JP2020153487A - 管継手及び配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径又は内径の金属管とを接続可能な管継手及び配管構造を提供する。【解決手段】管継手30は、樹脂管10が溶融接続される溶融接続部40を有する樹脂継手部31と、金属管20がネジ嵌合により接続されるネジ部47を有し、樹脂継手部31に接続された金属継手部32と、を備え、ネジ部47の内径は、溶融接続部40の内径よりも小さい。【選択図】図3

Description

本発明は、管継手及び配管構造に関する。
従来、樹脂管と金属管とを接続するために、例えば特許文献1に記載された管継手が知られている。
特許文献1に開示された管継手は、樹脂管が溶融接続される溶融接続部を有する樹脂継手部と、金属管がネジ嵌合により接続される金属継手部と、を備えている。
このように構成された管継手は、樹脂管及び金属管とともに配管構造を構成し、例えば特許文献2に記載のように、温水ボイラ、冷凍機等に接続され、冷温水を輸送するのに用いられる。
特開2000−291854号公報 特開2016−217426号公報
しかしながら、特許文献1に開示された管継手では、樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径の金属管、又はこの樹脂管の外径よりも小さい内径の金属管とを接続することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径又は内径の金属管とを接続可能な管継手及び配管構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の管継手は、樹脂管が溶融接続される溶融接続部を有する樹脂継手部と、金属管がネジ嵌合により接続されるネジ部を有し、前記樹脂継手部に接続された金属継手部と、を備え、前記ネジ部の内径は、前記溶融接続部の内径よりも小さいことを特徴としている。
ここで言う金属管とは、金属製のネジ部が形成された配管のことを意味し、金属管のうちネジ部に接続される配管は、樹脂製、金属製等、特に限定されない。
この発明によれば、金属継手部のネジ部の内径は溶融接続部の内径よりも小さいため、樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径又は内径の金属管とを接続することができる。
また、上記の管継手において、前記金属継手部は、外形が円柱状のクランプ部と、平坦外面を有し、外接円の径が前記クランプ部の外径に一致し、前記クランプ部に連なるように配置された係合部と、を有してもよい。
この発明によれば、係合部に形成された平坦外面、及び金属管にそれぞれパイプレンチ等を係合させて、金属継手部のネジ部と金属管とを容易にネジ嵌合させることができる。
一方で、樹脂管と溶融接続部とを溶融接続する際に、一般的に、一対の円環状の把持部が連結されたクランプ等の工具を用いて、樹脂管と管継手とを互いに位置決めした状態で溶融接続の作業を行う。クランプ部の外径と、クランプ部に連なる係合部の外接円の外径とが互いに同一であるため、クランプ部及び係合部に、一対の把持部のうちの一方を取付けることができる。一方の把持部の取付けにクランプ部及び係合部の両方を用いることができるため、一方の把持部の取付けにクランプ部のみを用いる場合に比べて、クランプ部の幅を狭くすることができ、管継手の長さを短くすることできる。そして一対の把持部のうちの他方を樹脂管に取付けて、クランプを用いることができる。
また、上記の管継手において、前記溶融接続部と前記ネジ部との間に、前記溶融接続部の内径及び前記ネジ部の内径よりも内径が小さい縮径部が形成されていてもよい。
また、上記の管継手において、前記縮径部は前記金属継手部に形成されていてもよい。
この発明によれば、金型内に金属継手部を配置した状態で樹脂継手部をインサート成形により形成する場合に、縮径部を金型に接触させて、成形時に金型に対して金属継手部がガタついたり、樹脂が縮径部を通して流れたりするのを規制することができる。
