JP2020157557A - 自動壁紙糊付機 - Google Patents
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Abstract
巻き取り装置が装着されている場合に、作業者が左手で送りスイッチを押し続けながら、右手で壁紙の先頭部を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭部の位置を目視して、丁度良い位置で停止させる動作が困難な作業となっている。
【解決手段】
巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開する。
【選択図】図5
Description
壁紙糊付機を用いて壁紙の裏面に糊を塗布する方法として、壁紙糊付機から排出される糊付き壁紙を、床あるいは専用の受け台の上に糊面どうしが貼り合わさって蓄積された所定の長さの壁紙を10枚程度(一部屋分以上の数枚)作ってから、部屋の天井や壁などに貼る方法がよく実施されている。
また、最近、塗布されている糊の乾燥の防止や、糊の筋を消すなどの目的のために、糊を塗布した壁紙の裏面にフィルムを貼り合わせて、糊が塗布された壁紙とフィルムを一緒に巻き取ってロール状の所定の長さの壁紙を作っておき、壁に貼る直前に剥がすという施工方法が実施されるようになり、簡易的な手動式の安価な巻き取り装置が具現化され、壁紙糊付機のオプション品として販売され、内装施工現場の事情に応じて2種類の方法が作業者の判断で使い分けされている。
作業者は、今から糊付けを行う壁紙の長さと枚数を入力するために、壁紙糊付機の演算部に処理JTP1を実行させ、壁紙糊付機の脚にセットされているフィルム原反から先頭部を引き出して、巻き取り装置の巻き取り芯棒に巻き付けておいて、長さと枚数の入力を完了した後、糊付け開始指示であるスタートスイッチを押す前に、「送りスイッチ(押している間だけモーターが寸動する)」を押して糊が塗布された壁紙の先頭部を巻き取り装置のテンションバーの所まで排出させて貼り付けておいてから、スタートスイッチを押して壁紙糊付機の演算部に糊付け開始指示を出すと、演算部は検尺手段の検尺パルス信号を計数し(処理JTP2)、所定の長さの壁紙に糊を塗布して(処理JTP3)糊付けを完了する(処理JTP4)のであるが、左手で「送りスイッチ」を押し続けながら、右手で壁紙の先頭を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭の位置を目視して、丁度良い位置で停止させる動作が、作業者にとって困難な作業となっている。
また、右手で壁紙の先頭部をフィルムに当てて保持しながら、左手でスタートスイッチを押した後すぐに手回しハンドルを持って回すのが困難な作業となっている。
このような背景から、安価な巻き取り装置であるという利点を生かしながら、壁紙糊付機側の機能で、少しでも使い勝手をよくしてほしいという要望がある。
糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了する
ことを特徴とする。
糊付け実行前に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
糊付け実行後に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とする。
糊付けを再開することを特徴とする。
糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了する
ことを特徴とするので、
作業者が左手で送りスイッチを押し続けながら、右手で壁紙の先頭を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭部の位置を目視して停止させる動作は必要がない。
また、巻き取り装置側に手段を設けていないので、安価で簡易的であるという、巻き取り装置の利点を損なうことはない。
壁紙の先頭が巻き取り装置のフィルムに到達した位置で停止するので、壁紙の先頭部をフィルムに貼り合わせる作業が容易である。
糊付け実行前に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
糊付け実行後に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とするので、
巻き取り装置のフィルムの量を常時把握でき、糊付け途中でなくなってしまうことを防止できる。
また、巻き取り装置側に手段を設けていないので、安価で簡易的であるという、巻き取り装置の利点を損なうことはない。
糊付けを再開することを特徴とするので、
ゆっくりした動作で確実に左手を手回しハンドルに持っていくことができる。
自動壁紙糊付機(1)は、脚(2)と本体(3)と壁紙の測縁部を裁断するスリッター(図示せず)と制御装置(5)で構成され、
本体(3)には、壁紙を搬送しながら糊を塗布するための複数の歯車や、送り出しローラー(12)、壁紙に従動して回転して検尺パルス信号を生成する検尺ローラー(7)、糊を塗布する糊付けローラー(8)、壁紙を押さえる押さえローラー(9)、糊面を均すためのナラシローラー(10)などが軸支され、糊箱(4)が装着されている。壁紙の壁紙原反Bは脚(2)の原反受け(6)にセットされる。
モーター(34)はDCブラシレスモーターであり、内部に実装されたホール素子によりローターの位置を検出して回転方向と回転速度に比例した信号を出力する機能を有している。
表示部(32)は液晶表示器であり、操作部(33)はプリント基板上に複数のタクトスイッチが配置されたものである。
また、表示操作部(31)には、操作音や通知音を発生するブザー(図示せず)が設けられている。
