JP2020175998A - シート積重体の移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移送対象のシート積重体をシートが積み重ねられたままの状態で所望の位置に移送することをより容易にする。【解決手段】シート積重体の移送装置は、移送対象のシート積重体の数に応じた間隔で離間され、対向するように配置された2つのシート保持部100を備えている。シート保持部100は、内側に前方端から後方に向かって延びる平坦面が形成されるとともに、前方において尖端部が形成された2つのフレーム120,130と、2つのフレーム120,130により回転自在に保持され、内側において2つのフレーム120,130から突出する内側ローラーと、2つのフレーム120,130により回転自在に保持され、外側において2つのフレーム120,130から突出する外側ローラーと、内側ローラーの回転を許容しあるいは規制するように構成された制動部150,160とを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、シート状の物体を積み重ねたシート積重体を移送する移送装置に関する。
印刷装置による印刷に供される印刷用紙、段ボール箱の原材としての段ボールシート、気密容器の原材としてのパウチ等、シート状の物体(以下、単に「シート」と謂う)は、様々な分野において加工素材として使用される。これらのシートは、加工工程においては、枚葉に分離された状態で適宜加工が施される。そのため、加工対象となる枚葉に分離された個々のシートについては、加工工程に応じて搬送あるいは移送する手段が種々提案されている。
これに対し、加工工程に投入される前段階等の特定の状況においては、シートは、複数のシートが積み重ねられた状態で取り扱うのが好ましい。そこで、複数のシートを積み重ねたままの状態で搬送する手段が開発されている。例えば、特許文献1には、供給端に搬入される積層シートを所定枚数のシート束に分離する分離装置と、この分離されたシート束を、概ね水平な状態で排出端へ搬送する搬送装置とを有する給紙機が開示されている。
特開2000−118755号公報
しかしながら、上記特許文献1の如き分離装置および搬送装置では、分離されたシート束は、分離装置に近接した搬送装置内で搬送されるのみであり、分離されたシート束を所望の位置に移送することは容易でない。
本発明の目的は、上記搬送装置における問題点を解消し、シート状の物体を積み重ねたシート原積重体から移送対象のシート積重体を抜き出し、当該シート積重体をシートが積み重ねられたままの状態で所望の位置に移送することをより容易にする技術を提供することにある。
本発明のうち、請求項1に記載の発明は、シート状の物体を積み重ねたシート積重体を移送する移送装置であって、移送対象のシート積重体の数に応じた間隔で離間され、対向するように配置された第1と第2のシート保持部を備えており、前記第1および第2のシート保持部は、それぞれ、前記第1と第2のシート保持部が対向する内側に前方端から後方に向かって延びる平坦面が形成されるとともに、前方において尖端部が形成された2つのフレームと、前記2つのフレームにより回転自在に保持され、内側において前記2つのフレームから突出する内側ローラーと、前記2つのフレームにより回転自在に保持され、外側において前記2つのフレームから突出する外側ローラーと、前記内側ローラーの回転を、許容しあるいは規制するように構成された制動部と、を有していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記内側ローラーと前記外側ローラーとが、前後方向において異なる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1のシート保持部の前記内側ローラーと、前記第2のシート保持部の前記内側ローラーとが、前後方向において異なる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記第1と第2のシート保持部が、複数の前記内側ローラーを前後方向に配列した内側ローラー群と、前記内側ローラー群の回転を同期させる内側回転同期部と、を有していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記第1と第2のシート保持部が、複数の前記外側ローラーを前後方向に配列した外側ローラー群と、前記外側ローラー群の回転を同期させる外側回転同期部と、を有していることを特徴とする。
