JP2020150738A - 駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents
駆動制御装置及び駆動制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020150738A JP2020150738A JP2019047868A JP2019047868A JP2020150738A JP 2020150738 A JP2020150738 A JP 2020150738A JP 2019047868 A JP2019047868 A JP 2019047868A JP 2019047868 A JP2019047868 A JP 2019047868A JP 2020150738 A JP2020150738 A JP 2020150738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- output
- voltage
- motor
- command value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
【課題】インバータの出力電流、出力電圧及び電圧指令値の波形の空間的な歪成分の影響を抑制して当該出力電流、出力電圧及び電圧指令値の実効値の演算精度の向上を図る。【解決手段】駆動制御装置1において、インバータ3はモータ2を駆動する。エンコーダ7はモータ2の回転に応じたパルス信号a、bを生成する。実効値演算部8は、パルス信号a,bのエッジのタイミングで検出されたインバータ3の三相若しくはd軸、q軸の出力電流、出力電圧または電圧指令値の瞬時値を二乗した値の和の平方根をバッファに格納する。さらに、この格納したモータの機械角1回転分の前記平方根の移動平均値をインバータ3の出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値として算出する。【選択図】図1
Description
本発明は、モータを駆動するインバータの出力電圧及び出力電流の実効値を算出する際にモータの空間高調波に起因する歪を除去する技術に関する。
モータを駆動するインバータから出力される電流及び電圧の実効値をモータの制御や状態監視に利用することがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示の誘導電動機の駆動制御装置は電圧及び電流の実効値を演算して誘導電動機の抵抗と漏れインダクタンスを推定する。前記実効値の演算においては、三相の出力電圧、出力電流がM軸(d軸に相当)及びT軸(q軸に相当)に座標変換され、さらに、直流成分が除去される。尚、前記実効値の具体的な演算法は同文献において記載がない。
図10は、従来の実効値演算機能を備えた駆動制御装置のブロック図である。
出力電流iは、三相UVWのモータ2に接続されるインバータ3の三相UVWの出力線9に付帯された電流検出器5により検出されたインバータ3の出力電流を示す。出力電圧vは、出力線9に付帯された電圧検出器6により検出されたインバータ3の出力電圧を示す。電圧指令値v*はインバータ3におけるスイッチング素子のゲート指令(オンオフ指令)の生成に供される正弦波状の波形を成す指令値を示す。本態様においては実効値演算部10が出力電圧v及び出力電流i及び電圧指令値v*の実効値を算出する。
実効値演算部10は、先ず、三相UVW若しくは直交座標dqの出力電圧v、出力電流i、電圧指令値v*の瞬時値の二乗和の平方根xrmsを計算する。
三相UVW(瞬時値x=[xu,xv,xw])の場合、xrmsは以下の式(1)により算出される。
直交座標dq(瞬時値x=[xd,xq])の場合、xrmsは以下の式(2)により算出される。
xrmsは、一定時間の間隔で周期的にサンプリングされ、さらに、このサンプリングした集合体の平均値を得るローパスフィルタによりノイズが除去された後、出力電圧v及び出力電流i及び電圧指令値v*の実効値の演算に供される。
インバータから出力された電流や電圧の波形には、モータの回転に伴う回転磁界により生じる空間的な歪成分が含まれる。また、これに起因して、電圧指令値の波形にも歪成分が含まれることがある。尚、前記空間的な歪成分は、モータが1回転する期間での平均値はほぼゼロとなる特性を備える(図9)。
精度の高い実効値を得るためにはこの歪成分を除去する必要がある。歪成分はモータの回転に同期するため、モータの回転速度が変化する可変速運転では歪成分の周波数が変動するので、歪成分を除去するためのローパスフィルタのカットオフ周波数の設定が困難となる。低速回転まで考慮して低いカットオフ周波数のローパスフィルタを用いると制御に大きな遅れが生じる。上述の従来技術では、ローパスフィルタの時定数を小さく設定した場合は電動機の空間的歪成分を除去しきれなくなり、時定数を大きく設定した場合には制御の遅れが大きくなる。
また、モータの1回転分の移動平均を計算する際に、上記の従来技術のように一定時間のサンプリング周期で値をサンプリングすると、回転速度に応じて1回転分のサンプル数が変動する。そして、回転速度が低速の場合には、高速の場合と比べてサンプル数が大きくなるので、大きなバッファが必要となる。一方、回転速度が高速の場合には、1回転のサンプル数が少なくなるので、算出される実効値の精度が粗くなる。
本発明は、上記の事情を鑑み、インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の波形の空間的な歪成分の影響を抑制して当該出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値の演算精度の向上を図ることを課題とする。
