JP2020152419A - 食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法 - Google Patents

食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法 Download PDF

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Abstract

【課題】包装用容器の利点を活かすと共に、商品提供に至るまでの各工程及び工程間で取り得る鮮度保持対策により、賞味期限を最大で7日間延長することが期待できる食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法を提供する。【解決手段】酸素透過量が5cc/m2・24hrs・atm以下かつ食品の収容空間Sを有する成型された底材1と、酸素透過量が10cc/m2・24hrs・atm以下かつ収容空間Sを密封するように底材に装着された蓋材2と、収容空間Sに収容された呼吸速度定数の係数aが20以下である食品Fとを備えていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の賞味期限を加味してコンビニエンスストア等で販売する惣菜等を需要者に提供するための食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法に関する。
従来から、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売される惣菜等は、熱可塑性樹脂製の包装用容器に収容されて提供されてきた。包装用容器の種類は、食品や販売形態に応じて選択され、例えば、賞味期限を長めに設定できる食品には、密閉性やガスバリア性の高い素材で形成される包装用容器が採用されていた。一方、生野菜等の植物性生鮮食品の中には、呼吸し続けているものもあるため、密閉性やガスバリア性の高さが鮮度を低下させるおそれもあった。
そこで、特許文献1では、植物性生鮮食品の劣化を抑制するため、MA(Modified Atmosphere)効果を有する専用フィルムを用いた包装用容器が開示されている。詳細には、容器本体の開口を覆う蓋体と専用フィルムとに、食品を保持する収容空間内の酸素濃度を制御する貫通孔を設けることで、食品の呼吸量と収容空間の酸素や二酸化炭素等のガス透過量とのバランスを調整している。これにより、食品の貯蔵、流通、又は保存に適したMA状態を収容空間内に形成する効果が期待されていた。貫通孔の直径は、0.02mm〜0.1mmである。
さらに、特許文献2では、特許文献1の容器本体を耐熱素材で形成することで、MA状態で保管した食品をそのまま加熱調理できる構成が開示されている。
また、包装前の食品の除菌が、食品の鮮度保持に影響することから、特許文献3では、加熱された所定重量濃度以下の過酢酸水溶液に食品を所定時間浸漬させて洗浄する方法が開示されており、過酢酸水溶液の濃度は、食品の品質保持の観点から、0.5以下が好ましいとされている。これにより、農産物の表面の汚れ、微生物、生菌や真菌等を効率よく低減できる効果が期待されていた。
一般的に、コンビニエンスストア等で販売されている包装済みの食品の賞味期限は、製造日から2日後であり、上述したMA効果を有する専用フィルムで包装すれば、3日後まで延長可能と認識されている。さらに、特許文献1では、エダマメを収容した包装用容器を5℃にて5日間保存した後、40℃にて2日間保存したところ、7日間良好な状態に保てたことが開示されている。
特開2015−212161号公報 特表2005−535335号公報 WO2018−096764号公報
しかしながら、物流の観点から、食品の収穫、保存、輸送、洗浄、包装、及び流通の全工程に鑑みて総合的な鮮度保持の手法を検討すべきであるものの、特許文献1〜3では個別の手法に留まっているため、工程間での鮮度低下予防の配慮に欠けている。したがって、発明者は、工程間も考慮しつつ、上述した特許文献1〜3とは異なる新たな食品パッケージの創造にたどり着いた。
そこで、本発明の目的は、包装用容器の利点を活かすと共に、商品提供に至るまでの各工程及び工程間で取り得る鮮度保持対策により、賞味期限を最大で7日間延長することが期待できる食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法を提供することにある。
