JP2020173728A - 製品管理システム及び製品管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターネットへ接続可能な製品を利用し易くすると共に、その製品の管理を容易にする製品管理システムを提供する。【解決手段】製品管理システム1は、製品2と通信可能な報知装置3と、報知装置3と通信可能な情報処理サーバ4を含む。報知装置3は、内部用通信部3a、外部用通信部3bを含む。内部用通信部3aは、製品2を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を製品2から受信する。外部用通信部3bは、第2の送信情報を送信する。第2の送信情報は、第1の送信情報に含まれる製品識別情報と、報知装置3を識別する報知装置識別情報とを含む。情報処理サーバ4は、記憶部4a、特定部4b、通信部4cを含む。記憶部4aは、報知装置・製品関係情報を記憶する。特定部4bは、第2の送信情報を受信した場合、製品識別情報に対応する情報を特定する。通信部4cは、対応情報に基づいて、他の情報処理サーバ5と通信を行う。【選択図】図1

Description

本明細書は、様々な「もの」をインターネットに接続する技術(IoT(Internet of Things)技術)を普及させかつ製品を適切に管理する製品管理システムに関する。
近年、コンピュータ等の情報端末だけでなく、家電等、様々な「もの」をインターネットに接続する技術(IoT(Internet of Things)技術)が普及している。これまでは、テレビやオーディオプレーヤー等の情報家電をインターネットに接続することが多かったが、近年は、調理家電や健康器具など各種製品が接続されはじめ、今後もIoTが適用される機器(以下、「製品」と称する。)の種類は拡大することが期待される。
製品の利用は、その大半がスマートフォンと、そのスマートフォンにインストールされた製品専用アプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」と称する)との連携による通信を用いることが多い。そのため、スマートフォンや通信の維持にかかるコストもさることながら、製品利用におけるスマートフォンとの連携や専用アプリのインストールに専門知識が必要となり、情報弱者を含む一般利用者ではその利用を敬遠しがちになることから、市場の活性化が遅れている。
また、昨今の個人間取引の発展により、工業製品の利用者は購入者とは限らず、その転売先の人が利用者の場合もあり、次から次へと転売され、利用者が把握しづらくなってきている。この状況は、工業製品でのリコール等の問題が発生した際に当該工業製品をどこでだれが利用しているかが分からないため、最悪人命に関わる事故が発生する恐れがある。
上記課題に鑑み、本発明の一態様として、インターネットへ接続可能な製品と製品をモジュール化して工業製品に組み込んだ場合の利用を容易にすると共に、それら製品を容易かつ適正に管理する製品管理システムを提供する。
本発明の一側面に係る製品管理システムは、無線通信機能を有する製品と通信可能な報知装置と、該報知装置と通信可能な情報処理サーバとを含む製品管理システムであって、前記報知装置は、前記製品を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を前記製品から受信する内部用通信部と、前記第1の送信情報に含まれる前記製品識別情報と、当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の送信情報を前記情報処理サーバへ送信する外部用送信部とを備え、前記情報処理サーバは、前記報知装置識別情報と前記製品識別情報とを関係づけた報知装置・製品関係情報を記憶する記憶部と、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する情報である対応情報を特定する特定部と、前記対応情報に基づいて、他の情報処理サーバと通信を行う通信部とを備えることを特徴とする。
前記特定部は、リコール対象の製品を識別するリコール対象識別情報を取得し、前記第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報と該リコール対象識別情報との照合を行い、該照合の結果に基づいて該リコール対象製品の製品識別情報を前記対応情報として特定することを特徴とする。
前記内部用通信部は、前記第1の送信情報を搬送する電波の強度に基づいて該報知装置に対する前記製品の距離情報を生成し、該距離情報を含む前記第2の送信情報を送信し、前記特定部は、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記距離情報に基づいていずれかの該第2の送信情報を特定することを特徴とする。
前記特定部は、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記報知装置と前記製品との距離が最も短いことを示す前記距離情報を含む前記第2の送信情報を特定することを特徴とする。
前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置識別情報に対応する報知装置の利用者情報と該報知装置の設置場所情報とを含み、前記通信部は、特定した前記製品識別情報と前記第2の送信情報に含まれる前記報知装置識別情報に基づいて、前記報知装置・製品関係情報から前記利用者情報及び前記設置場所情報を取得し、取得した該利用者情報及び該設置場所情報を送信することを特徴とする。
前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置と前記製品との通信接続に関する情報を示す連接情報を含み、前記内部用通信部は、前記第1の送信情報を受信する前に、前記製品識別情報と前記製品の連接情報とを含む第1の連接要求情報を前記製品から受信し、前記外部用通信部は、前記第1の連接要求情報に含まれる前記製品識別情報と前記連接情報と当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の連接要求情報を前記情報処理サーバへ送信し、前記特定部は、前記報知装置・製品関係情報から、前記第2の連接要求情報に含まれる前記製品識別情報と前記連接要求情報と前記報知装置識別情報とに対応する情報とを照合し、照合結果を前記報知装置へ通知し、前記報知装置の前記外部用通信部が前記照合結果を受信した場合、前記内部用通信部は該照合結果に基づいてペアリングを成立させることを特徴とする。
