JP2020170439A - データ処理システム - Google Patents

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泰洋 安部
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Abstract

【課題】より簡易な方法で分散管理されるデータを処理するシステムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、データ処理を実行する処理システムであって、データ処理を実行する処理システムであって、ユーザ端末からの選択要求に基づいて、一又は複数のサーバのうち、当該選択されたサーバに格納される一又は複数のデータファイルを参照し、当該一又は複数のデータファイルを表示し、当該一又は複数のデータファイルのうち、データを取り込むデータファイルの選択要求を受付け、所定の取込処理を実行し、前記特定のデータファイルから前記所定の取込処理を実行した取込データをアイコン形式で表示する。【選択図】図5

Description

本開示は、ユーザが、異なるサーバに格納されるデータファイルから特定のデータを取込み、所定のデータ処理を実行することを可能とする、データ処理システムに関する。
従来、異なるデータベースやシステムに配置されるデータを管理する技術が複数開示されている。
例えば、異種データベースまたはシステム間、特に、MySQLデータベースまたはシステムと、MySQLとは異なる他の種類のデータベースまたはシステムとの間におけるレプリケーションを提供する技術が開示されている(特許文献1)。
特表2013−535737号公報
しかしながら、特許文献1は、異なる種類のデータベースやシステム間でデータを効率的に転送する技術を開示しているものの、特許文献1を含む従来技術は、ユーザ視点に立って、他のデータベースやシステムで管理されるデータを視覚的に理解し、簡易な方法で処理する方法は開示されていない。
そこで、本開示では、より簡易な方法で分散管理されるデータを処理するシステムを提供することを目的とする。
本開示の一態様における、データ処理を実行する処理システムは、ユーザ端末からの選択要求に基づいて、一又は複数のサーバのうち、当該選択されたサーバに格納される一又は複数のデータファイルを参照し、当該一又は複数のデータファイルを表示し、当該一又は複数のデータファイルのうち、データを取り込むデータファイルの選択要求を受付け、 所定の取込処理を実行し、前記特定のデータファイルから前記所定の取込処理を実行した取込データをアイコン形式で表示する。
本開示によれば、より簡易な方法で分散管理されるデータを処理するシステムを提供することができる。
本開示の第一実施形態に係るデータ処理システムを示すブロック構成図である。 図1のサーバ装置100を示す機能ブロック構成図である。 図1の端末装置200を示す機能ブロック構成図である。 サーバ100に格納される処理対象データの一例を示す模式図である。 本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、各サーバで管理されるデータを表示する、ユーザインターフェースの一例である。 本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、データ取込処理に係る、ユーザインターフェースの一例である。 本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、データ取込処理の各工程に係る、ユーザインターフェースの一例である。 本開示の第一実施形態に係る、データ取込処理に係るフローチャートの一例である。 本開示の第一実施形態に係る、データ取込処理の詳細に係るフローチャートの一例である。 本開示の第一実施形態に係る、データ同期処理に係るフローチャートの一例である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係るデータ処理システム1を示すブロック構成図である。このデータ処理システム1は、例えば、所定の目的(例えば、マーケティング分析)のために、各サーバ(システム)に分散管理されたデータに対してデータ加工・修正(例えば、クレンジング処理)を施し、データ統合を実行し、マーケティングレポートとして出力するためのシステムである。なお、目的として、マーケティング分析とすることや、出力として、マーケティングレポートとすることは一例であって、これに限定されず、他の目的のためのレポートであっても良い。また、分散管理されたデータとしては、少なくとも2つ以上のデータが別個に管理されたものであれば、分散管理されるデータの個数は少数・多数問わず、限定されない。また、データフォーマットについても、以下、csvファイルを一例として挙げるが、これに限定されない。
