JP2020170023A - 携帯電話用保護カバー - Google Patents

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【課題】非使用時には誤って落下させたことによる損傷などから確実に保護することができ、使用時には画面上での操作性を損なわず、スマートフォンが備えている美感が損なわれない携帯電話用保護カバーを提供する。【解決手段】スマートフォンAの裏面側を保護する第1保護カバーBと、スマートフォンAの表面側を保護する第2保護カバーCを組み合わせて装着する。第1保護カバーBはスマートフォンAの裏面側を覆って保護する裏面保護部とスマートフォンAの外周部の左右側面に外接して着脱可能に係合する第1係合部2とを備えている。第2保護カバーCはスマートフォンAの表面側を覆って保護する表面保護部11と第1保護カバーBの第1係合部2の左右側面に外接して着脱可能に係合する第2係合部12とを備えている。第2保護カバーCは裏表反転させて装着すると、表面保護部11が第1保護カバーBの裏面側に重なって装着される。【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォンなどの携帯電話用保護カバーに関するもので、携帯電話の裏面側の保護カバーと画面(スクリーン部)がある表面側の保護カバーを組み合わせて装着できるようにしたものである。
携帯電話については、機能に加えフォルムの美しさなどからスマートフォンと呼ばれる携帯電話が広く普及している。
スマートフォンは美しいフォルムを有する反面、取り出す際に落として破損したり、傷ついたりすることも多く、そのため種々の保護カバーが開発され、通常は保護カバーを装着した状態で利用されている。
スマートフォンの裏面側の保護カバーとしては、スマホケースと呼ばれるポリカーボネート製、TPU(熱可塑性ポリウレタン)製、シリコン製の保護カバーが一般的である。
ポリカーボネート製の保護カバーは、耐衝撃性が高く、軽くて薄い、加工しやすいなどのメリットがあるが、TPU製、シリコン製の保護カバーのような可撓性がないため、スマートフォン本体に対する着脱がしにくいという課題がある。
TPU製の保護カバーは、軽くて薄い、衝撃を吸収しやすい、可撓性があるためスマートフォンに対する着脱がスムーズであるなどのメリットがあるが、耐熱性や耐薬品性などの課題がある。
シリコン製の保護カバーも可撓性があるため、スマートフォンに対する着脱がスムーズであり、また耐候性に優れるなどのメリットがあるが、表面の摩擦でポケットやカバンから取り出しにくい、汚れやすい、重くなるなどの欠点がある。
また、耐衝撃性を備えつつ、スマートフォンへの装着が容易となるように、背面部分をポリカーボネートとし、外周部の装着部をTPU製としたものなどもある。
スマートフォンの画面(スクリーン部)がある表面側については、操作時の感度が損なわれないよう、アンチグレアのフィルムや強化ガラスを貼って保護することが一般的である。
しかしながら、フィルムは耐衝撃性の面で劣り、強化ガラスはフィルムに比べ厚くなり、また貼り直しが困難であるといった問題がある。
また、手帳型の厚手の保護カバーの場合、常時は閉じた状態でスマートフォンの裏面側および表面側を保護し、操作時に開いて使用することができる。その場合もスマートフォンの画面部分にはフィルムや強化ガラスが貼られることが多い。しかし、手帳型の保護カバーはかさばるため、気軽に持運びできるというスマートフォンの利点が損なわれることになる。また、スマートフォンを完全に覆ってしまう形態であるため、スマートフォンのせっかくの美しいフォルムが隠れてしまう。
このようなスマートフォンの保護ケースまたは保護カバーの先行技術としては、例えば以下の特許文献1〜特許文献4記載の発明がある。
特許文献1記載の携帯電子機器の保護カバーは、ディスプレイ、すなわちスマートフォンなどの表面側に装着して、ディスプレイの破損、損傷を防止することを目的としたもので、ディスプレイに貼着および剥離が可能な自己粘着性シートと、その自己粘着性シート上の全面に形成されたポッティング層とからなるものである。
ディスプレイを使用しないときには、保護カバー本体の裏面側の自己粘着性シートをディスプレイに貼着させることで、ディスプレイを保護するようにし、スマートフォンを誤って落としてしまった場合等にも、保護カバー本体の表面側のポッティング層が衝撃を緩和することでディスプレイの破損、損傷を防止するというものである。ディスプレイを使用するときには、ディスプレイから保護カバー本体の裏面側の自己粘着性シートを剥離することにより、ディスプレイを露出させることができる。
特許文献2記載のモバイル機器用の保護カバーは、スマートフォンなどの携帯用のモバイル機器の前面部を保護する保護カバーであって、前面部に外部から衝撃が加えられても安全に保護することができ、かつ保護カバーに表示画面の内容を確認するための透視部が形成されているため、カバーを開かなくてもモバイル機器の表示画面の内容を確認したりタッチ操作したりできるというものである。