前記製品は、被計測対象について計測を行う機能を含む機器であり、前記第1の送信情報は、前記計測による計測データを含み、前記第2の送信情報は、前記計測データを含み、前記報知装置・製品関係情報は、前記他の情報処理サーバの所在を示す所在情報を含み、前記特定部は、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する前記所在情報を前記対応情報として特定し、前記通信部は、前記所在情報に基づいて、前記第2の送信情報に含まれる前記計測データを送信することを特徴とする。
本発明の一側面に係る製品管理方法は、無線通信機能を有する製品と通信可能な報知装置と、該報知装置と通信可能な情報処理サーバとを含む製品管理方法であって、前記報知装置により、前記製品を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を前記製品から受信し、前記第1の送信情報に含まれる前記製品識別情報と、当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の送信情報を前記情報処理サーバへ送信し、前記情報処理サーバにより、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置識別情報と前記製品識別情報とを関係づけた報知装置・製品関係情報を記憶する記憶部に記憶された該報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する情報である対応情報を特定し、該対応情報に基づいて、他の情報処理サーバと通信を行うことを特徴とする。
前記情報処理サーバにより、リコール対象の製品を識別するリコール対象識別情報を取得し、前記第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報と該リコール対象識別情報との照合を行い、該照合の結果に基づいて該リコール対象製品の製品識別情報を前記対応情報として特定することを特徴とする。
前記報知装置により、前記第1の送信情報を搬送する電波の強度に基づいて該報知装置に対する前記製品の距離情報を生成し、該距離情報を含む前記第2の送信情報を送信し、前記情報処理サーバは、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記距離情報に基づいていずれかの該第2の送信情報を特定することを特徴とする。
前記情報処理サーバにより、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記報知装置と前記製品との距離が最も短いことを示す前記距離情報を含む前記第2の送信情報を特定することを特徴とする。
前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置識別情報に対応する報知装置の利用者情報と該報知装置の設置場所情報とを含み、前記情報処理サーバにより、特定した前記製品識別情報と前記第2の送信情報に含まれる前記報知装置識別情報に基づいて、前記報知装置・製品関係情報から前記利用者情報及び前記設置場所情報を取得し、取得した該利用者情報及び該設置場所情報を送信することを特徴とする。
前記製品は、被計測対象について計測を行う機能を含む機器であり、前記第1の送信情報は、前記計測による計測データを含み、前記第2の送信情報は、前記計測データを含み、前記報知装置・製品関係情報は、前記他の情報処理サーバの所在を示す所在情報を含み、前記情報処理サーバにより、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する前記所在情報を前記対応情報として特定し、前記所在情報に基づいて、前記第2の送信情報に含まれる前記計測データを送信することを特徴とする。
本発明にかかる製品管理システムによれば、インターネットへ接続可能な製品を安全かつ簡便に利用する環境を提供すると共に、その製品の管理を容易にすることができる。
本実施形態における製品管理システムの概念構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるIoT機器管理システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態におけるIoT機器の構成例を示す図である。 第1の実施形態における報知装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態における管理サーバの構成例を示す図である。 第1の実施形態における記憶部43に記憶されるデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施形態における管理サーバによる事前登録(登録フェーズ)に関する処理のフローを示す図である。 第1の実施形態における利用フェーズでのIoT機器管理システムのシーケンス図である。 第1の実施形態におけるIoT機器と報知装置とのペアリングのための管理サーバの処理についてフローチャートを示す図である。 第1の実施形態におけるIoT機器と報知装置とのペアリング成立後の管理サーバの処理についてフローチャートを示す図である。 第2の実施形態におけるIoT機器管理システムの全体構成を示す図である。 第2の実施形態におけるIoT機器管理システムのシーケンス図である。 第2の実施形態における報知装置により実行される処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における管理サーバにより実行される処理を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態における情報収集システムの概念構成例を示す図である。製品管理システム1は、無線通信機能を有する製品2と通信可能な報知装置3と、報知装置3と通信可能な情報処理サーバ4を含む。製品管理システム1の一例として、後述するIoT機器管理システム11,11aが挙げられる。製品2の一例としては、後述するIoT機器14が挙げられる。報知装置3の一例としては、後述する報知装置15が挙げられる。情報処理サーバ4の一例としては、後述する管理サーバ16が挙げられる。
報知装置3は、内部用通信部3a、外部用通信部3bを含む。内部用通信部3aは、製品2を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を製品2から受信する。内部用通信部3aの一例としては、後述する内部用通信部33が挙げられる。外部用通信部3bは、第2の送信情報を送信する。第2の送信情報は、第1の送信情報に含まれる製品識別情報(例えば、後述するIoT機器ID)と、当該報知装置3を識別する報知装置識別情報(例えば、後述する報知装置ID)とを含む。
情報処理サーバ4は、記憶部4a、特定部4b、通信部4cを含む。記憶部4aは、報知装置識別情報と、製品識別情報とを関係づけた報知装置・製品関係情報(例えば、後述する報知装置管理テーブル52)を記憶する。記憶部4aの一例としては、後述する記憶部43が挙げられる。
