JP2020157557A - 自動壁紙糊付機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
巻き取り装置が装着されている場合に、作業者が左手で送りスイッチを押し続けながら、右手で壁紙の先頭部を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭部の位置を目視して、丁度良い位置で停止させる動作が困難な作業となっている。
【解決手段】
巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開する。

【選択図】図5

Description

本発明は、オプションとして装着された手動式巻き取り装置が装着されている場合に、作業者が壁紙の先頭部を巻き取り装置のフィルムに貼り合わせる作業を補助する機能を有する自動壁紙糊付機である。
従来より、部屋の天井や壁などに壁紙を貼って装飾する内装施工には、壁紙に糊を塗布するために壁紙糊付機がよく用いられている。
壁紙糊付機を用いて壁紙の裏面に糊を塗布する方法として、壁紙糊付機から排出される糊付き壁紙を、床あるいは専用の受け台の上に糊面どうしが貼り合わさって蓄積された所定の長さの壁紙を10枚程度(一部屋分以上の数枚)作ってから、部屋の天井や壁などに貼る方法がよく実施されている。
また、最近、塗布されている糊の乾燥の防止や、糊の筋を消すなどの目的のために、糊を塗布した壁紙の裏面にフィルムを貼り合わせて、糊が塗布された壁紙とフィルムを一緒に巻き取ってロール状の所定の長さの壁紙を作っておき、壁に貼る直前に剥がすという施工方法が実施されるようになり、簡易的な手動式の安価な巻き取り装置が具現化され、壁紙糊付機のオプション品として販売され、内装施工現場の事情に応じて2種類の方法が作業者の判断で使い分けされている。
特開2018−43466号
従来技術の壁紙糊付機に巻き取り装置を装着して糊付けを行う方法を、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
作業者は、今から糊付けを行う壁紙の長さと枚数を入力するために、壁紙糊付機の演算部に処理JTP1を実行させ、壁紙糊付機の脚にセットされているフィルム原反から先頭部を引き出して、巻き取り装置の巻き取り芯棒に巻き付けておいて、長さと枚数の入力を完了した後、糊付け開始指示であるスタートスイッチを押す前に、「送りスイッチ(押している間だけモーターが寸動する)」を押して糊が塗布された壁紙の先頭部を巻き取り装置のテンションバーの所まで排出させて貼り付けておいてから、スタートスイッチを押して壁紙糊付機の演算部に糊付け開始指示を出すと、演算部は検尺手段の検尺パルス信号を計数し(処理JTP2)、所定の長さの壁紙に糊を塗布して(処理JTP3)糊付けを完了する(処理JTP4)のであるが、左手で「送りスイッチ」を押し続けながら、右手で壁紙の先頭を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭の位置を目視して、丁度良い位置で停止させる動作が、作業者にとって困難な作業となっている。
また、右手で壁紙の先頭部をフィルムに当てて保持しながら、左手でスタートスイッチを押した後すぐに手回しハンドルを持って回すのが困難な作業となっている。
このような背景から、安価な巻き取り装置であるという利点を生かしながら、壁紙糊付機側の機能で、少しでも使い勝手をよくしてほしいという要望がある。
予め定められた処理を実行する演算部と、
糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了する
ことを特徴とする。
第2設定糊付け長さは、糊を塗布した壁紙の先頭が巻き取り装置に到達するまでの長さであることを特徴とする。
糊を塗布した壁紙の実行糊付け長さに、
糊付け実行前に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
糊付け実行後に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とする。
糊付け実行の中断中に「糊付け開始指示」がなされた場合に、所定の時間遅延してから
