JP2020152041A - ラベル生産装置、ラベル生産方法及びプログラム - Google Patents

ラベル生産装置、ラベル生産方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被印刷媒体上の印刷領域を制限することなく、良品若しくは不良品かのラベル画像の品質判定を行う。【解決手段】ラベル画像34及びラベル画像と対応する位置マーク33を生成するための画像データを用いて被印刷媒体Sにラベル画像及び位置マークを複数印刷する印刷部12と、被印刷媒体Sに印刷された各ラベル画像の品質を検査する検査部13と、位置マークに基づいて、被印刷媒体に印刷されたラベル画像について後加工処理を行う後加工処理部20と、被印刷媒体に印刷された位置マークを変更する位置マーク変更部16と、を備えており、検査部13によりラベル画像34に異常があると判断された場合には、位置マーク変更部16により、異常があるラベル画像34に対応する位置マーク33の状態を変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のラベルを生産するラベル生産装置、ラベル生産方法及びプログラムに関する。
例えば、台紙と粘着層と基材が順に積層された被印刷媒体に、絵、図形、記号(文字)、バーコードなどの画像(ラベル画像)を形成するラベル生産装置が知られている。被印刷媒体にラベル画像を印刷した後には、後加工処理として、ラベル画像の部位の基材(及び粘着層)は、切断(カット)され、ラベル画像以外の不要部分は台紙から剥離(以下、カス取りともいう)されている。
このようなラベル生産装置において、印刷されたラベル画像のカットを行う装置(後加工装置)が、ラベル画像を印刷する装置(印刷装置)と一体に構成されていない場合がある。このような場合に、後加工装置によるカット時においてラベル画像が良品か不良品かを判定するために、ラベル画像毎に品質情報を示すQRコード(登録商標)を付与するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−188958号公報
しかしながら、上述したラベル生産装置においては、被印刷媒体にQRコードを配置させるスペースを確保しなければならないため、被印刷媒体上のラベル画像を印刷するための領域が制限されるという問題があった。また、QRコードに付与された品質情報を読み取るための専用のセンサーを、別途設けなければならないという問題もあった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、被印刷媒体上の印刷領域を制限することなく、良品若しくは不良品かのラベル画像の品質判定を行うことを課題とする。
上記課題を解決し、本発明の課題を解決するため、本発明のラベル生産装置は、ラベル画像及びラベル画像と対応する位置マークを生成するための画像データを用いて被印刷媒体にラベル画像及び位置マークを複数印刷する印刷部と、被印刷媒体に印刷された各ラベル画像の品質を検査する検査部と、位置マークに基づいて、被印刷媒体に印刷されたラベル画像について後加工処理を行う後加工処理部と、被印刷媒体に印刷された位置マークの状態を変更する位置マーク変更部と、を備えており、検査部によりラベル画像に異常があると判断された場合には、位置マーク変更部により、異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更する。
なお、上記のラベル生産装置は本発明の一態様であり、本発明の一側面を反映したラベル生産方法及びプログラムについても、本発明の一側面を反映したラベル生産装置と同様の構成を有する。
本発明によれば、被印刷媒体上のラベル画像を印刷するための領域を制限することなく、ラベル画像の品質判定を行うことができる。また、特別な読み取りセンサーを設けることなく、ラベル画像の品質判定を行うことができる。