請求項1に係る移送装置において、内側のローラーを回転が許容された状態とし、移送装置を前方に移動させてシート原積重体に進入させることにより、移送対象のシート積重体が2つのシート保持部の間に取り込まれる。そして、内側のローラーを回転が規制された状態とし、移送装置を後方に移動させることにより、移送対象のシート積重体が2つのシート保持部の間に保持されたまま、残部のシート積重体がシート原積重体に残置される。この状態で、移送装置を所望の移送先に移動させた後、内側のローラーを回転が許容された状態とすることにより、移送対象のシート積重体は移送先において排出される。このように、請求項1に係る移送装置によれば、ローラーの回転を適宜許容しあるいは規制するとともに、移送装置の移動を行うことにより、移送対象のシート積層体を所望の移送先に移送することができる。そのため、請求項1に係る移送装置によれば、シート状の物体を積み重ねたシート原積重体から移送対象のシート積重体を抜き出し、当該シート積重体をシートが積み重ねられたままの状態で所望の位置に移送することがより容易となる。
請求項2に係る移送装置によれば、フレームのシート原積重体に進入する部分の長さをより短くすることができるので、移送装置をシート原積重体に進入させることがより容易となる。
請求項3に係る移送装置によれば、2つのシート保持部の間に取り込まれたシート積重体の積重方向への圧縮量が低減されるので、積重方向に変形し難い硬質のシートの積重体を移送することがより容易となる。
請求項4に係る移送装置によれば、ローラーの回転を規制するのがより容易になるとともに、移送対象のシート積重体に接触した各ローラーの回転が不均一となって当該シート積重体の表層のシートに撓みや皺が発生することを抑制することができる。
請求項5に係る移送装置によれば、シート原積重体に残置されるシート積重体に接触した各ローラーの回転が不均一となり、当該シート積重体の表層のシートに撓みや皺が発生することを抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、シート積重体の移送装置、その移送装置を用いた移送システム、それらの移送装置や移送システムを用いたシート積重体の移送方法、それらの移送装置、移送システムあるいは移送方法を用いて移送されたシート積重体に含まれるシートの加工装置や加工方法等の態様で実現することができる。
本発明の第1実施形態を適用したシート積重体の移送システムの構成を示す説明図である。 シート保持機構の構成を示す斜視図である。 シート保持機構の各部材の一部の構成を示す分解斜視図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。 第2実施形態における移送ハンドの構成を示す斜視図である。 シート保持機構の各部材の一部の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態の移送ハンドの動作の様子を示す説明図である。
以下、本発明に係るシート積重体の移送装置の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態を適用したシート積重体の移送システム1の構成を示す説明図である。ここで、シート積重体とは、袋状のパウチや薄板状の段ボール等のシートを積み重ねたものを謂う。移送システム1は、シート原積重体STSを格納するシート格納部50と、移送ハンド10と、移送ハンド10の−y方向(後方)の端面に取り付けられる図示しない産業用ロボット(以下、単に「ロボット」と謂う)とを有している。なお、本発明に係る移送システムは、本実施形態の如く産業用ロボットを有するものの他、搬送装置や産業機械等を有するものとして利用することも可能である。
シート格納部50は、シート原積重体STSが上面に載置される棚板51と、棚板51の一端(図1の例では、−x方向端)に取り付けられ、鉛直上方(+z方向)に立ち上がる側板52と、棚板51の奥方向の端に取り付けられ、鉛直上方に立ち上がる奥板53とを有している。移送対象のシート積重体を含むシート積重体(シート原積重体)STSは、その+x方向端から−x方向に向かう荷重が加えられた状態で、側板52に接するように配置される。これにより、シート原積重体STSの個々のシートは、鉛直上方に立ち上がるように配置される。
移送ハンド10は、移送対象となるシート積重体を保持する2つのシート保持機構100[1],100[2](シート保持部)を有している。図1に示すように、2つのシート保持機構100[1],100[2]は、x方向に離間するとともに、対向した状態、すなわち、x方向に反転した状態で、ロボットに取り付けられる。
詳細については後述するが、このように2つのシート保持機構100[1],100[2]をロボットに取り付けた状態でロボットを駆動して、白抜きの矢印で示すように移送ハンド10をy方向(前後方向)に移動させることにより、シート格納部50に格納されたシート原積重体STSから移送対象のシート積重体が抜き出される。
