JP2020164019A - 船舶 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な貨物に対応できるホールドを形成した船舶を提供する。【解決手段】船舶10において、船首ホールドH1、船尾ホールドH5の区画C1、C5には、それぞれスツールS1、S4の傾斜部SMが含まれ、中央ホールドH3の区画C3には、前後の隔壁B2、B3の両側からスツールS2、S3の傾斜部SMが含まれ、そして中央ホールドH3の両隣りにあるホールドH2、H4の区画C2、C4には、スツールS1、S2、スツールS3、S4のいずれの傾斜部SMも含まれない。【選択図】図1
Description
本発明は、船舶を複数のホールド(船艙)に区画する隔壁を支持するスツールに関する。
バルクキャリアなどの船舶では、船艙部分が船長方向に沿って複数のカーゴホールド(以下、ホールドという)に分かれていて、ホールドを形成する横置隔壁は、その下部がスツール(ロアースツールともいう)によって支持されている。スツール形状は、船底側で水平断面積が大きくなる形状になっており、傾斜部が一方のホールドの区画に入り込むスツール(例えば、特許文献1参照)、あるいは、隣り合うホールド両方の区画に傾斜部が入り込むホッパー状のスツール(例えば特許文献2参照)が用いられる。
スツール形状は、船体強度を前提としたものであり、その一部である傾斜部がホールドの区画に含まれることは避けられない。そのため、スツールの設置によってホールドの容積、ホールド床面積が減少するが、ホールド間の貨物積載量の違いは、船全体の強度、復原性、安全性などにも影響を及ぼす。
したがって、貨物の積載の仕方、船全体の特性などを考慮してスツールを設置した船舶を提供することが求められる。
本発明の船舶は、バルクキャリアなどの船舶に適用可能であり、船長方向に船体を区画して複数のホールドを形成する複数の隔壁と、複数の隔壁をそれぞれ船底側から支持する複数のスツールとを備える。各スツールは、船長方向に沿って前後にあるホールドのうちの一方のホールドの区画に、その傾斜部が含まれるように設置される。例えば、複数の隔壁および複数のスツールによって、5つのホールドもしくは9つのホールドを形成することが可能である。
そして、船首に最も近いホールド(以下、船首ホールドという)および船尾に最も近いホールド(以下、船尾ホールドという)を除いた少なくとも1つのホールドの区画が、スツールの傾斜部を含まないように、複数のスツールが設置されている。
あるいは、船首ホールドおよび船尾ホールドを除いた少なくとも1つのホールドの区画が、船長方向の前後両側でスツールの傾斜部を含むように、複数のスツールが設置されている。
船首ホールドと船尾ホールドとの間にあるホールド間の容積に差を生じさせることで、復原性、安全性など船全体の特性を積載貨物の種類、積載の仕方などに応じて向上させることが可能となる。したがって、スツールの傾斜部を含まないホールドの区画と、船長方向の前後両側ともスツールの傾斜部を含むホールドの区画とが、隣り合わせになるように構成することができる。積載貨物の種類、積載の仕方などに応じて所定のホールド間で上記構成にすることで、安全性、復原性などを向上させることができる。
例えば、複数のホールドの中央に位置するホールド(以下、中央ホールドという)の区画が、船長方向の前後両側ともスツールの傾斜部を含み、中央ホールドの両隣りのホールドの区画が、スツールの傾斜部を含まないように構成することができる。あるいは、中央ホールドの両隣りのホールドの区画が、船長方向の前後両側ともスツールの傾斜部を含む一方、中央ホールドの区画がスツールの傾斜部を含まないように構成することもできる。
一方、船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、スツールの傾斜部を含まないように構成することが可能である。あるいは、船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、スツールの傾斜部を含むように構成することも可能である。これによって、復原性、安全性などを向上させることが可能である。
本発明の他の態様である船舶は、船長方向に船体を区画して複数のホールドを形成する複数の隔壁と、複数の隔壁をそれぞれ船底側から支持する複数のスツールとを備え、船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、スツールの傾斜部を含まない、あるいは、船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、スツールの傾斜部を含むように構成される。
船首ホールドと船尾ホールド両方のスツールに関してこのように設置することで、船体中央付近の隔壁を支持するスツール形状によらず、船全体の復原性、安全性などが向上する。
例えば、複数のスツールとして、船長方向の前後両側の区画の一方に傾斜部が含まれる第1のスツールと、船長方向の前後両側の区画両方に傾斜部が含まれる第2のスツールが設けられる。第1のスツールが、船首ホールドとそれに隣接するホールドとを仕切る隔壁と、船尾ホールドとそれに隣接するホールドとを仕切る隔壁とを支持し、第2のスツールが、第1のスツールが支持する隔壁の間にある隔壁を支持するようにすればよい。
