JP2020165006A - レッグウエア及びその製造方法 - Google Patents

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もとえ 橋本
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【課題】長時間着用しても、ウエスト部の締付力による食い込み痕の発生が抑制される、パンティストッキング等のレッグウエア及びその製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】ウエスト部構成部2、腹部構成部3及び脚部4を含む白生地1を一対、連結縫合して成るレッグウエアであって、ウエスト部12に1又は複数のV字形切込み10が設けられる。V字形切込み10は、一方の白生地1のウエスト部構成部12の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部8と、他方の白生地1のウエスト部構成部12の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部8とが、連結縫合に伴って対向することにより生成される。【選択図】図5

Description

本発明は、レッグウエア及びその製造方法に関するものであり、より詳細には、着用時にウエスト部の食い込みが抑制される、パンティストッキング、タイツ、レギンス、トレンカ等の、主に女性用のレッグウエアに関するものである。
例えば、パンティストッキングはウエスト部と腹部と脚部とつま先部とから成り、全体的に伸縮性に富む組織に編み上げられている。一般にパンティストッキングは、先ず、筒状に編立てられた白生地と称される一対の筒状体を、つま先部を縫合した後それぞれウエスト部構成部から腹部構成部にかけて内股側に切り込みを入れ、その切り口同士を縫合してウエスト部及び腹部を形成して仕上げる。
パンティストッキングはこのようにして作られ、腹部の上側に他の部分よりも締付力の強いウエスト部が配置されるが、このウエスト部が着用者の腰回り部に食い込むことにより、腰回りに食い込み痕が残る。この食い込み痕はすぐには消えず、気になるものである。また、ウエスト部の締付力が強いと、ウエスト部が広がりにくく、着脱しにくくなる。これらの問題はパンティストッキングに限らず、タイツ、レギンス、トレンカその他のこの種レッグウエアに共通する問題である。
実開平1−22711号公報 実開平6−4006号公報
上述したように、パンティストッキング等を着用した場合、ウエスト部の締付力によって食い込み痕ができることは不可避であり、また、その締付力が強いとウエスト部が広がりにくく、着脱しにくくなるが、着用者は、それらのことを気にしつつも、それはやむを得ないことと捉えているのが現状である。
本発明はかかる背景の下になされたもので、長時間着用しても、ウエスト部の締付力による食い込み痕の発生が抑制され、また、ウエスト部の締付力が弱められて着脱しやすくなる、パンティストッキング等のレッグウエア及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、ウエスト部構成部、腹部構成部及び脚部を含む白生地を一対、連結縫合して成るレッグウエアであって、前記ウエスト部構成部同士が連結縫合されて形成されるウエスト部に1又は複数のV字形切込みが設けられていることを特徴とするレッグウエアである。
一実施形態においては、前記V字形切込みは、前記一対の白生地の連結縫合前に形成された、一方の前記白生地の前記ウエスト部構成部の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部と、他方の前記白生地の前記ウエスト部構成部の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部とが、前記連結縫合に伴って対向することにより生成されるものである。また、他の実施形態における前記V字形切込みは、前記一対の白生地の連結縫合後に、前記ウエスト部に切り込み形成されたものである。
通例、前記V字形切込みに、かがり縫い又はまつり縫いが施される。
上記課題を解決するための請求項5に係る発明は、
ウエスト部構成部、腹部構成部及び脚部から成る筒状の白生地を編立てる白生地編立て工程と、
一対の前記白生地の前記ウエスト部構成部と前記腹部構成部の内股側部分を縦に切り込んで、連結縫合用の切り口を設けると共に、前記切り口の上端部に斜めカット部を設ける切り込み工程と、
前記切り口同士を縫合して一対の前記白生地を連結し、レッグウエア形状にする連結縫合工程と、
を含むことを特徴とするレッグウエアの製造方法である。
上記課題を解決するための請求項6に係る発明は、
ウエスト部構成部、腹部構成部、脚部及びつま先部から成る筒状の白生地を編立てる白生地編立て工程と、
前記つま先部の下端部を縫合するつま先部縫合工程と、
前記つま先部を縫合した白生地を裏返し、つま先部の縫い目が内側に隠れるようにする裏返し工程と、