すなわち、本発明による食品パッケージは、酸素透過量が5cc/m・24hrs・atm以下かつ食品の収容空間を有する成型された底材と、酸素透過量が10cc/m・24hrs・atm以下かつ上記収容空間を密封するように上記底材に装着された蓋材と、上記収容空間に収容された呼吸速度定数の係数aが20以下である食品とを備えていることを特徴とする。
ここで、青果物の品質保持分野で一般的に利用されている、青果物の呼吸速度の温度依存性を示すQ10、および、そのGore式との関係について簡単に説明する。呼吸速度は、(1)青果物における生化学反応の総体を示す、(2)その大小が青果物の品質劣化の遅速と密接に関連する、(3)ガス環境を制御する品質保持においては不可欠な物性値である、などの理由から非常に重要である。温度が10℃上昇することによって呼吸速度が何倍になるかを示すのが呼吸の温度係数Q10である。呼吸速度を対数軸で示すと温度と呼吸速度の関係は直線関係があり、これがGore式で、Q=a×10b・Tで示される。換言すれば、呼吸速度定数とは、Gore式に示されるQであり、係数aとは、Gore式に示されるaである。呼吸速度は、0℃で10、10℃で20、20℃で40、30℃で80、すなわち、10℃の温度上昇で2倍になる傾向がある。Q10はおよそ2〜4の範囲にあり、温度を10℃低くすることで、変質速度を2分の1から4分の1に抑えられることを期待できる。
また、上記食品パッケージが、上記収容空間内に充填された組成調整ガスを備えていることが望ましい。
また、本発明による食品パッケージの製造方法は、酸素透過量が5cc/m・24hrs・atm以下かつ食品の収容空間を有する成型された底材に呼吸速度定数の係数aが20以下である食品を収容し、酸素透過量が10cc/m・24hrs・atm以下かつ上記収容空間を密封するように上記底材に蓋材を装着することを特徴とする。
また、上記食品パッケージの製造方法が、上記食品の収容後かつ上記蓋材の装着前に、上記収容空間に組成調整ガスを充填することを含むことが望ましい。
また、上記食品パッケージの製造方法が、上記食品の収容前に、過酢酸を含有している洗浄液で当該食品を洗浄することが望ましい。
また、上記食品パッケージの製造方法が、上記食品の収容又は洗浄前における当該食品の初菌値が10個/g以下であることが望ましい。
また、本発明による食品パッケージの搬送・陳列方法は、上記食品パッケージ又は上記製造方法にて製造された食品パッケージを10℃以下で搬送・陳列することを特徴とする。
ここで、食品パッケージを10℃以下で搬送・陳列されている間、食品パッケージに収容された食品の表面温度が10℃以下であればよい。
本発明による食品パッケージ、食品パッケージの製造方法、及び食品パッケージの搬送・陳列方法は、包装用容器の利点を活かすと共に、商品提供に至るまでの各工程及び工程間で取り得る鮮度保持対策により、賞味期限を最大で7日間延長することが期待できる。
本発明の一実施形態における食品パッケージの斜視図である。 本発明の一実施形態における食品パッケージの製造方法及び搬送・陳列方法の概要を示す工程図である
以下、図1を参照しつつ、本発明の一実施形態における食品パッケージ(以下、「本食品パッケージ」ともいう。)について説明する。
なお、同図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに符番し、重複する部位については省略することがある。説明の便宜上、所定の部位や引き出し線を破線や想像線(二点鎖線)で示す。
<包装用容器の概要>
本食品パッケージに用いられる包装用容器Cは、食品Fの収容空間Sを有する成型された容器本体に該当する底材1と、収容空間Sを密封するように装着されるフィルム状の蓋材2とを備えている。食品Fは、例えばサラダであり、具材には単数又は複数の品種の野菜・菌茸類・果実類等が採用されている。
なお、包装用容器Cの平面視での形状は、長方形、円形、半円形、又は楕円形でもよい。収容空間Sの容積に限定はなく、所望の量目や形状の食品を収容できる程度であればよい。蓋材2は、底材1と同様に成型されたものでもよい。
<底材の概要>
底材1は、熱可塑性樹脂製で、床面への載置時に底となる底部11と、底部11の外端縁全周から上方向に連続して設けた側部12と、側部12の上端縁全周から外方向に連続して設けたフランジ部13とを備えている。
