JP2020152468A - カッター部材、及びテープディスペンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性を高めることができるカッター部材、及びテープディスペンサを提供する。【解決手段】カッター部材は、テープロールから巻き出されたテープを切断するカッター部材であって、巻き出されたテープの幅方向に対応する第1の方向に延びる波形パターンの形状を有する切断部を備え、切断部の波形パターンは、曲線を含んで描かれる山部と谷部とが第1の方向に並ぶことによって形成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、テープロールから引き出されたテープを切断するカッター部材、及びテープディスペンサに関する。
テープロールから引き出されたテープを切断するカッター部材として、特許文献1に記載されたものが知られている。このカッター部材は、鋼板に対して凸凹形状を形成することによって構成されている。この凸凹形状は、テープの幅方向に対応する方向に並べられている。
ここで、テープを切断するカッター部材として、使用者にとって更に安全性の高いものが求められていた。すなわち、使用者がカッター部材の切断部に触れた場合であっても、当該使用者に対するダメージを抑制できるカッター部材が求められていた。
本発明は、安全性を高めることができるカッター部材、及びテープディスペンサを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るカッター部材は、テープロールから巻き出されたテープを切断するカッター部材であって、巻き出されたテープの幅方向に対応する第1の方向に延びる波形パターンの形状を有する切断部を備え、切断部の波形パターンは、曲線を含んで描かれる山部と谷部とが第1の方向に並ぶことによって形成されている。
本発明の一形態によれば、安全性を高めることができるカッター部材、及びテープディスペンサを提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るカッター部材を備えるテープディスペンサを示す側面図である。図1に示すように、テープディスペンサ100は、カッター部材1と、テープホルダ101と、を備える。テープディスペンサ100は、テープホルダ101で回転可能に支持されたテープロール50から引き出されたテープ51をカッター部材1で切断するための器具である。
テープホルダ101は、テープロール50を回転可能に保持するための台座である。テープホルダ101は、テープロール50を回転可能に保持するテープロール保持部102と、カッター部材1でテープ51を切り取るテープ切断部103と、を備える。
テープロール保持部102は、互いに離間した一対の壁部の間にテープロール50を配置させる。テープロール保持部102は、テープロール50に挿入されたディスク104の軸部を回転可能に支持する。これにより、テープロール50は、テープ51を引き出すことで、ディスク104と共にテープロール保持部102に対して回転する。
テープ切断部103は、テープ51を引き出す方向へ向かってテープロール保持部102から離間した位置に配置される。テープ切断部103は、上方へ向かって立ち上がるように設けられる。テープ切断部103の上端部には、カッター部材1が固定されている。これにより、テープロール50から引き出されたテープ51は、カッター部材1に押し付けられることで、切断される。切断後、引き出されたテープ51の先端部は、カッター部材1に貼り付けられた状態で保持される。
次に、カッター部材1の構成について説明する。ここで、カッター部材1の構成を説明するために、XYZ座標系を用いて説明する。XYZ座標系は、テープディスペンサ100にカッター部材1が組み付けられたときの状態を基準として設定される。Z軸方向は、上下方向に対応する方向である。上側がZ軸方向の正側に設定される。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であって、テープロール50から引き出されたテープ51の幅方向、すなわちテープロール50の幅方向に対応する方向である。X軸方向は、X軸方向の一方側が正側に設定される。Y軸方向は、Z軸方向及びX軸方向と直交する方向であり、テープロール50からテープ51を引き出す方向である。引き出した時のテープ51の先端側がY軸方向の正側に設定される。つまり、テープ51は、Y軸方向の負側から正側へ向かって引き出されることになる。
