JP2020168984A - 車両用電池パックの搭載構造 - Google Patents

車両用電池パックの搭載構造 Download PDF

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田中 達也
Tatsuya Tanaka
達也 田中
智晴 西田
Tomoharu Nishida
智晴 西田
正樹 川地
Masaki Kawachi
正樹 川地
航平 三熊
Kohei Mikuma
航平 三熊
龍植 秋
Yongsik Choo
龍植 秋
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Abstract

【課題】車両用電池パックが損傷する虞を小さくできる車両用電池パックの搭載構造を提供する。【解決手段】車両用電池パック4の搭載構造は、車両の車両前後方向に延びる車体骨格部材を構成する左右一対のサイドシル2と、左右一対のサイドシル2に対して車幅方向にスライド可能に支持される車両用電池パック4とを備える。車両用電池パック4は、弾性体5を介してサイドシル2内に配置され、サイドシル2の強度と、弾性体5の緩衝機能により、側面衝突から保護される。【選択図】図3

Description

本開示は、車両用電池パックの搭載構造に関する。
特許文献1には、車両のバッテリ搭載構造が開示されている。かかる車両のバッテリ搭載構造は、車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有し、一対の骨格部材の間に配置された電池パックとを備える。また、かかる車両のバッテリ搭載構造において、電池パックは、積層体の積層方向を車幅方向に合わせた姿勢で一対の骨格部材の互いに平行な部分の間に配置されるとともに、電池パックと一対の骨格部材とを固定する固定具と、固定具によって電池パックを一対の骨格部材に固定した状態で電池パックと少なくとも一方の骨格部材との間に生じる隙間に配置されており、車幅方向に向けて押圧力を発生し、かつ外部からの操作によって押圧力を変えることができる押圧部とを備える。
特開2017−196943号公報
特許文献1が開示する車両のバッテリ搭載構造では、車両が側面衝突された場合に、車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材(サイドシル)に電池パックが挟まれて、電池パックが損傷する虞がある。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、車両が側面衝突された場合であっても、左右一対のサイドシルに車両用電池パックが挟まれることがなく、車両用電池パックが損傷する虞を小さくできる車両用電池パックの搭載構造を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る車両用電池パックの搭載構造は、車両前後方向に沿って延びる車体骨格部材を構成する左右一対のサイドシルと、前記左右一対のサイドシルに対して車幅方向にスライド可能に支持される車両用電池パックとを備える。
上記(1)の構成によれば、車両用電池パックが左右一対のサイドシルに対して車幅方向にスライド可能に支持されるので、車両が側面衝突された場合に、左右一対のサイドシルに対して車両用電池パックが車幅方向にスライドする。これにより、左右一対のサイドシルに車両用電池パックが挟まれることがなく、車両用電池パックが損傷する虞を小さくできる。
(2)本発明の一実施形態では、上記(1)の構成において、前記左右一対のサイドシルと前記車両用電池パックとの間に設けられ、前記車両用電池パックを弾性支持する弾性体を備える。
上記(2)の構成によれば、車両用電池パックは、左右一対のサイドシルと車両用電池パックとの間に設けられた弾性体によって弾性支持される。これにより、車両の走行時における車両用電池パックの振動を抑制できる。
(3)本発明の一実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記左右一対のサイドシルは、前記車両の車体に設けられる上部サイドシルと、前記上部サイドシルに取り付けられ、前記車両用電池パックを車幅方向にスライド可能に支持する下部サイドシルとを含む。
上記(3)の構成によれば、下部サイドシルが車両の車体に設けられる上部サイドシルに取り付けられ、下部サイドシルが車体用電池パックを車幅方向にスライド可能に支持する。これにより、車両用電池パックを左右一対のサイドシルに対して車幅方向にスライド可能に支持できる。
(4)本発明の一実施形態では、上記(1)から(3)のいずれか一つの構成において、前記車両用電池パックは、前記左右一対のサイドシルから前記車両用電池パックが抜け落ちるのを防止するためのストッパを備える。
上記(4)の構成によれば、ストッパが、左右一対のサイドシルから車両用電池パックが抜け落ちるのを防止できる。
(5)本発明の一実施形態では、上記(1)から(4)のいずれか一項の構成において、前記サイドシルに取り付けられ、前記車両用電池パックの側面を覆うカバーを備える。
上記(5)の構成によれば、カバーがサイドシルに取り付けられ、車両用電池パックの側面を覆うので、車両の外から車両用電池パックを隠し、見栄えを良好なものにできる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、左右一対のサイドシルに車両用電池パックが挟まれることがなく、車両用電池パックが損傷する虞を小さくできる。