糊付けを再開することを特徴とする。

予め定められた処理を実行する演算部と、
糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
糊付け開始指示により糊付けを開始し、
検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
実行糊付け長さが第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了する
ことを特徴とするので、
作業者が左手で送りスイッチを押し続けながら、右手で壁紙の先頭を持ってフィルムに導きながら、排出される壁紙の先頭部の位置を目視して停止させる動作は必要がない。
また、巻き取り装置側に手段を設けていないので、安価で簡易的であるという、巻き取り装置の利点を損なうことはない。
第2設定糊付け長さは、糊を塗布した壁紙の先頭が巻き取り装置に到達するまでの長さであることを特徴とするので、
壁紙の先頭が巻き取り装置のフィルムに到達した位置で停止するので、壁紙の先頭部をフィルムに貼り合わせる作業が容易である。
糊を塗布した壁紙の実行糊付け長さに、
糊付け実行前に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
糊付け実行後に巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とするので、
巻き取り装置のフィルムの量を常時把握でき、糊付け途中でなくなってしまうことを防止できる。
また、巻き取り装置側に手段を設けていないので、安価で簡易的であるという、巻き取り装置の利点を損なうことはない。
糊付け実行の中断中に「糊付け開始指示」がなされた場合に、所定の時間遅延してから
糊付けを再開することを特徴とするので、
ゆっくりした動作で確実に左手を手回しハンドルに持っていくことができる。
図1は、本発明の自動壁紙糊付機を説明するための斜視図である。 図2は、本発明の自動壁紙糊付機のブロック図である。 図3は、本発明の自動壁紙糊付機の表示操作部を説明するための図である。 図4は、本発明の自動壁紙糊付機の演算部が実行するメイン処理のフローチャートである。 図5は、本発明の自動壁紙糊付機の演算部が実行する糊付け実行処理のフローチャートである。 図6は、本発明の自動壁紙糊付機に第2設定糊付け長さを設定する画面である。 図7は、本発明の自動壁紙糊付機において、巻き取り装置にセットされたフィルムに壁紙を巻き付ける様子を説明するための図であり、図7(a)は壁紙の糊付けを実行する前に壁紙の先頭が作られた状態であり、図7(b)は壁紙の先頭がフィルムに貼り付けられた状態である。 図8は、本発明の自動壁紙糊付機において、巻き取り装置にセットされたフィルムに壁紙を巻き付ける様子を説明するための図であり、図8(a)は、1枚の糊付けが完了し、壁紙の後尾が作られた状態であり、図8(b)はフィルム後尾が作られた状態である。 図9は、壁紙に貼り合わされたフィルムの長さの算出方法を説明するための図である。 図10は、従来技術の自動壁紙糊付機の演算部が糊付けを実行する処理のフローチャートである。
図1を用いて本発明の自動壁紙糊付機(1)の構成を説明する。図1は自動壁紙糊付機(1)とは別体のオプション品の手動式の巻き取り装置(61)が装着された状態である。
自動壁紙糊付機(1)は、脚(2)と本体(3)と壁紙の測縁部を裁断するスリッター(図示せず)と制御装置(5)で構成され、
本体(3)には、壁紙を搬送しながら糊を塗布するための複数の歯車や、送り出しローラー(12)、壁紙に従動して回転して検尺パルス信号を生成する検尺ローラー(7)、糊を塗布する糊付けローラー(8)、壁紙を押さえる押さえローラー(9)、糊面を均すためのナラシローラー(10)などが軸支され、糊箱(4)が装着されている。壁紙の壁紙原反Bは脚(2)の原反受け(6)にセットされる。
壁紙は、送り出しローラー(12)と検尺ローラー(7)に挟まれて搬送され、糊付けローラー(8)によって裏面に糊が塗布され、ナラシローラー(10)により糊面が均されて、排出ガイド片(11)を通過して糊箱(4)の前へ排出され、重力により下方へ垂れ下がる。
