JP2020170649A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に、作業性が低下するのを抑制することが可能な誘導加熱装置を提供する。【解決手段】この誘導加熱装置100は、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から接触するように、継鉄当て板5から径方向(R方向)に延びるように設けられる押圧部11と、継鉄当て板5の下部5bに配置され、締結力によって押圧部11を介して誘導加熱コイル3に対して上側から下方向(Z2方向)に押圧する締結部材12と、を備える。【選択図】図4

Description

この発明は、誘導加熱装置に関し、特に、炉体の外周に巻回される誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄を備える誘導加熱装置に関する。
従来、炉体の外周に巻回される誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄を備える誘導加熱装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、耐火物で構成された坩堝(炉体)と、坩堝の外周に巻回される誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄と、を備えた誘導炉(誘導加熱装置)が記載されている。上記特許文献1に記載の誘導炉では、誘導加熱コイルの外周に沿って配置された継鉄により、誘導加熱コイルの外周への移動が規制されている。なお、上記特許文献1に記載の誘導炉では、誘導加熱コイルの上側に隙間が形成されており、誘導加熱コイルの上方向への移動は規制されていないと考えられる。
特開平8−189776号公報
ここで、上記特許文献1に記載のような従来の誘導加熱装置において、誘導加熱コイルの上側に、誘導加熱コイルの上方向への移動を規制するための移動規制部材を配置することが考えられる。この場合、移動規制部材自体を誘導加熱装置に固定する必要がある。なお、上記特許文献1には記載されていないが、上記特許文献1に記載のような従来の誘導加熱装置では、誘導加熱コイルによって溶解される金属量を増大させるために(生産性を向上させるために)、比較的大型の誘導加熱装置が用いられる。たとえば、作業者の身長の数倍の高さを有する比較的大型の誘導加熱装置が用いられる。
したがって、比較的大型の従来の誘導加熱装置において、誘導加熱コイルの上側に移動規制部材を設けた場合、誘導加熱装置のメンテナンス時等において、作業者が移動規制部材に対する作業を行うために、比較的大型の誘導加熱装置の上部において、作業を行う必要がある。このため、移動規制部材に対する作業を行う位置が、作業者が誘導加熱装置の設置面から直接アクセスすることが困難な比較的高い位置となることに起因して、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に作業性が低下してしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に、作業性が低下するのを抑制することが可能な誘導加熱装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による誘導加熱装置は、内部に金属材料が投入される炉体と、炉体の外周に巻回される誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄と、継鉄を周方向の両側から挟み込む板部材と、板部材のうちの少なくとも一つに設けられ、誘導加熱コイルに対して上側から接触するように、板部材から径方向に延びるように設けられる押圧部と、板部材の下部に配置され、締結力によって押圧部を介して誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する締結部材と、を備える。
この発明の一の局面による誘導加熱装置では、上記のように、誘導加熱コイルに対して上側から接触するように、板部材から径方向に延びるように設けられる押圧部と、板部材の下部に配置され、締結力によって押圧部を介して誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する締結部材と、を備える。これにより、締結力によって押圧部を介して誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する締結部材が、板部材の下部に配置されているので、作業者は、誘導加熱装置の下部において、締結部材に対する締結作業を行うことにより、板部材を介して、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材(押圧部)に対する誘導加熱装置への固定作業を行うことができる。その結果、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材(押圧部)に対する作業を行う位置が、作業者が装置の設置面から直接アクセスすることが容易な比較的低い位置となるので、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に、作業性が低下するのを抑制することができる。
