JP2020171388A - 不整地対応脚長調節装置 - Google Patents

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豊 畑内
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Abstract

【課題】テーブルを不整地に設置する場合に、設置場所の傾斜や凹凸に対応して、全脚を接地させつつ天板を水平に設置する手間と時間を軽減できる不整地対応脚長調節装置を提供する。【解決手段】脚長調節装置は、流体量により脚長が伸縮する手段を持つ脚とその伸縮手段への流体経路4に開閉バルブ5を持つ複数の脚と、各脚の開閉バルブ5を介し全脚の流体6の経路4が一体として接続され、全バルブ5を一元的に開閉できるバルブ連動機構7から成り、不整地への設置であっても、バルブ連動機構7により全バルブ5を開き全体の流体6の圧力を均一にすることで全脚を接地させてガタつきを無くし、同時に、水準器を用いて手で天板の傾きを補正してバルブ5を閉じ全脚の脚長を固定することで、水平又は必要な傾きに設置可能な、テーブルのワンタッチ設置手段を提供するものである。【選択図】図2

Description

テーブルや椅子の脚長の調節装置に関する
テーブルのガタつきや傾斜を補正するものとしては脚下部に取り付けられたネジで調節する特許文献1、特許文献2のようなものが公知であるが、各脚ごとに個別に調整する必要があり手間と時間がかかり、手軽に移動や向きを変えることには適さない。又、油圧により高さを調節するもの特許文献3があるが傾斜や凸凹に対応するものではない。特殊作業車両の設置等の用途では油圧式の設置装置もあるが動力油圧ポンプと制御装置を必要とし重く嵩張り、テーブル等の設置用としては使えない。
実開昭53−000001 実登3109117 特開平01−141603
野外においてテーブルを設置する場合、設置場所にはほとんどの場合、水はけの為の傾斜や凸凹があり、テーブルをガタつかず水平に設置するには、各脚を個別に脚長を調節する必要があり、手間と時間のかかる作業であった。
本発明に係る脚長調節装置は、流体量により脚長が伸縮する手段を持つ脚とその伸縮手段への流体経路4に開閉バルブ5を持つ複数の脚と、各脚の開閉バルブ5を介し全脚の流体経路4が一体として接続され、全開閉バルブ5を一元的に開閉できるバルブ連動機構7を持つ装置であり、バルブ連動機構7により全開閉バルブ5を開き全体の圧力を均一にし、全脚を接地させた後、再び全バルブ5を閉じ、全脚の脚長を固定することにより、ガタつきの無い設置が完了し、同時に、水準器を用いて手で天板の傾きを補正して全開閉バルブ5を閉じれば、水平又は必要な傾きに設置できるワンタッチ設置手段を提供するものである。
本発明の脚長調節装置をテーブル用として使用した場合、脚数を増やしてもワンタッチで一度に全脚の調節ができるため、ガレ場等の不安定な場所への設置では脚数を増やして安定性や安全性を高めることが可能であり、不整地に簡単に設置できるため、向きを変えたり移動させる時にも再調節の煩わしさが無くなるだけでなく、野外での設置時も整地の必要が無くなり自然破壊の防止にも役立つ。
本発明に係る脚長調節装置の機構説明図である。 本発明に係る脚長調節装置の動作時の流体の流れと脚の伸縮動作の説明図である。 設置完了状態の脚長調節装置の説明図である。 本発明に係る流体として液体と気体を併用してクッション性を持たせた脚の機構説明図である。 本発明に係る流体として液体と気体を併用してクッション性を持たせ、伸縮動作それぞれに個別の緩衝性を持たせた脚の機構説明図である。 本発明に係る脚長調節装置のテーブル用としての実施例の全体斜視図である。 本発明に係る開閉バルブとバルブ連動機構の実施例であり、aはA−A線断面図であり、bはB−B線断面図である。 本発明に係る伸縮脚の実施例であり、aはA−A線断面図であり、bはB−B線断面図である。 本発明に係る各種伸縮脚の構造図であり、aはピストンシリンダー式伸縮脚、bは蛇腹パイプ式伸縮脚、cは螺旋チューブ式伸縮脚、dはチューブ直動絞り式伸縮脚、eはチューブ巻取り式伸縮脚の図である。 請求項4の椅子の脚長調節装置の機構説明図である。
図1のように、テーブル天板部に固定されたシリンダー1を備える脚上部材とピストン2に固定された脚下部材3を備えた複数の脚を持ち、シリンダー1に接続された流体経路4に設けた開閉バルブ5を通して全部の脚の流体6を流体経路4を通じて一体として接続した構造を持ち、各開閉バルブ5を連動して開閉できるバルブ連動機構7を備え、各脚内の流体6の量により伸縮する脚長伸縮手段を持つ脚長調節装置によりワンタッチで簡単に設置できる。
図2のように不整地9にこの複数の脚を持つテーブルを置くと、接地する脚と接地しない脚ができるが、接地した脚にはテーブルの自重やテーブル上の荷物の荷重がかかり下方に押し付けられ10、接地しない脚には荷重がかからず、連動機構7により全バルブ5を開くと加圧された脚のピストン2が押され流体6が押し出されてシリンダー容積が縮小し、荷重のかかっていない脚のシリンダー1に流入し、脚が接地して荷重がかかる迄伸ばされ、全部の脚が不整地9の表面の凹凸に合わせて接地し各脚の流体6の圧力が均衡し、均等に荷重が分散されて図3のようにガタつきの無い設置が完了する。
同時に、天板18が水平になるように、水平器等を用いて手等で天板18の傾きを補正してバルブ5を閉じれば、水平に設置できる。
又、必要に応じて、天板18を傾けた状態でバルブ5を閉じ、天板に傾斜をつけて固定することもできる。
又、流体経路接続端子8により流体の補充や、給排による高さ調整や、複数の脚長調節装置同士を接続して全体の天板の高さや傾きを揃えることもでる。
又、流体経路接続端子8に開閉バルブ5を通して液体14と気体15入りの気室13を接続すれば、天板の荷重を変化させることで気室内の気体容積が圧力で変化し、脚長調節装置側の総流体量が変わることで簡単な高さ調節も可能になる。
又、設置時に、テーブルに荷物を載せたままでも調節に支障は無く、流体6の押し出しにテーブルの自重やテーブル上の荷物の荷重を利用しているので、調節時間がより一層短縮されることになる。
又、流体6として液体を用いれば圧力による体積変化が殆ど無い為、荷重変動による姿勢変化を抑えることができ、気体を用いればクッション性を持たせることができ、図4のように液体14と気体15を併用し、その気体量を変え必要なクッション機能を持たせることもできる。
又、図5のように、請求項3の気室13への流体の経路を一方向弁16で流入経路と流出経路に分け、各経路に設けた流量制限バルブ17により、圧縮時と伸長時のダンパー作用を任意に設定することもできる。
又、図10のように、背もたれを持つ椅子において、その左右両側の背もたれ33のある後側とその対面の前側の4か所に、流体の量により脚長が伸縮する脚長伸縮手段と気室13を備えた図4の脚を設け、各左右の後側の脚と前側の脚の流体経路4を流量制限バルブ17を介して接続し、その左右両側の流体経路4を開閉バルブ5を介して接続すれば、気室13内の気体15によるクッション機能と開閉バルブ5による左右の傾斜調整と流量制限バルブ17により前後の傾斜調整、又は、緩急調節可能なロッキング機能を持たせることができる。
又、本発明に係る脚の伸縮手段の実施例としてはシリンダーピストン式を使用したが、シリンダーとピストンとの摺動部からの流体の漏出を長期にわたり完全に防ぐことは難しく、これに対しては完全密閉式の軟質プラスチック製蛇腹チューブや軟質プラスチック製チューブを使った伸縮手段が有効である。
図6と図7と図8はそれぞれ、本発明の実施例のテーブル全体の斜視図とバルブ5とバルブ連動機構7と伸縮脚であり、バルブ5としては耐圧性や耐久性において実績のある自動車用タイヤのバルブを使用し、流体6としては不慮の漏洩による環境汚染を考慮して水を用い、接続流路4には取り回しがしやすく流体の確認ができる透明なビニールパイプを使用し、バルブ連動機構7を密閉構造とするため容器24はレバー21操作が可能な程度の柔軟性のあるプラスチック製のものを使用した。
テーブルや炊事台や焚火用鍋置き台の傾斜や高さ調節やガタつきの解消用としての利用。
イス用として、傾斜や高さ調節やガタつきの解消やクッション機能やロッキング機能用としての利用。
ベッドの可変式クッションや伸縮別減衰量可変式ダンパーや就寝面の傾斜設定用としての利用。
ゆりかご機能を持つベビーベッドとしての利用。
ヘリコプターの降着脚としての利用。
家具や各種機器の設置台座としての利用。
既存の椅子を置く機能性台座としての利用。
車用座席としての利用。
仮設デッキとしての利用。
1 シリンダー
2 ピストン
3 脚下部材
4 流体経路
5 開閉バルブ
6 流体
7 バルブ連動機構
8 流体経路接続用端子
9 不整地
10 脚上部材の動き
11 脚下部材の動き
12 流体の動き
13 気室
14 液体
15 気体
16 一方向弁
17 流量制限バルブ
18 テーブル天板
19 脚上部材
20 バルブ連動機構
21 バルブ開放レバー
22 プルロッド
23 プッシュロッド
24 軟質プラスチック製容器
25 バルブ開放時の連動機構の動き
26 蛇腹チューブ
27 螺旋チューブ
28 チューブ
29 ローラー
30 ベルト
31 チューブ巻取りリール
32 座面
33 背もたれ