データ処理システム1は、サーバ装置(データ処理装置)100A、100B、100Cと、端末装置200と、ネットワークNWとを有している。サーバ装置100A〜Cと、端末装置200とは、ネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWは、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等により構成される。
サーバ装置100A、100B、100Cの各々は、データの処理を行う装置であり、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。本実施形態においては、サーバ装置100Aは、ユーザからの要求を受付け、所定のデータ処理に供する装置として例示され、サーバ装置100B、100Cは、相互に異なるデータ格納サーバ(システム)として例示される。例えば、サーバ装置100B、100Cとして、顧客管理システム(SFTP)、広告管理システム(S3)、基幹システム、Salesforce(商標)(販売促進システム)等が挙げられ、GoogleSpreadsheet(商標)等のアプリケーションサーバも挙げられるがこれに限られない。また、本実施形態においては、説明の便宜上サーバとして3台を例示しているが、これに限定されず、複数台であれば何台あってもよい。
端末装置200は、データ処理システム1を利用するユーザが所持する、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報処理装置であるが、スマートフォンや携帯電話、PDA等により構成しても良い。
本実施形態では、データ処理システム1は、サーバ装置100A、100B、100Cと端末装置200とを備え、端末装置200を利用してサーバ装置100に対する操作を行う構成として説明するが、サーバ装置100A、100B、100Cの各々がスタンドアローンで構成され、サーバ装置自身にユーザが操作を行う機能を備えても良い。
図2は、図1のサーバ装置100Aの機能ブロック構成図である。サーバ装置100Aは、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、ネットワークNWを介して他のサーバ装置100B、100C、端末装置200及びWebサーバ300と通信を行うための通信インタフェースであり、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信規約により通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。また、記憶部120は、他のサーバ装置から取り込んだデータを格納する、取込データ格納部121、取込データ及び/または他のデータに対してクレンジング処理や統合処理等の処理を行ったデータを格納する、処理データ格納部122、また、図示しない、ユーザインターフェースに表示するためのアイコンデータや他のグラフィックスデータを格納する格納部等を有する。さらに、記憶部120は、端末装置200、Webサーバ300と通信を行ったデータを一時的に記憶する。なお、各処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)が記憶部120外に構築されていてもよい。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、サーバ装置100の全体の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等から構成される。制御部130の機能として、ユーザの端末装置120からの指示受付部131と、データ処理部132と、画像生成部133とを有する。この指示受付部131、データ処理部132、及び画像生成部133は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されてコンピュータ(電子計算機)であるサーバ装置100により実行される。
指示受付部131は、サーバ100が提供し、端末装置200において表示されるウェブ画面等のユーザインターフェースを介して、ユーザが(特定のアイコンを押下する等して)所定の要求を行ったとき、端末装置200から通信部110を介して指示を受付ける。
データ処理部132は、ユーザの要求が、データ処理に関するもの(例えば、データのクレンジング等)であったときに、対応するデータ処理を実行する。
画像生成部133は、端末装置200に表示される、ユーザインターフェースを構成するための画像情報を生成する。特に、記憶部120に格納されたアイコンデータに基づいて、各種アイコンをユーザインターフェース上の所定の領域に配置し、その他ユーザがデータ処理の指示操作を行うための画面表示を行うために画像を生成する。画像生成部133に関連する処理は、GPU(Graphics Processing Unit)によって実行することもできる。
図3は、図1の端末装置200を示す機能ブロック構成図である。端末装置200は、通信部210と、表示操作部220と、記憶部230と、制御部240とを備える。
