JP2020176278A - 間接加熱蒸着源 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の大容量化を図ることができる間接加熱蒸着源を提供する。【解決手段】間接加熱蒸着源1は、有底の筒状に形成され、蒸着材料4が充填される容器(ライナー2)と、容器を保持する容器保持部(ホルダー3)と、容器を電子衝撃加熱するための熱電子(電子ビーム25)を放出する電子源8と、電子源から放出される熱電子の照射範囲を拡大させる走査コイル21とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、蒸着材料を充填した容器を電子ビーム衝撃(ボンバード)により加熱し、蒸着材料を加熱、蒸発させる間接加熱蒸着源に関する。
従来から、真空チャンバー内に基板を配置して、この基板に向けて蒸着源を設置した蒸着装置が知られており、間接加熱蒸着源としては、蒸着材料を充填した容器に電子ビーム(熱電子)を放出する電子線衝撃型蒸着源がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された間接加熱蒸着源は、容器と、電子源と、容器保持部と、移動機構と、冷却台とを備える。電子源は、容器の底部に熱電子を放出する。容器保持部は、容器の底部を露出させて保持する。移動機構は、容器保持部を駆動させて、容器を水平方向に移動させる。冷却台は、移動機構により電子源の上方から水平方向に移動した容器の底部が接触する上面を有し、容器を冷却する。
特開2018−16836号公報
ところで、特許文献1に記載されているような間接加熱蒸着源は、容器の大容量化が望まれている。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、容器の大容量化を図ることができる間接加熱蒸着源を提供することを目的とする。
本発明の間接加熱蒸着源の一態様は、容器と、容器保持部と、電子源と、走査コイルとを備える。容器は、有底の筒状に形成され、蒸着材料が充填される。容器保持部は、容器を保持する。電子源は、容器を電子衝撃加熱するための熱電子を放出する。走査コイルは、電子源から放出される熱電子の照射範囲を拡大させる。
上述のように、本発明の一態様は、走査コイルが電子源から放出される熱電子の照射範囲を拡大させるため、容器の加熱領域を拡大することができ、容器の大容量化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。 本発明に係る走査コイルにおけるスクウェアスキャンモードのコイル電流波形の例を示す図である。 本発明に係る走査コイルにおけるサークルスキャンモードのコイル電流波形の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
[間接加熱蒸着源の構成]
まず、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源の構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。
図1に示す間接加熱蒸着源1は、真空チャンバー内に設置され、容器に充填された蒸着材料を加熱、蒸発させて基板に蒸着させる。
間接加熱蒸着源1は、容器の具体例を示す複数のライナー2と、容器保持部の具体例を示すホルダー3と、防着カバー7と、電子源8とを備えている。
複数のライナー2は、それぞれ有底の筒状に形成されており、円形の底部2aと、底部2aの周縁に連続する周壁部2bと、周壁部2bの上端に連続するフランジ部2cとを有している。周壁部2bは、底部2aからフランジ部2cに向かうにつれて径が連続的に大きくなる略筒状に形成されている。ライナー2の材料としては、例えば、モリブデンやセラミックスなどの高融点材料を挙げることができる。また、ライナー2には、蒸着材料4が充填される。
ホルダー3は、円形の板状に形成されており、複数のライナー2を貫通させる複数の保持用孔3aを有している。複数の保持用孔3aは、円形に形成されており、保持用孔3aの縁部には、ライナー2のフランジ部2cが当接する。ホルダー3の材料は、熱抵抗の大きいものであればよい。したがって、ホルダー3には、ライナー2の熱が伝達され難くなっている。
