JP2020172231A - 車両用ホイール - Google Patents

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洋平 酒井
寛 藤岡
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寛 藤岡
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Takahiro Hatakeyama
貴裕 畠山
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    • B60B25/00Rims built-up of several main parts ; Locking means for the rim parts
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】本発明は、慣性モーメントの増大を図ることができる車両用ホイール1を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の車両用ホイール1は、回転軸Oに直交する分割面MでアウタホイールOWとインナホイールIWとに分割された車両用ホイール1において、アウタホイールOWとインナホイールIWとの外周側に跨って形成されたウェル部5と、アウタホイールOWとインナホイールIWとに跨って形成されボルト13により締結される複数の締結部10と、を備え、複数の締結部10は、ウェル部5の外周側に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ホイールに関する。
車両用ホイールは、車軸に連結するディスクと、ディスクに外周側に連続してタイヤが装着されるリムと、を備える金属部品である。このような車両用ホイールは、1つの部品から構成されるワンピースホイール以外に、2つの部品から構成されるツーピースホイールや、3つの部品から構成されるスリーピースホイールが従来から開発されている。
例えばツーピースホイールの例として下記特許文献1には、車外側に配置されたアウタホイールと、車体側に配置されたインナホイールと、を組み合わせて成る車両用ホイールが開示されている。
また、下記特許文献1,2の車両用ホイールには、各部品を組み合わせるため、ボルトに締結される締結部が形成されている。
特開2011−255822号公報 特開2007−69340号公報
ところで、車両用ホイールは、タイヤから入力した外力により振動するおそれがある。よって、車両用ホイールは、外力の入力による振動を抑制するため、慣性モーメントの増大化が常に求められている。
しかしながら、上記特許文献の締結部は、リムの内周側やスポークに形成され、比較的回転軸寄りに位置している。このため、車両用ホイールの慣性モーメントの増大に対する寄与が小さく、改良の余地がある。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、慣性モーメントの増大を図ることができる車両用ホイールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の車両用ホイールは、回転軸に直交する分割面でアウタホイールとインナホイールとに分割された車両用ホイールにおいて、前記アウタホイールと前記インナホイールとの外周側に跨って形成されたウェル部と、前記アウタホイールと前記インナホイールとに跨って形成されボルトにより締結される複数の締結部と、を備え、前記複数の締結部は、前記ウェル部の外周側に配置されていることを特徴とする。
本発明の車両用ホイールによれば、慣性モーメントが増大し、タイヤから外力が入力しても振動し難い。
実施形態の車両用ホイールの上半分を回転軸及び上下方向を含む平面で切り、その断面を後方から視た断面図である。 図1の締結部近傍を拡大した拡大図である。 インナホイールを車外側から視た側面図である。 図3のインナホイールの一部を拡大した拡大図である。 スペーサを装着した状態の拡大断面図である。 第一の変形例に係る車両用ホイールの拡大断面図である。 第二の変形例に係る車両用ホイールの拡大断面図である。 第三の変形例に係る車両用ホイールの拡大断面図である。
次に本発明の実施形態に係る車両用ホイール1について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、車両用ホイール1は、回転軸Oに直交する面(以下、分割面Mという)を基準に、車外側に配置される部品(以下、アウタホイールOWという)と、車体側に配置される部品(以下、インナホイールIWという)とから構成され、ツーピース構造となっている。
