JP2020160049A - ピペットの検証手順 - Google Patents

ピペットの検証手順 Download PDF

Info

Publication number
JP2020160049A
JP2020160049A JP2020012524A JP2020012524A JP2020160049A JP 2020160049 A JP2020160049 A JP 2020160049A JP 2020012524 A JP2020012524 A JP 2020012524A JP 2020012524 A JP2020012524 A JP 2020012524A JP 2020160049 A JP2020160049 A JP 2020160049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
procedure
pipette
volume
processing unit
measurement signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020012524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020160049A5 (ja
JP7418225B2 (ja
Inventor
ダニエル・レバー
Reber Daniel
クリストフ・ラング
Christoph Dr Lang
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mettler Toledo Schweiz GmbH
Original Assignee
Mettler Toledo Schweiz GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mettler Toledo Schweiz GmbH filed Critical Mettler Toledo Schweiz GmbH
Publication of JP2020160049A publication Critical patent/JP2020160049A/ja
Publication of JP2020160049A5 publication Critical patent/JP2020160049A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7418225B2 publication Critical patent/JP7418225B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F22/00Methods or apparatus for measuring volume of fluids or fluent solid material, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/0092Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume for metering by volume
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G17/00Apparatus for or methods of weighing material of special form or property
    • G01G17/04Apparatus for or methods of weighing material of special form or property for weighing fluids, e.g. gases, pastes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G23/00Auxiliary devices for weighing apparatus
    • G01G23/01Testing or calibrating of weighing apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2200/00Solutions for specific problems relating to chemical or physical laboratory apparatus
    • B01L2200/14Process control and prevention of errors
    • B01L2200/148Specific details about calibrations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】ピペットを検証するための手順であって、必要とする手動介入が最小限であり、安定的な性能を有する簡単かつ迅速な手順を提供する。【解決手段】検証すべきピペット液体体積を受け取るための液体測定容器110、液体測定容器に連結され重量力に対応する測定信号を出力するロードセル120、ならびにロードセルの測定信号を検出および処理するための処理ユニット130を準備するステップと、第1の時点の重量力および第2の時点の重量力の差を測定信号から算出するステップと、ピペット液体体積を計算するステップと、所定の等級公称値のピペット体積等級のうちの1つに、計算されたピペット液体体積を対応付けるステップと、対応付けられたピペット体積等級の等級公称値の許容値に収まっているか否かを処理ユニットによって試験するステップと、処理ユニットによって試験結果を出力するステップとを含む。【選択図】図1