図4は、制御装置(5)の電源が入れられて起動する「メイン処理」であり、図5は「糊付け実行処理」である。
作業者により、「作動条件設定処理メニュー」(図示せず)から、巻き取り装置(61)が装着しているか、装着していないかの設定処理の起動が指示されると、演算部(36)は、図6に示す、「第2設定糊付け長さ選択画面」を表示し、第2設定糊付け長さ表示欄(58)に、初期値として19cmを代入して表示しておき、作業者により、18cm、あるいは20cm、あるいは0cmに選択設定されるのを待ち、選択された第2設定糊付け長さ表示欄(58)の長さを「第2設定糊付け長さR」の値として記憶部(35)に記憶する。
「第2設定糊付け長さR」=0cmが選択された場合は、巻き取り装置を装着していないという設定であり、「第2設定糊付け長さR」が0cm以外が選択された場合は、巻き取り装置を装着しているという設定となる。
作動条件の設定が完了すると、演算部(36)は処理MTP2を実行し、図5に示す「糊付け実行処理」を実行する。
演算部(36)は記憶部(35)に記憶されている「第2設定糊付け長さR」の値を読んで、「糊付け実行処理」を「巻き取り装置非装着時動作」で実行するか、あるいは「巻き取り装置装着時動作」で実行するかを決定して分岐する処理である。
演算部(36)は、「第2設定糊付け長さR」=0cmであれば、「巻き取り装置非装着時動作」を実行するために処理をHTP1へ分岐し、「第2設定糊付け長さR」が0cm以外であれば、「巻き取り装置装着時動作」を実行するために処理をSTP2へ分岐する。
図5の左側の流れ、処理STP2と処理STP3と処理STP4と処理STP5と処理STP6と処理STP7と処理STP8が「巻き取り装置装着時の糊付け実行処理」であり、
右側の流れ、処理HTP1と処理HTP2と処理HTP3と処理HTP4「巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理」である。
処理STP2では、演算部(36)は、操作部(33)の数字スイッチ(45)などを有効にして糊付け実行に必要な情報の入力を待つ待機状態である。
演算部(36)が待機している間に作業者は、 図7(a)に示すように、今から糊付けを行う壁紙Aに貼り合わせるフィルムEのフィルム先頭Gを、巻き取り装置(61)の第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)の間を通して、巻き取り補助棒(68)に引っかけて、手回しハンドル(64)を約1回転させてフィルムEを巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けて手回しハンドル(64)から手を離す(フィルムEは張られた状態で保持される)。
続いて作業者は、壁紙Aの先端部分を糊箱(4)に押しつけ、カッターナイフを用いて、カッターガイド(13)の位置で一直線に切断して、1枚目の壁紙Aの壁紙先頭Cを作る。
演算部(36)は入力された長さを表示部(32)の設定糊付け長さ表示欄(56)に表示すると共に、「第1設定糊付け長さQ(糊を付ける壁紙の全長)」として記憶部(35)に記憶し、枚数を表示部(32)の枚数表示欄(55)に表示すると共に、「設定糊付け枚数H」として記憶部(35)に記憶する。
作業者により、スタートスイッチ(52)が押され「糊付け開始指示」がなされると、
演算部(36)は処理STP3を実行し、モーター(34)を起動し、1枚目の糊付けを開始し、糊を塗布した壁紙Aを排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ、作業者の手がスタートスイッチ(52)から離れた後でも排出を続け、検尺パルス信号を1つ計数する毎に、第1のカウンタとしてのパラメータtを、t←t+1として加算し、「実行糊付け長さL」を、L=t×Pの式により算出し、表示部(32)の実行糊付け長さ(57)の欄をカウントアップして表示する。
表示部(32)の実行糊付け長さ表示欄(57)をカウントアップして表示する。
作業者は、演算部(36)がモーター(34)の再起動を遅延している間に、手回しハンドル(64)をしっかり持って、排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ排出される壁紙Aを、巻き取り芯棒(67)と巻き取り補助棒(68)に巻き取っていく作業を、排出される壁紙Aの速度に合わせて行う。
実行糊付け長さ表示欄(57)に「実行糊付け長さL」=250cmを表示し、
設定糊付け長さ表示欄(56)に「第1設定糊付け長さQ」=250cmを表示し、
枚数表示欄(55)に、残り枚数という意味で枚数を1枚減算して、「設定糊付け枚数H」=1枚を表示し、1枚目の壁紙Aの糊付けが正常に完了したことを作業者に通知する。
「糊付け番号N」=1、
「実行糊付け長さL」=250cm、
「実行糊付け枚数V」=1枚、
「使用したフィルムの長さK」=290cm、
などの項目で生成し、記憶部(35)に、現在時刻と共に記憶する。
そして、演算部(36)は、2枚目の糊付けを行うために処理STP2を実行し、作業者から「糊付け開始指示」が出されるまで待機する。
作業者は2枚目で使用するフィルムEのフィルム先頭Gを巻き取り装置(61)の巻き取り補助棒(68)に引っかけて手回しハンドル(64)を約1回転させて、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けてフィルムEの準備をし、スタートスイッチ(52)を押して、「糊付け開始指示」を出すと、演算部(36)は処理STP3を実行して2枚目の糊付けを開始し、処理STP4、処理STP5、処理STP6、処理STP7、処理STP8を実行し、作業者は、作業者は手回しハンドル(64)を回して、壁紙Aを巻き取り芯棒(67)と巻き取り補助棒(68)に巻き取っていく作業を、排出される壁紙Aの速度に合わせていく作業を行うことにより2枚目の糊付けが完了する。
