JP2020151015A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】力を受けても潰れたり倒れたりしにくい横漏れ防止手段を備えた吸収性物品を提供する。【解決手段】透液性のトップシートと、非透液性のバックシートと、前記両シートの間に設けられた吸収体と含む本体と、前記本体の前記トップシート側の幅方向両側部に前後方向に沿って配置された、前記本体から起立する立体ギャザーとを備えた吸収性物品であって、前記立体ギャザーは、ギャザーシートが複数回折り返されてなる起立方向に伸縮可能な蛇腹状であり、前記本体に固定された基部と、面状に肌に当接可能に構成された先端部と、前記基部と前記先端部との間の主部とを有し、前記折り返しによって形成された折り目が固定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品として、パッドタイプ、テープタイプ、パンツタイプといった形態の使い捨ておむつの他、生理用ナプキン、軽失禁用吸水パッド等が知られている。このような吸収性物品の中には、排泄物が幅方向外方へ漏れること(横漏れ)を良好に防止するための手段として、吸収性物品本体の幅方向両側部に、本体から肌側に起立する立体的な壁様の部分を形成したものがある。
例えば、特許文献1には、本体の受液側に、縦方向及び横方向に間隔を開けて配置された防漏カフが設けられ、防漏カフは、縦方向に沿って本体に固定される固定端部と、自由端部とを有するシートと、自由端部又はその近傍でシートに取付けられて縦方向への収縮力を発揮する弾性部材とを有し、防漏カフには、シートを二つ折りにしてその内面どうしを接合して固定端部と自由端部との幅寸法を狭める接合部が形成され、この接合部が固定端部と自由端部との間に複数設けられており、接合部が中間部に設けられて、本体からの防漏カフの起立可能な長さが、接合部を有する部分で低く、接合部を挟む縦方向両側で高い、吸収性物品が開示されている。
特開2005−218876号公報
しかしながら、特許文献1に開示のような構成では、横漏れ防止手段(防漏カフ)が力を受けた場合、シートが不規則に折れてカフが潰れたり倒れたりすることがある。そのような場合、力が解除されてもカフが元通りに起立せず、防漏機能を発揮できないことがある。
上記の点に鑑みて、本発明の一態様は、力を受けても潰れたり倒れたりしにくい横漏れ防止手段を備えた吸収性物品を提供することを課題とする。
本発明の第一の態様は、透液性のトップシートと、非透液性のバックシートと、前記両シートの間に設けられた吸収体と含む本体と、前記本体の前記トップシート側の幅方向両側部に前後方向に沿って配置された、前記本体から起立する立体ギャザーとを備えた吸収性物品であって、前記立体ギャザーは、ギャザーシートが複数回折り返されてなる起立方向に伸縮可能な蛇腹状であり、前記本体に固定された基部と、面状に肌に当接可能に構成された先端部と、前記基部と前記先端部との間の主部とを有し、前記折り返しによって形成された折り目が固定されている。
上記第一の態様によれば、立体ギャザーを、ギャザーシートが複数回折り返されてなる起立方向に伸縮可能な蛇腹状としているので、装着中に脚の力が立体ギャザーにかかっても、立体ギャザーは、予め形成されている蛇腹の折り目で折れて、蛇腹の収縮方向に縮むことができる。そのため、立体ギャザーが不規則に折れて潰れたり倒れたりすることを回避することができる。
また、立体ギャザーの先端部が、面状に肌に当接可能に構成されていることで、先端部で力を受けとめることができる範囲が増えるので、脚が先端部に当たる方向が立体ギャザーの起立方向から多少逸脱しても、蛇腹を確実に収縮方向に押し下げることができ、立体ギャザーの倒れ等を防止できる。そして、ギャザーシートの端縁が肌に当たりにくいので、装着中に立体ギャザーから受ける違和感も軽減することができる。
さらに、折り返しによって形成された折り目が固定されているため、より確実に蛇腹を折り目で折ることができる。また、脚からの力が弱まった時には、一旦収縮した蛇腹が復元しやすく、装着中の立体ギャザーの起立を維持することができる。
