JP2020151263A - 保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】(1)家庭でも簡便に取り付けができ、(2)激しい振動にも耐え、(3)固定物が転倒・倒壊するリスクを予防できる安全性の高い保持具を提供することを目的とする。【解決手段】両端が開放された固定部を備える略らせん状に延在する保持具であって、当該保持具の正面部外観において、正面凸部と当該凸部から背面にかけ連続的に円弧を描くように歪曲した背部に続き、左右側面部外観において、左右対称の凹部と凸部を連続的に形成してなる保持具が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、保持性能を高めた保持具に関するものであり、詳細には、特に壁に設置されたフックにかけた絵画等の固定が震災時の振動にも外れず、安全に堅持される保持具に関するものである。
従来から、趣味として、あるいは部屋の装飾として使用される創作書画、絵画や写真等は、通常、周縁に重厚な額縁の枠体が枠組されてなる板状の装飾体を構成する。そしてこれらは、壁掛け専用の保持具により壁に掛けられるのが一般的である。展覧会の会場において展示される場合にも同様である。すなわち、壁掛けの場合は、板状装飾体に固定専用の保持具を取り付ける一方、壁には壁掛け具を取り付け、その当該壁掛け具に壁掛け専用の保持具を据え付けることにより、板状装飾体が固定される。固定時には線状の金具類または紐を使用し、壁に設置した保持具(フック等)に掛ける方法も一般に採用されている。
しかしながら、従来の保持具は、構造が煩雑であるか、簡便な場合でも固定が不十分であり、落下事故が生じる恐れがある。特に昨今、震災における被災状況をみるに、振動による家屋倒壊等の直接的被害に加え、揺れによって室内の箪笥や家具が倒れ、その下敷きとなる二次的な被害も多く、壁に設置された板状装飾体が外れて飛散した物体によって大怪怪我をするといった不測の被害例も極めて多く見受けられ、室内設置物の固定安定性は喫緊の課題となっている。
壁掛け据え型の技術としては、例えば、特許文献1乃至4があげられる。特許文献1は、壁掛け具において、構造の簡素化と 取付け作業の簡素化を図る上で有効な技術を提供するものであるが、震災を考慮したものではなく、固定の方法論としては不十分である。
特許文献2は、掛けた物が脱落しにくく装飾性も備えた壁掛け用フックを提供するものであるところ、特に以下の特徴を有するものとして技術開示されている。
すなわち、(1)壁面を装飾するという機能は保持しつつ、一度掛けた物が脱落しにくい機能も備える壁掛け用フックを提供する。(2)掛けた物が脱落しにくいという機能は有しつつ、ワンタッチで飾り体を装着できる 壁掛け用フックを提供する。(3)壁に取り付けられた一種類のフックに対して、必要に応じて多種多様な飾り体を取り付け可能な新規な壁掛け用フックを提供するものである。
しかしながら、フック部は非対象物を引っかけて固定するだけのものであり、地震等によって生じる激しい振動に対しては、耐えることができない。
特許文献3は、額類を手で持つ操作でそれを壁に掛けたり外したりできる壁掛け用金具を提供する技術であり、着脱操作の容易性と地震等のの緊急時にもある程度考慮されたものではあるが、金具自体の取り付けと取り扱いが不便であり、大きな板状装飾体の場合には自重に耐える壁固定が大掛かりであることから、一般家庭内で手軽に使用し、災害対策にも便宜な用具とは言えないものである。
特許文献4の提供する技術は、壁掛けカレンダーや用箋挟みなど被吊下物の掛け外しが簡単にできる吊掛具を提供する。固定具とフックが連結され角度調整ができるなどの機能性を備えるが、連結部の強度が弱いため、衝撃に脆いうえ、フック部の捕捉性が緩いことから地震等の振動に対して脆弱である。
このように、従来技術によれば、板状の装飾体の壁固定具としてはある程度一定の効果は収めたが、災害時の対策と家庭内で手軽に日常使用できる利便性の両立については、未開発の状態である。
特開2005―261802号 特開2005−323696号 特開2005−323790号 特開2018−099493号
本発明は、上記課題を解決するものであって、(1)家庭でも簡便に取り付けができ、(2)激しい振動にも耐え、(3)固定物が転倒・倒壊するリスクを予防できる安全性の高い保持具を提供することを課題とするものである。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、線形の素材を特定の凹凸形成と略らせん状の加工を施すことにより所望の効果を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明によれば、両端が開放された固定部を備える略らせん状に延在する保持具であって、当該保持具の正面部外観において、正面凸部と当該凸部から背面にかけ連続的に円弧を描くように歪曲した背部に続き、左右側面部外観において、左右対称の凹部と凸部を連続的に形成してなる保持具が提供される。その代表的な態様は図1で例示した保持具である。
ここで、本発明の構成素材としては、金属または樹脂製が挙げられるが、金属は、アルミやステンレスが好ましく、樹脂の場合は、被固定物の大きさや重さに見合う強度のものを用途に応じて適宜選択する必要があり、一般的に使用される熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂のいずれの種類からも制限なく対象として採用し得る。
本発明の代表的な用途は、板状の装飾体の壁における固定である。