上記一の局面による誘導加熱装置において、好ましくは、炉体の下側に配置される支持部材をさらに備え、板部材は、板部材の下部において、支持部材に対して締結部材を用いて固定されている。このように構成すれば、板部材が、板部材の下部において炉体の下側に配置される支持部材に対して締結部材を用いて固定されるので、締結部材の締結位置を、確実に、誘導加熱装置の下部に配置することができる。その結果、作業者は、確実に、誘導加熱装置の下部において、締結部材に対する作業を行うことができる。また、締結部材の支持部材に対する締結力によって、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する押圧力を発生させることができる。
この場合、好ましくは、締結部材は、板部材の下部と支持部材とに渡るように配置され、板部材の下部と支持部材とを締結固定するように構成されており、押圧部は、締結部材による締結力によって、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧するように構成されている。このように構成すれば、締結部材が、板部材の下部と支持部材とに渡るように配置されるので、板部材の下部が支持部材まで届いていない場合でも、締結部材により、板部材の下部と支持部材とを締結固定することができる。
上記押圧部が締結部材による締結力によって誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する構成において、好ましくは、締結部材は、頭部が板部材の下部に接続されて脚部が支持部材を貫通するボルト部と、支持部材の下方に貫通したボルト部の脚部に螺号するナット部と、支持部材の下面とナット部との間に設けられるばね部材と、を含む。ここで、押圧部、板部材、継鉄、および、締結部材が誘導加熱コイルの周方向に沿って複数設けられた場合、押圧部に押圧される誘導加熱コイルの高さ位置、継鉄の高さ位置、板部材の長さ等が揃っていない(精度のバラツキがある)場合がある。そこで、上記のように構成すれば、支持部材の下面とナット部との間に設けられたばね部材の伸縮によって、上記の精度のバラツキを吸収することができる。その結果、締結部材による押圧力が、上記の精度のバラツキに起因して誘導加熱コイルの周方向に沿ってバラつくのを抑制することができる。
上記板部材が板部材の下部において支持部材に対して締結部材を用いて固定されている構成において、好ましくは、締結部材は、支持部材の下方において露出している。このように構成すれば、作業者は、締結部材が露出した支持部材の下方において、締結部材にアクセスすることができる。その結果、締結部材が支持部材の下方において露出していない場合と比較して、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に作業性が低下するのをより抑制することができる。
上記一の局面による誘導加熱装置において、好ましくは、押圧部および板部材は、上下方向に延びる板部材の上側の端部から押圧部が径方向に延びるように略逆L字状となるように配置されている。ここで、誘導加熱装置において、誘導加熱コイル、および、誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄の上側には、キャスタブル(耐火性のコンクリート)が配置されることが一般的である。このキャスタブルは、装置の使用に伴う経年劣化によって、所定の期間毎に交換される。そして、キャスタブルが配置される箇所が比較的平坦な場合、予め成形されたキャスタブル(成形キャスタブル)が用いられるのに対して、キャスタブルが配置される箇所に起伏がある場合、キャスタブルの交換の都度、解体、流し込み、乾燥の工程が必要なキャスタブル(流し込みキャスタブル)が用いられる。そこで、上記のように構成すれば、押圧部および板部材が略逆L字状となるように配置されるので、押圧部が板部材よりも上方に突出しない。すなわち、板部材および押圧部の上側が比較的平坦になる。その結果、継鉄を周方向の両側から挟み込む板部材の上側に、成形キャスタブルを用いることができるので、キャスタブルの交換の都度、解体、流し込み、乾燥の工程が必要な流し込みキャスタブルを用いる必要がある場合と比較して、キャスタブルの交換に要する時間(すなわち、装置が使用できない時間(ダウンタイム))を短縮することができる。
上記一の局面による誘導加熱装置において、好ましくは、押圧部は、板部材に一体的に設けられている。このように構成すれば、押圧部が板部材とは別部材として設けられる場合と比較して、部品点数を削減することができるとともに、装置構成を簡素化することができる。
