JP2020173357A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020173357A
JP2020173357A JP2019075632A JP2019075632A JP2020173357A JP 2020173357 A JP2020173357 A JP 2020173357A JP 2019075632 A JP2019075632 A JP 2019075632A JP 2019075632 A JP2019075632 A JP 2019075632A JP 2020173357 A JP2020173357 A JP 2020173357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
vibration
unit
control unit
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019075632A
Other languages
English (en)
Inventor
真由子 室田
Mayuko Murota
真由子 室田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2019075632A priority Critical patent/JP2020173357A/ja
Publication of JP2020173357A publication Critical patent/JP2020173357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】補給路に残留するトナーを軽減することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、現像装置と、トナーコンテナと、補給装置と、取得部と、制御部とを備える。現像装置は、静電潜像をトナー像に現像する。トナーコンテナは、現像装置に補給されるトナーが収容される。補給装置は、トナーコンテナから現像装置にトナーを補給する。取得部は、少なくとも、振動量を示す振動情報を取得する。制御部は、取得された振動情報に基づいて、現像装置へのトナーの補給量を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置の現像装置に補給されるトナーは、トナーコンテナ内に充填されており、所定量ずつ現像装置に搬送される。
ところが、補給路にトナーが凝集すると、トナーの搬送が阻害される。このため、補給路にトナーが凝集することを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−78797号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、崩し部材によってトナーが同心円状に攪拌されるのみであり、崩し残しが補給路に残留してしまうという問題があり、改善の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、補給路に残留するトナーを軽減することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、現像装置と、トナーコンテナと、補給装置と、取得部と、制御部とを備える。前記現像装置は、静電潜像をトナー像に現像する。前記トナーコンテナは、前記現像装置に補給されるトナーが収容される。前記補給装置は、前記トナーコンテナから前記現像装置にトナーを補給する。前記取得部は、少なくとも、振動量を示す振動情報を取得する。前記制御部は、取得された前記振動情報に基づいて、前記現像装置への前記トナーの補給量を制御する。
本発明によれば、補給路に残留するトナーを軽減することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。 画像形成装置内のトナー補給装置の概略を示す図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 モーターの回転数と振動量との関係の一例を示す図である。 モーターの回転数とトナーの補給量との関係の一例を示す図である。 振動量と増加補給量との関係の一例を示す図である。 トナー補給処理を示すフローチャートである。 トナー補給制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図8を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は、画像形成装置1の概略を示す図である。図2は、画像形成装置1内のトナー補給装置37の概略を示す図である。本実施形態では、画像形成装置1は、カラープリンターとして機能する。