本発明の実施形態に係るラベル生産装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の概略構成図である。 本発明の実施形態で用いるロール紙Sの構成を示す断面図である。 カス取りの様子を示す説明図である。 本実施形態に係る印刷装置によるラベル画像の印刷処理のフロー図である。 本実施形態の印刷ジョブで取得されるデータの説明図である。 本実施形態のロール紙上に印刷されたラベル画像及びアイマークの全体図である。 本実施形態の検査結果を示す図である。 本実施形態に係る後加工装置によるラベル画像のカット処理(後加工処理)のフロー図である。 本実施形態に係る印刷装置で印刷されたラベル画像の一例を示す図である。 図11の画像を後加工装置でカット及びカス上げした後のラベルの状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)について、図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
本例では、インクジェット方式により画像を印刷するラベル生産装置を例に挙げて説明する。
図1はラベル生産装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本例のラベル生産装置1は、印刷装置10、後加工装置20、ジョブ制御部30を備えている。
印刷装置10は被印刷媒体に画像(ラベル画像及び位置マークとしてのアイマーク)を印刷するものである。なお、後述するように、本例の印刷装置10は印刷したラベル画像の品質検査を行うとともに、アイマークについての加工処理も行う。
本例の後加工装置20は、ラベル画像の印刷された被印刷媒体のうちラベル画像の部位の切断(カット)処理を行い、さらに不要部分を取り除く処理(後述するカス取り)を行う。なお、後加工装置20としては、上記したカット処理を行う他に、エンボス加工処理や、箔押し加工処理、追い刷り印刷を行う装置がある。
ジョブ制御部30は、印刷装置10と後加工装置20とそれぞれ通信可能に接続されており、印刷装置10及び後加工装置20を制御してラベルの生産を行わせるものである。ジョブ制御部30は、不図示の入力装置から印刷ジョブを取得する。なお、印刷ジョブとしては、印刷する画像のデータや、カット用のデータ、エンボス加工用データ、箔押し加工用データなどが入力される。この印刷ジョブに基づいて、ジョブ制御部30は、印刷装置10、後加工装置20をそれぞれ制御してラベルの生産を行わせる。
次に、図2を用いて印刷装置10の構成について説明する。
図2は、印刷装置10の概略構成図である。
なお、本例においては、画像を印刷する媒体(被印刷媒体に相当)の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、ロール紙S(連続紙)という)を用いている。
図3は、本例のロール紙Sの構成を示す断面図である。ロール紙Sは、図3に示すように、基材3と、台紙5と、基材3と台紙5との間の粘着層4の3層で構成されている。この基材3の一方の面(粘着層4と反対側の面)が印刷面であり、当該面にラベル画像及び合いマークが印刷される。また、基材3と粘着層4によってシール部材6が構成されている。
図1に示すように、印刷装置10は、印刷データ生成部11と、印刷部12と、検査部13と、搬送部14と、印刷制御部15と、アイマーク加工部16と、記憶部17と、を備えている。
印刷データ生成部11は、印刷ジョブの画像データに基づいて印刷データを生成する。
印刷部12は、印刷データを用いてロール紙Sにラベル画像及びアイマークを形成(印刷)するものである。なお、本例の印刷部12はラインプリンターであり、ロール紙Sと対向するように配置された複数のヘッドを有している。具体的には、図2に示すように、シアンインクを吐出するシアンインクヘッドC、マゼンタインクを吐出するマゼンタインクヘッドM、イエローインクを吐出するイエローインクヘッドY、ブラックインクを吐出するブラックインクヘッドKの4つのヘッドを有している。これらの4つのヘッドは、搬送方向の上流側から、シアンインクヘッドC、マゼンダインクヘッドM、イエローインクヘッドY、ブラックインクヘッドKの順に等間隔に並んで配置されている。印刷部12は、搬送方向に搬送されるロール紙Sに各ヘッドからそれぞれインクを吐出してラベル画像及びアイマークの印刷を行う。
検査部13は、ロール紙Sに形成されたラベル画像を検査するためのものである。本例の検査部13は、スキャナー131を有している。図2に示すように、スキャナー131は、印刷部12の各ヘッドよりも搬送方向の下流側に設けられている。
