JP2020149245A - ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム - Google Patents

ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020149245A
JP2020149245A JP2019045204A JP2019045204A JP2020149245A JP 2020149245 A JP2020149245 A JP 2020149245A JP 2019045204 A JP2019045204 A JP 2019045204A JP 2019045204 A JP2019045204 A JP 2019045204A JP 2020149245 A JP2020149245 A JP 2020149245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log information
network
unit
log
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019045204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7298207B2 (ja
Inventor
究 渡邊
Kiwamu Watanabe
究 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019045204A priority Critical patent/JP7298207B2/ja
Priority to US16/799,921 priority patent/US11323313B2/en
Publication of JP2020149245A publication Critical patent/JP2020149245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7298207B2 publication Critical patent/JP7298207B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/069Management of faults, events, alarms or notifications using logs of notifications; Post-processing of notifications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/22Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks comprising specially adapted graphical user interfaces [GUI]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0482Interaction with lists of selectable items, e.g. menus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】ログ情報を生成して送信するネットワーク機器と、ネットワーク機器から送信されたログ情報を記憶部に記憶する画像処理装置とを備えたネットワーク通信システムにおいて、不要なログが保存又は転送される不都合を防止する。【解決手段】画像処理装置は、状態通知部により、ネットワーク機器に対して、画像処理装置の状態通知を行う。ネットワーク機器の処理モード変更部は、画像処理装置から受信した状態通知に基づいて、ログ情報の処理モードを変更する。これにより、画像処理装置からネットワーク機器に対して指定した処理モードで、ログ情報の受信を行うことができ、不要なログが保存され又は転送される不都合を防止することができる。【選択図】図15

Description

本発明は、ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラムに関する。
今日において、例えばネットワーク機器、画像形成装置又は情報機器等において、動作又は処理のログ情報を記録することは有用である。すなわち、ログ情報を記録することで、例えば「不正アクセスの記録による発見後の原因究明」又は「ネットワーク障害の切り分け」等に用いることができる。
また、ログ情報を記録することで、情報処理装置のメーカ側は、ログ情報を後からトレースして情報処理装置の不具合の検証等を行うことができる。また、不正アクセスの記録及び機器の負荷情報を、メーカ側から顧客に通知することで、顧客に対して有用な情報を提供できる。
ログ情報の記録形態としては、例えば情報処理装置からサーバ装置等の他の処理装置にログ情報を送信し、サーバ装置でログ情報の記録を行う記録形態が知られている。また、画像形成装置に密に接続するネットワーク機器が、画像形成装置にログ情報を転送する技術が知られている。
また、特許文献1(特開2002−149380号公報)には、少ないデータ量でログデータの記録を可能とし、問題発生時には、早急に対処可能なログデータ記録装置が開示されている。このログデータ記録装置は、ログ記録部が、コントローラとプリンタ本体の制御部との間で通信される通信情報、及び、搬送機構からの搬送情報を含む制御情報を監視する。そして、制御情報が発生した時刻をタイマから取得してログデータを生成し、常時記録メモリへ予め定めた順序で記録する。
ログパターン判別部は、常時記録メモリに記録されたログデータがログパターン格納部に格納された予め設定されたログストア条件に一致するか否かを判断し、一致する場合にログデータを退避記録メモリへ退避させる。これにより、少ないデータ量でログデータの記録を可能とすることができ、また、問題発生時には、早急に対処可能とすることができる。
しかし、従来のログ情報の保存手法及び転送手法では、機器の状態を考慮することなくログ情報の保存又は転送が行われていたため、不要なログが保存又は転送される不都合を生じていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、不要なログが保存又は転送される不都合を防止できるようなネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ログ情報を生成するログ情報生成部と、ログ情報を記録する機器から指定された状態通知を取得する取得部と、取得された状態通知に基づいて、ログ情報生成部におけるログ情報の処理モードを変更する処理モード変更部と、変更された処理モードに基づいてログ情報生成部で生成されたログ情報を機器に送信する送信部とを有する。
本発明によれば、不要なログが保存又は転送される不都合を防止できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態のネットワーク通信システムのシステム構成を示す図である。 図2は、電子黒板のハードウェア構成を示す図である。 図3は、液体吐出装置(インクジェットプリンタ装置)のハードウェア構成を示す図である。 図4は、携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 図5は、サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 図6は、全天球撮影装置のハードウェア構成を示す図である。 図7は、ビデオ会議端末のハードウェア構成を示す図である。 図8は、プロジェクタ装置のハードウェア構成を示す図である。 図9は、MFPのハードウェア構成を示す図である。 図10は、MFPのネットワーク接続構成を示す図である。 図11は、MFP及び通信制御ボックスの機能ブロック図である。 図12は、通信制御ボックスの基本設定画面の一例を示す図である。 図13は、通信制御ボックスのサーバ設定画面の一例を示す図である。 図14は、通信制御ボックスのモード選択・確認画面の一例を示す図である。 図15は、ログ情報の処理モードの設定からログ情報の記録までの流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態のネットワーク通信システムの説明をする。
(システム構成)