本発明の実施形態1から5に係る車両用電池パックの搭載構造が採用された車両の車体を示す斜視図である。 本発明の実施形態1係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す側面図である。 図2に示した本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す正面図であって、車両が側面衝突された場合における車両用電池パックの挙動を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す斜視図である。 図4に示した本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造を説明するための分解斜視図である。 本発明の実施形態3に係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す正面図である。 本発明の実施形態4に係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す正面図である。 本発明の実施形態5に係る車両用電池パックの搭載構造を概略的に示す正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の実施形態1から5に係る車両用電池パックの搭載構造1が採用された車両100の車体101を示す斜視図である。図1に示すように、本発明の実施形態1から5に係る車両用電池パックの搭載構造1が採用された車両100は、例えば、電力を動力源とする電動車両であって、例えば、電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HV)又はプラグインハイブリッド自動車(PHV,PHEV)である。
[実施形態1]
図2は、本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1を概略的に示す側面図である。図3は、図2に示した本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1を概略的に示す正面図であって、車両100が側面衝突された場合における車両用電池パック4の挙動を説明するための図である。
図2に示すように、本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1は、左右一対のサイドシル2L,2Rと車両用電池パック4とを備えて構成される。
左右一対のサイドシル2L,2Rは、車両100の車幅方向両側において車両前後方向に沿って延びる車体骨格部材を構成する。左右一対のサイドシル2L,2Rは、車両100の側面開口(ドア開口)の縁部を構成し、車両100の側面開口の下縁部において車両100の内外を仕切る敷居(シル)となる。左右一対のサイドシル2L,2Rは、例えば、中空の筒をなすように、鋼板が溝形に折り曲げられた一対の部材の開口が向かい合うように接合されて構成されるが、これに限られるものではなく、例えば、中実なブロック(例えば、鋼材)で構成されてもよい。
左右一対のサイドシル2L,2Rにはフロアパネル3が架け渡されている(図3参照)。フロアパネル3は、車室内と車室外とを区切る床を構成するパネルであり、重力方向においてフロアパネル3の上方域が車室となる。
車両用電池パック4は、駆動用モータ(図示せず)に電力を供給するためのものであり、複数(多数)の電池セル(図示せず)を含んで構成される。複数の電池セルは、電池容量が等しく小さい電池セルで構成される。複数の電池セルは、いくつかのグループに分けられ、グループ毎に直列に接続され、グループ毎に一つのモジュールを構成する。そして、これら複数の電池セルが直列に接続されたモジュールが更に直列に接続されることで、総電圧が大きな電池を構成する。
車両用電池パック4は、左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車幅方向にスライド可能に支持される。例えば、車両用電池パック4は、平面視矩形であって一様な厚みを有する直方体であって、その長手方向が車幅方向に沿って配置され、左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車幅方向にスライド可能に支持される。例えば、車両用電池パック4は、左右一対のサイドシル2L,2Rを貫通することで、左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車幅方向にスライド可能に支持される。
また、本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1は、左右一対のサイドシル2L,2Rと車両用電池パック4との間に弾性体5が設けられる。弾性体5は、車両用電池パック4を弾性支持する。弾性体5は、例えば、衝撃・振動吸収性に優れた制震ゴムであり、摩擦係数が小さく、車両用電池パック4を車幅方向にスライド可能に支持する。
このようにすれば、車両用電池パック4は、左右一対のサイドシル2L,2Rと車両用電池パック4との間に設けられた弾性体5によって弾性支持される。これにより、車両100の走行時における車両用電池パック4の振動を抑制できる。
上述した本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1では、図3(a)に示すように、車両用電池パック4が左右一対のサイドシル2L,2Rに対してスライド可能に支持される。そして、図3(b)に示すように、車両用電池パック4が搭載された車両100が側面衝突されると、図3(c)に示すように、左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車両用電池パック4が車幅方向にスライドする。
