JP2020164024A - 電動車両用モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの軽量化を目的とする。【解決手段】本発明の電動車両用モータ(1)は、上下方向に延びる中心軸(J)に沿って延びるシャフト(21)を含むステータ(22)と、中心軸(J)を中心に、ステータ(21)の径方向外側を回転するロータ(31)と、を備える。ロータ(31)は、環状のヨーク(312)と、ヨーク(312)の外周側に配置されるリム(313)と、を含む。リム(313)は、第1材料で構成され、ヨーク(312)は、第1材料と異なる第2材料で構成される。リム(313)は、ヨーク(312)の外周面の少なくとも一部を覆う。【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両用モータに関する。
従来、駆動輪の近傍にモータが配置される、いわゆるインホイールモータが知られている。例えば、特開2008−155769号公報(特許文献1)には、ステータ及びロータをその回転軸方向に対向配置してなるアキシャルモータと、ロータを内側に固定した有底円筒状のホイールの回転を制動する制動手段とを備えるインホイールモータが開示されている。特許文献1のホイールは、中心部に孔部が形成されたディスク部と、ディスク部の周縁部から車体側へ延設された筒部とを有する。筒部の外周面にはタイヤが装着されるホイールリムが溶接される。
特開2008−155769号公報
特許文献1では、筒部とリムとが溶接される。このため、筒部及びリムは、溶接が容易な金属材料に限られる。この場合、筒部及びリムを構成する材料選択の範囲が限定されるので、モータを軽量にすることは難しい。
本発明は、上記問題点に鑑み、電動車両用モータの軽量化を目的とする。
本発明の電動車両用モータの一つの態様は、上下方向に延びる中心軸に沿って延びるシャフトを含むステータと、中心軸を中心に、ステータの径方向外側を回転するロータと、を備え、ロータは、環状のヨークと、ヨークの外周側に配置されるリムと、を含み、リムは、第1材料で構成され、ヨークは、第1材料と異なる第2材料で構成され、リムは、ヨークの外周面の少なくとも一部を覆う。
本発明の一つの態様によれば、電動車両用モータの軽量化ができる。
図1は、一実施形態における電動車両の模式図である。 図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。 図3は、一実施形態における電動車両用モータの断面図である。 図4は、一実施形態におけるヨーク及びリムの斜視図である。 図5は、ヨークの斜視図である。 図6は、図3の領域VIにおけるヨーク及びリムの部分断面図である。 図7は、一実施形態の変形例におけるヨーク及びリムの部分模式図である。 図8は、図7におけるVIII−VIII線に沿った部分断面図である。 図9は、実施形態におけるステータ及びホルダ断面図である。 図10は、シャフトとステータホルダの断面模式図である。 図11は、シャフトとステータホルダの変形例の断面模式図である。 図12は、シャフトとステータホルダの別の変形例の断面模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
また、以下の説明において、図2及び図3の中心軸Jの延びる方向を上下方向とする。中心軸Jの軸方向の一側を単に「上側」と呼び、他側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、中心軸Jに平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
また、本明細書において「軸方向に延びる」とは、厳密に軸方向に延びる状態と、軸方向に対して45度未満の範囲で傾いた方向に延びる状態とを含む。同様に、本明細書において「径方向に延びる」とは、厳密に径方向に延びる状態と、径方向に対して45度未満の範囲で傾いた方向に延びる状態とを含む。
(車両)
図1を参照して、本発明の一実施形態である電動車両について説明する。図1は、本発明の一実施形態における電動車両の模式図である。本実施形態では、電動車両として、電動二輪車を例に挙げて説明する。