図2は、カッター部材1を上側から見た斜視図である。図3は、カッター部材1を下側から見た斜視図である。図4は、カッター部材1をX軸方向の負側から見た図である。図5は、カッター部材1をY軸方向の正側から見た図である。図6は、カッター部材1を上方から見た図である。
図2〜図6に示すように、カッター部材1は、テープ51を切断する切断部2と、切断後のテープ51の先端部を貼り付けておくベース部3と、テープホルダ101に組み付けたときに当該テープホルダ101に固定される固定片4と、切断部2とベース部3とを連結する連結部6と、を備える。カッター部材1は、Y軸方向の負側から正側へ向かって、ベース部3、連結部6、及び切断部2の順で並ぶように各部位を有する。固定片4は、ベース部3の下側に設けられる。なお、カッター部材1は、X軸方向の両端側に側端面1a,1bを有する。側端面1aはX軸方向の正側に配置され、側端面1bはX軸方向の負側に配置される。なお、切断部2、ベース部3、固定片4及び連結部6のX軸方向の両端側の側端面が互いに同一平面をなしていることで、側端面1a,1bを形成している。すなわち、各部位は、X軸方向において側端面1a,1bの位置まで延びるように構成されている。また、カッター部材1は、下端側でXY平面と平行に広がる下面1cを有している。なお、切断部2、ベース部3、及び連結部6の下面が互いに同一平面をなしていることで、下面1cを形成している。すなわち、各部位は、Z軸方向において下面1cの位置まで延びるように構成されている。
カッター部材1の材料は、特に限定されない。例えば樹脂材料やラバーによって構成されている場合、カッター部材1は、金属材料で形成されるカッター部材に比して、柔らかい材料で形成され、エッジ部分の形状を滑らかに湾曲させやすい材料で形成されていることが安全面では好ましい。ただし、金属材料であってもエッジ部分の形状等により安全性を向上させている。このようなカッター部材1は、テープ51自体が切断し易い構造を有しているときに、特に有効になる。すなわち、テープ51自体に切断し易い工夫がなされている場合は、切断力が高い金属性の鋭いカッター部材を用いなくとも十分にテープ51を容易に切断できる。従って、本実施形態のカッター部材1は、テープ51に対して十分な切断力としつつ、使用者にとっての安全性をさらに向上した構造となっている。なお、切断し易いテープ51として、面方向に所定のピッチで小さい穴が形成されたようなテープを採用することができる。このようなテープ51の一例として、特開2018−104700に記載されたものを用いてよい。カッター部材1を形成するための材料として、アクリル系樹脂、ABS系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ラバー樹脂、アルミ、ガラスなどを採用してよい。カッター部材1は、当該材料を用いて成型によって各部分を一体的に形成した部材である。
ベース部3は、X軸方向に延びた略直方体の形状を有する。ベース部3は、Y軸方向に対向する側面3c,3dと、上面3eと、を有する。側面3cはY軸方向の正側に配置され、側面3dはY軸方向の負側に配置される。ベース部3は、上面3eと側面3dとの間の角部に、X軸方向から見たときに外側へ凸をなすように湾曲した湾曲面3fを有する。湾曲面3fは、テープロール50から引き出されたテープ51の先端を貼り付けておくための面である。
固定片4は、ベース部3の位置における下面1cから下方へ向かって延びる板状の部分である。固定片4は、XZ平面と平行をなすように広がる。固定片4は、Y軸方向において、ベース部3の側面3cと側面3dとの間の領域に配置されている。固定片4のY軸方向の正側の主面4cは、ベース部3の側面3cよりもY軸方向の負側へ離間した位置に配置される。固定片4のY軸方向の負側の主面4dは、ベース部3の側面3dよりもY軸方向の正側へ離間した位置に配置される。固定片4の下方への突出量、すなわち、固定片4の下端面4eの位置は特に限定されず、テープホルダ101に十分に固定できればよい。なお、固定片4によらず、たとえばベース部3をテープディスペンサ100に接着剤などで固定することもあり得、その場合には固定片4は不要でもよい。
連結部6は、ベース部3の側面3cからY軸方向の正側へ向かって延びる。連結部6の上面6eは、ベース部3の上面3eよりも低い位置に配置されている。
