JP2018081085A - ピペットの重量法的校正のための受入容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ピペットの重量法的校正または検定において試験液の蒸発量を最小限に抑えられる受入容器を提供する。【解決手段】校正または検定されるピペットから吐出される試験液29を受け入れかつ保持する、天秤の荷重受器上に配置される受入容器21が蒸発気捕捉デバイスとして構成され、受入容器はビーカ22と通路開口部25を有する蓋23と通路開口部内の所定の位置に保持されて通路開口部を通ってビーカの内部に入る受入チューブ28とを含み、さらに受入容器は計量皿または荷重受器上の再現可能な位置に配置が保証されるように、計量皿または荷重受器と機械的に係合する位置固定手段31を含む。【選択図】図3
Description
[0001]ピペットは、測定量の液体を採取、搬送、および計量分配(分注)するために化学、生物学、および医学において一般に使用される実験用ツールである。ピペットは、単一部品のガラスピペットからより複雑な調節式または電子式のピペットまで、様々な水準の精度および正確さを伴って、種々の目的のためのいくつかの設計で提供される。ピペットの重量法的校正では、制御された温度の蒸留水が、供給ビーカから例えばピストンピペットの先端に含まれた空間などのピペットの保持チャンバ内に吸い込まれ(吸引され)、次いで、分析用天秤の計量皿上に据え付けられた受入容器内に直ちに吐出される。ピペットから吐出される蒸留水を受け入れる前後の受入容器の重量差に基づいて、計量分配された量の水の体積を計算することができ、また、計量分配された体積とピペット上の目盛り線または他の体積指標との関係を校正または検定することができる。前述の一連のステップは、通常、同一のピペットに対して規定回数繰り返され、結果は、平均値および標準偏差の観点から明示される。
[0002]ピペット、特に規制された領域で使用されるピペットは、大抵は国際標準ISO8655、「ピストン式容量測定装置」に従って、少なくとも1年に1回校正される。特に、非常に少量の液体を取り扱うピペットの場合、この標準によって設定される校正公差は非常に厳しく、高精度の分析用天秤の使用と、きめ細かく再現可能な手順とを必要とする。例えば、ISO8655の公差仕様の対象となる最小のマイクロピペットは、1マイクロリットル(μl)の公称容量、0.05μlの最大許容系統誤差、および0.05μlの最大許容偶然誤差を有する。蒸留水に対する対応する公称重量は1ミリグラム(mg)であり、最大許容系統誤差は0.05mg(50μg)であり、最大許容偶然誤差は0.05mg(50μg)である。これらの公差は、ピペットの校正および検定に対して使用される機材および手順に必要な精度を規定する。
[0003]ピペットの校正または検定の精度に影響する重要な因子は、ピペットから吐出される蒸留水を受け入れる前後での受入容器の計量の間に生じる、受入容器内の水の蒸発量である。蒸発による重量損失は、結果に負誤差をもたらすことになる。特にマイクロピペットの校正では、この誤差の量は無視できるものではなく、さらに、この誤差は、2回の計量の間に経過した時間に応じて、また、受入容器の周囲の空気の温度および相対湿度に応じて、変化する。
[0004]現状技術の慣例によれば、ピペット校正における蒸発誤差は、蒸発量が操作サイクルごとに同一になるように受入容器の計量、ピペットからの蒸留水の吐出、および受入容器の再計量からなる操作サイクルが厳密に時間指定される手順基準によって、最小限に抑えられる。各サイクル中に蒸発する水の実際の量は、ピペットから受入容器内に水が吐出されないことを除いては実際の校正サイクルと厳密に一致するいわゆる「模擬」測定サイクルを間欠的に実行することによって推定される。模擬サイクルの結果は、蒸発損失量を示し、この蒸発損失量は、補正として原校正結果に追加される。