巻き取り装置(61)は、アーム(62)とフィルム原反受け(63)と手回しハンドル(64)と第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)と巻き取り芯棒(67)と巻き取り補助棒(68)で構成されており、内装施工現場において、自動壁紙糊付機(1)の脚(2)に装着される。
続いて、図2に本発明の自動壁紙糊付機(1)の制御装置(5)の機能ブロックを示し、図3に表示操作部(31)を示し、制御装置(5)を説明する。
モーター(34)はDCブラシレスモーターであり、内部に実装されたホール素子によりローターの位置を検出して回転方向と回転速度に比例した信号を出力する機能を有している。
モーター制御部(37)はモーター(34)から出力される回転方向や回転速度に比例した信号によりモーター(34)を速度制御する。
表示操作部(31)は作動条件の入力や作動状態の出力や作動指示を行うためのものであり、表示部(32)と操作部(33)から成る。
表示部(32)は液晶表示器であり、操作部(33)はプリント基板上に複数のタクトスイッチが配置されたものである。
操作部(33)には、糊を付ける壁紙の長さや枚数などを設定するための数字0から9と小数点の複数の数字スイッチ(45)、セットスイッチ(46)、リセットスイッチ(47)、クリアスイッチ(48)、設定情報を見るための情報スイッチ(49)、カーソル移動スイッチ(50)や、壁紙の搬送を寸動させるための送りスイッチ(51)、糊付けの実行開始を指示するためのスタートスイッチ(52)、糊付けの実行速度を指示するスピードスイッチ(53)などが設けられている。
表示部(32)には、糊を付ける壁紙の長さを表示する設定糊付け長さ表示欄(56)と、糊を付けて排出した壁紙の長さを表示する実行糊付け長さ表示欄(57)と、設定枚数または実行枚数を表示する枚数表示欄(55)と、巻き取り装置(61)のフィルム原反受け(63)にセットされているフィルムの使用量と残量を切り替えて表示するフィルム残表示欄(54)や、警告や作動状態表示欄(図示せず)などが設けられている。
また、表示操作部(31)には、操作音や通知音を発生するブザー(図示せず)が設けられている。
記憶部(35)は、演算部(36)が処理を実行する為に必要な変数や、作動条件などのデータや糊付実行レコード等のデーターを記憶するためのRAMとROMである。
検尺手段(38)は、搬送される壁紙に従動回転する検尺ローラー(7)の回転に比例する検尺パルス信号を生成する。
入出力制御部(39)は、フットスイッチ(40)と通信コネクタ(41)などからの信号を受信するための回路である。
演算部(36)は主にワンチップマイコンからなり、予め定められた処理を実行することにより、自動壁紙糊付機(1)を制御するものである。
また、演算部(36)は、検尺手段(38)により生成された検尺パルス信号を1つ計数する毎に、第1のカウンタとしてのパラメータtを、t←t+1として加算し、糊を塗布して排出した壁紙Aの長さを、「実行糊付け長さL」として、L=t×P、(Pは検尺パルス信号を1つ計数した場合の壁紙Aの移動距離(検尺ローラー(7)の直径に基づき定めている定数))として算出する。
また、演算部(36)は、水晶振動子のクロックを分周し、周波数の異なる複数のクロックを生成し、時間の異なる複数のソフトウェアタイマーを生成する機能を有している。
また、演算部(36)は、表示操作部(31)やモーター制御部(37)や入出力制御部(39)などを制御する機能を有している。
続いて、図4と図5のフローチャートを用いて、自動壁紙糊付機(1)の演算部(36)が実行する処理を説明する。
図4は、制御装置(5)の電源が入れられて起動する「メイン処理」であり、図5は「糊付け実行処理」である。
「メイン処理」の処理MTP1は、これから糊付けを行う壁紙の糊付け予定レコードと糊付けを行った結果である糊付け実績レコードを生成するための処理である。
処理MTP2は、所定の長さの壁紙に糊を塗布する「糊付け実行処理」である。
処理MTP3は、作動条件や残量表示条件などの作動件を設定する「作動条件設定処理」であり、