スキャナー131は、印刷後のロール紙Sをスキャンして色の情報を取得する。こうして、スキャナー131は、ロール紙Sに印刷されたラベル画像をスキャンしたスキャン画像を生成する。
そして、検査部13は、スキャナー131によって生成されたスキャン画像を元の画像(画像データ)と比較することによりラベル画像が正常に印刷されたか否か(良品か不良品か)の品質検査を行う。
位置マーク加工部としてのアイマーク加工部16は、ロール紙Sに印刷されたアイマークを加工するものである。アイマーク加工部16は、アイマーク加工ユニット161を有している。図2に示すように、アイマーク加工ユニット161は、スキャナー131よりも搬送方向の下流側に設けられている。
そして、アイマーク加工部16は、印刷されたラベル画像が不良品の場合には、ロール紙Sに印刷された不良ラベル画像に対応するアイマークを加工処理する。
搬送部14は、ロール紙Sを所定の方向(以下、搬送方向という)に搬送するものであり、繰り出し軸141と巻取り駆動軸142を有している。
繰り出し軸141は、ロール紙Sを搬送方向に繰り出すためのものであり、図2の搬送経路において搬送方向の最も上流側に設けられている。
巻き取り駆動軸142は、図2の搬送経路において搬送方向の最も下流側に設けられており、不図示のモーターが駆動されることによって回転し、ロール紙Sを搬送方向に搬送させるとともに、ラベル画像及びアイマークの形成されたロール紙Sを巻き取る。すなわち、本例のラベル生産装置1は、いわゆるロールツーロール方式を採用している。
印刷制御部15は、印刷装置10の各部の動作を制御するものである。印刷制御部15は、図示しないCPUや記憶部を備えている。CPUは、印刷装置10の各部を駆動させるプログラム(各種ドライバーの処理を含む)を実行する。記憶部17は、CPUが実行するプログラム、及び、各種のデータを記憶する。
印刷制御部15は、記憶部17に記憶されたプログラムをCPUが実行して、印刷装置10の各部を制御する。まず、印刷制御部15は、搬送部14を制御し、巻き取り駆動軸142を不図示のモーターで回転させてロール紙Sを搬送方向に搬送させる。この間に、印刷制御部15は、印刷部12を制御して、ラベル画像及びアイマークの印刷を実行する。
次に、後加工処理部としての後加工装置20の構成について説明する。本例の後加工装置20は、ロール紙Sのカット処理を行うものである。
図1に示すように後加工装置20は、カット部21、カス取り部22、カット制御部23を有している。後加工装置20は、カット部21でロール紙Sのシール部材6を切断(カット)する。
カット部21は、カットする際に用いるカットライン(以下、カットパスともいう)に従ってロール紙Sのシール部材6を切断(カット)するものである。本例のカット部21は、レーザーを照射してシール部材6をカットするレーザーカッター(不図示)を有している。また、ロール紙Sに印刷されたアイマークを検知するアイマーク検知センサー24を有している。なお、アイマークとは、レーザーカッター33でカットを行う際のタイミングを制御するためのマークである。
カス取り部22は、ロール紙Sのうち不要部分(ラベル画像以外の部分)のシール部材6を台紙5から剥離させるものである。
図4は、後加工装置20によるカス取りの様子の一例を示す説明図である。なお、この例ではロール紙Sに略矩形のラベル画像が印刷されており、そのラベル画像の周りがカット部21にてレーザーカッターでカットされている。図4に示すようにカット後のロール紙Sの不要部分(ラベル画像以外の部分)のシール部材6を台紙5から剥離させることにより、台紙5上にはラベル画像の部位のシール部材6のみが残ることになる。
カット制御部23は、ジョブ制御部からの指示に従ってカット部21及びカス取り部22を制御して、カット及びカス取りを実行させるものである。
次に、ラベル画像の印刷装置10の印刷処理の動作について説明する。
図5は、印刷装置10によるラベル画像の印刷処理を説明するためのフロー図である。
まず、ラベル生産装置1を操作するオペレーターは、不図示の入力装置によりジョブ制御部30に印刷ジョブを投入する。