車両用ホイール1は、車軸ハブ(不図示)と連結するディスク2と、タイヤ(不図示)が装着されるリム3と、を備えている。
ディスク2は、スポーク型ディスクである。よって、ディスク2は、車軸ハブに締結されて回転軸O回りに回転するホイールハブ2aと、ホイールハブ2aの外周面から放射状に延出する複数のスポーク2bと、を備えている。
リム3は、円筒状に形成され、回転軸Oを中心に周方向に延在している。リム3の車外側端部の内周側には、ディスク2のスポーク2bが連続している。リム3の外周面であって幅方向の両端側には、平面に形成された一対のビードシート部4,4が形成されている。また、リム3の外周面であって幅方向の中央部には、内周側に窪むウェル部5が形成されている。
ビードシート部4は、タイヤのタイヤビード部が当接し、タイヤを径方向内側から支持する部位である。ビードシート部4の外側には、径方向外側に突出するリムフランジ6が形成されている。また、ビードシート部4の内側には、径方向外側に僅かに膨出するハンプ部7が形成されている。これにより、ビードシート部4に支持されるタイヤビード部は、リムフランジ6とハンプ部7とに係止して幅方向に移動しないように規制される。
なお、2つのハンプ部7のうち、車外側に配置されたハンプ部7が特許請求の範囲に記載された「アウタホイール側ハンプ部7a」に相当し、車体側に配置されたハンプ部7が特許請求の範囲に記載された「インナホイール側ハンプ部7b」に相当する。
ウェル部5は、タイヤを装着させる際にタイヤビード部を落とし込むための空間である。ウェル部5は、前記した分割面Mと重なっている。このため、ウェル部5がアウタホイールOWとインナホイールIWとに跨って形成されている。
ウェル部5の底面8には、締結部10と、同心度部(図3参照)20とが形成されている。
以下、ウェル部5の底面8のうちアウタホイールOWの方をアウタホイール側底面8aと称し、インナホイールIWの方をインナホイール側底面8bと称する。
図2に示すように、締結部10は、ボルト13により締結されることでアウタホイールOWとインナホイールIWとを一体化するためのものである。締結部10は、アウタホイールOWとインナホイールIWとに跨って形成されている。よって、締結部10は、アウタホイールOWに形成されたアウタホイール側締結部11と、インナホイールIWに形成されたインナホイール側締結部12と、を備えている。
インナホイール側締結部12は、インナホイール側底面8bから径方向外側に突出している。図3に示すように、インナホイール側締結部12は、インナホイール側底面8bに沿って周方向に延在し、環状となっている。
図2に示すように、アウタホイール側締結部11は、アウタホイール側底面8aから径方向外側に突出している。特に図示しないが、アウタホイール側締結部11は、アウタホイール側底面8aに沿って周方向に延在し、環状となっている。
アウタホイール側締結部11は、アウタホイール側底面8aのうち車体側端部に位置している。インナホイール側締結部12は、インナホイール側底面8bのうち車外側端部に位置している。このため、アウタホイール側締結部11とインナホイール側締結部12とは全周に亘って当接している。
アウタホイール側締結部11には、車幅方向に貫通する円形状の大径孔11aが形成されている。この大径孔11aは、ボルト13の軸部13aよりも大径に形成されている。インナホイール側締結部12には、車外側に向って開口する雌ねじ孔12aが形成されている。
図3に示すように、雌ねじ孔12aは、インナホイール側締結部12に対して周方向に等間隔で複数形成されている。特に図示しないが、大径孔11aは、雌ねじ孔12aと同数の個数であり、かつ、アウタホイール側締結部11に対し周方向に等間隔に形成されている。なお、本実施形態の大径孔11aと雌ねじ孔12aは、26個ずつ形成されている。
そして、ボルト13の軸部13aがアウタホイール側締結部11の車外側から大径孔11a内に挿入され、ボルト13の軸部13aが雌ねじ孔12aに螺合している。これにより、アウタホイール側締結部11は、ボルト13の頭部13bによりインナホイール側締結部12側に締め付けられ、アウタホイールOWとインナホイールIWとが一体化している。
図2に示すように、アウタホイール側締結部11とインナホイール側締結部12とにおける底面8からの突出量は同じ量となっている。よって、締結部10の外周面10aは、幅方向に段差なく形成されている。また、締結部10の外周面10aは、ハンプ部7(アウタホイール側ハンプ部7a及びインナホイール側ハンプ部7b)よりも径方向内側に位置している(図1の補助線Hを参照)。ここで、ハンプ部7は、ビードシート部4のウェル部5側端部において、径方向外側に向けて突出する凸部である。また、補助線Hは、ハンプ部7の径方向頂点の高い方と接し、回転軸Oと平行な線である。