上述した本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1によれば、上述したように、車両用電池パック4が左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車幅方向にスライド可能に支持されるので、車両100が側面衝突された場合に、左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車両用電池パック4が車幅方向にスライドする。これにより、左右一対のサイドシル2L,2Rに車両用電池パック4が挟まれることがなく、車両用電池パック4が損傷する虞を小さくできる。
[実施形態2]
図4は、本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造1Aを概略的に示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造1Aを説明するための分解斜視図である。
図4及び図5に示すように、本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造1Aは、上述した本発明の実施形態1に係る車両用電池パックの搭載構造1において、左右一対のサイドシル2L,2Rのそれぞれは、上部サイドシル21と下部サイドシル22とを含む。
図5に示すように、上部サイドシル21は、車両100の車体101に設けられる。上部サイドシル21は、サイドシル2において車両100の側面開口(ドア開口)の縁部を構成する部分であり、車両前後方向に延びている。上部サイドシル21は、その下縁部に下部サイドシル22を取り付けるための取付部21aを有する。取付部21aは、車両前後方向に沿って延びる細長い直方体形状を有し、その長手方向(車両前後方向)となる側面に複数の取付穴(ネジ穴)21a1が略等間隔に設けられている。また、取付部21aは、その幅方向(車幅方向)となる側面(前面及び後面)にそれぞれ二つの取付穴(ネジ穴)21a2が車幅方向に並んで設けられている。
上部サイドシル21は、例えば、中空の筒をなすように、鋼板が溝形に折り曲げられた一対の部材の開口が向かい合うように接合されて構成されるが、これに限られるものではなく、例えば、中実なブロック(例えば、鋼材)で構成されてもよい。
図5に示すように、下部サイドシル22は、上部サイドシル21に取り付けられ、車両用電池パック4を車幅方向にスライド可能に支持する。下部サイドシル22は、車両前後方向に延び、その長手方向(車両前後方向)に車両用電池パック4を収容する凹部22aを有している。凹部22aの底面(下部サイドシル22の長手方向上面)に車両用電池パック4をスライド可能に支持する支持面22a1を有し、例えば、この支持面22a1に弾性体5が設けられる。
下部サイドシル22は、その長手方向両側端部に直立するガイド部22bが設けられ、その上端部(ガイド部22bの上端部)に二つの取付穴(貫通穴)22b1が車幅方向に並んで設けられている。この二つの貫通穴22b1は、上部サイドシル21に下部サイドシル22を取り付ける場合に上部サイドシル21に設けられた二つのネジ穴21a2と重なり、二つの貫通穴22b1を貫通するボルト(図示せず)が二つのネジ穴21a2に嵌まることによって上部サイドシル21に下部サイドシル22が取り付けられる。
また、ガイド部22bの上端部1の車幅方向外側には、矩形の切り欠き22b2が設けられ、この切り欠き22b2にガイドバー23が取り付けられる。矩形の切り欠き22b2は、ガイドバー23を取り付けるためのものであり、その上面には取付穴(ネジ穴)(図示せず)が開口している。ガイドバー23は、車両用電池パック4をスライド可能に支持するとともに、下部サイドシル22を上部サイドシル21に強固に取り付けるためのものである。ガイドバー23の両端部は、他の部分よりも一段低くなっており、それぞれ取付穴(貫通穴)(図示せず)が設けられている。この貫通穴は、下部サイドシル22にガイドバー23を取り付ける場合に矩形の切り欠き22b2に設けられたネジ穴と重なり、貫通穴を貫通するボルトBがネジ穴に嵌まることによって下部サイドシル22にガイドバー23が取り付けられる。
また、ガイドバー23は、長手方向(車両前後方向)となる側面に複数の取付穴(貫通穴)23a1が略等間隔に設けられている。これらの複数の貫通穴23a1は、下部サイドシル22を上部サイドシル21に取り付ける場合に上部サイドシル21に設けられた複数のネジ穴21a1と重なり、貫通穴23a1を貫通するボルト(図示せず)がネジ穴21a1に嵌まることによって上部サイドシル21に下部サイドシル22が取り付けられる。
上述した本発明の実施形態2に係る車両用電池パックの搭載構造1Aによれば、下部サイドシル22が車両100の車体101に設けられる上部サイドシル21に取り付けられ、下部サイドシル22が車両用電池パック4を車幅方向にスライド可能に支持する。これにより、車両用電池パック4を左右一対のサイドシル2L,2Rに対して車幅方向にスライド可能に支持できる。
[実施形態3]
図6は、本発明の実施形態3に係る車両用電池パックの搭載構造1Bを概略的に示す正面図である。
図6に示すように、本発明の実施形態3に係る車両用電池パックの搭載構造1Bは、上述した本発明の実施形態1又は2に係る車両用電池パックの搭載構造1,1Aにおいて、車両用電池パック4は、ストッパ41を備える。ストッパ41は、左右一対のサイドシル2L,2Rから車両用電池パック4が抜け落ちるのを防止するためのものである。図6において一のストッパ41を示すが、ストッパ41は車幅方向両側に設けられる。図6に示すように、例えば、ストッパ41は、車両用電池パック4の両側下面に設けられるが、車両用電池パック4の下面に設けられるものに限られるものではない。
