JP2020170662A - コネクタ及び電源回路遮断装置 - Google Patents

コネクタ及び電源回路遮断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020170662A
JP2020170662A JP2019072190A JP2019072190A JP2020170662A JP 2020170662 A JP2020170662 A JP 2020170662A JP 2019072190 A JP2019072190 A JP 2019072190A JP 2019072190 A JP2019072190 A JP 2019072190A JP 2020170662 A JP2020170662 A JP 2020170662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
terminal
plate portion
connector
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019072190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6974384B2 (ja
Inventor
統 古郡
Osamu Kogori
統 古郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019072190A priority Critical patent/JP6974384B2/ja
Priority to FR2003103A priority patent/FR3094835B1/fr
Publication of JP2020170662A publication Critical patent/JP2020170662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6974384B2 publication Critical patent/JP6974384B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/36Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by sliding
    • H01H1/42Knife-and-clip contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】互いに接続される端子における高い接続信頼性を維持させることが可能なコネクタ及び電源回路遮断装置を提供すること。【解決手段】第1コネクタハウジング10と、第1コネクタハウジング10に嵌合及び離脱される第2コネクタハウジング20と、第1コネクタハウジング10に設けられ、第2コネクタハウジング20との嵌合方向に突設された板状の雄端子50と、第2コネクタハウジング20に設けられ、互いに対向位置に配置された接触片71を有する側面視略U字状の雌端子24と、を備える。雌端子24は、第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング20が嵌合及び離脱されることで一対の接触片71の間に雄端子50が挿抜され、第1コネクタハウジング10は、雄端子50に接触する接触片71が雄端子50から離間する方向へ変位するのを抑制する変位抑制部62を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタ及び電源回路遮断装置に関する。
車両側に取り付けられるジャックハウジングに対してプラグハウジングが着脱されることで、プラグハウジングの音叉平板状部材で構成された端子にジャックハウジングのタブ端子が挿抜されるサービスプラグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−58444号公報
ところで、プラグハウジングの音叉平板状部材で構成された端子は、タブ端子との繰り返しの挿抜、意図しない過剰変位あるいは熱等の影響によって、二股形状の音叉状部分にへたりが生じるおそれがある。すると、この端子の弾性力が弱まり、タブ端子との接触力が不足して接続信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、互いに接続される端子における高い接続信頼性を維持させることが可能なコネクタ及び電源回路遮断装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 第1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに嵌合及び離脱される第2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された板状の雄端子と、前記第2コネクタハウジングに設けられ、互いに対向位置に配置された一対の接触片を有する側面視略U字状の雌端子と、を備え、前記雌端子は、前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが嵌合及び離脱されることで前記一対の接触片の間に前記雄端子が挿抜され、前記第1コネクタハウジングは、前記雄端子に接触する前記接触片が前記雄端子から離間する方向へ変位するのを抑制する変位抑制部を有することを特徴とするコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングが嵌合して雌端子と雄端子とが電気的に接続されると、雌端子の接触片は、第1コネクタハウジングの変位抑制部によって雄端子から離間する方向への変位が抑制される。これにより、雌端子と雄端子の挿抜の繰り返し、意図しない過剰変位あるいは熱の付与によって雌端子の接触片にへたりが生じて接触片が雄端子から離間するような不具合を抑制でき、雄端子と雌端子との高い接続信頼性を維持させることができる。
