JP2020152330A - 車体構造 - Google Patents

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前田 大樹
Daiki Maeda
大樹 前田
恭規 石山
Yasunori Ishiyama
恭規 石山
鈴木 裕之
Hiroyuki Suzuki
裕之 鈴木
孝彰 二井
Takaaki Nii
孝彰 二井
裕亮 河野
Yusuke Kono
裕亮 河野
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Abstract

【課題】側面衝突時に、サイドピラーからルーフメンバーに効率よく荷重を伝達できる車体構造を提供する。【解決手段】車体構造は、センターピラー20と、車幅方向に延びるルーフメンバー16と、一端がセンターピラーに取り付けられ、他端がルーフメンバーに取り付けられる補強部材28と、側面衝突時に補強部材を、センターピラーとルーフメンバーとの間に直線状に配設する作動機構36と、を備えて構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、側面衝突時にセンターピラーからルーフメンバーに荷重を効率よく伝達できる車体構造に関する。
車両の側方に、例えば他の車両等が衝突する側面衝突においては、衝突時の荷重により変形したセンターピラーが車室内に侵入してしまうおそれがある。かかる問題を防止するため、センターピラーとルーフメンバーとの結合を強化し、センターピラーに加えられる荷重をルーフメンバーに伝達させることが知られている。更に、ルーフメンバーに荷重を効率よく伝達させるため、それらの結合箇所に補強部材を斜めに設けることが考えられる。
特許第5803685号公報
しかしながら、センターピラーとルーフメンバーとの結合箇所に補強部材を斜めに設けると、車室上部に補強部材が張り出し、それにより車室空間が狭められ、車室内の居住性が損なわれるおそれがある。
本発明は、車室内の居住性を損なうことなく、側面衝突時にセンターピラーからルーフメンバーに効率よく荷重を伝達できる車体構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、車体構造を次のように構成した。車体構造は、センターピラーと、センターピラーの上端に結合され、車幅方向に延びるルーフメンバーと、一端がセンターピラーに取り付けられ、他端がルーフメンバーに取り付けられる補強部材と、側面衝突時に補強部材を、一端から他端に亘ってセンターピラーとルーフメンバーの間に直線状に配設する作動機構と、を備えて構成した。
本発明にかかる車体構造は、次の効果を有する。補強部材は通常時、センターピラーとルーフメンバーに沿って湾曲した状態で車体に取り付けられる。これにより、補強部材が車室内に張り出すことがなく、車室内の居住性が損なわれることを抑制する。
一方、車両に側面衝突が生じると、湾曲が解除された補強部材がセンターピラーとルーフメンバーとの結合箇所に斜めに配置され、補強部材を介してセンターピラーからルーフメンバーに衝突荷重が効率よく伝達される。したがって、センターピラーの変形が抑制され、センターピラーの車室内への侵入を軽減できる。
本発明の車体構造の一例を示す斜視図。 補強部材の一例を示す正面断面図。 補強部材の作動を示す正面断面図。 他の例の補強部材を示す正面図。 他の例の補強部材を示す正面図。
本発明の一実施形態にかかる車体構造について説明する。図1に、車両の車体構造10の一部を示す。車体構造10は、車両の、いわばフレームを構成する骨格部材の構造であり、図1に示す車体構造10は、車両の左側の部分に相当する。図1においては、図の左方が車両の前方に相当し、紙面に沿った上方が車両の上方に相当する。以下、車両の前方を車体構造10の前方とし、それに合わせて上下左右を定めて説明する。
車体構造10は、上方にルーフパネル12とルーフサイドメンバー14と奥行き方向(車幅方向)に延びるルーフメンバー16を備え、前方から後方にかけてフロントピラー18、センターピラー20、リヤピラー22を備え、下方にサイドシル24を備えている。車体構造10は、同様の構成を車幅方向の反対側にも有し、その間に乗員が乗車する車室が形成される。
センターピラー20は、いわゆるBピラーであり、例えばセンターピラー20の前後にサイドドアが設けられる。センターピラー20は、上部でルーフサイドメンバー14と連結し、下部で車両の前後方向に延びるサイドシル24に連結している。
ルーフサイドメンバー14は、車幅方向両側に、車両の前後方向に延びている。左右のルーフサイドメンバー14の間には、車幅方向に延びるルーフメンバー16が設けられている。
ルーフメンバー16の左右端部は、車両の左右それぞれに設けられているセンターピラー20の上端と結合されている。センターピラー20とルーフメンバー16との結合箇所26を図2に示す。図2は、車両を前方から見た断面図である。
センターピラー20とルーフメンバー16とは、90度かそれより若干広い角度(鈍角)で結合されている。結合箇所26には、結合箇所26を中心にして結合箇所26を跨ぐように補強部材28が取付機構30により設けられている。
補強部材28は、例えば金属製で、直線状の形状と湾曲した形状の2種類の形状を取りうる特性を有している。補強部材28は、直線状の形状を有していると、長手方向に沿った圧縮力に対して剛体として作用し、かかる圧縮力に耐えうる十分な強度を発揮する。尚、補強部材28は、完全に直線状の形状でなく、一端が取り付けられるセンターピラー20と他端が取り付けられるルーフメンバー16の車室内側に亘って若干変形(湾曲)した状態で配設されており、剛体としての性質を有するものでもよい。
補強部材28は、直線状の形状から、例えばその端部に、長手方向と所定の角度を有する方向から力を加えることで適宜変形(湾曲)させることができる。これにより補強部材28は、図2に示すように、センターピラー20とルーフメンバー16との結合箇所26の車室内形状に沿って配置される。