なお、底部11、側部12、フランジ部13の厚みは、同一でもそれぞれ異なっていてもよい。側部12の厚みは、所望の剛性を確保しつつ酸素透過量を高めるために、他の部分と比して1/2〜2/3の厚みでもよい。側部12の表面は、食品に対する有害光線(紫外線や可視光線等)の入射を遮断するために、凸凹状に成型されていてもよい。フランジ部13の表面は、蓋材2との熱圧着強度を高めるために、断面蒲鉾状に成型されていてもよい。
ここで、底部11の厚さは所望の酸素透過量を満たしていれば特に制限はないが、100〜1000μmが好ましく、250〜700μmがより好ましく、300〜600μmがさらに好ましい。100μmより薄いと強度が不足するおそれがあり、1000μmより厚いと成型しづらくなるおそれがあるからである。
また、底材1が深絞り成形機向けの場合には、底部11の厚さは100〜300μmが好ましく、150〜250μmがよし好ましい。100μmより薄いと強度が不足するおそれがあり、300μmより厚いと成型しづらくなるおそれがあるからである。
<底材の素材>
底材1は、熱可塑性の合成樹脂シートを熱成型したものが該当する。合成樹脂シートを形成する材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂であり、より具体的には、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、非晶質ポリエチレンテレフタレート(A−PET)、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PETG)等である。合成樹脂シートの層構成は、単層又は多層である。
なお、合成樹脂シートは、ポリスチレン発泡体(PSP)など軽量性や耐熱性を有する発泡樹脂、ポリプロピレンに所定量のタルクを複合した耐熱素材(CT)にて形成されてもよい。合成樹脂シートが多層の場合、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)やMXD6ナイロン(MXD6Ny)等のガスバリア層を含んでいてもよい。合成樹脂シートの表面又は裏面は、合成樹脂フィルムで被覆してあってもよく、表面を被覆した場合は印刷を施してあってもよい。合成樹脂シートの厚みは、特に制限しない。底材1に対する蓋材2のヒートシールの接着性を高めるために、合成樹脂シートの表層は、融点が低く蓋材2に熱溶着しやすく、かつ剥がしやすいイージーピール性樹脂で構成されていてもよく、粘着性を抑えて相対的に滑りやすくするためにシリコーン素材が混入されていてもよい。合成樹脂シートは、透明でも不透明でもよい。
<底部の素材がA−PETの場合>
また、底材1が、非晶質ポリエチレンテレフタレート(A−PET)製シートを熱成型したものの場合、上記シートの表層に、A−PETの融点(260℃程度)より低い融点のPET系素材が積層してあることが好ましい。こうした構成によれば、蓋材をトップシールする際に比較的低い温度で密封することができ、安定的にパッキングすることが期待される。
ここで、A−PETの融点より低い融点のPET系素材とは、例えば、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PETG)が挙げられる。こうした表層の厚さは20〜100μmであればよく、25〜60μmであってもよい。20μmより薄いとシール性が不安定になるおそれがあり、100μmより厚いとコスト高になるおそれがあるからである。
さらに、上記シート内にシリカやタルクといった滑材が内添してあってもよい。こうした構成によれば、離型剤としてのシリコーンオイルを底材1に塗布する必要がなくなり、蓋材をトップシールする際の不具合の発生が回避されることが期待される。
ここで、滑剤の大きさや配合量については所望の効果を得られれば特に制限はないが、例えば平均粒径3〜6μmであればよく、配合量は0.01〜0.5wt%であればよい。
<底材の成型方法>
底材1は、例えば、真空成型、熱板圧空成型、真空圧空成型、両面真空成型、深絞り成型にて成型される。
なお、熱可塑性樹脂の一般的な成型方法であればいずれでもよく、圧縮成型や射出成型でもよい。
<蓋材の概要>
蓋材2は、熱可塑性樹脂製で、底材1の収容空間Sに通じる開口を密封するもので、フランジ部13にヒートシールで熱圧着されるフィルムが該当する。蓋材2は、底材1への装着時に包装用容器Cの外部と収容空間Sとをつなぐ貫通孔21を有する。