図1に示すように、電動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体4と、ハンドル5と、ECU(electronic control unit)6と、スロットル7と、バッテリ8と、モータ10と、を備える。
前輪2及び後輪3は、一対の車輪である。車体4には、前輪2及び後輪3が取り付けられる。車体4の前部には、ハンドル5が取り付けられる。
ECU6は、車体4の内部に配置される。ECU6は、制御装置である。ECU6には、スロットル7が接続される。スロットル7は、速度調整機構である。
バッテリ8は、車体4の内部に配置される。バッテリ8は、ECU6に接続される。バッテリ8は、充電器9により充電される。
モータ10は、後輪3に取り付けられる。モータ10は、ECU6に接続される。
(モータ)
図面を参照して、本発明の一実施形態であるモータについて説明する。本実施形態のモータ10は、アウターロータ型のインホイールモータである。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。図3は、図2の部分拡大図である。図2及び図3に示すように、モータ10は、固定部20と、回転部30と、カバー40と、ガスケット50と、ホルダ60と、を主に備える。
<固定部>
図2及び図3に示すように、固定部20は、シャフト21と、ステータ22と、リード線23と、を含む。
シャフト21は、上下方向に延びる中心軸Jに沿って延びる。本実施形態のシャフト21は、固定軸である。シャフト21は、例えば金属製である。
図3に示すように、シャフト21は、大径部211と、小径部212と、を有する。小径部212は、大径部211より直径が小さい。小径部212の外周面は、例えばベアリング11、シール部材などが接する。本実施形態の小径部212は、シャフト21の上端部及び下端部に位置し、大径部は中央部に位置する。シャフトは、端部から中央部に向けて段階的に直径が大きくなってもよい。
図2及び図3に示すように、ステータ22は、円環状である。ステータ22の中心は、モータ10の中心軸Jと一致する。ステータ22は、ステータコア221と、インシュレータ222と、コイル223と、を有する。
ステータコア221は、例えば磁性鋼板を軸方向に積層して構成される。ステータコア221は、周方向に複数配置されたコアバックとティースとを有する。コアバックは、中心軸Jと同心の環状である。ティースは、コアバックから径方向外側に向けて突出する。ティースは、複数設けられ、コアバックから径方向に延び、周方向にスロットを隔てて配置される。
インシュレータ222は、ステータコア221の少なくとも一部を覆う。インシュレータ222は、ステータコア221とコイル223とを電気的に絶縁する絶縁性部材である。インシュレータ222は、各ティースに取り付けられる。
コイル223は、ステータコア221を励磁する。コイル223は、インシュレータ222を介して各ティースにコイル線を巻き付けることによって構成される。コイル223は、周方向に複数配置される。
リード線23は、ステータ22の上側においてステータ22に接続される。リード線23は、後述するホルダ60の板部65の板部貫通孔651を通って、ステータ22の上側に引き出される。なお、図3では、コイル線と接続されるリード線23は、板部65の板部貫通孔651を通って、上側へ引き出されるが、これに限定されない。回路基板またはコイル線と接続されるリード線は、上側から下側に引き出されてもよく、下側から上側に引き出されてもよい。
<回転部>
回転部30は、固定部20に対し相対回転する。回転部30は、ロータ31を含む。ロータ31は、中心軸Jを中心に、ステータ22の径方向外側を回転する。
図2及び図3に示すように、ロータ31は、マグネット311と、ヨーク312と、リム313と、を含む。
マグネット311は、ステータ22の径方向外側に配置される。マグネット311は、周方向にN極とS極とが並ぶように構成される。マグネット311は、例えば、周方向に並ぶ複数の永久磁石によって構成されてもよく、円環状の1つの永久磁石によって構成されてもよい。
