JP6195815B2 - 感動情報提供装置、感動情報提供方法、および、感動情報提供プログラム - Google Patents

感動情報提供装置、感動情報提供方法、および、感動情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、感動情報提供装置、感動情報提供方法、および、感動情報提供プログラムに関する。
従来、利用者の感動を利用者自らの能動的行為によって記録する技術がある。例えば、利用者が記録しておきたい事象をウェアアラブルデバイスにより取得し、取得した事象をライフログとしてスマートフォン等に記録する技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
また、携帯端末で測定した利用者の位置情報のみを手掛かりとし、地図情報と合わせて利用者から日記作成の指示を受けた時点で利用者の行動が予め登録された行動パターンに一致する場合はそれにあった定型文をとりあえず、その時点の記録としておき、後でワードプロセッサ等により利用者が編集する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−215611号公報
SmartBand SWR10、[online]、[平成26年8月25日検索]、インターネット<URL:http://www.sonymobile.co.jp/product/smartwear/swr10>
しかし、上記の技術は、記録の内容が感動だけを指すものでは必ずしもないこと、また感動量について記録するものではないため、利用者が感動した内容の詳細情報を感動した後に追記するときに思い出しにくいという問題があった。さらに、上記の技術は、各利用者に閉じた記録に留まっており、同じ対象に感動した他の利用者との間で感動の共有を行うことができないという問題があった。そこで、本発明は、このような問題を解決し、利用者が感動したとき、その感動量をリアルタイムに記録し、かつ、その感動を他の利用者と共有することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、端末の利用者の利用者IDと、前記利用者の感動の日時および当該日時における端末の位置を示す周辺情報と、当該日時における前記利用者の感動量とを対応付けた感動情報を記憶部に記録する記録部と、前記端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記する追記部と、前記端末から受信した前記周辺情報のいずれかを検索条件として、前記端末からの要求に基づき前記記憶部から当該検索条件に適合した各利用者の感動情報を抽出して当該端末に送信する抽出部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、端末の利用者の利用者IDと、前記利用者の感動の日時および当該日時における端末の位置を示す周辺情報と、当該日時における前記利用者の感動量とを対応付けた感動情報を記憶部に記録する記録部と、前記端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記する追記部と、前記記憶部における各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成し、前記生成したグループに属する利用者の端末に対し、前記グループのコミュニティへの参加を招待する情報を送信する生成部とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、端末の利用者の属性情報を示す利用者情報を記憶する記憶部と、端末の利用者の利用者IDと、前記利用者の感動の日時および当該日時における端末の位置を示す周辺情報と、当該日時における前記利用者の感動量とを対応付けた感動情報を前記記憶部に記録する記録部と、前記記憶部に記録された感動情報および前記利用者情報を参照して、前記利用者の感動量の地域的な分布、時間的な分布、および、前記利用者の属性の違いによる前記感動量の違いの少なくともいずれかの分析を行い、前記分析の結果を出力する分析部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用者が感動したとき、その感動量をリアルタイムに記録し、かつ、その感動を他の利用者と共有することができる。
図1は、第1の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 図2は、各実施形態における端末の構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態のシステムの感動記録フェーズの処理手順の例を示す図である。 図4は、第1の実施形態のシステムの追記フェーズの処理手順の例を示す図である。 図5は、第1の実施形態のシステムの追記フェーズにおける表示画面の例を示す図である。 図6は、第1の実施形態のシステムの共有フェーズの処理手順の例を示す図である。 図7は、第1の実施形態のシステムの共有フェーズにおける表示画面の例を示す図である。 図8は、第1の実施形態のシステムの共有フェーズにおける表示画面の例を示す図である。 図9は、第2の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 図10は、第2の実施形態のシステムの感動記録フェーズの処理手順の例を示す図である。 図11は、第2の実施形態のシステムの追記フェーズにおける表示画面の例を示す図である。 図12は、第3の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 図13は、OLAP分析を説明するための図である。 図14は、第3の実施形態のシステムの分析可視化フェーズの処理手順の例を示す図である。 図15は、第3の実施形態のシステムの分析可視化フェーズの処理手順における表示画面の例を示す図である。 図16は、第4の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 図17は、第4の実施形態のシステムの共有フェーズの処理手順の例を示す図である。 図18は、第4の実施形態のシステムの共有フェーズの表示画面の例を示す図である。 図19は、感動情報提供プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)を第1の実施形態から第4の実施形態に分けて説明する。なお、本発明は各実施形態に限定されない。