また、本発明の波及的な用途として、家庭における配線コードの固定に使用できる。
本発明によって、次の効果がもたらされる。
板状の装飾体の固定をする場合、簡便に取り付けができるうえ、地震等の激しい振動にも耐え、固定物が転倒・倒壊するリスクを予防できる安全性の高い保持具が提供されるものである。また、配線コードの固定に使用した場合には、絡みなく安定的に据え付けることができるものである。
本発明に係る保持具の正面図である 本発明に係る保持具の斜視図である。 本発明に係る保持具に紐を使用した場合の固定状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための具体的な形態について詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は以下に開示する具体的な形態や実施例のみに限定されるものではない。
以下、図1乃至3を用いて、本発明の実施例を示す。
図1は、本発明の保持具の基本形を正面図で示したものである。
すなわち、両端が開放された固定部(1)を備える略らせん状に延在する保持具であって、当該保持具の正面部外観において、正面凸部(2から3)と当該凸部から背面(3から4)にかけ連続的に円弧を描くように歪曲した背部(4から5)に続き、左右側面部外観において、左右対称の凹部(5から6)と凸部(6から1)を連続的に形成してなる保持具を開示するものである。
当該図1の基本形は、本発明に係る保持具の最小単位を指し示したものであり、(3)から(5)にかけての円弧はn周(nは1以上の整数)繰りして構成することを許容するものである。nが大きい保持具は、例えば、長い電気配線を整然に固定し、絡みを防止するために有用である。
固定部(1)は、壁付け用ネットで固定された各格子のフック据え付け部分や、既に壁掛け用に設置された固定具に板状の装飾品を引っ掛けて使用する態様でも良く、小型のものであれば、画鋲のように先端が尖形で直接壁面に挿入して固定する形状としても良い。あるいは、壁側に粘着テープ等で固定できる形状(例えば平板状)に(1)を成形するのは任意である。さらに被固定部が金属パネルであれば、強力な磁石を(1)部に併用することも任意であり、固定法として許容される公知の手法の採用が包含されるものである。
本発明の保持具の大きさは、使用目的に応じて適宜設計する。
用途は、壁に飾る絵画や書画等の板状の装飾体にも便宜である他、家具類の固定に使用することもできる。また、屋内の固定に限らず、屋外での看板固定やサイネージ等の固定にも幅広く採用し得るものである。
材質としては、設置場所、固定対象の大きさや重量によって相応の強度を要することから、適宜選択するが、金属としてはステンレス、アルミニウムやチタン合金等が好ましい。室内での軽量物の使用を考えた場合には、樹脂製も採用し得る。本発明の形状を構成し得る樹脂であれば、特に制限はなく、公知のものが使用できる。
上記の材質において、インテリアデザインを考慮するならば、例えば表面塗装等によるカラーバリエーションは任意である。
図2は、本発明に係る斜視図を示したものである。略らせん状に展開し円弧状で構成することが基本であり、側面からの外観は円状であるが、楕円上等の変形デザインも包含されるものである。
図3は、本発明に係る保持具において、紐を使用した場合の固定状態を示す図である。使用方法としては、先ず、両サイドの(6)から(5)にかけての凹上側に紐(7)をかける。このとき、紐(7)は、両サイド(4)から(3)にかけての凹部の下に位置する。
次に、正面から見て(2)の真下位置から紐(7)を前方に軽く引き、上方に持ち上げて、(2)の背部側にかけることで固定が完了する。
このように移動操作することで、縦横上下に振動が発生しても強固に固定され、絶対に外れない堅牢性に優れた効果を得ることができる。固定を外したいときには、上記操作の逆手順によって、容易に達成できる。
1 本発明の保持具における固定部先端
2 本発明の保持具の正面図における中央凸部
3 本発明の保持具の正面図における凸部両下部
4 3に対して背部に略らせん状に続く保持具上位部
5 4から連続的に続く保持具下位部
6 5から連続的に続く保持具上位部
7 固定対象物の固定用紐を使用し、保持具に固定した状態を示したもの

Claims (5)

  1. 両端が開放された固定部を備える略らせん状に延在する保持具であって、当該保持具の正面部外観において、正面凸部と当該凸部から背面にかけ連続的に円弧を描くように歪曲した背部に続き、左右側面部外観において、左右対称の凹部と凸部を連続的に形成してなる保持具。
  2. 構成素材が金属で構成されることを特徴とする請求項1に記載の保持具。
  3. 構成素材が樹脂で構成されることを特徴とする請求項1に記載の保持具。
  4. 壁面に設置する請求項1乃至3記載の保持具。
  5. 配線コードの固定用に使用する請求項1乃至4記載の保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001197642A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Fujitsu Denso Ltd ケーブル保持具および光ケーブル保持構造
WO2011096043A1 (ja) * 2010-02-02 2011-08-11 株式会社屋根技術研究所 太陽電池モジュール用ケーブルホルダ
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