通信部210は、ネットワークNWを介してサーバ装置100と通信を行うための通信インタフェースであり、例えばTCP/IP等の通信規約により通信が行われる。
表示操作部220は、ユーザが指示を入力し、制御部240からの入力データに応じてテキスト、画像等を表示するために用いられるユーザインターフェースであり、端末装置200がパーソナルコンピュータで構成されている場合はディスプレイとキーボードやマウスにより構成され、端末装置200がタブレット端末で構成されている場合はタッチパネル等から構成される。この表示操作部220は、記憶部230に記憶されている制御プログラムにより起動されてコンピュータ(電子計算機)である端末装置200により実行される。
記憶部230は、各種制御処理や制御部240内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAMやROM等から構成される。また、記憶部230は、サーバ装置100との通信内容を一時的に記憶している。
制御部240は、記憶部230に記憶されているプログラムを実行することにより、端末装置200の全体の動作を制御するものであり、CPUやGPU等から構成される。
なお、サーバ装置100Aに表示操作部の機能を備える構成としても良く、この場合、端末装置200を備えない構成としても良い。
図4は、サーバ100Aの記憶部120に格納されるデータの一例を示す模式図である。
データは、例えば、csvファイルとして格納され、図4に示すように、csvファイル単体に含まれるデータを、項目別に管理されている。ここで、「項目」はcsvファイルにおけるカラムに対応し、図4に示す例においては、項目別に所定のデータ型に従って値が複数行に渡って入力されている。データ型としては、整数(例えば、0、1、2、3)、小数(例えば、0、1.1、2.2、4.4)、真偽値(例えば、t(true)、f(false)、テキスト(例えば、hoge、hogehoge)が挙げられる。項目の入力値としては、例えば、店舗ID、店舗名、会員ID、会員名、会員ランク、生年月日、住所、年齢、性別、売上額等が挙げられる。例えば、取込データ格納部121または処理データ格納部122は、項目別に管理されたcsvファイルを複数格納することができる。
図5は、本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、各サーバで管理されるデータを表示する、ユーザインターフェースの一例である。
図5に示すように、ユーザインターフェース301は、所定のデータ処理(図5の例では統合データ処理)を実行したデータを配置する領域302と、分散管理されるサーバ別にデータファイルを参照し、所定のサーバに取り込んだデータをアイコン化して表示するための領域303を有する。
領域303において、例えば、サーバ100B(例えば、顧客管理システム(SFTP))において管理されるデータファイルを参照するためのアイコン304、顧客管理システムに格納されるデータファイルから所定のデータを抽出し、サーバ100Aに取り込まれたデータを示すアイコン305が配置される。ここで、「取り込み」とは、別の装置または領域に格納されたデータファイルから一部又は全部のデータを抽出し、所定の処理に供するために、ある装置または領域にデータを格納することをさす。同様に、他のサーバ100C(例えば、広告管理システム(S3))に管理されるデータファイルを参照するためのアイコン、顧客管理システムに格納データファイルから所定のデータを抽出し、サーバ100Aに取り込まれたデータを示すアイコンが配置される。その他、Salesforce(商標)にいて管理されるデータファイル、端末装置200のローカルデータとして管理されるデータファイルについても同様である。また、各アイコンには、データ処理のステータス(例えば、編集中、完了等)を示すアイコンを重ねて表示することもできる。
このように、ユーザは、アイコンを介して各サーバやシステムで管理されるデータを一覧に確認することができ、かつ、サーバから取り込んだデータを確認し、取り込んだデータを基に、統合データ処理等所定の処理を行うことができ、さらに、所定の処理を実行したデータについても同じ画面で確認することができる。
図6は、本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、データ取込処理に係る、ユーザインターフェースの一例である。
図6(a)は、図5の顧客管理システム(SFTP)で管理されるデータに関連する領域において、ユーザからアイコン304を選択する要求を受けたときに表示される画面である。ユーザからアイコン304を選択する要求、すなわち、顧客管理システム(SFTP)に格納されるデータファイル一覧を閲覧する要求を受付けると、図6(a)に示すように、データファイルを一覧に表示するビューワーが立ち上がり、顧客管理システム(SFTP)に格納されるデータファイルのタイトル、データ容量、作成日時等のファイル情報を示す情報が、アイコンとともに表示される。