切断部2は、カッター部材1のY軸方向の正側の端部の位置にて、引き出されたテープ51を切断する部分である。切断部2は、Y軸方向の正側に形成される下側切断面10と、Y軸方向の負側において上側に形成される上側切断面11と、Y軸方向の負側に形成される側面2dと、を有する。側面2dには、連結部6が連結されている。側面2dの上端からY軸方向の正側へ向かって、上側へ傾斜するように上側切断面11が延びている。また、上側切断面11の先端から下側へ向かって、Y軸方向の負側へ傾斜するように、下側切断面10が延びている。下側切断面10は、下面1cまで延びている。
図4を参照して、X軸方向から見た時の下側切断面10及び上側切断面11の角度について説明する。下側切断面10及び上側切断面11は、Y軸方向に対して傾斜している。従って、下側切断面10及び上側切断面11が交差するポイントをエッジ部12とした場合、切断部2は、エッジ部12において鋭角をなすような形状を有している。エッジ部12を通過し、Y軸方向と平行に延びる線(テープディスペンサを載置した際の載置面DF(図1参照)と平行)を基準線SL1とする。このとき、上側切断面11の基準線SL1に対する傾斜角θ1は、0°より大きく、好ましくは5°以上であってもよい。また傾斜角θ1は60°以下であり、好ましくは45°以下であってもよい。エッジ部12における切断部2の角度θ2、すなわち下側切断面10と上側切断面11との間の角度θ2は、5〜45°の範囲に設定されてよい。また、テープディスペンサ100を載置した際の載置面DF(図1参照)に対する鉛直線VLに対して、カッター部材1のエッジ部12がなす傾斜角θ3は、0°より大きく、好ましくは5°以上であってもよい。また傾斜角θ3は60°以下であり、好ましくは45°以下であってもよい。なお、傾斜角θ1と角度θ2と傾斜角θ3の合計は90°である。なお、エッジ部12は、テープ51を切断するときに、当該テープ51と接触することで、切断力をテープ51に付与する部分である。このエッジ部12は、テープが右折する側(Z軸の上方向側)が湾曲しているため、傾斜角θ1はX軸に沿って変化する。一方、傾斜角θ3は、あえて湾曲させてはいないため(製造の利点を考慮)、傾斜角θ3はX軸に沿って特に変化しない。
次に、図6を参照して、エッジ部12の形状について説明する。図6に示すように、切断部2は、エッジ部12の箇所において、X軸方向に延びる波形パターン20の形状を有する。波形パターン20は、曲線を含んで描かれる山部21と谷部22とがX軸方向に並ぶことによって形成されている。一つ当たりの山部21は、最も上方に位置する頂点21aを有する。山部21は、当該頂点21aの位置にて上方へ凸となるように湾曲するような曲線によって描かれている。一つ当たりの谷部22は、最も下方に位置する底点22aを有する。谷部22は、当該底点22aの位置にて下方へ凸となるように湾曲するような曲線によって描かれている。また、山部21と谷部22との間は、曲線によって連続的に滑らかに接続されている。
なお、このような波形パターン20は、下側切断面10の形状を成形する金型の形状に対応して形成される。下側切断面10がY軸方向に対して傾斜した状態で延びる方向を傾斜方向D1とした場合(図4参照)、波形パターン20は、傾斜方向D1の各位置において一定の断面となるように延びている。波形パターン20のより厳密な形状について説明するために、図7を参照する。図7は、波形パターン20を傾斜方向D1から見た時の拡大図である。
図7に示すように、波形パターン20は、正弦波によって形成される。すなわち、X軸方向に平行に延びる基準線SL2を設定した場合、波形パターン20は、基準線SL2を軸として、一定ピッチ、一定振幅で振動したような波形を描いている。各山部21の頂点21aは、基準線SL2から一定距離の位置まで離間している。各谷部22の底点22aは、基準線SL2から一定の距離の位置まで離間している。