[0005]ピペットおよび天秤を用いた定期的周期の手動操作を実行すること、計量結果を記録すること、およびそれらの結果を用いた計算を実行することを含む、上述のようなピペット校正手順の複雑さを考慮すると、ピペットの校正または検定は、通常、コンピュータ支援ピペット校正計量システム(computer−assisted pipette−calibration weighing system)を利用して行われ、この場合、分析用天秤が、パーソナルコンピュータとインタフェース接続され、このパーソナルコンピュータは、時間指定されたステップを通して人間オペレータを導き、計量結果を天秤からコンピュータに伝達し、かつ、計算を実行し、それによりピペット校正プロセスの一様性および再現性に対する管理の最良の水準を保証する。
[0006]ピペット校正の分野において、本発明は、受入容器内部の蒸留水の表面からの蒸発量を最小限に抑える目的を有する、装置本位の物理的特徴に特に着目する。
[0007]当技術分野の現状によれば、ピペット校正に使用される分析用天秤は、本発明の譲受人を含む大手の実験室用計器製造業者から市販されている分析用天秤のための付属品キットである、いわゆる蒸発トラップ(evaporation trap)を備えることができる。基本的に、図1に示されるように、ピペットの重量法的校正のための蒸発トラップは、天秤のドラフトシールド区画内に取り付けられかつ受入容器が据え付けられる荷重受器を取り囲む、封入されたチャンバである。筐体は、頂部に開口部を有し、この開口部を通じて、校正されるピペットに含まれた蒸留水が、受入容器内に吐出される。蒸発トラップ筐体の内壁上には、水道水で充填され得るリング形状の開きタブが形成される。リング形状の開きタブ内でのこの水道水供給部からの蒸発は、蒸発トラップチャンバ内部に高い相対湿度(すなわち、ほぼ飽和したH2O蒸気圧力)を作り出してそれを維持し、それにより、受入容器内の蒸留水の表面からの蒸発率が最小限に抑えられる。
[0007]当技術分野の現状によれば、ピペット校正に使用される分析用天秤は、本発明の譲受人を含む大手の実験室用計器製造業者から市販されている分析用天秤のための付属品キットである、いわゆる蒸発トラップ(evaporation trap)を備えることができる。基本的に、図1に示されるように、ピペットの重量法的校正のための蒸発トラップは、天秤のドラフトシールド区画内に取り付けられかつ受入容器が据え付けられる荷重受器を取り囲む、封入されたチャンバである。筐体は、頂部に開口部を有し、この開口部を通じて、校正されるピペットに含まれた蒸留水が、受入容器内に吐出される。蒸発トラップ筐体の内壁上には、水道水で充填され得るリング形状の開きタブが形成される。リング形状の開きタブ内でのこの水道水供給部からの蒸発は、蒸発トラップチャンバ内部に高い相対湿度(すなわち、ほぼ飽和したH2O蒸気圧力)を作り出してそれを維持し、それにより、受入容器内の蒸留水の表面からの蒸発率が最小限に抑えられる。
[0008]分析用天秤がピペット校正を行うプロセス専用とされたものではなく他の用途のために共有されなければならない場合、現状技術の蒸発トラップキットは、天秤がその通常の実験室計量機能とピペット校正との間で切り替えられるたびに取り付けおよび取り外しするのに比較的複雑で時間がかかるものであるという問題を提示する。本質的に、分析用天秤をピペット校正のための専用の作業ステーションに変換することは、a)天秤の標準的な計量皿を受入容器のための特殊荷重受器に交換するステップと、b)蒸発トラップキットの受入容器を特殊荷重受器に据え付けるステップと、c)蒸発トラップ筐体を所定の位置で特殊荷重受器および受入容器に被せるステップと、d)蒸発トラップ筐体のリング形状の開きタブを水道水で充填するステップと、を伴う。
[0009]今しがた説明されたタイプの市販されている現状技術の蒸発トラップキットの中でも、本発明の譲受人によって製造されるモデルのうちの1つは、受入容器の内部に捕捉された蒸発気の少なくとも一部を保持するように設計された受入容器を含む(図2参照)。ユーザの実際的経験、および本出願人によって行われた試験では、この特定のタイプの受入容器は、ピペット校正プロセスの精度を損なうことなく蒸発筐体を省くことができるほどに蒸発率の低下に有効であることが分かった。したがって、蒸発トラップ筐体を所定の位置で受入容器に被せるステップと、蒸発トラップ筐体のリング形状の開きタブを水道水で充填するステップとが省かれ得るが、標準的な計量皿と受入容器のための特殊荷重受器との交換は、なおも面倒なことであり、ユーザにとって望ましくない。