本発明の第二の態様では、前記先端部は、幅方向内方へ折り返された部分である。
上記第二の態様によれば、立体ギャザーの先端部が、幅方向外方へ向かうほど高さが低くなるように傾斜しやすくなる。通常、装着者の脚(大腿部)は股下部から斜めに延びており、吸収性物品に対向する脚の面は、幅方向外方に向かうほど厚み方向で立体ギャザーと近付くように傾斜している。そのため、本態様によれば、立体ギャザーの先端部の面が、脚の表面の傾斜に沿うことができるので、装着中の違和感を低減することができる。
本発明の第三の態様では、前記先端部に、帯状弾性部材、又は複数の糸状弾性部材が前後方向に沿って配置されている。
上記第三の態様によれば、立体ギャザーの先端部における前後方向に沿った収縮力を高めることができるので、立体ギャザーをより確実に起立させることができる。また、先端部の剛性をある程度高めることができるので、先端部を面状に形成しやすくなる。
本発明の第四の態様では、前記複数の糸状弾性部材が、前記先端部の少なくとも先端位置、折り目、及びその中間に互いに離間して配置されている。
上記第四の態様によれば、第三の態様による先端部を面状に形成しやすくする効果を向上させることができる。
本発明の第五の態様では、折り返されて重ねられた前記ギャザーシートが、前記折り目において接合されている。
上記第五の態様によれば、蛇腹の折り目の固定が、折り目における接合によって行われているので、部材点数を増やすことなく、蛇腹が確実に折り目で折られて収縮でき且つ蛇腹の復元力も高めることができる。
本発明の第六の態様では、前記折り返しによって形成された、前記主部の折り返し部分の幅は、前記基部に近いものほど大きい。
上記第六の態様によれば、立体ギャザーの安定した起立状態を維持することができる。
本発明の一態様によれば、力を受けても潰れたり倒れたりしにくい横漏れ防止手段を備えた吸収性物品を提供できる。
本発明の一形態による吸収性物品の平面図である。 図1のII−II線断面図であり、ギャザーシートの機能を説明するための図である。 図1のIII−III線断面図である。 弾性部材の収縮力が働いた状態での、図3に対応する断面図である。 先端部の変形例の部分拡大図を示す。 立体ギャザーの第1変形例を示す断面図である。 立体ギャザーの第2変形例を示す断面図である。 立体ギャザーの第3変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、図面は、発明の理解を助けるための模式的なものである。
(吸収性物品の基本構造)
まず、本発明の一形態による吸収性物品の基本構造を、パッドタイプの使い捨ておむつ(尿取りパッド)の例に基づき説明する。
図1に、吸収性物品1の平面図を示す。図1は、吸収性物品1を展開し、平面状に伸ばした状態を示す図である。また、図2に、図1のII−II線断面図を示し、図3に、図1のIII−III線断面図を示す。
図1〜図3に示すように、吸収性物品1は、透液性のトップシート12と、不透液性のバックシート11と、両シート11、12の間に設けられた吸収体13とを備えた本体10を有している。吸収性物品1を装着する際、トップシート12側が肌側となり、バックシート11側は、アウター(外側のおむつ)や下着等に固定される非肌側となる。
本形態では、吸収性物品1は、平面視で、全体として細長い形状を有している。すなわち、吸収性物品1は、y方向(前後方向又は長手方向)に所定の長さを有し、y方向と直交するx方向(幅方向)に、上記長さより小さい所定の幅を有する。なお、本明細書においては、+y方向は、吸収性物品1の後方、すなわち装着時の背側に向かう方向に相当し、−y方向は、吸収性物品1の前方、すなわち装着時の腹側に向かう方向に相当する。また、z方向はx方向及びy方向に直交する厚み方向であり、+z方向が肌側になり、−z方向が非肌側となる。