図4は、一実施形態におけるヨーク及びリムの斜視図である。図4において、ヨーク及びリム以外の部品については図示を省略する。図5は、ヨークのみを示す斜視図である。図2〜図4に示すように、ヨーク312は、マグネット311の径方向外側に配置される。ヨーク312は、環状である。詳細には、図4及び図5に示すように、ヨーク312は、ヨーク本体部312aと、突出部312bと、を有する。ヨーク本体部312aと突出部312bとは、1つの部材で構成される。ヨーク本体部312aは、環状である。突出部312bは、1つの部材の軸方向一端側が折り曲げられた折り曲げ部である。
突出部312bは、ヨーク本体部312aから径方向外側に向けて延びる。突出部312bは、周方向に複数設けられる。詳細には、複数の突出部312bは、周方向において、間隔を隔てて設けられる。突出部312bは、ヨーク本体部312aの軸方向端部から径方向外側に向かって延びる。これにより、突出部312bを容易に設けることができる。
突出部312bは、ヨーク本体部312aの軸方向一端側のみに設けられてもよく、一端及び他端側に設けられてもよい。図5では、複数の突出部312bは、ヨーク本体部312aの上端及び下端から、径方向外側に向かって延びる。上端側に位置する突出部312bの周方向位置と、下端側に位置する突出部312bの周方向位置とは、互いに異なる。
突出部312bには、カバー40を締結する締結部材41を通す貫通孔312b1が設けられる。貫通孔312b1は、軸方向に貫通する。複数の貫通孔312b1は、中心軸Jを中心として同心に位置する。
図2に示すように、リム313は、タイヤ3aを取り付ける。図3及び図4に示すように、リム313は、ヨーク312の外周側に配置される。リム313及びヨーク312は、一体品である。
リム313は、第1材料で構成される。ヨーク312は、第1材料と異なる第2材料で構成される。このように、リム313とヨーク312とは、任意の異なる材料で構成される。このため、リム313及びヨーク312は、その機能を維持しつつ、軽量化を図るための材料を選択することができる。このため、軽量化を図るモータ10を提供することができる。
第1材料の比重は、第2材料の比重よりも小さい。これにより、リム313を軽量にできる。第1材料は、例えばアルミニウムを含有し、第2材料は、例えば鉄を含有する。具体的には、第1材料は、アルミニウム合金であり、第2材料は、鉄合金である。
ヨーク312は、プレス品である。リム313は、鋳造品である。具体的には、ヨーク312を形成した後に、ヨーク312とリム313とを鋳造により一体にする。これにより、リム313及びヨーク312の一体品を容易に製造できる。このため、容易にモータ10を軽量にできる。
リム313は、ヨーク312の外周面の少なくとも一部を覆う。図4では、リム313は、ヨーク本体部312aの外周面全体を覆う。詳細には、リム313は、ヨーク312の外周面と周方向に重なるリム本体部313dと、リム本体部313dの上端部及び下端部から径方向外側に延びるリムフランジ部313eと、を有する。
リム313には、隣り合う突出部312bの周方向の間において溝313aが設けられる。この場合、リム313の体積を減らすことができるので、モータ10をより軽量にできる。溝313aは、周方向に延びる。
図4に示すように、突出部312bの周方向端面312b2は、リム313に覆われる。周方向端面312b2とリム313とは、当接する。これにより、突出部312bの周方向端部の負荷に対する強度を向上できる。すなわち、ヨーク312とリム313とが周方向にずれることを防止できる。
また、突出部312bの径方向外側面312b3は、リム313に覆われる。径方向外側面312b3とリム313とは、当接する。これにより、ヨーク312とリム313とが径方向にずれることを防止できる。
図6は、図3の領域VIにおけるヨーク及びリムの部分断面図である。図6では、ヨーク及びリム以外の部品については図示を省略する。図3及び図6に示すように、ヨーク312の軸方向端面312cは、リム313に覆われる。図6に示すように、リム313は、ヨーク312の軸方向端面312cの少なくとも一部を覆う保持部313bを有する。より詳細には、保持部313bは、リム313において、少なくともヨーク本体部312aの軸方向端部を覆う部分である。リム313は、ヨーク312の軸方向端面312cの一部を覆う。なお、リム313は、ヨーク312の軸方向端面312cの全部を覆ってもよい。