(第1の実施形態)
図1を用いて第1の実施形態のシステムの構成を説明する。本システムは、感動情報提供装置10と、1以上の端末20とを備える。これらは、インターネット等のネットワークにより接続される。なお、各実施形態の感動情報提供装置および端末の台数は、各図に示す台数に限定されない。
感動情報提供装置10は、端末20から利用者の感動時における端末20の周辺情報、感動時における当該利用者の感動量等を含む利用者の感動情報を受信すると、この感動情報を記憶部14の感動情報DB(データベース)141に記録する。また、感動情報提供装置10は、端末20からの感動情報の追記情報を受け付けると、この追記情報を感動情報DB141における当該感動情報に追記する。さらに、感動情報提供装置10は、端末20からの要求に応じて感動情報DB141に蓄積される各利用者の感動情報を送信する。
端末20は、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等であり、感動情報提供装置10へ利用者の感動情報を送信する。また、端末20は、感動情報提供装置10から各利用者の感動情報を取得し、表示する。なお、利用者は、感動情報の送信にはスマートフォン等の端末20を用い、感動情報の追記情報の送信にはパーソナルコンピュータ等の端末20を用いる等、複数の端末20を使い分けてもよい。
図1を用いてシステムの動作概要を説明する。システムの動作は、(1)感動記録フェーズ、(2)追記フェーズ、(3)共有フェーズに分けられる。
(1)感動記録フェーズ
端末20は、利用者の感動量の取得を行う。ここでの感動量は、例えば、端末20に対する利用者の単位時間あたりの操作量等である。また、端末20は、感動時の周辺情報を取得する。この周辺情報は、例えば、感動時の日時および場所情報(端末20の位置情報)である。そして、端末20は、感動情報提供装置10に対し利用者IDでログインすると、利用者の感動量と周辺情報とを送信する。そして、感動情報提供装置10は、端末20から受信した利用者の感動量と周辺情報とを利用者の感動情報として感動情報DB141に記録する。
(2)追記フェーズ
感動情報提供装置10は、感動記録フェーズの後、端末20の利用者IDによるログインを受け付けると、端末20からの追記要求に応じて、感動情報DB141に記録された端末20の利用者の感動情報(感動量、周辺情報等)を読み出し、端末20へ送信する。端末20は、感動情報提供装置10から受信した感動情報を表示し、端末20の利用者から感動情報への追記情報の入力を受け付ける。そして、端末20は入力された追記情報を感動情報提供装置10へ送信する。追記情報を受信した感動情報提供装置10は、感動情報DB141における利用者の感動情報に当該追記情報を記録する。
例えば、利用者が端末20を操作して、感動情報提供装置10の感動情報DB141から利用者ID「A01033」、日時「2017/03/07 13:32:40.00」、感動量「12」、場所「±dd.mm,ss.sss/±dd.mm,ss.sss」の感動情報を取得し、この感動情報の内容を見ることで、追記すべき内容を思い出し、追記情報(例えば、「ノラちゃんかわいすぎる」等)を端末20へ入力する。そして、端末20は、入力された追記情報を感動情報提供装置10へ送信し、感動情報提供装置10はこの追記情報(例えば、「ノラちゃんかわいすぎる」等)を、感動情報DB141における当該利用者の感動情報に追記する。
(3)共有フェーズ
次に、感動情報提供装置10は、感動情報の閲覧者の端末20から周辺情報のいずれかを含む検索要求を受け付けると、この周辺情報を検索条件として、感動情報DB141から検索条件に適合する各利用者の感動情報(例えば、感動量、周辺情報、追記情報等)を抽出して、端末20に送信する。これにより端末20の利用者(閲覧者)は、所定の日時、所定の場所における他の利用者の感動情報を閲覧することができる。例えば、端末20の利用者は、自身が感動した日時、場所において、同じように感動した人がいるか否かや、感動した人がいれば、どの程度あるいはどのように感動したか等を知ることができる。つまり、複数の利用者間で感動情報を共有することができる。
(感動情報提供装置)
引き続き、図1を用いて感動情報提供装置10を詳細に説明する。感動情報提供装置10は、記録部11と、追記部12と、抽出部13と、記憶部14とを備える。
記録部11は、端末20から送信された利用者の感動情報を記憶部14の感動情報DB141に記録する。例えば、記録部11は、端末20から送信された利用者IDと、端末20の感動量(例えば、単位時間あたりの端末20の操作量)と、感動した日時および当該日時における端末20の場所を示す周辺情報とを対応付けた情報を、当該利用者の感動情報として感動情報DB141に記録する。
追記部12は、端末20から受信した追記情報を感動情報DB141の感動情報に追記する。具体的には、追記部12は、まず端末20からの要求に基づき、追記対象となる感動情報を送信する。その後、追記部12は、端末20から当該感動情報の追記情報を受信すると、感動情報DB141における当該感動情報に追記する。
抽出部13は、端末20から周辺情報を含む検索要求を受け付けると、この周辺情報のいずれかを検索条件として、感動情報DB141から検索条件に適合する各利用者の感動情報を抽出して、端末20に送信する。
記憶部14は、感動情報DB141を備える。この感動情報DB141は、端末20から送信された利用者の感動情報(日時、利用者ID、感動量、場所、追記情報等)を記憶する。例えば、図1の感動情報DB141の1行目の感動情報は、日時「2017/03/07 13:32:40.00」における利用者ID「A01033」の感動量は「12」であり、このときの場所は「±dd.mm,ss.sss/±dd.mm,ss.sss」であることを示す。また、この感動情報には「ノラちゃんかわいすぎる」という追記情報があることを示す。なお、この感動情報の場所の情報は、上記のような緯度・経度の情報のみならず、住所等の情報も含んでいてよい。
なお、ここでは図示を省略しているが、感動情報提供装置10はログイン処理部と、利用者ID、パスワード等を示す利用者情報とを備え、これらにより端末20からのログインを受け付けるものとする。
(端末)