本発明によれば、上記のように、誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に、作業性が低下するのを抑制することが可能な誘導加熱装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による誘導加熱装置の斜視断面図である。 本発明の一実施形態による誘導加熱装置の平面図である。 本発明の一実施形態による誘導加熱装置の側方断面図である。 本発明の一実施形態による誘導加熱装置の継鉄当て板の詳細を示した斜視断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態による誘導加熱装置100の構成について説明する。
図1に示すように、誘導加熱装置100は、炉体1と、断熱部材2と、誘導加熱コイル3と、継鉄4と、継鉄当て板5と、冷却水循環パイプ6と、炉底部材7と、上部耐火部材8と、外枠部材9と、を備えている。誘導加熱装置100は、炉体1の内部に投入された金属材料10を、誘導加熱コイル3を用いた誘導加熱によって加熱することにより、溶解するための装置である。なお、継鉄当て板5は、特許請求の範囲の「板部材」の一例である。また、炉底部材7は、特許請求の範囲の「支持部材」の一例である。
図2に示すように、炉体1と、断熱部材2と、誘導加熱コイル3と、継鉄4とは、誘導加熱装置100の上側から見て、この順に、径方向の内側から外側に向かって、並ぶように配置されている。なお、以下の説明では、誘導加熱装置100の上下方向、径方向および周方向を、それぞれ、Z方向、R方向およびC方向とする。また、上方向(上側)、下方向(下側)、径方向の内側および径方向の外側(外周側)を、それぞれ、Z1方向(Z1側)、Z2方向(Z2側)、R1側およびR2側とする。
図1に示すように、炉体1は、内部に金属材料10を投入可能なように、上側(Z1側)が開口されたカップ形状の容器として構成されている。炉体1は、耐火性を有する部材から構成されている。図2に示すように、炉体1は、内部に金属材料10が投入された状態で、上側(Z1側)から見て、略円環形状の側壁1aを有する。
断熱部材2は、炉体1の外周側(R2側)に配置されている。断熱部材2は、断熱部材2の径方向の内側(R1側)に配置された炉体1と、断熱部材2の径方向の外側(R2側)に配置された誘導加熱コイル3と、を断熱するように構成されている。断熱部材2は、上側(Z1側)から見て、炉体1の側壁1aと略同心の略円環形状を有する。図3に示すように、断熱部材2は、炉体1の外周側において、上下方向(Z方向)の略全体に渡って配置されている。
図1に示すように、誘導加熱コイル3は、断熱部材2の外周側(R2側)(すなわち、炉体1の外周側)に、巻回するように配置されている。すなわち、図2に示すように、誘導加熱コイル3は、上側(Z1側)から見て、炉体1の側壁1aと略同心円となるように配置されている。また、図3に示すように、誘導加熱コイル3は、断熱部材2の外周側(すなわち、炉体1の外周側)において、上下方向(Z方向)の略全体に渡って配置されている。
誘導加熱コイル3は、炉体1の内部の金属材料10を、誘導加熱によって加熱するように構成されている。具体的には、誘導加熱コイル3は、インバータ装置(図示しない)と接続され、インバータ装置から交流電流が供給されるように構成されている。誘導加熱コイル3に、交流電流が供給されると、電磁誘導により、誘導加熱コイル3の内側(R1側)に配置された、炉体1の内部の金属材料10に渦電流が発生する。そして、金属材料10は、この渦電流に伴って生じるジュール熱により加熱される。
図2に示すように、継鉄4は、誘導加熱コイル3の外周側(R2側)に沿って複数配置されている。複数の継鉄4は、各々、上側(Z1側)から見て、誘導加熱コイル3と略同心の円に沿って、互いに略等間隔に並ぶように配置されている。図3に示すように、継鉄4は、誘導加熱コイル3の外周側において、上下方向(Z方向)の略全体に渡って配置されている。すなわち、継鉄4は、誘導加熱コイル3の周方向の外側(R2側)への移動を規制している。
継鉄4は、周方向(C方向)に積層された複数の(珪素の)鋼板から構成されている。そして、継鉄4が、誘導加熱コイル3の外周側(R2側)に配置されることにより、誘導加熱の際に発生する磁束が外部(径方向の外側(R2側))に漏れるのが抑制されている。
図1に示すように、継鉄当て板5は、継鉄4に対して周方向(C方向)の両側に配置されている。また、図3に示すように、継鉄当て板5は、上下方向(Z方向)の略全体に渡って配置されている。そして、図1に示すように、継鉄当て板5は、珪素の鋼板が積層された継鉄4を、周方向の両側から挟み込んで固定している。
具体的には、誘導加熱装置100では、継鉄当て板5および継鉄4には、各々、継鉄当て板5により継鉄4を挟み込んだ際に互いに対応する位置に貫通孔(図示しない)が形成されている。そして、継鉄当て板5は、継鉄当て板5の貫通孔と継鉄4の貫通孔とを貫通するボルト(図示しない)と、ボルトに螺号するナット(図示しない)とを締め付けることにより、挟み込んだ(鋼板が積層された)継鉄4を固定するように構成されている。
冷却水循環パイプ6は、内部に低温の水が循環するように構成されている。冷却水循環パイプ6は、誘導加熱コイル3の近傍を通過するように配置されており、冷却水循環パイプ6を通過する低温の水による冷却により、誘導加熱コイル3の温度が上昇するのを抑制されている。