一対の前記白生地の前記ウエスト部構成部と前記腹部構成部の内股側部分を縦に切り込んで、連結縫合用の切り口を設けると共に、前記切り口の上端部に斜めカット部を設ける切り込み工程と、
前記切り口同士を縫合して一対の前記白生地を連結し、レッグウエア形状にする連結縫合工程と、
を含むことを特徴とするレッグウエアの製造方法である。
本発明に係るレッグウエア及びその製造方法は上記のとおりであり、該レッグウエアの場合、そのウエスト部にV字形切込みが設けられているので、その分ウエスト部の締付力が弱まり、強い締付力による食い込み痕の発生が抑制され、また、ウエスト部が広がりやすくなるので、着脱しやすいという効果がある。
本発明に係るレッグウエアの製造方法の白生地編成工程を示す図である。 本発明に係るレッグウエアの製造方法のつま先部縫合工程を示す図である。 本発明に係るレッグウエアの製造方法の切り込み工程を示す図である。 本発明に係るレッグウエアの製造方法の切り込み工程を示す図である。 本発明に係るレッグウエアの製造方法の連結縫合工程を示す図である。
本発明を実施するための形態について、添付図面に依拠して説明する。なお、添付図面及び以下の説明は、レッグウエアとしてパンティストッキングを例にしてのものであるが、他のタイツ、レギンス、トレンカ等のレッグウエアの場合も、パンティストッキングの場合に準ずる。
本発明に係るパンティストッキングは、基本的には一般のものと同様に、ウエスト部構成部2と腹部構成部3と脚部4とから成る一対の白生地1の内股側に、ウエスト部構成部2から腹部構成部3にかけて切り込みを入れ、その切り口7同士を連結縫合して製造されるものであるが、ウエスト部構成部2が連結縫合されて形成されるウエスト部12に、1又は複数のV字形切込み10が設けられる点で、一般のものとは構成を異にする。
上記構成の本発明に係るパンティストッキングは、以下の工程を経て製造される。
(1)白生地編立て工程
先ず、従来と同様の方法で、ウエスト部構成部2、腹部構成部3、脚部4及びつま先部5から成る筒状の白生地1を編立てる(図1)。この白生地1の編立ては、通例、丸編み機を用い、ウエスト部構成部2、腹部構成部3、脚部4及びつま先部5に境界を設ける編立てを行う。
(2)つま先部縫合工程
次いで、やはり従来と同様の方法で、即ち、トゥークローザーを用いてつま先部5の下端部を縫合する(図2)。踵部より下がないレギンス等の場合は、この工程及び次の裏返し工程がない。
(3)裏返し工程
つま先部5の下端部を縫合した後白生地1を裏返し、つま先部5の縫い目6が内側に隠れるようにする。
(4)切り込み工程
次いで、白生地1のウエスト部構成部2及び腹部構成部2の内股側部分を縦に切り込み、連結縫合用の切り口7を設ける(図3,4)。図示した実施形態においては、更に、ウエスト部構成部2の切り口7の上部を斜めに切り落として、斜めカット部8を形成する(図3,4参照)。
(5)連結縫合工程
この工程は、従来と同様の方法にて、一対の白生地1,1の前側の切り口7同士及び後側の切り口7同士をそれぞれ縫合して一対の白生地1,1を連結し(縫い目9)、パンティストッキング形状にする工程である(図5参照)。その際、必要に応じてマチを付け、股ぐりを縫い合わせる。
(6)仕上げ工程
連結縫合した後、引っ張り等の仕上げ処理をして完成品とする。
上記のように連結縫合すると、一方の白生地1の斜めカット部8と他方の白生地1の斜めカット部8は離れたままでフリー状態となるが、連結縫合に伴って左右の斜めカット部8が対向することにより、V字形切込み10が生成される。このV字形切込み10は、ウエスト部2の前部中央及び後部中央に形成されることになる(図5参照)。
上記実施形態とは異なり、一対の白生地1,1を連結縫合した後、即ち、連結縫合工程を経てパンティストッキング形状に仕上げた後に、ウエスト部12の適宜箇所に切り込みを入れて、1又は複数のV字形切込み10を形成することとしてもよい。なお、いずれの場合にも、V字形切込み10には、ほつれ防止のために、かがり縫い又はまつり縫いが施される(図4参照)。
このようにしてウエスト部12に1又は複数のV字形切込み10が形成されることにより、ウエスト部12における締付力が弱まり、強い締付力によってウエスト部12が腹部に食い込むことが抑止されるので、食い込み痕ができにくくなる。また、ウエスト部12における締付力が弱まることにより、ウエスト部12が広げやすいものとなり、履いたり脱いだりしやすくなる。
本発明に係るレッグウエア及びその製造方法は上記のとおりであり、そのレッグウエアは、ウエスト部12にV字形切込み10が設けられることにより、ウエスト部12の締付力による食い込み痕の発生が抑制され、また、ウエスト部12における締付力が弱まることにより、ウエスト部12が広げやすくなるので、着脱が容易となるという効果のあるものであって、その産業上の利用可能性は大である。
1 白生地
2 ウエスト部構成部
3 腹部構成部
4 脚部
5 つま先部
6 縫い目
7 切り口
8 斜めカット部
9 縫い目
10 V字形切込み
12 ウエスト部
13 腹部