次に、図2を用いて端末20を詳細に説明する。端末20は、記憶部22と、制御部23と、操作部24と、表示部25と、時計部26と、センサ部27と、位置検出部28とを備える。
記憶部22は、感動量情報と周辺情報を記憶する。この感動量情報は、利用者の感動量を示した情報であり、例えば、端末20の操作部24(詳細は後記。例えば、ハードウェアボタン等)の単位時間当たりの操作回数、ソフトウェアボタンの単位時間当たりの操作回数、単位時間当たりの端末20を振った回数、単位時間当たりの端末20の加圧回数、単位時間当たりの撮影画像枚数等の情報である。また、周辺情報は、例えば、時計部26により計測された感動時の日時、位置検出部28により検出された感動時の位置情報等である。記憶部22内のこれらの情報は、例えば、送信部233が感動情報の送信エラー等を起こしたときのリトライ用等に用いられる。
制御部23は、端末20全体の制御を司る。制御部23の詳細は後記する。
操作部24は、端末20の利用者から当該端末20に対する操作入力を受け付ける。この操作部24は、例えば、ボタンやキーボード、タッチパネル等である。操作入力の内容は制御部23へ出力される。
表示部25は、制御部23から出力された各種データを表示する。例えば、表示部25は、制御部23において感動情報提供装置10から受信した感動情報を表示したり、この感動情報の追記情報の入力を受け付ける画面を表示したりする。この表示部25は、例えば、液晶モニタ等である。
時計部26は、日時等を計測する。センサ部27は、端末20が振られたり、加圧されたりしたことを検出する。位置検出部28は、GPS(Global Positioning System)等により端末20の位置(場所)の検出を行う。
次に、制御部23を詳細に説明する。制御部23は、操作検出部231と、カウント部232と、送信部233と、受信部234とを備える。
操作検出部231は、各種操作の検出を行う。例えば、操作検出部231は、操作部24およびセンサ部27により、端末20のハードウェアボタン、ソフトウェアボタン等が操作されたこと、端末20が振られたこと、端末20が加圧されたこと等を検出する。
カウント部232は、操作検出部231により検出された操作の回数をカウントする。例えば、端末20の操作部24(例えば、ハードウェアボタン等)の単位時間当たりの操作回数、ソフトウェアボタンの単位時間当たりの操作回数、単位時間当たりの端末20を振った回数、端末20の単位時間当たりの加圧された回数、単位時間当たりの端末20の撮影画像枚数等をカウントする。
送信部233は、感動情報提供装置10へ各種情報を送信する。例えば、送信部233は、感動情報提供装置10へ利用者IDを送信してログインした後、カウント部232によりカウントされた利用者の感動量と、感動時の周辺情報とを、当該利用者の感動情報として感動情報提供装置10へ送信する。また、送信部233は、操作部24経由で感動情報の追記情報の入力を受け付けると、この追記情報を感動情報提供装置10へ送信する。さらに、送信部233は、周辺情報を検索条件とした各利用者の感動情報の検索要求を感動情報提供装置10へ送信する。
受信部234は、感動情報提供装置10から送信された感動情報等を受信する。受信した感動情報は、表示部25等へ出力される。
(処理手順)
次に、図3〜図6を用いて(1)感動記録フェーズ、(2)追記フェーズ、(3)共有フェーズの処理手順の例を説明する。
まず、図3を用いて、図1の感動記録フェーズの処理手順の例を説明する。なお、端末20の利用者Aは、感動情報提供装置10に対し、事前に、利用者ID、ハンドルネーム、パスワード、生年、性別、住所等の利用者情報を登録しておくものとする。端末20は、利用者Aの利用者ID、パスワードで感動情報提供装置10にログインすると(S1:利用者IDでログイン)、端末20内から利用者の感動量を取得する(S2)。つまり、端末20の送信部233は、カウント部232でカウントされた利用者の感動量を取得する。
そして、端末20の送信部233は、時計部26により当該端末20の日時情報を取得し(S3)、また、位置検出部28により当該端末20の場所情報を取得する(S4)。つまり、端末20は、感動時の周辺情報を取得する。次に、端末20の送信部233は、利用者ID、感動量、日時情報、場所情報(感動情報)を感動情報提供装置10に送信する(S5)。
感動情報提供装置10の記録部11は、端末20からの利用者ID、感動量、日時情報、場所情報(感動情報)を受信し(S6)、受信した感動情報を記憶部14の感動情報DB141へ記録する(S7)。
次に、図4を用いて、図1の追記フェーズの処理手順の例を説明する。端末20が利用者ID、パスワードで感動情報提供装置10にログインすると(S1:利用者IDでログイン)、端末20の送信部233は、利用者ID、日時情報または場所情報を感動情報提供装置10に送信する(S12)。つまり、端末20は操作部24経由で、追記対象の感動情報の日時情報または場所情報の入力を受け付けると、これらの情報を含む追記要求を感動情報提供装置10へ送信する。
S12の後、感動情報提供装置10の追記部12は、端末20から利用者IDと、日時情報または場所情報を受信すると(S13)、当該情報による感動情報DB141の検索を行う(S14)。そして、追記部12は、感動情報DB141から検索された感動情報を端末20へ送信する。
S14の後、端末20の受信部234は、感動情報提供装置10から送信された感動情報を受信すると、表示部25に、当該感動情報に示される利用者IDに関する感動量、日時情報または場所情報の表示を行う(S15)。
S15の後、端末20の操作部24は、感動(つまり、表示した感動情報)に関する追記情報の入力を受け付ける(S16)。例えば、まず、端末20は、S1で表示部25に、図5の符号102に示すログイン画面を表示し、このログイン画面から利用者IDとパスワードの入力を受け付けた後、S15で感動情報提供装置10から送信された端末20の利用者の感動情報(感動量、日時情報または場所情報)の一覧を符号103に示す画面を表示し、追記対象の感動情報の選択入力を受け付ける。その後、端末20は、表示部25に、選択された感動情報(符号1041)とこの感動情報の追記情報の入力を受け付ける領域(符号1042)を含む符号104に示す画面を表示させ、この画面上から追記情報の入力を受け付ける。