炉底部材7は、炉体1を支持するように、炉体1の下側(Z2側)に配置されている。炉底部材7は、キャスタブル(耐火性のコンクリート)から構成されている。
上部耐火部材8は、誘導加熱コイル3および継鉄4の上側(Z1側)に配置されている。上部耐火部材8は、上側(Z1側)から見て、誘導加熱コイル3と略同心円となるように配置されている。上部耐火部材8は、キャスタブル(耐火性のコンクリート)から構成されている。
外枠部材9は、継鉄4の外周側(R2側)に配置されている。外枠部材9は、金属製である。外枠部材9は、複数の板状の部材から構成され、誘導加熱装置100における筐体として構成されている。
なお、図3に示すように、誘導加熱装置100では、炉底部材7の下側(Z2側)に脚部100aが設けられている。脚部100aは、外枠部材9の下側の端部を支持するように配置されている。脚部100aは、複数の柱状の部材を含み、作業者20(図3参照)が、脚部100aの外側(R2側)から、炉底部材7の下側(Z2側)に侵入可能に構成されている。
ここで、本実施形態では、図1に示すように、誘導加熱装置100は、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から接触するように、継鉄当て板5から径方向(R方向)に延びるように設けられる押圧部11を備えている。詳細には、押圧部11および継鉄当て板5は、上下方向(Z方向)に延びる継鉄当て板5の上側の端部5aから押圧部11が径方向に延びるように略逆L字状となるように配置されている。また、押圧部11は、継鉄当て板5に一体的に設けられている。
具体的には、図4に示すように、押圧部11は、継鉄当て板5の上側(Z1側)の端部5aから、径方向(R方向)の内側(R1側)に延びるように、継鉄当て板5の一部として設けられている。したがって、継鉄当て板5は、周方向(C方向)から見て、上下方向(Z方向)に延びるように設けられた継鉄当て板5と、径方向の内側に延びるように設けられた押圧部11とにより、略逆L字状の形状を有する。
また、押圧部11において、径方向の内側の部分では、下側(Z2側)の面11aが誘導加熱コイル3の上側(Z1側)の端部3aに上側から接触している。そして、図2に示すように、押圧部11は、略平板形状を有する。すなわち、押圧部11は、径方向(R方向)に加えて、周方向(C方向)にも延びるように設けられている。なお、図1に示すように、押圧部11は、上側(Z1側)から見て、径方向に延びる一対の辺と、周方向に延びる一対の辺とにより囲まれた形状を有する。これにより、押圧部11が、径方向のみに延びるように設けられる場合と比較して、押圧部11と誘導加熱コイル3とが接触する面積を大きくすることができる。なお、誘導加熱装置100では、複数の継鉄4の各々に対して周方向の両側に設けられた継鉄当て板5の全てに対して、押圧部11が設けられている。また、図4に示すように、略逆L字状の形状を構成する継鉄当て板5と押圧部11との境界部には、リブ11bが設けられている。
また、本実施形態では、誘導加熱装置100は、継鉄当て板5の下部5bに配置され、締結力によって押圧部11を介して誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧する締結部材12を備えている。
詳細には、継鉄当て板5は、継鉄当て板5の下部5bにおいて、炉底部材7に対して締結部材12を用いて固定されている。また、締結部材12は、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とに渡るように配置され、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とを締結固定するように構成されている。そして、押圧部11は、締結部材12による締結力によって、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧するように構成されている。
具体的には、継鉄当て板5の下部5bには、締結部材12を締結固定するための締結部5cが、継鉄当て板5と一体的に設けられている。なお、締結部5cは、周方向(C方向)から見て、略U字形状を有する。そして、締結部5cは、略U字形状の底部が上側(Z1側)となるように配置されている。
締結部材12は、ボルト部12aと、ナット部12bと、を含む。本実施形態では、ボルト部12aは、頭部12cが、継鉄当て板5の下部5bに接続されて脚部12dが炉底部材7を貫通するように構成されている。具体的には、ボルト部12aは、頭部12cが、略U字形状の締結部5cの底部の上側(Z1側)の面に当接するとともに、脚部12dが、締結部5cの底部、炉底部材7、および、(炉底部材7の下面7aが上側から接触する)外枠部材9の部分9aに形成された貫通孔を貫通するように設けられている。そして、ナット部12bは、外枠部材9の部分9aの下方(Z2側)(すなわち、炉底部材7の下方)に貫通したボルト部12aの脚部12dに螺号するように設けられている。すなわち、本実施形態では、締結部材12は、炉底部材の下方(Z2側)において露出している。