図1は、実施の形態のネットワーク通信システム1のシステム構成を示す図である。この図1に示すように、実施の形態のネットワーク通信システム1は、電子黒板2、液体吐出装置(インクジェットプリンタ装置)3、スマートフォン等の携帯端末装置4、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータ装置5及び全天球撮影装置6を有している。また、実施の形態のネットワーク通信システム1は、ビデオ会議端末装置7、プロジェクタ装置8、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)9及びサーバ装置10を有している。MFP9は、例えばコピー機能とスキャナ機能等のように、複数の画像形成機能を備えた機器である。電子黒板2〜サーバ装置10は、無線ネットワーク、LAN(Local Area Network)、インターネット等の、所定の通信ネットワーク100を介して相互に接続されている。
(電子黒板のハードウェア構成)
図2は、電子黒板2のハードウェア構成を示す図である。この図2に示すように、電子黒板2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F(Interface)205、及び、外部機器接続I/F206を備えている。
これらのうち、CPU201は、電子黒板2全体の動作を制御する。ROM202は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、電子黒板用のプログラム等の各種データを記憶する。
ネットワークI/F205は、通信ネットワーク100との間の通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ230、外付け機器(マイクロホン部240、スピーカ部250、カメラ部260)である。
また、電子黒板2は、キャプチャデバイス211、GPU(Graphics Processing Unit)212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、外部接続されるパーソナルコンピュータ装置PC(Personal Computer)270のディスプレイに対して、静止画像又は動画像を表示する。GPU212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ280等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。
接触センサ214は、電子ペン290又はユーザの手H等で行われるディスプレイ280の接触操作を検出する。センサコントローラ215は、接触センサ214の処理を制御する。接触センサ214は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。座標の入力及び座標の検出を行う場合、ディスプレイ280の上側両端部に設置された2つの受発光装置の発光素子が、ディスプレイ280に対して平行に複数の赤外線を出射する。各受発光装置の受光素子は、ディスプレイ280の周囲に設けられた反射部材により反射され、発光素子が発光した光の光路と同一の光路上を戻る光を受光する(赤外線遮断方式)。
接触センサ214は、電子ペン290又はユーザの手H等の物体により遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線識別番号(赤外線ID)をセンサコントローラ215に供給する。センサコントローラ215は、供給された赤外線IDに基づいて、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ216は、電子ペン290と通信することで、ディスプレイ280へのペン先のタッチ又はペン尻のタッチの有無を判断する。
近距離通信回路219は、NFC(Near Field Communication)又はBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ222は、電子黒板2の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類223は、例えばディスプレイ280の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。また、電子黒板2は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図2に示すCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式等、種々の検出方式を用いることができる。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン290のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン290のユーザが握る部分、又は、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断してもよい。
(液体吐出装置のハードウェア構成)
図3は、液体吐出装置3(インクジェットプリンタ装置)のハードウェア構成を示す図である。この図3に示すように、液体吐出装置3は、CPU301、ROM302、RAM303、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)304、外部機器接続I/F308、ネットワークI/F309、及びバスライン310を備えている。また、液体吐出装置3は、紙搬送部311、副走査ドライバ312、主走査ドライバ313、キャリッジ320、及び操作パネル330を備えている。更に、キャリッジ320は、液体吐出ヘッド321、及び液体吐出ヘッドドライバ322を備えている。
CPU301は、液体吐出装置3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラム等を記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。NVRAM304は、プログラム等の各種データを記憶し、液体吐出装置3の電源が遮断されている間も各種データを保持する。外部機器接続I/F306は、USBケーブル等により、パーソナルコンピュータ装置(PC)に接続され、PCとの間で、制御信号や印刷されるデータの通信を行う。ネットワークI/F309は、インターネット等の通信ネットワーク100を介してデータ通信を行うためのインタフェースである。バスライン310は、CPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
紙搬送部311は、例えばローラ及びローラを駆動するモータであって、液体吐出装置3内の搬送経路に沿って副走査方向へ印刷用紙を搬送する。副走査ドライバ312は、紙搬送部333の副走査方向への移動を制御する。主走査ドライバ313は、キャリッジ320の主走査方向への移動を制御する。
キャリッジ320の液体吐出ヘッド321は、インク等の液体を吐出するための複数のノズルを有しており、その吐出面(ノズル面)が、印刷用紙側を向くようにキャリッジ320に設けられている。液体吐出ヘッド321は、主走査方向に移動しながら、副走査方向に間欠的に搬送される印刷用紙に液体を吐出することで、印刷用紙の所定位置に液体を吐出して画像を形成する。液体吐出ヘッドドライバ322は、液体吐出ヘッド321の駆動を制御するためのドライバである。操作パネル332は、タッチパネル及びアラームランプ等を備えており、現在の設定値又は選択画面等を表示し、操作者からの入力を受け付ける。
なお、液体吐出ヘッドドライバ322は、キャリッジ320外からバスラインに接続するように設けてもよい。また、主走査ドライバ313、副走査ドライバ312、及び液体吐出ヘッドドライバ322は、それぞれCPU301がプログラムを実行することで、ソフトウェアで実現する機能でもよい。
(携帯端末装置のハードウェア構成)
図4は、例えばスマートフォン等の携帯端末装置4のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、携帯端末装置4は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS(Global Positioning System)受信部411を備えている。