S16の後、端末20の送信部233は、入力された追記情報を感動情報提供装置10に送信する(S17)。
S17の後、感動情報提供装置10の追記部12は、端末20からの追記情報を受信すると(S18)、この追記情報を感動情報DB141に追記する(S19)。つまり、追記部12は、S14で感動情報DB141から検索された感動情報に、S18で受信した追記情報を追記する。これにより、例えば、図4の符号401に示す情報が感動情報DB141に追記される。
次に、図6を用いて、共有フェーズの処理手順の例を説明する。端末20が、利用者Bの利用者ID、パスワードで感動情報提供装置10にログインすると(S1:利用者IDでログイン)、端末20の送信部233は感動情報の検索要求を感動情報提供装置10に送信する(S22)。なお、この検索要求は、検索対象の感動情報の周辺情報を含む。
感動情報提供装置10の抽出部13は、端末20からの検索要求を受信すると、この検索要求に含まれる周辺情報を検索条件とした感動情報DB141の検索を行う(S23)。例えば、抽出部13は、周辺情報に示される日時情報および場所情報の近傍情報を作成し、この近傍情報を検索条件として感動情報DB141からこの検索条件に合致する感動情報を検索する。なお、ここでの検索は、周辺情報に含まれる情報すべてを検索条件としてもよいし、周辺情報に含まれるいずれかの情報を検索条件としてもよい。
その後、抽出部13は、S23で検索された感動情報の表示情報を生成する(S24)。例えば、抽出部13は検索された感動情報に含まれる場所情報の地図イメージを地図イメージデータベース17等から取得する。例えば、抽出部13は、場所情報に含まれる緯度・経度を住所に変換し、その変換した住所の周辺の地図イメージを地図イメージデータベース17等から取得する。そして、抽出部13は取得した地図イメージを含む表示情報を生成する。抽出部13は、生成した表示情報を端末20へ送信する。
S24の後、端末20の受信部234は感動情報提供装置10から送信された表示情報を表示部25に表示する(S25)。これにより、端末20の利用者(利用者B)は所定の日時および場所の近傍における他の利用者の感動情報(例えば、利用者ID、感動量、日時、場所、追記情報等)を閲覧することができる。
ここで、感動情報提供装置10の抽出部13により生成される表示情報の例を、図7および図8を用いて説明する。
例えば、表示情報は、図7の符号105に示すように、感動情報の検索条件に用いられた周辺情報の地図イメージおよび日時を示す領域106と、検索された各利用者の感動情報を示す領域108とを備える。ここで領域106における「△」は感動情報が記録された場所を示す。この領域106における「△」のうち、領域108に表示されている感動情報に対応する「△」については、色を変えて表示させてもよい。領域108に表示される感動情報は追記情報を表示する領域109、感動量を表示する領域110、利用者IDや利用者のアイコンを表示する領域111等を含む。なお、感動量は、例えば、各利用者の感動量を10段階で正規化した値を用いる。
感動情報提供装置10が上記のような表示情報を生成することで、利用者は、他の利用者がどの場所どの日時でどのように感動したかを視覚的に確認しやすくなる。
また、表示情報は、図7の符号112に示すように地図イメージ上に、感動が発生した場所近傍における感動情報の数(感動した人の数)を表示した情報であってもよい。例えば、符号113、符号114に示す「△」の中の数字は、その場所近傍における感動情報の数(感動した人の数)を示し、その場所にポインタを合わせると、感動情報の詳細(符号115)を表示させるようにしてもよい。このような表示情報によれば、多数の感動情報が集中している場所でも、利用者が感動情報を確認しやすくなる。なお、日時情報は、符号116に示すように文字等により表示してもよいし、タイムライン等により表示してもよい。
また、図7の符号112における感動情報の数は、例えば、図8の符号120に示すように地図イメージ上の直方体の図形で表示するようにしてもよい。例えば、符号120に示す地図イメージ上の直方体(例えば、符号121)は感動した人の数および感動量を示し、感動した人(利用者)の数が多いほど幅を広くし、感動量の総和が大きいほど高さを高くしている。そして、この地図上の直方体の図形が選択されると、当該図形の対応する感動情報の詳細が表示される(符号122参照)。このような表示情報によれば、各利用者がどの場所でどれぐらいの数の人がどれぐらい感動したかを視覚的に確認しやすくなる。
以上説明した第1の実施形態のシステムによれば、端末20の利用者が感動したとき、その感動量をリアルタイムに記録し、後に容易に追記情報を追記し、かつ、その感動を他の利用者と共有することができる。
(第2の実施形態)
図9を用いて第2の実施形態のシステムの構成を説明する。前記した実施形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。第2の実施形態のシステムは、利用者の感動時の周辺情報として、利用者の端末20内から取得した情報(保有情報)や、インターネット経由で取得した情報等を用いることを特徴とする。
例えば、端末20は感動時の周辺情報として、感動時の日時、場所のほかに、感動時に利用者が撮影した写真や動画、利用者のスケジュール情報等を端末20内から取得して送信する。また、端末20がスマートフォン等、電話やメール等の着信履歴、発信履歴が利用できる場合には、感動時の周辺情報として、感動時における着信履歴、発信履歴等を端末20内から取得して送信してもよい。また、端末20は感動時の周辺情報として、インターネットから取得した利用者のスケジュール情報、天候情報、気温、湿度、ニュース情報、ブログ情報等を送信してもよい。
第2の実施形態のシステムにおける感動情報提供装置10aは、感動情報DB141aを備える。この感動情報DB141aは、感動情報DB141とほぼ同様であるが、端末20から送信された周辺情報として、例えば、感動時に撮影された画像のURI(Uniform Resource Identifier)や、利用者のスケジュール情報等をさらに含む点が異なる。そして、感動情報提供装置10aが端末20からの要求に基づき感動情報を送信する際には、写真のURIや、利用者のスケジュール情報等の周辺情報を含めて送信する。これにより、端末20の利用者が感動情報の追記情報を入力するとき、感動時の詳細な内容を思い出しやすくなる。
(処理手順)