図6は本例の印刷ジョブにおいて取得される画像データの説明図である。本例では図6に示すように、印刷ジョブとしてアイマーク33とラベル画像34を印刷するための画像データを取得する。図6に示すような2つの矩形状の画像(ラベル画像)34及び各ラベル画像に対応するアイマーク33を繰り返し印刷するための画像データが取得される。以下の説明において、図6の2つのラベル画像34のうち、図において上側を上段といい、図において下側を下段という。なお、印刷ジョブとしてラベル画像部の周りをカットするカットパスデータも同時に生成する。
先ず、ステップS101において、ジョブ制御部30は、印刷ジョブのうち画像データを印刷装置10に送信し、印刷装置10の印刷データ生成部11は、印刷制御部15から受け取った画像データを印刷部12が解釈できる形式の印刷データに変換し、印刷部12に出力する。なお、画像データを印刷データに変換する際に、印刷データ生成部11は、解像度変換処理・色変換処理・ハーフトーン処理・並べ替え処理・コマンド付加処理などを行い、画像データからCMYKの各色の印刷データが生成される。
印刷制御部15は、搬送部14を制御してロール紙Sを搬送方向に搬送させつつ、印刷データ生成部11で生成された印刷データ(CMYKの各印刷データ)を用いて印刷部12の各ヘッドからそれぞれロール紙Sにインクを吐出させる。こうして、ロール紙Sに図6の画像を印刷する印刷処理を開始する(S101)。この印刷処理を続けて行うことにより、ロール紙S上には、アイマーク33とラベル画像34が印刷され、図7に示すような複数の画像が繰り返し印刷されていく。なお、本例では、何も印刷されていない無地のロール紙Sを用いるが、例えば、予め背景としての白塗り画像が先刷り印刷されているようなロール紙を用いてもよい。
次に、ステップS102において、印刷部12による印刷処理が実行中か否かが判断される。印刷処理が実行中と判断された場合には(S102のYES)、印刷制御部15は、検査部13を制御して、ロール紙Sに印刷されたラベル画像に異常があるか否かの品質検査処理を行なう(S103)。ステップS102において、印刷部12による印刷処理が実行されていないと判断された場合には(S102のNO)、印刷処理を終了する。
ステップS103で実施される品質検査処理では、印刷制御部15は、スキャナー131の下を画像が通る際に、ロール紙Sに印刷された画像をスキャナー131にスキャンさせる。そして、検査部13は、スキャンされた画像のデータ(スキャンデータ)と、図6に示す画像データとを比較することにより、印刷されたラベル画像の異常(不良)の有無を検査する。例えば、検査部13は、スキャンデータと元の画像データとを画素ごとに比較していく。そして画素の色の差分が閾値未満のときは異常なし(良品)と判断し、差分が閾値以上のときは異常有り(不良品)と判断する。なお、閾値は記憶部17に保存されている。
図8は、検査部13による検査結果の一例を具体的に示す図である。図8の左側の図は良品のスキャン結果を示す図である。この図では、図6の画像データと画素ごとに比較した際に色の差分が閾値を超える箇所がないため、良品と判断される。一方、図8の右側の図は不良品のスキャン結果の一例を示す図である。この図の上段のラベル画像では、ノズル抜けなどによりドットの形成されていない箇所341がある。このため、図6の画像データと画素ごとに比較することで色の差分が閾値を超える箇所があり不良と判断される。
ステップS103において、ラベル画像34の品質に異常が発生している(不良品)と判断された場合には(S103のYES)、ステップS104において、アイマーク加工部16は、不良品と判断されたラベル画像に対応するロール紙S上に印刷されたアイマーク33について加工処理を施す(S104)。
ここで、ステップS104において実施するアイマークの加工処理について説明する。本例のアイマーク加工部16のアイマーク加工ユニット161は、ロール紙Sに貫通孔を形成するパンチキットを備えており、ロール紙S上に印刷されたアイマーク33の一部にパンチ若しくはトリミング処理を行うことで、アイマーク33の形状を変更する加工処理を行う。また、後処理装置20のアイマーク検知センサー24には、加工処理を加える前のアイマーク33の情報を登録されているので、加工処理によりアイマークの形状や色が変わった場合には、アイマーク検知センサー24によるアイマークの読み取りができなくなる。このように本例では、アイマーク加工部16によりアイマーク33を変形加工することにより、アイマーク検知センサー24にアイマーク33が無いものと検知させることができる。