特定部4bは、第2の送信情報を受信した場合、報知装置・製品関係情報から、第2の送信情報に含まれる製品識別情報に対応する情報である対応情報を特定する。特定部4bの一例としては、後述する図9、図14の処理を行う制御部41が挙げられる。通信部4cは、対応情報に基づいて、他の情報処理サーバ5(例えば、後述するサービス用サーバ17やリコール管理サーバ61)と通信を行う。通信部4cの一例としては、後述する通信部42が挙げられる。
このように構成することにより、インターネットへ接続可能な製品を利用し易くすると共に、その製品の管理を容易にすることができる。
特定部4bは、リコール対象の製品を識別するリコール対象識別情報を取得し、第2の送信情報に含まれる製品識別情報とリコール対象識別情報との照合を行い、照合の結果に基づいてリコール対象製品の製品識別情報を対応情報として特定する。
このように構成することにより、個人間取引によりリコール対象製品の利用者が変わっても、その製品の利用者を特定することができる。
内部用通信部3aは、第1の送信情報を搬送する電波の強度に基づいて報知装置3に対する製品2の距離情報を生成し、距離情報を含む第2の送信情報を送信する。特定部4bは、所定期間内に受信した1以上の第2の送信情報のうち、製品識別情報が同一で、報知装置識別情報が異なる第2の送信情報が存在する場合、距離情報に基づいていずれかの第2の送信情報を特定する。
このように構成することにより、集合住宅のような、製品2の電波を他の住宅に設置された報知装置3が受信してしまう状況においても、その製品の真の利用者を特定することができる。
特定部4bは、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、製品識別情報が同一で、報知装置識別情報が異なる第2の送信情報が存在する場合、報知装置3と製品2との距離が最も短いことを示す距離情報を含む第2の送信情報を特定する。
このように構成することにより、製品2と最も近い報知装置3から送信された送信情報を特定することができる。
前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置識別情報に対応する報知装置の利用者情報と該報知装置の設置場所情報とを含む。通信部4cは、特定した製品識別情報と第2の送信情報に含まれる報知装置識別情報に基づいて、報知装置・製品関係情報から利用者情報及び設置場所情報を取得し、取得した利用者情報及び設置場所情報を送信する。このように構成することにより、リコール対応者にリコール対象製品を利用している利用者及び設置場所を通知することができる。
製品2は、例えば、被計測対象について計測を行う機能を含む機器である。第1の送信情報は、計測による計測データを含む。第2の送信情報は、計測データを含む。報知装置・製品関係情報は、他の情報処理サーバの所在を示す所在情報(例えば、後述するURL53b)を含む。特定部4bは、第2の送信情報を受信した場合、報知装置・製品関係情報から、第2の送信情報に含まれる製品識別情報に対応する所在情報(例えば、後述するURL53b)を対応情報として特定する。通信部4cは、所在情報に基づいて、第2の送信情報に含まれる計測データを送信する。
このように構成することにより、IoT機器を用いたサービスを容易に利用できる。
本実施形態の一態様について、以下では、第1の実施形態と第2の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
上述したように、IoT機器の利用においては、その大半がスマートフォンと、そのスマートフォンにインストールされた専用アプリとの連携による通信を用いることが多い。そのため、スマートフォンや通信の維持にかかるコストもさることながら、IoT機器の利用におけるスマートフォンとの連携や専用アプリのインストールに専門知識が必要となり、情報弱者を含む一般利用者ではその利用を敬遠しがちになることから、市場の活性化が想定以上に遅れている。
そこで、第1の実施形態として、IoT機器を用いたサービスを容易に利用できるIoT機器管理システムについて説明する。第1の実施形態では、IoT機器とクラウドサービスとの連携に必要なインターネットへ中継する通信装置(例えば、通信機能を有する報知装置)とインターネット上に配置されたシステムサーバとを組み合わせることで、スマートフォンや専用アプリを必要とせず、誰もが簡単にIoT機器を活用したサービスを利用可能にする。
図2は、第1の実施形態におけるIoT機器管理システムの全体構成を示す図である。IoT機器管理システム11は、ユーザ端末装置(以下、「ユーザ端末」と称する。)12、IoT機器14、報知装置15、管理サーバ装置(以下、「管理サーバ」と称する。)16、各種サービス用サーバ装置(以下、「サービス用サーバ」と称する。)17、インターネット18を含む。
ユーザ端末12は、第1の実施形態ではタブレットやスマートフォン等の無線により通信を行う携帯型電子機器を例として説明するが、これに限定されず、有線または無線により通信を行うコンピュータ等の情報処理サーバであってもよい。第1の実施形態では、ユーザ端末12にインストールされたWebブラウザを介して、ユーザ端末12は管理サーバ16へ後述する情報を登録することができる。
IoT機器14は、無線通信機能を有する家庭用工業製品である。家庭用工業製品としては、例えば、テレビ、デジタルカメラ、DVDプレーヤー、給湯器、洗濯機、電子レンジ、オーブン、エアコン、照明装置等の家電や、各種センサー類、さらには、血圧計、体温計等のヘルスケア製品等を含む。
報知装置15は、例えば、火災報知装置、地震報知装置、洪水報知装置等の屋内13の危機または家屋13周辺の危機等を報知(警報)する装置であり、家屋13に固定されていてもよいし、持ち運びできるような携帯型報知装置であってもよい。また、報知装置15は、照明機能を有してもよい。報知装置15は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線信規格やLPWA(LowPower Wide Area)等の長距離無線信規格に基づく通信方法を用いて通信を行う無線通信機能、及び外部のアクセスポイントと通信してインターネットへ接続可能な外部通信機能を有し、IoT機器14がインターネットへ接続することを中継する報知装置である。報知装置15は、第1の実施形態では、一例として家屋13内に配置されているものとし、報知装置15の本体部分は、屋内13にいる人に対して、情報を報知する報知装置である。なお、仕様によっては、報知装置15の本体部分が、屋内13を照明する照明部であってもよい。
管理サーバ16は、インターネット18を介してユーザ端末12や報知装置15と通信を行なったり、報知装置15を介してIoT機器14と通信を行うことができるサーバ装置(コンピュータ)である。なお、インターネット18は一例であって、様々な種類の通信網であってもよい。
