JP2020172726A - 衣料用中綿 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性に富み、軽量で、保温特性に優れる、掛け布団等の寝装寝具やダウンジャケット等の用途に好適に用いられる、衣料用中綿を提供することにある。【解決手段】繊維径が0.5〜5μmの極細繊維を含む衣料用中綿であって、前記衣料用中綿密度が0.001〜0.1g/cm3であり、JIS L1096 8.27.1A法による保温率が60%以上である衣料用中綿であり、好ましくは10〜95質量%の極細繊維を含み、さらには捲縮数10個/25.4mm以上、かつケイ素含有量が10〜5000ppmである衣料用中綿である。【選択図】なし

Description

本発明は、特定の極細繊維を含み、特定の中綿密度とすることで、柔軟性に富み、軽量で、保温特性に優れる、掛け布団等の寝装寝具やダウンジャケット等の用途に好適に用いられる、衣料用中綿に関するものである。
古来より木綿等の天然繊維や羽毛などが掛け布団および枕等の寝装寝具用の中綿として利用されてきた。木綿は重く、嵩高性に優れておらず、体に沿いにくく、かつ圧縮後の回復率も低いという問題がある。また、羽毛を中綿として用いた羽毛布団は、風合いに富み、軽量で、保温性に優れ、体に沿いやすく、嵩高性に優れ、そして圧縮後の回復率の高いことが知られているが、羽毛を得るためには、水鳥を多く飼育しなければならず、その結果、多量の飼料を必要とするばかりか、水鳥の排泄物による水質汚染、または感染症の発生とその拡散という問題が生じている。また、羽毛を詰め綿として使用できるようにするにためには、採毛、選別、消毒、脱脂および布団詰めなどの多くの工程を経る必要があり、かつ、羽毛が舞い上がるという点でも作業が繁雑になり、結果、羽毛を使った寝装寝具の価格は高くなる。
また、中綿の素材としてポリエステル原綿も用いられるが、ポリエステル原綿は、安価で、軽量かつ嵩高性に優れているものの、体に沿いにくく、そして圧縮後の回復率が低いという問題があった。
例えば、特許文献1においては、単繊維繊度0.5dtex以上3.0dtex未満の短繊維と、5.0dtex以上10.0dtex未満の中空繊維と、10.0dtex以上30.0dtex未満の中空繊維と、1.0dtex以上5.0dtex未満の熱接着性短繊維とを混合してなる詰め綿が提案されている。この従来技術では、嵩高性や圧縮回復性を高めることはできたが、十分に保温性を発現することができていなかった。
また、特許文献2においては、単糸繊度が0.001dtex〜1.0dtexのアクリル繊維を含むことで、優れた保温性を有する詰め綿が提案されている。しかしながら、ネップが多く存在するものであり、本来開繊することで発現する保温効果を十分に発揮できていないものであった。
特開2013−177701号公報 国際公開第2015/170741号
本発明は、上記背景のもとになされたものであり、柔軟性に富み、軽量で、保温特性に優れる、掛け布団等の寝装寝具やダウンジャケット等の用途に好適に用いられる、衣料用中綿を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、以下の構成を採用する。
1.繊維径が0.5〜5μmの極細繊維を含む衣料用中綿であって、前記衣料用中綿密度が0.001〜0.1g/cmであり、JIS L1096 8.27.1A法による保温率が60%以上であることを特徴とする衣料用中綿。
2.前記衣料用中綿が、10〜95質量%の極細繊維を含む、前記1に記載の衣料用中綿。
3.前記の極細繊維がポリエステル繊維である、前記1または2に記載の衣料用中綿。
4.前記の極細繊維がポリエステル繊維の固有粘度が0.35〜0.50dL/gであることを特徴とする、前記3に記載の衣料用中綿。
5.前記極細繊維が、捲縮数10個/25.4mm以上、かつケイ素含有量が10〜5000ppmであることを特徴とする、前記1〜4のいずれかに記載の衣料用中綿。
6.前記極細繊維が、ポリジメチルシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン、ポリオキシエチレン共重合ポリジメチルシロキサン、の少なくとも1種類に由来するケイ素を含有する、前記1〜5のいずれかに記載の衣料用中綿。
7.前記衣料用中綿が、5〜30質量%の熱接着性繊維を含む、前記1〜6のいずれかに記載の衣料用中綿。
8.前記熱接着性繊維の繊維径が、5〜25μmである、前記7に記載の衣料用中綿。
9.前記衣料用中綿を構成する前記熱接着性繊維の融点と、前記極細繊維の融点または軟化点の差が30℃以上であり、前記衣料用中綿を構成する前記極細繊維の表面に配された前記熱接着性繊維が、加熱溶融処理されて、熱接着性繊維同士の接触点および/または熱接着性繊維と、極細繊維との接触点の一部が熱接着している前記7または8に記載の衣料用中綿。
本発明によれば、柔軟性に富み、軽量で、保温特性に優れる、掛け布団等の寝装寝具やダウンジャケット等の用途に好適に用いられる、衣料用中綿を提供することが可能となり、その工業的価値は極めて大である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に係る衣料用中綿は、繊維径が0.5〜5μmの極細繊維を含み、中綿密度が0.001〜0.1g/cmであり、保温率が60%以上であることにより、前記課題を解決できることが分かり、本発明に至った。
本発明の衣料用中綿に使用されている極細繊維は、繊維径が0.5〜5μmであることが必要である。0.5μm未満の極細繊維である場合、繊維径が細すぎるためにカード機で開繊が困難となり、十分な保温性が得られなくなる。一方で、5μmを超える場合は、中綿内部において十分な保温性が得られなくなるため好ましくない。