図示の形態では、吸収性物品1の平面視形状は、図1で見て左右対称になっている、すなわち前後方向に延びる中心線を中心軸として線対称になっているが、必ずしも対称の形状でなくともよい。また、吸収性物品1の平面視形状は、上述のように、前後の領域に比べて幅が狭くなっている部分(括れ部分)を有するものでなくとも、前後方向にわたって幅が一定である矩形状等、他の形状とすることもできる。また、図1の例では、形状以外の吸収性物品1の構成(各構成要素の材質、配置等)も、左右対称になっているが、吸収性物品1の構成は必ずしも線対称でなくともよい。
図1に示すように、吸収性物品1は、前後方向で見て中央付近に、股間対応領域Cを有する。本明細書において、「股間対応領域」とは、装着時に装着者の股間(股下)に対応させる部分を意味する。股間対応領域Cは、例えば、吸収性物品の前後方向中央若しくはその近傍から前方の所定位置までの範囲であってもよいし、吸収性物品の前後方向中央の所定範囲であってよい。なお、図示の例では、吸収性物品1には、幅が狭くなっている括れ部分が形成されているが、その括れ部分が形成されている領域の一部が股間対応領域となっている。また、股間対応領域Cの前方に隣接し、吸収性物品1の前端までの領域が前方領域Fとなっており、股間対応領域Cの後方に隣接し、吸収性物品1の後端までの領域が後方領域Bとなっている。
吸収性物品1の全長(前後方向の長さ)は、350〜700mm程度、全幅(幅方向の長さ)は130〜400mm程度とすることができる。また、股間対応領域Cの前後方向の長さは10〜150mm程度、前方領域Fの前後方向の長さは50〜350mm程度、後方領域B1の前後方向の長さは50〜350mm程度とすることができる。また、吸収性物品1が括れ部分有する場合、その最小幅は、吸収性物品1の全幅(括れ部分の前後における幅方向の長さ)の50〜90%程度であるのが好ましい。
バックシート11のサイズは、吸収体13よりも大きく、吸収性物品1全体のサイズに相当し得る。吸収体13は、バックシート11の範囲内に収まるように配置することができる。不透液性のバックシート11としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。なお、バックシート11の非肌側の面は、不織布等の外装シートにより覆うこともできる。
トップシート12は、図示の例では、吸収体13の幅方向の端部の一部を覆っていないが、吸収体13全体を覆う大きさを有していてもよい。よって、吸収体13の前後方向の両端部においては、幅方向の中央領域では、バックシート11とトップシート12とが重ね合され、接着されている。また、幅方向の端部領域では、ギャザーシート40(後に詳説)とバックシート11とが重ね合され接着されている(図2及び図3)。
トップシート12としては、有孔又は無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどを用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
なお、トップシート12と吸収体13との間には、中間シートを介在させることができる。中間シートを設けることで、吸収体13により吸収した体液の逆戻りを防止することができる。そのため、中間シートとしては、保水性が低く且つ液透過性の高い素材、例えば各種の不織布、メッシュフィルム等を用いるのが好ましい。
吸収体13は、吸収性物品1全体の平面視形状と同様に、括れ部分を有する平面視形状を有する。しかし、吸収体13の平面視形状は、吸収性物品1の平面視形状にかかわらず、前後方向にわたって幅が一定である括れ部分のない矩形状等とすることもできる。
吸収体13に含まれる材料としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、不織布等であってよく、必要に応じて粒子状等の高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。また、高吸収性ポリマー繊維や、高吸収性ポリマー粒子以外のポリマー粒子や無機粒子等を含んでいてもよい。
