JP2023146419A - 冷蔵庫の扉および冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】正面部分がガラス板で形成された扉において発泡断熱材を充填したときの変形を抑制することのできる構成を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、冷凍室扉12aなどの扉を備えている。冷凍室扉12aは、前面に配置されているガラス板21と、ガラス板21の各端辺にそれぞれ取り付けられている複数のキャップ部材22・23a・23b・24とを備えている。これらのキャップ部材の少なくとも一つのキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)は金属製である。【選択図】図4

Description

本発明は、冷蔵庫に備えられている扉、およびこの扉を備えている冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、各収納室を開閉するための扉が備えられている。扉は、冷蔵庫の正面に位置しており使用者の目につきやすいため、意匠性を向上させるための工夫が施されている。例えば、特許文献1には、意匠性の向上を目的として、前面に配置した透明板が扉体の正面部を形成することが開示されている。
特開平5-288458号公報
冷蔵庫の美観を向上させるためのさらなる工夫として、正面部分をガラス板などの透明板で形成した扉が提案されている。正面部分を形成するガラス板の各端辺には、例えば、特許文献1に開示されている枠体7のようなキャップ部材が取り付けられる。しかし、このキャップ部材を樹脂材料で形成すると、扉の内部に発泡ウレタンなどの発泡断熱材を充填したときに、ウレタンの熱収縮によって変形する可能性がある。
そこで、本発明では、正面部分がガラス板で形成された扉において発泡断熱材を充填したときの変形を抑制することのできる構成を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる扉は、冷蔵庫の扉であって、前面に配置されているガラス板と、前記ガラス板の各端辺にそれぞれ取り付けられている複数のキャップ部材とを備えている。この扉において、前記キャップ部材の少なくとも一つは金属製である。
本発明によれば、正面部分がガラス板で形成された扉において発泡断熱材を充填したときの変形を抑制することのできる構成を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の正面部の構成を示す平面図である。 図2に示す冷蔵庫のA-A線部分の構成を示す断面図である。 図1に示す冷蔵庫に備えられている冷凍室扉の外観構成を示す斜視図である。 図4に示す冷凍室扉の背面側の構成を示す斜視図である。 図4に示す冷凍室扉の内部を示す斜視図である。 図6に示す冷凍室扉においてガラス板と各キャップ部材とを分解した状態を示す斜視図である。 冷凍室扉を構成している各キャップ部材を分解した状態で示す斜視図である。 冷凍室扉の内部に設けられている伝熱シートの一例を示す斜視図である。 冷凍室扉の内部に設けられている伝熱シートの他の例を示す斜視図である。 第2の実施形態にかかる冷蔵庫に備えられている冷凍室扉の内部を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫の全体構成)
先ず、第1の実施形態にかかる冷蔵庫1の全体構成を説明する。図1および図2には、冷蔵庫1の外観を示す。図3には、冷蔵庫1の内部構成を示す。図3は、図2に示す冷蔵庫1のA-A線部分の断面図である。
冷蔵庫1の外形は、主として、断熱箱体90と、冷蔵室扉11aと、冷凍室扉12aとで構成されている。この断熱箱体90によって冷蔵庫1の貯蔵空間が形成される。断熱箱体90は、貯蔵空間を周囲から断熱するための断熱構造を有している。すなわち、断熱箱体90内には、断熱層91が形成されている。断熱層91は、例えば、発泡ポリウレタン(硬質ウレタンフォームともいう)などの発泡断熱材、および真空断熱材などで構成されている。断熱箱体90によって形成される貯蔵空間は、水平方向に延びる仕切りによって、例えば、上段の冷蔵室11と、下段の冷凍室12とに区分けされている。