サービス用サーバ17は、管理サーバ16から送信された情報を蓄積し、サービスの目的に応じて蓄積した情報を用いてIoT機器14の利用者に所定のサービスを提供するサーバ装置(コンピュータ)である。
図3は、第1の実施形態におけるIoT機器の構成例を示す図である。IoT機器14は、制御部21、記憶部22、通信部23、本体部24、バス25を含む。バス25は、制御部21、記憶部22、通信部23、本体部24を電気的に接続する信号線である。
制御部21は、IoT機器14の動作を制御する電子部品であり、例えばマイクロプロセッサ(MPU)であってもよい。
記憶部22は、情報を記憶するメモリ装置であり、例えばフラッシュメモリ等であってよい。記憶部22は、IoT機器14を識別するIoT機器識別情報(例えば、製造番号等の機器固有のID、すなわち「IoT機器ID」)を記憶する。
通信部23は、電波を放射して外部の機器(たとえば、報知装置15)と通信する電子部品であり、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線信規格やLPWA(LowPower Wide Area)等の長距離無線信規格に基づく通信方法を用いて通信を行う通信デバイスである。通信部23は、Bluetooth(登録商標)を利用した通信において、ブロードキャスト通信によりアドバタイズパケットを定期的に送信する。通信部23は、例えばBLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)のアドバタイズパケットを含めたビーコン信号を定期的に送信する。
なお、通信部23は、通信に際して、通信相手となる機器とペアリングを行わない設定がされている。これにより、例えば通信機器等についての知識の乏しい情報弱者や機器の取り扱いに不慣れなユーザにとってペアリング操作から解放され、家屋内のIoT機器14と報知装置15との通信、ひいてはIoT機器14と管理サーバ16との通信を容易に行うことができる。
本体部24は、当該IoT機器14の製品としての主目的を達成するための機械的、電気的及び/または電子的な機構である。
図4は、第1の実施形態における報知装置の構成例を示す図である。報知装置15は、制御部31、記憶部32、内部用通信部33、外部用通信部34、本体部35、バス36を含む。バス36は、制御部31、記憶部32、内部用通信部33、外部用通信部34、本体部35を電気的に接続する信号線である。
制御部31は、報知装置15の動作を制御する電子部品であり、例えばマイクロプロセッサ(MPU)であってもよい。記憶部32は、情報を記憶するメモリ装置であり、例えばフラッシュメモリ等であってよい。記憶部32は、報知装置15を識別する報知装置識別情報(例えば、製造番号等の報知装置固有のID,すなわち「報知装置ID」)を記憶する。
内部用通信部33は、電波を放射して外部の機器(たとえば、IoT機器14)と通信する電子部品であり、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線信規格やLPWA(LowPower Wide Area)等の長距離無線信規格に基づく通信方法を用いて通信を行う通信デバイスである。内部用通信部33は、IoT機器14から送信されるビーコン信号を受信する。すなわち、内部用通信部33は、デバイススキャンによって、IoT機器14を発見しようとする。例えば、BLE対応デバイスであるIoT機器14は、定期的にアドバタイズと呼ばれる処理が実行されており、上述の通りアドバタイズパケットを定期的に送信しているので、内部用通信部33はそれを受信することで、IoT機器14を発見することができる。
なお、内部用通信部33は、通信に際して、通信相手となる機器とペアリングを行わない設定がされている。これにより、例えば通信機器等についての知識の乏しい情報弱者や機器の取り扱いに不慣れなユーザにとってペアリング操作から解放され、家屋内のIoT機器14と報知装置15との通信、ひいてはIoT機器14と管理サーバ16との通信を容易に行うことができる。
外部用通信部34は、SIM(Subscriber Identity Module)カードを装着可能な通信デバイスであり、SIMカードに記憶されている加入者識別情報を用いて移動体通信網に接続し、移動体通信網を介してインターネットへ接続し、管理サーバ16との通信を行う。
本体部35は、主としてLED(light emitting diode)等の光源により周囲を照らす報知装置15本来の機能を果たす報知機構である。
図5は、第1の実施形態における管理サーバの構成例を示す図である。管理サーバ16は、制御部41、通信部42、記憶部43、バス54を含む。制御部41は、管理サーバ16の動作を制御する電子装置であり、例えば中央演算装置(CPU)であってもよい。制御部41は、後述する、第1の実施形態に係るプログラムを実行する。バス44は、制御部41、通信部42、記憶部43を電気的に接続する信号線である。
通信部42は、無線または有線により外部装置と通信を可能にする通信インターフェースである。記憶部43は、情報を記憶するメモリ装置であり、ハードディスク、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶部43は、図6で説明するユーザ管理テーブル51、報知装置管理テーブル52、IoT機器管理テーブル53を格納する。ユーザ管理テーブル51は、ユーザを管理するテーブルである。報知装置管理テーブル52は、報知装置15を管理するテーブルである。IoT機器管理テーブル53は、IoT機器14を管理するテーブルである。
図6は、第1の実施形態における記憶部43に記憶されるデータ構造の一例を示す図である。ユーザ管理テーブル51は、「ユーザID」51a、「属性」51b、「報知装置ID」51c、「IoT機器ID」51dのデータ項目を含む。「ユーザID」51aには、ユーザを識別する識別情報(ユーザID)が格納される。「属性」51bには、ユーザの生年・性・郵便番号等が格納される。「報知装置ID」51cには、報知装置15を識別する識別情報(報知装置ID)が格納される。「IoT機器ID」51dには、IoT機器14を識別する識別情報(IoT機器ID)が格納される。
報知装置管理テーブル52は、「報知装置ID」52a、「設置場所」52b、「世帯主」52c、「IoT機器ID」52d、「ユーザデータ」52fのデータ項目を含む。「報知装置ID」52aには、報知装置15を識別する識別情報(報知装置ID)が格納される。「設置場所」52bには、報知装置15の設置場所が格納される。「世帯主」52cには、報知装置15が設置された場所(家)の世帯主名が格納される。「IoT機器ID」52dには、IoT機器を識別する識別情報(IoT機器ID)が格納される。「ユーザデータ」52fには、ユーザのデータが格納される。
