JP2020167461A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成の開始を指示する実行指示の受付から、キャンセルキー指示の受付を終了するまでの時間を、ユーザーにとってより好ましい時間に変更にする。【解決手段】画像形成装置10において、制御部31は、画像形成部12による画像形成の実行を指示する実行指示を受け付けるとキャンセル可能時間を設定し、キャンセル可能時間の間に画像形成のキャンセルを指示するキャンセル指示を受け付けない場合には画像形成を開始させ、キャンセル可能時間の間にキャンセル指示を受け付けた場合には画像形成をキャンセルする。制御部31は、予め設定された条件に基づき当該キャンセル可能時間を変更する。【選択図】図2
Description
本発明は、原稿の画像を記録紙に形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成ジョブをキャンセルする技術に関する。
一般的な画像形成装置では、ユーザーがスタートキーを操作すると、画像読取部により原稿の画像が読取られて、画像形成部により該原稿の画像が記録紙に形成され、この記録紙がトレイに排出される。また、ユーザーが、スタートキーの操作から画像形成部に対する記録紙の給紙が開始されるまでにキャンセルキーを操作してキャンセル指示を入力すると、その画像形成がキャンセルされる。
特許文献1に記載の画像形成装置では、テスト印刷の画像形成ジョブが設定されている場合、画像形成ジョブの複数部のうちの1部が記録紙に形成された後、その残りの部の画像形成が保留され、1部の形成後から確認時間が経過するまでに、その残りの部の画像形成が指示された場合に、その残りの部の画像形成が開始され、またその残りの部の実行またはキャンセルが指示されることなく確認時間が経過した場合には、当該画像形成ジョブとは異なる他の画像形成ジョブの実行が許可される状態となる。確認時間は、テスト印刷の枚数が多いほど長い時間に設定される。
ここで、上記に示した一般的な画像形成装置では、ユーザーが、スタートキーの操作から画像形成部に対する記録紙の給紙が開始されるまでにキャンセルキーを操作すると、その画像形成がキャンセルされる。ところが、ユーザーによっては、そのスタートキーの操作からキャンセルキーの操作が受け付けられなくなるまでの時間が短か過ぎて、画像形成をキャンセルするタイミングを逸したり、またその時間が長過ぎて、画像形成の開始までの時間を長く感じたりすることがあった。
また、特許文献1に示した画像形成装置では、残りの部の実行又はキャンセルが指示されることなく確認時間が経過した場合に、他の画像形成ジョブの実行が許可されており、その確認時間が、テスト印刷の枚数が多いほど長い時間に設定されているので、テスト印刷の枚数が多い場合には、キャンセルすることが可能な時間が長くなるが、スタートキーの操作からキャンセルキーの操作が受け付けられなくなるまでの時間を調節しておらず、その示唆もない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、画像形成の開始を指示する実行指示の受付から、キャンセルキー指示の受付を終了するまでの時間を、ユーザーにとってより好ましい時間に変更にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、画像を記録紙に形成する画像形成部と、ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される操作部と、前記画像形成部による画像形成の実行を指示する実行指示を、前記操作部を介して受け付けたときにキャンセル可能時間を設定し、前記キャンセル可能時間の間に、前記画像形成のキャンセルを指示するキャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けなかった場合に前記画像形成を開始させ、前記キャンセル可能時間の間に前記キャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けた場合に前記画像形成をキャンセルする制御部と、を備え、前記制御部は、予め設定された条件に基づき前記キャンセル可能時間を変更するものである。
本発明によれば、画像形成の開始を指示する実行指示の受付から、キャンセルキー指示の受付を終了するまでの時間を、ユーザーにとってより好ましい時間に変更にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。図1に示すように本実施形態の画像形成装置10は、例えばコピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。図1に示すように本実施形態の画像形成装置10は、例えばコピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
画像読取部11は、原稿の画像を光学的に読み取る撮像素子を有しており、この撮像素子のアナログ出力がデジタル信号に変換されて、原稿の画像を示す画像データが生成される。
画像形成部12は、上記画像データによって示される画像を記録紙に形成するものであり、マゼンタ用の画像形成ユニット3M、シアン用の画像形成ユニット3C、イエロー用の画像形成ユニット3Y、及びブラック用の画像形成ユニット3Bkを備えている。各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkのいずれにおいても、感光体ドラム4の表面を均一帯電させ、感光体ドラム4の表面を露光して、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム4の表面の静電潜像をトナー像に現像して、感光体ドラム4の表面のトナー像を中間転写ベルト5に1次転写する。これにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト5上に形成される。このカラーのトナー像は、中間転写ベルト5と2次転写ローラー6の間のニップ域Nにおいて給紙部14から搬送路8を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写される。
この後、定着装置15で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー16を通じて排出トレイ17に排出される。
次に、図2は、本実施形態の画像形成装置10の主要内部構成を示すブロック図である。図2に示すように本実施形態の画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12と、表示部21と、操作部22と、タッチパネル23と、撮像部27と、記憶部28と、制御ユニット29とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部21は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなどから構成される。
操作部22は、テンキー、決定キー、スタートキーなどの物理キーを備えている。操作部22には、ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される。
表示部21の画面には、タッチパネル23が配置されている。タッチパネル23は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパネルであって、タッチパネル23に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置とともに検知して、その接触位置の座標を示す検知信号を制御ユニット29の後述する制御部31などに出力する。このタッチパネル23は、操作部22の一部である。ユーザーによる表示画面へのタッチ操作に基づく指示の入力はタッチパネル23により受け付けられ、タッチパネル23は当該入力を受け付けた指示を制御部31に出力する。
撮像部27は、撮像素子およびレンズなどからなるカメラであり、画像形成装置10を使用しているユーザーの顔画像を撮像する。
記憶部28は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置であって、各種のアプリケーションプログラムや種々のデータを記憶している。
制御ユニット29は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット29は、上記のROM又は記憶部28に記憶された制御プログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、制御部31及び課金部32として機能する。
制御部31は、画像形成装置10を統括的に制御する。制御ユニット29は、画像読取部11、画像形成部12、表示部21、操作部22、タッチパネル23、撮像部27、及び記憶部28などと接続されている。制御部31は、これらの構成要素の動作制御や、該各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。
制御部31は、画像形成装置10による画像形成に必要な各種の処理などを実行する処理部としての役割を果たす。また、制御部31は、操作部22のタッチパネル23から出力される検知信号、あるいは操作部22の物理キーの操作に基づき、ユーザーにより入力された操作指示を受け付ける。更に、制御部31は、表示部21の表示動作を制御する機能を有する。