Description

[0001]本発明は、ピペットの検証手順、およびピペットを検証するための装置に関する。
[0002]温度、空気圧、および湿度が天秤自体に影響を及ぼすことが知られている。このため、環境パラメータの変化に従って重量値の変化を補償するために、補正率が、たとえばグラフまたは表の形で装置に記憶されている。この目的のため、たとえば試験室内のロードセルの環境には温度センサおよび空気湿度センサが配置され、この場合、これらのセンサにより、変化する環境条件に応じて天秤自体の補正が自動的に行われる。
[0003]測定プロセス中の水の蒸発は、しばしば言及される問題である。この影響の大きさを表すものとして、以下の例に基づいて示すことができる:直径40mmの開口をもつ容器の概算蒸発率は、20℃では約20μg/秒である。
[0004]ピペットを重量測定によって較正するための天秤がEP1975577A1から知られており、この天秤は、風よけ、ならびに内蔵型の温度センサ、空気圧センサ、および空気湿度センサを有する。
[0005]EP3066430B1には、天秤を利用してピペットを較正するための手順が開示されており、この手順では、較正プロセス中に蒸発率が決定され、決定された蒸発率によって測定値が補正される。ここでは、蒸発率は、較正プロセス中に空気圧センサ、空気湿度センサ、および空気温度センサを含む気候モジュールによって記録されたデータを用いて補正される。こうすると、較正プロセスは既定の想定蒸発率に基づく必要はなく、較正プロセス中の現在の気候条件に依存する現実的な値に基づくので、測定の正確度または較正プロセスの正確度が向上する。
[0006]ピペットを較正するための手順とは対照的に、ピペットを検証するための手順は、むしろ、ピペットの性能のテストと考えられることになる。重量測定に基づいて、試験すべき体積が既定の範囲および許容差に収まっているか否かが定められる。このことから、結果は公称値ではなく、状態であると考えることができる。較正は時間およびコストがかかるプロセスであり、厳密な文書化が必要になる。2回の較正の合間には、使用者はピペット体積が依然として較正基準を満たしているか否かをはっきりと知ることができない。較正基準が満たされていないと、一連の測定全体が疑わしいものになる可能性があり、または使用者の事業に重大な影響が出る恐れがある。
[0007]ピペット検証(ピペット性能検証)の目的は、ピペットが依然として十分に正確であり、使用する準備が完了しているという(文書化された確認を含めた)即時のフィードバックを使用者または取扱者に与えることである。便宜上、これは、フィードバックがピペッティングの実際のプロセスの正確度が所定の許容差の限界に収まっているか否かに関して提示することを意味し、これはピペッティング機器のエラー、ならびに使用者、流体、および環境の影響の可能性に左右される。
EP1975577A1 EP3066430B1
[0008]したがって、必要とする手動介入が最小限であり、安定的な性能を有する簡単かつ迅速な手順を使用者に提供することが、本発明の目的である。
[0009]この目的は、独立請求項に指定された特徴を有する手順によって達成される。本発明の有利な実施形態は、別の従属請求項に指定される。
[0010]この目的は、ピペットを検証するための手順(換言すれば、方法)であって、検証の結果が排出(release)または警告メッセージであり、手順が、検証すべきピペット液体体積を受け取るための液体測定容器、力を伝達する方式で液体測定容器に連結されたロードセルであって、ロードセルに作用する重量力に対応する測定信号を出力するロードセル、ならびにロードセルの測定信号を検出および処理するための処理ユニットを準備するステップと、処理ユニットにより、最後の安定測定点である時間点tにおける安定した測定信号から第1の重量力を決定するステップであって、上記最後の安定測定点が、検証すべきピペット液体体積を受け取るのよりも時間的に先である、ステップと、処理ユニットにより、新しい安定測定点である時間点tにおける安定した測定信号から第2の重量力を決定するステップであって、上記新しい安定測定点が、検証すべきピペット液体体積を受け取るのよりも時間的に後である、ステップと、式:V=ρ−1×(Gt2−Gt1)に従い、処理ユニットによってピペット液体体積を計算するステップと、所定の等級公称値をもつ少なくとも1つのピペット体積等級のうちの1つに、計算されたピペット液体体積を対応付けるステップであって、処理ユニットによる対応付けは、ピペット液体体積と等級公称値との容積差の絶対値が可能な限り小さくなるように行われる、ステップと、容積差の絶対値が、対応付けられたピペット体積等級の等級公称値についての許容値に収まっているか否かを処理ユニットによって試験するステップと、容積差が許容値に収まっているときは排出として、または容積差が許容値から外れているときは警告メッセージとして、処理ユニットによって試験結果を出力するステップとを含む、手順によって達成される。