冷蔵室扉11aは、ヒンジ部92を構成する部品(例えば、ヒンジピンなど)を付け替えることによって扉の左右の開閉方向を変更可能に構成されている。例えば、正面から見て冷蔵室扉11aの左側のヒンジ部92が部品によって固定されている場合には、冷蔵室扉11aは正面から見て右側から開閉される。なお、冷蔵室扉11aの構成は、上記のものに限定はされない。すなわち、冷蔵室扉11aは、左右何れか一方のみから開閉される構成であってもよい。
冷凍室扉12aは、引き出し式の扉である。冷凍室扉12aの上端の中央部には、取っ手部31が設けられている。取っ手部31は、冷凍室扉12aの上端に沿って左右方向に延びる凹部31aを有している。冷凍室扉12aの内部には、例えば、発泡ポリウレタン(硬質ウレタンフォームともいう)などの発泡断熱材27が充填されている。
以上のように、本実施の形態にかかる冷蔵庫1は、複数の貯蔵空間に区分けされて、冷蔵室11および冷凍室12などが設けられている。但し、各貯蔵空間の配置位置については、これに限定はされない。また、各貯蔵空間に設けられている扉の構成も、上記のものに限定はされない。
本実施形態では、扉が設けられている面を冷蔵庫の正面または前面と呼ぶ。そして、前面を基準にして、冷蔵庫1を通常の状態で設置した場合に存在する位置に基づいて、冷蔵庫1の各面を、上面、側面、背面、及び底面とする。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1を正面から見て左右の方向(上下方向と直交する横方向)のことを、冷蔵庫1(または、冷凍室扉12aなど)の左右方向という。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1の上下の方向(左右方向と直交する縦方向)のことを、冷蔵庫1(または、冷凍室扉12aなど)の上下方向という。また、冷蔵庫1の前面側から見て左側に位置する側を、冷蔵庫1の左側と呼び、冷蔵庫1の前面側から見て右側に位置する側のことを、冷蔵庫1の右側と呼ぶ。
(冷凍室扉の構成)
続いて、冷蔵庫1に設けられている冷凍室扉(冷蔵庫の扉)12aのより詳細な構成について説明する。図4には、冷凍室扉12aの前面側の外観を示す。図5には、冷凍室扉12aの背面側の外観を示す。図6には、背面部材25を取り外した状態の冷凍室扉12aの内部を示す。図7には、図6に示す冷凍室扉12aにおいて、ガラス板21と各キャップ部材とを分解した状態を示す。図8には、冷凍室扉12aに備えられている各キャップ部材を分解した状態で示す。
冷凍室扉12aは、主として、ガラス板21、上方キャップ部材22、2つのサイドキャップ部材23aおよび23b、下方キャップ部材24、背面部材25、発泡断熱材27、並びに補強部材28などを備えている。
ガラス板21は、上下方向に長い略長方形状を有しており、扉の前面に配置されている。ガラス板21は、扉の正面部を形成している。ガラス板21の4つの端辺には、扉の各側面を形成している4つのキャップ部材(具体的には、上方キャップ部材22、2つのサイドキャップ部材23aおよび23b、並びに下方キャップ部材24)が取り付けられている。
ガラス板21の4つの端辺のうち、下方側の端辺以外の3つの端辺は、正面から見て露出した状態となっている。また、ガラス板21の下方側の端辺は、下方キャップ部材24の抱え込み部43によって、その一部分(例えば、中央部分)が抱え込まれた状態となっている。
上方キャップ部材22は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を用いて形成されている。上方キャップ部材22は、ガラス板21の上方側の端辺に取り付けられる。上方キャップ部材22は、取っ手部31、およびフランジ部41aなどを有している。
取っ手部31は、冷凍室扉12aの上端の前面側中央部に左右両側に延びるように設けられている。取っ手部31は、下方に窪んだ凹部31aを有している。フランジ部41aは、上方キャップ部材22の前方側の端部に設けられている。フランジ部41aは、上方キャップ部材の本体部分の前方側を略直角に折り曲げたような形状となっている(図7など参照)。すなわち、フランジ部41aは、ガラス板21の裏面に沿うような形状となっている。
サイドキャップ部材23aおよび23bは、例えば、PCM鋼板(プレコートメタル)、アルミなどの金属材料を用いて形成されている。具体的には、サイドキャップ部材23aおよび23bは、PCM鋼板を所定形状に成形したり、アルミを押し出し成型したりすることによって形成される。サイドキャップ部材23aは、ガラス板21の左側の端辺に取り付けられる。サイドキャップ部材23bは、ガラス板21の右側の端辺に取り付けられる。