課金部32は、原稿の画像が記録された記録紙の枚数、モノクロ印刷又はカラー印刷などに基づき原稿の画像の印刷に要する印刷料金を算出して、この印刷料金をユーザーからコインベンダーなど(図示せず)を通じて徴収する。
このような構成の画像形成装置10において、例えば、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。制御部31は、操作部22に入力されたコピーの開始指示を受け付けると、画像形成に係る情報の確認画面を表示部21に表示させる。そして、ユーザーが表示部21の確認画面におけるOKキーにタッチ操作すると、操作部22に当該コピー実行指示が入力され、制御部31は、当該コピー実行指示を受け付け、当該コピー実行指示に応じて、画像読取部11に原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる。
制御部31は、上記確認画面に、ユーザーからコピー動作のキャンセル指示の入力を受け付けるためのキャンセルキーを更に表示させている。制御部31は、操作部22を介してコピー実行指示を受け付けた後でも、ユーザーによるキャンセルキーへのタッチ操作に応じてコピー動作のキャンセル指示を受け付ける。制御部31は、当該受け付けたコピー動作のキャンセル指示に応じて、コピー実行指示に基づくコピー動作をキャンセルする。制御部31は、上記キャンセル指示に応じてコピー動作をキャンセルする動作を予め定められた一定時間(キャンセル可能時間)の間だけ行う。制御部31は、当該キャンセル可能時間を条件に応じて適宜変更する。
次に、キャンセル可能時間の変更処理を、図3に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。図3はキャンセル可能時間の変更処理を示すフローチャートである。なお、以下に示す「コピー動作」は、特許請求の範囲における「画像形成」の一例である。また、「コピー実行指示」は、特許請求の範囲における「実行指示」の一例である。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、操作部22を介して当該コピーの開始指示を受け付けると(S101)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S102)。この前準備動作としては、画像形成部12の画像濃度調節(キャリブレーション)や給紙部14から画像形成部12の直前までの1次給紙などがある。
また、制御部31は、図4に示すような確認画面G1を表示部21に表示させて(S103)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの操作間隔時間ΔT1の計時を開始する(S104)。図4に示す確認画面G1には、画像形成に係る情報として、記録紙のサイズ、記録紙に対する画像の向き(縦向き又は横向き)、モノクロ又はカラーなどが表示され、またOKキーK11及びキャンセルキーK12が表示されている。
制御部31は、ユーザーによるキャンセルキーK12へのタッチ操作に基づいて、操作部22を通じて、コピー動作のキャンセル指示を受け付けると(S105「キャンセル」)、操作間隔時間ΔT1の計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S106)。
また、ユーザーによるOKキーK11へのタッチ操作に基づいて、制御部31は、操作部22を通じて、コピー実行指示を受け付けると(S105「OK」)、操作間隔時間ΔT1の計時を停止して、コピーの開始指示を受け付けた時点TAから当該コピー実行指示を受け付けた時点TBまでの時間を操作間隔時間ΔT1として取得し、この操作間隔時間ΔT1に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S107)。
例えば、制御部31は、操作間隔時間ΔT1が予め設定された閾値未満である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t11に設定し、また操作間隔時間ΔT1が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t11よりも短い予め定められた時間t12に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値(を記憶しておき、操作間隔時間ΔT1がいずれかの閾値以上となっている場合に、操作間隔時間ΔT1以下となっている閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、操作間隔時間ΔT1が長くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように(すなわち、操作間隔時間ΔT1が短くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど長い時間が対応付けられている。
そして、制御部31は、コピー実行指示の受付直後より経過時間TTの計時を開始し(S108)、更に、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G1に表示させる(109)。また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S110)、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S111)。
ここで、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定することなく(S110「No」,S111「No」)、ユーザーがキャンセルキーK12にタッチ操作することにより操作部22を介して制御部31がキャンセル指示を受け付けた場合(S110「Yes」)、制御部31は、経過時間TTの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセル(停止)させる(S106)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S110「No」)、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S111「Yes」)、経過時間TTの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読み取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S112)。
このようにS111「Yes」を経てコピー動作を行う場合(S112)、S102で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。例えば、図5(A)に示すように、時点TAでコピーの開始指示が受け付けられて、画像形成部12の前準備動作が開始され、時点TBでコピー実行指示を受け付けられて経過時間TTの計時が開始され、時点TCで経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したものとすると、時点TCの到来前に画像形成部12の前準備動作が終了している場合もあるため、画像形成部12による画像形成を直ちに行うことが可能である。
これに対して、図5(B)に示すように時点TAでコピーの開始指示が受け付けられ、時点TBでコピー実行指示を受け付けられて経過時間TTの計時が開始され、時点TCで経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達してこの時点TCで画像形成部12の前準備動作が開始された場合は、この前準備動作の期間だけ、画像形成の開始が遅れる。従って、図5(A)に示すように、S102で画像形成部12の前準備動作を開始させておくことは有益である。
このように本実施形態では、コピーの開始指示が受け付けられると、画像形成に係る情報の確認画面G1が表示部21に表示され、その後にコピー実行指示が受け付けられると、コピーの開始指示の受け付け時点TAからコピー実行指示の受け付け時点TBまでの操作間隔時間ΔT1が求められ、この操作間隔時間ΔT1が短ければキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、ユーザーは、スタートキーを操作してから画像形成に係る情報の確認画面G1を殆ど見ることなくOKキーK11を直ちにタッチ操作しても、キャンセル可能時間ΔT2が長く設定されるので、確認画面G1を改めて見直してからキャンセルキーK12を操作して、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
<第2実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、撮像部27によりユーザーの顔画像を撮像させ、この撮像されたユーザーの顔画像に基づき該ユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する。第2実施形態では、ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、撮像部27によりユーザーの顔画像を撮像させ、この撮像されたユーザーの顔画像に基づき該ユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する。第2実施形態では、ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
そのようにユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図6に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けて(S201)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S202)。また、制御部31は、図7に示すような確認画面G2を表示部21に表示させて(S203)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAから経過時間TQの計時を開始する(S204)。
この図7に示す確認画面G2には、画像形成に係る情報として、記録紙のサイズ、記録紙に対する画像の向き、モノクロ又はカラーなどが表示され、またキャンセルキーK12が表示されている。
また、制御部31は、撮像部27により画像形成装置10を使用しているユーザーの顔画像を撮像させて、撮像されたユーザーの顔画像に基づきユーザーの年齢を判定する(S205)。この顔画像に基づく人物の年齢の判定は、AI等を用いた既知の方法により行う。
そして、制御部31は、判定したユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S206)。例えば、ユーザーの年齢が予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t13に設定し、またユーザーの年齢が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t13よりも長い予め定められた時間t14に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、ユーザーの年齢がいずれかの閾値以上となっている場合に、ユーザーの年齢以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、ユーザーの年齢が大きくなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、ユーザーの年齢が小さくなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど長い時間が対応付けられている。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(207)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S208)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S209)。
ここで、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S208「No」,S209「No」)、ユーザーによるキャンセルキーK12へのタッチ操作に基づいて操作部22を介してキャンセル指示を受け付けた場合(S208「Yes」)、制御部31は、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S210)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S208「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S209「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S211)。
このとき、S202で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。例えば、図8に示すように時点TAでコピーの実行指示が受け付けられたときに、画像形成部12の前準備動作が開始されているため、時点TCで経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したときには、時点TCの前に画像形成部12の前準備動作が終了している場合もある。この場合、画像形成部12による画像形成を直ちに行うことが可能となる。
このように本実施形態では、ユーザーが操作部22のスタートキーを操作すると、撮像部27によりユーザーの顔画像が撮像されて、このユーザーの顔画像に基づきユーザーの年齢が推定され、ユーザーの年齢が高いとキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、高い年齢のユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
尚、ユーザーの年齢を判定するために他の方法を適用してもよい。例えば、ユーザーのIDカードを読取るカードリーダーを画像形成装置10に設けておく。制御部31は、カードリーダーを通じて、ユーザーの年齢をIDカードから読み取って取得するか、又はユーザーの生年月日をIDカードから読取って、この生年月日から該ユーザーの年齢を算出して取得する。制御部31は、当該取得した情報に基づいてユーザーの年齢を判定する。
<第3実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する。ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する。ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
そのように課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図9に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、スタートキーの操作を受け付けて(S301)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S302)。また、制御部31は、図7に示す確認画面G2を表示部21に表示させて(S303)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQの計時を開始する(S304)。
また、課金部32は、原稿画像が記録された記録紙の枚数、モノクロ印刷又はカラー印刷などに基づき原稿画像の印刷に要する印刷料金を算出する(S305)。制御部31は、課金部32により算出された印刷料金を取得して、この印刷料金に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S306)。例えば、印刷料金が予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t15に設定し、また印刷料金が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t11よりも長い予め定められた時間t16に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、印刷料金がいずれかの閾値以上となっている場合に、印刷料金以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、印刷料金が高くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、印刷料金が安くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど長い時間が対応付けられている。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(307)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S308)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S309)。
ここで、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S308「No」,S309「No」)、キャンセル指示を受け付けたと判定した場合(S308「Yes」)、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S310)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S308「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S309「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S311)。このとき、S302で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。
このように本実施形態では、ユーザーが操作部22のスタートキーを操作すると、印刷料金が算出され、この印刷料金が高くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、印刷料金が高い場合、ユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