[0011]この手順は、実験的に決定されたデータによって較正間隔を定める必要がなく、特に使用者の要求条件に較正間隔を合わせることができるという点において、使用者にとって有利である。したがって、ピペッティングが使用者の事業に与える影響およびピペッティングプロセスの許容差に従ってピペットの較正が必要であるとき、必要なピペットの較正が認識され得る。使用者にとっては、これは較正間隔の延長につながり、したがって較正が(適切に)延期されることにより、コスト削減につながる可能性がある。較正間隔を短縮する場合、これはピペッティングプロセスの品質改善につながり、それにより、使用者の事業に応じて、材料の損失、仕様に合わない結果、タイムロス、再処理、製品のリコールまたは風評被害が軽減または防止される。しかし、較正間隔は元のままでもよく、それにより、より早期の較正につなげるために、欠陥のあるピペットが適時に検出されることになる。たとえば、落下のためにいつからピペットが適切に機能しなくなったかは明らかでないことが多いので、欠陥のあるピペットが検出されないと、一連の測定全体が疑わしいものになる可能性がある。
[0012]処理ユニット(130)による試験は、検証すべきピペット液体体積(V)を液体測定容器に受け取る既定の回数に基づいて行うことができる。これは、検証すべきピペット液体体積(V)が、操作者にその都度信号で伝えられた後で複数回連続して受け取られ、ピペット液体体積についての複数の既存の計算値に基づいて試験が行われることを意味する。言わば、統計的多重測定が実施される。
[0013]ピペットを空にし終わった後にしか処理ユニットがロードセルの測定信号を安定であると示さないように、検証すべきピペット液体体積を導入するとき、検証すべきピペット液体体積がピペットから液体測定容器へと一度に、または少なくとも1滴ずつ導入されることが確実になるよう注意を払うべきである。
[0014]信号は安定した測定信号であると考えられ、安定した測定信号は、所定の時間長さおよび信号レベルをもつ信号帯域に収まっている。これは、ある測定信号値の時間点から一定の期間にわたって先行するすべての測定信号値が、最大で、所定の差だけ離れてもよいということを意味する。
[0015]有利には、手順は完全に自動的に進行し、この場合、検証すべきピペット液体体積を液体測定容器に受け取ることが、処理ユニットによる検証をトリガし、試験結果を出力した後、処理ユニットは、検証すべき次のピペット液体体積を受け取って検証する準備を完了している。手順は、使用者による追加の相互作用なしに試験結果を表示し、結果を表示した後、追加の検証を実施する準備が完了した状態に切り替わる。
[0016]さらに、手順は、遅くとも時間点tに終了する先行する期間の間の測定信号を処理することにより、液体測定容器の中の液体の蒸発率を決定するステップと、時間点tと時間点tの間の蒸発体積を計算するステップと、式:V=ρ−1×(Gt2−Gt1+c×(t−t))に従ってピペット液体体積を計算するステップとを含むことができる。期間は、10秒以上、かつ/または時間点tと時間点tの間の時間差の10倍以下であることが有利である。基準値に基づいて蒸発率の妥当性を検査することがさらに有利である。
[0017]手順の別の発展形態では、手順は、重量力差が所定の値を下回るとき、結果の出力なしに終了し、またはロードセルに作用する重量力が所定の値を上回るとき、もしくは測定信号が所定の期間内に安定状態に到達しなかったとき、警告メッセージを出力して終了する。
[0018]手順の一発展形態は、試験結果の出力が視覚信号、音響信号、および/または電気信号の形で行われることを特徴とする。有利には、試験結果は、各ピペット体積等級についてのマルチカラーLEDを用いた視覚信号として出力される。さらに、試験結果を出力し、視覚信号の所定の出力期間が過ぎた後、すべてのLEDが同時に点滅することにより、検証が終了し、別の検証または新しい検証の準備が完了したことを信号で伝えることができる。
[0019]手順の別の発展形態では、これは、ピペットを識別するための識別センサ、および検証の試験結果を記憶するためのデータベースシステムを準備するステップと、ピペットの識別フィーチャを検出するステップであって、この識別フィーチャを用いてピペットを一意に、かつ間違いなく識別することができる、ステップと、ピペットの検証の試験結果をデータベースシステムに記憶するステップとをさらに含む。
[0020]上述の本発明の手順は、装置によって実施することができ、上記装置は、検証すべきピペット液体体積を受け取るための液体測定容器と、力を伝達する方式で液体測定容器に連結されたロードセルであって、ロードセルに作用する重量力に対応する測定信号を出力する、ロードセルと、手順を実施するために、ロードセルの測定信号を検出および処理するために使用される処理ユニットとを備える。有利には、準備される液体測定容器の開口は、100mmの最小開口断面積を有する。
[0021]本発明による力測定装置、本発明による力測定モジュール、および本発明による手順の詳細を、図面に示す実施形態例の説明に基づいて提示する。
本発明の装置の一実施形態の概略構造を示す図である。 検証すべきピペット液体体積を受け取ったときの測定信号の経過を示す図である。 処理ユニットによる、安定した測定信号の判定を示す図である。 ピペットの較正および検証の間隔を示す図である。
[0022]以下の説明では、同じ機能および同様の構成をもつ特徴は同じ参照番号を用いて提示する。