特許文献3には、側面にレール溝が設けられた箱状のケースと、レール溝に両側面を嵌め込んだ状態で摺動する板状の蓋部材と、蓋部材を付勢するバネ部材と、バネ部材により付勢された状態の蓋部材を保持するストッパ部材とを備えた携帯型端末用ケースが開示されている。
この特許文献3記載の発明では、スマートフォンなどの携帯型端末を使用していない状態では、蓋部材を閉じておけばディスプレイが保護され、通話時その他の使用時においては、ストッパ部材を解除することで、バネ部材で付勢されている蓋部材が開くようになっており、簡単な操作で蓋部材の開閉が可能で使い勝手に富み、手帳型ケースの場合のように、蓋部材が通話の邪魔になることもないとされている。
特許文献4記載の携帯電子機器用プロテクタは、ラウンド状が含まれたスクリーン部の全体を効果的に保護できて、美観の毀損も防止できるスマートフォン用アクセサリとして、スクリーン部に付着されてスクリーン部の平面部分を保護し、透明の材質からなる平面保護部と、この平面保護部に結合してスクリーン部に付着され、スクリーン部のへり部分を保護するように四角の閉鎖輪状で形成されるへり保護部とを含むようにしたというものである。
特開2014−082689号公報 特開2014−093770号公報 実用新案登録第3213354号公報 特許第5913697号公報
特許文献1記載の保護カバーは、装着するたびにディスプレイ部分に自己粘着性シート部分を貼着し、また剥離する必要があるため、ディスプレイ部分が汚れたり、自己粘着性シートの付着性が落ちていくといった問題がある。
特許文献2記載の保護カバーは、保護カバーの透視部を通してスマートフォンなどのモバイル機器の表示画面の内容を確認したり、タッチ操作するというものであるが、保護カバーがかさばり、また保護カバーが操作の邪魔になり、スマートフォンの美感も損なわれるといった問題がある。
特許文献3記載の携帯型端末用ケースは、スマートフォンなどを箱状のケース内に収納して保護し、使用時にストッパ部材を解除して蓋部材を開くというものであるが、スマートフォンのフォルムの美しさが完全に打ち消されてしまい、操作性の面でも不便である。
特許文献4記載の発明は、スマートフォンの美感を損なわないプロテクタとして、曲線形状になじむようにしてものであるが、スクリーン部に付着される平面保護部は、実質的に従来のスクリーン部に貼着されるフィルムや強化ガラスと同様、貼り直しができないものであり、また装着状態においてもスマートフォンを落としたときに平面保護部に強い衝撃が加わると表示部の損傷が避けられない場合がある。
本発明は、上述のような従来技術における課題の解決を図ったものであり、ポケットやカバンに入れた状態の非使用時には誤って落下させたことによる損傷などから確実に保護することができ、使用時には逆向きに装着することで画面上での操作性を損なわず、かつスマートフォンなどの携帯電話自体が備えている美感を損なうことのない携帯電話用保護カバーを提供することを目的としたものである。
本発明の携帯電話用保護カバーは、携帯電話の裏面側を覆って保護するための裏面保護部と携帯電話の左右側面に外接して着脱可能に係合する第1係合部とを備えた第1保護カバーと、携帯電話の表面側を覆って保護するための表面保護部と第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合する第2係合部とを備えた第2保護カバーとからなり、第2保護カバーを裏表反転させた状態では、表面保護部が第1保護カバーの裏面側を覆って重なりつつ、第2係合部が第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合するようにしたことを特徴とするものである。
本発明で想定している携帯電話は、主としてスマートフォンであり、スマートフォン自体が有する美感を損なうことなく装着できるようにしたものである。ただし、スマートフォンに限定されるものではない。
第1保護カバーは携帯電話の裏面側を覆って携帯電話の本体を保護するものであり、基本的な形態は、従来からスマートフォン本体の裏面側の保護に用いられている比較的薄手の保護カバーと同様の形態とすることができ、材質についても従来、多用されているポリカーボネート製、TPU製、シリコン製、あるいはこれらを組み合わせたものとすることができる。また、携帯電話の裏面側の保護という点においては、機能面でも従来から市販されているものと基本的には同じである。
第1保護カバーは携帯電話本体の少なくとも左右側面に外接するものであるが、左右側面に限らず、むしろ携帯電話本体の側面全周あるいはほぼ全周にわたって覆うものとすることもできる。携帯電話本体に対する着脱は、従来の本体保護用のカバーと同様に、材料の弾性または可撓性を利用して着脱したり、あるいはスライドさせて着脱するものとすることができる。
第2保護カバーは、携帯電話の表面側を覆って携帯電話のスクリーン部を保護するものであり、携帯電話を衣服のポケットやカバンに入れた状態の非使用時には、誤って落下させたことによるスクリーン部の損傷を防止することができ、使用時には表裏逆にひっくり返して、そのまま第1保護カバーの裏面側を覆うように、第1保護カバーの左右側面に外接させて装着することで、画面上での操作性を損なうことなく、スマートフォンなどの携帯電話を使用することができる。