図6に示すように、ストッパ41は、例えば、サイドシル2Lからサイドシル2Rの幅W1よりも狭い間隔W2を開けて取り付けられ、車両用電池パック4が間隔W2と同じだけスライドしてもサイドシル2Lから車両用電池パック4が抜け落ちることがない。
上述した本発明の実施形態3に係る車両用電池パックの搭載構造1Bによれば、ストッパが左右一対のサイドシル2L,2Rから車両用電池パック4が抜け落ちるのを防止できる。
[実施形態4]
図7は、本発明の実施形態4に係る車両用電池パックの搭載構造1Cを概略的に示す正面図である。
図7に示すように、本発明の実施形態4に係る車両用電池パックの搭載構造1Cは、上述した本発明の実施形態1又は2に係る車両用電池パックの搭載構造1,1Aにおいて、車両用電池パック4Cは、凸部41Cを有する。凸部41Cは、上述したストッパ41と同様に、左右一対のサイドシル2L,2Rから車両用電池パック4Cが抜け落ちるのを防止するためのものであり、車両用電池パック4Cの形状を凸部41Cを有する形状とすることにより、ストッパ41と同じ機能を発揮するように形成されている。図7に示すように、例えば、凸部41Cは、ストッパ41と同様に、車両用電池パック4の下面に設けられるが、車両用電池パック4Cの下面に設けられるものに限られるものではない。
図7に示すように、凸部41Cは、例えば、サイドシル2Lからサイドシル2Rの幅W3よりも狭い間隔W4を開けて設けられ、車両用電池パック4が間隔W4と同じだけスライドしてもサイドシル2Lから車両用電池パック4Cが抜け落ちることがない。
上述した本発明の実施形態4に係る車両用電池パックの搭載構造1Cによれば、凸部41Cが左右一対のサイドシル2L,2Rから車両用電池パック4Cが抜け落ちるのを防止できる。
[実施形態5]
図8は、本発明の実施形態5に係る車両用電池パックの搭載構造1Dを概略的に示す正面図である。
図8に示すように、本発明の実施形態5に係る車両用電池パックの搭載構造1Dは、上述した本発明の実施形態1から4のいずれか一つに係る車両用電池パックの搭載構造1,1A,1B,1Cにおいて、カバー6を備える。カバー6は、車両用電池パック4,4Cの側面を覆うものであり、左右一対のサイドシル2L,2Rに取り付けられる。カバー6は、車両用電池パック4,4Cを外部から隠すとともに、車両100が側面衝突された場合に車両用電池パック4,4Cをスライド可能とするものである。カバー6は、例えば、薄い鋼板等で構成され、例えば、左右一対のサイドシル2にそれぞれスポット溶接(点付け)することによって取り付けられる(図8に溶接痕61を示す)。これにより、車両100が側面衝突された場合には、車両用電池パック4,4Cの車両衝突方向反対側のサイドシル2に取り付けられたカバー6のスポット溶接部分が外れ、車両用電池パック4,4Cの車幅方向のスライドを可能にする。
上述した本発明の実施形態5に係る車両用電池パックの搭載構造1Dによれば、車両用電池パック4,4Cの側面を覆うので、車両100の外から車両用電池パック4,4Cを隠し、見栄えを良好なものにできる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1,1A,1B,1C 車両用電池パックの搭載構造
2,2L,2R サイドシル
21 上部サイドシル
21a 取付部
21a1 取付穴(ネジ穴)
21a2 取付穴(ネジ穴)
22 下部サイドシル
22a 凹部
22a1 支持面
22b ガイド部
22b1 取付穴(貫通穴)
22b2 切り欠き
23 ガイドバー
23a1 取付穴(貫通穴)
3 フロアパネル
4,4C 車両用電池パック
41 ストッパ
41C 凸部
5 弾性体
6 カバー
61 溶接痕
100 車両
101 車体

Claims (5)

  1. 車両前後方向に沿って延びる車体骨格部材を構成する左右一対のサイドシルと、
    前記左右一対のサイドシルに対して車幅方向にスライド可能に支持される車両用電池パックと
    を備えることを特徴とする車両用電池パックの搭載構造。
  2. 前記左右一対のサイドシルと前記車両用電池パックとの間に設けられ、前記車両用電池パックを弾性支持する弾性体を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電池パックの搭載構造。
  3. 前記左右一対のサイドシルは、
    前記車両の車体に設けられる上部サイドシルと、
    前記上部サイドシルに取り付けられ、前記車両用電池パックを車幅方向にスライド可能に支持する下部サイドシルと
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用電池パックの搭載構造。
  4. 前記車両用電池パックは、
    前記左右一対のサイドシルから前記車両用電池パックが抜け落ちるのを防止するためのストッパを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用電池パックの搭載構造。
  5. 前記サイドシルに取り付けられ、前記車両用電池パックの側面を覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用電池パックの搭載構造。
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