次に、図10を用いて、図9の感動記録フェーズの処理手順の例を説明する。端末20は利用者Aの利用者ID、パスワードで感動情報提供装置10aにログインすると(S1:利用者IDでログイン)、感動量を取得する(S2)。
また、送信部233は、感動時の周辺情報を端末20内から取得する(S31)。つまり、送信部233は、時計部26から当該端末20の日時情報を取得し、位置検出部28から当該端末20の場所情報を取得する。また、送信部233は、記憶部22から利用者が感動時に撮影した写真や、動画、感動時における利用者のスケジュール情報等を取得する。
また、送信部233は、感動時の周辺情報をインターネットから取得する(S32)。例えば、送信部233は、利用者のスケジュール情報、天候情報、気温、湿度、ニュース情報、ブログ情報等をインターネットから取得する。
S32の後、送信部233は、利用者ID、感動量、周辺情報を感動情報提供装置10aに送信する(S33)。
S33の後、感動情報提供装置10aの記録部11は、端末20からの利用者ID、感動量、周辺情報を受信し(S34)、受信した情報を記憶部14の感動情報DB141aへ記録する(S35)。なお、周辺情報に写真や動画が含まれているとき、この写真や動画のURIを感動情報DB141aに記録してもよいし、写真や動画の画像データ自体を感動情報DB141aに記録してもよい。
このようにすることで、感動情報提供装置10aは利用者が感動時に撮影した写真や、動画、利用者のスケジュール情報等を周辺情報として含む感動情報を提供することができる。
なお、この後の追記フェーズは、第1の実施形態とほぼ同じであるので詳細な説明は省略するが、第2の実施形態のシステムの端末20が感動情報の追記情報(例えば、撮影した写真のキャプションや感動情報の更新情報)を受け付けるとき、例えば、図11の符号1041に示す画面を表示させる。この画面は、感動情報(符号1042)と追記情報の入力を受け付ける領域(符号1043)とを含む。ここで、追記情報の入力を受け付ける領域(符号1043)は、追記情報の入力時に参照したい周辺情報の選択を受け付ける領域(符号1044)を含んでいてもよい。例えば、符号1044に示すように、感動時の天気、温度、写真、画像、ニュース情報、SNS(Social Networking Service)等を示すアイコンを表示させ、端末20は、選択されたアイコンに対応する情報を表示させる。このようにすることで、端末20の利用者は、当該利用者の所望する周辺情報を参照しながら追記情報の入力を行うことができる。なお、図9の共有フェーズは、第1の実施形態とほぼ同じであるので詳細な説明は省略する。
以上説明した第2の実施形態のシステムによれば、端末20の利用者の感動時の周辺情報として、利用者の端末20内から取得した情報(保有情報)や、インターネット経由で取得した情報等を用いるので、利用者が感動情報の追記を行うときに、感動時の情報を詳細に思い出しやすくなる。
(第3の実施形態)
図12を用いて第3の実施形態のシステムの構成を説明する。前記した実施形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。第3の実施形態のシステムは、感動情報提供装置10bが感動情報の統計分析等を行い、その分析結果を端末20へ送信することを特徴とする。
この感動情報提供装置10bは、図12に示すように分析可視化部(分析部)15をさらに備える。また、記憶部14は、感動情報DB141aに加え、利用者情報DB142をさらに備える。なお、以下では、感動情報提供装置10bの記憶部14が感動情報DB141aを備える場合を例に説明するが、感動情報DB141を備えてももちろんよい。
分析可視化部15は、端末20からの要求に基づき、感動情報DB141aと利用者情報DB142とを参照して、各利用者の感動情報の分析を行い、その分析結果(分析可視化情報)を端末20へ送信する。ここでの分析は、例えば、利用者の感動量の地域的な分布、時間的な分布、利用者の属性の違いによる感動量の違い等の分析である。
利用者情報DB142は、各利用者の属性情報等を含む利用者情報を記憶する。利用者情報DB142は、例えば、図12に示すように利用者の利用者IDごとに、当該利用者の年齢、性別等の属性情報を示す利用者情報を記憶する。この利用者情報は、利用者のパスワード等の情報を含んでいてもよい。
第3の実施形態のシステムは、前記した(1)感動記録フェーズ、(2)追記フェーズ、(3)共有フェーズに加え、(4)分析可視化フェーズの処理を実行する。(1)感動記録フェーズ、(2)追記フェーズは、前記した各実施形態とほぼ同じであるので詳細な説明は省略する。
図12の分析可視化フェーズを説明する。分析可視化フェーズにおいて、分析可視化者の端末20が感動情報提供装置10bに対し分析可視化依頼情報を送信すると、感動情報提供装置10bの分析可視化部15は、記憶部14に対し情報取得クエリを発行し、分析に用いる情報(利用者情報や感動情報)を取得する。そして、分析可視化部15は取得した情報を用いて各種データの集計や統計処理等の分析を行い、その分析結果の可視化処理を行った結果である分析可視化情報を端末20へ送信する。これにより、分析可視化者は各利用者の感動情報の分析可視化情報を得ることができる。
なお、感動情報提供装置10bの分析可視化部15および端末20による分析可視化処理には、例えば、OLAP(OnLine Analytical Processing)手法を用いる。このOLAPは、図13に示すように、(1)分析対象のデータベースから集計対象のみのスナップショットを取り正規化(例えば、単位の共通化)等の処理を行うETL(Extract/Transform/Load)と、(2)多次元データベース(Cube)と、(3)多次元データベースにアクセスし、可視化する機能(可視化AP(アプリケーション))からなる。例えば、図12の分析可視化部15は、上記のOLAP手法により、感動情報DB141aと利用者情報DB142に対しETLを実行し、多次元データベースを構築する。そして、可視化APにより分析可視化者の端末20からの可視化要求を受信すると、多次元データベースに対し、クエリを発行し、このクエリに対する返答(データ)を得る。そして、可視化APは多次元データベースから得た返答をグラフ等に表示した結果をhtml(HyperText Markup Language)等により記述したデータを分析可視化者の端末20へ送信する。これにより、分析可視化者は感動情報の分析可視化情報を閲覧することができる。