なお、第2保護カバーの装着や取り外しの支障にならない厚さの薄いものであれば、従来、スクリーン部に貼着して用いられている保護用のフィルムや保護用の強化ガラスをスクリーン部に貼り付けた状態で、本発明の携帯電話用保護カバーの第2保護カバーがその上面を覆う形で併用することもできる。
第2保護カバーを第1保護カバーの第1係合部に装着する形態の一つとしては、例えば第2保護カバーの第2係合部を第1保護カバーの第1係合部の外面に沿ってスライドさせて着脱可能に係合するようにしたものが考えられる。
例えば、最近のスマートフォンでは本体の側面部分の断面を滑らかな円弧状として、美感を与えるようにしたものが多いが、その場合、第1保護カバーの側面もスマートフォン本体の曲面に合わせて外接する断面弧状の曲面形状とすることができ、さらにその外側に位置する第2保護カバーの第2係合部を第1保護カバーの側面に外接する断面弧状の曲面形状とすることで、第2保護カバーの第2係合部を第1保護カバーの第1係合部の外面に沿ってスライドさせて着脱することができる。
また、第1保護カバーの第1係合部の長手方向の一部に被係止部としての凹部を形成しておけば、スライドさせた第2保護カバーの第2係合部がその凹部に嵌り込んだ状態で係止させることができる。なお、第2保護カバーの第2係合部は第1保護カバーの第1係合部をスライドさせるときは、その弾性あるいは可撓性により内径がわずかに広がった状態でスライドし、凹部に係止される。ポリカーボネート製の場合、TPU製、シリコン製に比べると変形しにくいが、もともと薄く成形されるため、スライド操作において大きな支障とはならない。
また、この第1保護カバーの被係止部としての凹部をスライド方向に滑らかな曲面となる湾曲断面とすれば、係止状態の解除もわずかな力を加えるだけで係止状態を解除することができる。その場合、この滑らかな曲面の端部にストッパとしての段差部を形成しておけば、係止状態で位置ずれしにくくすることができる。
第2保護カバーを第1保護カバーの第1係合部に装着する他の形態としては、第2保護カバーの第2係合部を弾性または可撓性を有する材料で形成し、第2係合部の弾性または可撓性を利用して表面保護部の面内方向に対して直交する方向に広げる形で変形させることにより、携帯電話の表面側および裏面側の何れの方向からも第1保護カバーの第1係合部の外面に係合させて着脱できるようにするようにしたものが考えられる。広げて着脱させる形態自体は、従来の裏面側に装着される市販の保護カバーの場合と同様である。
この場合も、第1保護カバーの第1係合部の外面の一部に被係止部としての凹部を形成しておくことで、係止状態での位置ずれが抑制される。
本発明の携帯電話用保護カバーは、スマートフォンなどの携帯電話の裏面側の第1保護カバーとスクリーン部がある表面側の第2保護カバーを組み合わせて装着できるようにしたものであり、衣服のポケットやカバンに入れた状態の非使用時には誤って落下させたことによる損傷などから確実に保護することができる。
携帯電話の使用時には、第2保護カバーを表裏ひっくり返して逆向きに装着することで、画面上での操作性が損なわれない。また、その際、第2保護カバーは第1保護カバーと重ねた状態にあるので、邪魔になったり、失くすといった心配がない。
第1保護カバーと第2保護カバーは、従来のスマートフォン用の保護カバーと同様の材質で携帯電話の外形に合わせて製造することができるため、スマートフォンなどの携帯電話自体が備えている美感を損なうことがない。また、第1保護カバーと第2保護カバーの表面に色彩や模様の装飾を施せば、意匠的な面での美感を向上させることができる。
本発明の一実施形態における第2保護カバーの脱着操作を概略的に示した斜視図である。 本発明における第1保護カバーの具体的な形態の一例を示した6面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。 本発明における第2保護カバーの具体的な形態の一例を示した6面図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。である。 携帯電話としてのスマートフォンに、図2の第1保護カバーおよび図3の第2保護カバーを装着した場合の、第1保護カバーと第2保護カバーの位置関係を説明するための図であり、(a)はスマートフォンの厚さ方向の中間における断面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は前面カバー時におけるY−Y´断面図、(d)は前面オープン時におけるY−Y´断面図、(e)は前面カバー時におけるZ−Z´断面図、(f)は前面オープン時におけるZ−Z´断面図である。