IoT機器管理テーブル53は、「IoT機器ID」53a、「アドバタイジング用ID」52b、「URL」53cのデータ項目を含む。「IoT機器ID」53aには、IoT機器を識別する識別情報(IoT機器ID)が格納される。「アドバタイジング用ID」52bには、Macアドレス等の通信に関する一意の情報が格納される。「URL」53cには、IoT機器14により得られた情報に基づいてサービスを提供するサービス用サーバ17の所在を示す情報(Uniform Resource Locator(URL))が格納される。
IoT機器メーカは、IoT機器管理テーブル53に、予めIoT機器IDとアドバタイジング用ID(Macアドレス等)、URLを登録しておく。
第1の実施形態を利用する場合、Webブラウザ経由で事前にユーザに関する情報(ログインIDやパスワード、ニックネーム、性、郵便番号等の属性情報)を管理サーバ16に登録し、IoT機器14を実際に利用する際には、WebブラウザのユーザそれぞれのユーザページにてそのIoT機器14のIoT機器IDを登録する(登録フェーズ)。この登録フェーズについて、図7を用いて説明する。
図7は、第1の実施形態における管理サーバによる事前登録(登録フェーズ)に関する処理のフローを示す図である。本フローは、管理サーバ16の制御部41に実行されるものであるが、ここでは便宜上管理サーバ16が実行するものとして説明する。管理サーバ16は、ユーザがユーザ端末12を用いてWebブラウザ経由で入力した入力情報を取得する(S1)。例えば、Webブラウザを介してユーザ端末12には、ユーザ情報入力画面、報知装置情報入力画面及びIoT機器情報入力画面が表示可能となっている。ユーザ情報入力画面はユーザに関する情報を入力する画面である。報知装置・IoT機器関係付け画面は、報知装置15に、IoT機器14を関係付ける画面である。利用者(ユーザ端末12であってもよいし、IoT機器メーカであってもよい。)は、予め登録した報知装置と新たに購入した製品を接続することを報知装置・IoT機器関係付け画面を介して、管理サーバ16内のIoT機器管理テーブル53に登録する。
入力情報が、ユーザ情報入力画面から入力された情報(ユーザ情報)である場合(S2で「Yes」)、管理サーバ16は、ユーザ情報をユーザ管理テーブル51に登録する(S3)。
入力情報が、報知装置情報入力画面から入力された情報(報知装置情報)である場合(S3で「No」、S4で「Yes」)、管理サーバ16は、報知装置情報を報知装置管理テーブル52に登録する(S5)。
次に、第1の実施形態の利用フェーズについて説明する。報知装置15は、IoT機器14とビーコン信号(アドバタイズ信号)により接続できる状態にあり、IoT機器14のIoT機器IDとIoT機器14で計測された計測データとがビーコン信号に含まれて報知装置15へ送信される。IoT機器IDと計測データは、報知装置15を経由して管理サーバ16へ送信され、集約される。管理サーバ16は、IoT機器IDに基づいて、記憶部43に格納された図6のテーブルからIoT機器IDが示すIoT機器のユーザを特定する。さらに、管理サーバ16は、事前に登録されたデータ送信先のURLを用いて、計測データを送信する。
図8は、第1の実施形態における利用フェーズでのIoT機器管理システムのシーケンス図である。IoT機器14は、自身のIoT機器IDとアドバタイジング用IDとを含めたビーコン信号(アドバタイズ信号)を送信する(S11)。報知装置15は、内部用通信部33によりIoT機器14から送信されたビーコン信号を受信すると、そのビーコン信号からIoT機器IDとアドバタイジング用IDを取得し、外部用通信部33よりIoT機器IDと自身の報知装置IDとアドバタイジング用IDを含む情報(連接要求情報)を管理サーバ16へ送信する(S12)。
管理サーバ16は、インターネット18を介して報知装置15から連接要求情報(IoT機器ID、報知装置ID、アドバタイジング用ID)を取得すると、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されているか判定する。
管理サーバ16は、判定結果情報を報知装置15に送信する(S13)。例えば、判定の結果、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されていると判定された場合、管理サーバ16は、報知装置15に対して連接許可情報を送信する。例えば、判定の結果、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されていないと判定された場合、管理サーバ16は、報知装置15に対して連接不許可情報を送信する。
報知装置15は、管理サーバ16から連接許可情報または連接不許可情報を受信し、受信した情報に基づいてIoT機器14と通信を行う(S14)。例えば、報知装置15は、連接許可情報を受信した場合、IoT機器14に連接を許可し、ペアリングを行う。一方、報知装置15は、連接不許可情報を受信した場合、IoT機器14との連接を不許可にし、ペアリングを行わない。これにより、IoT機器14は、報知装置15と自動でペアリングを行うことができる。
ペアリング成立後、IoT機器14は、自身のIoT機器IDと計測データとを含めた情報を送信する(S15)。報知装置15は、内部用通信部33によりIoT機器14から送信された情報を受信すると、そのビーコン信号からIoT機器IDと計測データを取得し、外部用通信部33よりIoT機器IDと自身の報知装置IDと計測データを含む送信情報を管理サーバ16へ送信する(S16)。
管理サーバ16は、インターネット18を介して報知装置15から送信情報(IoT機器ID、報知装置ID、計測データ)を取得すると、IoT機器管理テーブル53から、IoT機器IDに対応するURL53bを取得する。さらに、管理サーバ16は、ユーザ管理テーブル51から、報知装置ID及びIoT機器IDに対応するユーザID(さらに、属性を含んでもよい)を取得する。
管理サーバ16は、URL53bに基づいて、送信先のサービス用サーバ17に計測データ及びユーザID(さらに、属性を含んでもよい)を送信する(S13)。
図9は、第1の実施形態におけるIoT機器14と報知装置15とのペアリングのための管理サーバの処理についてフローチャートを示す図である。本フローは、管理サーバ16の制御部41に実行されるものであるが、ここでは便宜上管理サーバ16が実行するものとして説明する。
管理サーバ16は、インターネット18を経由して送信された報知装置15からの第2連接要求情報(IoT機器ID、報知装置ID、アドバタイジング用ID)を取得する(S21)。