なお、図1では、ホルダー3が2つの保持用孔3aを有しているが、本発明に係るホルダー(容器保持部)としては、1つの保持用孔を有し、1つのライナー(容器)を保持するものであってもよく、また、3つ以上の保持用孔を有し、3つ以上のライナー(容器)を保持するものであってもよい。
ホルダー3の中心部には、駆動機構の一具体例を示す回転駆動軸14が接続されている。回転駆動軸14は、ホルダー3を回転駆動させて、ホルダー3に保持された複数のライナー2を水平方向に移動させる。この回転駆動軸14は、回転機能を損なわないよう冷却されている。
また、ホルダー3の上面には、防着突起部15が設けられている。この防着突起部15は、ホルダー3の上面から突出しており、後述の防着カバー7とホルダー3に囲まれた空間を仕切り、互いのライナー2間を遮る。
防着カバー7は、略箱状に形成されており、ホルダー3及び複数のライナー2を覆う。この防着カバー7は、上面板17と、上面板17に連続する側面板18を有している。防着カバー7の上面板17は、基板保持部120に保持された基板121に対向する蒸発用貫通孔17aを有している。蒸着材料4が加熱されて生じる蒸発粒子は、防着カバー7の蒸発用貫通孔17aを通って基板121に到達する。
防着カバー7の上方には、基板保持部120が配置されている。この基板保持部120は、円形の板状に形成されており、下面において基板121を保持する。また、基板保持部120における上面の中心部には、回転駆動軸122が接続されている。回転駆動軸122は、基板保持部120を回転駆動させて、基板保持部120に保持された基板121を水平方向に移動させる。また、回転駆動軸122は、回転機能を損なわないよう冷却されている。
基板121に蒸着膜を付着させる場合は、回転駆動軸122によって基板保持部120を回転駆動させて、基板121をライナー2(蒸発用貫通孔17a)の上方に移動させる。これにより、ライナー2に充填された蒸着材料4が加熱されて蒸発すると、その蒸発粒子が基板121に堆積する。なお、図1では、基板保持部120が1つの基板121を保持しているが、本発明に係る基板保持部としては、複数の基板を保持するものであってもよい。
電子源8は、ホルダー3の下方において、ライナー2の回転軌道上の任意の蒸着位置に配置されている。これにより、ホルダー3に保持されたライナー2が蒸着位置に配置されると、ライナー2は、電子源8の上方に位置する。電子源8は、フィラメントと、電界分布を形成するウェネルトとを有している。ウェネルトには、フィラメントを露出させる開口部が形成されている。
フィラメントは、タングステン材からなる線材によって形成されている。このフィラメントには、フィラメント電源を介して加速電源9が接続されている。加速電源9は、接地されており、アース電位に対して負の高電圧、例えば300V〜6kVの電圧が印加される。ホルダー3は、アース電位となっており、ホルダー3に保持されたライナー2は、アース電位となる。
電子源8の近傍には、走査コイル(偏向コイル)21が配置されている。この走査コイル21は、冷却されたブロック22内に収納されている。走査コイル21には、走査コイル電流駆動部23が接続されている。走査コイル電流駆動部23は、走査コイル21に流す電流の出力を制御する。
また、ブロック22の下面には、開口を有するアノード24が固定されている。アノード24は、ライナー2の底部2aと電子源8との間に配置されており、アノード24の開口は、電子源8と所定の距離を空けて対向している。アノード24は、ライナー2からの輻射熱や反射電子による熱負荷を強く受けるため、高融点材料によって形成されている。走査コイル21は、アノード24のライナー2に対向する側に対向している。そして、走査コイル21は、電流が流れることにより交流磁界を発生する。
フィラメントに所定の値の電流が供給されると、フィラメントは、ジュール加熱により熱電子供給が可能な温度、例えば2300℃前後に加熱される。加速電源9によりアース電位に対して負の高電圧を印加すると、フィラメントから放出された熱電子が電子源8とアノード24との間の電界によって加速され、電子ビーム25が発生する。この電子ビーム25は、走査コイル21により生じる交流磁界により偏向され、照射範囲が拡大する。その結果、ライナー2の大容量化を図ることができる。
また、電子ビーム25の照射範囲が拡大することで、電子ビーム25の電流密度が低下する。これにより、ライナー2の損傷を防止するために制限していた電子ビーム25の出力を増大させること可能となり、蒸着速度の高速化を図ることができる。