[0023]図1には、ピペットを検証するための装置100が概略的に示してある。ここに示す装置100は、液体測定容器110、ロードセル120、および処理ユニット130から構成される。液体測定容器110は開口111を有し、ピペットPにより、検証すべきピペット液体体積Vをそこから導入することができる。ここでは、ピペットPを空にし終わった後にしか処理ユニット130がロードセル120の測定信号mを安定であると示さないように(図3に関連する説明を参照)、検証すべきピペット液体体積VがピペットPから液体測定容器110へと一度に、または少なくとも1滴ずつ導入されることが確実になるよう注意が払われなければならない。液体測定容器110は力を伝達する方式でロードセル120に連結されており、したがって、液体測定容器110はロードセル120に作用する重量力Fを加え、この重量力Fは、測定信号mとして処理ユニット130に連続的に出力される。処理ユニット130は、ロードセル120の測定信号mを検出および処理し、手順を実施するために使用される。試験結果(R)は、視覚信号、音響信号、および/または電気信号の形で出力される。
[0024]導入されたピペット液体は液体測定容器110に残り、さらなる各検証により、液体測定容器110はますます充填される。ロードセル120に作用する液体測定容器110の重量力Fが上限に達すると、このことは測定信号mに基づいて処理ユニット130に認識され、信号で使用者に伝えられる。この上限に達するまで、手順は中断することなく進行し、つまり、処理ユニット130はロードセル120の測定信号mを間断なく評価する。したがって、使用者はピペット液体体積Vを液体測定容器110に導入するだけであり、それによってロードセル120の測定信号mがトリガされる。このトリガにより、図2を参照して以下に述べる検証手順が開始する。
[0025]次に、図2の測定信号の経過に基づいて本発明の手順をより詳細に説明する。検証すべきピペット液体体積を受け取る前後の測定信号の経過が示してあり、このことは、時間点tと時間点tの間の測定信号が不安定であること、すなわち測定信号がトリガされたことから認識される。
[0026]プロセスは、検証すべきピペット液体体積Vを使用者が液体測定容器110に導入することによって開始する。ここで測定信号がトリガされることにより、測定信号の評価が開始する。最後の安定測定点Mt1である時間点tにおける安定した測定信号mから、処理ユニットによって第1の重量力Gt1が決定される。この重量力は、液体測定容器110の中に既に存在する液体の量に対応する。新しい安定測定点Mt2である時間点tにおける安定した測定信号mから、処理ユニット130によって第2の重量力Gt2が決定される。この重量力は、液体測定容器110に既に存在する液体量と、検証すべき導入されたピペット液体体積Vとの合計に対応する。ここで、式V=ρ−1×(Gt2−Gt1)に従ってピペット液体体積Vを計算することができる。
[0027]計算されたピペット液体体積Vはピペット体積等級Kに対応付けられ、このピペット体積等級Kは、所定の等級公称値VKiを有する。装置は、いくつかの体積、たとえば20μl、100μl、200μl、および1000μlにプリセットすることができ、これらのそれぞれはそれ自体の許容差を有する。対応付けは、ピペット液体体積Vと等級公称値VKiとの容積差ΔVの絶対値が可能な限り小さくなるように行われる。次に、容積差ΔVの絶対値が、対応付けられたピペット体積等級Kの等級公称値VKiについての許容値Tに収まっているか否かを検査することができる。容積差ΔVが許容値Tに収まっているとき、試験結果の出力として排出が行われ、そうでない場合、容積差ΔVが許容値Tから外れていると、警告メッセージが出される。
[0028]測定信号mが、時間により定義された長さtと、最大信号差または信号レベルΔmとを有する信号帯域Sに収まっているとき、その測定信号mは、処理ユニット130によって安定であると示される(図3参照)。これは、ある測定信号値の時間点から一定の時間にわたって先行するすべての測定信号値が、最大で、所定の差だけ離れてもよいということを意味する。これらのパラメータの定義は、処理ユニット130がどれだけ迅速に安定測定点Mtiを決定するかに著しく影響する。ここでは、検証すべきピペット液体体積Vを使用者が可能な限り間断なく液体容器110に導入すべきであるということが考慮されなければならない。また、思いがけない中断の場合、処理ユニット130は、(パラメータ選択により)測定信号mをあまり早くに安定であると出力すべきではない。時間点tの測定信号mは、先行する期間tにわたって常に信号帯域Sに収まっていたわけではないので、上記信号は安定であると示されない。反対に、時間点tおよび時間点tではこれとは異なり、そこでは、測定信号mは安定であると示される。
[0029]さらに、手順は、測定信号mを処理し、遅くとも時間点tに終了する先行する期間Δtの間の重量減少を検出することにより、液体測定容器110に存在する液体の蒸発率cをさらに決定することができる。次に、この蒸発率cを用いて、時間点tと時間点tの間の蒸発体積Vを決定することができる。これらの値を考慮に入れると、式:V=ρ−1×(Gt2−Gt1+c×(t−t))に従って、ピペット液体体積Vをより正確に計算することができる。
[0030]蒸発率cの決定は、決まって、時間点tの後および時間点tの前の安定した測定信号を用いて行われ、この場合、期間Δtの継続時間は10秒以上、かつ/または時間点tと時間点tの間の時間差の10倍以下である。期間Δtにおいて、蒸発率cの決定が連続的に実施される場合もある。基準値に基づいて、蒸発率cの妥当性を検査することができる。
[0031]ここで、重量力差ΔGが所定の値よりも小さいということが起こり得る。この場合、手順は結果の出力なしに終了する。また、ロードセル120に作用する重量力Fが所定の値を上回る場合があり、この場合、手順は警告メッセージを出力して終了する。これらのパラメータが、安定測定点Mtiを決定するにはあまりに狭く定義されている場合、測定信号mが、所定の期間内に処理ユニットのために安定状態になり得ない可能性がある。この場合、手順は警告メッセージを出力して終了する。