次に、取付機構30について説明する。取付機構30は、第1取付具32と第2取付具34と作動機構36とを備えている。第1取付具32は、センターピラー20に設けられ、第2取付具34は、ルーフメンバー16に設けられている。
第1取付具32は、作動機構36を介してセンターピラー20に移動可能に取り付けられている。作動機構36は、センターピラー20に設けられ、第1取付具32をセンターピラー20に沿って上下方向に移動可能に支持するレール38と、第1取付具32の移動を係止するリンク機構40とを有している。
リンク機構40は、感知レバー42と係合爪44とを有している。感知レバー42は、支持軸46により、センターピラー20に回動自在に取り付けられている。感知レバー42は、ばね部材により、図2に示す矢印aの方向に常に付勢されている。
係合爪44は、感知レバー42に取り付けられ、感知レバー42がばね部材で付勢された方向に位置しているとき、第1取付具32に係合している。第1取付具32は、係合爪44の係合によりレール38の上部に固定され、係合爪44の係合から外れるとレール38に沿って下方に移動可能となる。
補強部材28は、センターピラー20側の第1取付具32により、補強部材28の一方の端部28aが支持され、ルーフメンバー16側の第2取付具34により、他方の端部28bが支持されている。第2取付具34は、基本的に移動しない。また、補強部材28と作動機構36は、共に内装材の内側やセンターピラー20の内部に設けられ、通常の使用状態では車室内に露出していない。
次に、例えば他の車両が車両の側面に衝突する側面衝突が生じた場合について説明する。側面衝突によりセンターピラー20が、図3に示すように変形したとする。すると、感知レバー42が支持軸46を中心にして、矢印aと逆方向に回動する。感知レバー42が矢印aと逆方向に回動することにより、係合爪44が第1取付具32から外れ、第1取付具32がレール38に従って下方に移動する。
第1取付具32が下方に移動することにより、補強部材28の湾曲が解除され、第1取付具32と第2取付具34との間で補強部材28が直線状に保持される。図3は、かかる状態を示している。したがって、センターピラー20に加えられた荷重は、結合箇所26を通してルーフメンバー16に伝達されるとともに、直線状の補強部材28を介してルーフメンバー16に直接伝達される。
これにより、車体構造10は、側面衝突時にセンターピラー20が受けた荷重をルーフメンバー16に効率よく伝達でき、車室の居住性を損なうことなく、側面衝突時にはセンターピラー20の変形、すなわちセンターピラー20の室内への侵入を軽減させることができる。
更に、補強部材28に、図4、図5に示すように補助部材48を設けてもよい。補助部材48は、第1補助部材48aと第2補助部材48bからなり、図4に示すように湾曲した補強部材28にそれぞれ個別に、かつ図5に示すように補強部材28が直線状に形を変えると互いに噛み合うように取り付けられている。
第1補助部材48aと第2補助部材48bは、それぞれの他方の補助部材48b、48aに対向する面に凹凸等の噛み合わせ構造を有している。噛み合わせ構造は、第1補助部材48aに設けられた突条部材50と、第2補助部材48bに形成された、突条部材50に対応した溝部52により構成されている。
第1補助部材48aと第2補助部材48bの噛み合わせ構造は、それらが噛み合わせられると、第1補助部材48aと第2補助部材48bが一体に固着され、補助部材48は一本の棒状部材と同等な性質を有することとなる。
したがって側面衝突が生じて、分割されていた補強部材28が図5に示すように直線状に形を変えると、第1補助部材48aと第2補助部材48bが互いの凹凸部分の噛み合わせ構造により一体に固着するので、補強部材28が直線状の部材としてより強固になり、センターピラー20に加えられた荷重がルーフメンバー16により効率よく伝達され、センターピラー20の変形を防止することができる。尚、噛み合わせ構造は上記形状に限るものではなく、他の形状でもよい。
尚、本発明は、上記実施形態に限るものではなく、適宜変更できるものである。
本発明は、車両の車体構造に利用できる。
a…矢印、10…車体構造、14…ルーフサイドメンバー、16…(センター)ルーフメンバー、20…センターピラー、26…結合箇所、28…補強部材、30…取付機構、32…第1取付具、34…第2取付具、36…作動機構、38…レール、40…リンク機構、42…感知レバー、44…係合爪、48…補助部材。

Claims (3)

  1. センターピラーと、
    前記センターピラーの上端に結合され、車幅方向に延びるルーフメンバーと、
    一端が前記センターピラーに取り付けられ、他端が前記ルーフメンバーに取り付けられる補強部材と、
    側面衝突時に前記補強部材を前記一端から前記他端に亘って前記センターピラーと前記ルーフメンバーの間に直線状に配設する作動機構と、
    を備えることを特徴とする車体構造。
  2. 前記作動機構は、
    前記補強部材の前記一端を取り付けた取付具を、前記センターピラーに沿って移動自在に支持するレールと、
    通常時は前記補強部材を変形させた状態で前記取付具を係止するとともに、側面衝突に伴い前記取付具の係止を解除するリンク機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記補強部材は、前記一端側と前記他端側で分割され、互いに対向した面の一方に凹部を他方に凸部が形成された凹凸噛み合わせ構造を有し、前記補強部材が直線状に設けられたとき前記凹凸噛み合わせ構造が互いに噛み合い、前記補強部材を直線状に保持する一対の補助部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車体構造。
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