サイドキャップ部材23aには、前面側にフランジ部41bが設けられている。同様に、サイドキャップ部材23bには、前面側にフランジ部41cが設けられている。フランジ部41bおよび41cは、各サイドキャップ部材23aおよび23bの前方側の端部に設けられている。フランジ部41bおよび41cは、サイドキャップ部材23aおよび23bの本体部分の前方側を略直角に折り曲げたような形状となっている(図7など参照)。すなわち、フランジ部41bおよび41cは、ガラス板21の裏面に沿うような形状となっている。
下方キャップ部材24は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を用いて形成されている。下方キャップ部材24は、ガラス板21の下側の端辺に取り付けられる。
下方キャップ部材24には、前面側にフランジ部41dが設けられている。フランジ部41dは、下方キャップ部材24の前方側の端部に設けられている。フランジ部41dは、下方キャップ部材24の本体部分の前方側を略直角に折り曲げたような形状となっている(図7など参照)。すなわち、フランジ部41dは、ガラス板21の裏面に沿うような形状となっている。
下方キャップ部材24には、前方側の中央部に抱え込み部43が設けられている。抱え込み部43は、上方に向かって開口した凹部を有している。この凹部内に、ガラス板21の下方の端辺の一部が嵌め込まれる。これにより、ガラス板21の下方の端辺は抱え込み部43によって抱え込まれた状態となり、ガラス板21を安定した状態で保持することができる。なお、抱え込み部43はガラス板21の下方側の端辺を下方から支持できればよいため、上方に向かって開口した凹部ではなく、前方に向かって突出する突起形状であってもよい。
以上のように、冷凍室扉12aに備えられている4つのキャップ部材うち、上方側面と下方側面に配置されている上方キャップ部材22および下方キャップ部材24は、樹脂製となっており、左右両側面に配置されているサイドキャップ部材23aおよび23bは、金属製となっている。
そして、サイドキャップ部材23aの上端部は、上方キャップ部材22の左側の端部と接続されており、サイドキャップ部材23aの下端部は、下方キャップ部材24の左側の端部と接続されている。また、サイドキャップ部材23bの上端部は、上方キャップ部材22の右側の端部と接続されており、サイドキャップ部材23aの下端部は、下方キャップ部材24の右側の端部と接続されている。
このように、上下のキャップ部材22および24を成形加工の容易な樹脂材料で形成し、各サイドキャップ部材23aおよび23bを金属材料で形成することで、隣接するキャップ部材同士の接続が行い易くなる。
また、冷凍室扉12aの左右両側の側面を形成しているサイドキャップ部材23aおよび23bが金属製であることで、サイドキャップ部材をより柔らかい樹脂製とした場合よりも、剛性を高めて、より変形しにくい構造とすることができる。冷凍室扉12aのように、上下方向に長い略長方形状を有している扉の場合には、長手方向の端辺に配置されるキャップ部材を金属製とすることで、たわみなどの変形に対する耐久性をより向上させることができる。
ガラス板21は、各キャップ部材に設けられているフランジ部41a・41b・41c・41dと接着されている。具体的には、ガラス板21の裏面の上方側は、上方キャップ部材22のフランジ部41aと接着されている。ガラス板21の裏面の左側は、サイドキャップ部材23aのフランジ部41bと接着されている。ガラス板21の裏面の右側は、サイドキャップ部材23bのフランジ部41cと接着されている。ガラス板21の裏面の下方側は、下方キャップ部材24のフランジ部41dと接着されている。これにより、ガラス板21の各端辺の大部分が正面から見て露出した状態となる。これにより、扉の前面に位置するガラスの存在感を際立たせることができ、意匠性を向上させることができる。
なお、上述したように、ガラス板21の下方側の端辺の一部は、抱え込み部43によって抱え込まれている。これにより、扉の前面に位置するガラス板21の安定感を向上させることができる。
背面部材25は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を用いて形成されている。背面部材25は、ガラス板21に各キャップ部材および補強部材28などを取り付けた状態の扉本体の内部に発泡断熱材料を滴下した後に、扉の背面部を覆うように取り付けられる。