この状態(頭部12cが締結部5cに接続され脚部12dが炉底部材7および外枠部材9の部分9aを貫通したボルト部12aにナット部12bが螺号した状態)で、ナット部12bが炉底部材7の下面7a(外枠部材9の部分9aの下面)に近づくように、ボルト部12aの脚部12dにナット部12bを締め付けることにより、継鉄当て板5の下部5bが、炉底部材7の上面7bに近づく。これに伴い、継鉄当て板5は下側(Z2側)に移動するので、継鉄当て板5と一体的に設けられた押圧部11が、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧する。
なお、本実施形態では、締結部材12は、ばね部材12eを含む。具体的には、ばね部材12eは、ボルト部12aの脚部12dに貫通する貫通孔を有する。ばね部材12eは、貫通孔にボルト部12aの脚部12dに貫通した状態で、炉底部材7の下面7aとナット部12bとの間に設けられている。誘導加熱装置100では、ばね部材12eとして、複数の皿ばねが積み重ねられた状態で設けられている。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、誘導加熱装置100を、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から接触するように、継鉄当て板5から径方向(R方向)に延びるように設けられる押圧部11と、継鉄当て板5の下部5bに配置され、締結力によって押圧部11を介して誘導加熱コイル3に対して上側から下方向(Z2方向)に押圧する締結部材12と、を備えるように構成する。これにより、締結力によって押圧部11を介して誘導加熱コイル3に対して上側から下方向に押圧する締結部材12が、継鉄当て板5の下部5bに配置されているので、作業者は、誘導加熱装置100の下部において、締結部材12に対する締結作業を行うことにより、継鉄当て板5を介して、誘導加熱コイル3に対して上側から下方向に押圧する部材(押圧部11)に対する誘導加熱装置100への固定作業を行うことができる。その結果、誘導加熱コイル3に対して上側から下方向に押圧する部材(押圧部11)に対する作業を行う位置が、作業者20(図3参照)が誘導加熱装置100の設置面21(図3参照)から直接アクセスすることが容易な比較的低い位置となるので、誘導加熱コイル3に対して上側から下方向に押圧する部材に対する作業を行う際に、作業性が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、誘導加熱装置100を、炉体1の下側(Z2側)に配置される炉底部材7を備えるように構成する。そして、継鉄当て板5を、継鉄当て板5の下部5bにおいて、炉底部材7に対して締結部材12を用いて固定する。これにより、継鉄当て板5が、継鉄当て板5の下部5bにおいて炉体1の下側に配置される炉底部材7に対して締結部材12を用いて固定されるので、締結部材12の締結位置を、確実に、誘導加熱装置100の下部に配置することができる。その結果、作業者20(図3参照)は、確実に、誘導加熱装置100の下部において、締結部材12に対する作業を行うことができる。また、締結部材12の炉底部材7に対する締結力によって、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧する押圧力を発生させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、締結部材12を、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とに渡るように配置され、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とを締結固定するように構成する。そして、押圧部11を、締結部材12による締結力によって、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧するように構成する。これにより、締結部材12が、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とに渡るように配置されるので、継鉄当て板5が炉底部材7まで届いていない場合でも、締結部材12により、継鉄当て板5の下部5bと炉底部材7とを締結固定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、締結部材12を、ボルト部12aと、ナット部12bと、ばね部材12eと、を含むように構成する。そして、ボルト部12aを、頭部12cが継鉄当て板5の下部5bに接続されて脚部12dが炉底部材7を貫通するように構成する。また、ナット部12bを、炉底部材7の下方(Z2側)に貫通したボルト部12aの脚部12dに螺号するように構成する。また、ばね部材12eを、炉底部材7の下面7aとナット部12bとの間に設ける。