図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2と、トナー像形成部3と、転写部4と、定着装置5と、排紙部6と、用紙Sの搬送経路7と、装置制御部8と、温度センサーSS1と、湿度センサーSS2と、筐体10とを備える。給紙部2と、トナー像形成部3と、転写部4と、定着装置5と、搬送経路7と、温度センサーSS1と、湿度センサーSS2とは、筐体10の内部に収容される。
給紙部2は、用紙Sが収容される給紙カセット11と、給紙カセット11から搬送経路7に用紙Sを送り出す給紙装置13とを有する。
トナー像形成部3は、露光装置15と、4色の色ごとに設けられるトナー像形成ユニット17とを有し、各色のトナー像を形成する。4色とは、例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラック)である。
転写部4は、中間転写ベルト19と、4つの一次転写ローラー21と、二次転写ローラー23とを有する。4つの一次転写ローラー21は、トナー像形成部3で形成された各色のトナー像を中間転写ベルト19に一次転写する。二次転写ローラー23は、フルカラーのトナー像を中間転写ベルト19から用紙Sに二次転写する。
定着装置5は、二次転写されたフルカラーのトナー像を用紙Sに定着させる。
排紙部6は、排出装置25と、排出トレイ27とを有する。排出装置25は、フルカラーのトナー像が定着された用紙Sを排出する。排出トレイ27は、排出された用紙Sを受け止める。
搬送経路7は、用紙Sが搬送される経路である。搬送経路7は、給紙部2から転写部4と定着装置5とを通って排紙部6に至る。
装置制御部8は、給紙部2、トナー像形成部3、転写部4、定着装置5、および排紙部6の動作を制御する。更に、装置制御部8は、各構成部分の動作に対応させて、用紙Sを搬送経路7に沿って搬送する。
温度センサーSS1は、筐体10内の温度を測定する。湿度センサーSS2は、筐体10内の湿度を測定する。なお、温度センサーSS1および湿度センサーSS2は、「取得部」の一例である。
次に、トナー像形成ユニット17について説明する。トナー像形成ユニット17は、感光体ドラム29と、帯電装置31と、現像装置33と、クリーニング装置35とを有する。帯電装置31と、現像装置33と、クリーニング装置35とは、感光体ドラム29の周囲に配置されている。図2に示すように、トナー像形成ユニット17は、トナーコンテナ41と、トナーコンテナ41から現像装置33にトナーを補給するトナー補給装置37とを更に有する。
トナー像形成ユニット17において、感光体ドラム29は、帯電装置31によって帯電された後、露光装置15によって露光されて、静電潜像を形成する。現像装置33は、図2に示すようにトナー補給口33aを有し、トナー補給装置37によって補給されるトナーを用いて、静電潜像をトナー像に現像する。現像装置33は、現像装置33の中のトナー濃度Dを検知するトナー濃度センサー39を更に有する。トナー濃度Dとは、トナーとキャリアとを含んだ2成分系現像剤の中に占めるトナーの割合を示す。トナー濃度センサー39は、装置制御部8と電気的に接続されており、検知結果を装置制御部8に送信する。図1に示すクリーニング装置35は、トナー像が中間転写ベルト19に一次転写された後に感光体ドラム29に残留するトナーを除去する。なお、トナー濃度センサー39は、「取得部」の一例である。
トナー補給装置37は、図2に示すように、トナーコンテナ41と、トナーコンテナ着脱部65と、中間ホッパー43と、回転機構45と、搬送スクリュー47と、搬送用モーター77と、エンプティセンサー49と、回転検知機構51と、第1振動センサーSS3と、第2振動センサーSS4とを備える。以下、搬送用モーター77を「M2」ともいう。なお、トナー補給装置37は、「補給装置」の一例である。
トナーコンテナ41には、現像装置33に補給されるトナーが収容される。本実施形態では、トナーコンテナ41は、排出口61を持つボトル形状を有しており、円筒状の本体部41aと、本体部41aよりも小径のネック部41bとを有する。本体部41aの内周面には、本体部41aの内部に突出する突起63が螺旋状に形成されている。ネック部41bの側面には、排出口61が形成されている。
トナー残量センサー42は、装置制御部8と電気的に接続されており、検知結果を装置制御部8に送信する。トナー残量センサー42は、トナーコンテナ41のトナー残量を検知し、トナー残量を示す残量情報を生成する。
トナーコンテナ着脱部65は、トナーコンテナ41を脱着可能に支持する。トナーコンテナ41は、横向きの姿勢でトナーコンテナ着脱部65に着脱される。図1に示すように、4色の色ごとのトナーコンテナ41が画像形成装置1に装着される。