発泡断熱材27は、ガラス板21、各キャップ部材、および背面部材25などを組み合わせて形成された扉の外装体の内部に設けられている。発泡断熱材27は、例えば、発泡ウレタンなどを扉の外装体の内部に充填することによって形成される。
補強部材28は、扉の内部に配置されている。補強部材28は、比較的剛性の高い樹脂材料や金属材料で形成されている。図3に示すように、補強部材28は、冷凍室扉12aの上端部と下端部とを橋渡しするように上下方向に配置されており、中間部が背面側へと折れ曲るように形成されている。この補強部材28に冷凍室12内に収容される収容ケースを支持して前後にスライド可能とする支持レールを接続することで、収容ケースを冷凍室扉12aとともに引き出せるようになり、且つ、冷凍室扉12aの変形および扉の上下方向の寸法変動を抑えることができる。
なお、上方キャップ部材22の取っ手部31には、使用者が扉に手を掛けて容易に引き出すことができるように凹部31aが設けられている。凹部31aは、冷凍室扉12aの上端部の一部を抉るように形成されている。そのため、凹部31aの形成されている領域は、扉内部の発泡断熱材27の厚さが他の領域と比較して小さくなっており、凹部31aには、庫内の冷気が伝わりやすい。したがって、取っ手部31は、結露がより発生しやすい領域である。
そこで、冷凍室扉12aには、より熱伝導性の高い金属製のサイドキャップ部材23aおよび23bから樹脂製の上方キャップ部材22へ熱を伝えるための伝熱部材が備えられている。このような伝熱部材が設けられていることで、庫外からサイドキャップ部材23aおよび23bへ伝わった熱を、伝熱部材を通じて上方キャップ部材22の取っ手部31へ伝えることができる。これにより、取っ手部31における結露の発生を抑制することができる。
伝熱部材は、例えば、金属製の伝熱シート(具体的には、アルミテープ)、金属製の構造物(具体的には、サイドキャップ部材23aおよび23bに設けられている伝熱部)、および金属塗装、並びに、これらの組み合わせなどで実現することができる。
図9には、冷凍室扉12aの内部に設けられている伝熱シートの一例を示す。伝熱シートは、例えば、アルミ製の粘着テープで構成される。伝熱シート45は、ガラス板21の裏面の上端部に沿って左側端部から右側端部にまで配置されている。図9に示すように、伝熱シート45の一部は、サイドキャップ部材23aのフランジ部41bから取っ手部31の凹部31aに跨って配置されている。同様に、伝熱シート45の他の一部は、サイドキャップ部材23bのフランジ部41cから取っ手部31の凹部31aに跨って配置されている。これにより、サイドキャップ部材23aおよび23b側の熱を取っ手部31へ伝えることができる。
図10には、冷凍室扉12aの内部に設けられている伝熱シートの他の例を示す。図10に示す例では、ガラス板21の裏面に2つの伝熱シート145が貼り付けられている。2つの伝熱シートのうち一方の伝熱シート145は、サイドキャップ部材23aのフランジ部41bと、取っ手部31の凹部31aの左側(図10では右側)の端部とに跨るように配置されている。また、他方の伝熱シート145は、サイドキャップ部材23bのフランジ部41cと、取っ手部31の凹部31aの右側(図10では左側)の端部とに跨るように配置されている。これにより、サイドキャップ部材23aおよび23b側の熱を取っ手部31へ伝えることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1は、冷凍室扉12aなどの扉を備えている。冷凍室扉12aは、前面に配置されているガラス板21と、ガラス板21の各端辺にそれぞれ取り付けられている複数のキャップ部材(すなわち、上方キャップ部材22、サイドキャップ部材23aおよび23b、下方キャップ部材24)とを備えている。これらのキャップ部材の少なくとも一つのキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)は金属製である。本実施形態では、サイドキャップ部材23aおよび23bが金属製である。
上記の構成によれば、扉のサイドキャップ部材を金属製にすることで、全てのキャップ部材を樹脂製とした構成と比較して、扉の強度を大幅に向上させることができる。これにより、扉の内部に発泡ウレタンなどの発泡断熱材を充填したときに、ウレタンの熱収縮に対する変形への耐久性を向上させることができる。また、樹脂製のキャップ部材と比較して、ガラス板との接続部分の密閉性も向上させることができる。