なお、蓋材2は、開口に該当するフランジ部13の内端縁と同形でも異形でもよい。蓋材2の厚みは、剛性・イージーピール性・貫通孔21の穿孔のしやすさに鑑みて、20〜100μmがよい。
<他の密封方法>
また、蓋材2と底材1との接触面に接着剤を塗布しておき、その接着剤により収容空間Sに通じる開口を密封してもよい。換言すると、蓋材2と底材1とを接触させた状態を接着剤で固定することにより収容空間Sに通じる開口を密封してもよい。
<貫通孔の概要>
貫通孔21は、収容空間S内の食品Fの呼吸に必要な酸素を外部から取り入れると共に、食品Fからの二酸化炭素を外部に排出するためのものである。蓋材2の平面視方向における貫通孔21の形状は、例えば、円形、楕円形、半円形、三角形、四角形以上の多角形、又は切り込み(スリット)であり、これらの面積は、食品Fの鮮度及び呼吸量並びに収容空間Sへの酸素の透過量に鑑みて、5.0×10〜1.0××10μmが該当する。
なお、貫通孔21の数は、単数でも複数でもよい。蓋材2に対する貫通孔21の位置は、例えば、底材1への装着時における中央部分や中央部分の外周部分、又はその他いずれの部分でもよい。貫通孔21の形状が切り込みの場合、直線状に限らず、U字状、S次状、L字状、又はその他いずれの形状でもよい。貫通孔21の穿孔は、底材1への装着前でも装着後でもよく、穿孔方法としては、打ち抜き、加熱針、レーザー、放電加工等でもよい。蓋材2を底材1に装着した後に穿孔する場合、収容空間S内の食品の呼吸量を所定の機器で測定し、食品に適した酸素透過量を実現する貫通孔21を形成してもよく、食品毎に蓋材を選定する必要がない。貫通孔21の通路方向の形状は、円筒状でもテーパ状でもよい。
<貫通孔以外で酸素透過度を調整する方法>
また、蓋材の酸素透過度は、所望の酸素透過度になるよう素材とその厚さとを調整して設定されてもよい。
<蓋材の素材>
蓋材2は、熱可塑性の合成樹脂フィルムが該当する。合成樹脂フィルムを形成する材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6等のポリアミド系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂であり、具体的には、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−アクリル酸コポリマー等であり、より具体的には、ヒートシール可能な防曇延伸ポリプロピレンフィルム、低密度ポリプロピレンフィルムなど各種ポリエチレンフィルムである。さらに、合成樹脂フィルムの層構成は、単層又は多層であり、多層の場合、強度確保のための無延伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、無延伸ナイロン、延伸ナイロン、延伸ポリエステル等のフィルムにポリエチレンをドライラミネーションや共押し出しにより多層フィルムとして形成してもよい。
なお、合成樹脂フィルムの表面又は裏面は、他の合成樹脂フィルムで被覆してあってもよく、表面を被覆した場合は印刷を施してあってもよい。合成樹脂フィルムの厚みは、特に制限しない。底材1に対する蓋材2のヒートシールの接着性を高めるために、合成樹脂フィルムの表層は、融点が低く底材1に熱溶着しやすく、かつ剥がしやすいイージーピール性樹脂で構成されていてもよい。合成樹脂フィルムは、透明でも不透明でもよい。
<底材及び蓋材の酸素透過量>
底材1は、食品Fの呼吸量の維持と実施上の剛性の確保とのバランスの観点から、酸素透過量が5cc/m・24hrs・atm以下とする。
なお、底材1の基である合成樹脂シートを形成する材料、成型前後の合成樹脂シートの厚さ、成型方法、又はガスバリア層の有無にて、酸素透過量が5cc/m・24hrs・atmより多くならないようにしてもよい。
蓋材2は、食品Fの呼吸量の維持と穿孔時の強度の確保とのバランスの観点から、酸素透過量が10cc/m・24hrs・atm以下とする。
なお、蓋材2の基である合成樹脂フィルムを形成する材料、合成樹脂シートの厚さ、貫通孔の内径、貫通孔の平面視方向の形状、又は貫通孔の通路方向の形状にて、酸素透過量が10cc/m・24hrs・atmより多くならないようにしてもよい。
<食品の種類>
