JP2020159699A - パルサレシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】パルサレシーバにおいて、小型化を図る。【解決手段】超音波パルス発生回路21と、超音波パルス受信回路22と、超音波パルス受信回路22が受信した超音波パルスをデジタル処理して送信用測定データを生成するデジタル回路23と、デジタル回路23がデジタル処理した送信用測定データを外部に送信する通信回路25と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25を制御する回路24と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24に電力を供給する電源回路26と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24と電源回路26とが実装されると共に実装面が対向するように配置される複数の基板41,42とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、超音波センサにより取得した測定データを無線により送信するパルサレシーバに関するものである。
例えば、各種のプラント設備では、排ガスなど流体を搬送するための配管が多数配置されている。このような配管では、腐食などによる減肉現象がよく知られおり、設備の健全性を維持するためには、配管の減肉傾向の監視が重要である。従来、各種の規格に基づいて定期的に配管の肉厚の定点測定を実施している。
配管の肉厚を測定する厚さ測定装置としては、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2013−190392号公報
ところで、プラント設備における配管の減肉傾向の監視を、定期点検ではなく、測定センサや通信装置を用いて常時実施することが提案されている。この場合、配管に測定センサを装着すると共に、測定センサに通信機器を接続し、測定センサが測定した測定データを通信機器により管理棟などのパソコンに送信するモニタリングシステムとなる。このモニタリングシステムでは、測定センサが配管の板厚を測定し、常時または定期的に、通信機器により測定データを送信することとなる。そのため、通信機器の小型化が求められている。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、小型化を図るパルサレシーバを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するためのパルサレシーバは、超音波センサにより測定対象物から取得した測定データを無線により送信するパルサレシーバであって、超音波パルス発生回路と、超音波パルス受信回路と、前記超音波パルス受信回路が受信した超音波パルスをデジタル処理して送信用測定データを生成するデジタル回路と、前記デジタル回路がデジタル処理した送信用測定データを外部に送信する通信回路と、前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路を制御する制御回路と、前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路に電力を供給する電源回路と、前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路と前記電源回路とが実装されると共に実装面が対向するように配置される複数の基板と、を備えることを特徴とする。
そのため、超音波パルス発生回路と超音波パルス受信回路とデジタル回路と通信回路と制御回路と電源回路とを複数の基板に実装すると共に、実装面が対向するように複数の基板を配置することから、パルサレシーバの小型化を図ることができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路と前記電源回路とが前記複数の基板の両面にそれぞれ実装されることを特徴とする。
そのため、超音波パルス発生回路と超音波パルス受信回路とデジタル回路と通信回路と制御回路と電源回路とを複数の基板の両面にそれぞれ実装されることから、パルサレシーバの更なる小型化を図ることができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記デジタル回路と前記通信回路は、異なるグランドに配置されることを特徴とする。
そのため、ノイズが発生しやすいデジタル回路と、ノイズの影響を受けやすい通信回路を異なるグランドに配置することから、デジタル回路からのノイズが通信回路に悪影響を与えることがなくなり、通信回路の正常な動作を維持することができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記超音波パルス発生回路と前記通信回路は、異なるグランドに配置されることを特徴とする。