なお、本例ではアイマーク加工処理として、切り落としなどによりアイマーク33の形状を変形させる例を用いて説明したが、例えば、アイマーク加工ユニット161として、インク吹き付けユニットを設置して、インクを吹き付けることでアイマーク33の色を変更してもよい。さらには、アイマーク加工ユニット161として、シール貼り付けユニットを設置して、アイマーク33を覆うようにシールを貼り付けて、変更してもよい。
ステップS103において、ラベル画像34に異常が発生していない(良品)と判断された場合には(S103のNO)、印刷部12による印刷処理を継続する(S102)。
次に、本例の後加工装置20による後加工処理の動作について説明する。
図9は、後加工装置20によるラベル画像のカット処理(後加工処理)を説明するためのフロー図である。
なお、後加工装置20においても印刷装置10の搬送部と同様の搬送部(不図示)が設けられており、印刷装置10でアイマークの加工処理が施されたロール紙が取りつけられているものとする。
先ず、ステップS410において、カット制御部23は、搬送部(不図示)を制御してロール紙Sを搬送方向に搬送させつつ、カット部21のアイマーク検知センサー24でロール紙Sに印刷されているアイマーク33を読み取らせる(S401)。なお、カット制御部23は、アイマーク33の読み取り結果により、ラベル画像のカットタイミングを把握する。
つぎに、ステップS402において、アイマーク検知センサー24がアイマーク33を検出したか否かを判定する。アイマーク検知センサー24がアイマーク33を検出した場合には(S402のYES)、カット部21がカットパスを用いてラベル画像34のカットを行う(S403)。すなわち、カット制御部23は、搬送部(不図示)によりロール紙Sを搬送方向に搬送させつつ、アイマーク検知センサー24でアイマーク33を検出する毎に、カットパスデータに基づいてカット部21にカット処理を実行させる。なお、アイマーク検知センサー24で検出できるアイマーク33に対応するラベル画像34は良品のみである。
一方、アイマーク検知センサー24がアイマーク33を検出しない場合には(S402のNO)、カット部21によるラベル画像34のカットは行われない。上述したように、アイマーク検知センサー24で検出できないアイマーク33に対応するラベル画像34は不良品であるため、本例によれば、不良品のラベル画像がカットされることを防止できる。
その後、ステップS404において、カット制御部23は、ロール紙S上のラベル画像が最後のラベル画像か否かの判断を行う(S404)。最後のラベル画像でない場合には(S404でNO)、ステップS401に戻り、アイマークの読み取り処理を継続する。一方、最後のラベル画像の場合には(S404でYES)、カット部21によるカット処理を終了する。
その後、カット制御部23は、カス取り部22を制御して、カット後のロール紙Sの不要部分のシール部材6を台紙5から剥離(カス取り)させる。本例では、不良品のラベル画像はカットされておらず不要部分のシール部材としてカス取りされるため、良品のラベル画像のみを取り出すことができる。
なお、本例では、後加工装置20として、画像ラベルのカット処理を行う装置を用いて説明したが、凹凸を付与するエンボス加工処理や、金箔等を付着させる箔押し加工処理、ラベルにさらに画像を追加する追い刷り印刷処理を実行するものであってもよい。これらの後加工装置を用いる場合でも、上述したように、ステップS402において、アイマーク検知センサー24が検出したアイマーク33に対応するラベル画像34についてのみそれぞれの後加工処理を実行させればよい。
図10は、印刷装置10で印刷されたラベル画像の一例を示す図である。また、図11は、図10のラベル画像を後加工装置20でカット及びカス上げした後の状態を示す図である。なお、図10、図11において、搬送方向の上流側から順に番号(列番号)を付している。例えば、図10において3列目の画像のうち上段のラベル画像及び6列目のラベル画像のうち下段のラベル画像に異常が発生しており(不良品)、それぞれのラベル画像341に対応するアイマーク331には、上述したようにアイマーク加工部16による加工処理が施されている。
