材供給装置5は、改良材を収容可能な収容容器51と、その収容容器51にある改良材を移送装置3に対して供給する供給機構52とを備えている。例えば、改良材供給装置5は改良材ホッパーであり、収容容器51は改良材の投入口51a及び排出口51bを有する収容タンクであり、供給機構52は、収容容器51の排出口51bから排出される改良材の重量を駆動モータにより回転されるスクリューの回転量により調整するスクリューバルブ52aとを備えている。
土砂計量装置6は、土砂供給装置4の収容容器41に収容される土砂の重量を計量する装置である。改良材計量装置7は、改良材供給装置5の収容容器51に収容される改良材の重量を計量する装置である。なお、撹拌装置2、移送装置3(上流移送装置31及び下流移送装置32を含む。)、土砂供給装置4、及び、改良材供給装置5は、運搬して移動可能な、又は、自ら走行して移動可能な可搬形の装置である。また、土砂計量装置6、及び改良材計量装置7は、後述するように土砂供給装置4や改良材供給装置5に搭載されていても良いが、その他にも運搬して移動可能、又は自ら走行して移動可能である可搬形の装置であっても良い。
図3及び図4に示すように、移送装置3は、上流移送装置31と、下流移送装置32とを備えている。上流移送装置31は、土砂供給装置4及び改良材供給装置5の供給機構52により供給される土砂及び改良材を受け止めて移送方向下流側へ移送する装置である。下流移送装置32は、上流移送装置31の移送方向下流側から落下した土砂及び改良材を受けて被撹拌物として撹拌装置2の撹拌容器22へ向けて移送する装置である。これらの移送装置3はいずれもベルトコンベア装置であり、被撹拌物を載置可能に形成される搬送ベルト3aと、その搬送ベルト3aを上流側から下流側へ向かって送り移動させるベルト駆動装置3bとを備えたものである。移送装置3は、土砂及び改良材を含んだ被撹拌物を、上流移送装置31から下流移送装置32に落下させて移し替えるので、土砂及び改良材が下流移送装置32へ向かって落下する最中や下流移送装置32に受け止められた際に互いに混ざり合う。
移送装置3は、土砂供給装置4及び改良材供給装置5から土砂及び改良材がそれぞれ供給される一対の上流移送装置31,31を備えている。一対の上流移送装置31,31は、その移送方向が下流移送装置32の移送方向との直交した状態となっており、更に、各上流移送装置31が、下流移送装置32の移送方向に直交する方向の両側に下流移送装置32を挟んだ状態で設けられている。一対の上流移送装置31,31は、それらの移送方向下流側端部が互いに間隔を隔てた状態で配置されており、かつ、それらの移送方向下流側端部が下流移送装置32の移送方向において互いの搬送ベルト3a,3aの横幅と同程度分だけズレた位置にある。このため、一方の上流移送装置31の移送方向下流側端部は、他方の上流移送装置31の移送方向下流側端部に比べて、下流移送装置32の移送方向下流側に配置されており、一対の上流移送装置31,31から別々に落下した土砂及び改良材が落下途中の空中で衝突せず、下流移送装置32へと移し替えられるようになっている。
一組の土砂供給装置4及び改良材供給装置5は一方の上流移送装置31に配設されており、もう一組の土砂供給装置4及び改良材供給装置5は他方の上流移送装置31に配設されている。このため、一組の土砂供給装置4及び改良材供給装置5により一方の上流移送装置31に土砂及び改良材を供給し続けながら、もう一組の土砂供給装置4及び改良材供給装置5については、他方の上流移送装置31への土砂及び改良材の供給を停止して土砂及び改良材の補給を行うこともできる。よって、2組の土砂供給装置4及び改良材供給装置5を一組ずつ交互に供給と補給を繰り返すことで、土砂供給装置4及び改良材供給装置5に土砂及び改良材を補給する際に、移送装置3による撹拌装置2への土砂及び改良材の供給を中断させることなく連続的に継続することができる。
移送装置3は、その一対の上流移送装置31,31及び下流移送装置32のどれもが撹拌装置2の撹拌容器22へ被撹拌物を連続的に移送するものである。一対の上流移送装置31,31及び下流移送装置32は、どれもベルト駆動装置3bによって搬送ベルト3aが移送方向上流側から下流側へ向けて連続的に移動されることで、その搬送ベルト3a上に載置された被撹拌物を移送方向上流側から下流側へ移送するものである。土砂供給装置4及び改良材供給装置5は、各上流移送装置31に対してそれぞれ一組ずつ配設されており、土砂及び改良材を上流移送装置31に対して連続的に供給するものである。