食品Fとしては、呼吸速度定数の係数aが20以下であれば特に制限はないが、例えば、キャベツ、オオバ、コマツナ、ミズナ、ミブナ、クウシンサイ、タイム、セージ、イタリアンパセリ、ローズマリー、オレガノ、レモンバーム、チャイブ、ラベンダー、サラダバーネット、ラムズイヤー、ロケット、ダンディライオン、ナスタチューム、バジル、ルッコラ、モロヘイヤ、セロリ、ケール、ネギ、ハクサイ、シュンギク、サラダナ、サンチュ、フキ、ナバナ、チンゲンサイ、ミツバ、セリ、ブロッコリー、カリフラワー、ミョウガ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ラディッシュ、カブ、サツマイモ、ジャガイモ、ナガイモ、ヤマイモ、サトイモ、ジネンジョ、ヤマトイモ、ピーマン、パプリカ、シシトウ、ナス、トマト、ミニトマト、カボチャ、ゴーヤ、エダマメ、サヤエンドウ、ソラマメ、シイタケ、エノキ、シメジ、マツタケ、ミカン、メロン、リンゴ、ナシ、ブドウ、ブルーベリー、カキ、イチゴ、アボガド、グレープフルーツ、レモン、ライム、キウイフルーツ、マンゴ、たまねぎ、オリーブ、パパイヤ、パインアップル、その他全ての野菜・菌茸類・果実類が該当する。ここで、こういった食品は単体でもよいし、複数混合されていてもよい。さらに、呼吸速度定数の係数aが20以下であれば、上記食品以外にも含んでいてもよい。
<食品の初菌数>
食品Fは、鮮度保持の長期化の観点から、初菌数が10個/g以下のものを採用している。換言すると、初菌数が10個/gより多い食品は、鮮度保持の長期化を望みにくい。食品の初菌数は、食品の収穫後、洗浄前に測定した値が該当する。一般的に、食品の初菌数は、収穫から時間が経つほど増加傾向にある。ここで、初菌数は10個/g以下のものがより好ましく、10個/g以下のものがさらに好ましい。
なお、食品Fの初菌数は、冷凍やチルド等の低温貯蔵やCA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)前に測定した値でもよい。初菌数の測定方法は、標準寒天平板培養法を用いて次ぎのように行った。
<初菌数の測定方法>
検体(生のカット野菜などの食品)25gを秤量し、滅菌したリン酸緩衝生理食塩水(pH7.2)225gを加え、60秒間ストマッカー処理(細菌検査用ホモジナイザで60秒間均質化処理)をしたものを試料原液として用いて、さらに10倍段階希釈液を調製した。この希釈液を滅菌シャーレに1ml分注し、さらに滅菌した標準寒天培地(栄研化学株式会社製「デソキシコーレイト寒天培地」)を適量分注して混和した。それを35℃で48時間培養して、48時間培養後の集落(コロニー)の数を数えて、一般生菌数(CFU/g)とした。
<食品の洗浄液>
食品Fは、包装用容器Cに収容される前に、洗浄液で洗浄済みのものを採用している。食品Fの洗浄液は、例えば、食品Fに付着している略全ての微生物を死滅可能な高水準消毒剤を用いるのが好ましい。高水準消毒剤には、微生物の死滅具合の観点から、例えば、過酢酸が0.2%以上、グルタルアルデヒドが2%以上、オルトフタルアルデヒドが0.55%以上の割合で含有されていればよい。特に、過酢酸が0.2%未満だと、微生物が死滅し切らないおそれがあるため、鮮度保持の長期化の観点から、洗浄液として不十分であるものの、食品Fに付加された酸味が強くなり過ぎない程度での割合にする必要がある。
なお、食品Fの洗浄液は、過酢酸が0.2%以上含まれていれば、その他の成分に限定はなく、例えば、次亜塩素酸Na、アルコール、ポピドンヨード、第四級アンモニウム塩、両性界面活性剤、クロルヘキシジングルコン酸塩が含まれていてもよく、これらの含有量や含有比率に応じて、食品Fに付着している結核菌、栄養型細菌、真菌、又はその他の微生物や細菌やウィルスの死滅具合に基づく消毒剤の水準を決定してもよい。食品Fの洗浄方法は、特に限定しない。
<包装用容器の使用時>
包装用容器Cが食品Fを包装している状態にて、収容空間S内には、空気に替わる組成調整ガスとして、例えば、酸素が7%、二酸化炭素が3%、窒素が90%の割合で充填されている。
なお、組成調整ガスの充填量や各成分比は、単数又は複数の食品の種類に応じて鮮度保持できる程度でよい。空気に替わる組成調整ガスを充填するガス置換方法は、排気・給気方式でもガスフラッシュ方式でもよく、特に限定しない。ガス置換方法は、MAP(Modified Atmosphere Packaging)包装の一環としてもよい。例えば、組成調整ガスの組成は以下のようなものであってもよい。
酸素:5〜10体積%(vol%)
二酸化炭素:10〜15体積%(vol%)
窒素:75〜85体積%(vol%)
次に、図2を参照しつつ、本食品パッケージの製造方法及び搬送・陳列方法を工程毎に説明する。