そこで、本発明の一態様は、モータの駆動制御装置であって、前記モータを駆動するインバータと、前記モータの回転に応じたパルス信号を生成するエンコーダと、前記パルス信号のエッジのタイミングで検出された前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の瞬時値から以下の式(1)または式(2)の演算により算出した平方根xrmsをバッファに格納し、前記モータの機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値を前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値として算出する実効値演算部を備える。
また、本発明の一態様は、モータの駆動制御方法であって、インバータにより駆動する前記モータの回転に応じたパルス信号を生成するステップと、前記パルス信号のエッジのタイミングで検出された前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の瞬時値に基づく以下の式(1)または式(2)の演算により平方根xrmsを算出してバッファに格納するステップと、前記モータの機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値を前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値として算出するステップとを有する。
xu:U相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xv:V相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xw:W相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xv:V相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xw:W相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xd:d軸の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xq:q軸の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
本発明の一態様は、前記駆動制御装置及び前記駆動制御方法において、前記エッジのタイミングは、位相が90°ずれた二つの前記パルス信号の立ち上がり及び立ち下がりである。
xq:q軸の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
本発明の一態様は、前記駆動制御装置及び前記駆動制御方法において、前記エッジのタイミングは、位相が90°ずれた二つの前記パルス信号の立ち上がり及び立ち下がりである。
以上の本発明によれば、インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の波形の空間的な歪成分の影響が抑制され、当該出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値の演算精度の向上が図られる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示された本発明の一態様の駆動制御装置1は、三相のモータ2を駆動するインバータ3の出力電流i、出力電圧v及び電圧指令値v*の実効値を演算する。この演算の際、モータ2の空間高調波に起因する出力電流i、出力電圧v及び電圧指令値v*に含まれる波形の空間的な歪み成分が除去される。
駆動制御装置1は、インバータ3、コントローラ4、電流検出器5、電圧検出器6、エンコーダ7及び実効値演算部8を備える。
インバータ3は、コントローラ4から入力される電圧指令値V*に応じた電圧を出力してモータ2を駆動する。
コントローラ4は、モータ2を駆動するための電圧指令値V*をインバータ3に出力する。また、コントローラ4は、実効値演算部8にて算出されたインバータ3の出力電流i,出力電圧v及び電圧指令値v*の実効値に基づきモータ2の駆動状態を監視または電圧指令値V*を適宜に補正する。
電流検出器5は、インバータ3とモータ2を接続する三相UVWの出力線9に付帯またはインバータ3の端子部に接続され、インバータ3の出力電流iを検出する。
電圧検出器6も、出力線9に付帯またはインバータ3の端子部に接続され、インバータ3の出力電圧vを検出する。
エンコーダ7は、モータ2にカップリング(連結)され、モータ2の回転に応じたパルス信号を生成する。
エンコーダ7からは例えば図2に示されたように90°位相のずれた二つのパルス信号としてパルス信号aとパルス信号bとがモータ2の回転に応じて出力される。エンコーダ7のパルス数をNpとすると機械角1回転でNp個のパルス信号が出力される。
エンコーダ7のパルス信号a及びパルス信号bから位相を計算するステートマシンの遷移状態を図3に示した。パルス信号a及びパルス信号bの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジが検出されると、状態21、状態22、状態23及び状態24が遷移し、モータ2の回転方向に応じて位相のカウントが+1または−1が加算される。1回転で合計4Npのエッジが検出されるので、位相のカウント数が4Np変化すると1回転したことになる(例えば、状態21→状態22→状態23→状態24→状態21)。