(処理手順)
次に、図14を用いて、図12の分析可視化フェーズの処理手順の例を説明する。端末20は分析可視化者Aの分析可視化者ID、パスワードで感動情報提供装置10bにログインすると(S41:分析可視化者IDでログイン)、利用者IDまたはいずれかの周辺情報を感動情報提供装置10bに送信する(S42)。
感動情報提供装置10bの分析可視化部15は、端末20からの利用者IDまたはいずれかの周辺情報を受信すると(S43)、受信した情報を検索条件とした情報取得クエリを発行し、感動情報DB141aおよび利用者情報DB142を検索する(S44)。そして、分析可視化部15は、S44で検索された情報の取得を行うと(S45)、取得した情報を集計し(S46)、統計処理、分析処理および可視化を行い(S47)、その結果(分析可視化情報)を端末20へ送信する。そして、端末20の受信部234は、感動情報提供装置10bから送信された分析可視化情報を表示部25に表示する(S48)。これにより、分析可視化者は該当する利用者全般における感動情報の分析可視化情報を閲覧することができる。
この分析可視化フェーズにおける端末20の表示部25への表示画面例を図15に示す。例えば、図15に示すように、画面1050は、分析可視化の対象とする場所(周辺情報)の指定を受け付ける領域1051と、分析可視化情報を表示する領域1052とを備える。この画面1050は、分析可視化の対象とする範囲の指定を受け付ける領域1053を含んでいてもよい。
例えば、図15の領域1051において「東京都渋谷区」が指定され、領域1053において、「2017年7月31日木曜日、女性で11〜20歳の人で感動量が5以上の数」が指定されると、この条件に合致する利用者情報および感動情報をもとに、領域1052に示す分析可視化情報を表示させる。領域1052に示す直方体は、感動した人の数および感動量を示し、感動した人(利用者)の数が多いほど幅を広くし、感動量の総和が大きいほど高さを高くしている。これにより、例えば、分析可視化者は、指定した日時、場所においてどれぐらいの人数の利用者が、どの程度感動したかを確認できる。一例を挙げると、上記のような分析可視化情報により、分析可視化者は、2017年7月31日木曜日に渋谷区で開催したイベントについて、このイベントのターゲットとした性別・年齢の人々(例えば、11〜20歳の女性)に効果があったか等を確認することができる。
以上説明した第3の実施形態のシステムによれば、感動情報提供装置10bは、感動情報DB141aに蓄積された感動情報の分析可視化情報を端末20に提供することができる。
(第4の実施形態)
図16を用いて第4の実施形態のシステムの構成を説明する。前記した実施形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。第4の実施形態のシステムは、感動情報提供装置10cが各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成し、この生成したグループに属する利用者の端末20に対し、グループのコミュニティへの招待を行うことを特徴とする。
この感動情報提供装置10cは、図16に示すように生成部16をさらに備える。なお、以下では、感動情報提供装置10cの記憶部14が感動情報DB141を備える場合を例に説明するが、感動情報DB141aを備えてももちろんよい。
生成部16は、感動情報DB141における各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成する。そして、生成部16は、生成したグループに属する利用者の端末20に対し、このグループのコミュニティへ招待する情報を送信する。そして、端末20から当該コミュニティへの参加情報を受信すると、当該端末20の利用者の登録依頼を外部のコミュニティサイト等へ送信する。なお、生成部16がグループを生成するタイミングは問わないが、例えば、感動情報DB141に新たな日時情報、または場所情報を持つ感動情報が追加されたとき等である。
この第4の実施形態のシステムにおける(1)感動記録フェーズおよび(2)追記フェーズの処理は、前記した各実施形態と同じであるが、(3)共有フェーズの処理が異なる。例えば、図16に示すように、(3)共有フェーズにおいて感動情報提供装置10cの生成部16は、周辺情報で利用者IDのグルーピングを行う。具体的には、生成部16は、感動情報DB141における各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成する。そして、生成部16は、グループに属する各利用者の端末20に対し、このグループのコミュニティへ招待する情報(招待情報)を送信する。なお、招待情報には、例えば、コミュニティIDやグルーピングに用いた周辺情報を含める。
そして、感動情報提供装置10cの生成部16は、端末20から利用者IDを含むコミュニティへの参加情報を受信すると、当該端末20の利用者の当該コミュニティへの登録依頼を外部のコミュニティサイト等へ送信する。これにより、当該端末20の利用者は、コミュニティサービスの提供を受けることができる。なお、コミュニティサービスは、外部のコミュニティサイトにより提供してもよいし、感動情報提供装置10cが提供してもよい。
(処理手順)
次に、図17を用いて、図16の共有フェーズの処理手順の例を説明する。端末20は利用者Bの利用者ID、パスワードで感動情報提供装置10にログインする(S1:利用者IDでログイン)。
また、感動情報提供装置10cの生成部16は、感動情報DB141に新たな日時情報または場所情報が発生すると(S41)、この日時情報または場所情報から近傍情報を作成する(S42)。例えば、生成部16は、感動情報DB141に新たな日時情報または場所情報を持つ感動情報が追加されたことを検出すると、この追加された感動情報の近傍情報を作成する。近傍情報は、当該感動情報の日時情報または場所情報の類似範囲を示す情報である。例えば、生成部16は、追加された感動情報の日時情報に示される日時の前後所定時間または場所情報に示される位置から所定範囲を、当該感動情報の近傍情報とする。
その後、生成部16は上記近傍情報による感動情報DB141の検索を行う(S43)。例えば、生成部16は、S42で生成した近傍情報を検索条件として感動情報DB141を検索する。なお、ここでの検索条件として近傍情報に加え、所定値以上の感動量を持つことを用いてもよい。