なお、例えば、冷凍室扉12aなどの引き出し式の扉には、一般的に、扉の上端または下端に取っ手部が設けられている。したがって、上方キャップ部材22および下方キャップ部材24は、取っ手部31用の構造(例えば、凹部31aなど)の加工がより容易に行えるように樹脂材料で形成されることが好ましい。このことから、引き出し式の扉の場合には、扉の左右両側の側面に配置されるキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)を金属製とすることが好ましい。これにより、変形しにくく、かつ、取っ手部の成形を行い易い扉を得ることができる。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、伝熱部材が金属製の伝熱シートで形成される例について説明した。しかし、伝熱部材は、伝熱シートに限定はされない。そこで、第2の実施形態では、伝熱部材の他の例について説明する。
図11には、第2の実施形態にかかる冷蔵庫1に備えられている冷凍室扉12aの内部を示す。図11に示すように、冷凍室扉12aの内部には、2つの伝熱部材245が設けられている。伝熱部材245は、例えば、PCM鋼板(プレコートメタル)、アルミなどの金属材料を用いて形成されている。伝熱部材245は、金属製のサイドキャップ部材23aおよび23bの一部で形成されていてもよい。
2つの伝熱部材のうち一方の伝熱部材245は、サイドキャップ部材23aのフランジ部41bと、取っ手部31の凹部31aの左側(図11では右側)の端部とに跨るように配置されている。また、他方の伝熱部材245は、サイドキャップ部材23bのフランジ部41cと、取っ手部31の凹部31aの右側(図11では左側)の端部とに跨るように配置されている。これにより、サイドキャップ部材23aおよび23b側の熱を取っ手部31へ伝えることができる。これにより、取っ手部31における結露の発生を抑制することができる。
なお、取っ手部31の裏側(発泡断熱材27側)には、金属塗装が施されていてもよい。この取っ手部31の金属塗装面に伝熱部材245が接触するように配置されていることで、伝熱部材245側の熱を金属塗装面から取っ手部31の全体へ伝えることができる。
<第3の実施形態>
続いて、第3の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、冷蔵庫の扉の一例として冷凍室扉12aを挙げているが、本実施態様にかかる冷蔵庫の扉は、冷凍室扉に限定されない。冷蔵庫の扉は、例えば、冷蔵室扉11aなどであってもよい。
冷蔵室扉11aは、主として、ガラス板21、上方キャップ部材22、2つのサイドキャップ部材23aおよび23b、下方キャップ部材24、背面部材25、並びに発泡断熱材27などを備えている。
略長方形状のガラス板21の各端辺に備えられているキャップ部材のうち、長辺側の端辺に備えられているキャップ部材が金属製であることが好ましい。例えば、図2に示す冷蔵庫1の場合、冷蔵室扉11aは、上下方向に長い略長方形状のガラス板21を有している。このような構成の場合には、左右両側のサイドキャップ部材23aおよび23bが金属材料で形成される。たわみなどの変形の問題がより起こりやすい扉の長辺側の端辺を金属製のキャップ部材とすることで、変形抑止効果をより高めることができる。
なお、略長方形状のガラス板21の短辺側の端辺に備えられているキャップ部材(図2に示す例では、上方キャップ部材22および下方キャップ部材24)は、金属製であってもよいし、樹脂製であってもよい。短辺側の端辺に備えられているキャップ部材も金属製とすることで、より変形しにくい冷蔵室扉11aを形成することができる。
また、短辺側の端辺に備えられているキャップ部材を、より成形加工の容易な樹脂製とすることで、隣接する端辺に配置される金属製のキャップ部材側の接続部の構成を簡略化することができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、冷凍室扉12a、冷蔵室扉11a)は、前面に配置されているガラス板(例えば、ガラス板21)と、前記ガラス板の各端辺にそれぞれ取り付けられている複数のキャップ部材(例えば、上方キャップ部材22、サイドキャップ部材23aおよび23b、下方キャップ部材24)とを備えている。これらのキャップ部材の少なくとも一つは金属製である。