図6(b)は、図6(a)において、ユーザが複数のデータファイルの中から特定のデータファイルを選択し、「次に」のボタンを押下したときに表示される画面である。具体的には、図6(b)は、ユーザが選択したサーバ(本例においては、顧客管理システム(SFTP)からファイルの取込処理をするためのガイド画面である。図6(b)に示すように、ファイルの取込処理のため、「ファイル情報設定」処理、「ファイル取込設定」処理及び「項目情報設定」処理の3つのステップを有する旨表示されている。ユーザは、各々の処理項目を選択することで、各項目における詳細な設定を行うことができる。なお、本例においては、上記3つのステップを例示しているが、これに限らず、いずれの項目または組合せとすることができる。
図7は、本開示の第一実施形態に係る、端末装置200において表示される、データ取込処理の各工程に係る、ユーザインターフェースの一例である。
まず、「ファイル情報設定」処理について、図7(a)に示すように、ユーザが取り込むデータの詳細情報を設定する処理を含み、その設定画面において、ユーザは、例えば、取り込むデータのデータ名(タイトル)や、ユーザが取込対象として選択したデータファイルに含まれるデータから取り込むデータの開始行を入力する。また、本設定画面において、データファイルのデータ内容を表示することを要求することもできる。例えば、ユーザが、顧客管理システム(SFTP)に格納されるデータファイル(ファイル名:「顧客1_20181010.csv」)を選択したとき、ファイル情報設定処理において、ユーザは、データ名(タイトル)として、「顧客1」と入力し、取り込むデータの開始行を「1」と入力することができる。
次に、「ファイル取込設定」として、図7(b)に示すように、ユーザが取り込むデータの取込方式を設定する処理を含み、その設定画面において、ユーザは、例えば、ファイルの取込形式(さらに具体的には、ファイルから「すべてを取り込む」、「差分のみ取り込む」、「重複データを排除して取り込む」等の選択肢の中から)を選択することができる。また、取込対象条件として、ユーザは、取り込むデータのファイル名を指定し、データを抽出するために用いるキーワードをフリーテキスト(例えば、顧客名等)で入力することができる。
次に、「項目情報設定」として、図7(c)に示すように、ユーザが取り込むデータの各項目の設定を行う処理を含み、その設定画面において、ユーザは、例えば、項目毎にデータ型(さらに具体的には、「数値」「文字列」「日付」等)、主キー(指定/非指定)、個人情報(指定/非指定)を入力することができる。
以上のように、ユーザは、本実施形態のシステムを通じて、各サーバやシステムで管理されるデータの中からデータ処理のために取り込みたいデータを選択し、ガイドに従って、取込データの各種設定を、簡易に行うことができる。
<処理の流れ>
図8を参照しながら、本実施形態のデータ処理システム1が実行するデータ処理方法の処理の流れについて説明する。図8は、本開示の第一実施形態に係る、データ取込処理に係るフローチャートの一例である。
ここで、このデータ処理システム1を利用するために、ユーザは端末装置200のインターネットブラウザ等を利用してサーバ装置100Aにアクセスし、例えばIDとパスワードを入力する等の所定の認証を受けてログインすることで、利用可能となる。この認証後、ウェブ画面等を介して図5に示すようなユーザインターフェースが提供され、図8に示すステップS101へ進む。
まず、ステップS101の処理として、サーバ装置100Aは、ファイルの参照要求を受付ける。例えば、ユーザが端末装置200を操作して、図5に示すようなユーザインターフェースにおいて、所望のサーバ(例えば、サーバ100B/顧客管理システム(SFTP))で管理されるデータを参照しようと、アイコン304を選択すると、サーバ装置100Aの制御部130の指示受付部131は、端末装置200から通信部110を介して、ファイル参照要求を受信する。
ステップS102の処理として、サーバ装置100Aは、ユーザが選択したサーバに格納されるデータファイルを参照する。データファイルの参照方法として、サーバ装置100Aは、要求に応じて、選択されたサーバ100Bに対して、サーバ100Bに格納されるデータファイルに関連する情報(例えば、ファイル名、データ容量、作成(更新)日時等)の取得要求を行うこともできるし、または、サーバ100Aは、定期的にサーバ100Bにアクセスし、データファイルに関連する情報を取得することもできる。
続いて、ステップS103の処理として、サーバ装置100Aは、ユーザが選択したサーバに格納されるデータファイルに関連する情報を表示する処理を行う。例えば、サーバ装置100Aは、サーバ200から当該サーバに格納される一又は複数のデータファイルに関連する情報を取得すると、制御部130の表示制御部133は、図6(a)に示すように、データファイルを一覧で表示するためのビューワーを生成し、ビューワーの画面情報と、データファイルを示すアイコンやデータファイルに関連する情報とともに、ユーザの端末装置200に提供し、端末装置200の表示部において図6(a)に示すような画面が表示される。