これにより、炉底部材7の下面7aとナット部12bとの間に設けられたばね部材12eの伸縮によって、押圧部11に押圧される誘導加熱コイル3の高さ位置、継鉄4の高さ位置、継鉄当て板5の長さ、等が揃っていない(精度のバラツキがある)場合でも、上記の精度のバラツキを吸収することができる。その結果、締結部材12による押圧力が、上記の精度のバラツキに起因して誘導加熱コイル3の周方向(C方向)に沿ってバラつくのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、締結部材12を、炉底部材7の下方(Z2側)において露出するように構成する。これにより、作業者20(図3参照)は、締結部材12が露出した炉底部材7の下方において、締結部材12にアクセスすることができる。その結果、締結部材12が炉底部材7の下方において露出していない場合と比較して、誘導加熱コイル3に対して上側(Z1側)から下方向(Z2方向)に押圧する部材(押圧部11)に対する作業を行う際に作業性が低下するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、押圧部11および継鉄当て板5を、上下方向(Z方向)に延びる継鉄当て板5の上側(Z1側)の端部5aから押圧部11が径方向(R方向)に延びるように略逆L字状となるように配置する。これにより、押圧部11および継鉄当て板5が略逆L字状となるように配置されるので、押圧部11が継鉄当て板5よりも上方(Z1側)に突出しない。すなわち、継鉄当て板5および押圧部11の上側が比較的平坦になる。その結果、継鉄4を周方向(C方向)の両側から挟み込む継鉄当て板5の上側に、成形キャスタブルを用いることができるので、キャスタブルの交換の都度、解体、流し込み、乾燥の工程が必要な流し込みキャスタブルを用いる必要がある場合と比較して、キャスタブルの交換に要する時間(すなわち、装置が使用できない時間(ダウンタイム))を短縮することができる。
また、本実施形態では、上記のように、押圧部11を、継鉄当て板5に一体的に設ける。これにより、押圧部11が継鉄当て板5とは別部材として設けられる場合と比較して、部品点数を削減することができるとともに、装置構成を簡素化することができる。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、押圧部11を、継鉄当て板5に一体的に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、押圧部を、板部材と別体として設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、押圧部11を、上側(Z1側)から見て、径方向(R方向)に延びる一対の辺と、周方向(C方向)に延びる一対の辺とにより囲まれた形状を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、押圧部を、上側から見て、径方向の外側から内側に向かって互いの距離が大きくなるように延びる一対の辺と、周方向に延びる一対の辺とにより囲まれた形状を有するように構成してもよい。この場合、押圧部において、径方向の内側の幅(周方向の長さ)が、径方向の外側の幅よりも広くなるので、押圧部により、誘導加熱コイルを上側から押圧する面積を大きくすることができる。
また、上記実施形態では、押圧部11および継鉄当て板5を、上下方向(Z方向)に延びる継鉄当て板5の上側(Z1側)の端部5aから押圧部11が径方向(R方向)に延びるように略逆L字状となるように配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、押圧部11および継鉄当て板5を、略T字状、略十字状、等のように、略逆L字状以外の形状となるように配置してもよい。
また、上記実施形態では、締結部材12を、炉底部材7の下方(Z2側)において露出するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、締結部材を、炉底部材の側方または上方において露出するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ばね部材12eとして、皿ばねを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ばね部材として、コイルばね等の皿ばね以外を設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、締結部材12を、炉底部材7の下面7a(および外枠部材9の部分9a)とナット部12bとの間に設けられたばね部材12eを含むように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、締結部材を、ばね部材を含まないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、締結部材12を、ボルト部12aと、ナット部12bと、を含むように構成し、ボルト部12aを、頭部12cが継鉄当て板5の下部5bに接続されて脚部12dが炉底部材7を貫通するとともに、ナット部12bを、炉底部材7の下方(Z2側)に貫通したボルト部12aの脚部12dに螺号するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ボルト部を、頭部が炉底部材の下方に配置され、脚部が炉底部材を貫通して炉底部材の下部に接続されるとともに、ナット部を、炉底部材の上方に貫通したボルト部の脚部に螺号するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、継鉄当て板5を、継鉄当て板5の下部5bにおいて、炉底部材7に対して締結部材12を用いて固定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、継鉄当て板を、炉底部材以外の部材に対して締結部材を用いて固定するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、押圧部11を、複数の継鉄4の各々に対して周方向の両側に設けられた継鉄当て板5の全てに対して設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、押圧部を、複数の継鉄の各々に対して周方向の片側に設けられた継鉄当て板の全てに対して設けるように構成してもよい。また、押圧部を、複数の継鉄の各々に対して周方向の両側に設けられた継鉄当て板のうちの一部に対して設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、炉底部材7の下側(Z2側)に配置され、複数の柱状の部材を含む脚部100aを設け、作業者20が、脚部100aの外側(R2側)から、炉底部材7の下側(Z2側)に侵入可能に構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、作業者が、炉底部材の下側に侵入可能であれば、たとえば、内部が中空に形成され側壁に作業者が通過可能な開口部が形成された円筒形の脚部等のように、複数の柱状の部材を含む脚部以外の脚部を設けるように構成してもよい。また、誘導加熱装置が設置される設置面に掘り込みを設けることにより、炉底部材の下側に侵入可能に構成してもよい。
1 炉体
3 誘導加熱コイル
4 継鉄
5 継鉄当て板(板部材)
5a (板部材の上側の)端部
5b (板部材の)下部
7 炉底部材(支持部材)
7a (支持部材の)下面
11 押圧部
12 締結部材
12a ボルト部
12b ナット部
12c (ボルト部の)頭部
12d (ボルト部の)脚部
12e ばね部材
100 誘導加熱装置

Claims (7)

  1. 内部に金属材料が投入される炉体と、
    前記炉体の外周に巻回される誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルの外周に沿って配置される複数の継鉄と、
    前記継鉄を周方向の両側から挟み込む板部材と、
    前記板部材のうちの少なくとも一つに設けられ、前記誘導加熱コイルに対して上側から接触するように、前記板部材から径方向に延びるように設けられる押圧部と、
    前記板部材の下部に配置され、締結力によって前記押圧部を介して前記誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧する締結部材と、を備える、誘導加熱装置。
  2. 前記炉体の下側に配置される支持部材をさらに備え、
    前記板部材は、前記板部材の下部において、前記支持部材に対して前記締結部材を用いて固定されている、請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記締結部材は、前記板部材の下部と前記支持部材とに渡るように配置され、前記板部材の下部と前記支持部材とを締結固定するように構成されており、
    前記押圧部は、前記締結部材による締結力によって、前記誘導加熱コイルに対して上側から下方向に押圧するように構成されている、請求項2に記載の誘導加熱装置。
  4. 前記締結部材は、頭部が前記板部材の下部に接続されて脚部が前記支持部材を貫通するボルト部と、前記支持部材の下方に貫通した前記ボルト部の前記脚部に螺号するナット部と、前記支持部材の下面と前記ナット部との間に設けられるばね部材と、を含む、請求項3に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記締結部材は、前記支持部材の下方において露出している、請求項2〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  6. 前記押圧部および前記板部材は、上下方向に延びる前記板部材の上側の端部から前記押圧部が径方向に延びるように略逆L字状となるように配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  7. 前記押圧部は、前記板部材に一体的に設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
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