[0032]既定の体積のそれぞれは、たとえば緑、橙、および赤の3つのLEDによって表示されてもよい。新しい結果を出力するとき、対応するLEDは、一定の期間の間、安定した光へ切り替わる。この期間が経過した後、そのLEDは点滅モードへと切り替わり、これにより、引き続き使用者に結果が伝えられるが、次の試験の準備が完了したことも表示される。液体測定容器110が一杯になると、上述のように結果が表示されるが、加えて、他のすべてのLEDが、短時間オンになり長時間オフになるパターンでたとえば赤色に点滅する。
[0033]手順は完全に自動化され、使用者によるピペットの操作のみが必要とされる。装置はプロセスを認識し、使用者によるいかなる追加の相互作用もなしに結果を表示する。
[0034]図4には、ピペットの較正および検証の間隔が示してある。ピペットは、使用者に納入される前に工場で較正される。ピペットの2回の定期較正の間に、本発明の手順に従って、(簡易試験とも呼ばれる)検証が実施される。これらの簡易試験の頻度は、2つの特定の基準、すなわちA)ピペッティングが使用者の事業に与える影響と、B)ピペッティング/ピペッティングプロセスの許容差とに基づくリスク評価を通じて使用者に推奨される。そこから、ピペットがどの時間間隔で較正を受けなければならないか、またピペッティングプロセス中にどれだけの許容差が維持されることになるかを推定することができる。
[0035]ここで、ピペットが依然として十分に正確であり、使用する準備が完了しているという即時のフィードバックを使用者に与えるために、ピペットの較正と較正の間に本発明の手順が使用される。フィードバックがネガティブである場合、ピペットは、較正間隔が経過する前にもう較正を受けてもよい。こうした早期の検出により、使用者の事業への重大な影響を防止することができる。
[0036]また、より高額な較正のコストを低減し、ピペットが利用可能でない時間を短縮するために、使用者の事業に応じて、較正間隔を延長することが考慮されてもよい。
[0037]
110 液体測定容器
120 ロードセル
130 処理ユニット
P ピペット
ピペット液体体積
重量力
測定信号
t1 第1の重量力
t1 時間点t1の安定測定点
t2 第2の重量力
t2 時間点t2の安定測定点
Δt 蒸発率を決定する期間
ρ ピペット液体の密度
ピペット体積等級
Ki 等級公称値
ΔV 容積差
T 許容値
S、S、S 信号帯域
信号帯域の時間長さ
Δm 信号レベル
蒸発率
蒸発体積
ΔG 重量力差
試験結果

Claims (15)

  1. ピペットを検証するための手順であって、前記検証の結果が排出または警告メッセージであり、前記手順が、
    検証すべきピペット液体体積(V)を受け取るための液体測定容器(110)、
    力を伝達する方式で前記液体測定容器(110)に連結されたロードセル(120)であって、前記ロードセル(120)に作用する重量力(F)に対応する測定信号(m)を出力する、ロードセル(120)、ならびに
    前記ロードセル(120)の前記測定信号(m)を検出および処理するための処理ユニット(130)
    を準備するステップと、
    前記処理ユニット(130)により、最後の安定測定点(Mt1)である時間点(t1)における安定した測定信号(m)から第1の重量力(Gt1)を決定するステップであって、前記最後の安定測定点(Mt1)が、検証すべき前記ピペット液体体積(V)を受け取るのよりも時間的に先である、ステップと、
    前記処理ユニット(130)により、新しい安定測定点(Mt2)である時間点(t2)における安定した測定信号(m)から第2の重量力(Gt2)を決定するステップであって、前記新しい安定測定点(Mt2)が、検証すべき前記ピペット液体体積(V)を受け取るのよりも時間的に後である、ステップと、
    式:V=ρ−1×(Gt2−Gt1)に従い、前記処理ユニット(130)によって前記ピペット液体体積(V)を計算するステップと、
    所定の等級公称値(VKi)をもつ少なくとも1つのピペット体積等級(Ki)のうちの1つに、前記計算されたピペット液体体積(V)を対応付けるステップであって、前記処理ユニット(130)による前記対応付けは、前記ピペット液体体積(V)と前記等級公称値(VKi)との容積差(ΔV)の絶対値が可能な限り小さくなるように行われる、ステップと、
    前記容積差(ΔV)の前記絶対値が、前記対応付けられたピペット体積等級(Ki)の前記等級公称値(VKi)についての許容値(T)に収まっているか否かを前記処理ユニット(130)によって試験するステップと、
    前記容積差(ΔV)が前記許容値(T)に収まっているときは排出として、または
    前記容積差(ΔV)が前記許容値(T)から外れているときは警告メッセージとして、
    前記処理ユニット(130)によって試験結果(R)を出力するステップと
    を含む、手順。
  2. 請求項1に記載の手順であって、
    前記試験が、検証すべき前記ピペット液体体積(V)を受け取る既定の回数に基づいて、前記処理ユニット(130)によって実施されることを特徴とする、手順。
  3. 請求項1または2に記載の手順であって、