吸収体13は、一層からなっていてもよいし、複数の層からなる積層体からなっていてもよい。また、吸収体13は、不織布やクレープ紙等の包装シートで包まれていることが好ましい。包装シートの使用は、吸収体13がポリマー粒子等の粒子状材料を含む場合には、材料のこぼれを含むことができ、特に好ましい。吸収体13が複数層からなる場合、各吸収体層が包装シートによって包まれていてもよいし、包装シートが層間に挟まれていてもよい。また、包装シートは、無着色(すなわち、白色)であってもよいし、着色されていてもよい。色は、排出された体液の色を目立たなくすることができる色、例えば体液の色に近い色、又は体液の色の補色若しくはそれに近い色等にすることができる。
(立体ギャザー)
吸収性物品1はさらに、本体10のトップシート12側の幅方向両側部に前後方向に沿って配置された一対の立体ギャザーを備えている。立体ギャザーとは、本体10の厚み方向に起立した、ギャザーを有する伸縮性のある壁様部分を指す。本形態における一対の立体ギャザーは、トップシート12側の幅方向両側部に前後方向に沿って配置された一対のギャザーシート40、40と、同じく前後方向に沿って各ギャザーシート40に配置された弾性部材(又は弾性収縮部材)とによって形成されている。立体ギャザーは、弾性部材の収縮力によって起立することができるよう構成されている。
一対のギャザーシート40、40は、図1に示すように、本体10の肌側(トップシート12側)の両側部、すなわち幅方向(x方向)の両端領域に、前後方向(y方向)に沿って配置されている。各ギャザーシート40は、吸収性物品1の少なくとも股間対応領域Cに配置されていればよいが、吸収性物品1の前後方向の前端から後端にわたって配置されていることが好ましい。
ギャザーシート40としては、プラスチックシート、不織布を使用することができる。肌への感触性が良いという観点から、不織布にシリコーン等によって撥水処理をしたものが好適に使用される。
ギャザーシート40、40は、各1枚の単層シートであってもよいし、複数層のシートが積層され一体化された積層シートとして構成することもできる。ギャザーシート40を積層シートとして構成した場合、シート間に弾性部材等を挟み込み、保護することができる。積層シートは、ギャザーシート40の幅方向の一方の端部を折り返して接合することによって構成することができる。なお、図示の形態では、ギャザーシート40の幅方向内方の端部を非肌側(本体10に対向する側)に折り返して接合され、一体化されることで、2層の部分と1層の部分とを含む積層シートをギャザーシート40としている(図2及び図3)。
ギャザーシート40は、本体10の肌側(トップシート12側)に重ねられ、部分的に固定されている。より具体的には、ギャザーシート40は、場所に応じてトップシート12、吸収体13(吸収体13が包装シートで包まれている場合には包装シート)、又はバックシート11に重ねられ、接着されている。ギャザーシート40と本体10との接着は、例えば、ホットメルト接着剤、熱融着等の接着によって行うことができる。図1に、両ギャザーシート40、40と本体10との接着領域をグレー色で示す。図1に示すように、各ギャザーシート40の幅方向外側の部分は、前後方向にわたって本体10に接着されている。
また、図2及び図3に示すように、各ギャザーシート40は、幅方向内側の部分が複数回折り返されている。図示の例では、折り目45a、45b、45c及び45dで4回折り返されている。このようにジグザグに複数折り返された幅方向内側の部分は、吸収性物品1の前方の端部及び後方の端部に位置する固定区間R1、R1(図1)では、図2に示すように、本体10に接着され、折り返しにより積層されたシートの対向面同士も互いに接着されている。すなわち、固定区間R1、R1においては、折り返されたギャザーシート40の形状が固定され、変形不能となっている。ここで、変形不能とは、折り返しによって互いに積層されたシート同士の接着が通常の使用の際に破壊されないことを指す。
一方、固定区間R1、R1間の起立区間R2(図1)では、図3に示すように、折り返されたギャザーシート40の形状が固定されておらず、変形可能となっている。ギャザーシート40は、起立区間R2において、本体10に対して起立する伸縮可能な蛇腹状の立体ギャザー48を形成することができる。但し、吸収性物品1を前後方向に伸ばした状態、すなわち配置された弾性部材が前後方向に伸ばされた状態(図3)では、立体ギャザー48はごくわずかしか立ち上がっていない。