Claims (6)

  1. ウエスト部構成部、腹部構成部及び脚部を含む白生地を一対、連結縫合して成るレッグウエアであって、
    前記ウエスト部構成部同士が連結縫合されて形成されるウエスト部に1又は複数のV字形切込みが設けられていることを特徴とするレッグウエア。
  2. 前記V字形切込みは、前記一対の白生地の連結縫合前に形成された、一方の前記白生地の前記ウエスト部構成部の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部と、他方の前記白生地の前記ウエスト部構成部の内股側端部が斜めに切り落とされて成る斜めカット部とが、前記連結縫合に伴って対向することにより生成されるものである、請求項1に記載のレッグウエア。
  3. 前記V字形切込みは、前記一対の白生地の連結縫合後に前記ウエスト部に切り込み形成されたものである、請求項1に記載のレッグウエア。
  4. 前記V字形切込みにかがり縫い又はまつり縫いが施されている、請求項1乃至3のいずれかに記載のレッグウエア。
  5. ウエスト部構成部、腹部構成部及び脚部から成る筒状の白生地を編立てる白生地編立て工程と、
    一対の前記白生地の前記ウエスト部構成部と前記腹部構成部の内股側部分を縦に切り込んで、連結縫合用の切り口を設けると共に、前記切り口の上端部に斜めカット部を設ける切り込み工程と、
    前記切り口同士を縫合して一対の前記白生地を連結し、レッグウエア形状にする連結縫合工程と、
    を含むことを特徴とするレッグウエアの製造方法。
  6. ウエスト部構成部、腹部構成部、脚部及びつま先部から成る筒状の白生地を編立てる白生地編立て工程と、
    前記つま先部の下端部を縫合するつま先部縫合工程と、
    前記つま先部を縫合した白生地を裏返し、つま先部の縫い目が内側に隠れるようにする裏返し工程と、
    一対の前記白生地の前記ウエスト部構成部と前記腹部構成部の内股側部分を縦に切り込んで、連結縫合用の切り口を設けると共に、前記切り口の上端部に斜めカット部を設ける切り込み工程と、
    前記切り口同士を縫合して一対の前記白生地を連結し、レッグウエア形状にする連結縫合工程と、
    を含むことを特徴とするレッグウエアの製造方法。
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