第1実施形態において、2つのシート保持機構100[1],100[2]は、その配置が異なっている点を除いて、同一の構成となっている。そのため、以下の説明では、特に必要がない限り、+x方向側のシート保持機構100[1]を、2つのシート保持機構100[1],100[2]を代表するシート保持機構100として取り扱う。同様に、同一構成の構成部が複数ある場合、当該構成部のいずれかにより説明を行うとともに、必要に応じて、大括弧で括った数字を符号の後に付加して複数の構成部を区別する。また、シート保持機構100自体の構成に係る以下の説明では、2つのシート保持機構100[1],100[2]の対向している側、すなわち、シート保持機構100[1]における−x方向側、および、シート保持機構100[2]における+x方向側を内側と謂い、シート保持機構100[1]における+x方向側、および、シート保持機構100[2]における−x方向側を外側と謂う。
<シート保持機構の構成>
図2は、シート保持機構100の構成を示す斜視図であり、図3は、シート保持機構100の各部材の一部の構成を示す分解斜視図である。図2に示すように、シート保持機構100は、9本のローラーロッド110a〜110iと、z方向に離間した2つのフレーム120,130と、2つのフレーム120,130を差し渡すベース板140と、2つの制動機構150と、4本のベルト171〜174とを有している。これら9本のローラーロッド110a〜110i、2つのフレーム120,160およびベース板140は、いずれも、一体に形成された金属部材である。
図2の例において、9本のローラーロッド110a〜110iのうちの5本のローラーロッド110a〜110eは内側に配置され、残りの4本のローラーロッド110f〜110iは外側に配置される。そして、外側のローラーロッド110f〜110iは、x方向から見て内側のローラーロッド110a〜110eの間に位置するように配置される。従って、内側のローラーロッド110a〜110eと、外側のローラーロッド110f〜110iとは、y方向(前後方向)において異なる位置に配置された状態となっている。但し、ローラーロッドの総本数、内側のローラーロッドの本数および外側のローラーロッドの本数は、移送対象となるシート積層体の大きさに合わせて適宜変更される。
なお、これら9本のローラーロッド110a〜110iは、図3から分かるように、同一の構成となっている。そのため、ローラーロッド110a〜110i自体の構成に係る以下の説明では、特に必要がない限り、9本のローラーロッド110a〜110iから選択された任意のローラーロッドを、9本のローラーロッド110a〜110iを代表するローラーロッド110として取り扱う。
図3に示すように、ローラーロッド110は、z方向に延びる棒状の部材であり、大径のローラー部111と、ローラー部111の両端に設けられたシャフト112,113とを有している。シャフト112,113には、それぞれ、ベルト171〜174(図2)を架けるためのベルト溝119,118が設けられている。
フレーム120は、厚み(z方向の長さ)が略一定の部材であり、尖端部121と、中間部122と、基部123とを有している。尖端部121は、+y方向(前方)に向かって幅(x方向の長さ)が縮小する直角三角形板状に形成されている。尖端部121の後方(−y方向)端には、矩形板状の中間部122が設けられている。これら尖端部121および中間部122は、その内側が平坦となるように形成されている。従って、尖端部121および中間部122には、その内側に前方端から後方に向かって延びる平坦面が形成されていると謂うことができる。
尖端部121と中間部122とには、9本のローラーロッド110a〜110iに対応して、それぞれのシャフト112が挿入される9つのシャフト穴129a〜129iが形成されている。これらz方向に貫通する9つのシャフト穴129a〜129iの内径は、ローラーロッド110a〜110iが回転自在となるように、シャフト112の外径よりもやや大きく設定される。また、内側のシャフト穴129a〜129eの位置は、内側のローラーロッド110a〜110eのローラー部111がフレーム120(尖端部121および中間部122)から内側に突出するように設定され、外側のシャフト穴129f〜129iの位置は、外側のローラーロッド110f〜110iのローラー部111がフレーム120から外側に突出するように設定されている。
中間部122の後方(−y方向)端に設けられた基部123は、中間部122よりも幅(x方向の長さ)が広い凹形板状に形成されている。この基部123は、中間部122から外側に大きく突出するとともに、内側には内側のローラーロッド110a〜110eと同程度に突出するように配置される。なお、基部123を中間部122から内側に突出させることにより、シート保持機構100単体を内側を下にして載置した際に、シート保持機構100が移動することが抑制されので、シート保持機構100の取り扱いがより容易となる。