    安定した測定信号(m)は、前記測定信号(m)が所定の時間長さ(t)および信号レベル(Δm)を有する信号帯域(S)に収まっていることによって判定されることを特徴とする、手順。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記手順が完全に自動化されており、検証すべき前記ピペット液体体積(V)を前記液体測定容器(110)に受け取ることが、前記処理ユニット(130)による前記検証をトリガし、前記試験結果を出力した後、前記処理ユニット(130)が、検証すべき次のピペット液体体積(V)を受け取って検証する準備を完了していることを特徴とする、手順。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記手順が、
    遅くとも時間点(t)に終了する先行する期間(Δt)の間の測定信号(m)を処理することにより、前記液体測定容器(110)の中の液体の蒸発率(c)を決定するステップと、
    時間点(t)と時間点(t)の間の蒸発体積(V)を計算するステップと、
    式:V=ρ−1×(Gt2−Gt1+c×(t−t))に従って前記ピペット液体体積(V)を計算するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、手順。
  6. 請求項5に記載の手順であって、
    前記期間(Δt)が、10秒以上、かつ/または時間点(t)と時間点(t)の間の時間差の10倍以下であることを特徴とする、手順。
  7. 請求項5または6に記載の手順であって、
    前記蒸発率(c)の妥当性が基準値に基づいて検査されることを特徴とする、手順。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の手順であって、
    重量力差(ΔG)が所定の値を下回るとき、前記手順が結果の出力なしに終了することを特徴とする、手順。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記ロードセル(120)に作用する前記重量力(F)が所定の値を上回るとき、前記手順が警告メッセージを出力して終了することを特徴とする、手順。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記測定信号(m)が所定の期間内に安定状態に到達しなかった場合、前記手順が警告メッセージを出力して終了することを特徴とする、手順。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記試験結果が、視覚信号、音響信号、および/または電気信号の形で出力されることを特徴とする、手順。
  12. 請求項11に記載の手順であって、
    前記試験結果が、各ピペット体積等級(K)についての、マルチカラーLEDを用いた視覚信号として出力されることを特徴とする、手順。
  13. 請求項12に記載の手順であって、
    前記試験結果を出力し、前記視覚信号についての所定の出力期間が過ぎた後、すべてのLEDが同時に点滅して、前記検証が終了し別の検証の準備が完了したことを信号で伝えることを特徴とする、手順。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の手順であって、
    前記手順が、
    ピペットを識別するための識別センサ、および
    検証の前記試験結果を記憶するためのデータベースシステム
    を準備するステップと、
    前記ピペットの識別フィーチャを検出するステップであって、前記識別フィーチャを用いてピペットを一意に、かつ間違いなく識別することができる、ステップと、
    前記ピペットの前記検証の前記試験結果を前記データベースシステムに記憶するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、手順。
  15. ピペットを検証するための装置(100)であって、
    検証すべきピペット液体体積(V)を受け取るための液体測定容器(110)と、
    力を伝達する方式で前記液体測定容器(110)に連結されたロードセル(120)であって、前記ロードセル(120)に作用する重量力(F)に対応する測定信号(m)を出力する、ロードセル(120)と、
    前記ロードセル(120)の前記測定信号(m)を検出および処理して、請求項1から14のいずれか一項に記載の手順を実施するための処理ユニット(130)と
    を備える、装置(100)。
JP2020012524A 2019-03-11 2020-01-29 ピペットの検証手順 Active JP7418225B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19161917.0 2019-03-11
EP19161917.0A EP3708976A1 (de) 2019-03-11 2019-03-11 Verfahren zur verifikation von pipetten

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020160049A true JP2020160049A (ja) 2020-10-01
JP2020160049A5 JP2020160049A5 (ja) 2022-11-11
JP7418225B2 JP7418225B2 (ja) 2024-01-19

Family