中間ホッパー43には、トナーコンテナ41からトナーが一時的に補給される。中間ホッパー43は、貯留部67と、横搬送部69と、縦搬送部71とを有する。貯留部67は、トナーコンテナ41の下方に配置され、鉛直方向に沿って延びる。貯留部67の上端開口は、トナーコンテナ41のネック部41bの下方に位置するようにトナーコンテナ着脱部65に接続されている。横搬送部69は、貯留部67の下端に、一端が連通して水平方向に沿って延びる。縦搬送部71は、横搬送部69の他端に連通して鉛直方向に沿って下方に延びる。縦搬送部71の下端開口は、現像装置33のトナー補給口33aに接続されている。なお、中間ホッパー43は、補給路の一例であり、「中間搬送路」の一例である。
回転機構45は、トナーコンテナ41から中間ホッパー43へトナーを搬送する。回転機構45は、トナーコンテナ41のネック部41bを把持するグリップ部73と、グリップ部73を回転させる補給用モーター75とを有する。以下、補給用モーター75を「M1」ともいう。補給用モーター75がグリップ部73を回転させると、トナーコンテナ41が回転する。トナーコンテナ41が回転すると、本体部41aに形成された螺旋状の突起63によって、本体部41aに収容されたトナーがネック部41bに向かつて搬送される。トナーは、ネック部41bの排出口61が下方を向く際に、排出口61から中間ホッパー43の貯留部67に落下する。補給用モーター75は装置制御部8と電気的に接続されており、装置制御部8で制御されて一定の回転速度でトナーコンテナ41を回転させる。回転機構45は、「第1搬送部」の一例である。
搬送スクリュー47は、中間ホッパー43から現像装置33へトナーを搬送する。搬送スクリュー47は、横搬送部69に回転可能に支持されている。搬送スクリュー47の回転によって、横搬送部69内のトナーが縦搬送部71に向けて搬送される。なお、搬送スクリュー47は、「第2搬送部」の一例である。
搬送用モーター77は、装置制御部8と電気的に接続されており、装置制御部8で駆動されて一定の回転速度で搬送スクリュー47を回転させる。
エンプティセンサー49は、搬送スクリュー47よりもトナーの搬送方向の上流側でトナーがエンプティか否かを検知する。エンプティセンサー49は、中間ホッパー43の貯留部67の下部に設けられている。エンプティセンサー49は、横搬送部69と貯留部67とに貯留されているトナーの上面が検知高さHを下回った位置まで減少したときに、“エンプティ”を検知する。エンプティセンサー49としては、透過型又は反射型のフォトセンサー、圧電センサー等を使用できる。エンプティセンサー49は装置制御部8と電気的に接続されており、エンプティか否かを示す検知結果を装置制御部8に送信する。なお、エンプティセンサー49は、「取得部」の一例である。
回転検知機構51は、搬送スクリュー47の一端に固定されたパルス板と、回転数センサー83とを有する。パルス板には、周方向に等間隔で並ぶ複数のスリットが形成されている。回転数センサー83は、パルス板を挟んで対向する発光部と受光部とを有する。回転数センサー83は、発光部と受光部との間の光路をパルス板のスリットが通過すると、パルス波形を出力する。回転数センサー83は、装置制御部8と電気的に接続されている。装置制御部8は、回転数センサー83から出力されたパルス波形をカウントすることで、搬送スクリュー47の回転数を算出することができる。なお、回転検知機構51は、「取得部」の一例である。
第1振動センサーSS3は、少なくとも、トナーコンテナ41の付近の振動を検知し、振動量を示す第1振動情報を生成する。具体的には、第1振動センサーSS3は、静電容量方式や圧電素子方式のような各方式の振動センサーを用いることができる。第1振動センサーSS3は、振動が加えられると出力電圧値が変化するとともに、振動量が大きいほど出力電圧値が大きくなる(又は、小さくなる)センサーである。なお、第1振動センサーSS3は、「取得部」および「第1検知部」の一例である。
第2振動センサーSS4は、第1振動センサーSS3と同等の機能を有するセンサーである。第2振動センサーSS4は、少なくとも、横搬送部69の付近の振動を検知し、振動量を示す第2振動情報を生成する。なお、第2振動センサーSS4は、「取得部」および「第2検知部」の一例である。
図3は、画像形成装置100の構成を示すブロック図である。図1を参照して説明したように、画像形成装置100は、現像装置33と、トナー補給装置37と、温度センサーSS1と、湿度センサーSS2と、装置制御部8とを備える。以下では、主に装置制御部8について詳細に説明する。
装置制御部8は、図3に示すように、処理部81と、記憶部82とを備える。処理部81は、例えば、プロセッサーである。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサーは、特定用途集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)を含んでもよい。処理部81は、記憶部82に記憶された制御プログラムを実行することによって、画像形成装置100の各構成部分の動作を制御する。