このようにフレーム120の後方側に設けられた基部123のx方向中央部には、後方端に形成された凹部127と、y方向に貫通する組付穴128とが設けられている。また、図示しないが、基部123の+z方向の端面には、制動機構150(図2)を取り付けるための制動機構取付穴が形成されており、制動機構150がフレーム120に対して固定される。
フレーム130は、尖端部131と、中間部132と、基部133とを有している。このフレーム130の尖端部131および中間部132には、9つのシャフト穴139a〜139iが設けられ、基部133には、凹部137および組付穴138と、制動機構160(図2)を取り付けるための制動機構取付穴(図示しない)が設けられている。なお、フレーム130は、フレーム120をz方向に反転した形状の部材であるので、ここでは各部の説明を省略する。
ベース板140は、z方向およびx方向に延びる板状の部材であり、梁板部141と、梁板部141のz方向両端から延びる凸部142,143とを有している。梁板部141のz方向の長さは、ローラーロッド110a〜110iが回転自在となるように、ローラーロッド110a〜110iのローラー部111よりもやや長めに設定される。また、梁板部141のz方向中央部には、y方向に貫通する2つのロボット取付穴149,148が設けられている。これら2つのロボット取付穴149,148を通して図示しない止めねじをロボットの先端に取り付けることにより、シート保持機構100は、ロボットに取り付けられる。
梁板部141よりも幅(x方向の長さ)が狭い凸部142,143は、梁板部141の外側寄りの位置に配置される。また、凸部142,143の幅は、それぞれ、フレーム120,130の凹部127,137のx方向の広さと略同一に設定されている。そのため、凸部142,143を、それぞれフレーム120,130の凹部127,137に嵌め込むことにより、x方向におけるフレーム120,130のベース板140に対する位置関係が固定される。
また、凸部142,143には、それぞれ、y方向に貫通する組付穴147,146が設けられている。そして、ローラーロッド110a〜110iのシャフト112,113をそれぞれ対応するフレーム120,130のシャフト穴129a〜129i,139a〜139iに通した後、組付穴147,146と、それぞれ対応するフレーム120,130の組付穴128,138とに止めねじ(図示しない)を通し、その止めねじを締め付けることにより、2つのフレーム120,130は、ローラーロッド110a〜110iを回転自在に保持した状態で、ベース板140に固定的に組み付けられる。
なお、第1実施形態のシート保持機構100では、ベース板140を用いてシート保持機構100をロボットに取り付けているが、フレームがロボットに固定可能であれば、ベース板140を省略することも可能である。例えば、フレームの基部を横方向(z方向)に延長し、当該延長部分にロボット取付穴を設ければ、フレームを直接ロボットに取り付けることができる。
このようにフレーム120,130をベース板140に組み付けた後、図2に示すように、内側のローラーロッド110a〜110eのベルト溝119,118(図3)にベルト171,173を架け、外側のローラーロッド110f〜110iのベルト溝119,118にベルト172,174を架ける。これにより、内側のローラーロッド110a〜110eの回転が同期するとともに、外側のローラーロッド110f〜110iの回転が同期する。なお、ベルト171〜174は、このようにローラーロッド110a〜110i(ローラー部111)の回転を同期させる機能を有しているので、回転同期部とも謂うことができる。
また、内側のローラーロッド110a〜110eに架けられたベルト171,173は、それぞれ、制動機構150に設けられたベルト穴159と、制動機構160に設けられた図示しないベルト穴を通して、制動機構150,160の内部に引き込まれている。そして、制動機構150,160において、ベルト171,173の回転を許容し、あるいは、ベルト171,173の回転を規制することにより、内側のローラーロッド110a〜110eの回転は、許容され、あるいは、規制される。なお、制動機構150,160は、例えば、ベルト171,173を架けるプーリーと、当該プーリーの回転を電磁的あるいは空圧的に規制可能なブレーキとを用いて構成することができる。
<移送ハンドの動作>
図4ないし図9は、移送ハンド10の動作の様子を示す説明図であり、この順で時系列的に、シート格納部50(図1)に格納されたシート原積重体STSから移送対象のシート積重体を抜き出す過程を模式的に示している。なお、図4ないし図9においては、図示の便宜上、移送ハンド10を固定した視点で各部の状態を示している。