ギャザーシート40に配置される弾性部材は、糸状、紐状、帯状(テープ状)等の弾性素材からなるものであってよい。吸収性物品の製造工程における弾性部材の配置は、伸長させた状態の弾性部材を、ギャザーシート40に、接着剤によって接着、縫込み等によって固定するか、或いはギャザーシートにギャザーを形成した後に、収縮させた状態(力を加えていない状態)の弾性部材を固定することによって行うことができる。
本形態では、弾性部材として、第1弾性部材51及び第2弾性部材52が、吸収性物品1を平面視して前後方向に沿って平行に、幅方向に離間して並んで配置されている(図1及び図3)。弾性部材は、収縮力によって立体ギャザー48を起立させる機能を有していれば、立体ギャザー48のいずれの位置に配置されていてもよい。よって、図示の例では、第1弾性部材51を省略してもよいし、第1弾性部材51及び第2弾性部材52の位置以外に弾性部材を配置してもよい。但し、弾性部材が立体ギャザーを起立させる機能をより効果的に発揮させるためには、弾性部材は、立体ギャザーの先端に近い位置に配置されていることが好ましい。
吸収性物品1の製造においては、弾性部材(第1弾性部材51及び第2弾性部材52)が、伸長された状態でギャザーシート40に配置されるか、或いはギャザーシート40にギャザーを寄せた状態で、伸長されていない状態の弾性部材が配置される。よって、弾性部材の収縮状態(伸長されていない状態)では、ギャザーシート40は、弾性部材の収縮方向に縮められることになる。
弾性部材を構成する弾性素材としては、天然ゴム又は合成ゴム、例えばスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコーン、ポリエステル等が挙げられる。また、糸状又は紐状の弾性素材であれば、420〜630dtexの太さを有するものが好ましい。
なお、1つの固定区間R1の前後方向の長さは、吸収性物品1の前後方向の長さの5〜30%とすることができる。また、起立区間R2は、少なくとも股間対応領域C内の区間であり、好ましくは股間対応領域Cを含む区間とすることができる。
図4に、吸収性物品1における弾性部材の収縮力が働き、立体ギャザー48が起立した状態(吸収性物品1の使用時の状態)を示す。図4は、図3に対応する吸収性物品1の断面図である。図4では、折り返しによって形成された蛇腹が伸ばされ、図3の状態に比べて、立体ギャザー48の高さが増している。図3及び図4に示すように、蛇腹の伸縮方向は、立体ギャザー48の起立方向、すなわち本体10の厚み方向(z方向)にほぼ沿っている。図3及び図4に示すように、立体ギャザー48は、本体10に固定された基部41と、基部41と反対側の先端部43と、基部41と先端部43との間の主部42とを含む。
吸収性物品1の使用時には、装着者の身体(脚)は通常、立体ギャザー48の先端部43に接触して、立体ギャザー48は先端部43から力を受ける。ここで、蛇腹が伸縮可能であることから、立体ギャザー48は、装着者の身体の形状及び動きに応じて、装着者の身体に密着したままその高さを変更することができる。よって、蛇腹状の立体ギャザー48は、高い横漏れ防止効果を奏する。
立体ギャザー48の蛇腹は、上述のようにギャザーシート40の複数の折り返しによって形成されていることから、立体ギャザー48に様々な方向から力がかかっても、予め形成された折り目(図示の45a〜45d)で優先的に折れるので、立体ギャザー48が任意の位置で不規則に折れて潰れたり倒れたりしにくい。そのため、立体ギャザー48の潰れや倒れ込みを回避することができる。
また、立体ギャザー48の先端部43は、折り目45dでの折返しによって形成された部分であり、面状に構成されている。先端部43が折り返しにより形成されていることによって、先端部43が、装着者の肌に面状に当接することができる。