<第4実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第4実施形態について説明する。第4実施形態の画像形成装置10では、制御部31は、画像形成のキャンセルの回数を計数しておき、この画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を調節している。ユーザーは、スタートキーを操作した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作すれば、画像形成をキャンセルすることができる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第4実施形態について説明する。第4実施形態の画像形成装置10では、制御部31は、画像形成のキャンセルの回数を計数しておき、この画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を調節している。ユーザーは、スタートキーを操作した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作すれば、画像形成をキャンセルすることができる。
次に、そのように画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図10に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けて(S401)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S402)。また、制御部31は、図7に示す確認画面G2を表示部21に表示させて(S403)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQの計時を開始する(S404)。
制御部31は、今回のコピー動作前のキャンセル回数CNを記憶部28から読み出して、このキャンセル回数CNに基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S405)。例えば、キャンセル回数CNが予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t17に設定し、またキャンセル回数CNが閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t17よりも長い予め定められた時間t18に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、キャンセル回数CNがいずれかの閾値以上となっている場合に、キャンセル回数CN以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、キャンセル回数CNが多くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、キャンセル回数CNが少ないほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。各閾値は、閾値が大きくなるほど、長い時間が対応付けられている。
ここで、後述するように、制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2の間にキャンセル指示を受け付ける度に、記憶部28に記憶されているキャンセル回数CNをカウントアップして更新するものとする。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(406)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S407)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S408)。
例えば、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S407「No」,S408「No」)、キャンセル指示を受け付けた場合(S407「Yes」)、制御部31は、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S409)。そして、制御部31は、画像形成がキャンセルされたことから、記憶部28に記憶されているキャンセル回数CNをカウントアップさせて更新する(S410)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けず(S407「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S408「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S411)。このとき、S402で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。
このように本実施形態では、キャンセル可能時間ΔT2の間にキャンセルが受け付けられると、キャンセル回数CNがカウントアップされ、今回の画像形成に際しては、今回の画像形成の動作よりも以前のキャンセル回数CNが多くなるとキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、キャンセル回数CNが多い場合、ユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
尚、ここでは、制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2の間に受け付けられたキャンセル回数CNを計数しているが、キャンセル可能時間ΔT2を経過した後に制御部31が受け付けたキャンセル指示の回数であるキャンセル回数CN、つまり無効のキャンセル回数CNを制御部31が計数して、上記と同様にして、この無効のキャンセル回数CNが多くなるとキャンセル可能時間ΔT2を長く設定してもよい。
例えば、操作部22がハードキーとして、動作中のジョブを中止させる指示が入力されるストップキーを備える。キャンセル可能時間ΔT2の経過後に、ユーザーによる当該ストップキーの操作で動作中のジョブを中止させる指示が入力され、制御部31が当該指示を受け付けたとき、制御部31は、当該指示の回数を無効のキャンセル回数CNとしてカウントする。制御部31は、無効のキャンセル回数CNが予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t19に設定し、またキャンセル回数CNが閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t19よりも長い予め定められた時間t20に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、無効のキャンセル回数CNがいずれかの閾値以上となっている場合に、無効のキャンセル回数CN以下となっている閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、無効のキャンセル回数CNが多くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、無効のキャンセル回数CNが少ないほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。各閾値は、閾値が大きくなるほど、長い時間が対応付けられている。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、図1乃至図10を用いて説明した上記第1乃至第4実施形態の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
10 画像形成装置
11 画像読取部
12 画像形成部
21 表示部
22 操作部
23 タッチパネル
27 撮像部
28 記憶部
29 制御ユニット
31 制御部
32 課金部
11 画像読取部
12 画像形成部
21 表示部
22 操作部
23 タッチパネル
27 撮像部
28 記憶部
29 制御ユニット
31 制御部
32 課金部
本発明は、原稿の画像を記録紙に形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成ジョブをキャンセルする技術に関する。
一般的な画像形成装置では、ユーザーがスタートキーを操作すると、画像読取部により原稿の画像が読取られて、画像形成部により該原稿の画像が記録紙に形成され、この記録紙がトレイに排出される。また、ユーザーが、スタートキーの操作から画像形成部に対する記録紙の給紙が開始されるまでにキャンセルキーを操作してキャンセル指示を入力すると、その画像形成がキャンセルされる。
特許文献1に記載の画像形成装置では、テスト印刷の画像形成ジョブが設定されている場合、画像形成ジョブの複数部のうちの1部が記録紙に形成された後、その残りの部の画像形成が保留され、1部の形成後から確認時間が経過するまでに、その残りの部の画像形成が指示された場合に、その残りの部の画像形成が開始され、またその残りの部の実行またはキャンセルが指示されることなく確認時間が経過した場合には、当該画像形成ジョブとは異なる他の画像形成ジョブの実行が許可される状態となる。確認時間は、テスト印刷の枚数が多いほど長い時間に設定される。
ここで、上記に示した一般的な画像形成装置では、ユーザーが、スタートキーの操作から画像形成部に対する記録紙の給紙が開始されるまでにキャンセルキーを操作すると、その画像形成がキャンセルされる。ところが、ユーザーによっては、そのスタートキーの操作からキャンセルキーの操作が受け付けられなくなるまでの時間が短か過ぎて、画像形成をキャンセルするタイミングを逸したり、またその時間が長過ぎて、画像形成の開始までの時間を長く感じたりすることがあった。