アイマーク33に加工処理が施されている場合には、上述したように対応するラベル画像341についてはカット処理が行われないため、不良品のラベル画像341をカスとして廃棄することができる。すなわち、カス取り後には、図11に示すようなに、不良品のラベル画像341が取り除かれた良品の画像ラベル34のみがロール紙S上に残される。このように、本例のラベル生産装置及びラベル生産方法によれば、ラベル画像に異常がある場合は、アイマーク加工部16でアイマーク33に加工処理を施すことにより、アイマーク検知センサー24にアイマーク33が存在していないものと検知させて、ラベル画像に異常(不良)が生じている場合に後加工装置20による後加工処理を実施させないようにする。そのため、良品のラベルのみ製品として残すことができるので、市場に不良品のラベルが出回ることを防止できる。
以上、説明したように、本例のラベル生産装置1によれば、従来からあるアイマーク33を加工処理することでラベル画像の品質判定を行うことができるので、ロール紙S上のラベル画像を印刷する領域を制限することがなく、ラベル印刷の自由度を大きくすることができる。
また、従来から存在するアイマーク用の読み取りセンサー24を用いて画像ラベルの品質を検出するので、新たな読み取りセンサーを設ける必要がなく、装置のコストを抑えることができる。
また、本例の印刷制御部15の記憶部17は、アイマーク33に加工処理が施されたラベル画像341をカウントして、印刷データ生成部11で、カウントされた分のラベル画像の印刷データを追加生成させて、印刷部12で追加印刷するようにしてもよい。これにより、ラベル生産装置を使って当初生産する予定だったラベルの枚数を確実に確保することができる。なお、ラベルの追加印刷は任意の設定事項としてもよく、ユーザが、ラベル生産装置に設けられた不図示の入力装置を介して設定するようにしてもよい。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本例では、ラベル生産装置の印刷装置と後加工装置を別々に構成したが、印刷装置と後加工装置を1つのラベル生産装置に設けてもよい。
また、本例ではインクジェット方式により画像を印刷するラベル生産装置を用いて説明したが、Y,M、C,Kトナーを用いた中間転写ベルト方式を用いてラベル画像を画像形成するようにしてもよい。
上述した例では、ラベル画像として矩形状の図形が印刷されていたがこれには限られず、他の図形(丸形状)や、画、記号(文字)などであってもよい。また、上述の例では、紙幅方向に2つのラベル画像を配置していたが、これには限られず、例えば紙幅方向にラベル画像を1つだけ若しくは3つ以上並べて配置するようにしてもよい。
1・・・ ラベル生産装置、3・・・基材、4・・・粘着層、5・・・台紙、6・・・シール部材、10・・・印刷装置、11・・・印刷データ生成部、12・・・印刷部、13・・・検査部、14・・・搬送部、15・・・印刷制御部、16・・・アイマーク加工部、17・・・記憶部、20・・・後加工装置、21・・・カット部、22・・・カス取り部、23・・・カット制御部、24・・・アイマーク検知センサー、30・・・ジョブ制御部、33、331・・・アイマーク、34、341・・・ラベル画像、131・・・スキャナー、141・・・繰り出し軸、142・・・巻き取り駆動軸、161・・・アイマーク加工ユニット、S・・・ロール紙

Claims (11)

  1. ラベル画像及び前記ラベル画像と対応する位置マークを生成するための画像データを用いて被印刷媒体に前記ラベル画像及び位置マークを複数印刷する印刷部と、
    前記被印刷媒体に印刷された各ラベル画像の品質を検査する検査部と、
    前記位置マークに基づいて、前記被印刷媒体に印刷されたラベル画像について後加工処理を行う後加工処理部と、
    前記被印刷媒体に印刷された前記位置マークの状態を変更する位置マーク変更部と、を備え、
    前記検査部により前記ラベル画像に異常があると判断された場合には、前記位置マーク変更部により、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更する
    ラベル生産装置。
  2. 前記検査部により異常があると判断されたラベル画像の枚数を記憶する記憶部を設け、
    前記印刷部は、前記記憶部に記憶された枚数分の追加印刷を行う
    請求項1に記載のラベル生産装置。
