JP2020176808A - 冷蔵庫の筐体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、冷蔵庫において、筐体の変形を抑制しつつも、部品点数を削減して重量を軽減し、見栄えもよくすることができる冷蔵庫の筐体構造を提供することを課題とする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
筐体1は、箱体である外箱2と、外箱2の内側に配置される箱体である内箱3と、外箱2と内箱3との間に配置される断熱材4との3層構造になっている。実施例1〜3においては、内箱3等を実線で図示し、外箱2と断熱材4とは破線で図示している。その他の実施例においても、部材の一部を実線で示し、他の部分を破線で図示している。
外箱2、内箱3及び断熱材4が重ね合わされて構成される筐体1は、左右の側板である
ところで、筐体1を使用した冷蔵庫においては、大きくて重い第1の扉7とその内部の貯蔵品の合計の重量は、小さくて軽い第2の扉8とその内部の貯蔵品の合計の重量よりも通常は重い。
すなわち、重い第1の扉7を支持する右側板5を、軽い第2の扉8を支持する左側板6よりも曲げ剛性の低いものとしている。
これに対して図2の比較例では、第1の扉7の上から下までの外箱2の右側板21は、右側板5の剛性が高いために全体が直線的に倒れこむので倒れ方が大きい。そのため、図3の筐体1では左側にδ2だけ傾くが、δ1>δ2となり、本実施例1の筐体1の方が比較例の筐体100よりも傾きが小さい。すなわち、本実施例1の場合は筐体1の変形を抑制することができる。しかも、筐体1の外部に補強部材を設けたりしないため、冷蔵庫の部品点数を削減して重量を軽減し、見栄えもよくすることができる。
本実施例2が実施例1と異なるのは、内箱3の右側板11の厚さと左側板12の厚さとは等しいことと、左側板12の外側の表面には、筐体1の上下方向を長手方向とする長尺状の補強部材31が取り付けられていることである。補強部材31は、内箱3と同じ材質であってもよいし、内箱3の材質よりもヤング率が大きい金属材、複合材であってもよい。補強部材31の内箱3への固定方法は、接着剤、両面テープ、ボルト固定、リベット固定などを用いることができる。
また、内箱3は真空成形で製造することが一般的である。その場合、実施例1のように右側板11と左側板12との厚さが異なると内箱3を製造することに困難が伴う。この点、実施例2では、右側板11と左側板12との厚さを等しくできるため、内箱3の製造が容易になる。
本実施例3によれば、実施例2と同様の効果を奏することができる。
また、筐体1を構成する外箱2、内箱3、断熱材4のうち、最もヤング率の大きい外箱2の板厚に差をつけることで、外箱2の右側板21と左側板22との少ない板厚の差でこの両者の曲げ剛性に大きな差をつけることができる。
また、本実施例5では、外箱2の板厚を均一とできるため、外箱2を成形する際に、例えば一枚の金属板の折り曲げ加工ですみ、外箱2の製造工程が容易になるという利点もある。
本実施例6によれば、実施例5と同様の効果を奏することができる。
そして、従来からガラス繊維入りの真空断熱材と発泡ウレタンフォームとを積層した材料を冷蔵庫の断熱材4に使用していた場合には、断熱材4において、ガラス繊維入りの真空断熱材と発泡ウレタンフォームとの厚さの比率を変えるだけで本実施例7を実現できる。そのため、本実施例7は従来機種の冷蔵庫の改良にも容易に適用可能である。
本実施例8において、左側板6の曲げ剛性は、右側板5よりも高いため、外箱2が左方向へ倒れこむ変形を左側板6が抑えるように作用し、右側板21において扉61の上下の中間位置が図10で右凸状に膨らむような曲げ変形を引き起こす。これによって、筐体1全体の倒れこみ変形量は抑制することができる。
なお、外箱2の右側板21、左側板22の曲げ剛性を変えるという例を説明したが、前記の実施例と同様に、内箱3の右側板11と左側板12の曲げ剛性や、断熱材4の右側板51と左側板52の曲げ剛性を変えるようにしてもよい。また、前記の実施例と同様に内箱3や外箱2に補強部材を設けるようにしてもよい。
2 外箱
3 内箱
4 断熱材
5 右側板(側板)
6 左側板(側板)
7 第1の扉
8 第2の扉
11 右側板(側板)
12 左側板(側板)
21 右側板(側板)
22 左側板(側板)
31 補強部材
32 中間位置(寸断箇所)
41 補強部材
42 中間位置(寸断箇所)
51 右側板(側板)
51a 真空断熱材
51b 発泡ウレタンフォーム
52 左側板(側板)
52a 真空断熱材
52b 発泡ウレタンフォーム
61 扉
Claims (10)
- 冷蔵庫の筐体と、
前記筐体における2枚の側板のそれぞれに左右に開閉可能に支持され2枚で単一の収納室を閉じる第1の扉及び当該第1の扉より軽くて小さい第2の扉とを備え、
前記2枚の側板のうち第1の扉を支持している側板は前記第2の扉を支持している側板よりも曲げ剛性が小さいことを特徴とする冷蔵庫の筐体構造。 - 前記筐体は、
箱体である外箱と、
前記外箱の内側に配置される箱体である内箱と、
前記外箱と前記内箱との間に配置される断熱材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫の筐体構造。 - 前記内箱の2枚の側板のうち前記第1の扉側の方は前記第2の扉側の方よりも曲げ剛性が小さいことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記内箱の2枚の側板のうち前記第2の扉側の方には前記筐体の上下方向を長手方向とする補強部材が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記補強部材は、前記筐体の上下方向の1箇所又は複数個所で寸断されていることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記外箱の2枚の側板のうち前記第1の扉側の方は前記第2の扉側の方よりも曲げ剛性が小さいことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記外箱の2枚の側板のうち前記第2の扉側の方には前記筐体の上下方向を長手方向とする補強部材が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記補強部材は、前記筐体の上下方向の1箇所又は複数個所で寸断されていることを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 前記断熱材の2枚の側板は何れもガラス繊維入りの真空断熱材と発泡ウレタンフォームとを積層した板材であり、この2枚の側板のうち前記第1の扉側の方の前記真空断熱材は前記第2の扉側の方の前記真空断熱材よりも薄いことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫の筐体構造。
- 冷蔵庫の筐体と、
前記筐体における一方の側板に左右に開閉可能に支持され1枚で単一の収納室を閉じる扉と、
前記扉を支持している側板は支持していない側板よりも曲げ剛性が小さいことを特徴とする冷蔵庫の筐体構造。
Priority Applications (1)
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JP2019081525A JP2020176808A (ja) | 2019-04-23 | 2019-04-23 | 冷蔵庫の筐体構造 |
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JP2019081525A JP2020176808A (ja) | 2019-04-23 | 2019-04-23 | 冷蔵庫の筐体構造 |
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2019
- 2019-04-23 JP JP2019081525A patent/JP2020176808A/ja active Pending
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