[0010]したがって、当技術分野の現状のこの欠点を考慮すると、本発明の目的は、ピペットの重量法的校正または検定における受入容器からの試験液の蒸発量を最小限に抑えるためのより良い解決手段を提供することである。
[0011]本発明によれば、この課題は、主たる独立請求項1に記載の蒸発気捕捉受入容器によって解決される。本発明のさらに発展した実施形態、詳細、および改良は、従属請求項に含まれる。
[0012]天秤の荷重受器上に配置されること、および、校正または検定されるピペットから吐出される試験液を受け入れかつ保持することを目的とする、ピペットの重量法的校正および検定のための受入容器が、ビーカと、通路開口部を有する蓋と、通路開口部内の所定の位置に保持されて通路開口部を通ってビーカの内部に入る受入チューブとを含む蒸発気捕捉デバイスとして構成される。本発明による蒸発気捕捉受入容器は、標準的な計量皿または荷重受器上の定められた再現可能な位置での受入容器の確実な配置を保証するために、受入容器が計量皿または荷重受器上にセットされるときに天秤の計量皿または荷重受器と機械的係合するように設計された、位置固定手段を含む。
[0013]本発明の好ましい実施形態では、位置固定手段は、受入容器の基部に形成されかつ分析用天秤の火格子形状の荷重受器の隙間に係合するように設計された隆起部または柱状部などの突出部として構成される。ピペットから受入容器内への試験液の吐出の前後での2回の計量間に荷重受器上の受入容器の位置が変化することにより、2回の計量間の比較的小さい差違の計算に大きな誤差がもたらされ得るので、荷重受器上での受入容器の定められた再現可能な配置は、重量法的なピペット校正のプロセスにおいて最も重要である。位置固定手段がない場合、荷重受器上の受入容器のそのような位置のずれは、例えば、ピペットの先端を受入チューブの内側にぶつけて拭い、それにより受入容器を所定の位置から押し出すことより、もたらされ得る。
[0014]受入容器のビーカおよび/または蓋は、計量誤差をもたらし得る静電荷の集積を回避するために、導電性材料で作られることが好ましい。それに加えて、試験液で充填された受入容器全体の全重量は、ピペット校正が行われる分析用天秤の荷重容量未満であることが必要である。ビーカおよび/または蓋は、薄肉アルミニウム構造のものであるか、または、導電性もしくは少なくとも帯電防止のプラスチック材料で作られることが好ましい。
[0015]本発明による受入容器は、好ましくは、ビーカのためのライナインサートを含む。この交換式のビーカライナの目的は、特に試験液が長時間にわたってビーカ内に入れられたままである場合に、試験液によるアルミニウム製ビーカの腐食を防ぐことである。
[0016]本発明の好ましい実施形態では、受入チューブは、受入チューブの下端部が受入容器内部に保持されるように、受入容器内部に十分に降下するように設計されかつ配置される。したがって、受入チューブ内部の試験液のわずかな表面領域のみが、周囲大気に直接曝され、それにより、周囲大気に漏れる蒸発気の量は、最小限に抑えられる。受入チューブの外壁とビーカの内壁とによって範囲が定められたリング形状の表面領域からの蒸発気は、蓋の下方の密閉空間内に捕捉され、したがって、捕捉された蒸発気の重量は、天秤によって記録される重量に含まれる。
[0017]受入容器の蓋は、ピペット校正中に試験液によって移動させられた空気の脱出を可能にする少なくとも1つの小さな通気開口部を含むことが好ましい。
[0018]受入チューブは、所定の位置で蓋の通路開口部内に保持されるために、蓋の一体部品であるか、蓋に堅固に連結されるか、または蓋に取り外し可能に接続されてもよい。
[0018]受入チューブは、所定の位置で蓋の通路開口部内に保持されるために、蓋の一体部品であるか、蓋に堅固に連結されるか、または蓋に取り外し可能に接続されてもよい。
[0019]本発明の好ましい実施形態によれば、蓋は、通路開口部を取り囲むカラーフランジを有し、受入チューブは、密閉リングによりカラーフランジ内にしっかりと保持されかつ封止される。
[0020]本発明の好ましい実施形態では、受入チューブは、透明な材料、好ましくはガラスで作られる。透明な受入チューブは、受入チューブ内に送り出されるピペットの先端がオペレータに完全に可視であり続けるという利点を有する。