図9は、壁紙AにフィルムEを貼り合わせて巻き取った1枚のものを広げた状態である。
演算部(36)は1枚の糊付き壁紙で「使用したフィルムの長さK」を、
「使用したフィルムの長さK」=「実行糊付け長さL」+「前余長J」+「後余長I」の式により算出する。
「前余長J」とは、図7(a)に示すように、フィルム先頭Gを第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)の間を通して、巻き取り装置(61)の巻き取り補助棒(68)に引っかけて、手回しハンドル(64)を約1回転させて、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けたフィルムEの長さであり、本発明では「前余長J」=40cmを予め記憶部(35)に記憶している。
また、「後余長I」とは、図8(b)に示すように、壁紙後尾Dが、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に巻き付けられるまで手回しハンドル(64)回した後に、フィルムEを第2テンションバー(66)の下方で切断した際に、壁紙後尾Dの後ろに巻き込んだフィルムEの長さであり、「後余長I」=40cmを予め記憶部(35)に記憶している。
図5の処理HTP1は、演算部(36)は、操作部(33)の数字スイッチ(45)などを有効にして糊付け実行に必要な情報の入力を待っている状態である。演算部(36)が待機している間に、作業者は、壁紙Aの先端部分を糊箱(4)に押しつけ、カッッターを用いて、カッターガイド(13)の位置で一直線に切断して、1枚目の壁紙Aの壁紙先頭Cを作る。
演算部(36)は処理HTP2を実行し、モーター(34)を起動し、1枚目の糊付けを実行し、糊を塗布した壁紙Aを排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ排出し、
検尺パルス信号を1つ計数する毎に、「実行糊付け長さL」を算出し、表示部(32)の実行糊付け長さ欄(57)をカウントアップして表示する。
枚数表示欄(55)に1枚を表示し、
設定糊付け長さ表示欄(56)に「第1設定糊付け長さQ」=250cmを表示し、
実行糊付け長さ表示欄(57)に「実行糊付け長さL」=250cmを表示し、
2枚目の糊付けを実行するために処理HTP1を実行し、「糊付け開始指示」を待つ。
作業者は、壁紙Aをカッターガイド(13)の位置で切断して壁紙後尾Dを作り、1枚目の壁紙Aの糊付けが完了する。
2 脚
3 本体
4 糊箱
5 制御装置
6 原反受け
7 検尺ローラー
8 糊付けローラー
9 押さえローラー
10 ナラシローラー
11 排出ガイド片
12 送り出しローラー
13 カッターガイド
31 表示操作部
32 表示部
33 操作部
34 モーター
35 記憶部
36 演算部
37 モーター制御部
38 検尺手段
39 入出力制御部
40 フットスイッチ
41 通信コネクタ
45 数字スイッチ
46 セットスイッチ
47 リセットスイッチ
48 クリアスイッチ
49 情報スイッチ
50 カーソル移動スイッチ
51 送りスイッチ
52 スタートスイッチ
53 スピードスイッチ
54 フィルム残量表示欄
55 枚数表示欄
56 設定糊付け長さ表示欄
57 実行糊付け長さ表示欄
58 第2設定糊付け長さ表示欄
61 巻き取り装置
62 アーム
63 フィルム原反受け
64 手回しハンドル
65 第1テンションバー
66 第2テンションバー
67 巻き取り芯棒
68 巻き取り補助棒
A 壁紙
B 壁紙原反
C 壁紙先頭
D 壁紙後尾
E フィルム
F フィルム原反
G フィルム先頭
H フィルム後尾
Claims (4)
- 予め定められた処理を実行する演算部と、
糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
前記巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
前記検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
前記実行糊付け長さが前記第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
前記実行糊付け長さが前記第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
前記巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
前記検尺手段の信号から前記実行糊付け長さを算出し、
前記実行糊付け長さが前記第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了することを特徴とする自動壁紙糊付機。 - 前記第2設定糊付け長さは、糊を塗布した壁紙の先頭が前記巻き取り装置に到達するまでの長さであることを特徴とする前記請求項1記載の自動壁紙糊付機。
- 糊を塗布した壁紙の前記実行糊付け長さに、
糊付け実行前に前記巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
糊付け実行後に前記巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とする前記請求項2記載の自動壁紙糊付機。 - 糊付け実行の中断中に「糊付け開始指示」がなされた場合に、所定の時間遅延してから
糊付けを再開することを特徴とする前記請求項2、または前記請求項3記載の自動壁紙糊付機。
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