また、本発明の配管構造は、樹脂管と金属管とが管継手を介して接続された配管構造であって、前記樹脂管と前記金属管との間には、前記管継手と前記金属管とを接続するネジ嵌合部が1つのみ設けられ、前記ネジ嵌合部は、前記管継手が備える金属継手部のネジ部と、前記金属管が有し、前記ネジ部に嵌め合う管ネジ部と、を有し、前記ネジ部の内径は、前記管継手が備える樹脂継手部において、前記樹脂管が溶融接続される溶融接続部の内径よりも小さいことを特徴としている。
この発明によれば、樹脂管と金属管との間にネジ嵌合部が1つのみ設けられているため、樹脂管と金属管とを、ネジの径を変化させるためのブッシングや変換ニップル、異形ソケット等の別部材を用いることなく、本発明の管継手のみを介して接続することができる。そして、金属継手部のネジ部の内径は溶融接続部の内径よりも小さいため、樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径又は内径の金属管とを接続することができる。
本発明の管継手及び配管構造によれば、樹脂管と、この樹脂管の外径よりも小さい外径又は内径の金属管とを接続することができる。
本発明の一実施形態の配管構造の平面図である。 同配管構造の管継手の正面図である。 同配管構造の縦断面図である。 同管継手の製造方法を説明する断面図である。 同管継手を樹脂管に接続する工程を説明する縦断面図である。 図5中の切断線A1−A1の断面図である。 図3中の切断線A2−A2の断面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例の管継手の平面図である。 同管継手の縦断面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例の管継手の平面図である。 本発明の一実施形態の第3変形例の管継手の縦断面図である。 本発明の一実施形態の第4変形例の管継手の一部を破断した側面図である。 本発明の一実施形態の第5変形例の管継手の縦断面図である。 本発明の一実施形態の第6変形例の管継手における一部を破断した側面図である。 本発明の一実施形態の第7変形例の管継手における一部を破断した側面図である。
以下、本発明に係る配管構造の一実施形態を、図1から図15を参照しながら説明する。
図1から図3に示すように、本実施形態の配管構造1は、樹脂管10と、金属管20と、樹脂管10と金属管20とを接続する本実施形態の管継手30と、を備えている。すなわち、配管構造1では、樹脂管10と金属管20とが管継手30を介して接続されている。なお、図3中には、後述するパイプレンチ120,121を示している。
樹脂管10は、ポリブテン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、架橋ポリエチレン樹脂、架橋ポリブテン樹脂等で形成されている。
例えば、図3に示すように、金属管20は、円筒状の口金21と、多層管22と、を備えている。なお、管継手30と接続されるものは金属管20に限るものではなく、金属製のネジ部を備えた圧力計や流量計、温度計等の計器類でもよい。
口金21の第1端部の外周面には、管雄ネジ部(管ネジ部)24が形成されている。口金21における第1端部とは反対側の第2端部は、多層管22との接続部25になっている。口金21における管雄ネジ部24と接続部25との間には、パイプレンチ等を係合させるための管係合部26が形成されている。
多層管22は、図示はしないが、管状に形成されたポリエチレン樹脂層、アルミニウム層等を、径方向に積層して形成されている。多層管22の端部は、口金21の接続部25に外嵌されている。
なお、金属管20の構成はこれに限定されない。
図1から図3に示すように、管継手30は、樹脂継手部31と、金属継手部32と、を備えている。樹脂継手部31及び金属継手部32は、それぞれ円筒状に形成されている。樹脂継手部31及び金属継手部32は、互いに共通の軸線上に、この軸線に沿う方向に位置をずらして配置された状態で互いに接続されている。以下では、この共通の軸線を、軸線Oと言う。軸線Oに直交する方向を径方向と言い、軸線O回りに周回する方向を周方向という。樹脂継手部31に対する金属継手部32側を先端側と言い、金属継手部32に対する樹脂継手部31側を基端側と言う。