図4ないし図9では、移送ハンド10(すなわち、2つのシート保持機構100[1],100[2])を+z方向から見た様子を示している。そのため、シート保持機構100[1]のフレーム130、制動機構160およびベルト173,174と、シート保持機構100[2]のフレーム120、制動機構150およびベルト171,172とは、いずれも図面に現れていない。しかしながら、図面に現れていない構成部は、それぞれ他方のシート保持機構100[2],100[1]において対応する構成部と同様に動作する。そのため、図4ないし図9を参照する以下の説明においては、2つのシート保持機構100[1],100[2]の動作は、図面に現れている構成部の動作をもって説明する。また、後述するように、シート保持機構100[1],100[2]のそれぞれが有する尖端部121,131、中間部122,132およびローラーロッド110a〜110iは、シート原積重体STSに進入する構成部であるので、併せて進入部EU1[1],EU1[2]とも呼ぶ。
図1に示す状態から、移送ハンド10を前方(+y方向)に移動させると、図4に示すように、フレーム120,130の尖端部121,131がシート原積重体STSに接触する。なお、制動機構150,160は、移送ハンド10の前方への移動の前の時点で、ベルト171,173の回転を許容する状態に設定されている。
図4に示すように尖端部121,131がシート原積重体STSに接触した後、さらに移送ハンド10を前方に移動させると、シート格納部50の奥板53(図1)によりシート原積重体STSの前方への移動が規制されるため、尖端部121,131がシート原積重体STSに進入する。
尖端部121,131がシート原積重体STSに進入することにより、図5に示すように、シート原積重体STSは、尖端部121,131の間に位置するシート積重体STXと、シート積重体STXの±x方向側のそれぞれに位置するシート積重体ST1,ST2とに分割される。そして、尖端部121,131の間には、移送対象のシート積重体STXが取り込まれる。このとき、尖端部121,131の間に取り込まれるシート積重体STXに含まれるシートの枚数は、尖端部121,131の間隔の間隔に対応した枚数となる。
図5に示すように、取り込まれたシート積重体STXが最も前方に位置するローラーロッド110aのローラー部111に接触すると、ローラー部111には、その内側を後方に移動させるように力が加わり、ローラーロッド110aが回転する。そして、矢印で示すように、ベルト171,173は、内側が後方に移動するように回転する。これに伴い、内側のローラーロッド110b〜110eは、シート積重体STXが接触したローラーロッド110aと同様に回転する。
図5に示す状態からさらに移送ハンド10を前方に移動させると、図6に示すように、分割されたシート積重体ST1,STXの間と、シート積重体STX,ST2の間とのそれぞれに、進入部EU1[1],EU1[2]が進入する。このように移送ハンド10を前方に移動させた際、内側のローラーロッド110a〜110eは、それらの内側が後方に移動するように回転し、外側のローラーロッド110f〜110iは、それらの外側が後方に移動するように回転する。そして、ローラーロッド110a〜110iが回転することにより、シート積重体ST1,STX,ST2と、進入部EU1との間の摩擦が低減されるので、進入部EU1は、シート積重体ST1,STX,ST2の間に滑らかに進入する。
移送ハンド10を前方に移動させ、図7に示すように、進入部EU1が十分に深く進入した時点において、移送ハンド10の前方への移動が停止される。移送ハンド10の前方への移動が停止された後、制動機構150,160は、ベルト171,173の回転を規制する状態に設定される。ベルト171,173の回転が規制されることにより、内側のローラーロッド110a〜110eはその回転が規制されるので、進入部EU1の間に取り込まれた移送対象であるシート積重体STXは、進入部EU1に対して前後方向の移動が抑制される。そのため、図7に示す状態から、図8および図9に示すように、移送ハンド10を後方に移動させると、シート積重体STXは、移送ハンド10の移動に伴って後方に移動する。このようにしてシート格納部50(図1)から抜き出されたシート積重体STXは、ロボットにより移送先に運ばれる。そして、移送先において制動機構150,160をベルト171,173の回転を許容する状態にすることにより、シート積重体STXは、移送ハンド10から排出される。
一方、外側のローラーロッド110f〜110iは、回転が許容された状態に維持されるので、進入部EU1の外側に位置するシート積重体ST1,ST2と、進入部EU1との間の摩擦は、低減された状態に維持される。そのため、進入部EU1の外側に位置していたシート積重体ST1,ST2は、隣接するシート間の摩擦により前後方向の移動が抑制されるので、移送ハンド10を後方に移動させてもシート格納部50のシート原積重体STS内に残置される。