電子ビーム25によりライナー2の底部2aが電子衝撃加熱されると、ライナー2は昇温する。そして、ライナー2からの伝導熱と輻射により蒸着材料4が加熱される。ライナー2の底部2aに対する電子衝撃加熱をある程度持続すると、蒸着材料4は、昇華又は蒸発する。蒸着材料4の蒸発粒子は、防着カバー7の蒸発用貫通孔17aを通過して、基板保持部120に保持された基板121に向かって進行する。その結果、蒸着材料4の蒸発粒子は、基板121に堆積して、所望の厚さの蒸着膜が基板121に付着する。
また、電子ビーム25の照射範囲が拡大することにより、電子ビーム25の一部は、ホルダー3における保持用孔3aの縁部に到達する。これにより、ライナー2のフランジ部2cが当接する部分である保持用孔3aの縁部が電子衝撃加熱され、ライナー2のフランジ部2c付近が冷えることを抑制することができる。その結果、蒸着材料4の蒸発粒子が周壁部2bの上端に堆積することを防止或いは抑制することができる。
<第2の実施形態>
[間接加熱蒸着源の構成]
次に、第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。
第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源31は、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1(図1参照)と同様の構成を備えており、異なる点は、走査コイル21が収納されたブロック22の位置である。そこで、ここでは、ブロック22の位置について説明し、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1(図1参照)と同じ構成の説明を省略する。
図2に示すように、間接加熱蒸着源31は、複数のライナー2と、ホルダー3と、防着カバー7と、電子源8とを備えている。電子源8の近傍には、走査コイル(偏向コイル)21が配置されている。この走査コイル21は、冷却されたブロック22内に収納されている。
また、ブロック22の上面には、開口を有するアノード24が固定されている。アノード24は、ライナー2の底部2aと電子源8との間に配置されており、アノード24の開口は、電子源8と所定の距離を空けて対向している。走査コイル21は、アノード24のライナー2に対向する側と反対側に対向している。そして、走査コイル21は、電子源8の側方に配置されており、ライナー2の底部2aから走査コイル21までの距離は、ライナー2の底部2aから電子源8までの距離よりも長い。
第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源31においても、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1と同様に、電子ビーム25が、走査コイル21により生じる交流磁界により偏向される。その結果、電子ビーム25の照射範囲が拡大し、ライナー2の大容量化を図ることができる。
また、ライナー2の損傷を防止するために制限していた電子ビーム25の出力を増大させること可能となり、蒸着速度の高速化を図ることができる。さらに、電子ビーム25の一部は、ホルダー3における保持用孔3aの縁部に到達するため、ライナー2のフランジ部2c付近が冷えることを抑制することができる。その結果、蒸着材料4の蒸発粒子が周壁部2bの上端に堆積することを防止或いは抑制することができる。
また、第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源31では、走査コイル21がアノード24のライナー2に対向する側と反対側に対向しており、走査コイル21(ブロック22)が、ライナー2から適当な距離を空けて配置されている。また、ライナー2の底部2aから走査コイル21までの距離は、ライナー2の底部2aから電子源8までの距離よりも長く、走査コイル21(ブロック22)が、ライナー2から適当な距離を空けて配置されている。これにより、走査コイル21は、ライナー2の底部2aからの輻射熱、底部2aで反射した反射電子、及び電子源8のフィラメントからの輻射熱による熱負荷を受け難くなり、熱による走査コイル21の損傷を防止或いは抑制することができる。