実効値演算部8は、電流検出器5から出力電流iを、電圧検出器6から出力電圧vを、エンコーダ7から電圧指令値v*を受けて、インバータ3の出力電流i,出力電圧v及び電圧指令値v*の実効値を算出する。
以下に実効値演算部8の詳細な機能について説明する。
実効値演算部8は、先ず、出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値に基づく以下の式(1)または式(2)の演算により平方根xrmsを算出する。
xu:U相の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xv:V相の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xw:W相の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xv:V相の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xw:W相の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xd:d軸の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
xq:q軸の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
また、実効値演算部8は、平方根xrmsを後述のバッファ81に格納し、この格納されたモータ2の機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値をインバータ3の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の実効値として算出する。この実効値の演算過程において、エンコーダ7から出力されるパルス信号に同期した以下のフィルタの機能により、モータ2の空間的な歪成分が除去される。
xq:q軸の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値
また、実効値演算部8は、平方根xrmsを後述のバッファ81に格納し、この格納されたモータ2の機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値をインバータ3の出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の実効値として算出する。この実効値の演算過程において、エンコーダ7から出力されるパルス信号に同期した以下のフィルタの機能により、モータ2の空間的な歪成分が除去される。
実効値演算部8は、エンコーダ7から供されたパルス信号のエッジに基づき前記移動平均値の演算を行うフィルタを実装する。
このフィルタは図4に例示されたリングバッファの態様を成すサイズNのバッファ81を有する。Nは1回転分のパルス信号のエッジの総数4Npとする。バッファ81に格納されている平方根xrmsの値の総和をS、バッファ81の現在のインデックスをpとする。平方根xrmsの移動平均値は前記値の総和Sを前記エッジの総数4Npで割ることにより得られる。この移動平均値は、出力電流iまたは出力電圧vの実効値とみなされ、コントローラ4によるモータ2の制御または状態監視に供される。
図5のフローチャートを参照して前記実効値の瞬時値の算出する過程について説明する。
S1:バッファ81に保存される平方根xrmsの値の総和S、インデックスp、値R[p](例えば、インデックスpに格納されるモータ2のすべり周波数の値)及びをゼロで初期化する。
S2:エッジの検出が判断されていないパルス信号をステップS3に供する。
S3:前記パルス信号のエッジの有無を判断する。前記エッジが検出されない場合、ステップS2に戻る。
S4:前記エッジが検出されると、総和Sから図4に示されたフィルタの現在のインデックスpに格納された値R[p]を引くと共に、式(1)または式(2)の演算結果に基づく実効値の現在値Xを加える。
S5:モータ2が正回転であるかの判断を行う。
S6:モータ2が正回転である場合、インデックスpを1進める。
S7:モータ2が逆回転である場合、インデックスpを1戻す。
以上のステップS2〜S7は、エッジの検出が判断されていないパルス信号が存在する限り、繰り返し実行される。
エンコーダ7のパルス信号のエッジは回転に応じて均一に決まった数だけ発生する。したがって、前記エッジが発生するタイミングで出力電流i、出力電圧vまたは電圧指令値v*の瞬時値を検出すればモータ2を可変速で運転する場合でも1回転の間に決まった角度で決まった数の平方根xrmsの値がサンプルされる。
そこで、実効値演算部8は、1回転で検出されるパルス信号のエッジ数と同数のインデックスを有するバッファ81を実装する。そして、エンコーダ7でのパルス信号の発生時に平方根xrmsをバッファ81に格納し、平方根xrmsの移動平均を計算する。これにより、モータ2の回転速度に関わらず機械角1回転分の平均値を常に取得できる。
図9に示したように、空間的歪成分のモータ2の1回転期間での平均値はほぼゼロとなることから、モータ2の空間的な歪成分は、機械角1回転分の平均を算出すれば、除去できることがわかる。
尚、本実施形態においては、図2のパルス信号a及びパルス信号bの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両タイミングにおいて、実効値を演算するための瞬時値をサンプリングする。このサンプリングの周期が長くてもよい場合には、パルス信号a(またはパルス信号b)のみの立ち上がりエッジ及び立下りエッジのタイミングでサンプリングをしてもよいし、パルス信号a(またはパルス信号b)のみの立ち上がりエッジまたは立下りエッジのみのタイミングでサンプリングをしてもよい。つまり、エンコーダ7のパルス信号を利用して、等間隔のタイミングでのサンプリングを行えばよい。