(2) 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、前記変位抑制部は、平面視において一対の前記端子板部を覆うように前記第1コネクタハウジングに形成された触指防止壁の内面に突設され、前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記端子板部に接触する内側部分と反対側の外側部分が前記触指防止壁の内面に突設された前記変位抑制部に当接することで前記端子板部から離間する方向への変位が抑制されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
上記(2)の構成のコネクタによれば、雄端子が、第1コネクタハウジングに形成された絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成される。また、変位抑制部が、一対の端子の端子板部をユーザが触るのを抑制する触指防止壁の内面に突設される。そこで、簡単な構造によって、雄端子を構成する一対の端子と雌端子との高い接続信頼性を維持させることができる。
(3) 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、前記変位抑制部は、平面視において前記一対の端子板部を覆うように前記第1コネクタハウジングに形成された触指防止壁の上端開口部に設けられ、前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記端子板部に接触する内側面と反対側の外側面が前記触指防止壁の上端開口部に設けられた前記変位抑制部に当接することで前記端子板部から離間する方向への変位が抑制されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
上記(3)の構成のコネクタによれば、雄端子が、第1コネクタハウジングに形成された絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成される。また、変位抑制部が、一対の端子の端子板部をユーザが触るのを抑制する触指防止壁の上端開口部に設けられる。そこで、簡単な構造によって、雄端子を構成する一対の端子と雌端子との高い接続信頼性を維持させることができる。
(4) 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、前記接触片は、先端が前記端子板部に徐々に近づく方向から離間する方向へ屈曲部で屈曲され、前記変位抑制部は、前記第1コネクタハウジングに形成されて前記接触片の先端に当接する段部とされ、前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記先端が前記段部に当接されて接続方向後方側への反力を受けることで、前記屈曲部が前記端子板部へ押圧付勢されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
上記(4)の構成のコネクタによれば、雄端子が、第1コネクタハウジングに形成された絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成される。また、変位抑制部が、第1コネクタハウジングに形成されて接触片の先端に当接する段部とされる。そこで、接触片の先端が変位抑制部である段部に当接して接続方向後方側への反力を受けると、その反力が接触片の屈曲部を端子板部へ押圧付勢する押圧力として付与される。これにより、接触片を端子板部へ確実に接触させることができ、雄端子を構成する一対の端子と雌端子との高い接続信頼性を維持させることができる。
(5) 上記(2)〜(4)のいずれか一つのコネクタからなり、前記一対の端子と前記雌端子とが、電源回路をオン・オフさせるスイッチ部とされていることを特徴とする電源回路遮断装置。
上記(5)の構成の電源回路遮断装置によれば、接続信頼性の高い一対の端子と雌端子とからなるスイッチ部を備えるので、高い信頼性が得られる。
本発明によれば、互いに接続される端子における高い接続信頼性を維持させることが可能なコネクタ及び電源回路遮断装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 本第1実施形態に係るコネクタの第1コネクタハウジング及び第2コネクタハウジングの長手方向に沿う断面図である。 本第1実施形態に係る第1コネクタハウジングの分解斜視図である。 本第1実施形態に係る第2コネクタハウジングの分解斜視図である。 本第1実施形態に係るメインスイッチ部を説明するコネクタの幅方向に沿う断面図である。 本第1実施形態に係る第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとを嵌合させたコネクタの幅方向に沿う断面図である。 参考例に係るコネクタの幅方向に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコネクタの幅方向に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に係るコネクタの幅方向に沿う断面図である。 図9に示したコネクタにおける嵌合時の状態を示す図であって、(a)及び(b)はそれぞれ幅方向に沿う一部の断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、本第1実施形態に係るコネクタ1の第1コネクタハウジング10及び第2コネクタハウジング20の長手方向に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、本第1実施形態に係るコネクタ1は、第1コネクタハウジング10と、第2コネクタハウジング20とを備えている。第1コネクタハウジング10及び第2コネクタハウジング20は、いずれも電気絶縁性を有する合成樹脂から成形されている。第2コネクタハウジング20は、第1コネクタハウジング10に対して挿抜方向Aに沿って嵌合及び離脱される。第2コネクタハウジング20は、合成樹脂製のレバー40を備えている。レバー40は、第2コネクタハウジング20に対して回動可能に設けられており、このレバー40を回動させることで、第2コネクタハウジング20と第1コネクタハウジング10との間に嵌合力及び離脱力を付与する。このように、コネクタ1は、レバー40の回動操作によって第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング20を嵌合及び離脱させるレバー式のコネクタである。