また、走査コイル21をライナー2の底部2a等から離すために走査コイル21の径を拡大させる必要が無い。走査コイル21の径を拡大させると、電子ビーム25を偏向させる強さの交流磁界を発生させるために電流を増大させて消費電力が増加してしまうが、そのような問題が生じる心配もない。さらに、走査コイル21の径を拡大させて、蒸着源全体が大型化してしまうことを防止或いは抑制することができる。
<第3の実施形態>
[間接加熱蒸着源の構成]
次に、第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源の構成について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源の概略構成図である。
第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源41は、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1(図1参照)と同様の構成を備えており、異なる点は、間接加熱蒸着源41が複数のリフレクタ5を備えることである。そこで、ここでは、間接加熱蒸着源41のリフレクタ5について説明し、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1(図1参照)と同じ構成の説明を省略する。
図3に示すように、間接加熱蒸着源41は、複数のライナー2と、ホルダー3と、複数のリフレクタ5と、防着カバー7と、電子源8とを備えている。複数のリフレクタ5は、それぞれ円筒状の筒状部5aと、筒状部5aの軸方向の一端に形成されたフランジ部5bとを有する。リフレクタ5の材料としては、例えば、モリブデンやセラミックスなどの高融点材料を挙げることができる。
筒状部5aの内径は、ライナー2における周壁部2bの最大外径よりも大きく設定されており、筒状部5aは、ライナー2の周壁部2b(側面)を覆う。また、筒状部5aの外径は、ホルダー3における保持用孔3aの径より僅かに小さい。フランジ部5bは、ホルダー3における保持用孔3aの縁部に係合(当接)し、筒状部5aは、保持用孔3aを貫通する。
また、フランジ部5bには、ライナー2のフランジ部2cが当接する。すなわち、ライナー2は、リフレクタ5を介してホルダー3に保持されている。そして、ライナー2における底部2aの高さ位置は、リフレクタ5における筒状部5aの軸方向の他端の高さ位置と略等しい。リフレクタ5の筒状部5aは、電子ビーム25をライナー2に向かって反射させる。
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、フィラメントから放出された熱電子が電子源8とアノード24との間の電界によって加速され、電子ビーム25が発生する。この電子ビーム25は、走査コイル21により生じる交流磁界により偏向され、照射範囲が拡大する。
その結果、電子ビーム25は、ライナー2の底部2aよりも広範囲に照射されることになり、電子ビーム25の一部は、リフレクタ5の筒状部5aに反射されライナー2の周壁部2bに照射される。ライナー2は、したがって、ライナー2の底部2a、及び周壁部2bが電子衝撃加熱される。
ライナー2は、底部2a及び周壁部2bの電子衝撃加熱と、リフレクタ5の輻射により昇温する。そして、蒸着材料4は、ライナー2からの伝導熱と輻射により加熱される。ライナー2の底部2aに対する電子衝撃加熱をある程度持続すると、蒸着材料4は、昇華又は蒸発する。蒸着材料4の蒸発粒子は、防着カバー7の蒸発用貫通孔17aを通過して、基板保持部120に保持された基板121に向かって進行する。その結果、蒸着材料4の蒸発粒子は、基板121に堆積して、所望の厚さの蒸着膜が基板121に付着する。
このように、本実施形態では、リフレクタ5を備えるため、エネルギーロスの一因であるライナー2で反射した電子ビーム25やライナー2の輻射を反射して、ライナー2への熱量として利用することができる。その結果、ライナー2の加熱効率を向上させることができる。また、リフレクタ5がライナー2から逸れた電子ビーム25を反射してライナー2に向かわせるため、ライナー2の加熱効率を向上させることができる。