樹脂継手部31は、継手本体35と、係止部36と、加熱線37と、端子ピン38と、を備えている。
継手本体35は、円筒状に形成されている。継手本体35は、軸線O上に配置されている。継手本体35における係止部36よりも基端側の部分の内径(後述するクランプ部50の内径)、及び樹脂管10の外径は、互いに同等である。
係止部36は、環状に形成され、継手本体35の内周面における軸線O方向の中間部に配置されている。係止部36は、軸線O上に配置されている。継手本体35及び係止部36は、樹脂管10と同一の材料で一体に形成されている。
加熱線37は、例えばニクロム線で形成されている。加熱線37は、ニクロム線をコイル状に形成して構成され、継手本体35の内周面における係止部36よりも基端側の部分に配置されている。
樹脂継手部31は、端子ピン38を一対備えている。一対の端子ピン38、継手本体35における係止部36よりも基端側の部分、及び加熱線37で、樹脂管10が溶融接続される溶融接続部40を構成する。
一対の端子ピン38は、継手本体35の外周面における係止部36よりも基端側の部分に配置されている。一対の端子ピン38は、軸線O方向に互いに間隔を空けて配置されている。一対の端子ピン38には、加熱線37の両端部がそれぞれ電気的に接続されている。各端子ピン38は、継手本体35の外周面に設けられた、筒状のピン取付け部39により囲われている。
継手本体35の内周面における係止部36よりも先端側の部分には、係合溝41が形成されている。
金属継手部32は、連結部44と、縮径部45と、雌ネジ部(ネジ部)47と、を備えている。連結部44、縮径部45、雌ネジ部47は、基端側から先端側に向かってこの順で配置されている。なお、雌ネジ部47、及び金属管20の管雄ネジ部24で、ネジ嵌合部48を構成する。樹脂管10と金属管20との間には、管継手30と金属管20とを接続するネジ嵌合部48が1つのみ設けられている。
連結部44、縮径部45、及び雌ネジ部47は、それぞれ円筒状に形成されている。連結部44、縮径部45、及び雌ネジ部47の外径は、互いに同等である。連結部44、縮径部45、及び雌ネジ部47は、軸線O上に配置されている。
連結部44の外周面には、樹脂継手部31の係合溝41に嵌め合う突起49が形成されている。連結部44の外径、内径は、軸線O方向の位置によらず略一定である。連結部44は、継手本体35の先端部の径方向の内側に配置されている。連結部44が樹脂継手部31の内側に配置された状態で、突起49が係合溝41に嵌め合うことで、樹脂継手部31と金属継手部32とが接続されている。
互いに接続された樹脂継手部31の内部空間と、金属継手部32の内部空間とは、連通している。
縮径部45の外径は、軸線O方向の位置によらず略一定である。縮径部45の基端部は、先端側に向かうに従い漸次、内径が小さくなる。縮径部45の先端部の内周面(接触内面)45aの内径は、軸線O方向の位置によらず略一定である。縮径部45の内径は、溶融接続部40の内径及び雌ネジ部47の内径よりも小さい。
縮径部45の基端の内径は、連結部44の内径と同等である。縮径部45は、樹脂継手部31の溶融接続部40と金属継手部32の雌ネジ部47との間に配置されている。
縮径部45の基端部の外周面は、外形が円柱状のクランプ部50である。すなわち、軸線O方向に見たときに、縮径部45の外周面は円形状を呈している。クランプ部50の外径、及び樹脂管10の外径は、互いに同等である。
雌ネジ部47の内径は、縮径部45の内径よりも大きい。雌ネジ部47の内周面には、雌ネジ47aが形成されている。雌ネジ47aには、金属管20の管雄ネジ部24が嵌め合う。雌ネジ部47は、ネジ嵌合により金属管20に接続されている。雌ネジ部47の内径(呼び径)は、溶融接続部40の内径(呼び径)よりも小さい。
溶融接続部40から雌ネジ部47に向かう向きが、先端側である。