記憶部82は、画像形成装置100の制御に関する各種のデータ、および制御プログラムを記憶する。記憶部82は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および/又はソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)によって構成される。記憶部82は、外部メモリーを含んでいてもよい。外部メモリーは、リムーバブルメディアである。記憶部82は、外部メモリーとして、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリー、および/又はSD(Secure Digital)カードを含んでもよい。
処理部81は、推定部811と、第1駆動部812と、第2駆動部813と、制御部814とを含む。本実施形態において、処理部81が記憶部82に格納された制御プログラムを実行することによって、制御プログラムが、推定部811と、第1駆動部812と、第2駆動部813と、制御部814との機能を実現する。
推定部811は、振動量を示す振動情報に基づいて、トナーコンテナ41から中間ホッパー43に補給されるトナー量を推定する。具体的には、推定部811は、搬送用モーター77の稼働に伴って生じる振動の振動量を示す振動情報に基づいて、トナーコンテナ41から中間ホッパー43に補給されるトナー量を推定する。ここで、搬送用モーター77の稼働には、実際にトナーを搬送するための稼働と、トナーを搬送しない空稼働とを含む。
更に、推定部811は、振動情報に基づいて、中間ホッパー43から現像装置33に補給されるトナー量を推定する。具体的には、推定部811は、補給用モーター75の稼働に伴って生じる振動の振動量を示す振動情報に基づいて、中間ホッパー43から現像装置33に補給されるトナー量を推定する。ここで、補給用モーター75の稼働には、実際にトナーを補給させるための稼働と、トナーを補給させない空稼働とを含む。
また、推定部811は、振動情報と、印字率情報および温湿度情報の少なくとも一方とに基づいて、トナーコンテナ41から中間ホッパー43に補給されるトナー量、および中間ホッパー43から現像装置33に補給されるトナー量を推定してもよい。トナー量の推定は、何れの場合も過去の実測データを利用することができる。
第1駆動部812は、制御部814の指示に応じて、補給用モーター75の動作を制御する。具体的には、第1駆動部812は、補給用モーター75の回転数を制御する。
第2駆動部813は、制御部814の指示に応じて、搬送用モーター77の動作を制御する。具体的には、第2駆動部813は、搬送用モーター77の回転数を制御する。
制御部814は、記憶部82に記憶された制御プログラムを実行することによって、画像形成装置100の各構成部分の動作を制御する。更に、制御部814は、印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて、画像形成領域中に占める画像の割合を示す印字率を算出する。更に、制御部814は、印字率に基づいて、必要なトナー量を算出する。
更に、制御部814は、トナーコンテナ41から現像装置33に補給されるトナー量を制御する。具体的には、制御部814は、中間ホッパー43から現像装置33に補給されるトナー量を、推定部811における推定値を加味して制御する。なお、制御部814は、トナーコンテナ41から中間ホッパー43に補給されるトナー量を、推定部811における推定値を加味して制御してもよい。
また、制御部814は、エンプティセンサー49の出力結果に基づいて、所定の時間、補給用モーター75を駆動するように、第1駆動部812に指示する。また、制御部814は、トナー濃度センサー39の出力結果に基づいて、搬送用モーター77を駆動するように、第2駆動部813に指示する。
また、制御部814は、搬送用モーター77の駆動と、搬送用モーター77の駆動に伴う振動量とを制御する。更に、制御部814は、トナーコンテナ41のトナー残量センサー42が示すトナーの残量が少ないほど、搬送用モーター77の稼働に伴う振動量が大きくなるように、搬送用モーター77の駆動を制御する。
次に、図1〜図6を参照して、トナー補給制御処理に使用する各種のデータについて説明する。本実施形態では、以下に示す各種のデータは、予め測定されたデータである。図4は、モーターの回転数とトナーの補給量との関係の一例を示す図である。図4に示すように、モーターの回転数と、トナーの補給量とは、それぞれ正規化して示している。例えば、モーターの定格回転数を「1.0」で示し、定格回転数の2倍の回転数を「2.0」で示している。同様に、モーターの定格回転数での振動量を「1.0」で示し、定格回転数の2倍の回転数での振動量を「1.5」で示している。