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、冷凍室扉12a、冷蔵室扉11a)において、前記ガラス板(例えば、ガラス板21)は、略長方形状を有しており、前記略長方形状の前記ガラス板の長辺側の端辺に、前記金属製のキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)が取り付けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、冷凍室扉12a、冷蔵室扉11a)は、正面視で前記ガラス板(例えば、ガラス板21)の少なくとも左右何れかの端辺に、前記金属製のキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)が取り付けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、冷凍室扉12a、冷蔵室扉11a)において、前記金属製のキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)には、前記キャップ部材の一部を前記扉の前面側に折り曲げて形成されたフランジ部(例えば、フランジ部41bおよび41c)が設けられており、前記フランジ部は、前記ガラス板の裏面に接着されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、冷凍室扉12a)において、前記金属製のキャップ部材(例えば、サイドキャップ部材23aおよび23b)が取り付けられている前記ガラス板の端辺に隣接する端辺に取り付けられている前記キャップ部材(例えば、上方キャップ部材22および下方キャップ部材24)は、樹脂製であり、前記樹脂製の前記キャップ部材は、凹部(例えば、凹部31a)を有する取っ手部(例えば、取っ手部31)を有しており、前記金属製のキャップ部材と前記凹部と跨るように配置されている伝熱部材(例えば、伝熱シート45、伝熱シート145、伝熱部材245)をさらに備えていてもよい。
本発明のもう一つの局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)は、上記の本発明の一局面にかかる扉(例えば、冷凍室扉12a)を備えている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :冷蔵庫
11 :冷蔵室
11a :冷蔵室扉(冷蔵庫の扉)
12 :冷凍室
12a :冷凍室扉(冷蔵庫の扉)
21 :ガラス板
22 :上方キャップ部材
23a :サイドキャップ部材
23b :サイドキャップ部材
24 :下方キャップ部材24
25 :背面部材
27 :発泡断熱材
31 :取っ手部
31a :凹部
41a :フランジ部
41b :フランジ部
41c :フランジ部
41d :フランジ部
43 :抱え込み部
45 :伝熱シート(伝熱部材)
145 :伝熱シート(伝熱部材)
245 :伝熱部材

Claims (6)

  1. 冷蔵庫の扉であって、
    前面に配置されているガラス板と、
    前記ガラス板の各端辺にそれぞれ取り付けられている複数のキャップ部材と
    を備えており、
    前記キャップ部材の少なくとも一つは金属製である、扉。
  2. 前記ガラス板は、略長方形状を有しており、
    前記略長方形状の前記ガラス板の長辺側の端辺に、前記金属製のキャップ部材が取り付けられている、
    請求項1に記載の扉。
  3. 正面視で前記ガラス板の少なくとも左右何れかの端辺に、前記金属製のキャップ部材が取り付けられている、
    請求項1または2に記載の扉。
  4. 前記金属製のキャップ部材には、前記キャップ部材の一部を前記扉の前面側に折り曲げて形成されたフランジ部が設けられており、
    前記フランジ部は、前記ガラス板の裏面に接着されている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の扉。
  5. 前記金属製のキャップ部材が取り付けられている前記ガラス板の端辺に隣接する端辺に取り付けられている前記キャップ部材は、樹脂製であり、
    前記樹脂製の前記キャップ部材は、凹部を有する取っ手部を有しており、
    前記金属製のキャップ部材と前記凹部と跨るように配置されている伝熱部材をさらに備えている、
    請求項1から4の何れか1項に記載の扉。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の扉を備えている冷蔵庫。
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