本発明の衣料用中綿は、中綿密度が0.001〜0.1g/cmであることが好ましい。中綿密度が0.001g/cm未満では、中綿内部の空気が拡散しやすく、十分な保温性が得られなくなるため好ましくない。一方で、0.1g/cmを超える場合には、繊維による熱伝導の割合が増加することで、十分な保温性が得られなくなるため好ましくない。中綿密度は0.001〜0.09g/cmであることがより好ましく、0.005〜0.08g/cmであることがさらに好ましい。
本発明の衣料用中綿の保温性や中綿密度を満たすため、極細繊維の混率は10〜95質量%、好ましくは15〜90質量%、更には20〜85質量%の範囲にあることが好ましい。繊維径が0.5〜5μmの極細繊維の混率が10質量%未満では60%以上の十分な保温性が得られにくくなる。一方、繊維径が0.5〜5μmの極細繊維の混率が95質量%を超えると、中綿内部に含まれる空気の量が少なくなり、繊維による熱伝導の割合が増加することで、保温性は反って減少していくので好ましくない。
本発明の衣料用中綿に使用する極細繊維は、ポリエステル繊維であることが好ましい。そのポリエステルとは、一例としてポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、もしくはポリブチレンテレフタレート(ポリテトラメチレンテレフタレート)等のポリアルキレンテレフタレート、またはポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンナフタレート、もしくはポリブチレンナフタレート(ポリテトラメチレンナフタレート)等のポリアルキレンナフタレートといった芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオールのポリエステルを例示することができる。また、ポリアルキレンシクロヘキサンジカルボキシレート等の脂環族ジカルボン酸と脂肪族ジオールから得られるポリエステル、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート等の芳香族ジカルボン酸と脂環族ジオールから得られるポリエステル、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート、もしくはポリエチレンアジペート等の脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールから得られるポリエステル、またはポリ乳酸やポリヒドロキシ安息香酸等のポリヒドロキシカルボン酸等から得られるポリエステルを例示することもできる。
または、これらのポリエステル成分の任意の割合による共重合体やブレンド体が例示される。また、目的に応じてジカルボン酸成分としてイソフタル酸、フタル酸、5−スルホイソフタル酸のアルカリ金属塩、5−スルホイソフタル酸の4級アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸の4級ホスホニウム塩、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、α、β―(4−カルボキシフェノキシ)エタン、4、4−ジカルボキシフェニル、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1、3−シクロヘキサンジカルボン酸もしくは1、4−シクロヘキサンジカルボン酸またはこれらの炭素数1〜10個の有機基からなるジエステル化合物等を1成分または2成分以上共重合させても良い。
また、目的に応じて、ジオール成分としてジエチレングリコール、1、2−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2−ビス(p−β−ヒドロキシエチルフェニル)プロパン、ポリエチレングリコール、ポリ(1,2−プロピレン)グリコール、ポリ(トリメチレン)グリコールもしくはポリ(テトラメチレン)グリコール等を1成分または2成分以上共重合させてもよい。さらに、ω−ヒドロキシアルキルカルボン酸、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、トリメリット酸、またはトリメシン酸等のヒドロキシカルボン酸、または、3個以上のカルボン酸成分もしくは水酸基をもつ化合物を1成分または2成分以上共重合して分岐をもたせてもよい。また、上記に例示されるような組成の異なるポリエステルの混合物も含まれる。
本発明に用いられる極細繊維を構成する熱可塑性樹脂には、必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
本発明においては、前記ポリエステル繊維の固有粘度が0.35〜0.50dL/gであることが好ましい。固有粘度が0.35dL/g未満であると、成型加工時の溶融粘度が低いことによる樹脂の分配ムラが発生して、成型が困難であるため好ましくない。一方で、固有粘度が0.50dL/gを超えると、延伸時の倍率が十分に得られないことや、繊維のモジュラスによる中綿の風合いが固くなる等の理由から好ましくない。
本発明に用いる前記極細繊維は、その捲縮数が10個/25.4mm以上であることが好ましい。さらには10〜30個/25.4mmであることが、特には12〜24/25.4mmの範囲であることが好ましい。捲縮数が10個/25.4mm未満では、カード工程を安定的に通過することができない。一方、捲縮数が30個/25.4mmを超えると、本発明の他の要件を満たしても繊維同士の絡み合いが強くなり、ネップ等の欠点を発生させる傾向にある。