そのため、ノイズが発生しやすい超音波パルス発生回路と、ノイズの影響を受けやすい通信回路を異なるグランドに配置することから、超音波パルス発生回路からのノイズが通信回路に悪影響を与えることがなくなり、通信回路の正常な動作を維持することができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記超音波パルス発生回路および前記デジタル回路と、前記通信回路は、前記複数の基板の異なる面に配置されることを特徴とする。
そのため、ノイズが発生しやすい超音波パルス発生回路およびデジタル回路と、ノイズの影響を受けやすい通信回路を基板の異なる面に配置することから、超音波パルス発生回路やデジタル回路からのノイズが通信回路に悪影響を与えることがなくなり、通信回路の正常な動作を維持することができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記複数の基板は、所定隙間を空けて配置され、複数のスベーサにより中空形状をなす筐体の内部に収容支持されることを特徴とする。
そのため、複数の基板を所定隙間を空けて配置し、複数のスベーサにより中空形状をなす筐体の内部に収容支持することから、複数の基板を効率良く筐体の内部に収容することで、小型化に寄与することができる。
本発明のパルサレシーバでは、前記スベーサおよび筐体を導電性部材とし、少なくとも前記超音波パルス発生回路と前記デジタル回路が配置されるグランドと前記スベーサとの間にコンデンサが接続されることを特徴とする。
そのため、超音波パルス発生回路とデジタル回路が配置されるグランドと導電性部材であるスベーサとの間にコンデンサを接続することから、超音波パルス発生回路やデジタル回路からのノイズをコンデンサによりスベーサから筐体へ逃がすことができ、超音波パルス発生回路やデジタル回路からのノイズが通信回路に悪影響を与えることがなくなり、通信回路の正常な動作を維持することができる。
本発明のパルサレシーバによれば、小型化を図ることができる。
図1は、本実施形態のパルサレシーバが適用されたモニタリングシステムを表す概略構成図である。 図2は、超音波センサの測定データを概略図である。 図3は、本実施形態のパルサレシーバを表す概略構成図である。 図4は、本実施形態のパルサレシーバにおける回路の実装状態を表す断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態のパルサレシーバが適用されたモニタリングシステムを表す概略構成図、図2は、超音波センサの測定データを概略図である。
本実施形態のモニタリングシステム10は、超音波センサ11と、パルサレシーバ12と、データ収集用パソコン13とを備える。なお、データ収集用パソコン13にモニタリング用パソコン(図示略)を接続してもよい。
超音波センサ11は、例えば、配管(測定対象物)101の外周面102に密着して装着される。この場合、超音波センサ11の数は、1個に限らず複数設けることができる。超音波センサ11は、図示しないが、発信器と受信器を有する、発信器は、配管101の内部に向けて超音波Sを発信する。配管101の外周面から発信された超音波Sは、配管101の外周面102で反射し、受信器は、この反射波を1次反射波として受信する。また、配管101の外周面102から発信された超音波Sは、配管101の内周面103で反射し、受信器は、この反射波を2次反射波として受信する。そして、2次反射波は、配管101の外周面102で反射した後、配管101の内周面103で反射することから、受信器は、この反射波を3次反射波として受信する。パルサレシーバ12は、この反射波のデータを受け取る。
すなわち、図2に示すように、超音波センサ11が測定した測定データは、超音波Sの1次反射波S1、2次反射波S2、3次反射波S3、4次反射波S4、5次反射波S5・・・としてパルサレシーバ12が受信する。ここで、反射波S1,S2,S3,S4,S5・・・のレベルは減衰して低下するものの、反射波S1,S2,S3,S4,S5・・・の間隔T1,T2,T3,T4・・・は同じである。そして、反射波S1,S2,S3,S4,S5・・・の間隔T1,T2,T3,T4・・・が配管101の厚さに比例する。そのため、反射波S1,S2,S3,S4,S5・・・の間隔T1,T2,T3,T4・・・に基づいて配管101の厚さを求める。
図3は、本実施形態のパルサレシーバを表す概略構成図、図4は、本実施形態のパルサレシーバにおける作動状態を表すタイムチャートである。
パルサレシーバ12は、超音波パルス発生回路21と、超音波パルス受信回路(アナログ回路)22と、デジタル回路23と、制御回路24と、通信回路25と、電源回路26とを有する。