図5は、モーターの回転数とトナーの補給量との関係の一例を示す図である。曲線LB1は、常温−常湿の場合のモーターの回転数とトナーの補給量との関係を示す。曲線LB2は、低温−低湿の場合のモーターの回転数とトナーの補給量との関係を示す。曲線LB3は、高温−高湿の場合のモーターの回転数とトナーの補給量との関係を示す。例えば、低温は20℃未満、常温は20℃以上30℃未満、高温は30℃以上とする。また、低湿は30%未満、常湿は30%以上70%未満、高温は70%以上とする。
図5に示すように、常温−常湿の環境下で補給量SP0のトナーを補給する場合のモーターの回転数はR1である。同様に、低温−低湿の環境下で補給量SP0のトナーを補給する場合のモーターの回転数はR2であり、高温−高湿の環境下で補給量SP0のトナーを補給するために要するモーターの回転数は、R3である。
図6は、振動量と増加補給量との関係の一例を示す図である。図6に示すように、振動量は正規化して示している。例えば、モーターを定格回転数で回転させた場合の振動センサーの出力値を「1.0」で示し、定格回転数の2倍の回転数で回転させた場合の振動センサーの出力値を「2.0」で示している。本実施形態では、振動量が「1.0」の場合にトナーの補給量が「6%増加」し、振動量が「2.0」の場合にトナーの補給量が「10%増加」することが示されている。なお、上記の図4〜図6に示すモーターは、具体的には、補給用モーター75又は搬送用モーター77である。
次に、図1〜図8を参照して、トナー補給処理について説明する。図7は、画像形成装置100のトナー補給処理を示すフローチャートである。「トナー補給処理」とは、トナーコンテナ41から中間ホッパー43を介して現像装置33にトナーを補給する処理をいう。トナー補給処理は、ステップS2〜ステップS16によって実行される。
ステップS2:制御部814は、印刷ジョブを受け付ける。処理は、ステップS4に進む。
ステップS4:制御部814は、印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて、画像形成領域中に占める画像の割合を示す印字率を算出する。更に、制御部814は、印字率に基づいて、必要なトナー量を算出する。処理は、ステップS6に進む。
ステップS6:制御部814は、エンプティセンサー49の出力を判定する。処理は、ステップS8に進む。
ステップS8:エンプティセンサー49の出力が“エンプティ”と制御部814が判定した場合(ステップS8でYes)、処理はステップS10に進む。エンプティセンサー49の出力が“エンプティでない”と制御部814が判定した場合(ステップS8でNo)、処理はステップS12に進む。
ステップS10:第1駆動部812は、補給用モーター75を作動させ、貯留部67に、予め規定された一定量のトナーを補給する。処理は、ステップS6に戻る。
ステップS12:制御部814は、トナー濃度センサー39の出力を判定する。トナー濃度センサー39の出力のトナー濃度Dが「D<Th1」と制御部814が判定した場合(ステップS12でYes)、処理はステップS14に進む。トナー濃度センサー39の出力のトナー濃度Dが「D<Th1でない」と制御部814が判定した場合(ステップS12でNo)、処理はステップS16に進む。
ステップS14:トナー補給制御処理を実行する。処理は、ステップS16に進む。
ステップS16:印刷ジョブを実行する。トナー補給処理は終了する。
図8は、画像形成装置100のトナー補給制御処理を示すフローチャートである。「トナー補給制御処理」とは、トナーコンテナ41から中間ホッパー43を介して現像装置33にトナーを補給する際に、各種の情報に基づいてトナー補給を制御する処理をいう。トナー補給制御処理は、ステップS102〜ステップ118によって実行される。
ステップS102:第2振動センサーSS4は、振動量を測定する。処理は、ステップS104に進む。
ステップS104:制御部814は、測定された振動量が閾値Th2より小さいか否かを判定する。測定された振動量が閾値Th2より小さいと制御部814が判定した場合(ステップS104でYes)、処理はステップS106に進む。測定された振動量が閾値Th2より小さくないと制御部814が判定した場合(ステップS104でNo)、処理はステップS108に進む。
ステップS106:第2駆動部813は、補給用モーター75に対して「A×Th2」の大きさの振動量が得られるように、補給用モーター75を駆動する。処理は、ステップS108に進む。ここで、「A」は、例えば「1以上2以下の実数」であり、閾値Th2に対する係数である。
ステップS108:制御部213は、温度センサーSS1によって測定された温度の値と、湿度センサーSS2によって測定された湿度の値とを受信する。処理は、ステップS110に進む。
ステップS110:制御部814は、温度と湿度との値を判定する。“低温低湿”であると制御部814が判定した場合(ステップ110でYes)、処理はステップS112に進む。低温低湿”でないと制御部814が判定した場合(ステップ110でNo)、処理はステップS114に進む。