本第1実施形態のコネクタ1は、例えば、電気自動車やハイブリッド車などの車両において、電気系統のメンテナンス等での作業安全性を確保するため、電源部と負荷との間の通電を遮断する、いわゆるサービスプラグといわれる電源回路遮断装置として用いられる。具体的には、第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング20が嵌合されることで、電源部と負荷との間が通電可能とされ、第1コネクタハウジング10から第2コネクタハウジング20が離脱されることで、電源部と負荷との間の通電が遮断される。
図3は、第1コネクタハウジング10の分解斜視図である。
図3に示すように、第1コネクタハウジング10は、外周へ張り出すフランジ部10aを有しており、このフランジ部10aをケースに固定することで電源装置等に取り付けられる。フランジ部10aには、ケースへの固定側に、環状のパッキン19が装着される。パッキン19は、フランジ部10aをケースに固定することで、フランジ部10aとケースとの間をシールする。
第1コネクタハウジング10は、上部が開放された収容筒部12を有している。収容筒部12は、平面視長円形状に形成されている。また、第1コネクタハウジング10の収容筒部12の両側部には、側壁部11が立設されており、これらの側壁部11には、第1コネクタハウジング10の他端寄りに、支点突起11aが形成されている。
第1コネクタハウジング10には、収容筒部12の内部に、雄端子50を構成する導電性金属材料から形成された側面視L字状のバスバーからなる一対の端子13が設けられている。端子13は、図3に示すように、その一端部が板状の端子板部14とされており、端子板部14に対して直交する方向に延びる他端部が板状の接続部16とされている。それぞれの端子13の端子板部14は、第1コネクタハウジング10の一部からなる絶縁板部17を挟んで配置される。端子13の接続部16には、電源装置等から延びた電源線2が接続される。そして、第1コネクタハウジング10の絶縁板部17と、この絶縁板部17を介して重ね合わされた一対の端子13の端子板部14とによって、第2コネクタハウジング20との嵌合方向に突設された板状の雄端子50が構成されている。
端子13の端子板部14には、その表面に、挿抜方向Aに沿う複数の突条部14aが形成されている。本例では、それぞれの端子板部14に6つの突条部14aが形成されている。これらの突条部14aは、互いに間隔をあけて配置されている。また、端子13の端子板部14には、二つの係止孔14bが形成されている。
また、第1コネクタハウジング10には、収容筒部12の内部に、ハウジング18を介して雌端子からなるサブ端子4が設けられている。このサブ端子4には、信号線3が接続される。
図4は、第2コネクタハウジング20の分解斜視図である。
図4に示すように、第2コネクタハウジング20は、外周筒部21と、外周筒部21の内側の内周筒部22とを有している。第2コネクタハウジング20には、外周筒部21の両側面に、一対の支持軸23が突設されている。
第2コネクタハウジング20の内周筒部22は、第1コネクタハウジング10の収容筒部12の外形よりも僅かに小さな平面視長円形状に形成されている。第2コネクタハウジング20は、内周筒部22が第1コネクタハウジング10の収容筒部12に嵌合されるように、収容筒部12の上方から嵌め込まれる。そして、この内周筒部22を収容筒部12に嵌め込むことで、収容筒部12が内周筒部22と外周筒部21との間に入り込む。
第2コネクタハウジング20は、環状のシール部材30が、外周筒部21と内周筒部22との間に嵌合されてロアハウジング28により固定されている。シール部材30は、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20との嵌合時に収容筒部12の内周面に密着し、収容筒部12と内周筒部22との間をシールする。
第2コネクタハウジング20には、その内部に、導電性金属材料から形成された二つの雌端子24が設けられている。雌端子24は、一対の接点板部25を有する側面視略U字状に形成されている。第2コネクタハウジング20内に収容されたこれら雌端子24は、内周筒部22に嵌合されたロアハウジング28により固定されている。
そして、雌端子24の接点板部25の間には、第1コネクタハウジング10の雄端子50を構成している絶縁板部17を挟んで配置された一対の端子13の端子板部14が挿し込まれる。この雌端子24の接点板部25間に一対の端子13の端子板部14が挿し込まれると、一対の端子13にそれぞれ接続された電源線2同士が雌端子24を介して電気的に接続される。
第2コネクタハウジング20の内周筒部22の内部には、導電性金属材料から形成されたショート端子26が設けられている。このショート端子26は、一対の雄端子部27を有している。このショート端子26の雄端子部27は、第1コネクタハウジング10の一対のサブ端子4に接続可能とされている。このショート端子26の雄端子部27がサブ端子4にそれぞれ接続されると、サブ端子4に接続された信号線3同士がショート端子26を介して電気的に接続される。