縮径部45の先端部の外周面、及び雌ネジ部47の外周面は、係合部51になっている。係合部51及びクランプ部50は、金属継手部32に形成されている。係合部51は、クランプ部50の先端側に連なるように配置されている。すなわち、クランプ部50及び係合部51は、それぞれ軸線O上に、軸線O方向に位置をずらして配置されている。クランプ部50及び係合部51は、雌ネジ部47と同軸に形成されている
係合部51には、第1平坦外面(平坦外面)51a、第2平坦外面(平坦外面)51b、及び第3平坦外面(平坦外面)51cが、それぞれ一対形成されている。なお、係合部51には、1つの第1平坦外面51aのみが形成されていてもよい。
平坦外面51a,51b,51cは、係合部51における径方向の外側を向く外面である。第1平坦外面51a、第2平坦外面51b、第3平坦外面51cは、軸線O回りに等角度ごとに配置されている。第1平坦外面51aと第2平坦外面51bとの間における係合部51の外周面である接続外面51dは、径方向の外側に向かって凸となるように湾曲した曲面状である。接続外面51dは、第2平坦外面51bと第3平坦外面51cとの間、第3平坦外面51cと第1平坦外面51aとの間にも、それぞれ形成されている。係合部51の外接円は、平坦外面51a,51b,51cの周方向の端を通るとともに、接続外面51dに接触している。
一対の第1平坦外面51aは、互いに平行である。同様に、一対の第2平坦外面51bは互いに平行であり、一対の第3平坦外面51cは互いに平行である。係合部51の外接円の径は、クランプ部50の外径に一致する。係合部51は、軸線O方向に見たときに、いわゆる角丸六角形状である(図2参照)。
なお、係合部を軸線O方向から見たときの形状としては、係合部の外接円がクランプ部50と同径であれば、係合部に形成される平坦外面は何面でもよい。この形状は、平坦外面が4つの角丸四角形状や、平坦外面が3つの角丸三角形状でもよく、あらゆる多角形を採用することができる。ただし、パイプレンチの係合しやすさの点で、係合部に形成される平坦外面が8つ以下であることが好ましい。
さらに、平坦外面は係合部に等角度ごとに形成されなくともよく、パイプレンチ以外の工具(フックレンチ等)が係合する、穴等の平坦外面以外の形状(工具係合部)を有していてもよく、係合部の外接円がクランプ部50を超えない大きさであれば、工具が係合するための凹凸を有していてもよい。
金属継手部32は、例えば砲金で形成されたブロックから削り出して形成される。雌ネジ部47と縮径部45との距離が短いほど、金属継手部32を軽量化することができる。雌ネジ部47と縮径部45との距離が長いほど、金属継手部32を削り出して製造する場合の削り出し量が多くなり、金属継手部32の製造に要する時間が長くなる。
次に、以上のように構成された管継手30の製造方法について説明する。
図4に示すように、管継手30のインサート成形による製造に用いられる金型100は、第1コア101及び第2コア102と、キャビティ(不図示)と、を備えている。
第1コア101は、第1軸部104と、第1軸部104の端部に固定された第1係止部105と、を備えている。第1軸部104は、溶融接続部40及び係止部36の内部空間に対応した形状に形成されている。第1係止部105は、樹脂継手部31の溶融接続部40の基端部に溶融接続部40の基端側から係止するように形成されている。
第2コア102は、第2軸部106と、第2軸部106の端部に固定された第2係止部107と、を備えている。
第2軸部106は、大径部106aと、大径部106aよりも先端側に配置された小径部106bと、を備えている。大径部106a及び小径部106bは、それぞれ円柱状に形成され、互いに同軸に配置されている。
大径部106aの径、及び連結部44の内径は、互いに同程度てある。小径部106bの径、及び縮径部45の内周面45aの内径は、互いに同程度てある。第2軸部106の軸線O方向の長さ、及び金属継手部32の軸線O方向の長さは、互いに同等である。大径部106aの外周面は、連結部44の内周面に接触するように形成されている。大径部106aの基端は、第1コア101の第1軸部104の先端に先端側から接触する。小径部106bの外周面は、縮径部45の内周面45aに接触するように形成されている。