Claims (4)

  1. 流体の量により脚長が伸縮する脚長伸縮手段を持つ複数の脚と、各脚の伸縮手段への流体の流れを開閉できるバルブを介し全脚の流体の経路が一体として接続され、全バルブを一括して開閉できるバルブ連動機構を備えた、ワンタッチで全脚の脚長調節が完了することを特徴とする不整地対応脚長調節装置。
  2. 各脚のバルブで閉じられた各流体経路ごとに気室を備え、流体として液体と気体とを用いた、クッション機能を持つ請求項1の脚長調節装置。
  3. 請求項2の脚長調節装置の気室への流体の経路を一方向弁で流入経路と流出経路に分け、各経路に流量制限バルブを設けた、脚長変動時の圧縮時と伸長時のダンパー作用を任意に設定できる脚長調節装置。
  4. 背もたれを持つ椅子において、左右両側の背もたれのある後側とその対向側である前側の4か所に、流体の量により脚長が伸縮する脚長伸縮手段と気室を備えた脚を持ち、各左右の前側の脚と後側の脚の流体経路が流量制限バルブを介して接続され、その左右の流体経路が開閉バルブを介して接続された、傾斜調整とリクライニング機能とクッション機能とロッキング機能を持つ椅子の脚長調節装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790649U (ja) * 1980-11-25 1982-06-04
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