管理サーバ16は、報知装置管理テーブル及びIoT機器管理テーブルと、第2連接要求情報との内容とを照合し、IoT機器14と報知装置15のペアリングを許可するか否かを判定する(S22)。すなわち、管理サーバ16は、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されているか判定する。
管理サーバ16は、判定結果情報を報知装置15に送信する(S23)。例えば、判定の結果、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されていると判定された場合、管理サーバ16は、報知装置15に対して連接許可情報を送信する。例えば、判定の結果、報知装置管理テーブル52及びIoT機器管理テーブル53に、連接要求情報に対応する内容が登録されていないと判定された場合、管理サーバ16は、報知装置15に対して連接不許可情報を送信する。
図10は、第1の実施形態におけるIoT機器14と報知装置15とのペアリング成立後の管理サーバの処理についてフローチャートを示す図である。本フローは、管理サーバ16の制御部41に実行されるものであるが、ここでは便宜上管理サーバ16が実行するものとして説明する。
管理サーバ16は、IoT機器14と報知装置15とのペアリング成立後、インターネット18を経由して送信された報知装置15からの送信情報(IoT機器ID、アドバタイジング用ID、報知装置ID、計測データ)を取得する(S26)。
管理サーバ16は、IoT機器IDに基づいて、IoT機器管理テーブル53から、計測データの送信先のURLを取得する(S26)。さらに、管理サーバ16は、ユーザ管理テーブル51から、報知装置ID及びIoT機器IDに対応するユーザID(さらに、属性を含んでもよい)を取得する(S27)。
管理サーバ51は、取得したURLによって特定されるサービス用サーバ17に、計測データ及びユーザID(さらに、属性を含んでもよい)を送信する(S24)。
なお、第1の実施形態では、送信先のURLは予め管理サーバ17に登録していたが、これに限定されずに、例えば、IoT機器14からのビーコン信号に送信先のURLを含めていてもよい。この場合、報知装置15は、IoT機器14からのビーコン信号から、IoT機器IDと計測データとURLを取得し、IoT機器IDと計測データとURLを送信情報として管理サーバ16へ送信する。管理サーバ16は、受信した送信情報からIoT機器IDと計測データとURLを取得し、計測データをそのURLへ送信することになる。
第1の実施形態によれば、自動ペアリングによりIoT機器14を容易にインターネットへ接続することができると共に、IoT機器14毎に専用アプリをユーザ端末にインストールすることなく、IoT機器14に対応するサービス用サーバに計測データを送信することができるので、情報弱者であってもサービス用サーバが提供するサービスを容易に受けることができる。
<第2の実施形態>
上述したように、昨今の個人間取引の発展により、工業製品の利用者は購入者とは限られず、その転売先の人が利用者の場合の場合もあり、次から次へと転売され、利用者が把握しづらくなってきている。この状況は、工業製品でのリコール当の問題が発生した際に当該工業製品をどこでだれが利用しているかが分からないため、最悪人命に関わる事故が発生する恐れがある。
そこで第2の実施形態では、個人間取引によりリコール対象製品の利用者が変わっても、その製品の利用者を特定するIoT機器管理システムを提供する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の機能、構成、装置等については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11は、第2の実施形態におけるIoT機器管理システムの全体構成を示す図である。図12は、第2の実施形態におけるIoT機器管理システムのシーケンス図である。第2の実施形態において、IoT機器管理システム11aは、IoT機器14、報知装置15、管理サーバ16、リコール管理サーバ61、インターネット18を含む。リコール管理サーバ61は、例えば、リコールされた製品を管理する会社により利用されるサーバ装置である。
第2の実施形態では、第1の実施形態における登録フェーズが完了したIoT機器14が個人間取引により他人(他の利用者)に譲渡または貸与されたものとする。このようにして既に登録フェーズが完了した後に他人(他の利用者)に譲渡または貸与されたIoT機器を、符号14aで表す。また、図11において、家屋13a,13bに設置されている報知装置15をそれぞれ、符号15a,15bで表す。IoT機器14aは個人間取引の結果転々流通して家屋13aにて使用されているものとする。
図12において、まずは、リコール管理サーバ61は、例えばIoT機器14のメーカ等から連絡を受けて登録されたリコール対象製品のIoT機器IDを、管理サーバ16へ通知する(S31)。
IoT機器14aは、自身のIoT機器ID(さらに、計測データを含んでいてもよい)を含めたビーコン信号を搬送する電波を放射する(S32)。その電波は指向性がほとんどないので、IoT機器14aを中心に周囲に所定の範囲(例えば、数m〜数十m程度の距離の範囲)で放射される。したがって、その範囲に家屋13aの報知装置15aだけでなく、家屋13bの報知装置15bが含まれている場合には、報知装置15a及び報知装置15bがそれぞれ、IoT機器14aから放射された電波(ビーコン信号)を受信する。
なお、IoT機器14(14a,14b)と報知装置15(15a,15b)のペアリングの設定は予め「ペアリングモード」に設定されている。この場合、IoT機器14(14a,14b)と報知装置15(15a,15b)は、通信に際して、通信可能距離の範囲内にある通信相手との間で相互にペアリングの設定が自動的に行なわれ、Bluetoothによる無線接続が開始される。これにより、例えば通信機器等についての知識の乏しい情報弱者や機器の取り扱いに不慣れなユーザにとってペアリング操作から解放され、家屋13内のIoT機器14(14a,14b)と報知装置15(15a,15b)との通信、ひいてはIoT機器14(14a,14b)と管理サーバ16との通信を容易に行うことができる。
なお、例えば、仕様によっては、IoT機器14(14a,14b)と報知装置15(15a,15b)は、通信に際して、通信相手となる機器とペアリングを行わない設定がされていてもよい。この場合、IoT機器14(14a,14b)と報知装置15(15a,15b)は、ペアリングを行わずに、通信相手と通信を行うようにしてもよい。
報知装置15a及び報知装置15bはそれぞれ、受信した電波の強度に基づいて、自身に対する通信端末4の距離に関する情報(距離情報)を生成する。ここでは、ビーコンによる距離測位は、IoT機器14から送信されたビーコン信号を含む電波が距離の二乗に反比例して減衰する性質を利用して行われる。