続いて、ステップS104の処理として、サーバ装置100Aは、取込ファイルの選択要求を受付ける。例えば、ユーザが端末装置200を操作して、図6(a)に示すようなユーザインターフェースにおいて、所望のデータファイル(例えば、ファイル名:「顧客1_20181010.csv」)に対応するアイコンを選択すると、サーバ装置100Aの制御部130の指示受付部131は、端末装置200から通信部110を介して、ファイル選択要求を受信する。
続いて、ステップS105の処理として、サーバ装置100Aは、所定のデータ取込処理を行う。例えば、サーバ装置100の制御部130のデータ処理部132は、図6(b)のユーザインターフェースにおいて示すような所定のデータ取込処理を、ユーザの要求に応じて行う。データ取込処理の詳細については、図9を用いながら後述するが、データ取込処理として、データ処理部132は、ユーザが選択したデータファイルに含まれるデータから、ユーザが指定したデータを抽出する処理を行う。
そして、ステップS106の処理として、サーバ装置100Aは、データ取込処理を完了すると、取込データを示すアイコンを表示する処理を行う。例えば、サーバ装置100Aの制御部130の表示制御部133は、図5に示すような、顧客管理システム(SFTP)に対応する領域において、当該システムに格納されるデータファイルから取り込んだデータを示すアイコン305を配置する画面情報を生成し、ユーザの端末装置200に提供し、端末装置200の表示部において図5に示すような画面が表示される。
以上のように、本実施形態の処理方法を通じて、各サーバやシステムで管理されるデータの中からデータ処理のために取り込みたいデータを選択し、取込データの各種設定を、簡易に行う方法をユーザに対して提供することができる。
図9は、本開示の第一実施形態に係る、データ取込処理に係るフローチャートの一例である。
図8において説明したように、サーバ装置100Aは、所定のデータ取込処理を行う。データ取込処理として、まず、ステップS201の処理として、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、ファイル情報設定処理、すなわち、ユーザが取り込むデータの詳細情報を設定する処理を行う。例えば、図7(a)に示すように、指示受付部131は、ユーザの端末装置200から、設定画面における、取り込むデータのデータ名(タイトル)の入力内容や、ユーザが取込対象として選択したデータファイルに含まれるデータから取り込むデータの開始行の入力内容を受信し、データ処理部132は、入力内容に基づいて、データ名を生成し、取り込むデータの開始行を指定する処理を行う。
次に、ステップS202の処理として、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、ファイル取込設定、すなわち、ユーザが取り込むデータの取込方式を設定する処理を行う。例えば、図7(b)に示すように、指示受付部131は、ユーザの端末装置200から、設定画面における、ファイルの取込形式の選択内容(ファイルから「すべてを取り込む」、「差分のみ取り込む」、「重複データを排除して取り込む」等の選択肢のいずれか)を受信し、また、取込対象条件として、ユーザが指定した、取り込むデータのファイル名及びユーザが入力した、データを抽出するために用いるキーワードを受信し、データ処理部132は、これらの選択内容及び/または入力内容に基づいて、選択された範囲のデータ、かつ、入力されたキーワードを含むデータを取り込む処理を行う。ここで、ユーザは、既に、データを取り込んでおり、その後、データが元のサーバで更新されたとき、データの更新部分(差分)のみを取り込む設定を本ステップで行うことができる。例えば、ある店舗の顧客情報を顧客管理システム(SFTP)から取り込んでおき、その後当該店舗で新規顧客が増えたような場合、ユーザは、その更新分のみを取り込むよう設定することができる。
次に、ステップS203の処理として、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は項目情報設定処理、すなわち、ユーザが取り込むデータの各項目の設定を行う。例えば、図7(c)に示すように、指示受付部131は、ユーザの端末装置200から、設定画面における、項目毎の、データ型(さらに具体的には、「数値」「文字列」「日付」等)、主キー(指定/非指定)、個人情報(指定/非指定)といった入力または指定内容を受信し、データ処理部132は、これらの入力内容及び/または指定内容に基づいて、項目情報の設定を行う。
以上のように、具体化された取込処理を通じて、ユーザに対して、各サーバやシステムで管理されるデータの中からデータ処理のために取り込みたいデータを効率的に選択可能であり、かつ、操作性の高いユーザインターフェースもあいまって、簡易な方法でデータを取り込むことが可能なシステムを提供することができる。