[0021]現状技術に勝る本発明の蒸発気捕捉デバイスの大きな利点は、その単純さおよび使いやすさであり、それにより、分析用天秤がピペット校正を行うプロセス専用とされたものではなく他の用途のために共有されなければならない実験室にとって特に適したものとなる。蒸発気捕捉機能をも遂行する受入容器を使用することにより、蒸発気捕捉筐体は不必要とされ、したがって省くことができ、それにより、そのような筐体が計量皿上に載るという空間的制約が取り除かれる。したがって、標準的な計量皿を特殊荷重受器と交換する必要はない。ピペット校正の作業を行うには、本発明の受入容器を実験室用天秤の標準的な計量皿に載せるだけでよい。
[0022]蒸発率を最小限に抑えるというその機能的目的に関して、本発明の蒸発気捕捉受入容器は、少なくとも上述の従来技術の蒸発トラップと同等であることが分かった。比較試験において、蒸発による重量損失の割合は、a)蓋を含まずに開口したビーカ、b)蒸発気捕捉筐体を含む従来技術の蒸発気捕捉デバイス、およびc)本発明の蒸発気捕捉受入容器を用いて試験された。本発明の蒸発気捕捉受入容器は、蒸発による重量損失の割合を低下させることにおいて、蓋を含まずに開口したビーカとの比較で1桁分、従来技術のデバイスと同様に効果的であることを証明した。したがって、本発明の蒸発気捕捉受入容器の単純さおよび使いやすさの改善は、現状技術の蒸発トラップと比較して、その機能上の性能を損なうことなく得られる。
[0023]本発明の全範囲は、ピペットの重量法的校正および検定のための方法にも及び、この方法は、
− 上記の実施形態のうちの1つによる受入容器を用意するステップと、
− 受入容器の位置固定手段と機械的に係合するように設計された計量皿または荷重受器を有する天秤を用意するステップと、
− 受入容器を計量皿または荷重受器上に配置するステップと、
− 校正または検定されるピペットから試験液を受入容器内に吐出するステップと、
− 試験液の吐出を受け入れる前後に天秤によって測定される受入容器の重量を記録するステップと、
− 試験液の吐出を受け入れる前後の受入容器の重量差、および、重量を試験液の体積に変換する知られている公式に基づいて、ピペットから受入容器内に計量分配された試験液の体積を判定するステップと、
を含む。
− 上記の実施形態のうちの1つによる受入容器を用意するステップと、
− 受入容器の位置固定手段と機械的に係合するように設計された計量皿または荷重受器を有する天秤を用意するステップと、
− 受入容器を計量皿または荷重受器上に配置するステップと、
− 校正または検定されるピペットから試験液を受入容器内に吐出するステップと、
− 試験液の吐出を受け入れる前後に天秤によって測定される受入容器の重量を記録するステップと、
− 試験液の吐出を受け入れる前後の受入容器の重量差、および、重量を試験液の体積に変換する知られている公式に基づいて、ピペットから受入容器内に計量分配された試験液の体積を判定するステップと、
を含む。
[0024]以下において、図面に概略的に示された実施形態を通じて、本発明による蒸発気捕捉デバイスが説明される。
[0025]実験用ピペットの重量法的校正および検定のための現状技術の蒸発気捕捉デバイス1が、図1に概略的に示されている。分析用天秤に対する付属品キットとして市販されているこのタイプの蒸発気捕捉デバイスは、受入容器7と、受入容器7を支持する特殊荷重受器9と、リング形状の開きタブ5、蓋3、および心出しリングまたは支持基部10を有する蒸発気捕捉筐体2と、を含む。
[0026]分析用の実験室用天秤を一般的な計量作業からピペット校正に変更するために、天秤の標準的な計量皿および計量皿キャリアが取り外されて、特殊荷重受器9に置き換えられる。支持基部または心出しリング10は、天秤の計量区画床面11上に取り付けられる。蒸発気捕捉筐体2は、支持基部10上の所定の位置にセットされ、リング形状の開きタブ5は、水6で充填され、受入容器7は、荷重受器9上に据え付けられ、蓋3は、蒸発気捕捉筐体2の上に置かれる。天秤を元の一般的な計量作業に変更するために、逆の手順が行われる。本明細書において既に述べたように、天秤がその通常の実験室計量機能とピペット校正との間で切り替えられるたびに蒸発気捕捉キット1を取り付けおよび取り外しする必要性は、分析用天秤がピペット校正を行うプロセス専用とされたものではなく他の用途のために共有されなければならない実験室において、大きな欠点となる。