ID=65763360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020012524A Active JP7418225B2 (ja) 2019-03-11 2020-01-29 ピペットの検証手順

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11781899B2 (ja)
EP (1) EP3708976A1 (ja)
JP (1) JP7418225B2 (ja)
CN (1) CN111678565A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116754053B (zh) * 2023-08-16 2023-11-14 中国测试技术研究院 一种痕量仪及动态超微量移液设备校准方法
CN116878620B (zh) * 2023-09-07 2023-11-28 中国测试技术研究院 一种体积型痕量仪校准装置及其校准方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050023046A1 (en) * 1999-10-01 2005-02-03 Maref Hf Multi-filter
JP2008292463A (ja) * 2007-03-30 2008-12-04 F Hoffmann La Roche Ag 液体の重量測定による体積測定のための装置及び方法及びこの装置を含む分析装置
US20160025388A1 (en) * 2014-07-23 2016-01-28 General Electric Company Refrigerator appliances with movable individually temperature control bins
JP2018081085A (ja) * 2016-10-07 2018-05-24 メトラー−トレド ゲーエムベーハー ピペットの重量法的校正のための受入容器

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5061639A (en) * 1989-12-06 1991-10-29 E. I. Dupont De Nemours And Company Liquid dispenser accuracy verification method
JP4630455B2 (ja) * 2000-12-27 2011-02-09 アサヒ飲料株式会社 容器の自動容量測定装置及びその装置を用いた容器の容量測定方法
EP1452849B1 (de) * 2003-02-27 2016-02-24 Mettler-Toledo GmbH Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von Lösungen und/oder Verdünnungen im Labor
JP4283645B2 (ja) * 2003-11-19 2009-06-24 パイオニア株式会社 信号遅延時間測定装置及びそのためのコンピュータプログラム
RU2353426C2 (ru) * 2003-11-27 2009-04-27 Джилсон С.А.С. Способ и система для точного измерения жидкости в пипетке для взятия проб жидкости
EP2166322B1 (en) * 2008-09-19 2019-01-09 F.Hoffmann-La Roche Ag Method for gravimetric volume determination
JP2010266349A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 A & D Co Ltd 定量滴定機器の性能検査用容器及び同容器を用いた計測環境判定方法
DE102014101561A1 (de) 2013-11-08 2015-05-13 Sartorius Lab Instruments Gmbh & Co. Kg Dosiervorrichtung mit integrierter Waage und Klimamodul
CN104289259A (zh) * 2014-03-29 2015-01-21 浙江清华长三角研究院萧山生物工程中心 一种基于机器视觉的移液器校准方法
US11375693B2 (en) * 2015-11-02 2022-07-05 Unified Information Devices, Inc. Data management systems and methods
US9858729B2 (en) * 2015-12-31 2018-01-02 Mettler-Toledo Rainin, LLC Pipette check station
EP3532985B1 (en) * 2016-10-28 2023-07-12 Beckman Coulter, Inc. Substance preparation evaluation system
US20220097037A1 (en) * 2019-01-17 2022-03-31 Dan Yehoshoa SHAHAR Pipettor calibration system devices and methods thereof