このように、第1実施形態の移送ハンド10を用いることにより、移送ハンド10を移動させる動作のみで、シート格納部50に格納されたシート原積重体STSから移送対象のシート積重体STXを抜き取り、移送先にシート積重体STXを移送することができる。この移送先は、ロボットの作動範囲で任意に設定することが可能であるので、第1実施形態によれば、袋状のパウチや薄板状の段ボール等のシートを積み重ねたシート積重体を、所望の場所に移送することがより容易となる。なお、以上の説明から分かるように、移送ハンド10は、シート積重体の移送を行うための主要な機能を有しているので、「シート積重体の移送装置」とも謂うことができる。
また、第1実施形態の移送ハンド10において、進入部EU1に取り込まれ、移送されるシート積重体STXに含まれるシートの枚数は、2つの進入部EU1[1],EU1[2]のそれぞれの尖端部121,131の間隔に対応した一定の枚数となる。そして、移送対象のシート積重体STXは、2つの進入部EU1[1],EU1[2]の位置関係を固定した状態でシート原積重体STSから抜き取られる。そのため、第1実施形態によれば、移送されるシート積重体STXの枚数のばらつきを抑制することができる。
<第2実施形態>
図10は、第2実施形態の移送ハンド20の構成を示す斜視図である。第2実施形態の移送ハンド20は、構成が異なる+x方向側のシート保持機構200と−x方向側のシート保持機構300とを有している。これらのシート保持機構200,300は、いずれも、第1実施形態のシート保持機構100と略同様な構成となっているので、以下では、主として第1および第2実施形態とで異なっている部分について説明する。また、第1実施形態と構成および配置が同一の部材については、第1実施形態と同一の符号を付すとともに、対応する部材や部分等には、100の位の数を変更した符号を付して説明を行う。
図11は、シート保持機構200の各部材の一部の構成を示す分解斜視図である。第2実施形態のシート保持機構200では、図11に示すように、9本のローラーロッド210a〜210iのうちの4本のローラーロッド210a〜210dが内側に配置され、残りの5本のローラーロッド210e〜210iが外側に配置されている。なお、ローラーロッド210a〜210i自体の構成は、いずれも、第1実施形態のローラーロッド110と同じである。
第2実施形態のシート保持機構200においても、第1実施形態のシート保持機構100と同様に、フレーム220,230には、それぞれ、9本のローラーロッド210a〜210iに対応して、それぞれのシャフト212,213が挿入される9つのシャフト穴229a〜229i,239a〜239iが形成されている。フレーム220,230では、外側の最も前方に位置するシャフト穴229e,239eを形成するため、中間部222,232を前方に延ばすとともに、尖端部221,231を前方に向かって縮めている。また、このように、フレーム220,230の尖端部221,231と中間部222,232の外形形状を変更するのに合わせて、シート保持機構300(図10)のフレーム320,330では、それらの尖端部321,331と中間部322,332の外形形状を同様に変更している。
図10に示すように、9本のローラーロッド210a〜210iの配置を変更することに伴い、第2実施形態のシート保持機構200では、内側の4本のローラーロッド210a〜210dのベルト溝218,219(図11)には、それぞれ、第1実施形態よりも周長を短くしたベルト271および図示しないベルトが架けられる。また、外側の5本のローラーロッド210e〜210iのベルト溝218,219には、第1実施形態よりも周長を長くしたベルト272,274が架けられる。
図12は、第1および第2実施形態のそれぞれにおいて、移送ハンド10,20に移送対象のシート積重体STXを取り込む途中の状態を模式的に示している。図12(a)は、シート積重体STXの後方(−y方向)端が、進入部EU1の略中央のローラーロッド110cの中心位置に到達した状態を示している。図12(b)は、図12(a)と同様に、シート積重体STXの後方端が、進入部EU2,EU3の略中央に位置するローラーロッド210g,110cの中心位置に到達した状態を示している。
図12(a)に示すように、第1実施形態の移送ハンド10では、2つのシート保持機構100[1],100[2]において、ローラーロッド110a〜110iの配置が同一となっているため、内側のローラーロッド110a〜110eが対向する位置において、2つのシート保持機構100[1],100[2]の双方のローラー部111が内側に突出する。そのため、移送ハンド10に取り込まれたシート積重体STXは、最大でローラー部111の突出分の2倍だけ積重方向(x方向)に圧縮される。