また、大径孔11aは、ボルト13の軸部13aよりも大径に形成されていることから、アウタホイール側締結部11における径方向外側の壁部の肉厚N11は、インナホイール側締結部12における径方向外側の壁部の肉厚N12よりも薄くなっている。
そのほか、アウタホイール側締結部11の幅方向の長さL11は、インナホイール側締結部12(インナホイール側底面8bに対して厚肉に形成されている部位)の幅方向の長さL12よりも短く形成されている。
なお、締結部10の外周面10aは、アウタホイール側ハンプ部7a及びインナホイール側ハンプ部7bのうち高い方の径方向頂点よりも内径側に位置していればよい。かかる構成によると、タイヤが車両用ホイール1に組み付けられる際に、タイヤのタイヤビード部が締結部10及び各ハンプ部7a,7bを好適に乗り越えることができる。
同心度部20は、アウタホイール及びインナホイールIWの回転軸Oを互いに一致させるためのものである。同心度部20は、アウタホイールOWに形成されたアウタホイール側同心度部(不図示)と、インナホイールIWに形成されたインナホイール側同心度部22と、複数のノックピン(不図示)を備えている。
なお、アウタホイール側同心度部とインナホイール側同心度部22とは分割面Mを基準に面対称に形成されている。よって、代表例として、インナホイール側同心度部22を説明し、アウタホイール側同心度部の説明を省略する。
インナホイール側同心度部22は、アウタホイール側締結部11において分割面Mに開口する3つの有底穴23により構成されている。各有底穴23は、回転軸Oを中心とする円周上に配置されている。また、各有底穴23は、周方向に等間隔に形成されている
そして、図示しない円柱状のノックピンがインナホイール側同心度部22の有底穴23とアウタホイール側同心度部において分割面Mに開口する有底穴とに跨って挿入され、アウタホイールOWの中心とインナホイールIWの中心とが回転軸Oにおいて一致している。なお、ノックピンは、有底穴23内に嵌合しており、脱落しないようになっている。
図3,図4に示すように、インナホイールIWの合わせ面30には、周方向に延在する環状の環状溝31が形成されている。
図2に示すように、環状溝31内にはOリング32が配置されており、このOリング32により、アウタホイールOWの合わせ面34とインナホイールIWの合わせ面30との間が封止されている。
次に、実施形態の車両用ホイール1の作用効果について説明する。
実施形態の車両用ホイール1は、回転軸Oに直交する分割面Mで分割されたアウタホイールOWとインナホイールIWとにより構成されている。
上記構成によれば、アウタホイールOWは、外側から視認可能なディスク2(車軸ハブと複数のスポーク2b)とリム3の車体側部位とが一体に形成されており、ホイールの意匠用面を構成している。よって、車両用ホイール1全体を交換することなく、アウタホイールOWのみを交換することで、デザインの異なる車両用ホイール1とすることができ、車両用ホイール1の利便性が向上する。
また、実施形態の車両用ホイール1は、回転軸Oに直交する分割面MでアウタホイールOWとインナホイールIWとに分割された車両用ホイール1において、アウタホイールOWとインナホイールIWとの外周側に跨って形成されたウェル部5と、アウタホイールOWとインナホイールIWとに跨って形成されボルト13により締結される複数の締結部10と、を備え、複数の締結部10は、ウェル部5の外周側に配置されている。
上記構成によれば、複数の締結部10は、ホイールハブ2aから比較的離間したウェル部5の外周側に配置されているため、車両用ホイール1の慣性モーメントが増大する。これにより、タイヤから車両用ホイール1に外力が入力しても車両用ホイール1が振動し難い。
また、従来技術の締結部は、リムの内周側に配置され、リムの内周側の空間を占有していた。このため、リムの内周側のデザインが制限されたり、空力性能が低下したり、或いは、リムの内周側に配置されるブレーキパッドが冷却し難くなったりした。
しかしながら、上記構成によれば、リム3の外周側に配置されるため、リム3の内周側のデザインが自由となり、空力性能も向上する。さらに、ブレーキパッドが冷却され易くなり冷却性能も向上する。