先端部43は、図3及び図4に示すように、幅方向内方に折り返されていてもよいし、幅方向外方に折り返されていてもよい。但し、図示の例のように先端部43が幅方向内方に折り返されていている、すなわち先端部43の先端(立体ギャザー48の先端)40tが幅方向内方を向いていると、先端部43の高さ(z方向の長さ)が幅方向外方に向かうほど低くなるように先端部43を傾斜させやすくなる。別の言い方をすると、先端部43を、断面視で、バックシート11側に向かうほど幅方向外方に広がるように形成することができる。ここで、装着者の脚(大腿部)は付け根の方が太いため、脚を冠状断面で見ると内側面の輪郭は、吸収性物品の面方向に対して垂直に延びているのではなく、身体の中心方向に傾斜している。そのため、上記のように先端部43の高さが幅方向外方に向かうほど低くなるように傾斜していることで、先端部43の面が、脚の内側面に沿って当接することができる。これにより、立体ギャザー48をより確実に伸縮方向に押すことができる。また、立体ギャザー48の先端(ギャザーシート40の先端40t)が脚に当たることによって生じ得る違和感も防止することができる。
先端部43の面状の構成をより確実にするためには、例えば、先端部43の剛性を、隣接する主部42の剛性に対して大きくしてもよい。具体的には、先端部43を形成するギャザーシート40の積層枚数を複数にしてもよいし、先端部43の剛性を高めるために、先端部43に弾性部材又はその他の追加的な部材を配置してもよい。
先端部43に、糸状又は紐状の弾性部材を配置する場合には、先端部43に、前後方向に沿った複数の弾性部材を離間させて平行に配置することが好ましい。例えば、図3及び図4に示す例のように、先端部43の先端(立体ギャザーの先端)40t及び先端部43の折り返し位置(折り目45d)において、第1弾性部材51及び第2弾性部材52をそれぞれ配置することが好ましい。
先端部43には、第1弾性部材51及び第2弾性部材52に加え、両弾性部材の間に1以上の弾性部材を配置することができる。例えば、図5に示すように、第1弾性部材51と第2弾性部材52との間の、ギャザーシート40の幅方向中央の位置に、前後方向に沿って配置された第3弾性部材53を配置することができる。このように、先端部43に、先端位置40tにおける第1弾性部材51、折り目45dにおける第2弾性部材52、及び両者の中間の第3弾性部材53を、互いに離間して配置することで、先端部43をより一層面状に形成しやすくすることができ、装着者の肌に面状に当接させることができる。
立体ギャザー48における、折り返しにより形成された折り目45a、45b、45c、及び45dは固定されていてよい。図3及び図4に示す形態では、折り目45a、45b及び45cの固定を、折り返されて重ねられたシート同士を折り目の位置で、接着剤等によって接合することによって行っている。折り目におけるシートの接合によって折り目を固定する場合、シートが接合される範囲は、折り目45a、45b、及び45cの先端から2〜15mm、好ましくは4〜7mmとすることができる。また、シートが接合される範囲の幅は、折り目と折り目との幅方向の長さである折り返し部分の幅w(先端部43においては先端部43の幅)に対して、10〜80%、好ましくは25〜70%とすることができる。
シートの接合は、接着剤以外にも、ヒートシール、超音波シール等のシール手段を用いてシート同士を熱融着又は融着することによって行ってもよい。また、折り目の先端付近で重ねられたシートを縫製すること等によって折り目を固定してもよい。シートを接合させた場合、部材点数を増やすことなく、比較的容易な手段で折り目を固定することができる。
このように立体ギャザー48の蛇腹の折り目が固定されていることで、立体ギャザー48に力がかかった場合、蛇腹がより確実に所定位置(折り目)で折られるため、蛇腹が不規則に折れて潰れたり倒れたりすることを防止する機能を高めることができる。また、蛇腹の伸縮性も向上するため、蛇腹は一旦収縮しても復元しやすいので、強い力がかかっても立体ギャザー48の起立を維持することができる。