レバー40は、合成樹脂から成形されたもので、一対のアーム部41と、連結部42とを有している。アーム部41は、一端側が連結部42によって連結されており、他端近傍に軸受孔44を有している。アーム部41の軸受孔44には、第2コネクタハウジング20の支持軸23が挿入されており、これにより、レバー40は、第2コネクタハウジング20に対して回動可能に支持されている。レバー40は、アーム部41の他端が湾曲面45を有する押圧部46とされている。
第2コネクタハウジング20に回動可能に支持されたレバー40は、挿抜方向Aに沿う離脱操作位置(図2参照)と、挿抜方向Aに直交する方向に沿う本嵌合操作位置(図1参照)との間で回動する。
上記構成のコネクタ1は、雄端子50と雌端子24とからメインスイッチ部(スイッチ部)MSwが構成され、サブ端子4とショート端子26とからサブスイッチ部SSwが構成されている(図2参照)。このコネクタ1を電源回路遮断装置として備えた電源装置等では、メインスイッチ部MSwがオン状態とされて電源線2同士が電気的に接続されることで電源回路が形成され、サブスイッチ部SSwがオン状態とされて信号線3同士が電気的に接続されることで信号回路が形成される。そして、電源回路遮断装置を備えた電源装置等では、メインスイッチ部MSwがオン状態となって電源回路が形成されたとしても、サブスイッチ部SSwがオン状態となって信号回路が形成されない限り電源回路を導通状態としないように構成されている。即ち、メインスイッチ部MSwとサブスイッチ部SSwが共にオン状態となって初めて電源回路を導通状態とすることができる。
次に、メインスイッチ部MSwの具体的な構造について説明する。
図5は、メインスイッチ部MSwを説明するコネクタ1の幅方向に沿う断面図である。
図5に示すように、第1コネクタハウジング10の収容筒部12は、その底部12aから絶縁板部17に沿って延びるランス(可撓係止片)51を有している。このランス51は、その先端部に、絶縁板部17側へ向かって突出する係止爪52が形成されている。収容筒部12には、絶縁板部17と各ランス51との間に、挿通口53が形成されており、この挿通口53から端子13の端子板部14が挿し込まれる。また、絶縁板部17には、その上端部に、位置決め部54が形成されている。この位置決め部54は、その断面形状が、第2コネクタハウジング20へ向かって窄まる先細り形状とされている。端子13は、収容筒部12の挿通口53から端子板部14を挿し込むことで第1コネクタハウジング10に組付けられる。挿通口53に挿し込まれる端子板部14は、その上端が位置決め部54に当接されて位置決めされ、絶縁板部17に沿って配置される。この状態で、端子板部14の係止孔14bにランス51の係止爪52が入り込み、これにより、端子板部14が第1コネクタハウジング10に係止される。そして、この第1コネクタハウジング10では、電気絶縁性を有する絶縁板部17と、この絶縁板部17を介してそれぞれの端子板部14が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子13とから、雄端子50が構成されている。
また、収容筒部12には、二対の触指防止壁61が形成されている。これらの触指防止壁61は、収容筒部12の底部12aから立設されており、それぞれ絶縁板部17に対して隙間をあけて配置されている。これらの触指防止壁61は、端子13の端子板部14よりも上方の第2コネクタハウジング20側へ延在されている。これにより、触指防止壁61の上端位置は、端子13の端子板部14の上端よりも上方である第2コネクタハウジング20側とされている。これにより、第1コネクタハウジング10では、端子13の端子板部14の表面側が平面視において触指防止壁61によって覆われ、第2コネクタハウジング20の装着側から端子板部14へのユーザによる接触が抑制されている。つまり、この触指防止壁61は、電源のメインスイッチ部MSwを構成する端子13の端子板部14に対する触指を防止する機能を有している。
触指防止壁61の内面には、端子板部14との対向側における下方側に、変位抑制部62が突設されている。変位抑制部62は、触指防止壁61の肉厚を端子板部14との対向側に厚くした部分からなるもので、端子板部14側へ突出されている。なお、この変位抑制部62は、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20との挿抜方向Aに沿って突設された複数の突条リブであってもよい。
第2コネクタハウジング20に組付けられた雌端子24は、図4に示すように、それぞれの接点板部25が、挿抜方向Aに沿って延在する複数の接触片71を有している。これらの接触片71を有する接点板部25は、延在方向へ向かって互いに近接する方向へ傾斜されている。これにより、雌端子24は、接点板部25が先窄み形状とされている。それぞれの接点板部25の接触片71は、その先端が端子板部14に徐々に近づく方向から離間する方向へ屈曲部72で屈曲されている。そして、それぞれの接触片71の先端部分における屈曲部72は、互いに近接する方向へ突出する接点を構成している。
図6は、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とを嵌合させたコネクタ1の幅方向に沿う断面図である。
図6に示すように、メインスイッチ部MSwでは、第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング20が嵌合されると、雌端子24の接点板部25の間に、雄端子50が挿し込まれて互いに接続される。すると、雌端子24の各接点板部25の接触片71の接点である屈曲部72が雄端子50を構成する端子板部14の突条部14aにそれぞれ接触する。これにより、雌端子24を介して一対の端子13同士が導通されてメインスイッチ部MSwがオン状態となり、電源線2同士が電気的に接続されて電源回路が形成される。また、雄端子50に雌端子24が接続されると、雌端子24の接点板部25の各接触片71の先端部分における端子板部14に接触する内側部分と反対側の外側部分が触指防止壁61の内面に突設された変位抑制部62に当接する。