波形パターン20は、山部21の頂点21aから谷部22の底点22aへ至るまでの中途位置において、X方向における端部20aを有する。すなわち、波形パターン20は、山部21の頂点21aから下り坂となる箇所において、切断部2の側端面1aと交差する。これにより、波形パターン20の端部20a付近は、尖ったエッジが突き出したような形状ではなく、滑らかに下方へ湾曲したような形状となる。なお、端部20a付近では、波形パターン20の正弦波とは異なる形状を有し、他の山部21よりも下方へ向かう傾斜が緩やかになっている。なお、端部20aとは、平面又は略平面状に広がる側端面1aにおいて波形パターン20による湾曲が開始する部分である。当該構成について、波形パターン20に対して設定した接線TL1を用いて説明する。まず、山部21の頂点21aのうち、端部20aから最も近いものを頂点P1とする。波形パターン20のうち、頂点P1よりも端部20a側の領域について、全ての部分に対して接線TL1を設定する。このとき、接線TL1は、いずれの部分に設定されたものでも、カッター部材1のX軸方向における側端面1aに対して鋭角をなす。具体的には、図7に示すように、接線TL1と側端面1aとがなす角度を角度θ4とする。このとき、頂点P1よりも紙面右側の曲線の全ての箇所に対して接線TL1を設定した場合、角度θ4は、全て90°以下となる。当該構成の比較として、仮想線の位置に側端面1aが設けられる構成について説明する。この場合、谷部22の底点22a(底点P3)から山部21の頂点21a(頂点P1)へ至るまでの中途位置において、X方向における端部20aを有する構造となる。そして、波形パターン20のうち、頂点P2よりも端部20a側の各部分に対して接線TL1を設定する。このとき、底点P3よりも端部20a側の部分に対する接線TL1は、側端面1aに対して鈍角をなしてしまう。なお、比較に係る構造において、端部20a付近に、金型からの離型用の微少な湾曲形状が形成される場合がある。このような型抜き用の微少な湾曲形状の頂点は、前述の「山部21の頂点21aのうち、端部20aから最も近いもの」には該当しない。なお、このような接線TL1は、図7のように、波形パターン20を正確に正面(ここでは傾斜方向D1)から見た時のみならず、図6のように、波形パターン20を確認できる角度から見た場合の波形パターン20に対して設定してもよい。
図5に示すように、Y軸方向から見て、切断部2のエッジ部12は、全体的に湾曲するように窪んだ形状を有する。すなわち、エッジ部12は、下側に凸となるように湾曲するような形状となる。具体的には、エッジ部12は、X軸方向における両側の側端面1a,1bの位置から、X軸方向の中央位置に近付くに従って下側へ向かうような位置関係をなして湾曲する。ここで、エッジ部12には波形パターン20が形成されているため、部分的に上記位置関係を満たさない部分が生じる。この場合、波形パターン20の山部21の頂点21a同士を比較した時(または谷部22の底点22a同士)に、上記位置関係が満たされていれば、エッジ部12が「全体的に湾曲」した状態に該当するものとする。なお、エッジ部12の湾曲形状は、上側切断面11全体に対して同趣旨の湾曲形状を付与することによって、構成される。
次に、本実施形態に係るカッター部材1の作用・効果について説明する。
本実施形態に係るカッター部材1は、テープロールから巻き出されたテープを切断するカッター部材であって、巻き出されたテープの幅方向に対応する第1の方向に延びる波形パターンの形状を有するエッジ部を備え、エッジ部の波形パターンは、曲線を含んで描かれる山部と谷部とが第1の方向に並ぶことによって形成されている。
カッター部材1は、巻き出されたテープ51の幅方向に対応するX軸方向に延びる波形パターン20の形状を有するエッジ部12を備える。従って、使用者は、カッター部材1のエッジ部12にテープ51を押し付けることによって、当該エッジ部12の波形パターン20の形状の作用により、テープ51を切断することができる。ここで、エッジ部12の波形パターン20は、曲線を含んで描かれる山部21と谷部22とがX軸方向に並ぶことによって形成されている。山部21及び谷部22は、曲線を含んで描かれるため、尖った部分を触れる場合に比して、使用者がエッジ部12に触れたときのダメージを抑制することができる。テープ51は、切断し易い部材によって構成されているため、曲線を有する山部21及び谷部22を用いた波形パターン20であっても、十分に切断可能である。このように、テープ51に対する切断力は十分に確保しつつも、エッジ部12に触れたときの安全性を高めることができる。以上より、安全性を高めることができるカッター部材を提供することができる。
カッター部材1において、X軸方向と直交するY軸方向から見て、エッジ部12は、全体的に湾曲するように窪んだ形状を有する。このような構成により、エッジ部12にテープ51を押し付けたとき、テープ51の端部51a付近が、エッジ部12のうち、外周側の立ち上がった部分から応力集中を受ける(図5参照)。これにより、テープ51を切断し易くなる。