  3. 前記位置マーク変更部は、前記位置マークの一部に貫通孔を形成することにより、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更する
    請求項1に記載のラベル生産装置。
  4. 前記位置マーク変更部は、前記位置マークの色を変えることにより、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更する
    請求項1に記載のラベル生産装置。
  5. 前記位置マーク変更部は、前記位置マークを覆うシールを貼り付けることにより、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更する
    請求項1に記載のラベル生産装置。
  6. 前記後加工処理部は、前記検査部により前記ラベル画像の品質に異常がないと判断された場合には、前記位置マークに基づいて、前記異常がないラベル画像に後処理を実施し、前記検査部により前記ラベル画像の品質に異常があると判断された場合には、前記位置マークを検知せずに前記異常があるラベル画像に後加工処理を実施しない
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のラベル生産装置。
  7. 前記被印刷媒体は、印刷面を有する第一の基材と、第二の基材と、前記第一の基材と前記第二の基材との間の粘着層とを含み、
    前記後加工処理部は、前記第一の基材を切断する後加工処理を行うものであって、前記検査部により前記ラベル画像に異常がないと判断された場合には、当該ラベル画像の部位の前記第一の基材を切断し、前記検査部により前記ラベル画像に異常があると判断された場合には、当該ラベル画像の部位の前記第一の基材を切断しない
    請求項6に記載のラベル生産装置。
  8. 前記後加工処理部は、前記ラベル画像についてエンボス加工を加える後加工処理を行う
    請求項6に記載のラベル生産装置。
  9. 前記後加工処理部は、前記ラベル画像について箔押し加工を加える後加工処理を行う
    請求項6に記載のラベル生産装置。
  10. 複数のラベルを生産するラベル生産方法であって、
    ラベル生産装置が備える印刷部により、ラベル画像及び前記ラベル画像と対応する位置マークを生成するための画像データを用いて、被印刷媒体に前記ラベル画像及び位置マークを複数印刷するステップと、
    ラベル生産装置が備える検査部により、前記被印刷媒体に印刷された各ラベル画像の品質を検査するステップと、
    ラベル生産装置が備える後加工処理部により、前記位置マークに基づいて、前記被印刷媒体に印刷されたラベル画像について後加工処理を行うステップと、
    ラベル生産装置が備える位置マーク変更部により、前記被印刷媒体に印刷された前記位置マークの状態を変更するステップと、
    前記検査部により前記ラベル画像に異常があると判断された場合には、前記位置マーク変更部により、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更するステップと、を含む
    ラベル生産方法。
  11. 複数のラベルを生産するラベル生産装置が備えるコンピューターに、
    ラベル生産装置が備える印刷部により、ラベル画像及び前記ラベル画像と対応する位置マークを生成するための画像データを用いて、被印刷媒体に前記ラベル画像及び位置マークを複数印刷するステップと、
    ラベル生産装置が備える検査部により、前記被印刷媒体に印刷された各ラベル画像の品質を検査するステップと、
    ラベル生産装置が備える後加工処理部により、前記位置マークに基づいて、前記被印刷媒体に印刷されたラベル画像について後加工処理を行うステップと、
    ラベル生産装置が備える位置マーク変更部により、前記被印刷媒体に印刷された前記位置マークの状態を変更するステップと、
    前記検査部により前記ラベル画像に異常があると判断された場合には、前記位置マーク変更部により、前記異常があるラベル画像に対応する位置マークを変更するステップと、を実行させるための
    プログラム。
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