次に、コネクタ1において、第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング20を嵌合及び離脱させる場合について説明する。
(嵌合させる場合)
第1コネクタハウジング10に第2コネクタハウジング20を嵌合させるには、第1コネクタハウジング10に対して、レバー40を離脱操作位置に配置させた第2コネクタハウジング20を近接させる。そして、第1コネクタハウジング10の収容筒部12に、第2コネクタハウジング20の内周筒部22を嵌め込む。
この状態では、雌端子24の接触片71は、雄端子50の端子板部14から離間されている。つまり、メインスイッチ部MSwはオフ状態であり、電源線2同士が非接続状態とされている。また、ショート端子26の雄端子部27もサブ端子4から離間されている。つまり、サブスイッチ部SSwはオフ状態であり、サブ端子4に接続された信号線3同士が非接続状態とされている。
この状態において、離脱操作位置のレバー40を本嵌合操作位置へ向かって回動させる。すると、レバー40の押圧部46の湾曲面45が第1コネクタハウジング10の側壁部11に形成された支点突起11aに当接して摺動する。これにより、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20との間に嵌合力が付与され、第2コネクタハウジング20が第1コネクタハウジング10に引き込まれる。
レバー40が本嵌合操作位置に達すると、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とが互いに完全嵌合した本嵌合状態とされる。この本嵌合状態では、雌端子24の接点板部25の間に雄端子50が挿入されて一対の端子13の端子板部14に接触される。つまり、メインスイッチ部MSwがオン状態となり、一対の端子13に接続された電源線2同士が雌端子24を介して電気的に接続される。また、ショート端子26の雄端子部27がサブ端子4に接続される。つまり、サブスイッチ部SSwがオン状態となり、サブ端子4に接続された信号線3同士がショート端子26を介して電気的に接続される。
(離脱させる場合)
第1コネクタハウジング10から第2コネクタハウジング20を離脱させるには、本嵌合操作位置に配置されたレバー40の連結部42を把持して引き上げ、離脱操作位置へ向かって回動させる。
レバー40を離脱操作位置へ向かって回動させると、レバー40の回動に伴って、レバー40の押圧部46が第1コネクタハウジング10のフランジ部10aの表面に当接して摺動する。これにより、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20との間に離脱力が付与される。したがって、第1コネクタハウジング10に対して本嵌合状態とされていた第2コネクタハウジング20が第1コネクタハウジング10から引き離されて離脱する方向へ変位する。
第2コネクタハウジング20が第1コネクタハウジング10から離脱する方向へ変位すると、まず、サブ端子4からショート端子26の雄端子部27が引き抜かれる。つまり、サブスイッチ部SSwがオフ状態とされ、信号線3同士の電気的接続が解除される。
そして、レバー40が離脱操作位置に達し、第2コネクタハウジング20が第1コネクタハウジング10からさらに離脱する方向へ変位すると、一対の端子13の端子板部14に接触していた雌端子24の接点板部25が外れる。これにより、メインスイッチ部MSwがオフ状態とされ、電源線2同士の電気的接続状態が解除される。
その後、第1コネクタハウジング10から第2コネクタハウジング20を引き離すと、第2コネクタハウジング20の内周筒部22が第1コネクタハウジング10の収容筒部12から引き抜かれ、第1コネクタハウジング10から第2コネクタハウジング20が離脱される。
このように、上記の電源回路遮断装置として用いられるコネクタ1では、メインスイッチ部MSwは、サブスイッチ部SSwがオフ状態とされて信号線3同士の電気的接続状態が解除されて電源回路への通電がオフされた後にメインスイッチ部MSwがオフ状態とされて電源線2同士の電気的接続状態が解除される。これにより、電源線2同士の接続が解除されることで生じるアークやスパーク等の発生を抑制することができる。
ここで、参考例に係るコネクタについて説明する。
図7は、参考例に係るコネクタ100の幅方向に沿う断面図である。
図7に示すように、参考例に係るコネクタ100では、変位抑制部62が設けられていない。つまり、このコネクタ100では、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とが嵌合した状態で、雌端子24の接触片71は、雄端子50の端子板部14と接触する内側部分と反対側の外側部分が触指防止壁61などの構造物のいずれにも接触しない。
このコネクタ100において、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とが繰り返し嵌合及び離脱され、雌端子24と雄端子50との挿抜が繰り返されたり、意図せずに過剰に変位されたり、通電等によって熱が付与されると、弾性力によって雄端子50の端子板部14に押圧させて接触させる雌端子24の接触片71にへたりが生じるおそれがある。すると、雌端子24の接点板部25の接触片71同士の間に雄端子50が挿し込まれても、端子板部14と接触片71との間に隙間Gが生じ、接続信頼性が低下するおそれがある。
これに対して、本第1実施形態に係るコネクタ1によれば、雄端子50に雌端子24が接続されると、雌端子24の接点板部25の各接触片71の先端部分における外側部分が変位抑制部62に当接される。したがって、雌端子24の接触片71は、第1コネクタハウジング10の変位抑制部62によって端子板部14から離間する方向への変位が抑制される。これにより、雌端子24と雄端子50の挿抜の繰り返し、意図しない過剰変位あるいは熱の付与によって雌端子24にへたりが生じて接触片71が端子板部14から離間するような不具合を抑制でき、雄端子50と雌端子24との高い接続信頼性を維持させることができる。