第2係止部107は、金属継手部32の雌ネジ部47の先端部に雌ネジ部47の先端側から係止するように形成されている。
第1コア101及び第2コア102と、キャビティと、の間に形成される空間Sに金属継手部32及び加熱線37を配置して、インサート成形により継手本体35、係止部36、及びピン取付け部39を形成する。この際に、縮径部45が第2コア102の第2軸部106に接触しているため、金型100に対して金属継手部42がガタついたり、樹脂が縮径部45を通して軸線O方向に流れたりするのが規制される。
継手本体35、係止部36、及び金属継手部32から金型100のキャビティ、第1コア101、及び第2コア102を取外す。継手本体35に端子ピン38を取り付けて、管継手30が製造される。
次に、以上のように構成された管継手30に樹脂管10及び金属管20を接続する手順について説明する。
管継手30に樹脂管10を接続するには、図5及び図6に示すように、例えばクランプ110を用いる。クランプ110は、公知の構成のものである。
例えばクランプ110は、環状に形成された一対の把持部111と、一対の把持部111同士を連結する連結部112と、を備えている。一対の把持部111は、軸線O方向に互いに間隔を空けて配置されている。一対の把持部111の内径は、互いに同等である。
図6に示すように、把持部111は、軸線O方向に見てC字形に形成された一対の把持片114,115と、把持片114,115の第1端部同士を回転可能に連結する連結軸116と、把持片114の第2端部に回転可能に連結された係止部材117と、を備えている。
把持片115の第2端部における軸線O方向の中間部には、切欠き115aが形成されている。把持片114,115は、把持片114の凹部と把持片115の凹部とが対向するように配置されている。把持片114,115は、全体として環状に形成されている。
係止部材117が把持片115における切欠き115aの周縁部に係止すると、把持片114の第2端部と把持片115の第2端部とが離間できなくなる。一方で、係止部材117が把持片114の第2端部回りに回転して、把持片115における切欠き115aの周縁部から係止部材117が外れると、把持片114の第2端部と把持片115の第2端部とが離間できる。
クランプ110の一方の把持部111において、互いに離間させた把持片114,115の間に管継手30のクランプ部50及び係合部51を配置する。把持片114に対して把持片115を連結軸116回りに回転させ、把持片114の第2端部に把持片115の第2端部を接触させる。このとき、把持片114,115の凹部の内周面が、クランプ部50の外周面、及び係合部51の接続外面51dに接触する。
把持片115における切欠き115aの周縁部に係止部材117を係止させると、把持部111が管継手30のクランプ部50及び係合部51の両方に取付けられる。
一般的に、クランプの把持部をクランプ部のみに取付ける場合には、クランプ部の幅(軸線方向の長さ)は20mm以上必要である。本実施形態では、クランプ110の把持部111を管継手30のクランプ部50及び係合部51の両方に取付けることで、クランプ部50及び係合部51の全体としての幅が20mm以上あればよいことになる。
樹脂管10の端部の外周面を図示しないスクレーパで削り、樹脂管10のこの端部を、管継手30の溶融接続部40の内に挿入する。このとき、樹脂管10の端部を管継手30の係止部36に軸線O方向に係止させる。
クランプ110の他方の把持部111についても同様に、樹脂管10に取付ける。以上の工程を行うことで、管継手30に対する樹脂管10の位置が保持される。一対の端子ピン38に図示しない電流供給装置を接続し、加熱線37に所定の電流を流す。溶融接続部40の内周面と、溶融接続部40中の樹脂管10の外周面とが溶け、互いが融着・接合する。
以上の工程により、管継手30に樹脂管10が接続される。