(本実施形態の効果)
以上の駆動制御装置1によれば、エンコーダ7のパルス信号に同期して平方根xrmsの値が実効値演算部8のバッファ81にサンプルされるので、モータ2が低速回転または高速回転であっても同じサンプル数でモータ1回転分の移動平均を算出できる。特に、バッファ81をリングバッファの態様とすることにより、前記バッファ81の必要なバッファサイズも回転速度に依存することなく一定となる。さらに、モータ2の1回転分の移動平均を取得できるので、モータ2の空間的な歪成分の実効値演算の結果に対する影響度を低減できる。
以上の駆動制御装置1によれば、エンコーダ7のパルス信号に同期して平方根xrmsの値が実効値演算部8のバッファ81にサンプルされるので、モータ2が低速回転または高速回転であっても同じサンプル数でモータ1回転分の移動平均を算出できる。特に、バッファ81をリングバッファの態様とすることにより、前記バッファ81の必要なバッファサイズも回転速度に依存することなく一定となる。さらに、モータ2の1回転分の移動平均を取得できるので、モータ2の空間的な歪成分の実効値演算の結果に対する影響度を低減できる。
図6は本発明の効果を検証する実験装置のブロック構成を示す。この実験装置において、モータ11とモータ12がカップリングされている。モータ11及びモータ12の回転速度はインバータ62により一定に制御される。モータ11に出力される電流はインバータ61により一定に制御される。モータ11のすべり周波数はR2(モータ11の2次巻線抵抗)の設定値に基づきすべり演算を行う設定器60からすべり設定値が入力されたインバータ61により制御される。以上のモータ11の速度と電流を一定に固定した条件でモータ11のすべり周波数を変化させた際のインバータ61の出力電圧vを観測した。
図7,8に前記検証の結果を示す。図7は定常運転時の出力電圧の波形を示す。図8はR2設定値(すべり周波数)を変化させた際の電圧振幅の検出値を示す。図8において、「全データ平均」は、図7の0.5秒間(1.79周期分)の全データの平均を示し、従来法(モータの回転速度とは無関係に、サンプリングの周期を一定時間とする方法)によるものに相当する。「基本波一周期平均」は一周期分(0.28秒間)の平均を示すものであり、本発明の制御法によるものに相当する。
本発明の制御法は従来法よりも短い周期でサンプリングしたデータの平均値を取得する。すべりを増加させると電圧振幅の増加は単調に減少することが理論的に分かっている。
従来法により得られる「全データ平均」は空間的な歪の影響によるノイズの影響ですべりを増加させたときに観測される電圧も増加している箇所がある。これに対して、本発明により得られる「基本波1周期平均」は理論通りに概ね単調な電圧減少が観測されている。
以上のことから、本発明の駆動制御装置及び駆動制御方法によれば、従来手法よりも少ない周期分のデータの平均にも関わらず、空間的な歪の影響を効果的に除去できる。
1…駆動制御装置
2…モータ
3…インバータ
4…コントローラ
5…電流検出器
6…電圧検出器
7…エンコーダ
8…実効値演算部、81…バッファ
2…モータ
3…インバータ
4…コントローラ
5…電流検出器
6…電圧検出器
7…エンコーダ
8…実効値演算部、81…バッファ
Claims (3)
- モータの駆動制御装置であって、
前記モータを駆動するインバータと、
前記モータの回転に応じたパルス信号を生成するエンコーダと、
前記パルス信号のエッジのタイミングで検出された前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の瞬時値から以下の式(1)または式(2)の演算により算出した平方根xrmsをバッファに格納し、前記モータの機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値を前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値として算出する実効値演算部と
を備えたことを特徴とする駆動制御装置。
xv:V相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xw:W相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xq:q軸の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値 - 前記エッジのタイミングは、位相が90°ずれた二つの前記パルス信号の立ち上がり及び立ち下がりであることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
- モータの駆動制御方法であって、
インバータにより駆動する前記モータの回転に応じたパルス信号を生成するステップと、
前記パルス信号のエッジのタイミングで検出された前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の瞬時値に基づく以下の式(1)または式(2)の演算により平方根xrmsを算出してバッファに格納するステップと、
前記モータの機械角1回転分の平方根xrmsの移動平均値を前記インバータの出力電流、出力電圧または電圧指令値の実効値として算出するステップと
を有することを特徴とする駆動制御方法。