そして、上記のコネクタ1からなる電源回路遮断装置によれば、接続信頼性の高い雄端子50における一対の端子13と雌端子24とからなるメインスイッチ部MSwを備えるので、高い信頼性が得られる。
次に、本発明の他の実施形態に係るコネクタについて説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係るコネクタ1Aの幅方向に沿う断面図である。なお、上記第1実施形態に係るコネクタ1の構成部材と略同様のコネクタ1Aの構成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本第2実施形態に係るコネクタ1Aは、触指防止壁61における第2コネクタハウジング20側である上端開口部が変位抑制部62Aとされている。即ち、このコネクタ1Aでは、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とが嵌合されて、雄端子50に雌端子24が接続されると、雌端子24の接点板部25の各接触片71における端子板部14に接触する内側面と反対側の外側面が触指防止壁61の上端開口部に設けられた変位抑制部62Aに当接する。
このコネクタ1Aによれば、変位抑制部62Aが、一対の端子13の端子板部14をユーザが触るのを抑制する触指防止壁61の上端開口部に設けられる。そこで、簡単な構造によって、雄端子50を構成する一対の端子13と雌端子24との高い接続信頼性を維持させることができる。
図9は、本発明の第3実施形態に係るコネクタ1Bの幅方向に沿う断面図である。図10は、図9に示したコネクタ1Bにおける嵌合時の状態を示す図であって、図10の(a)及び図10の(b)はそれぞれ幅方向に沿う一部の断面図である。なお、上記第1実施形態に係るコネクタ1の構成部材と略同様のコネクタ1Bの構成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、本第3実施形態に係るコネクタ1Bは、雄端子50の端子板部14と触指防止壁61との間において雌端子24の接触片71の先端に当接する段部とされた変位抑制部62Bが設けられている。この変位抑制部62Bも、触指防止壁61に一体に形成されている。
図10の(a)に示すように、コネクタ1Bにおいて、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング20とが嵌合され、図10の(b)に示すように、接触片71の先端が変位抑制部62Bである段部に突き当たると、接触片71には、接続方向後方側である上方に向かう反力Fuが付与される。ここで、接触片71は、先端が端子板部14に徐々に近づく方向から離間する方向へ屈曲部72で屈曲されている。そこで、上方への変位が規制された雌端子24の接触片71では、付与された反力Fuが接触片71の接点である屈曲部72を雄端子50の端子板部14側へ向かう押圧力Fpとなり、雄端子50の端子板部14に対する接触片71の接触圧が増加される。
このように、本第3実施形態に係るコネクタ1Bによれば、接触片71の先端が変位抑制部62Bである段部に当接し、接続方向後方側への反力Fuを受けると、その反力Fuが接触片71の屈曲部72を端子板部14へ押圧付勢する押圧力Fpとして付与される。これにより、接触片71を端子板部14へ確実に接触させることができ、雄端子50を構成する一対の端子13と雌端子24との高い接続信頼性を維持させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、電源回路遮断装置として用いられるコネクタを例に説明したが、本発明のコネクタはこれに限らない。第1コネクタハウジングに設けられ、第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された板状の雄端子と、第2コネクタハウジングに設けられ、互いに対向位置に配置された一対の接触片を有する側面視略U字状の雌端子と、を備えたコネクタであれば、ジョイントコネクタ等の種々のコネクタに適用できることは云うまでもない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ及び電源回路遮断装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 第1コネクタハウジング(10)と、
前記第1コネクタハウジング(10)に嵌合及び離脱される第2コネクタハウジング(20)と、
前記第1コネクタハウジング(10)に設けられ、前記第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された板状の雄端子(50)と、
前記第2コネクタハウジング(20)に設けられ、互いに対向位置に配置された一対の接触片(71)を有する側面視略U字状の雌端子(24)と、を備え、
前記雌端子(24)は、前記第1コネクタハウジング(10)に対して前記第2コネクタハウジング(20)が嵌合及び離脱されることで前記一対の接触片(71)の間に前記雄端子(50)が挿抜され、
前記第1コネクタハウジング(10)は、前記雄端子(50)に接触する前記接触片(71)が前記雄端子(50)から離間する方向へ変位するのを抑制する変位抑制部(62,62A,62B)を有する
ことを特徴とするコネクタ(1,1A,1B)。
[2] 前記雄端子(50)は、前記第1コネクタハウジング(10)に形成された電気絶縁性を有する絶縁板部(17)を介してそれぞれの端子板部(14)が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子(13)により構成され、
前記変位抑制部(62)は、平面視において一対の前記端子板部(14)を覆うように前記第1コネクタハウジング(10)に形成された触指防止壁(61)の内面に突設され、