管継手30に金属管20を接続するには、図3及び図7に示すように、例えば、パイプレンチ120を管継手30の係合部51の一対の第1平坦外面51aに係合させるとともに、パイプレンチ121を金属管20の管係合部26に係合させる。なお、係合部51の幅は、5mm〜30mm程度であることが好ましい。
管継手30の雌ネジ部47の雌ネジ47aに金属管20の管雄ネジ部24を、雌ネジ47aの先端側から接触させる。パイプレンチ120に対してパイプレンチ121を軸線O回りの所定の向きに回転させ、雌ネジ47aに管雄ネジ部24を嵌め合わせる。
以上の工程により、管継手30に金属管20が接続される。
このよう構成された配管構造1は、例えば内部に冷水や温水等の流体を流して用いられる。
以上説明したように、本実施形態の管継手30によれば、金属継手部32の雌ネジ部47の内径は溶融接続部40の内径よりも小さいため、樹脂管10と、この樹脂管10の外径よりも小さい外径の金属管20とを、ネジの径を変化させるためのブッシングを用いることなく接続することができる。これにより、施工時に必要な部材が減り、施工時に必要な材料費を安くすることができる。
金属継手部32は、クランプ部50及び係合部51を備えている。係合部51に形成された一対の第1平坦外面51a、及び金属管20にそれぞれパイプレンチ120,121を係合させて、金属継手部32に形成された雌ネジ部47と金属管20の管雄ネジ部24とを容易にネジ嵌合させることができる。
クランプ部50の外径と、クランプ部50に連なる係合部51の外接円の外径とが互いに同一であるため、クランプ部50及び係合部51に、クランプ110の一方の把持部111を取付けることができる。把持部111の取付けにクランプ部50及び係合部51の両方を用いることができるため、把持部111の取付けにクランプ部のみを用いる場合に比べて、クランプ部50の幅を狭くすることができ、管継手30の軸線O方向の長さを短くすることできる。そして他方の把持部111を樹脂管10に取付けて、クランプ110を用いることができる。
縮径部45は、金属継手部32に形成されている。これにより、金型100内に金属継手部32を配置した状態で樹脂継手部31をインサート成形により形成する場合に、縮径部45を金型100の第2軸部106に接触させて、成形時に金型100に対して金属継手部32がガタついたり、樹脂が縮径部45を通して流れたりするのを規制することができる。
また、本実施形態の配管構造1によれば、樹脂管10と金属管20との間にネジ嵌合部48が1つのみ設けられているため、樹脂管10と金属管20とを、ブッシングを用いることなく管継手30を介して接続することができる。そして、金属継手部32の雌ネジ部47の内径は溶融接続部40の内径よりも小さいため、樹脂管10と、この樹脂管10の外径よりも小さい外径の金属管20とを接続することができる。
樹脂管10と金属管20との接続に必要なネジ嵌合部48の数が1つに減り、施工リスクが減るとともに、施工時の手間を削減することができる。
なお、図4に示すように、金属継手部32の雌ネジ部47の内径よりも大きい内径の雌ネジ部47Aを備える金属継手部を、金属継手部32Aとする。金属継手部32Aの縮径部の内径は、管継手30の縮径部45の内径よりも大きいとする。金属継手部32Aを用いてインサート成形により、金属継手部32Aに樹脂継手部31が接続された管継手30Aを製造すると、金型100の第1コア101及びキャビティを共通に金型として用いて、管継手30Aを製造することができる。この場合、管継手30Aの製造に用いられる第2コアの第2軸部として、金属継手部32Aの縮径部の内径と同等の径を有するものを用いる。
このように、金属継手部の雌ネジ部の内径を変化させ、樹脂継手部31は共通にして管継手を製造することで、様々な内径の雌ネジ部を備える管継手を、金型100の一部を共用して製造することができる。
本実施形態の管継手30は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図8及び図9に示す第1変形例の管継手60のように、金属継手部61が雄ネジ部(ネジ部)62を備えてもよい。雄ネジ部62の外周面には、雄ネジ62aが形成されている。雄ネジ部62の外径(呼び径)は、溶融接続部40の内径(呼び径)よりも小さい。