図6では、突出部312bの上面312b4は、保持部313bに覆われない。また、保持部313bの上面313b1は、突出部312bの上面312b4と同一平面上に位置する。保持部313bの下面は、突出部312bの下面と同一平面上に位置する。この場合、リム313の体積を減らすことができるので、モータ10をより軽量にできる。なお、保持部313bの上面313b1及び下面(図示しない)は、保持部313bの軸方向端面である。突出部312bの上面312b4及び下面は、突出部312bの軸方向端面である。なお、図示しない保持部313bの下面とは、ヨーク本体部312aの軸方向他端側を覆う保持部313bの軸方向端面である。
図7及び図8は、本発明の一実施形態の変形例を示す図である。図7は、一実施形態の変形例におけるヨーク及びリムを軸方向上側から見た部分模式図である。図7は、図4と異なる点を模式的に示す。図8は、図7におけるVIII−VIII線に沿った部分断面図である。図7及び図8に示すように、保持部313bは、突出部312bの上面312b4の一部を覆ってもよい。保持部313bは、突出部312bの下面の一部を覆ってもよい。この場合、リム313とヨーク312とを強固に締結できる。
なお、保持部313bは、突出部312bの上面312b4の全部を覆ってもよい。保持部313bは、突出部312bの下面の全部を覆ってもよい。この場合、カバー40を締結する締結部材41を通す貫通孔は、保持部313bにも形成される。
図4に示すように、リム313は、リム本体部313dの外周面から径方向外側に突出する凸部313fを有する。リム313は、凸部313fを複数有する。凸部313fは、第1凸部313f1と第2凸部313f2とを含む。具体的には、凸部313fは、少なくとも一方のリムフランジ部313eの軸方向端面に連なる。図4では、一方のリムフランジ部313eの軸方向端面に連なる第1凸部313f1と、他方のリムフランジ部313eの軸方向端面に連なる第2凸部313f2とが設けられる。第1凸部313f1と第2凸部313f2との周方向位置が異なる。この場合、第1凸部313f1と第2凸部313f2とを周方向にずらして配置できるため、締結に必要な凹部313cの長さを確保できる。また、第1凸部313f1と第2凸部313f2との軸方向位置も異なる。リム本体部313dとリムフランジ部313eと凸部313fとは、1つの部材で構成される。
図6及び図8に示すように、凸部313fは、締結部材41を通す凹部313cを有する。締結部材41が締結される部分のみを凸部313fとすることで、リム313の体積を減らすことができる。本実施形態では、凸部313fと突出部312bとは、軸方向において重なる。詳細には、凹部313cは、突出部312bの貫通孔312b1と連なり、軸方向に凹む。凹部313cの内周面は、雌ネジ部を有する。雌ネジ部には、締結部材41の雄ネジ部が締結される。凹部313cの雌ネジ部と締結部材41の雄ネジ部とにより、リム313と締結部材41とが固定される。
リム313の軸方向の厚みは、ヨーク312の軸方向の厚みよりも大きい。リム313の径方向の長さは、ヨーク312の径方向の長さよりも大きい。
<カバー>
図2及び図3に示すように、カバー40は、ロータ31及びステータ22の軸方向上側及び下側の少なくとも一方に配置される。本実施形態のカバー40は、ロータ31及びステータ22の軸方向上側及び下側に配置される。カバー40は、例えばホイールカバーである。カバー40は、シャフト21に取り付けられる。
カバー40は、円盤形状を有する。カバー40は、シャフト21に取り付けられる。カバーには、シャフト21を貫通する貫通孔が設けられる。
カバー40は、リム313及びヨーク312の少なくとも一方に締結される。この場合、溶接を省略して、カバー40を取り付けることができる。図2及び図3では、カバー40は、締結部材41により、ヨーク312の突出部312bと締結される。詳細には、図3に示すように、カバー40には、締結部材41を通す貫通孔411が設けられる。締結部材41は、カバー40の貫通孔411と、突出部312bの貫通孔312b1(図6参照)と、リム313の凹部313c(図6参照)とを通って、リム313と一体のヨーク312と、カバー40とを締結する。突出部312bに貫通孔312b1を設けることで、ヨーク本体部312aの径方向の厚みを薄くできる。これにより、モータ10をより軽量化できる。締結部材41により、リム313及びヨーク312と、カバー40とを締結する。