報知装置15a及び報知装置15bはそれぞれ、生成した距離情報と、自身の報知装置IDと、受信したビーコン信号に含まれているIoT機器14aのIoT機器IDとを含む送信情報を、管理サーバ16へ送信する(S33)。
管理サーバ16は、報知装置15a及び報知装置15bそれぞれから送信情報を受信する。所定時間内に受信した送信情報のうち、IoT機器IDが同一で報知装置IDが異なる送信情報が複数存在する場合、管理サーバ16は、距離情報に応じて、いずれかの送信情報を決定する。管理サーバ16は、決定した送信情報に含まれるIoT機器IDと、S31で通知されたIoT機器IDとを照合する。照合の結果、決定した送信情報に含まれるIoT機器IDと、S31で通知されたIoT機器IDとが一致する場合、管理サーバ16は、その決定した送信情報に含まれている報知装置IDに基づいて、リコール管理サーバ61に、IoT機器14aの現在の利用者及び所在を通知する(S34)。
図13は、第2の実施形態における報知装置により実行される処理を示すフローチャートである。報知装置15(15a,15b)は、IoT機器14aから放射された電波を受信する(S41)。
報知装置15(15a,15b)は、受信した電波の強度に基づいて、自身とIoT機器14aと間の距離情報を生成する(S42)。受信した電波の強度がより強いことは、報知装置15とIoT機器との間の距離がより近いことを示し、受信した電波の強度がより弱いことは、報知装置15とIoT機器との間の距離がより遠いことを示す。
報知装置15(15a,15b)は、自身の報知装置ID、受信した電波から取得したIoT機器ID,及び生成した距離情報を含む送信情報を管理サーバ16へ送信する(S43)。
図14は、第2の実施形態における管理サーバにより実行される処理を示すフローチャートである。本フローは、管理サーバ16の制御部41に実行されるものであるが、ここでは便宜上管理サーバ16が実行するものとして説明する。
管理サーバ16は、報知装置15から送信された送信情報を受信する(S51)。所定時間内に受信した送信情報のうち、IoT機器IDが同一で報知装置IDが異なる送信情報が複数存在する場合(S52でYes)、管理サーバ16は、最も短い距離を示す距離情報を含む送信情報を特定する(S53)。
管理サーバ16は、特定した送信情報に含まれるIoT機器IDと、S31で通知されたIoT機器とを照合する(S54)。照合の結果、決定した送信情報に含まれるIoT機器と、S31で通知されたIoT機器とが一致する場合(S54でYes)、管理サーバ16は、特定した送信情報に含まれている報知装置IDに基づいて、報知装置管理テーブル52から設置場所及び世帯主を取得する(S55)。
管理サーバ16は、リコール管理サーバ61に、IoT機器14aのIoT機器IDと設置場所及び世帯主を通知する(S56)。なお、IoT機器IDの形式に応じて、通知先を振り分けるようにしてもよい。例えば、IoT機器IDが「型番L〇〇〇〇〇〇〇」の形式である場合には制御部41はリコール対応会社Lへ通知するというにしてもよい。
第2の実施形態によれば、個人間取引によりリコール対象製品の利用者が変わっても、利用先において報知装置15が利用されていれば、その製品の利用者を特定することができる。また、報知装置15を所持していれば、報知装置15が配置された家屋等にリコール対象製品が持ち込まれた場合、リコール対象製品は自動ペアリングにより自動で報知装置15を介してリコール管理サーバ61と通信できるので、利用先の利用者を容易に特定することができる。その結果、その利用者にリコール対象製品に関する情報を提供したり、訪問して直接リコール対象製品を回収することもできるので、大事に至る前に、リコール対象製品を回収することができる。
本実施形態に係る製品管理システムによれば、インターネットへ接続可能な製品を利用し易くすると共に、その製品の管理を容易にすることができる。なお、本実施形態では、報知装置15を用いたが、これに限定されず、内部用通信部33と外部用通信部34を有する電子機器であってもよい。例えば、内部用通信部33と外部用通信部34を有する照明装置やラジオ受信機、テレビ受像機、冷蔵庫、スマートフォンであってもよい。また、報知装置15(または内部用通信部33と外部用通信部34を有する電子機器)は屋内だけでなく屋外においても上記の実施形態と同様の機能を発揮し、同様の処理を実行することができる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 製品管理システム
2 製品
3 報知装置
3a 内部用通信部
3b 外部用通信部
4 情報処理サーバ
4a 記憶部
4b 特定部
4c 通信部
5 他の情報処理サーバ
11,11a IoT機器管理システム
12 ユーザ端末
13 家屋
14,14a IoT機器
15,15a,15b 報知装置
16 管理サーバ
17 サービス用サーバ
18 インターネット
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 本体部
25 バス
31 制御部
32 記憶部
33 内部用通信部
34 外部用通信部
35 本体部
36 バス
41 制御部
42 通信部
43 記憶部
61 リコール管理サーバ

Claims (12)

  1. 無線通信機能を有する製品と通信可能な報知装置と、該報知装置と通信可能な情報処理サーバとを含む製品管理システムであって、
    前記報知装置は、
    前記製品を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を前記製品から受信する内部用通信部と、
    前記第1の送信情報に含まれる前記製品識別情報と、当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の送信情報を前記情報処理サーバへ送信する外部用送信部と
    を備え、
    前記情報処理サーバは、
    前記報知装置識別情報と前記製品識別情報とを関係づけた報知装置・製品関係情報を記憶する記憶部と、
    前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する情報である対応情報を特定する特定部と、
    前記対応情報に基づいて、他の情報処理サーバと通信を行う通信部と
    を備える
    ことを特徴とする製品管理システム。
  2. 前記特定部は、リコール対象の製品を識別するリコール対象識別情報を取得し、前記第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報と該リコール対象識別情報との照合を行い、該照合の結果に基づいて該リコール対象製品の製品識別情報を前記対応情報として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の製品管理システム。