折り目の固定は、折り目位置に弾性部材を配置することによって、折り目を固定することもできる。例えば、図3及び図4に示す折り目45dに糸状の弾性部材(第2弾性部材52)を配置して、折り目45dを固定することができる。図示のように、立体ギャザー48の最も先端に近い折り目(先端部43の折り返しにより形成される折り目である折り目)45dに弾性部材を配置しておくことで、折り目の固定による上述の効果に加え、弾性部材51の前後方向に沿った収縮力を発揮できるので、立体ギャザー48の起立が助成され、且つ先端部43の形状も面状に形成しやすくなる。
図4に例示するような蛇腹における折り返し部分の幅w、すなわち折り目と折り目との幅方向の長さは、5〜20mmであると好ましく、8〜15mmであるとより好ましい。なお、折り返し部分の幅は、先端部43においては、先端部43の幅とすることができる。図4の例では、形成された複数の折り返し部分の幅wは、全て同じとしているが、各折り返し部の幅は、後述のように互いに異なっていてもよい。
本形態では、立体ギャザー48の蛇腹は、折り畳まれた(収縮させた)状態では、平面視で、各折り目が同じ位置に配置されるように構成されている。しかし、蛇腹が折り畳まれた状態での各折り目の位置は、互いに幅方向にずれていてよい。例えば、全ての折り返し部分の幅が同じくして、折り畳まれた状態での折返し部分(先端部43を含む)の位置が、+z方向に向かうほど幅方向内方へ又は幅方向外方へずれるように配置してもよい。前者の場合には、立体ギャザー48全体が幅方向内方へ傾きやすくなるので、装着者が横向きに寝た状態で吸収性物品1を使用した場合でも、横漏れ防止効果を維持することができる。
(立体ギャザーの変形例)
図6に、立体ギャザー48の第1変形例を示す。図6に示す例では、立体ギャザー48の基部41が、本体10の吸収体13がある位置にまで延びている。すなわち、平面視で基部41と吸収体13とが重なっており、基部41の幅方向内端41tが、平面視で吸収体13がある範囲に位置している。そして、本例の場合、基部41の幅方向内端41tが、本体10に最も近い折り目45aとなっている。このような構成により、立体ギャザー48が、本体10により確実に固着され、装着中に立体ギャザー48の全体的な形状を安定させることができる。
一方、図3及び図4を参照して説明した例のように、基部41の幅方向内端41tの位置が幅方向で見て吸収体13外にある(基部41が吸収体13と重ならない)場合には、立体ギャザー48はよりフレキシブルに変形することができる。また、吸収体13より幅方向外方の吸収体13がない場所に、本体10と立体ギャザー48(ギャザーシート40)とによって形成される空間SP(図4)ができるので、この空間がポケットとして機能し得る。そのため、排泄される排泄物の量が比較的多い場合に排泄物を溜めることができ、横漏れ防止機能を高めることができる。
図7に、立体ギャザー48の第2変形例を示す。図7に示す例では、立体ギャザー48を形成するための折り返しの回数が、図1〜図6に示す例よりも多い。すなわち、本例では、ギャザーシート40は、折り目45a、45b、45c、45d、45e、及び45fで計6回折り返されている。折り返しの回数を増やすことで、立体ギャザーの高さを確保することができ、また伸縮性も向上させることができる。
ギャザーシート40を折り返す回数は限定されないが、2〜9回、好ましくは3〜8回、より好ましくは4〜6回とすることができる。
また、図1〜図6に示す例では、配置されている弾性部材は、先端部43に、立体ギャザーの先端(ギャザーシート40の幅方向内端)40tに配置された第1弾性部材51、及び先端部43を形成するための折り返し位置(例えば図4の折り目45d)に配置された第2弾性部材52であったが、図7に示す例では、立体ギャザーの先端40tに配置された第1弾性部材51、及び先端部43を形成するための折り目45fに配置された第2弾性部材52の他、折り目45f以外の折り目45a、45b、45c、45d、及び45eの全てにも、それぞれ弾性部材50が配置されている。
図7に示す例のように、先端部43以外にも、折り目に配置する弾性部材を設けることによって、折り目の固定をより強くすることができるとともに、弾性部材の前後方向に沿った収縮力を折り目で働かせることができるので、立体ギャザーの起立が助成される。また、立体ギャザー48の起立方向に入る立体ギャザー48の皺と、折り目とがほぼ直交して形成されることで、立体ギャザー48がより潰れにくくなる。
