JP2020162909A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施形態に係る車両用シートについて、図1〜図6を参照しながら説明する。ただし、以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態に係る車両用シート10の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。
次に、本発明の実施形態に係るシートバック30の構成について図3に基づいて説明する。図3は、車両用シート10のシートバック30の斜視概念図である。尚、以下の説明においては、適宜図2を参酌する。
次に、本発明の実施形態に係る車両用シート10の電気的構成について図4に基づいて説明する。図4は、車両用シート10の電気的構成を示すブロック図である。
コントローラ100は、送吸気部33と、シートクッション20にかかる圧力を検出するシート圧力センサ101と、車両1内の乗員を撮影する車内撮影用カメラ102と、車両1の進行方向を撮影する車外撮影用カメラ103とに通信可能に接続されている。
次に、本発明の実施形態に係る車両用シート10のシートバック30において、収容部32の内部に収容されている粉体が復元する態様について図5及び図6に基づいて説明する。尚、以下の説明においては、適宜図3及び図4を参酌する。
これによって、乗員50の着座姿勢は、乗員50の背中が端部32cにおける硬質化した収容部32の形状により固定されるため、着座する乗員50の安定感を向上させることができる。特に、シートバック30の両端側の端部32cが膨らむことによって、車両走行環境による乗員50の着座姿勢の揺れが抑制される。
このため、収容部32に収容されている粉体の位置が乗員50の座する直前の状態の位置に確実に戻るため、復元性が向上している。
上記実施形態においては、複数の収容部32をシートバック30の内部に上下方向に配置して構成したが、複数の収容部32を水平方向に配置してもよい。
図7は、車両用シートのシートバックの斜視概念図である。
このため、コントローラ100が乗員の離席を検出すると収容部32に収容されている粉体を流体化させるため、粉体の位置がその自重により頂部32aに戻る。
これによって、乗員50が離席すると、コントローラ100によって粉体の位置が乗員50の着座する前の位置に確実に戻るため、復元性が向上している。
これによって、着座した乗員50の背中がシートバック30の両側から直線部32bの端部32cに偏った粉体によって固定されるため、乗員50の着座姿勢の安定感が向上する。
可撓性を有する気体非透過性材料の袋状にて形成され、粉体を収容する収容部32が設けられている。収容部32は、当該収容部32の外縁をシートバック30の内部と固定する外縁固定部35を有している。外縁固定部35は、収容部32の外縁の形状をシートバック30の水平方向において、頂部32aと、当該頂部32aからシートバック30の両端に向けて上方へと延設された1対の直線部32bとを有する形状に形成している。送吸気部33によって収容部32に収容された粉体を流体化及び固体化に切り替えている。乗員50が着座をしていない場合、収容部32に収容された粉体は、頂部32aに滞留している。乗員50が離席をする場合、送吸気部33により収容部32に収容された粉体が流体化することによって、粉体はその自重により頂部32aへと確実に戻る。
これにより、粉体を収容した車両用シートにおいて、シートバック30における粉体の復元性を向上することができる。
上述の実施形態においては、収容部32を略V字形状の袋体に形成したがこれに限られないものとする。収容部32の形状は、乗員が着座していない場合、粉体が頂部32aに偏り、乗員が着座している場合、粉体が直線部32bのシートバック30の両端側に偏り、乗員50が離席した場合、直線部32bのシートバック30の両端側に偏っていた粉体が頂部32aに確実に戻るような形状であればよい。
Claims (5)
- 乗員の臀部を支持するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックと、を備えた車両用シートにおいて、
前記シートバックの内部に、可撓性を有する気体非透過性材料の袋状にて形成され、粉体を収容する収容部と、
前記収容部に気体を送気するとともに、前記収容部から気体を吸気する送吸気部と、を備え、
前記送吸気部は、
前記収容部に気体を送気することにより前記収容部に収容された粉体を流体化させて、前記収容部の形状を軟質化にし、
前記収容部に気体を吸気することにより前記収容部に収容された粉体を固体化させて、前記収容部の形状を硬質化にし、
前記収容部は、
当該収容部の外縁を前記シートバックの内部と固定する外縁固定部を有しており、
前記外縁固定部は、
前記シートバックに配置された頂部と、当該頂部から前記シートバックの両端に向けて上方へと延設された1対の直線部と、を有し、
前記収容部は、
前記外縁固定部における前記頂部と1対の前記直線部とによって、略V字形状の袋体を形成する、
ことを特徴とする車両用シート。 - 前記頂部は、
前記シートバックの水平方向における略中央部に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記シートバックの上下方向に複数の略V字形状の袋体を配置している、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。 - 前記シートバックの水平方向に複数の略V字形状の袋体を配置している、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記送吸気部に前記収容部との送吸気をさせる送吸制御を行う制御部と、
乗員の着座を判定する着座判定部と、を更に備え、
前記制御部は、
前記着座判定部により乗員の着座が判定された後に、前記送吸気部に前記収容部の吸気をさせる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用シート。
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JP2017081194A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | テイ・エス テック株式会社 | 状態矯正ユニット |
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