また、第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源41おいても、第1の実施形態に係る間接加熱蒸着源1と同様に、電子ビーム25が、走査コイル21により生じる交流磁界により偏向される。その結果、電子ビーム25の照射範囲が拡大し、ライナー2の大容量化を図ることができる。さらに、ライナー2の損傷を防止するために制限していた電子ビーム25の出力を増大させること可能となり、蒸着速度の高速化を図ることができる。
走査コイル電流駆動部23には、走査コイル電流波形制御部26が接続されている。走査コイル電流波形制御部26は、走査コイル21に供給する電流の波形(以下、「電流波形」とする)を制御する。すなわち、走査コイル電流波形制御部26は、走査コイル電流駆動部23を制御し、電流波形を調整する。
また、走査コイル電流波形制御部26には、操作部27が接続されている。操作部27は、電子ビーム25の照射範囲における中央部及び周縁部(外縁部)のビーム強度を変更するための入力を受け付ける。走査コイル電流波形制御部26は、操作部27を用いて入力された指示に応じて電流波形を調整する。操作部27を用いて入力される指示としては、例えば、電子ビーム25の照射範囲における中央部と周縁部のビーム強度の比や、スキャンモードの選択を挙げることができる。
図4は、走査コイルにおけるスクウェアスキャンモードのコイル電流波形の例を示す図である。図4に示すスクウェアスキャンモードのコイル電流波形は、外縁部のビーム強度を中央部のビーム強度に対して増大させており、明るく表示されているほどビーム強度が強い。
図5は、走査コイルにおけるサークルスキャンモードのコイル電流波形の例を示す図である。図5に示すサークルスキャンモードのコイル電流波形は、中心部から周縁部に向かうにつれてビーム強度を徐々に増大させており、明るく表示されているほどビーム強度が強い。
第3の実施形態において、例えば、操作部27によりスクウェアスキャンモードを選択すると共に、外縁部のビーム強度を中央部のビーム強度より強くなるように指示する。これにより、走査コイル電流波形制御部26は、スクウェアスキャンモードにおいて、電子ビーム25の照射範囲の外縁部のビーム強度が増大するように、コイル電流波形を補正し(図4参照)、走査コイル電流駆動部23によって出力する。
照射範囲における外縁部の電子ビーム25は、リフレクタ5によって反射され、ライナー2の周壁部2bに照射される。これにより、ライナー2の周壁部2bを、ライナー2の底部2aと同じように電子衝撃加熱させることができる。その結果、ライナー2が昇温する際に、底部2a及び周壁部2bにおける温度分布の均一性を改善することができ、ライナー2の内壁面に蒸着材料4の溶け残りが生じることを防止或いは抑制することができる。
第3の実施形態において、例えば、操作部27によりサークルスキャンモードを選択すると共に、中心部から周縁部に向かうにつれてビーム強度を徐々に増大させるように指示する。これにより、走査コイル電流波形制御部26は、サークルスキャンモードにおいて、中心部から周縁部に向かうにつれてビーム強度が増大するように、コイル電流波形を補正し(図5参照)、走査コイル電流駆動部23によって出力する。
照射範囲における周縁部の電子ビーム25は、リフレクタ5によって反射され、ライナー2の周壁部2bに照射される。これにより、ライナー2の周壁部2bを、ライナー2の底部2aと同じように電子衝撃加熱させることができる。その結果、ライナー2が昇温する際に、底部2a及び周壁部2bにおける温度分布の均一性を改善することができ、ライナー2の内壁面に蒸着材料4の溶け残りが生じることを防止或いは抑制することができる。
さらに、サークルスキャンモードを選択したことにより、電子ビーム25の照射範囲が円形になる。そのため、軸対称形状であるライナー2に効率よく電子ビーム25を照射することができ、電子ビーム25がライナー2から逸れることによるエネルギーロスを少なくすることができる。
<まとめ>
以上説明したように、上述した第1〜第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源は、有底の筒状に形成され、蒸着材料(蒸着材料4)が充填される容器(ライナー2)と、容器を保持する容器保持部(ホルダー3)と、容器を電子衝撃加熱するための熱電子(電子ビーム25)を放出する電子源(電子源8)と、電子源から放出される熱電子の照射範囲を拡大させる走査コイル(走査コイル21)とを備える。