一方、図12(b)に示すように、第2実施形態の移送ハンド20では、+x方向側のシート保持機構200の4本のローラーロッド210a〜210dが内側(−x方向側)に配置され、5本のローラーロッド210e〜210iが外側(+x方向側)に配置されている。これに対し、−x方向側のシート保持機構300では、4本のローラーロッド110f〜110iが外側(−x方向側)に配置され、5本のローラーロッド110a〜110eが内側(+x方向側)に配置されている。
このように第2実施形態においては、+x方向側のシート保持機構200の内側のローラーロッド210a〜210dと、−x方向側のシート保持機構300の内側のローラーロッド110a〜110eとは、前後方向(y方向)において異なる位置に配置されている。そのため、シート保持機構200のローラー部211と、シート保持機構300のローラー部111とは、前後方向の任意の位置において、多くともいずれか一方のみが内側に突出するので、移送ハンド20に取り込まれたシート積重体STXの圧縮量は、最大でもローラー部111,211のいずれか一方の突出分だけとなる。
このように、第2実施形態では、移送ハンド20に取り込まれたシート積重体STXの圧縮量が低減されるため、積重方向に変形し難い硬質のシートの積重体を移送ハンド20に取り込み、あるいは、移送ハンド20から取り出すことが容易となる。一方、第1実施形態では、移送ハンド10に取り込まれたシート積重体STXの圧縮量をより多くすることができるので、内側のローラーロッド110a〜110eの回転を規制した際に、シート積重体STXがローラーロッド110a〜110eにより強固に保持される。そのため、積重方向に変形し易い軟質のシートを移送する際において、移送中にシート積重体STXが脱落することを抑制することができる。
<変形例>
本発明は上記各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
<変形例1>
上記各実施形態では、フレーム120,130,220,230に、直角三角形板状の尖端部121,131,221,231,321,331と、矩形板状の中間部122,132,222,232,322,332と、凹形板状の基部123,133,223,233とを設けているが、フレームの構成は種々変更することが可能である。例えば、尖端部と中間部の外側の端面をなだらかな面に形成し、あるいは、中間部を省略することも可能である。一般的には、フレームは、内側に前方端から後方に向かって延びる平坦面が形成されるとともに、前方において尖端部が形成され、かつ、内側および外側のローラーロッドのローラー部(ローラー)がそれぞれ内側および外側に突出するようにローラーを回転可能に保持できればよい。
<変形例2>
上記各実施形態では、内側のローラー(ローラーロッド110a〜110e,210a〜210dのローラー部111,211)と、外側のローラー(ローラーロッド110f〜110i,210e〜210iのローラー部111,211)とを、前後方向において異なる位置に配置しているが、内側のローラーと、外側のローラーとを、前後方向において同一の位置に配置することも可能である。但し、尖端部や中間部の幅(シートの積重方向の長さ)を狭くし、移送元のシート原積重体へ進入部を進入させることがより容易となる点で、内側のローラーと外側のローラーとを前後方向において異なる位置に配置するのが好ましい。
<変形例3>
上記各実施形態では、ローラー部111,211とシャフト112,113,212,213とを一体のローラーロッド110,210としているが、中空のローラー部にシャフトから延長された軸部を嵌め込むものとしても良い。また、ローラー部を、シャフトと一体の軸部と、当該軸部の外周面に形成された樹脂あるいはゴム等からなる滑り止め層とで構成することも可能であり、ローラー部の外周面にローレーット加工等の滑り止めの加工を施すことも可能である。
<変形例4>
上記各実施形態では、ローラーロッド110,210のベルト溝118,119,218,219にベルト171〜174,271〜274を架け、内側のローラー群(ローラーロッド110a〜110e,210a〜210dのローラー部111,211)と、外側のローラー群(ローラーロッド110f〜110i,210e〜210iのローラー部111,211)とのそれぞれについて回転を同期させているが、他の方法により、各ローラー群の回転を同期させることもできる。例えば、各ローラーロッドのシャフトにベルト溝に換えて歯車を設けるとともに、内側と外側のローラー群のそれぞれにおいて、隣接するローラーロッドの間にシャフトの歯車と噛み合う歯車を設けることにより、内側および外側のローラー群のそれぞれの回転を同期させることができる。但し、回転を同期させるための機構がより簡単になるとともに、特に内側のローラー群(ローラーロッド110a〜110e,210a〜210dのローラー部111,211)の回転を規制する制動機構(制動部)をより自由に配置できる点で、ベルトにより各ローラー群の回転を同期させるのが好ましい。