xv:V相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xw:W相の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
xq:q軸の前記出力電流、前記出力電圧または前記電圧指令値の瞬時値
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019047868A JP2020150738A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019047868A JP2020150738A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020150738A true JP2020150738A (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72430038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019047868A Pending JP2020150738A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020150738A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115664265A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-31 | 西安爱科赛博电气股份有限公司 | 一种抑制电机集群负载电流波动的控制方法 |
WO2023162784A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | 国立大学法人京都大学 | 電圧制御装置及び電圧制御方法 |
-
2019
- 2019-03-15 JP JP2019047868A patent/JP2020150738A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023162784A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | 国立大学法人京都大学 | 電圧制御装置及び電圧制御方法 |
CN115664265A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-31 | 西安爱科赛博电气股份有限公司 | 一种抑制电机集群负载电流波动的控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107248828B (zh) | 电动机控制装置及电动机控制方法 | |
EP1793486B1 (en) | Method for controlling ac motors | |
US20060176059A1 (en) | Motor phase current measurement using a single DC bus shunt sensor | |
US7615947B2 (en) | Motor driving device and motor braking method | |
JPH05292753A (ja) | Pwmインバータの電流検出方法 | |
JP2011147236A (ja) | ステッピングモータの駆動装置 | |
JP5257594B2 (ja) | 電圧型インバータのスイッチング信号生成方法及び装置 | |
JP2020150738A (ja) | 駆動制御装置及び駆動制御方法 | |
US7224138B2 (en) | Method, system, and program product for feedback control of a target system utilizing imposition of a periodic modulating signal onto a command signal | |
EP2442437A1 (en) | Power converter | |
EP3331153B1 (en) | Method of and system for controlling a permanent magnet motor | |
JP2014110708A5 (ja) | ||
JP6293401B2 (ja) | 空気調和機のモータ制御装置及び空気調和機 | |
JP6116538B2 (ja) | モータ制御装置 | |
Ralev et al. | Accurate rotor position detection for low-speed operation of switched reluctance drives | |
JP2010045884A (ja) | モータ駆動装置および電流検出方法 | |
JP2006136053A (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP2017205017A (ja) | 空気調和機のモータ制御装置及び空気調和機 | |
JP4127000B2 (ja) | モータ制御装置 | |
KR101684807B1 (ko) | 진상각 제어기 | |
JP6312034B2 (ja) | モータ駆動装置および制御方法 | |
JP2020036440A (ja) | 同期リラクタンスモータの制御装置 | |
JP2014204489A (ja) | 回転機制御装置 | |
JP7346991B2 (ja) | 電圧形インバータの制御装置 | |
JP6232580B2 (ja) | モータ駆動装置 |