この第1変形例では、縮径部45の基端側の外周面にクランプ部50が形成され、縮径部45の先端側の外周面に係合部51が形成されている。
このように構成された第1変形例の管継手60においては、金属継手部61の雄ネジ部62の外径は溶融接続部40の内径よりも小さいため、樹脂管10と、この樹脂管10の外径よりも小さい内径の金属管とを接続することができる。
なお、この第1変形例の管継手60において、溶融接続部40と雄ネジ部62との間に、溶融接続部40の内径及び雄ネジ部62の内径よりも内径が小さい縮径部が形成されていてもよい。
また、この第1変形例の管継手60を用いて、配管構造を構成してもよい。この場合、金属管は、雄ネジ部62に嵌め合う管雌ネジ部(管ネジ部)を備える。雄ネジ部62及び管雌ネジ部で、ネジ嵌合部が構成される。この場合においても、樹脂管10と金属管との間には、管継手60と金属管とを接続するネジ嵌合部が1つのみ設けられる。
このように構成された第1変形例の配管構造では、樹脂管10と金属管との間にネジ嵌合部が1つのみ設けられているため、樹脂管10と金属管とを、ブッシングを用いることなく管継手60を介して接続することができる。そして、金属継手部61の雄ネジ部62の外径は溶融接続部40の内径よりも小さいため、樹脂管10と、この樹脂管10の外径よりも小さい内径の金属管とを接続することができる。
図10に示す第2変形例の管継手65のように、本実施形態の管継手30の各構成に対して、クランプ部50を備えなくてもよい。この管継手65では、係合部51の軸線O方向の長さは、本実施形態の管継手30のクランプ部50及び係合部51の全体としての軸線O方向の長さ程度である。
この第2変形例の管継手65のように構成しても、管継手65の係合部51にクランプ110の把持部111を取付けるとともにパイプレンチ120を係合させることができるため、管継手65に樹脂管10及び金属管20を容易に接続することができる。
図11に示す第3変形例の管継手70のように、金属継手部71のクランプ部50の外径が、樹脂継手部31の継手本体35の外径、及び係合部51の外接円の径よりもそれぞれ小さく、クランプ部50がくびれ形状のようになっていてもよい。
図12に示す第4変形例の管継手75のように、クランプ部50に代えて、把持部76を備えてもよい。管継手75では、継手本体35の基端部に、把持部76が配置されている。把持部76は、クランプ110の把持部111と同様に構成されていて、継手本体35内に挿入された樹脂管10の継手本体35に対する位置を保持することができる。
管継手75では、前記クランプ110を用いずに、把持部76により継手本体35に対する樹脂管10の位置を保持した状態で、継手本体35に樹脂管10を融着・接合する。
図13に示す第5変形例の管継手80のように、縮径部82が樹脂継手部81に形成されていてもよい。この管継手80では、縮径部82が、樹脂管10に係止する係止部を兼ねている。
図14に示す第6変形例の管継手150は、樹脂継手部151と、金属継手部32と、を備えている。
樹脂継手部151は、本体大径部154と、本体大径部154よりも先端側に配置された本体小径部155と、を備えている。本体大径部154及び本体小径部155は、それぞれ円筒状に形成され、互いに同軸に配置されている。本体小径部155の外径、内径は、本体大径部154の外径、内径よりもそれぞれ小さい。本体小径部155の外径、及び樹脂管10の外径は、互いに同程度である。
加熱線37は、本体大径部154の内周面に配置されている。一対の端子ピン38は、本体大径部154の外周面に配置されている。この第6変形例の管継手150では、本体小径部155における基端側の部分の外周面が、外形が円柱状のクランプ部155aである。クランプ部155aの外径、及び樹脂管10の外径は、互いに同等である。
金属継手部32の連結部44は、樹脂継手部151の本体小径部155における先端側の部分の径方向の外側に配置されている。すなわち、連結部44は、本体小径部155における先端側の部分に外嵌されている。