前記端子板部(14)にそれぞれ接触される前記接触片(71)は、前記端子板部(14)に接触する内側部分と反対側の外側部分が前記触指防止壁(61)の内面に突設された前記変位抑制部(62)に当接することで前記端子板部(14)から離間する方向への変位が抑制される
ことを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1)。
[3] 前記雄端子(50)は、前記第1コネクタハウジング(10)に形成された電気絶縁性を有する絶縁板部(17)を介してそれぞれの端子板部(14)が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子(13)により構成され、
前記変位抑制部(62A)は、平面視において前記一対の端子板部(14)を覆うように前記第1コネクタハウジング(10)に形成された触指防止壁(61)の上端開口部に設けられ、
前記端子板部(14)にそれぞれ接触される前記接触片(71)は、前記端子板部(14)に接触する内側面と反対側の外側面が前記触指防止壁(61)の上端開口部に設けられた前記変位抑制部(62A)に当接することで前記端子板部(14)から離間する方向への変位が抑制される
ことを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1A)。
[4] 前記雄端子(50)は、前記第1コネクタハウジング(10)に形成された電気絶縁性を有する絶縁板部(17)を介してそれぞれの端子板部(14)が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子(13)により構成され、
前記接触片(71)は、先端が前記端子板部(14)に徐々に近づく方向から離間する方向へ屈曲部72で屈曲され、
前記変位抑制部(62B)は、前記第1コネクタハウジング(10)に形成されて前記接触片(71)の先端に当接する段部とされ、
前記端子板部(14)にそれぞれ接触される前記接触片(71)は、前記先端が前記段部に当接されて接続方向後方側への反力(Fu)を受けることで、前記屈曲部(72)が前記端子板部(14)へ押圧付勢される
ことを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1B)。
[5] 上記[2]〜[4]のいずれか一つのコネクタ(1,1A,1B)からなり、前記一対の端子(13)と前記雌端子(24)とが、電源回路をオン・オフさせるスイッチ部(メインスイッチ部MSw)とされている
ことを特徴とする電源回路遮断装置。
1,1A,1B…コネクタ
10…第1コネクタハウジング
13…端子
14…端子板部
17…絶縁板部
20…第2コネクタハウジング
24…雌端子
50…雄端子
61…触指防止壁
62,62A,62B…変位抑制部
71…接触片
MSw…メインスイッチ部(スイッチ部)

Claims (5)

  1. 第1コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングに嵌合及び離脱される第2コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された板状の雄端子と、
    前記第2コネクタハウジングに設けられ、互いに対向位置に配置された一対の接触片を有する側面視略U字状の雌端子と、を備え、
    前記雌端子は、前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが嵌合及び離脱されることで前記一対の接触片の間に前記雄端子が挿抜され、
    前記第1コネクタハウジングは、前記雄端子に接触する前記接触片が前記雄端子から離間する方向へ変位するのを抑制する変位抑制部を有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、
    前記変位抑制部は、平面視において一対の前記端子板部を覆うように前記第1コネクタハウジングに形成された触指防止壁の内面に突設され、
    前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記端子板部に接触する内側部分と反対側の外側部分が前記触指防止壁の内面に突設された前記変位抑制部に当接することで前記端子板部から離間する方向への変位が抑制される
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、
    前記変位抑制部は、平面視において前記一対の端子板部を覆うように前記第1コネクタハウジングに形成された触指防止壁の上端開口部に設けられ、
    前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記端子板部に接触する内側面と反対側の外側面が前記触指防止壁の上端開口部に設けられた前記変位抑制部に当接することで前記端子板部から離間する方向への変位が抑制される
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記雄端子は、前記第1コネクタハウジングに形成された電気絶縁性を有する絶縁板部を介してそれぞれの端子板部が電気的に絶縁状態に重ね合わされた一対の端子により構成され、
    前記接触片は、先端が前記端子板部に徐々に近づく方向から離間する方向へ屈曲部で屈曲され、
    前記変位抑制部は、前記第1コネクタハウジングに形成されて前記接触片の先端に当接する段部とされ、
    前記端子板部にそれぞれ接触される前記接触片は、前記先端が前記段部に当接されて接続方向後方側への反力を受けることで、前記屈曲部が前記端子板部へ押圧付勢される
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載のコネクタからなり、
    前記一対の端子と前記雌端子とが、電源回路をオン・オフさせるスイッチ部とされている
    ことを特徴とする電源回路遮断装置。