[0027]本発明の譲受人は、図1に示された構成要素のすべてを含むが、受入容器17(図2参照)が受入容器17の内側に捕捉された蒸発気の少なくとも一部を保持するように設計されるというさらなる改善点を含む、同じ原理のタイプの蒸発気捕捉キットを製造し、この場合、受入容器17は、蓋13と、蓋13にある開口部を通って受入容器17の内部に入る受入チューブ18とを含む。受入容器17は、蒸発気捕捉キットに含まれる特殊荷重受器19を通じて、天秤に接続される。ユーザの実際的経験、および本出願人によって行われた試験では、この特定のタイプの受入容器17は、ピペット校正プロセスの精度を損なうことなく蒸発筐体を省くことができる(したがって、図2では示されていない)ほどに蒸発率の低下に有効であることが分かった。したがって、蒸発気捕捉筐体を所定の位置で受入容器17に被せるステップと、蒸発気捕捉筐体のリング形状の開きタブを水道水で充填するステップとが省かれ得るが、標準的な計量皿と受入容器のための特殊荷重受器19との交換は、なおも面倒なことであり、ユーザにとって望ましくない。
[0028]図3は、本発明の蒸発気捕捉デバイスの主たる概念を示し、図4から6は、本発明の蒸発気捕捉デバイスの典型的な実用的実施形態を示す。図2に示された現状技術を使用することにより、本発明の蒸発気捕捉デバイス1は、ビーカ22および蓋23を含む受入容器21に簡易に具現化される。蓋23は、受入チューブ28を組み込み、この受入チューブ28は、蓋23と一体に形成されてもよく、または、蓋23にしっかりと接続されてもよい。図示された例では、受入チューブ28は、密封リング27によるきつい摩擦嵌めで、蓋23のカラーフランジ26内に据え付けられる。受入チューブ28は、透明であり、かつ、受入チューブ内に送り出されるピペットの先端がオペレータに完全に可視であり続けるように、蓋23から十分に上方に延在することが好ましい。それに加えて、受入チューブ28は、受入チューブ28の下端部が受入容器21内部の試験液29に漬かるように、十分にビーカ22内に降下するべきである。
[0029]しかし、図2の現状技術とは異なり、図3の蒸発気捕捉受入容器21は、分析用天秤40の標準的な火格子形状の荷重受器33(図4、5c、6参照)上にしっかりと据え付けられ得るように設計される。ビーカ22の基部30に形成された、下向きに突出する柱状部または隆起部の形態をなす位置固定手段31は、分析用天秤40の火格子形状の荷重受器33の隙間に係合する働きをし、したがって、計量皿または荷重受器33上の定められた再現可能な位置での受入容器21の確実な配置を保証する働きをする。荷重受器上の受入容器21の再現可能な位置決めは、ピペット校正中に荷重受器33上の受入容器21の位置のずれによってもたらされ得るいわゆる偏心荷重誤差(eccentric load error)を防ぐのに大変重要なものである。
[0030]図3から5の実施形態では、ビーカ22は、金属、例えばアルミニウムで作られることが好ましく、また、通常は蒸留水である試験液29によりビーカ22が腐食しないように保護する、使い捨てのまたは少なくとも交換式のビーカインサート32で覆われる。
[0031]図4は、図3の蒸発気捕捉デバイス21の実際的に実現される実施形態を分解組立図で示す。位置を固定する、ビーカ22の基部30にある下向きに突出する隆起部31は、本発明の譲受人によって作られたタイプの分析用天秤の標準的な火格子形状の計量荷重受器33の棒材間の隙間に嵌まるように設計される。
[0032]図5は、組み立てられた状態の本発明の蒸発気捕捉受入容器21の斜視図を示し、(a)は、直立した配向における図であり、(b)は、ビーカ22の基部30にある柱状部および隆起部31が観察者の方に向いた、上下逆さまの図であり、(c)は、前述の火格子形状の計量荷重受器33の棒材間の隙間に柱状部および隆起部31が係合した、上下逆さまの図である。