作業者により、「作動条件設定処理メニュー」(図示せず)から、巻き取り装置(61)が装着しているか、装着していないかの設定処理の起動が指示されると、演算部(36)は、図6に示す、「第2設定糊付け長さ選択画面」を表示し、第2設定糊付け長さ表示欄(58)に、初期値として19cmを代入して表示しておき、作業者により、18cm、あるいは20cm、あるいは0cmに選択設定されるのを待ち、選択された第2設定糊付け長さ表示欄(58)の長さを「第2設定糊付け長さR」の値として記憶部(35)に記憶する。
「第2設定糊付け長さR」=0cmが選択された場合は、巻き取り装置を装着していないという設定であり、「第2設定糊付け長さR」が0cm以外が選択された場合は、巻き取り装置を装着しているという設定となる。
本発明で、「第2設定糊付け長さ」の初期値を19cmを代入している理由は、図7(a)に示す、カッターガイド(13)の位置で切断された壁紙先頭Cが巻き取り装置(61)の第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)の中間点まで到達する長さが約19cmであるので初期値を19cmとしている。
作動条件の設定が完了すると、演算部(36)は処理MTP2を実行し、図5に示す「糊付け実行処理」を実行する。
図5の処理STP1は、巻き取り装置の装着、非装着を判定して、実行する「糊付け実行処理」を決定する、「糊付け実行方法決定処理」であり、
演算部(36)は記憶部(35)に記憶されている「第2設定糊付け長さR」の値を読んで、「糊付け実行処理」を「巻き取り装置非装着時動作」で実行するか、あるいは「巻き取り装置装着時動作」で実行するかを決定して分岐する処理である。
演算部(36)は、「第2設定糊付け長さR」=0cmであれば、「巻き取り装置非装着時動作」を実行するために処理をHTP1へ分岐し、「第2設定糊付け長さR」が0cm以外であれば、「巻き取り装置装着時動作」を実行するために処理をSTP2へ分岐する。
図5の左側の流れ、処理STP2と処理STP3と処理STP4と処理STP5と処理STP6と処理STP7と処理STP8が「巻き取り装置装着時の糊付け実行処理」であり、
右側の流れ、処理HTP1と処理HTP2と処理HTP3と処理HTP4「巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理」である。
「巻き取り装置装着時動作」を説明する。
処理STP2では、演算部(36)は、操作部(33)の数字スイッチ(45)などを有効にして糊付け実行に必要な情報の入力を待つ待機状態である。
演算部(36)が待機している間に作業者は、 図7(a)に示すように、今から糊付けを行う壁紙Aに貼り合わせるフィルムEのフィルム先頭Gを、巻き取り装置(61)の第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)の間を通して、巻き取り補助棒(68)に引っかけて、手回しハンドル(64)を約1回転させてフィルムEを巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けて手回しハンドル(64)から手を離す(フィルムEは張られた状態で保持される)。
続いて作業者は、壁紙Aの先端部分を糊箱(4)に押しつけ、カッターナイフを用いて、カッターガイド(13)の位置で一直線に切断して、1枚目の壁紙Aの壁紙先頭Cを作る。
その後、作業者により、糊付け実行に必要な情報として、今から糊を付ける壁紙の全長と枚数が入力されると、
演算部(36)は入力された長さを表示部(32)の設定糊付け長さ表示欄(56)に表示すると共に、「第1設定糊付け長さQ(糊を付ける壁紙の全長)」として記憶部(35)に記憶し、枚数を表示部(32)の枚数表示欄(55)に表示すると共に、「設定糊付け枚数H」として記憶部(35)に記憶する。
「第1設定糊付け長さQ」=250cm、「設定糊付け枚数H」=2枚、「第2設定糊付け長さR」=20cmとして、「巻き取り装置装着時動作」での「糊付け実行処理」を説明する。
作業者により、スタートスイッチ(52)が押され「糊付け開始指示」がなされると、