また、上記各実施形態では、内側のローラー群と外側のローラー群とのそれぞれについて回転を同期させているが、内側のローラー群と外側のローラー群との少なくとも一方の回転を同期させないものとしても良い。但し、ローラー群のうち、シート積重体に接触した各ローラーの回転が不均一となりシート積重体の表層のシートに撓みや皺が発生することを抑制することができる点で、内側のローラー群と外側のローラー群とのそれぞれについて回転を同期させるのが好ましい。さらに、内側のローラー群については、ローラーの回転を規制するのがより容易となる点で、ローラー群の回転を同期させるのがより好ましい。
<変形例5>
上位各実施形態では、シート格納部50(図1)に格納されたシート原積重体STSの中間部から移送対象のシート積重体を抜き出しているが、移送対象のシート積重体は、格納されたシート原積重体STSの端から抜き出すことも可能である。この場合、シート原積重体STSの一端(−x方向端)が接する側板をばね等の弾性体で他端(+x方向端)に向かって荷重を加えることにより、格納されたシート原積重体STSの各シートが鉛直上方に立ち上がるようにするとともに、シート保持機構の尖端部の接触により当該側板が外側(−x方向側)に押し出されるようにすればよい。
本発明のシート積層体の移送装置は、上述の通り優れた効果を奏するものであるから、シート状の物体を積み重ねたシート原積重体から移送対象のシート積重体を抜き出し、移送対象のシート積重体をシートが積み重ねられたままの状態で移送する移送装置として、好適に用いることができる。
1‥移送システム
10‥移送ハンド
100‥シート保持機構
110,110a〜110i‥ローラーロッド
111‥ローラー部
112,113‥シャフト
118,119‥ベルト溝
120,130‥フレーム
121,131‥尖端部
122,132‥中間部
123,133‥基部
127,137‥凹部
128,138‥組付穴
129a〜129i,139a〜139i‥シャフト穴
140‥ベース板
141‥梁板部
142,143‥凸部
146,147‥組付穴
148,149‥ロボット取付穴
150,160‥制動機構
159‥ベルト穴
171〜174‥ベルト
20‥移送ハンド
200‥シート保持機構
210a〜210i‥ローラーロッド
211‥ローラー部
212,213‥シャフト
218,219‥ベルト溝
220,230‥フレーム
221,231‥尖端部
222,232‥中間部
229a〜229i,239a〜239i‥シャフト穴
271〜274‥ベルト
300‥シート保持機構
320,330‥フレーム
321,331‥尖端部
322,332‥中間部
50‥シート格納部
51‥棚板
52‥側板
53‥奥板
EU1‥進入部
EU2,EU3‥進入部
STS‥シート積重体(シート原積重体)
STX,ST1,ST2‥シート積重体

Claims (5)

  1. シート状の物体を積み重ねたシート積重体を移送する移送装置であって、
    移送対象のシート積重体の数に応じた間隔で離間され、対向するように配置された第1と第2のシート保持部を備えており、
    前記第1および第2のシート保持部は、それぞれ、
    前記第1と第2のシート保持部が対向する内側に前方端から後方に向かって延びる平坦面が形成されるとともに、前方において尖端部が形成された2つのフレームと、
    前記2つのフレームにより回転自在に保持され、内側において前記2つのフレームから突出する内側ローラーと、
    前記2つのフレームにより回転自在に保持され、外側において前記2つのフレームから突出する外側ローラーと、
    前記内側ローラーの回転を、許容しあるいは規制するように構成された制動部と、
    を有している、移送装置。
  2. 前記内側ローラーと前記外側ローラーとは、前後方向において異なる位置に配置されている、請求項1に記載の移送装置。
  3. 前記第1のシート保持部の前記内側ローラーと、前記第2のシート保持部の前記内側ローラーとは、前後方向において異なる位置に配置されている、請求項1または2に記載の移送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の移送装置であって、
    前記第1と第2のシート保持部は、複数の前記内側ローラーを前後方向に配列した内側ローラー群と、
    前記内側ローラー群の回転を同期させる内側回転同期部と、
    を有している、移送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の移送装置であって、
    前記第1と第2のシート保持部は、複数の前記外側ローラーを前後方向に配列した外側ローラー群と、
    前記外側ローラー群の回転を同期させる外側回転同期部と、
    を有している、移送装置。
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