  3. 前記内部用通信部は、前記第1の送信情報を搬送する電波の強度に基づいて該報知装置に対する前記製品の距離情報を生成し、該距離情報を含む前記第2の送信情報を送信し、
    前記特定部は、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記距離情報に基づいていずれかの該第2の送信情報を特定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製品管理システム。
  4. 前記特定部は、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記報知装置と前記製品との距離が最も短いことを示す前記距離情報を含む前記第2の送信情報を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の製品管理システム。
  5. 前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置識別情報に対応する報知装置の利用者情報と該報知装置の設置場所情報とを含み、
    前記通信部は、特定した前記リコール対象製品の製品識別情報と前記第2の送信情報に含まれる前記報知装置識別情報とに基づいて、前記報知装置・製品関係情報から前記利用者情報及び前記設置場所情報を取得し、取得した該利用者情報及び該設置場所情報を送信する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の製品管理システム。
  6. 前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置と前記製品との通信接続に関する情報を示す連接情報を含み、
    前記内部用通信部は、前記第1の送信情報を受信する前に、前記製品識別情報と前記製品の連接情報とを含む第1の連接要求情報を前記製品から受信し、
    前記外部用通信部は、前記第1の連接要求情報に含まれる前記製品識別情報と前記連接情報と当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の連接要求情報を前記情報処理サーバへ送信し、
    前記特定部は、前記報知装置・製品関係情報から、前記第2の連接要求情報に含まれる前記製品識別情報と前記連接要求情報と前記報知装置識別情報とに対応する情報とを照合し、照合結果を前記報知装置へ通知し、
    前記報知装置の前記外部用通信部が前記照合結果を受信した場合、前記内部用通信部は該照合結果に基づいてペアリングを成立させる
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の製品管理システム。
  7. 前記製品は、被計測対象について計測を行う機能を含む機器であり、
    前記第1の送信情報は、前記計測による計測データを含み、
    前記第2の送信情報は、前記計測データを含み、
    前記報知装置・製品関係情報は、前記他の情報処理サーバの所在を示す所在情報を含み、
    前記特定部は、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する前記所在情報を前記対応情報として特定し、
    前記通信部は、前記所在情報に基づいて、前記第2の送信情報に含まれる前記計測データを送信する
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の製品管理システム。
  8. 無線通信機能を有する製品と通信可能な報知装置と、該報知装置と通信可能な情報処理サーバとを含む製品管理方法であって、
    前記報知装置により、前記製品を識別する製品識別情報を含む第1の送信情報を前記製品から受信し、前記第1の送信情報に含まれる前記製品識別情報と、当該報知装置を識別する報知装置識別情報とを含む第2の送信情報を前記情報処理サーバへ送信し、
    前記情報処理サーバにより、前記第2の送信情報を受信した場合、前記報知装置識別情報と前記製品識別情報とを関係づけた報知装置・製品関係情報を記憶する記憶部に記憶された該報知装置・製品関係情報から、該第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報に対応する情報である対応情報を特定し、該対応情報に基づいて、他の情報処理サーバと通信を行う
    ことを特徴とする製品管理方法。
  9. 前記情報処理サーバにより、リコール対象の製品を識別するリコール対象識別情報を取得し、前記第2の送信情報に含まれる前記製品識別情報と該リコール対象識別情報との照合を行い、該照合の結果に基づいて該リコール対象製品の製品識別情報を前記対応情報として特定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の製品管理方法。
  10. 前記報知装置により、前記第1の送信情報を搬送する電波の強度に基づいて該報知装置に対する前記製品の距離情報を生成し、該距離情報を含む前記第2の送信情報を送信し、
    前記情報処理サーバは、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記距離情報に基づいていずれかの該第2の送信情報を特定する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の製品管理方法。
  11. 前記情報処理サーバにより、所定期間内に受信した1以上の前記第2の送信情報のうち、前記製品識別情報が同一で、前記報知装置識別情報が異なる前記第2の送信情報が存在する場合、前記報知装置と前記製品との距離が最も短いことを示す前記距離情報を含む前記第2の送信情報を特定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の製品管理方法。
  12. 前記報知装置・製品関係情報は、前記報知装置識別情報に対応する報知装置の利用者情報と該報知装置の設置場所情報とを含み、
    前記情報処理サーバにより、特定した前記製品識別情報と前記第2の送信情報に含まれる前記報知装置識別情報に基づいて、前記報知装置・製品関係情報から前記利用者情報及び前記設置場所情報を取得し、取得した該利用者情報及び該設置場所情報を送信する
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の製品管理方法。
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