超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22は、超音波センサ11が接続される。超音波パルス発生回路21は、超音波センサ11に対してパルス状の電圧を出力する。超音波パルス発生回路21は、制御回路24により電圧を出力する出力タイミングなどが制御される。
超音波パルス受信回路22は、マルチプレクサ31とアンプ32とを有する。マルチプレクサ31は、2つ以上の入力を1つの信号として出力するものである。すなわち、マルチプレクサ31は、超音波パルス発生回路21から出力されたパルス状の電圧を複数の超音波センサ11の発信器に出力する。また、マルチプレクサ31は、複数の超音波センサ11の受信器から受信した反射波が変換された各電気信号を受け取る。アンプ32は、マルチプレクサ31からの電気信号を増幅する。
デジタル回路23は、AD変換器33とデジタル処理IC(FPGA)34とを有する。AD変換器33は、超音波パルス受信回路22からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル処理IC34は、複数のデジタル信号、つまり、複数の超音波センサ11による測定データを、例えば、平均化処理して送信用測定データを生成する。この場合、デジタル処理IC34は、複数の超音波センサ11による送信用測定データ、または、平均化処理した送信用測定データを時間に対する波形(図2参照)として制御回路24に出力する。
制御回路24は、処理装置(CPU)35とメモリ36と温度センサIC37とを有する。処理装置(CPU)35は、デジタル回路23、通信回路25、電源回路26、スイッチング回路27などを制御するものである。メモリ36は、デジタル処理IC34がデジタル処理して生成した送信用測定データを保存するものである。温度センサIC37は、接続された温度センサ14が検出した配管101(図1参照)の温度が入力される。
通信回路25は、無線通信モジュール38と有線通信モジュール(USB端子)39とを有する。無線通信モジュール38と有線通信モジュール39は、デジタル処理IC34がデジタル処理して生成した送信用測定データやメモリ36に保存された送信用測定データを外部に送信するものである。
電源回路26は、電池15が接続され、超音波パルス発生回路21、超音波パルス受信回路22、デジタル回路23、制御回路24、通信回路25に接続される。電源回路26は、電池15の電力を超音波パルス発生回路21、超音波パルス受信回路22、デジタル回路23、制御回路24、通信回路25に供給する。
本実施形態のモニタリングシステム10による配管101の肉厚測定は、例えば、連続監視モードと、パトロールモードがある。連続監視モードは、超音波センサ11で測定した測定データをデータ収集用パソコン13に無線で送信し、測定データの確認や解析を行うことで連続監視する。一方、パトロールモードは、所定時間ごとに超音波センサ11で測定した測定データをデータ収集用パソコン13に無線で送信し、測定データの確認や解析を行うことで定期的に監視する。
ところで、本実施形態のモニタリングシステム10は、超音波センサ11を配管101の外周面102に密着して装着し、この超音波センサ11の近傍にパルサレシーバ12を配置することから、パルサレシーバ12の小型化が求められる。図4は、本実施形態のパルサレシーバにおける回路の実装状態を表す断面図である。
図4に示すように、本実施形態のパルサレシーバ12は、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と制御回路24と通信回路25と電源回路26とが複数(本実施形態では、2枚)の絶縁体である基板41,42の両面に実装され、この基板41,42は、実装面が所定隙間をあけて対向するように配置される。
すなわち、筐体51は、天井部52と、底部53と、4個の側部54からなる中空の箱型形状をなす。第1基板41は、表面に第1グランド61が設けられ、裏面に第2グランド62が設けられる。また、第2基板42は、表面に第3グランド63が設けられ、裏面に第4グランド64が設けられる。第1基板41と第2基板42は、4隅に棒形状をなすスベーサ55が貫通して固定される。スベーサ55は、軸方向の一端が天井部52に固定され、他端が底部53に固定される。そのため、第1基板41と第2基板42は、第1グランド61と天井部52との間に所定隙間が確保され、第2グランド62と第3グランド63との間に所定隙間が確保され、第4グランド64と底部53との間に所定隙間が確保される。
第1基板41は、第1グランド61に制御回路24と通信回路25と電源回路26が実装され、内部に各回路24,25,26用の信号線65が配置される。また、第1基板41は、第2グランド62にデジタル回路23が実装され、内部にデジタル回路23用の信号線66が配置される。第2基板42は、第3グランド63に超音波パルス発生回路21が実装され、内部に超音波パルス発生回路21用の信号線67が配置される。また、第2基板42は、第4グランド64に超音波パルス受信回路22が実装され、内部に超音波パルス受信回路22用の信号線68が配置される。