上側に位置するカバー40を締結する周方向位置と、下側に位置するカバー40を締結する周方向位置とは、互いに異なる。具体的には、図4に示すように、突出部312bの上端及び下端から径方向外側に延びる周方向位置は、互いに異なる。突出部312bの貫通孔312b1の周方向位置に合わせてカバー40の貫通孔411が設けられる。
<ガスケット>
図2に示すように、ガスケット50は、リム313とカバー40との間に配置される。ガスケット50は、例えばリム313とカバー40との境界面に液状ガスケットが塗布されて、乾燥されることにより形成される。なお、ガスケットは、リード線23が挿通される部分などにさらに配置されてよい。
<ホルダ>
図2及び図3に示すように、ホルダ60は、シャフト21に取り付けられる。詳細には、ホルダ60は、シャフト21の大径部211に固定される。小径部212側からホルダ60を挿入することにより、シャフト21の小径部212の外周面を傷つけずに、ホルダを大径部211に圧入できる。
ホルダ60は、固定部20または回転部30を保持する。本実施形態のホルダ60は、ステータ22を保持する。
図9は、実施形態におけるステータ及びホルダの断面図である。図9では、ステータ及びステータホルダ以外の部品については図示を省略する。図9に示すように、ホルダ60は、第1筒部61と、屈曲部62と、第2筒部63と、凸部64と、板部65と、第3筒部66と、ホルダフランジ部67と、を含む。径方向内側から外側に向けて、第1筒部61、屈曲部62、第2筒部63、凸部64、板部65、第3筒部66、及びホルダフランジ部67の順に配置される。ホルダ60は、1つの部材で構成される。具体的には、ホルダ60は、プレス品である。
詳細には、ホルダ60は、金属製である。ホルダ60は、板状の金属部材が折り曲げられてなる。ホルダ60及びシャフト21は、同じ材料で構成される。例えば、ホルダ60及びシャフト21は、鉄で構成される。同じ材料の場合、ホルダ60とシャフト21との溶接が容易である。
第1筒部61は、シャフト貫通孔611を有する。シャフト貫通孔611の内周面には、シャフトが圧入される。第1筒部61は、シャフト21と溶接されてもよい。また、第2筒部63が、シャフト21と溶接されてもよい。
第2筒部63は、第1筒部61の少なくとも一部と接し、第1筒部61の径方向に重なる。第1筒部61と第2筒部63とは、同じ方向に延びる。本実施形態では、第1筒部61、第2筒部63、及びシャフト21は、軸方向に延びる。
ホルダ60においてシャフト21に圧入される第1筒部61は、第2筒部63と径方向に重なり、互いに少なくとも一部が接触する。したがって、モータ10の締結強度を向上することができる。
図10は、シャフト及びステータホルダの断面模式図である。図11は、シャフトとステータホルダの変形例における断面模式図である。図12は、シャフトとステータホルダの別の変形例における断面模式図である。図10〜図12では、シャフト及びステータホルダ以外の部品については図示を省略する。図10〜図12に示すように、第1筒部61の軸方向長さLaと第2筒部63のLbとの関係は、Lb/2≦La≦2Lbである。より好ましくは、図10及び図11に示すように、La≦2Lbである。
第1筒部61と第2筒部63とは、互いに接する溶接部を有する。溶接部は、第1筒部61と第2筒部63との径方向に重なる部分に設けられる。すなわち、板状の金属部材が折り返されて重なる部分は、溶接される。溶接部は、第1筒部61と第2筒部63との径方向に重なる部分全体に設けられてもよく、一部に設けられてもよい。後者の場合、溶接部は、軸方向において屈曲部62と反対側の端部に設けられる。すなわち、第1筒部61の下端部と第2筒部63の下端部とが溶接される。なお、シャフト21と第1筒部61が溶接される場合は、シャフト21と第1筒部61とが、互いに接する溶接部を有する。また、シャフト21と第2筒部63が溶接される場合は、シャフト21と第2筒部63とが、互いに接する溶接部を有する。
なお、第1筒部61及び第2筒部63の屈曲部62と反対側の端部は、接合されなくてもよいが、接合されることが好ましい。接合は、溶接に限定されず、接着材などを用いてもよい。