これにより、熱電子が、走査コイルにより生じる交流磁界により偏向され、熱電子の照射範囲が拡大するため、容器の大容量化を図ることができる。さらに、容器の損傷を防止するために制限していた熱電子の出力を増大させること可能となり、蒸着速度の高速化を図ることができる。
また、上述した第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源の走査コイル(走査コイル21)は、アノード(アノード24)の容器(ライナー2)に対向する側と反対側に対向している。これにより、走査コイルを、容器の底部から適当な距離を空けて離すことができる。その結果、走査コイルは、容器からの輻射熱、容器で反射した反射電子、及び電子源(電子源8)からの輻射熱による熱負荷を受け難くなり、熱による走査コイルの損傷を防止或いは抑制することができる。
また、上述した第2の実施形態に係る間接加熱蒸着源の容器(ライナー2)の底部(底部2a)から走査コイル(走査コイル21)までの距離は、容器の底部から電子源(電子源8)までの距離よりも長い。これにより、走査コイルを、容器の底部から適当な距離を空けて離すことができる。その結果、走査コイルは、容器からの輻射熱、容器で反射した反射電子、及び電子源(電子源8)からの輻射熱による熱負荷を受け難くなり、熱による走査コイルの損傷を防止或いは抑制することができる。
また、上述した第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源は、容器(ライナー2)の側面に対向するリフレクタ(リフレクタ5)を備える。これにより、エネルギーロスの一因である容器で反射した熱電子(電子ビーム25)や容器の輻射を反射して、容器への熱量として利用することができる。その結果、容器の加熱効率を向上させることができる。
また、上述した第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源のリフレクタ(リフレクタ5)は、容器(ライナー2)の側面(周壁部2b)を覆う筒状部(筒状部5a)と、筒状部の軸方向の一端に形成され、容器保持部(ホルダー3)に係合するフランジ部(フランジ部5b)とを有する。これにより、容器に到達しない熱電子(電子ビーム25)を少なくすることができ、エネルギーロスを改善することができる。また、フランジ部を容器保持部に係合させることで容易にリフレクタを容器の側方に配置することができる。
また、上述した第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源の電流波形制御部(走査コイル電流波形制御部26)は、熱電子(電子ビーム25)の照射範囲における外縁部(周縁部)のビーム強度が、熱電子の照射範囲の中央部(中心部)のビーム強度よりも大きくなるように電流波形を制御する。これにより、容器(ライナー2)が昇温する際に、容器の底部(底部2a)及び周壁部(周壁部2b)における温度分布の均一性を改善することができ、容器の内壁面に蒸着材料(蒸着材料4)の溶け残りが生じることを防止或いは抑制することができる。
また、上述した第3の実施形態に係る間接加熱蒸着源は、熱電子(電子ビーム25)の照射範囲における中央部及び外縁部のビーム強度を変更するための操作部(操作部27)を備え、電流波形制御部(走査コイル電流波形制御部26)は、操作部を用いた指示に応じて走査コイル(走査コイル21)の電流波形を制御する。これにより、熱電子の照射範囲における所望の部分のビーム強度を変更することができ、容器(ライナー2)の形状に応じてビーム強度の強弱を設定することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態は、本発明を分かり易く詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
例えば、上述した第3の実施形態は、第1の実施形態にリフレクタ5を設ける構成にした。しかし、本発明に係る間接加熱蒸着源としては、第2の実施形態にリフレクタ5を設ける構成であってもよい。この場合は、走査コイルの損傷を防止或いは抑制するという第2の実施形態の効果と、容器の加熱効率を向上させることができるという第3の実施形態の効果を得ることができる。