図10は、本開示の第一実施形態に係る、データ同期処理に係るフローチャートの一例である。
まず、ステップS301の処理として、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、上記で説明した、データの取込元となるデータファイルが格納されたサーバ装置(例えば、サーバ装置100B(顧客管理システム(SFTP)))に対し、取込データの元となるデータファイルに更新があったか否かを確認する。例えば、取込データが、ある顧客に関する、特定日時までの取引情報である場合、サーバ装置100Aからサー要求を行う。
まず、ステップS301の処理として、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、上記で説明した、データの取込元となるデータファイルが格納されたサーバ装置(例えば、サーバ装置100B(顧客管理システム(SFTP)))に対し、取込データの元となるデータファイルに更新があったか否かを確認する。例えば、取込データが、ある顧客に関する、特定日時までの取引情報である場合、サーバ装置100Aからサーバ装置100Bに対し、特定日時以降に、元のデータファイルに更新があったか否か確認要求を行う。
ステップS302において、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、S301において確認要求を行ったサーバ装置(例えば、サーバ装置100B)からの返答内容が、対象データファイルに「更新あり」であったか否かを確認する。
ステップS302の返答内容が、「更新あり」であった場合、ステップS303において、サーバ装置100Aの制御部130のデータ処理部132は、更新データの同期処理を行う。例えば、データ処理部132は、取込データの元となるデータファイルを格納するサーバ装置(例えば、サーバ装置100B)に対して、更新データの転送要求を行い、受信した更新データを取込データに反映させる。取込データが更新されると、表示制御部133は、例えば、図5に示す取込データを示すアイコン305に「更新済み」であることを示すマークを表示することができる。
ここで、上記ステップS301の確認処理は、ユーザ要求に応じて実行することもできるし、予め決められたタイミングで実行することもできるし、または、取込元のデータファイルに更新があったときに実行することもできる。また、上記ステップS303の同期処理は、ユーザを介在させずに自動で行うこともできるし、ユーザの端末装置200に対し、データファイルに更新があった旨を通知し、ユーザが、上記図9において説明した取込処理において、データファイルから差分データを取り込む設定を指示することで、同期処理を実行することもできる。
以上により、データ同期処理を通じて、図5に示すようなユーザーインタフェースを介して、簡易なデータ管理方法を提供することができる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することが出来る。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1 データ処理システム 100A、100B、100C サーバ装置、110 通信部、120 記憶部、130 制御部、200 端末装置、NW ネットワーク

Claims (6)

  1. データ処理を実行する処理システムであって、
    ユーザ端末からの選択要求に基づいて、一又は複数のサーバのうち、当該選択されたサーバに格納される一又は複数のデータファイルを参照し、
    当該一又は複数のデータファイルを表示し、
    当該一又は複数のデータファイルのうち、データを取り込むデータファイルの選択要求を受付け、
    所定の取込処理を実行し、
    前記特定のデータファイルから前記所定の取込処理を実行した取込データをアイコン形式で表示する、
    処理システム。
  2. 前記所定の取込処理は、前記特定のデータファイルに格納されるデータから取り込むデータの詳細情報を設定するファイル情報設定処理を含む、請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記所定の取込処理は、前記特定のデータファイルに格納されるデータから取り込むデータの取込方式を設定するファイル取込方式設定処理を含む、請求項1に記載の処理システム。
  4. 前記所定の取込処理は、前記特定のデータファイルに格納されるデータの各項目の設定を行う項目情報設定処理を含む、請求項1に記載の処理システム。
  5. 前記一又は複数サーバ毎に、格納されるデータファイルを参照するためのアイコンと、取込データを示すアイコンとを配置する領域を表示する、請求項1に記載の処理システム。
  6. 前記選択されたデータファイルに更新があったとき、更新データを取込データに同期する、請求項1に記載の処理システム。

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