ステップS112:制御部814は、搬送用モーター77に対して第1補正制御を実施する。処理は、ステップS114に進む。ここで、「第1補正制御」とは、“低温低湿”であると判定された場合に、M2に施されるトナー補給を補正する制御である。
ステップS114:制御部814は、温度と湿度との値を判定する。“高温高湿”であると制御部814が判定した場合(ステップ114でYes)、処理はステップS116に進む。“高温高湿”でないと制御部814が判定した場合(ステップ114でNo)、処理はステップS118に進む。
ステップS116:制御部814は、搬送用モーター77に対して第2補正制御を実施する。処理は、ステップS118に進む。ここで、「第2補正制御」とは、“高温高湿”であると判定された場合に、M2に施されるトナー補給を補正する制御である。
ステップS118:制御部814は、トナー濃度センサー39の出力を判定する。トナー濃度センサー39の出力のトナー濃度Dが「D<Th3」と制御部814が判定した場合(ステップS118でYes)、処理はステップS102に戻る。トナー濃度センサー39の出力のトナー濃度Dが「D<Th3でない」と制御部814が判定した場合(ステップS118でNo)、処理はステップS16に進む。トナー補給制御処理は終了(リターン)する。
以上、図1〜図8を参照して説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、少なくとも、振動量を示す振動情報に基づいて、現像装置33へのトナーの補給量を制御する。これにより、画像形成装置1は、中間ホッパー43に残留するトナーを軽減することが可能となる。
以上、図面(図1〜図8)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本発明の実施形態では、各種のセンサーについて説明したが、各センサーの設置位置は、図1又は図2に示す設置位置に限定されない。各センサーの設置位置は、適宜決定することができる。
(2)本発明の実施形態では、振動情報と、印字率情報および温湿度情報の少なくとも一方とに基づいて、トナー補給量を制御する構成について説明したが、トナー補給量の制御方法は、これらに限定されない。トナー補給量を制御する際に、中間調の印刷、および無駄になるトナー量を加味してトナー補給量を制御してもよい。
(3)また、本発明は、本発明に係る画像形成装置の特徴的な構成手段をステップとする画像形成方法として実現したり、それらのステップを含む制御プログラムとして実現したりすることもできる。また、そのプログラムは、CD−ROM等の非一時的に記録した記録媒体や通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
本発明は、画像送信装置および画像形成装置の分野に利用可能である。
1 画像形成装置
33 現像装置
37 トナー補給装置
39 トナー濃度センサー(取得部)
41 トナーコンテナ
42 トナー残量センサー(取得部)
43 中間ホッパー(中間搬送路)
45 回転機構(第1搬送部、搬送部)
47 搬送スクリュー(第2搬送部)
49 エンプティセンサー
51 回転検知機構
75 補給用モーター
77 搬送用モーター
8 装置制御部
81 処理部
811 推定部
812 第1駆動部
813 第2駆動部
814 制御部
82 記憶部
83 回転数センサー(取得部)
SS1 温度センサー(取得部)
SS2 湿度センサー(取得部)
SS3 第1振動センサー(取得部)
SS4 第2振動センサー(取得部)

Claims (6)

  1. 静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、
    前記現像装置に補給されるトナーが収容されたトナーコンテナと、
    前記トナーコンテナから前記現像装置にトナーを補給する補給装置と、
    少なくとも、振動量を示す振動情報を取得する取得部と、
    取得された前記振動情報に基づいて、前記現像装置への前記トナーの補給量を制御する制御部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記取得部は、画像形成領域中に占める画像の割合を示す印字率情報を更に取得し、
    前記制御部は、前記振動情報と前記印字率情報とに基づいて、前記トナーの補給を制御する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得部は、温度および湿度を示す温湿度情報を更に取得し、
    前記制御部は、前記振動情報と、前記印字率情報と、前記温湿度情報とに基づいて、前記トナーの補給を制御する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補給装置は、