また、上述した第1及び第2の実施形態に、第3の実施形態に係る走査コイル電流波形制御部26と操作部27を設けてもよい。そして、リフレクタ5を備えない第1の実施形態や第2の実施形態において、電子ビーム25の照射範囲における周縁部(外縁部)のビーム強度が、電子ビーム25の照射範囲の中央部(中心部)のビーム強度よりも大きくなるように設定してもよい。この場合においても、ライナー2の周壁部2bに照射される電子ビーム25のビーム強度が強くなるため、電子ビーム25が照射され易い底部2aと、電子ビーム25が照射され難い周壁部2bとの温度差を小さくすることができる。また、ライナー2の内壁面に蒸着材料4の溶け残りが生じることを抑制することができる。
また、上述した第3の実施形態では、ライナー2における底部2aの高さ位置が、リフレクタ5における筒状部5aの軸方向の他端の高さ位置と略等しい。しかし、リフレクタ5における筒状部5aの軸方向の他端の高さ位置としては、ライナー2における底部2aの高さ位置よりも低くしてもよい。これにより、より多くの電子ビーム25をリフレクタ5で反射することができ、ライナー2の加熱効率を向上させることができる。
また、上述した第1〜第3の実施形態では、移動機構として回転駆動軸14を適用した。しかし、本発明に係る移動機構としては、ホルダー3を回転させる機構に限定されるものではなく、ホルダー及びライナーを移動させるものであればよい。本発明に係る移動機構としては、例えば、ホルダー及びライナーを直線移動させる直線移動機構を採用してもよい。この場合は、電子源は、ホルダーの下方において、ライナーの軌道上の任意の位置に配置されている。
1,31,41・・・間接加熱蒸着源、 2・・・ライナー、 2a・・・底部、 2b・・・周壁部、 2c・・・フランジ部、 3・・・ホルダー、 3a・・・保持用孔、 4・・・蒸着材料、 5・・・リフレクタ、 5a・・・筒状部、 5b・・・フランジ部、 7・・・防着カバー、 8・・・電子源、 9・・・加速電源、 14・・・回転駆動軸、 15・・・防着突起部、 17・・・上面板、 17a・・・蒸発用貫通孔、 18・・・側面板、 21・・・走査コイル、 22・・・ブロック、 23・・・走査コイル電流駆動部、 24・・・アノード、 25・・・電子ビーム、 26・・・走査コイル電流波形制御部、 27・・・操作部、 120・・・基板保持部、 121・・・基板、 122・・・回転駆動軸

Claims (7)

  1. 有底の筒状に形成され、蒸着材料が充填される容器と、
    前記容器を保持する容器保持部と、
    前記容器を電子衝撃加熱するための熱電子を放出する電子源と、
    前記電子源から放出される熱電子の照射範囲を拡大させる走査コイルと、を備える
    ことを特徴とする間接加熱蒸着源。
  2. 前記容器と前記電子源との間に配置されるアノードを備え、
    前記走査コイルは、前記アノードの前記容器に対向する側と反対側に対向している
    ことを特徴とする請求項1に記載の間接加熱蒸着源。
  3. 前記容器の底部から前記走査コイルまでの距離は、前記容器の底部から前記電子源までの距離よりも長い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の間接加熱蒸着源。
  4. 前記容器の側面に対向するリフレクタを備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の間接加熱蒸着源。
  5. 前記リフレクタは、前記容器の側面を覆う筒状部と、前記筒状部の軸方向の一端に形成され、前記容器保持部に係合するフランジ部とを有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の間接加熱蒸着源。
  6. 前記走査コイルに供給する電流の波形を制御する電流波形制御部を備え、
    前記電流波形制御部は、前記熱電子の照射範囲における外縁部のビーム強度が、前記熱電子の照射範囲の中央部のビーム強度よりも大きくなるように前記電流波形を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の間接加熱蒸着源。
  7. 前記熱電子の照射範囲における中央部及び外縁部のビーム強度を変更するための操作部を備え、
    前記電流波形制御部は、前記操作部を用いた指示に応じて前記走査コイルの電流波形を制御する
    ことを特徴とする請求項6に記載の間接加熱蒸着源。
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