[0033]図6は、荷重受器33上に本発明の蒸発気捕捉受入容器21を配置することにより標準的な分析用天秤40がピペット校正作業ステーションにされる方法を示す。
[0034]本発明は特定の実施形態の提示を通じて説明されたが、例えば、位置固定手段を様々な種類の標準的な荷重受器または計量皿に適合させることによる、または、1つの標準的な設計の蒸発気捕捉デバイスと様々な種類の標準的な荷重受器または計量皿との間にアダプタを提供することによる、多数の追加的な変形が、本発明の教示によって包含されることは、自明であると考えられる。本明細書において説明されかつ特許請求された本発明の概念のそのような変形は、本明細書により本発明に対して求められる保護範囲に明白に含まれる。
[0034]本発明は特定の実施形態の提示を通じて説明されたが、例えば、位置固定手段を様々な種類の標準的な荷重受器または計量皿に適合させることによる、または、1つの標準的な設計の蒸発気捕捉デバイスと様々な種類の標準的な荷重受器または計量皿との間にアダプタを提供することによる、多数の追加的な変形が、本発明の教示によって包含されることは、自明であると考えられる。本明細書において説明されかつ特許請求された本発明の概念のそのような変形は、本明細書により本発明に対して求められる保護範囲に明白に含まれる。
1 従来技術の蒸発気捕捉デバイス
2 蒸発気捕捉筐体
3 蒸発気捕捉筐体の蓋
4 3にある通路開口部
5 リング形状の開きタブ
6 5内の水
7 受入容器
8 7内の試験液
9 7のための特殊荷重受器
10 2のための支持基部/心出しリング
11 分析用天秤の計量区画床面
13 蓋
17 従来技術の蒸発気捕捉受入容器
18 受入チューブ
19 17のための特殊荷重受器
21 本発明の蒸発気捕捉デバイス/受入容器
22 ビーカ
23 ビーカの蓋
24 23にある通気穴
25 23にある通路開口部
26 25を取り囲むカラーフランジ
27 密封リング
28 受入チューブ
29 試験液
30 ビーカの基部
31 位置固定手段
32 ビーカのライナ
33 分析用天秤の標準的な荷重受器
40 使用する準備が整った、蒸発気捕捉デバイス/受入容器21を含む分析用天秤
2 蒸発気捕捉筐体
3 蒸発気捕捉筐体の蓋
4 3にある通路開口部
5 リング形状の開きタブ
6 5内の水
7 受入容器
8 7内の試験液
9 7のための特殊荷重受器
10 2のための支持基部/心出しリング
11 分析用天秤の計量区画床面
13 蓋
17 従来技術の蒸発気捕捉受入容器
18 受入チューブ
19 17のための特殊荷重受器
21 本発明の蒸発気捕捉デバイス/受入容器
22 ビーカ
23 ビーカの蓋
24 23にある通気穴
25 23にある通路開口部
26 25を取り囲むカラーフランジ
27 密封リング
28 受入チューブ
29 試験液
30 ビーカの基部
31 位置固定手段
32 ビーカのライナ
33 分析用天秤の標準的な荷重受器
40 使用する準備が整った、蒸発気捕捉デバイス/受入容器21を含む分析用天秤
Claims (14)
- 天秤(40)の計量皿または荷重受器(33)上に配置することができ、また、校正または検定されるピペットから吐出される試験液(29)を受け入れかつ保持することができる、ピペットの重量法的校正および検定のための受入容器(21)であって、
前記受入容器(21)は、ビーカ(22)と、通路開口部(25)を有する蓋(23)と、前記通路開口部(25)内の所定の位置に保持されて前記通路開口部(25)を通って前記ビーカ(22)の内部に入る受入チューブ(28)とを備えた蒸発気捕捉デバイス(21)として構成されており、
前記受入容器(21)は、位置固定手段(31)を備えており、前記位置固定手段(31)は、前記受入容器(21)が前記計量皿または荷重受器(33)上にセットされるときに前記天秤(40)の前記計量皿または荷重受器(33)と機械的係合でき、また、前記位置固定手段(31)は、前記機械的係合によって、前記計量皿または荷重受器(33)上の定められた再現可能な位置で前記受入容器(21)を確実に配置できるようにしたことを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1に記載の受入容器(21)において、