また、特許文献1に示した画像形成装置では、残りの部の実行又はキャンセルが指示されることなく確認時間が経過した場合に、他の画像形成ジョブの実行が許可されており、その確認時間が、テスト印刷の枚数が多いほど長い時間に設定されているので、テスト印刷の枚数が多い場合には、キャンセルすることが可能な時間が長くなるが、スタートキーの操作からキャンセルキーの操作が受け付けられなくなるまでの時間を調節しておらず、その示唆もない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、画像形成の開始を指示する実行指示の受付から、キャンセルキー指示の受付を終了するまでの時間を、ユーザーにとってより好ましい時間に変更にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、画像を記録紙に形成する画像形成部と、ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される操作部と、前記画像形成部による画像形成の開始を指示する開始指示を、前記操作部を介して受け付けたときにキャンセル可能時間を設定し、前記キャンセル可能時間の間に、前記画像形成のキャンセルを指示するキャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けなかった場合に前記画像形成を開始させ、前記キャンセル可能時間の間に前記キャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けた場合に前記画像形成をキャンセルする制御部と、を備え、前記制御部は、予め設定された条件に基づき前記キャンセル可能時間を変更する。
本発明によれば、画像形成の開始を指示する実行指示の受付から、キャンセルキー指示の受付を終了するまでの時間を、ユーザーにとってより好ましい時間に変更にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。図1に示すように本実施形態の画像形成装置10は、例えばコピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。図1に示すように本実施形態の画像形成装置10は、例えばコピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
画像読取部11は、原稿の画像を光学的に読み取る撮像素子を有しており、この撮像素子のアナログ出力がデジタル信号に変換されて、原稿の画像を示す画像データが生成される。
画像形成部12は、上記画像データによって示される画像を記録紙に形成するものであり、マゼンタ用の画像形成ユニット3M、シアン用の画像形成ユニット3C、イエロー用の画像形成ユニット3Y、及びブラック用の画像形成ユニット3Bkを備えている。各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkのいずれにおいても、感光体ドラム4の表面を均一帯電させ、感光体ドラム4の表面を露光して、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム4の表面の静電潜像をトナー像に現像して、感光体ドラム4の表面のトナー像を中間転写ベルト5に1次転写する。これにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト5上に形成される。このカラーのトナー像は、中間転写ベルト5と2次転写ローラー6の間のニップ域Nにおいて給紙部14から搬送路8を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写される。
この後、定着装置15で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー16を通じて排出トレイ17に排出される。
次に、図2は、本実施形態の画像形成装置10の主要内部構成を示すブロック図である。図2に示すように本実施形態の画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12と、表示部21と、操作部22と、タッチパネル23と、撮像部27と、記憶部28と、制御ユニット29とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部21は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなどから構成される。
操作部22は、テンキー、決定キー、スタートキーなどの物理キーを備えている。操作部22には、ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される。
表示部21の画面には、タッチパネル23が配置されている。タッチパネル23は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパネルであって、タッチパネル23に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置とともに検知して、その接触位置の座標を示す検知信号を制御ユニット29の後述する制御部31などに出力する。このタッチパネル23は、操作部22の一部である。ユーザーによる表示画面へのタッチ操作に基づく指示の入力はタッチパネル23により受け付けられ、タッチパネル23は当該入力を受け付けた指示を制御部31に出力する。
撮像部27は、撮像素子およびレンズなどからなるカメラであり、画像形成装置10を使用しているユーザーの顔画像を撮像する。
記憶部28は、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置であって、各種のアプリケーションプログラムや種々のデータを記憶している。
制御ユニット29は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット29は、上記のROM又は記憶部28に記憶された制御プログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、制御部31及び課金部32として機能する。
制御部31は、画像形成装置10を統括的に制御する。制御ユニット29は、画像読取部11、画像形成部12、表示部21、操作部22、タッチパネル23、撮像部27、及び記憶部28などと接続されている。制御部31は、これらの構成要素の動作制御や、該各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。
制御部31は、画像形成装置10による画像形成に必要な各種の処理などを実行する処理部としての役割を果たす。また、制御部31は、操作部22のタッチパネル23から出力される検知信号、あるいは操作部22の物理キーの操作に基づき、ユーザーにより入力された操作指示を受け付ける。更に、制御部31は、表示部21の表示動作を制御する機能を有する。
課金部32は、原稿の画像が記録された記録紙の枚数、モノクロ印刷又はカラー印刷などに基づき原稿の画像の印刷に要する印刷料金を算出して、この印刷料金をユーザーからコインベンダーなど(図示せず)を通じて徴収する。
このような構成の画像形成装置10において、例えば、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。制御部31は、操作部22に入力されたコピーの開始指示を受け付けると、画像形成に係る情報の確認画面を表示部21に表示させる。そして、ユーザーが表示部21の確認画面におけるOKキーにタッチ操作すると、操作部22に当該コピー確認指示が入力され、制御部31は、当該コピー確認指示を受け付け、当該コピー確認指示に応じて、画像読取部11に原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる。
制御部31は、上記確認画面に、ユーザーからコピー動作のキャンセル指示の入力を受け付けるためのキャンセルキーを更に表示させている。制御部31は、操作部22を介してコピー確認指示を受け付けた後でも、ユーザーによるキャンセルキーへのタッチ操作に応じてコピー動作のキャンセル指示を受け付ける。制御部31は、当該受け付けたコピー動作のキャンセル指示に応じて、コピー確認指示に基づくコピー動作をキャンセルする。制御部31は、上記キャンセル指示に応じてコピー動作をキャンセルする動作を予め定められた一定時間(キャンセル可能時間)の間だけ行う。制御部31は、当該キャンセル可能時間を条件に応じて適宜変更する。
次に、キャンセル可能時間の変更処理を、図3に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。図3はキャンセル可能時間の変更処理を示すフローチャートである。なお、以下に示す「コピー動作」は、特許請求の範囲における「画像形成」の一例である。また、「コピー確認指示」は、特許請求の範囲における「確認指示」の一例である。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、操作部22を介して当該コピーの開始指示を受け付けると(S101)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S102)。この前準備動作としては、画像形成部12の画像濃度調節(キャリブレーション)や給紙部14から画像形成部12の直前までの1次給紙などがある。