そして、本発明の衣料用中綿に使用される極細繊維には、ケイ素含有量が10〜5000ppmが含まれることが好ましい。このようなケイ素は、繊維を構成する樹脂中に練りこみされていても構わないが、繊維表面に配置されていることがより好ましい。ケイ素含有量としては、さらには20〜4000ppmであることが好ましく、特には30〜3000ppmの範囲であることが好ましい。ケイ素含有量が10ppm未満であると、繊維の開繊性や単糸切れによる欠点増加、中綿の加工性が低下する等の理由のため好ましくない。一方で、ケイ素含有量が5000ppmを超える場合には、繊維成型加工工程や中綿加工工程におけるスカム発生によって加工性が低下することに加え、繊維の物性等が低下する傾向にあるため好ましくない。
ケイ素の含有量については、例えば繊維表面に配する場合は、ケイ素を含む界面活性剤の濃度を増減させることで調節させることが可能であり、また繊維内部に配する場合は、溶融紡糸工程で添加するケイ素量によって調節することが可能である。
このように、ケイ素を含有させるためには、ケイ素を含む化合物として添加することが好ましい。より具体的には、ポリジメチルシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン、ポリオキシエチレン共重合ジメチルポリシロキサンなどが例示され、少なくとも1種類を含むことが好ましい。
ケイ素を含む化合物の分子量としては、5000〜5万の範囲にあることが好ましい。ケイ素を含む上記化合物は、特に繊維の表面上に配置する場合に好ましく用いられ、この場合、ケイ素を含む化合物は、単独で付与しても、静電性、収束性、抗菌性、忌避性等の機能を有するその他の成分と混合して使用しても特に構わない。その他の成分としてはアルキルホスフェート金属塩を油剤中に含むことが好ましく、特にはラウリルホスフェート金属塩などの炭素数が8〜18のアルキルホスフェート金属塩を含むことが好ましい。
さらに、このケイ素を含む化合物は、ケイ素成分の繊維からの脱落耐久性の観点から、架橋反応するものであることが好ましい。架橋反応させるためには、複数の反応性官能基を有していることが必要であるが、その場合はアミノ変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン、もしくはこれらを混合した成分を用いることが特に有効である。さらには、アミノ変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン以外の反応性成分をさらに混合させることも好ましい。また、上記耐久性が必要とされない場合は、ジメチルポリシロキサン、ポリオキシエチレン共重合ジメチルポリシロキサン等の非反応性成分を適用することができ、短繊維が柔軟となる。加工性調整、繊維の親水性調整のためには、ポリオキシエチレン成分を共重合したジメチルポリシロキサンを使用することが好ましい。もっとも一般的には、非修飾のジメチルポリシロキサンが好ましい。このようなケイ素を含む化合物は、溶液として繊維に付着した後に乾燥するなどして繊維に処理し、本発明の衣料用中綿中に含有される。
化合物として添加した場合、ケイ素含有量が少なすぎると、繊維の開繊性や単糸切れによる欠点が増加する。一方で、ケイ素含有量が多すぎる場合には、過剰な成分がスカムとなって不織布加工工程で脱落・汚染し、工程調子が悪化することになる。
又、本発明の衣料用中綿は、5〜30質量%の熱接着性繊維を含むことが好ましく、10〜25質量%がより好ましい。熱接着性繊維が5質量%に満たないと、中綿の形状安定性が劣り、30質量%を超えると、衣料用中綿の柔軟性や保温性が劣る方向となる。
また、前記熱接着性繊維は、その繊維径が、5〜25μmであることが好ましく、7〜23μmがより好ましい。熱接着性繊維が5μmに満たないと、繊維が断線し、形状が保持できない。25μmを超えると、衣料用中綿の柔軟性や保温性が劣る方向となる。
本発明の衣料用中綿を構成する前記熱接着性繊維の融点は、前記極細繊維の融点との差が30℃以上であることが好ましく、更には40℃以上低いことがより好ましい。融点の差が30℃よりも小さいと熱風やカレンダー熱ローラー、エンボス熱ローラー等で熱接着性繊維の熱接着性ポリマーを融解させるとき、極細繊維がポリマーの部分融解による硬化をおこしてしまい、中綿の柔軟性に欠けるものとなる。
そして、本発明の衣料用中綿を構成する前記極細繊維の表面に配された前記熱接着性繊維が、加熱溶融処理されて、熱接着性繊維同士の接触点および/または熱接着性繊維と極細繊維との接触点の一部が熱接着していることが好ましい。
前述のように接触点の一部が熱接着されておらず、繊維束状や塊状に接着されていると、柔軟性や軽量性に劣るだけでなく、中綿が含む空気量が少なくなるので、保温性にも劣るようになる。一方、接触点が熱接着されていないと、中綿の形態安定性に劣り、変形により潰れやすくなるので、不利な方向ではある。但し、前述の高い捲縮や低い繊維摩擦により、中綿が一旦潰れても嵩が回復性しやすいので、それほど大きな問題にはならない。
なお、本発明で使用される熱接着性繊維は、単一ポリマーのものであってもよく、鞘ポリマーが芯ポリマーより30℃以上低い融点または軟化点からなる芯鞘型複合繊維等の多成分ポリマーからなる複合繊維であってもよいが、熱接着時の寸法変形がしにくいことや、接触点の熱接着形状が繊維束状や塊状になりにくい点から、芯鞘型複合繊維または偏芯芯鞘型複合繊維が特に好ましく用いられる。なお、熱接着性繊維を構成するポリマーは、融点をもつ結晶性ポリマーであっても、明確な融点をもたない非晶性ポリマーであってもよい。具体的な熱接着性繊維を構成する極細繊維の融点または軟化点の差が30℃以上のポリマーとしては、何ら制限を受けないが、イソフタル酸やアジピン酸、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールを共重合したポリエチレンテレフタレート等のポリエステル類、ポリエチレンやポリプロピレン、エチレンプロピレン共重合体、無水マレイン酸変性ポリエチレンなどのポリオレフィン類、ポリアミド6やポリアミド11等の脂肪族ポリアミド類などが例示される。