演算部(36)は処理STP3を実行し、モーター(34)を起動し、1枚目の糊付けを開始し、糊を塗布した壁紙Aを排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ、作業者の手がスタートスイッチ(52)から離れた後でも排出を続け、検尺パルス信号を1つ計数する毎に、第1のカウンタとしてのパラメータtを、t←t+1として加算し、「実行糊付け長さL」を、L=t×Pの式により算出し、表示部(32)の実行糊付け長さ(57)の欄をカウントアップして表示する。
処理STP4において、演算部(36)は「実行糊付け長さL」が「第2設定糊付け長さR」=20cmに到達したかどうかを判定し、到達すれば処理STP5を実行し、
処理STP5において、演算部(36)はモーター(34)を停止させて壁紙Aの搬送を停止して、糊付けを中断する。中断している間に作業者は、壁紙Aの壁紙先頭Cを第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)のフィルムEに貼り合わせると、壁紙AとフィルムEは図7(b)の状態になる。
処理STP5において、作業者が、再びスタートスイッチ(52)を押すか、あるいは、フットスイッチ(40)を踏むことにより「糊付け開始指示」がだされると、演算部(36)は処理STP6を実行し、所定の時間遅延した後、モーター(34)を再起動させて、中断していた1枚目の壁紙Aの糊付けを続きから実行し、検尺パルス信号を計数し、パラメータtを、t←t+1として加算し、「実行糊付け長さL」を、L=t×Pの式により算出し、
表示部(32)の実行糊付け長さ表示欄(57)をカウントアップして表示する。
作業者は、演算部(36)がモーター(34)の再起動を遅延している間に、手回しハンドル(64)をしっかり持って、排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ排出される壁紙Aを、巻き取り芯棒(67)と巻き取り補助棒(68)に巻き取っていく作業を、排出される壁紙Aの速度に合わせて行う。
そして、演算部(36)は処理STP7を実行し、「実行糊付け長さL」が「第1設定糊付け長さQ」=250cmに到達したかどうかを判定し、到達すれば処理STP8を実行する。
処理STP8では、演算部(36)は、モーター(34)を停止させて、
実行糊付け長さ表示欄(57)に「実行糊付け長さL」=250cmを表示し、
設定糊付け長さ表示欄(56)に「第1設定糊付け長さQ」=250cmを表示し、
枚数表示欄(55)に、残り枚数という意味で枚数を1枚減算して、「設定糊付け枚数H」=1枚を表示し、1枚目の壁紙Aの糊付けが正常に完了したことを作業者に通知する。
更に、処理STP8で演算部(36)は、糊付け実績レコードを、
「糊付け番号N」=1、
「実行糊付け長さL」=250cm、
「実行糊付け枚数V」=1枚、
「使用したフィルムの長さK」=290cm、
などの項目で生成し、記憶部(35)に、現在時刻と共に記憶する。
そして、演算部(36)は、2枚目の糊付けを行うために処理STP2を実行し、作業者から「糊付け開始指示」が出されるまで待機する。
この間、作業者は、図8(a)に示す状態のように、壁紙Aをカッターガイド(13)の位置で切断して壁紙後尾Dを作って、壁紙後尾Dが、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に巻き付けられるまで巻き取り、フィルムEを第2テンションバー(66)の下方で切断する(図8(b)の状態)。ここまでの作業で、巻き取り装置(61)には、1枚目の糊付き壁紙AにフィルムEが貼り合わされた状態で巻き取られている。
続いて作業者は、1枚目の糊付き壁紙AとフィルムEが貼り合わさった状態で巻き取られたものを、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)から抜いて専用の運搬ケース等に入れてから、2枚目の壁紙Aの糊付けを行う。
作業者は2枚目で使用するフィルムEのフィルム先頭Gを巻き取り装置(61)の巻き取り補助棒(68)に引っかけて手回しハンドル(64)を約1回転させて、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けてフィルムEの準備をし、スタートスイッチ(52)を押して、「糊付け開始指示」を出すと、演算部(36)は処理STP3を実行して2枚目の糊付けを開始し、処理STP4、処理STP5、処理STP6、処理STP7、処理STP8を実行し、作業者は、作業者は手回しハンドル(64)を回して、壁紙Aを巻き取り芯棒(67)と巻き取り補助棒(68)に巻き取っていく作業を、排出される壁紙Aの速度に合わせていく作業を行うことにより2枚目の糊付けが完了する。