本発明によれば、様々な貨物に対応できるホールドを形成した船舶を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態である船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船舶10は、ここでは二重底構造をもつバルクキャリアとして構成され、船長方向に5つのホールドH1〜H5が形成されている。ホールドH1〜H5には、穀物、鉱石、セメント、木材など様々な貨物が積載可能である。また、中央ホールドH3は、喫水確保のためにバラスト水を漲水できるバラスト兼用ホールドとして構成することも可能である。
横置隔壁B1〜B4、BT、BLは、船体10を船長方向に区画し、5つのホールドH1〜H5を形成する。また、機関室12と船尾部13とを区分けする隔壁BMも設けられている。区画C1〜C5には、船底から両舷側にかけて、ホールドH1〜H5の形状に合わせてバラストタンク14が形成されている。
船首ホールドH1と船尾ホールドH5との間にあるホールドH2〜H4は、上から見てその区画領域の平面形状が矩形状である。一方、船首ホールドH1、船尾ホールドH5は、上から見て船型に沿って台形状であり、ホールドH2〜H4と比べて貨物の積載スペースが小さい。
スツール(ロアースツール)S1〜S4は、隔壁B1〜4を船底側から支持する部材であり、船舶10の内底板10Bに設置されている。図1の拡大図には、スツールS4の側面から見た模式図を示している。スツールS4の頂部STに隔壁B4が設置され、スツールS4の底面SBは内底板10Bに設置されている。他のスツールS1〜S3もスツールS4と同じような形状になっている。
スツールS4は、頂部STから底面SBに向けて水平断面積が大きくなり、スツールS4の一部である傾斜部SMは、船尾ホールドH5の区画C5に入り込む位置にある。これによって、船尾ホールドH5の容積が減少する。ホールドH4の区画C4には、スツールS4は含まれず、隔壁B3の船長方向に沿って前後にあるホールドH3、H4の一方のホールド(図1の中央ホールドH3の区画C3の後ろ側)に、スツールS3の傾斜部SMが設けられている。
一方、スツールS1、S2は、それぞれ、船首ホールドH1の区画C1の後ろ側、中央ホールドH3の区画C3の前側に、その傾斜部SMが位置することになる。
したがって、図1から明らかなように、ホールドH2の区画C2には、スツールS1、S2の傾斜部SMが含まれず、ホールドH2の貨物積載容量が最大限確保される。ホールドH4の区画C4もスツールS3、S4の傾斜部SMが含まれないため、貨物積載容量が最大限確保される。
一方、中央ホールドH3の区画C3には、船長方向の前後においてスツールS2、S3の傾斜部SMが含まれることから、中央ホールドH3の貨物積載量は、両隣りのホールドH2、H4と比べて制限される一方、強度が増して重量貨物を積載可能である。船首ホールドH1、船尾ホールドH5の区画C1、C5には、それぞれスツールS1、S4の傾斜部SMが含まれている。
このように、船首ホールドH1、船尾ホールドH5の区画C1、C5には、それぞれスツールS1、S4の傾斜部SMが含まれ、中央ホールドH3の区画C3には、前後の隔壁B2、B3両側からスツールS2、S3の傾斜部SMが含まれ、そして中央ホールドH3の両隣りにあるホールドH2、H4の区画C2、C4には、スツールS1、S2およびスツールS3、S4いずれも含まれない。
中央ホールドH3は、容積減少のため貨物の積載重量が小さくなる。その結果、サギングが生じるとき、船体中央にかかる荷重を緩和することができる。特に、バラストを積んだ時に効果的である。また、船体中央から離れたホールドH1、H5も、容積減少のために貨物の積載量が減少するが、これによって、ホギングが生じるとき、船尾、船首にかかる荷重を緩和することができる。
一般的に、船首ホールドH1は、他のホールドと比べ、損傷して浸水したときの復原性に与える影響が大きい。しかしながら、船首ホールドH1の容積が減少するため、浸水容積が小さくなり、損傷時の復原性が向上する。また、船首ホールドH1の積載重量が減少するため、船首トリムになるのが抑えられ、船体中央より船尾側に配置するバラストタンク容積を最小限にし、他のタンク(例えば燃料タンクなど)の容積を従来と比べて大きくすることができる。
一方、ホールドH2、H4の区画C2、C4には、スツールS1〜S4が含まれておらず、最大限の方形状空間が形成される。そのため、スチールコイルや長尺物などの貨物を、ホールドH2、H4に効率よく積載することが可能となる。
このように、傾斜部SMの位置を考慮したスツールS1〜S4の設置によって、船全体の安全性、復原性、強度などを向上させることが可能となる。
次に、図2を用いて、第2の実施形態である船舶について説明する。第2の実施形態では、スツールの傾斜部が含まれる区画が第1の実施形態と相違する。それ以外の構成は、実質的に第1の実施形態と同じである。