次に、生成部16は、S43で検索された感動情報の利用者のグループに割り当てるコミュニティIDを発行する(S44)。そして、生成部16は、検索された感動情報の利用者IDおよび感動量と、日時情報および場所情報と、コミュニティIDとを含む招待情報を、S43で検索された感動情報の利用者の端末20へ送信する(S45)。
端末20の受信部234は、感動情報提供装置10cから送信された招待情報を受信すると(S46)、この招待情報に基づき、表示部25にコミュニティ参加可否を利用者に問う画面を表示する(S47)。そして、端末20の受信部234は利用者からコミュニティへの参加の可否の入力を受け付けると、送信部233によりその入力結果(コミュニティ不参加またはコミュニティ参加)を感動情報提供装置10cへ送信する(S48)。
このようにして感動情報提供装置10cの生成部16は、端末20の利用者からのコミュニティ参加の情報を受け付けると、コミュニティサイト等に当該利用者の登録依頼を行い、利用者は当該コミュニティサイトによるコミュニティサービスの提供を受ける。なお、上記の処理手順の例では、感動情報提供装置10cが新たな感動情報が追加されたタイミングで利用者のグループを作ることとしたが、感動情報提供装置10cの管理者等が指示したタイミングで利用者のグループを作ってもよい。
ここで、端末20の表示部25上に表示される画面例を、図18を用いて説明する。例えば、端末20は感動情報提供装置10cから受信した招待情報に基づき、符号1061に示すような画面を表示部25に表示させる。この画面には、コミュニティの概要(例えば、日時や場所や、当該日時および場所で感動した人の数等)や、コミュニティへ参加するか否かの選択入力を受け付けるボタン等が含まれる。ここで、コミュニティへの参加が選択されると、端末20は感動情報提供装置10cから当該コミュニティのサービスの提供を受け、例えば、符号1062や符号1063に示す画面のように、コミュニティ参加メンバの発言やコミュニティ参加メンバのアイコン等を示す画面を表示部25に表示させる。
以上説明した第4の実施形態のシステムによれば、同じような日時、場所で感動した利用者間でコミュニティを形成し、そのコミュニティに参加した利用者間で様々な情報を共有することができる。
(その他の実施形態)
なお、端末20が送信する利用者の感動量は、カウント部232でカウントされたカウント結果の値そのものでもよいし、各カウント結果を所定の計算式により変換した値でもよい。また、カウント結果から感動量への変換は、端末20側で行ってもよいし、感動情報提供装置10,10a,10b,10c側で行ってもよい。
なお、各実施形態のシステムの構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも各図に示したように構成されている必要はなく、任意の単位で統合・分散して構成することが可能である。
(プログラム)
また、各実施形態に係る感動情報提供装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成し、実行することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。以下に、感動情報提供装置と同様の機能を実現する制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図19は、感動情報提供プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図19に示すように、コンピュータ2000は、例えば、メモリ2010と、CPU(Central Processing Unit)2020と、ハードディスクドライブインタフェース2030と、ディスクドライブインタフェース2040と、シリアルポートインタフェース2050と、ビデオアダプタ2060と、ネットワークインタフェース2070とを有する。これらの各部は、バス2080によって接続される。
メモリ2010は、ROM(Read Only Memory)2011およびRAM(Random Access Memory)2012を含む。ROM2011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース2030は、ハードディスクドライブ2090に接続される。ディスクドライブインタフェース2040は、ディスクドライブ2100に接続される。ディスクドライブ2100には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース2050には、例えば、マウス2110およびキーボード2120が接続される。ビデオアダプタ2060には、例えば、ディスプレイ2130が接続される。
ここで、図19に示すように、ハードディスクドライブ2090は、例えば、OS2091、アプリケーションプログラム2092、プログラムモジュール2093およびプログラムデータ2094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ2090やメモリ2010に記憶される。
また、感動情報提供プログラムは、例えば、コンピュータ2000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、ハードディスクドライブ2090に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した感動情報提供装置が実行する各処理が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ2090に記憶される。
また、感動情報提供プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータとして、例えば、ハードディスクドライブ2090に記憶される。そして、CPU2020が、ハードディスクドライブ2090に記憶されたプログラムモジュール2093やプログラムデータ2094を必要に応じてRAM2012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、感動情報提供プログラムに係るプログラムモジュール2093やプログラムデータ2094は、ハードディスクドライブ2090に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ2100等を介してCPU2020によって読み出されてもよい。あるいは、制御プログラムに係るプログラムモジュール2093やプログラムデータ2094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース2070を介してCPU2020によって読み出されてもよい。
10,10a,10b,10c 感動情報提供装置
11 記録部
12 追記部
13 抽出部
14,22 記憶部
15 分析可視化部
16 生成部
20 端末
23 制御部
24 操作部
25 表示部
26 時計部
27 センサ部
28 位置検出部
141,141a 感動情報DB
142 利用者情報DB
231 操作検出部
232 カウント部
233 送信部
234 受信部

Claims (9)

  1. 端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、記憶部に記録する記録部と、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記する追記部と、
    前記端末から受信した前記周辺情報のいずれかを検索条件として、前記端末からの要求に基づき前記記憶部から当該検索条件に適合した各利用者の感動情報を抽出して当該端末に送信する抽出部と
    を備えることを特徴とする感動情報提供装置。
  2. 端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、記憶部に記録する記録部と、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記する追記部と、
    前記記憶部における各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成し、前記生成したグループに属する利用者の端末に対し、前記グループのコミュニティへの参加を招待する情報を送信する生成部と
    を備えることを特徴とする感動情報提供装置。
  3. 端末の利用者の属性情報を示す利用者情報を記憶する記憶部と、
    端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、前記記憶部に記録する記録部と、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記する追記部と、
    前記記憶部に記録された感動情報および前記利用者情報を参照して、前記利用者の感動量の地域的な分布、時間的な分布、および、前記利用者の属性の違いによる前記感動量の違いの少なくともいずれかの分析を行い、前記分析の結果を出力する分析部と
    を備えることを特徴とする感動情報提供装置。
  4. 前記利用者の感動量は、前記利用者の端末のハードウェアボタンの単位時間当たりの操作回数、前記端末のソフトウェアボタンの単位時間当たりの操作回数、単位時間当たりの前記端末が振られた回数、単位時間当たりの前記端末の加圧回数、および、単位時間当たりの前記端末の画像の撮影枚数、の少なくともいずれかにより決定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の感動情報提供装置。
  5. 前記端末の周辺情報として、前記周辺情報の示す日時近傍における、当該端末の保有情報、および、インターネット経由で取得された情報の少なくともいずれかを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の感動情報提供装置。
  6. 感情情報提供装置が、
    端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、記憶部に記録するステップと、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記するステップと、
    前記端末から受信した前記周辺情報のいずれかを検索条件として、前記端末からの要求に基づき前記記憶部から当該検索条件に適合した各利用者の感動情報を抽出して当該端末に送信するステップと
    を含んだことを特徴とする感動情報提供方法。
  7. 感情情報提供装置が、
    端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、記憶部に記録するステップと、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記するステップと、
    前記記憶部における各利用者の感動情報のうち、類似する周辺情報を持つ感動情報の利用者のグループを生成し、前記生成したグループに属する利用者の端末に対し、前記グループのコミュニティへの参加を招待する情報を送信するステップと
    を含んだことを特徴とする感動情報提供方法。
  8. 感情情報提供装置が、
    端末の利用者の利用者ID、前記利用者の感動の日時当該日時における端末の位置を示す周辺情報、および、当該日時における前記利用者の感動量を対応付けた感動情報と、前記感動情報の追記情報とのうち、前記端末の利用者による利用者IDの入力に基づき前記端末から送信された前記感動情報のみを受け付け、記憶部に記録するステップと、
    前記感動情報の受信後、当該感動情報の送信元の端末からの要求に基づき、当該端末の利用者の感動情報を当該端末へ送信し、当該端末に当該感動情報を表示させた後、当該端末から受信した当該感動情報の追記情報を前記記憶部の当該感動情報に追記するステップと、
    前記記憶部に記録された感動情報と、前記利用者の属性情報を示した利用者情報とを参照して、前記利用者の感動量の地域的な分布、時間的な分布、および、前記利用者の属性の違いによる前記感動量の違いの少なくともいずれかの分析を行い、前記分析結果を出力するステップと
    を含んだことを特徴とする感動情報提供方法。
  9. コンピュータを、請求項1〜5のいずれか1項に記載の感動情報提供装置として機能させるための感動情報提供プログラム。
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