このような本発明の衣料用中綿は、柔軟性に富み、軽量で、保温特性に優れる、掛け布団等の寝装寝具やダウンジャケット等の用途に好適に用いられるため、工業的にも極めて有効である。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下に本発明の構成および効果を具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明は、これら実施例になんら限定を受けるものではない。なお、部とは特段断らない限りは質量部を表すものとし、実施例および比較例中の各物性値は、以下の方法に従って測定した。
(1)繊維径
実施例で得られた極細繊維を100本取り出し、光学顕微鏡にてその直径を計測して、その平均値より算出した。
(2)融点、軟化点
ISO11357−3、ASTM D3418に準拠し測定を行った。例えば、セイコー電子工業(株)製の示差走査熱量計(DSC)を用いることにより測定することができる。なお、昇温速度20℃/分で室温から350℃まで昇温し、複合繊維の原料となる各樹脂を完全に融解させたあと、速度10℃/分で50℃まで降温し、更に20℃/分の速度で350℃まで昇温するときに得られる吸熱ピークの頂点を融点とし、また、融点のような山型あるいは谷型の吸熱ピークを示さず、吸熱方向に肩状の段差を示す吸熱曲線の中央部温度を軟化点(ガラス転移点)とした。
(3)固有粘度:[η]
ポリエステル繊維の場合には、繊維(ポリマー)サンプル0.12gを10mLのテトラクロロエタン/フェノール混合溶媒(容量比1/1)に溶解し、35℃における固有粘度(dL/g)を測定した。
(4)捲縮数
JIS L 1015:2005 8.12.1〜8.12.3法に記載の方法により測定した。
(5)ケイ素含有量
サンプルの衣料用中綿から取り出した直径5μm未満の極細繊維をタブレット状に成型加工し、RIGAKU製蛍光X線測定装置(ZSX)でタブレットの表面、裏面をそれぞれ2回測定し、その平均値を算出した。
(6)中綿密度
JIS L 1097:1982に記載の比容積(かさ高性)測定方法により測定した。
(7)保温性
JIS L1096 8.27.1A法に基づいて、サンプルを20cm角に採取し、保温性を評価した。
[実施例1]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤に上記トウをディップして付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、熱接着性繊維として、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
なお、熱接着性繊維の鞘ポリマーとして用いている、イソフタル酸40mol%共重合PETは、非晶性であり、明確な融点を示さないが(軟化点53℃)、110℃以上で熱接着性を示すことから、極細繊維および芯ポリマーのPET(融点256℃)との温度差は30℃以上ある。
[実施例2]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は22個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例3]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率97.4倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径1.7μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例4]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、直径14.4μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例5]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、直径7.1μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例6]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維75質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET25質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例7]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維50質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET25質量%と、直径27.1μmの丸断面を有するPET25質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例8]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維25質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET25質量%と、直径27.1μmの丸断面を有するPET50質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例9]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維15質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET25質量%と、直径27.1μmの丸断面を有するPET60質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例10]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維25質量%と、直径27.1μmの丸断面を有するPET75質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層することで中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[比較例1]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量440g/分で吐出し、これを1300m/分の速度で引き取り、単糸繊度が1.4dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率2.7倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径8.2μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維90質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PET10質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層した後、150℃×5分熱処理して中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[比較例2]
固有粘度が0.47dL/gのポリエチレンテレフタレート(PET)チップを290℃で溶融し、2504個の丸孔を有する紡糸口金から吐出量340g/分で吐出し、これを500m/分の速度で引き取り、単糸繊度が2.7dtexのポリエチレンテレフタレート未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて温水中において全延伸倍率32.8倍となるように延伸し、12万dtexのトウを得た。その後、ラウリルホスフェート塩を主成分とし、ケイ素を含む成分としてジメチルポリシロキサン(Mw=10,000)を添加した油剤を付与した。さらに、押し込み式クリンパ―ボックスにて捲縮を付与し、繊維径2.8μm、繊維長20mmの乾式不織布用極細短繊維を得た。捲縮数は17個/25.4mmであった。得られた極細繊維5質量%と、直径20.0μmの芯PET/鞘イソフタル酸40mol%共重合PETの繊維25質量%と、直径27.1μmの丸断面を有するPET70質量%を混合し、カード機にて開繊、ウェブ積層することで中綿を得て、保温性評価を実施した。結果を表1に示す。
[実施例11]
乾式不織布用極細短繊維の油剤をラウリルホスフェート塩のみからなる油剤に変更した以外は、実施例1と同様に実施した。油剤のケイ素を含有しないため、カード通過性は悪化傾向にあり、カードウェブの繊維密度が小さい箇所が部分的に見られ、保温性は実施例1よりは劣る傾向となった。結果を表1に示す。
Figure 2020172726

Claims (9)

  1. 繊維径が0.5〜5μmの極細繊維を含む衣料用中綿であって、前記衣料用中綿密度が0.001〜0.1g/cmであり、JIS L1096 8.27.1A法による保温率が60%以上であることを特徴とする衣料用中綿。
  2. 前記衣料用中綿が、10〜95質量%の極細繊維を含む、請求項1に記載の衣料用中綿。
  3. 前記の極細繊維がポリエステル繊維である、請求項1または2に記載の衣料用中綿。
  4. 前記の極細繊維がポリエステル繊維の固有粘度が0.35〜0.50dL/gであることを特徴とする、請求項3に記載の衣料用中綿。
  5. 前記極細繊維が、捲縮数10個/25.4mm以上、かつケイ素含有量が10〜5000ppmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の衣料用中綿。
  6. 前記極細繊維が、ポリジメチルシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン、ポリオキシエチレン共重合ポリジメチルシロキサン、の少なくとも1種類に由来するケイ素を含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の衣料用中綿。
  7. 前記衣料用中綿が、5〜30質量%の熱接着性繊維を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣料用中綿。
  8. 前記熱接着性繊維の繊維径が、5〜25μmである、請求項7に記載の衣料用中綿。
  9. 前記衣料用中綿を構成する前記熱接着性繊維の融点と、前記極細繊維の融点または軟化点の差が30℃以上であり、前記衣料用中綿を構成する前記極細繊維の表面に配された前記熱接着性繊維が、加熱溶融処理されている、請求項7または請求項8に記載の衣料用中綿。
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