また、制御部31は、図4に示すような確認画面G1を表示部21に表示させて(S103)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの操作間隔時間ΔT1の計時を開始する(S104)。図4に示す確認画面G1には、画像形成に係る情報として、記録紙のサイズ、記録紙に対する画像の向き(縦向き又は横向き)、モノクロ又はカラーなどが表示され、またOKキーK11及びキャンセルキーK12が表示されている。
制御部31は、ユーザーによるキャンセルキーK12へのタッチ操作に基づいて、操作部22を通じて、コピー動作のキャンセル指示を受け付けると(S105「キャンセル」)、操作間隔時間ΔT1の計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S106)。
また、ユーザーによるOKキーK11へのタッチ操作に基づいて、制御部31は、操作部22を通じて、コピー確認指示を受け付けると(S105「OK」)、操作間隔時間ΔT1の計時を停止して、コピーの開始指示を受け付けた時点TAから当該コピー確認指示を受け付けた時点TBまでの時間を操作間隔時間ΔT1として取得し、この操作間隔時間ΔT1に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S107)。
例えば、制御部31は、操作間隔時間ΔT1が予め設定された閾値未満である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t11に設定し、また操作間隔時間ΔT1が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t11よりも短い予め定められた時間t12に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値(を記憶しておき、操作間隔時間ΔT1がいずれかの閾値以上となっている場合に、操作間隔時間ΔT1以下となっている閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、操作間隔時間ΔT1が長くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように(すなわち、操作間隔時間ΔT1が短くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど短い時間が対応付けられている。
そして、制御部31は、コピー確認指示の受付直後より経過時間TTの計時を開始し(S108)、更に、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G1に表示させる(109)。また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S110)、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S111)。
ここで、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定することなく(S110「No」,S111「No」)、ユーザーがキャンセルキーK12にタッチ操作することにより操作部22を介して制御部31がキャンセル指示を受け付けた場合(S110「Yes」)、制御部31は、経過時間TTの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセル(停止)させる(S106)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S110「No」)、経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S111「Yes」)、経過時間TTの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読み取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S112)。
このようにS111「Yes」を経てコピー動作を行う場合(S112)、S102で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。例えば、図5(A)に示すように、時点TAでコピーの開始指示が受け付けられて、画像形成部12の前準備動作が開始され、時点TBでコピー確認指示が受け付けられて経過時間TTの計時が開始され、時点TCで経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達したものとすると、時点TCの到来前に画像形成部12の前準備動作が終了している場合もあるため、画像形成部12による画像形成を直ちに行うことが可能である。
これに対して、図5(B)に示すように時点TAでコピーの開始指示が受け付けられ、時点TBでコピー確認指示が受け付けられて経過時間TTの計時が開始され、時点TCで経過時間TTがキャンセル可能時間ΔT2に達してこの時点TCで画像形成部12の前準備動作が開始された場合は、この前準備動作の期間だけ、画像形成の開始が遅れる。従って、図5(A)に示すように、S102で画像形成部12の前準備動作を開始させておくことは有益である。
このように本実施形態では、コピーの開始指示が受け付けられると、画像形成に係る情報の確認画面G1が表示部21に表示され、その後にコピー確認指示が受け付けられると、コピーの開始指示の受け付け時点TAからコピー確認指示の受け付け時点TBまでの操作間隔時間ΔT1が求められ、この操作間隔時間ΔT1が短ければキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、ユーザーは、スタートキーを操作してから画像形成に係る情報の確認画面G1を殆ど見ることなくOKキーK11を直ちにタッチ操作しても、キャンセル可能時間ΔT2が長く設定されるので、確認画面G1を改めて見直してからキャンセルキーK12を操作して、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
<第2実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、撮像部27によりユーザーの顔画像を撮像させ、この撮像されたユーザーの顔画像に基づき該ユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する。第2実施形態では、ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、撮像部27によりユーザーの顔画像を撮像させ、この撮像されたユーザーの顔画像に基づき該ユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する。第2実施形態では、ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
そのようにユーザーの年齢を推定して、ユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図6に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けて(S201)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S202)。また、制御部31は、図7に示すような確認画面G2を表示部21に表示させて(S203)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAから経過時間TQの計時を開始する(S204)。
この図7に示す確認画面G2には、画像形成に係る情報として、記録紙のサイズ、記録紙に対する画像の向き、モノクロ又はカラーなどが表示され、またキャンセルキーK12が表示されている。
また、制御部31は、撮像部27により画像形成装置10を使用しているユーザーの顔画像を撮像させて、撮像されたユーザーの顔画像に基づきユーザーの年齢を判定する(S205)。この顔画像に基づく人物の年齢の判定は、AI等を用いた既知の方法により行う。
そして、制御部31は、判定したユーザーの年齢に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S206)。例えば、ユーザーの年齢が予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t13に設定し、またユーザーの年齢が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t13よりも長い予め定められた時間t14に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、ユーザーの年齢がいずれかの閾値以上となっている場合に、ユーザーの年齢以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、ユーザーの年齢が大きくなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、ユーザーの年齢が小さくなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど長い時間が対応付けられている。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(207)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S208)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S209)。