以下、本発明を添付した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における第2保護カバーの脱着操作を概略的に示した斜視図である。図中、符号Aは携帯電話としてのスマートフォン、符号Bはポリカーボネートなどで成型された第1保護カバー、符号Cはポリカーボネートなどで成型された第2保護カバーを示している。
スマートフォンAは例えばアップル社などから販売されている市販のスマートフォンであり、角部がアール形状の略長方形薄型の本体部の外周面は厚さ方向と直角な断面が弧状に張り出した形状となっている。本体部の表面側にはスクリーン部21が形成されている。
第1保護カバーBはスマートフォンAの裏面側を覆って保護するための裏面保護部1(図1では裏面側に位置する裏面保護部1はあらわれていない)とスマートフォンAの外周部の左右側面に外接して着脱可能に係合する第1係合部2とを備えている。第1係合部2は内面側がスマートフォンAの外周部の曲率に合わせた湾曲面を形成し、外周面も湾曲面を形成している。
第2保護カバーCはスマートフォンAの表面側を覆って保護するための表面保護部11と第1保護カバーBの第1係合部2の左右側面に外接して着脱可能に係合する第2係合部12とを備えている。第2係合部12は内面側が第1保護カバーBの第1係合部2の外周部の曲率に合わせた湾曲面を形成し、外周面も湾曲面を形成している。
この第2保護カバーCは裏表反転させた状態では、表面保護部11が第1保護カバーBの裏面側を覆って重なりつつ、第2係合部12が第1保護カバーBの第1係合部2の左右側面に外接して着脱可能に係合するようになっている。
第2保護カバーの脱着操作は、図1に示した(1)〜(4)の手順で行うことができる。
(1) スマートフォンAの裏面側に第1保護カバーBを、表面側に第2保護カバーCを装着した状態から、第2保護カバーCを手前に引き出す。すなわち、第2保護カバーCの第2係合部12を、第1保護カバーBの第1係合部2の外面に沿ってスライドさせて、第2保護カバーCを手前に引き出す。
(2) 第2保護カバーCを一旦、完全に取り外す。
(3) 取り外した第2保護カバーCを上下が逆になるようにひっくり返す。
(4) 上下逆にした第2保護カバーCの第2係合部12を第1保護カバーBの第1係合部2の左右側面に外接させる形で差し込んで、第1保護カバーBの裏面側に装着する。
図2および図3はそれぞれ本発明における第1保護カバーB、第2保護カバーCの具体的な形態の一例を6面図として示したものであり、図4はこれらをスマートフォンAに装着した場合の、第1保護カバーBと第2保護カバーCの位置関係を示したものである。
図2に示した第1保護カバーBはポリカーボネート製のものを想定しているが、TPU製やシリコン製でもよい。
第1保護カバーBの裏面保護部1には背面カメラ用の穴などが形成されている。裏面保護部1からはスマートフォンAの左右側面に外接する形で係合される第1係合部2が立ち上っており、図4(c)〜(f)に示すようにスマートフォンAの外周部のアール形状に合わせた断面形状となっている。なお、この例では左右側面に位置する第1係合部2は上側側面部において連続しており、スマートフォンAの操作ボタン位置にも穴が形成されている。
また、第1係合部2の中央部には滑らかな円弧を描く被係止部3としての凹部が形成され、被係止部3の両端にわずかな段差を与える段差部4が形成されている。
図3に示した第2保護カバーCもこの例ではポリカーボネート製のものを想定しているが、TPU製やシリコン製でもよい。
第2保護カバーCは表面保護部11の左右に、第1保護カバーBの第1係合部2の左右側面に外接する形で係合される第2係合部2が立ち上っており、図4(c)、(d)に示すように第1保護カバーBの第1係合部2の外周部のアール形状に合わせた断面形状となっている。
第2保護カバーCの左右の第2係合部2は、上述した第1保護カバーBの被係止部3の長さに相当する長さを有し、長さ方向の中央部が厚く、両端部が薄くなっている。係合時には、図4(a)、(b)に示されるように、第2保護カバーCの左右の第2係合部2が第1保護カバーBの被係止部3に嵌り込み、段差部4があることで不用意にずれないようになっている。
図4(c)、(d)は、それぞれ図4(a)のY−Y´断面における前面カバー時(非使用時にスマートフォンAを衣服のポケットやカバンに入れた状態の時など)と前面オープン時(スマートフォンAの使用時など)の状態を断面図として示したものである。
前面カバー時には、第2保護カバーCの表面保護部11がスマートフォンAのスクリーン部を覆って保護し、スマートフォンAを使用する前面オープン時には、第2保護カバーCを表裏ひっくり返して逆向きに装着し、スクリーン部上で直接操作できるようにする。第2保護カバーCの表面保護部11は第1保護カバーBの裏面保護部1の裏面側に重なった状態となる。
図4(e)、(f)は、同様に、それぞれ図4(a)のZ−Z´断面における前面カバー時と前面オープン時の状態を断面図として示したものである。