前記位置固定手段(31)が、前記受入容器(21)の基部(30)に形成されかつ荷重受器(33)の凹部に係合するように設計された突出部(31)として構成されていることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項2に記載の受入容器(21)において、
前記突出部(31)が、前記受入容器(21)の前記基部(30)から下向きに突出する隆起部または柱状部(31)を含み、
前記凹部が、分析用天秤(40)の火格子形状の荷重受器(33)の隙間を含むことを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入容器(21)の前記ビーカ(22)および/または前記蓋(23)が、導電性材料から作られていることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項4に記載の受入容器(21)において、
前記導電性材料がアルミニウムを含むことを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入容器(21)は、前記ビーカ(22)のための交換式のライナインサート(32)を含むことを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入チューブ(28)は、前記受入チューブ(28)の下端部が前記受入容器(21)内部に保持された前記試験液(29)に漬かるように、前記ビーカ(22)内に十分に下方に延在することを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項7に記載の受入容器(21)において、
前記受入容器(21)の前記蓋(23)が、ピペット校正中に試験液(29)によって移動させられた空気の脱出を可能にする少なくとも1つの通気穴(24)を有することを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入チューブ(28)が、前記蓋(23)の一体部品として形成されるか、または前記蓋(23)に堅固に連結されることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入チューブ(28)が、前記蓋(23)に取り外し可能に接続されていることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項10に記載の受入容器(21)において、
前記蓋(23)が、前記通路開口部(25)を取り囲むカラーフランジ(26)を備え、前記受入チューブ(28)が、密封リング(27)により前記カラーフランジ(26)内にしっかりと保持されかつ封止されることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の受入容器(21)において、
前記受入チューブ(28)が、透明な材料で作られることを特徴とする、受入容器(21)。 - 請求項12に記載の受入容器(21)において、
前記透明な材料が、ガラスであることを特徴とする、受入容器(21)。 - ピペットの重量法的校正および検定のための方法であって、
請求項1から13のいずれか一項に記載の受入容器(21)を用意するステップと、
前記受入容器(21)の前記位置固定手段(31)と機械的に係合できる計量皿または荷重受器(33)を有する天秤(40)を用意するステップと、
前記受入容器(21)を前記計量皿または荷重受器(33)上に配置するステップと、
校正または検定されるピペットから試験液(29)を前記受入容器(21)内に吐出するステップと、
前記試験液(29)の吐出を受ける前後に前記天秤(40)によって測定される前記受入容器(21)の重量を記録するステップと、
前記試験液(29)の吐出を受ける前後の前記受入容器(21)の重量差、および、重量を試験液の体積に変換するための既知の公式に基づいて、前記ピペットから前記受入容器(21)内に計量分配された前記試験液の体積を決定するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
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