図9に示すように、屈曲部62は、第1筒部61の上端部と第2筒部63の上端部とを繋ぐ。屈曲部62は、R形状を有する。R形状とは、円弧状に湾曲する形状である。
本実施形態では、ホルダ60は、1つの金属部材で構成される。屈曲部62により、第1筒部61と第2筒部63とは金属部材が折り返される。ホルダ60において強度が要求される部分は、第1筒部61と第2筒部63とが折り返されて重なるので、強度を向上する。ホルダ60において強度が要求されない部分は、軽量化のため、金属部材が重ならない。
凸部64は、第2筒部63の下端と連なる。凸部64は、周方向全体に設けられる。凸部64は、板部65と第2筒部63との間において、下側に隆起する。凸部64を設けることにより、第2筒部63の軸方向長さを長くできる。このため、第1筒部61と重なる第2筒部63を長くできるので、締結強度をより向上できる。
板部65は、第2筒部63の下端部から径方向に延びる。詳細には、板部65は、凸部64を介して、第2筒部63の下端部から径方向に延びる。板部65は、リード線を挿通する板部貫通孔651を有する。
板部65は、径方向外側に向けて、軸方向下側に傾斜するように延びる。詳細には、板部65と中心軸Jとのなす角度θは、70度以上90度以下が好ましい。板部65と中心軸Jとのなす角度θがこの範囲内であると、第2筒部63の軸方向長さLbを長くできる。このため、第1筒部61と重なる第2筒部63を長くできるので、締結強度をより向上できる。リード線などに緩衝しないように、板部65と中心軸Jとのなす角度θは適宜設定される。この観点及び締結強度の向上から、角度θは、80度以上90度未満がより好ましい。
第3筒部66は、板部65の外縁から上側に延びる。第3筒部66と板部65との接続領域はR形状である。第3筒部66は、第1筒部61及び第2筒部63と径方向に重なる。すなわち、第3筒部66は、第1筒部61及び第2筒部63と同じ方向に延びる。これにより、ホルダ60を軸方向に小さくできるので、モータ10の小型化が実現できる。
ホルダフランジ部67は、第3筒部66から径方向に延びる。詳細には、ホルダフランジ部67は、第3筒部66の上端部から径方向外側に延びる。ホルダフランジ部67と第3筒部66との境界領域はR形状である。
ステータ22の上面は、ホルダフランジ部67の下面に接する。ステータ22の上面がホルダフランジ部67の下面に接することで、ステータ22の軸方向位置の精度を向上できる。
ホルダフランジ部67は、周方向の全体に設けられてもよく、周方向の一部に設けられてもよい。またホルダフランジ部67の径方向の長さは、ステータ22の径方向長さよりも小さくてもよい。詳細には、ホルダフランジ部67の下面は、ステータ22の上面全体と接してもよく、ステータ22の上面の一部と接してもよい。なお、図9では、ホルダフランジ部67は、ステータ22のステータコアと接するが、コイル等の他の部材と接してもよい。
(変形例)
上述した実施形態の電動車両用モータでは、電動二輪車のインホイールモータを例に挙げて説明した。本発明の電動車両用モータは、電動二輪車に限定されず、例えば電動四輪車などのモータでもよい。また本発明の電動車両用モータは、電動車両に用いられるモータであれば、インホイールモータに限定されない。
また、上述した実施形態では、ヨーク312は、カバー40を締結する締結部材41が挿入される貫通孔312b1が形成された突出部312bを含む。本発明のヨークにおいて、突出部312bは省略されてもよい。この場合、締結部材41により、リム313とカバー40とが締結される。
また、上述した実施形態では、ホルダ60においてシャフト21との締結部は、第1筒部61及び第2筒部63であり、屈曲部62を介して2回折り曲げた2重構造を有する。ホルダ60においてシャフト21との締結部は、3重構造を有してもよい。