このように、スマートフォンAを衣服のポケットやカバンに入れた状態の非使用時には、誤って落下させたことによる損傷などから確実に保護することができ、スマートフォンAの使用時には、第2保護カバーCを表裏ひっくり返して逆向きに装着することで、スクリーン部上での操作性が損なわれない。また、その際、第2保護カバーCは第1保護カバーBと重ねた状態にあるので、邪魔になったり、失くすといった心配がない。
A…スマートフォン、B…第1保護カバー、C…第2保護カバー、
1…裏面保護部、2…第1係合部、3…被係止部(凹部)、4…段差部、
11…表面保護部、12…第2係合部、
21…スクリーン部
本発明の携帯電話用保護カバーは、携帯電話の裏面側を覆って保護するための裏面保護部と携帯電話の左右側面に外接して着脱可能に係合する第1係合部とを備えた第1保護カバーと、携帯電話の表面側を覆って保護するための表面保護部と第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合する第2係合部とを備えた第2保護カバーとからなり、第2保護カバーを裏表反転させた状態では、表面保護部が第1保護カバーの裏面側を覆って重なりつつ、第2係合部が第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合するようにした携帯電話用保護カバーであって、第2保護カバーの第2係合部は、第1保護カバーの第1係合部の外面に沿ってスライドさせて係合するようになっており、第1保護カバーの第1係合部の長手方向の一部に被係止部としてのスライド方向に滑らかな曲面をなす凹部が形成されていることを特徴とするものである。
最近のスマートフォンでは本体の側面部分の断面を滑らかな円弧状として、美感を与えるようにしたものが多いが、その場合、第1保護カバーの側面もスマートフォン本体の曲面に合わせて外接する断面弧状の曲面形状とすることができ、さらにその外側に位置する第2保護カバーの第2係合部を第1保護カバーの側面に外接する断面弧状の曲面形状とすることで、第2保護カバーの第2係合部を第1保護カバーの第1係合部の外面に沿ってスライドさせて着脱することができる。

Claims (7)

  1. 携帯電話の裏面側を覆って保護するための裏面保護部と携帯電話の左右側面に外接して着脱可能に係合する第1係合部とを備えた第1保護カバーと、前記携帯電話の表面側を覆って保護するための表面保護部と前記第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合する第2係合部とを備えた第2保護カバーとからなり、前記第2保護カバーを裏表反転させた状態では、前記表面保護部が前記第1保護カバーの裏面側を覆って重なりつつ、前記第2係合部が前記第1保護カバーの第1係合部の左右側面に外接して着脱可能に係合するようにしたことを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  2. 請求項1記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記第2保護カバーの第2係合部は、前記第1保護カバーの第1係合部の外面に沿ってスライドさせて着脱可能に係合するようにしたことを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  3. 請求項2記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記第1保護カバーの第1係合部の長手方向の一部に被係止部としての凹部が形成されていることを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  4. 請求項3記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記第1保護カバーの前記被係止部を構成する前記凹部はスライド方向に滑らかな曲面を形成していることを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  5. 請求項4記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記滑らかな曲面の端部にストッパとしての段差部が形成されていることを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  6. 請求項1記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記第2保護カバーの前記第2係合部は、可撓性を有する材料で形成されており、前記第2係合部の弾性または可撓性を利用して変形させることにより、前記携帯電話の表面側および裏面側の何れの方向からも前記第1保護カバーの前記第1係合部の外面に係合させて着脱できるようにしたことを特徴とする携帯電話用保護カバー。
  7. 請求項6記載の携帯電話用保護カバーにおいて、前記第1保護カバーの前記第1係合部の外面の一部に被係止部としての凹部が形成されていることを特徴とする携帯電話用保護カバー。
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