図8に、立体ギャザー48の第3変形例を示す。図8に示す例は、図7に示す例と同様に、6回の折り返しにより6つの折り目が形成された蛇腹を有する立体ギャザー48であるが、折り目45a、45b、45c、45d及び45eに弾性部材が配置されておらず、各折り返し部分の幅が異なっている点で図6の例と異なる。
図8に示す例では、折り返し部分の幅は、厚み方向で見て本体10に近付くほど(−z方向に向かうほど)大きくなっている。図示の例では、本体10に最も近い折り返し部分、すなわち折り目45a、45b間の幅wが最も大きく、先端部43の幅wが最も小さくなっている。本例のように、本体10に近い方の折り返し部分の幅がより大きくすることで、立体ギャザー48を安定して起立させることができる。
なお、図示の例では、本体10に最も近い折り返し部分の幅wが折り返し部分の最大幅となるように構成されているが、本体10に最も近い折り返し部分の幅wが必ずしも最大幅でなくともよい。また、先端部43の幅wが最小幅になっていなくともよい。
折り返し部分の最大幅の、最小幅に対する比の値(最大幅/最小幅)は、1超4以下とすることができ、1.5〜3であると好ましい。上記範囲の比とすることで、立体ギャザーの起立の安定性を向上できるとともに、脚からの力を直接受けやすい立体ギャザー48の先端部43及び先端部43に近い主部42の部分の蛇腹としての機能を確保することができる。
以上、具体的な形態について、パッドタイプの使い捨ておむつを例に説明してきたが、本形態は、テープタイプ、パンツタイプ等の他の形態の使い捨ておむつの他、生理用ナプキンにも適用することができる。
1 吸収性物品
10 吸収性物品本体
11 バックシート
12 トップシート
13 吸収体
40 ギャザーシート
40t 立体ギャザーの先端(ギャザーシートの幅方向内端)
41 基部
42 主部
43 先端部
45a、45b、45c、45d、45e、45f 折り目
48 立体ギャザー
50 弾性部材
51 第1弾性部材(先端部と基部との境界位置の弾性部材)
52 第2弾性部材(内端位置の弾性部材)
53 第3弾性部材
B 後方領域
C 股間対応領域
F 前方方領域
R1 固定区間
R2 起立区間

Claims (6)

  1. 透液性のトップシートと、非透液性のバックシートと、前記両シートの間に設けられた吸収体と含む本体と、
    前記本体の前記トップシート側の幅方向両側部に前後方向に沿って配置された、前記本体から起立する立体ギャザーとを備えた吸収性物品であって、
    前記立体ギャザーは、ギャザーシートが複数回折り返されてなる起立方向に伸縮可能な蛇腹状であり、
    前記本体に固定された基部と、面状に肌に当接可能に構成された先端部と、前記基部と前記先端部との間の主部とを有し、
    前記折り返しによって形成された折り目が固定されている、吸収性物品。
  2. 前記先端部は、幅方向内方へ折り返された部分である、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記先端部に、帯状弾性部材、又は複数の糸状弾性部材が前後方向に沿って配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記複数の糸状弾性部材が、前記先端部の少なくとも先端位置、折り目、及びその中間に互いに離間して配置されている、請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 折り返されて重ねられた前記ギャザーシートが、前記折り目において接合されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記折り返しによって形成された、前記主部の折り返し部分の幅は、前記基部に近いものほど大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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