続いて、「使用したフィルムの長さK」を算出する方法を図9を用いて説明する。
図9は、壁紙AにフィルムEを貼り合わせて巻き取った1枚のものを広げた状態である。
演算部(36)は1枚の糊付き壁紙で「使用したフィルムの長さK」を、
「使用したフィルムの長さK」=「実行糊付け長さL」+「前余長J」+「後余長I」の式により算出する。
「前余長J」とは、図7(a)に示すように、フィルム先頭Gを第1テンションバー(65)と第2テンションバー(66)の間を通して、巻き取り装置(61)の巻き取り補助棒(68)に引っかけて、手回しハンドル(64)を約1回転させて、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に1回巻き付けたフィルムEの長さであり、本発明では「前余長J」=40cmを予め記憶部(35)に記憶している。
また、「後余長I」とは、図8(b)に示すように、壁紙後尾Dが、巻き取り補助棒(68)と巻き取り芯棒(67)に巻き付けられるまで手回しハンドル(64)回した後に、フィルムEを第2テンションバー(66)の下方で切断した際に、壁紙後尾Dの後ろに巻き込んだフィルムEの長さであり、「後余長I」=40cmを予め記憶部(35)に記憶している。
そして演算部(36)は、糊付き壁紙Aを1枚作る毎に、「糊付け番号N」をキー項目として、「実行糊付け長さL」、「実行糊付け枚数V」、「使用したフィルムの長さK」を記憶部(35)に記憶するとともに、「使用したフィルムの長さK」の累積長さを算出し、フィルムEの使用長さの合計とフィルム原反残量Fを算出して、フィルム残量表示欄(54)に表示する。
続いて、「巻き取り装置非装着時動作」を説明する。
図5の処理HTP1は、演算部(36)は、操作部(33)の数字スイッチ(45)などを有効にして糊付け実行に必要な情報の入力を待っている状態である。演算部(36)が待機している間に、作業者は、壁紙Aの先端部分を糊箱(4)に押しつけ、カッッターを用いて、カッターガイド(13)の位置で一直線に切断して、1枚目の壁紙Aの壁紙先頭Cを作る。
その後、作業者により、糊付け実行に必要な情報として、今から糊を付ける壁紙Aの全長と枚数が入力されると、演算部(36)は、今から糊を付ける壁紙の全長を「第1設定糊付け長さQ」、その長さの壁紙の枚数を「設定糊付け枚数H」として記憶部(35)に記憶する。「第1設定糊付け長さQ」=250cm、「設定糊付け枚数H」=2枚として以下説明する。
作業者により、スタートスイッチ(52)が押されて、「糊付け開始指示」がなされると、
演算部(36)は処理HTP2を実行し、モーター(34)を起動し、1枚目の糊付けを実行し、糊を塗布した壁紙Aを排出ガイド片(11)から糊箱(4)の前方へ排出し、
検尺パルス信号を1つ計数する毎に、「実行糊付け長さL」を算出し、表示部(32)の実行糊付け長さ欄(57)をカウントアップして表示する。
処理HTP3では、「実行糊付け長さL」が「第1設定糊付け長さQ」=250cmに到達したかどうかを判定し、到達すれば処理HTP4を実行する。
処理HTP4では、演算部(36)は、モーター(34)を停止させて1枚目の壁紙Aの糊付けを完了し、
枚数表示欄(55)に1枚を表示し、
設定糊付け長さ表示欄(56)に「第1設定糊付け長さQ」=250cmを表示し、
実行糊付け長さ表示欄(57)に「実行糊付け長さL」=250cmを表示し、
2枚目の糊付けを実行するために処理HTP1を実行し、「糊付け開始指示」を待つ。
作業者は、壁紙Aをカッターガイド(13)の位置で切断して壁紙後尾Dを作り、1枚目の壁紙Aの糊付けが完了する。
続いて、作業者は、演算部(36)が処理HTP1を実行している状態で、スタートスイッチ(52)を押して、「糊付け開始指示」を出すと、演算部(36)は処理HTP2を実行して2枚目の糊付けを開始し、処理HTP3、処理HTP4を実行して2枚目が完了する。