カッター部材1において、波形パターン20は、山部21の頂点21aから谷部22の底点22aへ至るまでの中途位置において、X軸方向における端部20aを有する(図7参照)。これにより、端部20a付近に尖った箇所が形成されることを抑制することができる。例えば、谷部22の底点22aから山部21の頂点21aへ至るまでの中途位置に端部20aを有する場合、当該端部20a付近で尖った部分が形成され得る。
カッター部材1において、波形パターン20は、正弦波によって形成されてよい。この場合、波形パターン20の波形の形状を容易に形成することができる。
テープディスペンサ100は、上述のカッター部材1と、テープロール50を回転可能に保持するテープホルダ101と、を備える。カッター部材1と他の部材とが一体成型されていてもよい。これによれば、上述のカッター部材1と同様の作用・効果を得ることができる。
テープディスペンサ100を載置した際の載置面DFに対する鉛直線に対して、カッター部材1のエッジ部12が5°〜45°の傾斜角θ3を有する。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、Y軸方向から見たときに、エッジ部12が二回湾曲するように窪んでいてもよい。
また、上述の実施形態は一例に過ぎず、適宜構造を変更してもよい。例えば、カッター部材は、切断部だけを有しており、ベース部などが省略されてもよい。
また、エッジ部は全体として湾曲していなくともよく、X軸方向に真っ直ぐに延びるような形状を有していてもよい。また、エッジ部の波形形状も正弦波に限定されるものではなく、曲線で描かれるような山部と谷部の繰り返しパターンであれば、特に形状は限定されない。また、波形パターンは、上述の実施形態では全部が曲線で描かれていたが、全ての部分が曲線で描かれていなくともよく、一部に直線で描かれる箇所があってもよい。
テープホルダは、図1に示すように机の上に設置するタイプのものに限られず、持ち運び式のテープホルダに対して、本発明に係るカッター部材を適用してもよい。
1…カッター部材、12…エッジ部、20…波形パターン、21…山部、22…谷部、100…テープディスペンサ、101…テープホルダ。
Claims (6)
- テープロールから巻き出されたテープを切断するカッター部材であって、
巻き出された前記テープの幅方向に対応する第1の方向に延びる波形パターンの形状を有するエッジ部を備え、
前記エッジ部の前記波形パターンは、曲線を含んで描かれる山部と谷部とが前記第1の方向に並ぶことによって形成されている、カッター部材。 - 前記第1の方向と直交する第2の方向から見て、前記エッジ部は、全体的に湾曲するように窪んだ形状を有する、請求項1に記載のカッター部材。
- 前記波形パターンは、前記山部の頂点から前記谷部の底点へ至るまでの中途位置において、前記第1の方向における端部を有する、請求項1又は2に記載のカッター部材。
- 前記波形パターンは、正弦波によって形成される、請求項1〜3の何れか一項に記載のカッター部材。
- 請求項1〜4の何れか一項に記載のカッター部材と、
前記テープロールを回転可能に保持するテープホルダと、を備えるテープディスペンサ。 - 前記テープディスペンサを載置した際の載置面に対する鉛直線に対して、前記カッター部材のエッジ部が5°〜45°の傾斜角を有する、請求項5に記載のテープディスペンサ。
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JP2019049810A JP2020152468A (ja) | 2019-03-18 | 2019-03-18 | カッター部材、及びテープディスペンサ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022172908A (ja) * | 2021-05-07 | 2022-11-17 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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- 2019-03-18 JP JP2019049810A patent/JP2020152468A/ja active Pending
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