    前記トナーコンテナからトナーが補給される中間搬送路と、
    前記トナーコンテナから前記中間搬送路にトナーを搬送する第1搬送部とを備え、
    前記取得部は、
    前記第1搬送部の振動を検知し、第1振動情報を生成する第1検知部を備え、
    前記制御部は、生成された前記第1振動情報に基づいて、前記トナーの補給を制御する、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記補給装置は、
    前記中間搬送路から前記現像装置にトナーを搬送する第2搬送部を更に備え、
    前記取得部は、
    前記第2搬送部の振動を検知し、第2振動情報を生成する第2検知部を備え、
    前記制御部は、生成された前記第2振動情報に基づいて、前記トナーの補給を制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得部は、前記トナーコンテナの前記トナーの残量を示す残量情報を取得し、
    前記制御部は、前記第2搬送部の駆動と、前記駆動に伴う振動量とを制御し、
    前記制御部は、前記残量情報が示す前記トナーの残量が少ないほど、前記第2搬送部の前記振動量が大きくなるように、前記第2搬送部の駆動を制御する、
    請求項5に記載の画像形成装置。
JP2019075632A 2019-04-11 2019-04-11 画像形成装置 Pending JP2020173357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019075632A JP2020173357A (ja) 2019-04-11 2019-04-11 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019075632A JP2020173357A (ja) 2019-04-11 2019-04-11 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020173357A true JP2020173357A (ja) 2020-10-22

Family

ID=72831041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019075632A Pending JP2020173357A (ja) 2019-04-11 2019-04-11 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020173357A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4640972B2 (ja) 画像形成装置、トナー残量検出プログラム、及び記録媒体
JP4434256B2 (ja) 画質安定化装置及び画像形成装置
JP4671824B2 (ja) 画像形成装置
JP6269460B2 (ja) 画像形成装置
JP5705811B2 (ja) 画像形成装置およびトナー残量管理方法
US7848664B2 (en) Toner supply device and image forming apparatus
JP6798213B2 (ja) 画像形成装置、トナー供給方法およびトナー供給プログラム
CN102289166B (zh) 图像形成装置以及色调剂补给控制方法
JP6135164B2 (ja) 画像形成装置
JP2006227325A (ja) 画像形成装置
JP5103843B2 (ja) 画像形成装置
JP6060633B2 (ja) 画像形成装置およびそのトナー補給制御方法
JP2012194379A (ja) 画像形成装置及びトナー補給方法
US20140193166A1 (en) Image forming apparatus
CN110780553B (zh) 图像形成装置
JP2020173357A (ja) 画像形成装置
US10185521B2 (en) Image forming apparatus that controls power supply based on result detected by human sensor
JP2006308941A (ja) 画像形成装置
JP7281079B2 (ja) 画像形成装置
JP2005274738A (ja) 画像形成装置
JP5867328B2 (ja) 画像形成装置
JP2012194360A (ja) 画像形成装置及びトナー補給方法
US20230367238A1 (en) Device management system and cooperation method
JP7135875B2 (ja) 画像形成装置、廃トナー管理方法および廃トナー管理プログラム
JP4785468B2 (ja) 画像形成装置