また、実施形態の締結部10は、アウタホイールOWに形成されたアウタホイール側締結部11と、インナホイールIWに形成されたインナホイール側締結部12と、により構成され、アウタホイール側締結部11は、インナホイール側締結部12よりも回転軸O方向の長さが短い(L11<L12)。
上記構成によれば、アウタホイールOWに使用される材料が低減する。言い換えると、デザインが異なる複数のアウタホイールOWのそれぞれについて材料を低減することができる。よって、インナホイールIWの方を短くした場合よりも材料を大きく低減することができる。
また、実施形態の車両用ホイール1のアウタホイール側締結部11は、インナホイール側締結部12よりもボルト13の径方向の厚みが小さい。
上記構成によれば、デザインが異なる複数のアウタホイールOWのそれぞれについて材料を低減することができる。よって、インナホイールIWの方を短くした場合よりも材料を大きく低減することができる。
また、実施形態の車両用ホイール1における複数の締結部10は、回転軸Oを中心とする円周上で等間隔に配置されている。
上記構成によれば、ホイールバランスに与える影響が小さい。
また、実施形態の車両用ホイール1のアウタホイールOWは、アウタホイール側ハンプ部7aを有し、インナホイールIWは、インナホイール側ハンプ部7bを有し、複数の締結部10は、アウタホイール側ハンプ部7a及びインナホイール側ハンプ部7bのうち高い方の頂点よりも径方向内側(内周側)に位置している。
上記構成によれば、ウェル部5に締結部10を配置してもタイヤビード部に引っ掛かり難く、タイヤの組み付け性を損なわない。
また、実施形態の車両用ホイール1において、アウタホイールOWとインナホイールIWとの間には、Oリング32が配置され、Oリング32は、複数の締結部10よりも内周側に位置している。
上記構成によれば、アウタホイールOWとインナホイールIWとの間からタイヤ空気室(タイヤとリム3とに囲まれる空間)内に雨水等の液体が浸入することを防止できる。また、重量が大きい締結部10が重量の小さいOリング32よりも外周側に配置される。このため、Oリング32を締結部10の外周側に配置した場合よりも車両用ホイール1の慣性モーメントが増大しており、車両用ホイール1がさらに振動し難い。
また、実施形態の車両用ホイール1によれば、図5に示すように、アウタホイールOWとインナホイールIWとの間にスペーサ35を介在させることで車両用ホイール1の幅を変更することができる。つまり、装着するタイヤの幅に併せて車両用ホイール1全体を交換する必要がなく、車両用ホイール1の利便性が向上する。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記した例に限定されない。
実施形態の締結部10は26個形成されているが、本発明においては複数形成されていればよく、特に個数の限定はない。
また、実施形態では、アウタホイール側締結部11に大径孔11aが形成され、インナホイール側締結部12に雌ねじ孔12aが形成されているが、本発明は、アウタホイール側締結部の方に雌ねじ孔を形成し、インナホイール側締結部の方に大径孔を形成してもよい。
また、図6に示すように、第一の変形例に係る車両用ホイール1Aにおいて、実施形態の同心度部20に代えて、円筒部(凸部)40と、その円筒部40が嵌合する凹部41と、による嵌合部を複数の締結部10においてボルト13よりも内周側に形成してもよい。
円筒部40は、インナホイールIWの径方向内部(主にウェル部5を構成する部位)から車体側に突出しており、外周面40aが回転軸(図6において不図示)を中心に円形状に形成されている。本変形例では、円筒面40の幅方向において凹部41と対向する面(ボルト締結面)が、合わせ面30となる。
凹部41は、アウタホイールOWの径方向内部(主にウェル部5を構成する部位)から車体側に窪んでいる。本変形例では、凹部41の幅方向において円筒面40と対向する面(ボルト締結面)が、合わせ面34となる。また、凹部41の内周面41aは、回転軸(図6において不図示)を中心に円形状に形成されている。また、内周面41aの内径は、外周面40aよりも僅かに小さく形成されている。そして、凹部41の内周面41aに円筒部40の外周面40aが嵌合し、アウタホイールOWの中心とインナホイールIWの中心とが一致するようになっている。第一の変形例において、凸部40及び凹部41は、それぞれインナホイール側締結部12及びアウタホイール側締結部11の径方向内端部に形成されており、凹部41の径方向内側は、開放されている。
第一の変形例の車両用ホイール1Aにおいて、アウタホイールOWは、凹部41を有し、インナホイールIWは、前記凹部41と嵌合可能な凸部40を有する。