なお、軽量化の観点からは、2重構造が好ましい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施形態ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電動二輪車、2 前輪、3 後輪、3a タイヤ、4 車体、5 ハンドル、6 ECU、7 スロットル、8 バッテリ、9 充電器、10 モータ、11 ベアリング、20 固定部、21 シャフト、22 ステータ、23 リード線、30 回転部、31 ロータ、40 カバー、41 締結部材、50 ガスケット、60 ホルダ、61 第1筒部、62 屈曲部、63 第2筒部、64 凸部、65 板部、66 第3筒部、67 フランジ、211 大径部、212 小径部、221 ステータコア、222 インシュレータ、223 コイル、311 マグネット、312 ヨーク、312a ヨーク本体部、312b 突出部、312b2 周方向端面、312b3 径方向外側面、312b4,313b1 上面、312c 軸方向端面、313 リム、313a 溝、313b 保持部、313c 凹部、313d リム本体部、313e リムフランジ部、313f 凸部、313f1 第1凸部、313f2 第2凸部、611 シャフト貫通孔、651 板部貫通孔、J 中心軸、θ 角度。

Claims (13)

  1. 上下方向に延びる中心軸に沿って延びるシャフトを含むステータと、
    前記中心軸を中心に、前記ステータの径方向外側を回転するロータと、
    を備え、
    前記ロータは、
    環状のヨークと、
    前記ヨークの外周側に配置されるリムと、
    を含み、
    前記リムは、第1材料で構成され、
    前記ヨークは、前記第1材料と異なる第2材料で構成され、
    前記リムは、前記ヨークの外周面の少なくとも一部を覆う、電動車両用モータ。
  2. 前記リムは、鋳造品である、請求項1に記載の電動車両用モータ。
  3. 前記第1材料の比重は、前記第2材料の比重よりも小さい、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記第1材料は、アルミニウム合金であり、
    前記第2材料は、鉄合金である、請求項3に記載の電動車両用モータ。
  5. 前記ロータ及び前記ステータの軸方向上側及び下側の少なくとも一方に配置され、前記シャフトに取り付けられるカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記リム及び前記ヨークの少なくとも一方に締結される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動車両用モータ。
  6. 前記ヨークは、
    環状のヨーク本体部と、
    前記ヨーク本体部から径方向外側に向けて延びる突出部と、
    を有し、
    前記突出部は、周方向に複数設けられ、
    前記カバーは、締結部材により前記突出部と締結される、請求項5に記載の電動車両用モータ。
  7. 前記リムは、
    前記ヨーク本体部の外周面と周方向に重なるリム本体部と、
    前記リム本体部の上端部及び下端部から径方向外側に延びるリムフランジ部と、
    前記リム本体部の外周面から径方向外側に突出し、少なくとも一方の前記リムフランジ部の軸方向端面に連なる凸部と、
    を有し、
    前記凸部は、前記締結部材を通す凹部を有する、請求項6に記載の電動車両用モータ。
  8. 前記リムは、前記凸部を複数有し、
    複数の前記凸部は、
    一方の前記リムフランジに連なる第1凸部と、
    他方の前記リムフランジに連なる第2凸部と、
    を含み、
    前記第1凸部と前記第2凸部との周方向位置が異なる、請求項7に記載の電動車両用モータ。
  9. 前記リムには、隣り合う前記突出部の周方向の間において溝が設けられる、請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動車両用モータ。
  10. 前記突出部の周方向端面は、前記リムに覆われる、請求項9に記載の電動車両用モータ。
  11. 前記リムは、前記ヨークの軸方向端面を覆う保持部を有し、
    前記保持部の上面は、前記突出部の上面と同一平面上に位置する、請求項6〜10いずれか1項に記載の電動車両用モータ。
  12. 前記リムは、前記ヨークの軸方向端面を覆う保持部を有し、
    前記保持部は、前記突出部の上面の一部を覆う、請求項6〜10のいずれか1項に記載の電動車両用モータ。
  13. 前記リムと前記カバーとの間に配置されたガスケットをさらに備える、請求項5〜12のいずれか1項に記載の電動車両用モータ。
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