ここで、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S208「No」,S209「No」)、ユーザーによるキャンセルキーK12へのタッチ操作に基づいて操作部22を介してキャンセル指示を受け付けた場合(S208「Yes」)、制御部31は、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S210)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S208「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S209「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S211)。
このとき、S202で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。例えば、図8に示すように時点TAでコピーの確認指示が受け付けられたときに、画像形成部12の前準備動作が開始されているため、時点TCで経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したときには、時点TCの前に画像形成部12の前準備動作が終了している場合もある。この場合、画像形成部12による画像形成を直ちに行うことが可能となる。
このように本実施形態では、ユーザーが操作部22のスタートキーを操作すると、撮像部27によりユーザーの顔画像が撮像されて、このユーザーの顔画像に基づきユーザーの年齢が推定され、ユーザーの年齢が高いとキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、高い年齢のユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
尚、ユーザーの年齢を判定するために他の方法を適用してもよい。例えば、ユーザーのIDカードを読取るカードリーダーを画像形成装置10に設けておく。制御部31は、カードリーダーを通じて、ユーザーの年齢をIDカードから読み取って取得するか、又はユーザーの生年月日をIDカードから読取って、この生年月日から該ユーザーの年齢を算出して取得する。制御部31は、当該取得した情報に基づいてユーザーの年齢を判定する。
<第3実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する。ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けると、課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する。ユーザーは、スタートキーを操作してコピーの開始指示を入力した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作してキャンセル指示を入力すれば、画像形成をキャンセルすることが可能になる。
そのように課金部32により算出された印刷料金に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図9に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、スタートキーの操作を受け付けて(S301)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S302)。また、制御部31は、図7に示す確認画面G2を表示部21に表示させて(S303)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQの計時を開始する(S304)。
また、課金部32は、原稿画像が記録された記録紙の枚数、モノクロ印刷又はカラー印刷などに基づき原稿画像の印刷に要する印刷料金を算出する(S305)。制御部31は、課金部32により算出された印刷料金を取得して、この印刷料金に基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S306)。例えば、印刷料金が予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t15に設定し、また印刷料金が閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t15よりも長い予め定められた時間t16に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、印刷料金がいずれかの閾値以上となっている場合に、印刷料金以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、印刷料金が高くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、印刷料金が安くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。なお、各閾値には、閾値が大きいほど長い時間が対応付けられている。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(307)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S308)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S309)。
ここで、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S308「No」,S309「No」)、キャンセル指示を受け付けたと判定した場合(S308「Yes」)、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S310)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けることなく(S308「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S309「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S311)。このとき、S302で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。
このように本実施形態では、ユーザーが操作部22のスタートキーを操作すると、印刷料金が算出され、この印刷料金が高くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、印刷料金が高い場合、ユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
<第4実施形態>
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第4実施形態について説明する。第4実施形態の画像形成装置10では、制御部31は、画像形成のキャンセルの回数を計数しておき、この画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を調節している。ユーザーは、スタートキーを操作した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作すれば、画像形成をキャンセルすることができる。
次に、キャンセル可能時間の変更処理の第4実施形態について説明する。第4実施形態の画像形成装置10では、制御部31は、画像形成のキャンセルの回数を計数しておき、この画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を調節している。ユーザーは、スタートキーを操作した後でも、キャンセル可能時間の間に表示部21の確認画面のキャンセルキーにタッチ操作すれば、画像形成をキャンセルすることができる。
次に、そのように画像形成のキャンセルの回数に基づきキャンセル可能時間を変更する処理を、図10に示すフローチャートなどを参照して詳細に説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部22のスタートキーを操作して、コピーの開始指示を入力する。このとき、制御部31は、コピーの開始指示を受け付けて(S401)、画像形成部12の前準備動作を開始させる(S402)。また、制御部31は、図7に示す確認画面G2を表示部21に表示させて(S403)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQの計時を開始する(S404)。
制御部31は、今回のコピー動作前のキャンセル回数CNを記憶部28から読み出して、このキャンセル回数CNに基づきキャンセル可能時間ΔT2を設定する(S405)。例えば、キャンセル回数CNが予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t17に設定し、またキャンセル回数CNが閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t17よりも長い予め定められた時間t18に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、キャンセル回数CNがいずれかの閾値以上となっている場合に、キャンセル回数CN以下の閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、キャンセル回数CNが多くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、キャンセル回数CNが少ないほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。各閾値は、閾値が大きくなるほど、長い時間が対応付けられている。