パルサレシーバ12は、2枚の積層配置された基板41,42の両面に超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と制御回路24と通信回路25と電源回路26が実装されることから、ノイズが発生しやすい。ノイズの発生源としては、超音波パルス発生回路21やデジタル回路23があり、ノイズの影響を受けやすいものとしては、通信回路25がある。
そのため、デジタル回路23と通信回路25は、異なるグランド61,62に配置される。また、超音波パルス発生回路21と通信回路25は、異なるグランド62,63に配置される。更に、超音波パルス発生回路21およびデジタル回路23と、通信回路25は、基板41,42の異なる面に配置される。
また、筐体51とスベーサ55は、導電性部材である。そして、超音波パルス発生回路21が実装された第3グランド63とスベーサ55との間にコンデンサ71が接続されると共に、デジタル回路23が配置される第2グランド62とスベーサ55との間にコンデンサ72が接続される。超音波パルス発生回路21やデジタル回路23は、直流電圧で動作する電子機器であり、交流成分は動作を不安定にするノイズとなりやすい。コンデンサ71,72は、直流電流を遮断し、交流電流を通すという特長がありことから、超音波パルス発生回路21やデジタル回路23からのノイズ(交流成分)がコンデンサ71,72を通してグランドとしての筐体51に逃がすことができ、不要なノイズを除去することができる。
このように本実施形態のパルサレシーバにあっては、超音波パルス発生回路21と、超音波パルス受信回路22と、超音波パルス受信回路22が受信した超音波パルスをデジタル処理して送信用測定データを生成するデジタル回路23と、デジタル回路23がデジタル処理した送信用測定データを外部に送信する通信回路25と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25を制御する回路24と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24に電力を供給する電源回路26と、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24と電源回路26とが実装されると共に実装面が対向するように配置される複数の基板41,42とを備える。
そのため、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24と電源回路26とを複数の基板41,42に実装すると共に、実装面が対向するように複数の基板41,42を配置することから、パルサレシーバ12の小型化を図ることができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24と電源回路26とを複数の基板41,42の両面にそれぞれ実装する。そのため、パルサレシーバ12の更なる小型化を図ることができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、デジタル回路23と通信回路25を異なるグランド61,62に配置する。そのため、ノイズが発生しやすいデジタル回路23と、ノイズの影響を受けやすい通信回路25を異なるグランド61,62に配置することから、デジタル回路23からのノイズが通信回路25に悪影響を与えることがなくなり、通信回路25の正常な動作を維持することができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、超音波パルス発生回路21と通信回路25を異なるグランド61,63に配置する。そのため、ノイズが発生しやすい超音波パルス発生回路21と、ノイズの影響を受けやすい通信回路25を異なるグランド61,63に配置することから、超音波パルス発生回路21からのノイズが通信回路25に悪影響を与えることがなくなり、通信回路25の正常な動作を維持することができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、超音波パルス発生回路21およびデジタル回路23と、通信回路25を、複数の基板41,42の異なる面に配置する。そのため、ノイズが発生しやすい超音波パルス発生回路21およびデジタル回路23と、ノイズの影響を受けやすい通信回路25を基板41,42の異なる面に配置することから、超音波パルス発生回路21やデジタル回路23からのノイズが通信回路25に悪影響を与えることがなくなり、通信回路25の正常な動作を維持することができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、複数の基板41,42は、所定隙間を空けて配置され、複数のスベーサ55により中空形状をなす筐体51の内部に収容支持される。そのため、複数の基板41,42を効率良く筐体51の内部に収容することで、パルサレシーバ12の小型化に寄与することができる。