図2は、第2の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船体10’は、隔壁B1〜B4、BT、BLによって5つのホールドH1〜H5が形成されている。スツールS1、S2は、その傾斜部SMが区画C2に位置し、スツールS3、S4は、その傾斜部SMが区画C4に位置する。ホールドH1、H3、H5の区画C1、C3、C5には、スツールS1〜S4の傾斜部SMが含まれない。
ホールドH2は、前後の隔壁B1、B2の下部、すなわちスツールS1、S2の部分が傾斜しているため、貨物の揚荷作業などが煩雑になる場合がある。しかしながら、底部が傾斜している形状のホールド数がホールドH2、H4の2つだけで最小となり、また、ホールドH2、H4の容積も減少することで、荷役時間が短縮される。また、ホールドH2、H4は、強度が向上するため重量貨物を積載可能になる。
さらに、ホールドH2、H4の容積が減少するため、例えば穀物などの比較的比重の軽い貨物を積載する場合であって、積載量を調整するためにトリム影響の少ないホールドH2、H4を部分積載する場合、積載高さが高くなって貨物が流動しにくくなり、船の傾斜時の復原性が向上する。一方、全てのホールドに満載できないような比重の重い貨物を積載する場合であって、トリム影響の少ない中央ホールドH3を部分積載する場合、中央ホールドH3の容積が大きいために貨物重心を低くすることができ、復原性が向上する。
次に、図3を用いて、第3の実施形態である船舶について説明する。第3の実施形態では、スツールの傾斜部が含まれる区画が第1、第2実施形態と相違する。
図3は、第3の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船舶10”には、隔壁B1〜B4、BT、BLによって5つのホールドH1〜H5に区分けされている。スツールS1、S2、S3は、その傾斜部SMがそれぞれ区画C2、C3、C4に位置する。スツールS4は、その傾斜部SMが区画C4に位置する。
上述したように、船首ホールドH1、船尾ホールドH5は、上から見ると船型に沿って平面台形状のため、ホールドH2〜H4と比べてその容積が小さいが、このようなスツールS1〜S4の設置により、ホールドH2〜H4(特にホールドH4)の容積が減少して容積が小さいホールドH1、H5との容積差が小さくなり、ホールド間に働く縦せん断力を低減させることができる。なお、図3に示すスツールS2、S3の傾斜部SMをそれぞれホールドH2、H3の区画C2、C3に含ませるように向きを変えて設置した場合も、ホールドH4の代わりにホールドH2の容積が同じように小さくなるので、同様の効果を得ることができる。
次に、図4を用いて、第4の実施形態である船舶について説明する。第4の実施形態では、ホールド数が第1〜第3の実施形態と相違する。
図4は、第4の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船舶100には、隔壁B1〜B8、BT、BLによって9つのホールドH1〜H9が形成されている。隔壁B1〜B8を支持するスツールS1〜S8は、図4に示すように設置され、船長方向に沿った前後両側にスツールの傾斜部SMを含む区画C2、C4、C6、C8と、スツールの傾斜部SMを含まない区画C1、C3、C5、C7、C9が交互に並んでいる。第4の実施形態も、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図5を用いて第5の実施形態である船舶について説明する。第5の実施形態では、スツールの傾斜部が含まれる区画が第4の実施形態と異なる。
図5は、第5の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船舶100’には、隔壁B1〜B8、BL、BTによって9つのホールドH1〜H9が形成されている。隔壁B1〜B8を支持するスツールS1〜S8は、図5に示すように設置され、船長方向に沿って前後にスツールの傾斜部SMを含む区画C3、C5、C7と、スツールの傾斜部SMを含まない区画C2、C4、C6、C8が交互に並んでいる。また、ホールドH1、H9の区画C1、C9には、スツールS1、S8の傾斜部SMがそれぞれ含まれる。第5の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図6を用いて第6の実施形態について説明する。第6の実施形態では、一部のスツールの形状が、第1〜第5の実施形態で示したスツール形状と異なる。
図6は、第6の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
船舶1000には、隔壁B1〜B4、BT、BLによって5つのホールドH1〜H5が形成されている。隔壁B2、B3を支持するスツールS2’、S3’は、スツールS1、S4の形状と異なり、隣り合うホールド両側の区画に入り込む縦断面が台形形状の傾斜部SNが形成されている。図6の拡大図では、スツールS3’の側面から見た形状を模式的に示している。