連結部44における基端側の部分の内周面には、連結部44の全周にわたって溝(符号省略)が形成されている。この溝に、ゴム製のパッキン等の封止部材157が配置されている。封止部材157は、連結部44と本体小径部155との間を水密に封止している。
本体小径部155と連結部44とは、封止部材157よりも先端側の部分で、凹凸嵌合により接続されている。
この第6変形例の管継手150では、連結部44、縮径部45、及び雌ネジ部47の外周面は、全て係合部51になっている。
図15に示す第7変形例の管継手160は、第6変形例の管継手150の金属継手部32に代えて金属継手部161を備えている。
金属継手部161の連結部44は、樹脂継手部151の本体小径部155のほぼ全長にわたって径方向の外側に配置されている。この変形例では、本体小径部155にクランプ部155aは形成されていない。
金属継手部161では、第6変形例の金属継手部32において、縮径部45の外周面、及び雌ネジ部47の基端側の部分の外周面が、外形が円柱状のクランプ部162となっている。クランプ部162の外径、及び樹脂管10の外径は、互いに同等である。
雌ネジ部47の先端側の部分の外周面が、係合部51になっている。
さらに、本実施形態および各変形例において樹脂継手部及び金属継手部の軸線は共通し、直線状の軸線Oとされていたが、樹脂継手部及び金属継手部は、互いの軸線が交差する様に設けてもよい。この場合、樹脂継手部及び金属継手部の全体形状が屈曲した形状、所謂エルボとなる。樹脂継手部及び金属継手部の軸線が交差する箇所、すなわち屈曲箇所は樹脂継手部、金属継手部のいずれに設けてもよい。例えば、樹脂継手部であれば溶融接続部40と係合溝41の間、金属継手部であれば連結部44とネジ部の間に屈曲部を設けることができる。樹脂継手部及び金属継手部の軸線が成す角度としては、90°から135°等とすることができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
1 配管構造
10 樹脂管
20 金属管
24 管雄ネジ部(管ネジ部)
30,30A,60,65,70,75,80,150,160 管継手
31,81,151 樹脂継手部
32,32A,61,71,161 金属継手部
40 溶融接続部
45,82 縮径部
47,47A 雌ネジ部(ネジ部)
50,155a,162 クランプ部
51 係合部
51a 第1平坦外面(平坦外面)
51b 第2平坦外面(平坦外面)
51c 第3平坦外面(平坦外面)
62 雄ネジ部(ネジ部)

Claims (5)

  1. 樹脂管が溶融接続される溶融接続部を有する樹脂継手部と、
    金属管がネジ嵌合により接続されるネジ部を有し、前記樹脂継手部に接続された金属継手部と、
    を備え、
    前記ネジ部の内径は、前記溶融接続部の内径よりも小さい管継手。
  2. 前記金属継手部は、
    外形が円柱状のクランプ部と、
    平坦外面を有し、外接円の径が前記クランプ部の外径に一致し、前記クランプ部に連なるように配置された係合部と、
    を有する請求項1に記載の管継手。
  3. 前記溶融接続部と前記ネジ部との間に、前記溶融接続部の内径及び前記ネジ部の内径よりも内径が小さい縮径部が形成されている請求項1又は2に記載の管継手。
  4. 前記縮径部は、前記金属継手部に形成されている請求項3に記載の管継手。
  5. 樹脂管と金属管とが管継手を介して接続された配管構造であって、
    前記樹脂管と前記金属管との間には、前記管継手と前記金属管とを接続するネジ嵌合部が1つのみ設けられ、
    前記ネジ嵌合部は、
    前記管継手が備える金属継手部のネジ部と、
    前記金属管が有し、前記ネジ部に嵌め合う管ネジ部と、
    を有し、
    前記ネジ部の内径は、前記管継手が備える樹脂継手部において、前記樹脂管が溶融接続される溶融接続部の内径よりも小さい配管構造。
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