JP2019072190A 2019-04-04 2019-04-04 コネクタ及び電源回路遮断装置 Active JP6974384B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019072190A JP6974384B2 (ja) 2019-04-04 2019-04-04 コネクタ及び電源回路遮断装置
FR2003103A FR3094835B1 (fr) 2019-04-04 2020-03-30 Connecteur et dispositif de disjoncteur de circuit d’alimentation électrique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019072190A JP6974384B2 (ja) 2019-04-04 2019-04-04 コネクタ及び電源回路遮断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020170662A true JP2020170662A (ja) 2020-10-15
JP6974384B2 JP6974384B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=70738740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019072190A Active JP6974384B2 (ja) 2019-04-04 2019-04-04 コネクタ及び電源回路遮断装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6974384B2 (ja)
FR (1) FR3094835B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517967U (ja) * 1991-08-13 1993-03-05 日本電気株式会社 カードエツジコネクタ
JPH10275646A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Asmo Co Ltd コネクタの接続方法及びコネクタ
JP2002170618A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5503612B2 (ja) 2011-09-09 2014-05-28 古河電気工業株式会社 車両用電気回路遮断装置
JP6200933B2 (ja) * 2015-11-10 2017-09-20 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 レバー式コネクタ組立体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517967U (ja) * 1991-08-13 1993-03-05 日本電気株式会社 カードエツジコネクタ
JPH10275646A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Asmo Co Ltd コネクタの接続方法及びコネクタ
JP2002170618A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6974384B2 (ja) 2021-12-01
FR3094835B1 (fr) 2021-07-16
FR3094835A1 (fr) 2020-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3405954B2 (ja) コネクタのロック構造
US10637193B2 (en) Power supply circuit disconnection device
EP0418790B1 (en) Perfect coupling confirming mechanism for an electric connector
JP7010886B2 (ja) コネクタ及び電源回路遮断装置
KR101625293B1 (ko) 전기 커넥터
JP2011040206A (ja) フローティングコネクタ
JP2012099294A (ja) 嵌合検知型コネクタ
JP2015046277A (ja) 回路遮断装置
JP6940540B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP2008269894A (ja) コネクタ嵌合構造
CN113328292B (zh) 连接器
JP5723181B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP6974384B2 (ja) コネクタ及び電源回路遮断装置
JP2021057193A (ja) 電源回路遮断装置
CN110600939B (zh) 供电电路断路装置
KR101032255B1 (ko) 암형단자 및 암형단자를 사용하는 전기 커넥터
WO2012063598A1 (ja) 電源回路遮断装置
JP2009009844A (ja) レバー式コネクタおよびレバー式コネクタの装着方法
JP2001068216A (ja) コネクタのロック機構
JP2018041552A (ja) コネクタ
JP4880429B2 (ja) コネクタ
JP7381405B2 (ja) コネクタ及び電源回路遮断装置
JP2014225398A (ja) コネクタ
WO2023095687A1 (ja) 接続機器および電子機器
US20200395706A1 (en) Housing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6974384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350