上記構成によれば、デザインが異なる複数のアウタホイールOWのそれぞれについて、凹部41の分だけ材料を低減し、コストを削減することができる。また、凸部40と凹部41との嵌合によって、インナホイールIWとアウタホイールOWとの中心軸(回転軸O)を好適に合わせることができる。
また、図7に示すように、第二の変形例に係る車両用ホイール1Bにおいて、円筒部(凸部)40及び凹部41は、複数の締結部10よりも外周側に位置してもよい。この場合には、インナホイールIWにおける円筒部(凸部)40の内周面40bは、アウタホイールOWにおける凹部41の外周面41bに嵌合する。第二の変形例において、凸部40及び凹部41は、それぞれインナホイール側締結部12及びアウタホイール側締結部11の径方向外端部に形成されており、凹部41の径方向外側は、開放されている。
第二の変形例の車両用ホイール1Bにおいて、凹部41及び凸部40は、複数の締結部10においてボルト13よりも外周側に位置している。
上記構成によれば、凹部41の外周面41bによって締結面の隙間(外周面41bよりも径方向内側の隙間)を隠し、意匠性を向上することができる。また、空力性能を向上することができる。
また、図8に示すように、第三の変形例に係る車両用ホイール1Cでは、第二の変形例に係る車両用ホイール1Bと比較して、アウタホイールOWには凹部41が形成されていない。また、車両用ホイール1Cにおいて、インナホイールIWにおける円筒部(凸部)40の内周面40bがアウタホイールOWにおけるアウタホイール側締結部11の外周面に嵌合する。
上記構成によれば、凹部41を形成する手間を省きつつ、第二の変形例に係る車両用ホイール1Bと同様の効果を奏することができる。
1,1A,1B,1C 車両用ホイール
OW アウタホイール
IW インナホイール
4 ビードシート部
5 ウェル部
8a アウタホイール側底面
8b インナホイール側底面
10 締結部
11 アウタホイール側締結部
12 インナホイール側締結部
13 ボルト
20 同心度部
30,34 合わせ面
40 円筒部(凸部)
41 凹部
M 分割面
O 回転軸

Claims (8)

  1. 回転軸に直交する分割面でアウタホイールとインナホイールとに分割された車両用ホイールにおいて、
    前記アウタホイールと前記インナホイールとの外周側に跨って形成されたウェル部と、
    前記アウタホイールと前記インナホイールとに跨って形成されボルトにより締結される複数の締結部と、を備え、
    前記複数の締結部は、前記ウェル部の外周側に配置されていることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記締結部は、前記アウタホイールに形成されたアウタホイール側締結部と、前記インナホイールに形成されたインナホイール側締結部と、により構成され、
    前記アウタホイール側締結部は、前記インナホイール側締結部よりも前記回転軸方向の長さが短いことを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記アウタホイール側締結部は、前記インナホイール側締結部よりもボルトの径方向の厚みが小さいことを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記複数の締結部は、前記回転軸を中心とする円周上で等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  5. 前記アウタホイールは、アウタホイール側ハンプ部を有し、
    前記インナホイールは、インナホイール側ハンプ部を有し、
    前記複数の締結部は、前記アウタホイール側ハンプ部及び前記インナホイール側ハンプ部のうち高い方の頂点よりも径方向内側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  6. 前記アウタホイールと前記インナホイールとの間には、Oリングが配置され、
    前記Oリングは、前記複数の締結部よりも内周側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  7. 前記アウタホイールは、凹部を有し、
    前記インナホイールは、前記凹部と嵌合可能な凸部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  8. 前記凹部及び前記凸部は、前記複数の締結部において前記ボルトよりも外周側に位置していることを特徴とする請求項7に記載の車両用ホイール。
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