本発明の図5に示すフローチャトでは、(「巻き取り装置装着判定処理」処理STP1)を、「第1設定糊付け長さQ」の設定よりも前に実行する処理としているが、(「巻き取り装置装着判定処理」処理STP1)を処理STP3の中に入れて、「糊付け開始指示」が出された直後に判定し、「第2設定糊付け長さR」が0cmであれば、処理STP6にジャンプするようにしても同様の効果は得られる。
1 自動壁紙糊付機
2 脚
3 本体
4 糊箱
5 制御装置
6 原反受け
7 検尺ローラー
8 糊付けローラー
9 押さえローラー
10 ナラシローラー
11 排出ガイド片
12 送り出しローラー
13 カッターガイド

31 表示操作部
32 表示部
33 操作部
34 モーター
35 記憶部
36 演算部
37 モーター制御部
38 検尺手段
39 入出力制御部
40 フットスイッチ
41 通信コネクタ

45 数字スイッチ
46 セットスイッチ
47 リセットスイッチ
48 クリアスイッチ
49 情報スイッチ
50 カーソル移動スイッチ
51 送りスイッチ
52 スタートスイッチ
53 スピードスイッチ
54 フィルム残量表示欄
55 枚数表示欄
56 設定糊付け長さ表示欄
57 実行糊付け長さ表示欄
58 第2設定糊付け長さ表示欄

61 巻き取り装置
62 アーム
63 フィルム原反受け
64 手回しハンドル
65 第1テンションバー
66 第2テンションバー
67 巻き取り芯棒
68 巻き取り補助棒

A 壁紙
B 壁紙原反
C 壁紙先頭
D 壁紙後尾
E フィルム
F フィルム原反
G フィルム先頭
H フィルム後尾

Claims (4)

  1. 予め定められた処理を実行する演算部と、
    糊を塗布した壁紙の長さを算出するための検尺手段と、
    作動条件の入力および作動状態の出力を行う表示操作部と、
    作動条件や糊付け実行実績などを記憶する記憶部を備え、
    所定の長さの壁紙に糊付けを行う自動壁紙糊付機であって、
    糊を塗布した壁紙にフィルムを貼り合わせるための巻き取り装置が装着されている場合に実行する巻き取り装置装着時の糊付け実行処理と、
    巻き取り装置が装着されていない場合に実行する巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理と、いずれの糊付け実行処理を実行するかを決定する糊付け実行方法決定処理を有し、
    糊を塗布する壁紙の全長を設定するための第1設定糊付け長さと、
    糊付け実行を中断させるための第2設定糊付け長さを設け、
    前記巻き取り装置装着時の糊付け実行処理においては、
    糊付け開始指示により糊付けを開始し、
    前記検尺手段の信号から実行糊付け長さを算出し、
    前記実行糊付け長さが前記第2設定糊付け長さに到達した時点で糊付け実行を中断し、
    再度糊付け開始指示がなされた時点から糊付けを再開し、
    前記実行糊付け長さが前記第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了し、
    前記巻き取り装置非装着時の糊付け実行処理においては、
    糊付け開始指示により糊付けを開始し、
    前記検尺手段の信号から前記実行糊付け長さを算出し、
    前記実行糊付け長さが前記第1設定糊付け長さに達した時点で糊付け実行を完了することを特徴とする自動壁紙糊付機。
  2. 前記第2設定糊付け長さは、糊を塗布した壁紙の先頭が前記巻き取り装置に到達するまでの長さであることを特徴とする前記請求項1記載の自動壁紙糊付機。
  3. 糊を塗布した壁紙の前記実行糊付け長さに、
    糊付け実行前に前記巻き取り装置に巻き付けたフィルムの前余長と、
    糊付け実行後に前記巻き取り装置に巻き付けたフィルムの後余長を加算することにより、
    壁紙に貼り合わせたフィルムの長さを算出することを特徴とする前記請求項2記載の自動壁紙糊付機。
  4. 糊付け実行の中断中に「糊付け開始指示」がなされた場合に、所定の時間遅延してから
    糊付けを再開することを特徴とする前記請求項2、または前記請求項3記載の自動壁紙糊付機。
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