はじめに、農園や果樹園等から収穫した初菌数10個/g以下の食品を所定の施設で低温貯蔵又はCA貯蔵する(S−10)。上記貯蔵後、初菌数10個/g以下かつ鮮度を保持するように包装された食品を10°以下の状態で所定の食品製造工場に輸送する(S−20)。上記輸送後、上記食品を少なくとも過酢酸0.2%以上含有された洗浄液で洗浄し、所定の大きさにカットする(S−30)。上記洗浄及びカット後、所望の呼吸量を食品を図1に示す包装用容器でMAP包装する(S−40)。上記MAP包装後、10℃以下の状態で店舗への配送及び店舗での陳列を行う(S−50)。
この構成によれば、収穫後も鮮度が高い状態で食品を貯蔵及び輸送し、鮮度の低下を抑制するために洗浄液で洗浄し、呼吸量に適した酸素透過量を実現する包装用容器で包装された食品パッケージを製造し、最適な温度で食品パッケージを搬送・陳列することが期待できるので、製造日から最大で7日間の賞味期限の実現が期待できる。
本食品パッケージの実施例及び比較例について、表1を参照しつつ説明する。
試験は、包装用容器を構成する底材及び蓋材の種類・収容空間内のガス置換の有無・食品の種類をそれぞれ組み合わせて食品パッケージを形成し、各食品パッケージを実施例又は比較例として1〜5(5が最もよい)の5段階評価を行った。評価指標は、食品の賞味期限の長短とし、賞味期限が長いほど高評価とした。
なお、試験では、蓋材の貫通孔の形状・直径・数・位置が同一、置換用ガスの配合割合(酸素が7%、二酸化炭素が3%、窒素が90%)、ガスバリア層はエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)製、食品の初菌数が10個/g以下、食品の洗浄剤に含まれる過酢酸比率が0.2%とした。
<実施例1>
底材:非晶質ポリエチレンテレフタレート製、厚さ300μm、ガスバリア層なし、酸素透過量3.2cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:キャベツ
評価:4〜5
<実施例2>
底材:ポリプロピレンに所定量のタルクを複合した耐熱素材製、厚さ350μm、ガスバリア層あり、酸素透過量0.5cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:キャベツ
評価5
<実施例3>
底材:非晶質ポリエチレンテレフタレート製、厚さ300μm、ガスバリア層なし、酸素透過量3.2cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:なし
食品:キャベツ
評価:3〜4
<実施例4>
底材:ポリプロピレンに所定量のタルクを複合した耐熱素材製、厚さ350μm、ガスバリア層あり、酸素透過量0.5cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:なし
食品:キャベツ
評価:4
<比較例1>
底材:100μmの防曇2軸延伸ポリプロピレンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量600cc/m・24hrs・atm
蓋材:100μmの防曇2軸延伸ポリプロピレンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量600cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:キャベツ
評価:−(底材がフィルム製につき評価対象外)
<比較例2>
底材:非晶質ポリエチレンテレフタレート製、厚さ300μm、ガスバリア層なし、酸素透過量3.2cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:キャベツ
評価:1
<比較例3>
底材:非晶質ポリエチレンテレフタレート製、厚さ300μm、ガスバリア層なし、酸素透過量3.2cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:なし
食品:レタス
評価:1〜2
<比較例4>
底材:ポリプロピレンに所定量のタルクを複合した耐熱素材製、厚さ350μm、ガスバリア層あり、酸素透過量0.5cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:なし
食品:レタス
評価:1〜2
<比較例5>
底材:非晶質ポリエチレンテレフタレート製、厚さ300μm、ガスバリア層なし、酸素透過量3.2cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:レタス