土砂計量装置6は、土砂供給装置4の収容容器41の重量を受ける載荷部61aと、その載荷部61a上に加わる重量を検出する検出部61bとを有する重量センサ61を備えており、この重量センサ61が土砂供給装置4に搭載されている。また、改良材計量装置7は、改良材供給装置5の収容容器51の重量を受ける載荷部71aと、その載荷部71a上に加わる重量を検出する検出部71bとを有する重量センサ71を備えており、この重量センサ71が改良材供給装置5に搭載されている。なお、重量センサは、その載荷部に加わる重量や力を検出部によってその重量や力の大きさに対応した電気信号に変換して出力するロードセルなどの荷重変換器であり、例えば、ひずみゲージ式・圧電式・容量式・電磁式・音叉式などの各種の検出(変換)方式を用いたものがある(以下同じ。)。
次に、図5を参照して、上記のように構成された土質改良システム1を用いた土質改良方法について、以下に説明する。また、この土質改良システム1により改良土砂の生成に用いられる土砂及び改良材についても併せて説明する。
まず、土質材料(以下、単に「土砂」又は「土」ともいう。)は、地盤工学基準「地盤材料の工学的分類方法」(JGS0051−2000)において観察による区分と粒径による区分から分類される。ここで、粗粒土とは、粒径(粒の大きさ)から砂や礫分が構成比で50%より多く含まれる土質材料をいう。また、細粒土とは、粒径0.075mm未満の粘土分やシルト分が構成比で50%より多く含まれる土質材料をいう。また、砂質土(さしつど)とは、粗粒土に属する土のうち、細粒分が50%未満で、粒径2mm以下の土をいう。また、礫質土とは、粗粒土に属する土のうち、細粒分が50%未満で、粒径2mm以上75mm以下の土をいう。
図5に示した本実施形態の土質改良方法によれば、所定重量の改良土砂を生成する場合、その所定重量と同容量の被撹拌物を撹拌装置2の撹拌容器22に投入する必要がある。所定重量の改良土砂は、その改良土砂と同重量の被撹拌物を撹拌して土砂と改良材を均質に混合させたものである。改良土と被撹拌物とは、土砂及び改良材の混合度合いは異なっているが、土砂及び改良材の構成成分の配合重量割合(重量%)が同じ割合である。例えば、改良土砂に含まれる土砂及び改良材の配合重量割合が土砂80重量%で改良材20重量%である場合、被撹拌物に含まれる土砂及び改良材の配合重量割合も同様に土砂80重量%で改良材20重量%となる。即ち、改良土砂に含まれる土砂及び改良材の配合重量割合は、被撹拌物に含まれる土砂及び改良材の配合重量割合と一致する。
以上説明したように、本実施形態の土質改良システム1によれば、撹拌装置2がミキサトラックであって撹拌容器22がミキシングドラムである場合、撹拌装置2は、その撹拌容器22を用いて所定重量(所定容量)の被撹拌物をバッチ式混合により撹拌することになるので、その撹拌容器22の容量に応じた分量だけ改良土砂を生成することができる。このため、大量の改良土砂を不必要に生成することがなく、不要となった改良土砂が無駄に廃棄処分されることを防止できる。また、撹拌容器22に収容可能な所定重量(例えば、ミキサトラックで数t〜十数t程度)の被撹拌物に限って撹拌混合するので、撹拌不足による混合ムラが生じ難く、土砂及び改良材を互いに均一に混合させることができる。
つぎに、図6及び図7を参照して、第2実施形態の土質改良システム200について説明する。
つぎに、図8及び図9を参照して、第3実施形態の土質改良システム300について説明する。
つぎに、図10及び図11を参照して、第4実施形態の土質改良システム400について説明する。
つぎに、図12及び図13を参照して、第5実施形態の土質改良システム500について説明する。
2 撹拌装置(走行移動形の撹拌装置)
21 走行体
22 撹拌容器(密閉型の撹拌容器)
23 投入口(撹拌装置の投入口)
24 排出口(撹拌装置の排出口)
25 駆動装置(撹拌装置の駆動装置)
3 移送装置
31 上流移送装置(移送装置の一部)
32 下流移送装置(移送装置の一部)
4 土砂供給装置
41 土砂供給装置の収容容器
42 土砂供給装置の供給機構
5,5 改良材供給装置
51 改良材供給装置の収容容器
52 改良材供給装置の供給機構
6 土砂計量装置
61 土砂計量装置の荷重センサ
61a 土砂計量装置の荷重センサの載荷部