本実施形態のパルサレシーバでは、スベーサ55および筐体51を導電性部材とし、少なくとも超音波パルス発生回路21とデジタル回路23が配置されるグランド62,63とスベーサ55との間にコンデンサ71,72を接続する。そのため、超音波パルス発生回路21やデジタル回路23からのノイズをコンデンサ71,72によりスベーサ55から筐体51へ逃がすことができ、超音波パルス発生回路21やデジタル回路23からのノイズが通信回路25に悪影響を与えることがなくなり、通信回路25の正常な動作を維持することができる。
なお、上述した実施形態にて、超音波パルス発生回路21と超音波パルス受信回路22とデジタル回路23と通信回路25と制御回路24と電源回路26を2枚の基板41,42に実装したが、3枚以上の基板に実装してもよい。
また、上述した実施形態にて、本発明のパルサレシーバを配管101の肉厚の測定に適用したが、この用途に限定されるものではない。例えば、配管や貯留槽の内部にある流体の液面の位置を測定したり、部材の損傷部の位置を測定したりする作業に適用することができる。
10 モニタリングシステム
11 超音波センサ
12 パルサレシーバ
13 データ収集用パソコン
14 温度センサ
15 電池
21 超音波パルス発生回路
22 超音波パルス受信回路(アナログ回路)
23 デジタル回路
24 制御回路
25 通信回路
26 電源回路
31 マルチプレクサ
32 アンプ
33 AD変換器
34 デジタル処理IC
35 処理装置
36 メモリ
37 温度センサIC
38 無線通信モジュール
39 有線通信モジュール
41 第1基板
42 第2基板
51 筐体
52 天井部
53 底部
54 側部
55 スベーサ
61 第1グランド
62 第2グランド
63 第3グランド
64 第4グランド
65,66,67,68 信号線
71,72 コンデンサ
101 配管(測定対象物)
102 外周面
103 内周面
S1,S2,S3,S4,S5 反射波
T1,T2,T3,T4 間隔

Claims (7)

  1. 超音波センサにより測定対象物から取得した測定データを無線により送信するパルサレシーバであって、
    超音波パルス発生回路と、
    超音波パルス受信回路と、
    前記超音波パルス受信回路が受信した超音波パルスをデジタル処理して送信用測定データを生成するデジタル回路と、
    前記デジタル回路がデジタル処理した送信用測定データを外部に送信する通信回路と、
    前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路を制御する制御回路と、
    前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路に電力を供給する電源回路と、
    前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路と前記電源回路とが実装されると共に実装面が対向するように配置される複数の基板と、
    を備えることを特徴とするパルサレシーバ。
  2. 前記超音波パルス発生回路と前記超音波パルス受信回路と前記デジタル回路と前記通信回路と前記制御回路と前記電源回路とが前記複数の基板の両面にそれぞれ実装されることを特徴とする請求項1に記載のパルサレシーバ。
  3. 前記デジタル回路と前記通信回路は、異なるグランドに配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパルサレシーバ。
  4. 前記超音波パルス発生回路と前記通信回路は、異なるグランドに配置されることを特徴とする請求項3に記載のパルサレシーバ。
  5. 前記超音波パルス発生回路および前記デジタル回路と、前記通信回路は、前記複数の基板の異なる面に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパルサレシーバ。
  6. 前記複数の基板は、所定隙間を空けて配置され、複数のスベーサにより中空形状をなす筐体の内部に収容支持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のパルサレシーバ。
  7. 前記スベーサおよび筐体を導電性部材とし、少なくとも前記超音波パルス発生回路と前記デジタル回路が配置されるグランドと前記スベーサとの間にコンデンサが接続されることを特徴とする請求項6に記載のパルサレシーバ。
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