中央ホールドH3は、喫水確保のためにバラスト水を漲水できるバラスト兼用ホールドとして構成され、一層の強度確保のためスツールS2’、S3’が用いられている。このような構成においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図7を用いて第7の実施形態について説明する。第7の実施形態では、スツールの傾斜部が含まれる区画が第6の実施形態と相違する。
図7は、第7の実施形態における船舶の内部構造を側面側および上側から見た模式図である。
スツールS1、S2’、S3’の傾斜部SMが含まれる区画は、第6の実施形態と同じであるが、スツールS1,S4の傾斜部SMは、ホールドH2、H4の区画C2、C4にそれぞれ含まれている。このような構成により、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
第1〜第5の実施形態で示したスツール形状は、縦断面が台形形状であったが、これには限定されず、その一部が隣り合うホールドのいずれか一方の区画に位置するような任意のスツールを適用することが可能である。この場合、スツール傾斜部の形状も変わる。第6、第7の実施形態についても同じである。また、第1〜第7の実施形態では、ホールド数が5もしくは9であったが、ホールド数は5、9に限定されない。そして、バルクキャリア以外の船長方向に船体を区画するような他の船舶にも適用可能である。
10 船舶
11 船首部
B1〜B4 隔壁
C1〜C5 区画
H1〜H5 ホールド
S1〜S4 スツール
SM 傾斜部
11 船首部
B1〜B4 隔壁
C1〜C5 区画
H1〜H5 ホールド
S1〜S4 スツール
SM 傾斜部
Claims (10)
- 船長方向に船体を区画して複数のホールドを形成する複数の隔壁と、
前記複数の隔壁をそれぞれ船底側から支持し、船長方向に沿った前後のホールドのうち一方のホールドの区画に傾斜部が含まれる複数のスツールとを備え、
船首ホールドおよび船尾ホールドを除いた少なくとも1つのホールドの区画が、前記スツールの傾斜部を含まないように、あるいは、船首ホールドおよび船尾ホールドを除いた少なくとも1つのホールドの区画が、船長方向の前後両側で前記スツールの傾斜部を含むように、前記複数のスツールが設置されていることを特徴とする船舶。 - 前記スツールの傾斜部を含まないホールドの区画と、船長方向の前後両側とも前記スツールの傾斜部を含むホールドの区画とが、隣り合わせになっていることを特徴とする請求項1に記載の船舶。
- 中央ホールドの区画が、船長方向の前後両側とも前記スツールの傾斜部を含み、
前記中央ホールドの両隣りのホールドの区画が、前記スツールの傾斜部を含まないことを特徴とする請求項2に記載の船舶。 - 中央ホールドの区画が、前記スツールの傾斜部を含まず、
前記中央ホールドの両隣りのホールドの区画が、船長方向の前後両側とも前記スツールの傾斜部を含むことを特徴とする請求項2に記載の船舶。 - 前記船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、前記スツールの傾斜部を含まないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の船舶。
- 前記船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、前記スツールの傾斜部を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の船舶。
- 前記複数の隔壁および前記複数のスツールによって、5つのホールドもしくは9つのホールドを形成していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の船舶。
- 船長方向に船体を区画して複数のホールドを形成する複数の隔壁と、
前記複数の隔壁をそれぞれ船底側から支持する複数のスツールとを備え、
船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、前記スツールの傾斜部を含まない、あるいは、船首ホールドと船尾ホールド両方の区画が、前記スツールの傾斜部を含むことを特徴とする船舶。 - 前記複数のスツールが、
船長方向の前後両側の区画の一方に傾斜部が含まれる第1のスツールと、
船長方向の前後両側の区画両方に傾斜部が含まれる第2のスツールとを備え、
前記第1のスツールが、前記船首ホールドと前記船首ホールドに隣接するホールドとを仕切る隔壁と、前記船尾ホールドと前記船尾ホールドに隣接するホールドとを仕切る隔壁とを支持し、
前記第2のスツールが、前記第1のスツールが支持する前記隔壁の間にある隔壁を支持することを特徴とする請求項8に記載の船舶。 - バルクキャリアであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の船舶。
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