61b 土砂計量装置の荷重センサの検出部
7 改良材計量装置
71 改良材計量装置の荷重センサ
71a 改良材計量装置の荷重センサの載荷部
71b 改良材計量装置の荷重センサの検出部
310 落下妨害部材
461 土砂計量装置の可搬形の荷重センサ
461a 土砂計量装置の可搬形の荷重センサの載荷部
461b 土砂計量装置の可搬形の荷重センサの検出部
471 改良材計量装置の可搬形の荷重センサ
471a 改良材計量装置の可搬形の荷重センサの載荷部
471b 改良材計量装置の可搬形の荷重センサの検出部
510 原料供給装置
511 原料供給装置の収容容器
512 原料供給装置の供給機構
520 原料計量装置
521 原料計量装置の荷重センサ
521a 原料計量装置の荷重センサの載荷部
521b 原料計量装置の荷重センサの検出部
S2 土砂計量工程
S4 改良材計量工程
S5 原料投入工程(投入工程)
S7 撹拌工程
S9 輸送工程
Claims (13)
- 粘性土を除く流動性のある土砂と改良材とを混合した改良土砂を生成する簡易土質改良システムにおいて、
動力源を有する走行体とその走行体に搭載され土砂及び改良材を含んだ被撹拌物を収容して撹拌する密閉型の撹拌容器とを有する走行移動形の撹拌装置と、
その撹拌装置の撹拌容器から離れた位置からその撹拌容器に対して被撹拌物を移送する移送装置と、
その移送装置に対して前記撹拌容器の位置より移送方向上流側で土砂を供給する供給機構とその供給機構により供給される土砂を収容可能な収容容器とを有する土砂供給装置と、
その土砂供給装置により土砂が供給される前記移送装置に対して前記撹拌容器の位置より移送方向上流側で改良材を供給する供給機構とその供給機構により供給される改良材を収容可能な収容容器とを有する改良材供給装置と、
その改良材供給装置の収容容器に収容される改良材の重量を計量する改良材計量装置と、
前記土砂供給装置の収容容器に収容される土砂の重量を計量する土砂計量装置とを備えていることを特徴とする簡易土質改良システム。 - 前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置の前記供給機構により供給される土砂及び改良材を受け止めて移送方向下流側へ移送する上流移送装置と、その上流移送装置の移送方向下流側から落下した土砂及び改良材を受けて被撹拌物として前記撹拌装置の前記撹拌容器へ向けて移送する下流移送装置とを備えていることを特徴とする請求項1記載の簡易土質改良システム。
- 前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置から土砂及び改良材がそれぞれ供給される一対の前記上流移送装置を備えており、
前記土砂供給装置及び改良材供給装置は、前記一対の上流移送装置の一方に対して土砂及び改良材を供給する一組の土砂供給装置及び改良材供給装置と、前記一対の上流移送装置の他方に対して土砂及び改良材を供給するもう一組の土砂供給装置及び改良材供給装置とを備えていることを特徴とする請求項2記載の簡易土質改良システム。 - 前記移送装置は、前記撹拌装置の前記撹拌容器へ被撹拌物を連続的に移送するものであり、
前記土砂供給装置及び改良材供給装置は、前記供給機構によって土砂及び改良材を前記移送装置に対して連続的に供給するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の簡易土質改良システム。 - 前記土砂計量装置は、前記土砂供給装置の前記収容容器の重量を受ける載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを有する荷重センサとを備えており、
前記改良材計量装置は、前記改良材供給装置の前記収容容器の重量を受ける載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを有する荷重センサとを備えており、
前記土砂供給装置は、前記土砂計量装置の前記荷重センサを搭載しており、