ここで、後述するように、制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2の間にキャンセル指示を受け付ける度に、記憶部28に記憶されているキャンセル回数CNをカウントアップして更新するものとする。
制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2を設定すると、キャンセルが可能である旨を示すメッセージを表示部21の確認画面G2に表示させ(406)、キャンセル指示を受け付けたかを判定すると共に(S407)、コピーの開始指示を受け付けた時点TAからの経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したか否かを判定する(S408)。
例えば、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達する前に(S407「No」,S408「No」)、キャンセル指示を受け付けた場合(S407「Yes」)、制御部31は、経過時間TQの計時を停止し、画像読取部11による原稿の画像の読取りを中止させ、画像形成部12を停止させて、コピー動作をキャンセルする(S409)。そして、制御部31は、画像形成がキャンセルされたことから、記憶部28に記憶されているキャンセル回数CNをカウントアップさせて更新する(S410)。
また、制御部31は、キャンセル指示を受け付けず(S407「No」)、経過時間TQがキャンセル可能時間ΔT2に達したと判定した場合(S408「Yes」)、経過時間TQの計時を停止してコピー動作を開始させ、画像読取部11により原稿の画像を読取らせて、画像形成部12により原稿の画像を記録紙に形成させる(S411)。このとき、S402で画像形成部12の前準備動作を開始させていることから、画像形成部12が画像形成可能な状態になるまでの時間を短縮することができる。
このように本実施形態では、キャンセル可能時間ΔT2の間にキャンセルが受け付けられると、キャンセル回数CNがカウントアップされ、今回の画像形成に際しては、今回の画像形成の動作よりも以前のキャンセル回数CNが多くなるとキャンセル可能時間ΔT2が長く設定される。このため、キャンセル回数CNが多い場合、ユーザーは、スタートキーを操作した後、キャンセルキーK12の操作が少し遅れても、画像形成をキャンセルすることが可能となる。
尚、ここでは、制御部31は、キャンセル可能時間ΔT2の間に受け付けられたキャンセル回数CNを計数しているが、キャンセル可能時間ΔT2を経過した後に制御部31が受け付けたキャンセル指示の回数であるキャンセル回数CN、つまり無効のキャンセル回数CNを制御部31が計数して、上記と同様にして、この無効のキャンセル回数CNが多くなるとキャンセル可能時間ΔT2を長く設定してもよい。
例えば、操作部22がハードキーとして、動作中のジョブを中止させる指示が入力されるストップキーを備える。キャンセル可能時間ΔT2の経過後に、ユーザーによる当該ストップキーの操作で動作中のジョブを中止させる指示が入力され、制御部31が当該指示を受け付けたとき、制御部31は、当該指示の回数を無効のキャンセル回数CNとしてカウントする。制御部31は、無効のキャンセル回数CNが予め設定された閾値未満である場合に、キャンセル可能時間ΔT2を予め定められた時間t19に設定し、またキャンセル回数CNが閾値以上である場合には、キャンセル可能時間ΔT2を、予め定められた時間t19よりも長い予め定められた時間t20に設定する。あるいは、制御部31は、予め設定された複数の閾値を記憶しておき、無効のキャンセル回数CNがいずれかの閾値以上となっている場合に、無効のキャンセル回数CN以下となっている閾値のうち、最も値の大きい閾値に対応付けられた時間tをキャンセル可能時間ΔT2とすることで、無効のキャンセル回数CNが多くなるほどキャンセル可能時間ΔT2が長くなるように(すなわち、無効のキャンセル回数CNが少ないほどキャンセル可能時間ΔT2が短くなるように)該キャンセル可能時間ΔT2を設定してもよい。各閾値は、閾値が大きくなるほど、長い時間が対応付けられている。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、図1乃至図10を用いて説明した上記第1乃至第4実施形態の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
10 画像形成装置
11 画像読取部
12 画像形成部
21 表示部
22 操作部
23 タッチパネル
27 撮像部
28 記憶部
29 制御ユニット
31 制御部
32 課金部
11 画像読取部
12 画像形成部
21 表示部
22 操作部
23 タッチパネル
27 撮像部
28 記憶部
29 制御ユニット
31 制御部
32 課金部
Claims (10)
- 画像を記録紙に形成する画像形成部と、
ユーザーによる操作に基づいて指示が入力される操作部と、
前記画像形成部による画像形成の実行を指示する実行指示を、前記操作部を介して受け付けたときにキャンセル可能時間を設定し、前記キャンセル可能時間の間に、前記画像形成のキャンセルを指示するキャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けなかった場合に前記画像形成を開始させ、前記キャンセル可能時間の間に前記キャンセル指示を、前記操作部を介して受け付けた場合に前記画像形成をキャンセルする制御部と、を備え、
前記制御部は、予め設定された条件に基づき前記キャンセル可能時間を変更する画像形成装置。 - 表示部を備え、
前記制御部は、前記キャンセル可能時間の変更を、前記操作部を介して前記実行指示を受け付けたときに、前記画像形成に係る情報を示す確認画面を前記表示部に表示させ、前記確認画面の表示開始時から、該確認画面に表示された内容を確認したことを示す確認指示を前記操作部を介して受け付けるまでの時間が短いほど前記キャンセル可能時間を長くすることを前記予め定められた条件として行う請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記キャンセル可能時間の間に、前記画像形成のキャンセルが可能である旨を前記表示部に表示させる請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ユーザーの顔画像を撮像する撮像部を更に備え、
前記制御部は、前記予め設定された条件に基づくキャンセル可能時間の変更を、前記撮像部により撮像された前記ユーザーの顔画像に基づき該ユーザーの年齢を推定し、前記ユーザーの年齢が高くなるほど前記キャンセル可能時間を長くすることにより行う請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ユーザーのIDカードから該ユーザーの年齢を読取るカードリーダーを更に備え、
前記制御部は、前記予め設定された条件に基づくキャンセル可能時間の変更を、前記カードリーダーにより前記IDカードから読取られた前記ユーザーの年齢が高くなるほど前記キャンセル可能時間を長くすることにより行う請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成に対して料金を課す課金部を更に備え、
前記制御部は、前記予め設定された条件に基づく前記キャンセル可能時間の変更を、前記課金部により課された料金が高くなるほど前記キャンセル可能時間を長くすることにより行う請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記予め設定された条件に基づく前記キャンセル可能時間の変更を、前記キャンセル可能時間が終了する前に前記キャンセル指示を前記操作部を介して受け付けた場合にキャンセルの回数をカウントアップして計数しておき、次回の画像形成の開始が指示されたときに、前記計数したキャンセルの回数が大きくなるほど前記キャンセル可能時間を長くすることにより行う請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記予め設定された条件に基づく前記キャンセル可能時間の変更を、前記キャンセル可能時間が終了してから前記キャンセル指示を前記操作部を介して受け付けた場合に、前記キャンセルを無効として、該無効にしたキャンセルの回数をカウントアップして計数しておき、次回の画像形成の開始が指示されたときに、前記計数した無効のキャンセルの回数が大きくなるほど前記キャンセル可能時間を長くすることを前記条件として行う請求項1に記載の画像形成装置。
- 表示部を更に備え、
前記制御部は、前記キャンセル可能時間の間に、前記画像形成のキャンセルが可能である旨を前記表示部に表示させる請求項4乃至請求項8のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記実行指示が前記操作部に受け付けられた時点で前記画像形成部に予め設定された前準備動作を開始させる請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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