CN212379235U (zh) * 2020-05-25 2021-01-19 广东省测试分析研究所(中国广州分析测试中心) 一种新型自动定容装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050023046A1 (en) * 1999-10-01 2005-02-03 Maref Hf Multi-filter
JP2008292463A (ja) * 2007-03-30 2008-12-04 F Hoffmann La Roche Ag 液体の重量測定による体積測定のための装置及び方法及びこの装置を含む分析装置
US20160025388A1 (en) * 2014-07-23 2016-01-28 General Electric Company Refrigerator appliances with movable individually temperature control bins
JP2018081085A (ja) * 2016-10-07 2018-05-24 メトラー−トレド ゲーエムベーハー ピペットの重量法的校正のための受入容器

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"Gilson guide to pipetting", GILSON GUIDE TO PIPETTING, JPN7023004840, 31 December 2005 (2005-12-31), US, ISSN: 0005219934 *
"ピペット容量テスター PTシリーズ", 取扱説明書, JPN7023004839, 31 December 2015 (2015-12-31), JP, ISSN: 0005219933 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3708976A1 (de) 2020-09-16
US11781899B2 (en) 2023-10-10
CN111678565A (zh) 2020-09-18
US20200292374A1 (en) 2020-09-17
JP7418225B2 (ja) 2024-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2015292882B2 (en) Weighing scale diagnostics method
JP2020160049A (ja) ピペットの検証手順
US10337905B2 (en) Calibration device and calibration method
CN110296773B (zh) 利用干体温度校验仪校准短支温度测量设备的方法
US20090277531A1 (en) Method for filling at least one compressed gas tank with at least one gas, connector for connecting to an opening of a compressed gas tank, and compressed gas cylinder valve
JP4668681B2 (ja) 計量装置
WO2007006791A1 (en) Method for calibrating machines for the analysis of characteristic parameters of the blood connected to its density, such as erythrocyte sedimentation rate and/or red corpuscles aggregation rate
CN109694033A (zh) 用于重力排空容纳冷冻血液制品的瓶子的设备及排空方法
US4869596A (en) Thermally checking the state or the condition of a hydraulic fluid
US20020178808A1 (en) Point level device with automatic threshold setting
JP6949918B2 (ja) プロトコル適応コンピュータで制御される対象分析物の透過試験器
JP2020160049A5 (ja)
KR102501286B1 (ko) 기체 센서의 이상 감지 장치 및 방법
US10585017B2 (en) Diagnosis apparatus
JP4712175B2 (ja) 基準計測方法
KR200318683Y1 (ko) 램프 점등 검사 장치
JP2003181846A (ja) タイヤの加硫監視方法およびそれに用いる装置
KR101603278B1 (ko) Pba 성능 검사 방법 및 이를 실행하는 장치
JPH05133959A (ja) 警報発信機能付自動連続分析装置
CN115633800B (zh) 卷烟综合测试台测量性能检测方法
CN111207825B (zh) 一种能自动校准的电子设备测试装置及测试装置校准方法
KR102686283B1 (ko) Mes 데이터를 이용한 2차 배터리 재사용성 평가 시스템
CN113406268A (zh) 用于调整供气系统的方法和具有调整功能的供气系统
GB2212927A (en) Testing coils
CN116086648A (zh) 一种温度检测方法及检测主机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7418225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150