前記改良材供給装置は、前記改良材計量装置の前記荷重センサを搭載していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の簡易土質改良システム。 - 前記撹拌装置は、前記走行体である自動車と、その自動車に回転自在に搭載される前記密閉型の撹拌容器であるミキシングドラムと、そのミキシングドラム内へ被撹拌物を前記移送装置により投入する投入口と、そのミキシングドラム内から改良土砂を排出する排出口と、前記投入口から投入された被撹拌物を撹拌するため前記ミキシングドラムを正転駆動させる一方、前記排出口から被撹拌物を排出するため前記ミキシングドラムを逆転駆動させる駆動装置とを備えたミキサトラックであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の簡易土質改良システム。
- 前記撹拌装置の撹拌容器は、その撹拌容器の内部に被撹拌物を投入する投入口を有し、その投入口の開口面積が前記撹拌容器の最大断面積に比べて狭く形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の簡易土質改良システム。
- 前記移送装置は、前記土砂供給装置及び改良材供給装置から土砂及び改良材がそれぞれ供給される一対の前記上流移送装置を備えており、その一対の上流移送装置から前記下流移送装置へ落下する土砂及び改良材の落下経路は互いに交差し又は重なり合っていることを特徴とする請求項2、請求項3、又は請求項2若しくは3に従属する請求項4から7のいずれかに記載の簡易土質改良システム。
- 前記上流移送装置の移送方向下流側であってその上流移送装置から落下する被撹拌物の落下経路上の一部に設けられその落下経路を通過する被撹拌物を衝突させる落下妨害部材を備えていることを特徴とする請求項2、請求項3、又は請求項2若しくは3に従属する請求項4から8のいずれかに記載の簡易土質改良システム。
- 前記土砂計量装置は、前記土砂供給装置が載置される載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを備えている可搬形の荷重センサを備えており、
前記改良材計量装置は、前記改良材供給装置が載置される載荷部と、その載荷部上に加わる重量を検出する検出部とを備えている可搬形の荷重センサを備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の簡易土質改良システム。 - 前記土砂供給装置及び改良材供給装置に代えて、前記移送装置に対して前記撹拌容器の位置より移送方向上流側で被撹拌物を供給する供給機構とその供給機構により供給される被撹拌物に含まれる土砂及び改良材をまとめて収容可能な収容容器とを有する原料供給装置を備えており、
前記土砂計量装置及び改良材計量装置に代えて、前記原料供給装置の収容容器に収容される土砂及び改良土の重量を計量する原料計量装置を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の簡易土質改良システム。 - 粘性土を除く流動性のある土砂と改良材とを必要配合重量ずつ混合した所定重量の改良土砂を生成する簡易土質改良方法において、
土砂が供給装置の収容容器に収容された状態で計量装置により必要配合重量の土砂を計測する土砂計量工程と、
改良材が供給装置の収容容器に収容された状態で計量装置により必要配合重量の改良材を計測する改良材計量工程と、
その土砂計量工程及び改良材計量工程により計量された必要配合重量の土砂及び改良材を、供給装置によって移送装置へ供給し、その移送装置によりその必要配合重量よりも少量ずつ徐々に撹拌装置の密閉型の撹拌容器に入れる投入工程と、
その投入工程により前記撹拌容器に入れられた土砂及び改良材を必要配合重量ずつ含んだ被撹拌物を前記撹拌装置により撹拌して所定重量の改良土砂を生成する撹拌工程と、
その撹拌工程の継続中に前記撹拌装置に備わる走行体により改良土砂の提供場所まで走行移動して当該撹拌装置を提供場所に輸送する輸送工程とを備えていることを特徴とする簡易土質改良方法。 - 前記土砂計量工程は、前記供給装置の前記収容容器に土砂を入れながらその収容容器に収容されている土砂の重量を前記計量装置により計量し、その計量された土砂の重量が必要配合重量になった場合に、その土砂を入れることを停止するものであり、
前記改良材計量工程は、前記供給装置の前記収容容器に改良材を入れながらその収容容器に収容されている改良材の重量を前記計量装置により計量し、その計量された改良材の重量が必要配合重量になった場合に、その改良材を入れることを停止するものであることを特徴とする請求項12記載の簡易土質改良方法。
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