評価:1〜2
<比較例6>
底材:ポリプロピレンに所定量のタルクを複合した耐熱素材製、厚さ350μm、ガスバリア層あり、酸素透過量0.5cc/m・24hrs・atm
蓋材:厚さ50μmの防曇2軸延伸ナイロンフィルム製、貫通孔あり、酸素透過量9.0cc/m・24hrs・atm
ガス置換:あり
食品:レタス
評価:1〜2
<実施例の考察>
実施例1と実施例2との相違点及び実施例3と実施例4との相違点は、底材の素材に伴うガスバリア層の有無であり、評価はガスバリア層のある実施例2及び実施例4の方が高いことから、所定の酸素透過量である限り、底材のガスバリア効果が食品の長期保存に寄与していることが確認できた。
実施例1及び実施例2と実施例3及び実施例4との相違点は、ガス置換の有無であり、評価はガス置換が行われた実施例1及び実施例2の方が高いことから、ガス置換効果が食品の長期保存に寄与していることが確認できた。
<実施例と比較例との対比及び考察>
実施例1〜4と比較例1との相違点は、底材の素材である。具体的には、実施例1〜4では成型された底材、比較例1では袋状の底材を採用している。すなわち、実施例1〜4の底材は貫通孔を有さないのに対し、比較例1の底材は蓋材と同様に貫通孔を有することから、比較例1は評価しないものとするが、実際には実施例1〜4より食品の長期保存が可能であった。
実施例1と比較例2との相違点は、蓋材の貫通孔の有無であり、評価は貫通孔を有する実施例1の方が高いことから、蓋材の貫通孔が食品の長期保存に寄与していることが確認できた。
実施例1〜4と比較例3〜6との相違点は、食品がキャベツかレタスかであり、評価はキャベツである実施例1〜4の方が高いことから、特にキャベツに対して本食品パッケージが長期保存に寄与していることが確認できた。このことは、相違点がガス置換の有無である比較例3及び比較例4と比較例5及び比較例6とが同等の評価である点からも裏付けられる。すなわち、食品の種類によっては、ガス置換の有無が食品の長期保存に寄与しないことが確認できた。
C 包装用容器
F 食品
S 収容空間
1 底材
11 底部
12 側部
13 フランジ部
2 蓋体
21 貫通孔

Claims (7)

  1. 酸素透過量が5cc/m・24hrs・atm以下かつ食品の収容空間を有する成型された底材と、
    酸素透過量が10cc/m・24hrs・atm以下かつ前記収容空間を密封するように前記底材に装着された蓋材と、
    前記収容空間に収容された呼吸速度定数の係数aが20以下である食品と、
    を備えた食品パッケージ。
  2. 前記収容空間内に充填された組成調整ガスと、
    をさらに備えた請求項1に記載の食品パッケージ。
  3. 酸素透過量が5cc/m・24hrs・atm以下かつ食品の収容空間を有する成型された底材に呼吸速度定数の係数aが20以下である食品を収容し、
    酸素透過量が10cc/m・24hrs・atm以下かつ前記収容空間を密閉するように前記底材に蓋材を装着する
    ことを含む食品パッケージの製造方法。
  4. 前記食品の収容後かつ前記蓋材の装着前に、前記収容空間に組成調整ガスを充填する
    ことを含む請求項3に記載の食品パッケージの製造方法。
  5. 前記食品の収容前に、過酢酸を含有している洗浄液で当該食品を洗浄する
    ことを含む請求項3又は4に記載の食品パッケージの製造方法。
  6. 前記食品の収容又は洗浄前における当該食品の初菌値が10個/g以下である
    ことを含む請求項3乃至5のいずれか一項に記載の食品パッケージの製造方法。
  7. 請求項1若しくは2に記載の食品パッケージ又は請求項3乃至6のいずれか一項に記載の製造方法にて製造された食品パッケージを10℃以下で搬送・陳列する
    ことを特徴とする食品パッケージの搬送・陳列方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63226242A (ja) * 1987-02-04 1988-09-20 ル・エール・リクイツド・ソシエテ・アノニム・プール・ル・エチュド・エ・ル・エクスプルワテション・デ・・プロセデ・ジエオルジエ・クロード 腐敗しやすい、包装された生の植物性食品の貯蔵方法
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