CPU401は、携帯端末装置4全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401又はIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御に従って、携帯端末用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体からの撮像光に対応する画像データを形成する。なお、CMOSセンサ以外に、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の、他の撮像手段を用いてもよい。
撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405をバスライン410に接続するためのインタフェースである。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパス、ジャイロコンパス又は加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、例えばフラッシュメモリ等の記録メディア408をバスライン410に接続するためのインタフェースである。記録メディア408には、このメディアI/F409を介してデータの書き込み及び読み出しが行われる。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、携帯端末装置4は、通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイクロホン部415、スピーカ部416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
通信回路412は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と間で通信を行う。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを形成する。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413をバスライン410に接続するインタフェースである。マイクロホン部415は、集音した音声に対応する電気信号である音声信号を形成する。スピーカ部416は、音声信号に対応する音楽又は音声等の音響出力を発音する。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイクロホン部415及びスピーカ部416との間で音声信号の入出力を処理する。
液晶表示部又は有機EL(Electro Luminescence)表示部等のディスプレイ418は、被写体の画像又は各種アイコン等を表示する。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。近距離通信回路420は、NFC又はBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、ディスプレイ418上に設けられており、利用者の接触操作を検出する。
また、携帯端末装置4は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図4に示すCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
(サーバ装置のハードウェア構成)
図5は、サーバ装置10のハードウェア構成を示す図である。なお、パーソナルコンピュータ装置5のハードウェア構成も、このサーバ装置10のハードウェア構成と同様である。このため、パーソナルコンピュータ装置5のハードウェア構成は、以下のサーバ装置10のハードウェア構成の説明を参照されたい。
図5に示すように、サーバ装置10は、パーソナルコンピュータ装置と同様の構成を有しており、CPU501、ROM502及びRAM503を有している。また、サーバ装置10は、HDD(Hard Disk Drive)504、HDDコントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511及びメディアI/F516を備えている。
CPU501は、サーバ装置10全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HDD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHDD504に対する各種データの書き込み及び読み出しを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。
外部機器接続I/F508は、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ又はプリンタ装置等の各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。バスライン510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスライン又はデータバスライン等である。
また、キーボード511は、複数のキーを備えており、文字、数値、各種指示等の入力を行う。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択、実行、処理対象の選択、又は、カーソルの移動等の入力操作を行う。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの書き込み(記憶)又は読み出しを制御する。
(全天球撮影装置のハードウェア構成)
次に、図6は、全天球撮影装置6のハードウェア構成を示す図である。この図6に示す全天球撮影装置6は、一例として、第1の撮像素子603a及び第2の撮像素子603bの2つの撮像素子を有している。なお、この例では、2つの撮像素子603a、603bが設けられていることとして説明を進めるが、3つ以上の撮像素子を設けてもよい。また、必ずしも全方位撮影専用の装置である必要はなく、通常のデジタルカメラ装置又はスマートフォンのカメラ部等に、後付けの全方位の撮像ユニットを取り付けることで、実質的に全天球撮影装置6と同じ機能を有するようにしてもよい。
図6に示すように、全天球撮影装置6は、撮像ユニット601、画像処理ユニット604、撮像制御ユニット605、マイクロホン部608、音処理ユニット609、CPU611、ROM612、SRAM613及びDRAM614を有する。また、全天球撮影装置6は、操作部615、外部機器接続I/F616、通信回路617、アンテナ617a、電子コンパス及びジャイロセンサ等の加速度・方位センサ618を有している。
撮像ユニット601は、それぞれ半球画像を結像するための180°以上の画角を有する広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)602a,602bと、各広角レンズに対応して設けられた第1及び第2の撮像素子603a,603bを備えている。各撮像素子603a,603bは、広角レンズ602a,602bを介して取得した光学像を、電気信号の画像データに変換して出力するCMOSセンサ又はCCDイメージセンサ等の画像センサである。各撮像素子603a,603bは、水平同期信号、垂直同期信号及び画素クロック等を生成するタイミング生成回路を有している。また、各撮像素子603a,603bは、動作に必要な種々のコマンド又はパラメータ等が設定されるレジスタ群等を有している。
撮像ユニット601の各撮像素子603a,603bは、画像処理ユニット604に対しては、パラレルI/Fバスで接続されている。これに対して、撮像ユニット601の各撮像素子603a,603bは、撮像制御ユニット605に対しては、シリアルI/Fバス(I2C(Inter Integrated Circuit)バス等)で接続されている。
画像処理ユニット604、撮像制御ユニット605及び音処理ユニット609は、バスライン610を介してCPU611と接続されている。バスライン610には、ROM612、SRAM613、DRAM614、操作部615、外部機器接続I/F616、通信回路617及び加速度・方位センサ618等も接続される。
画像処理ユニット604は、各撮像素子603a,603bから出力される画像データを、パラレルI/Fバスラインを介して取得し、所定のデータ処理を施した後、合成処理して、正距円筒射影画像のデータを作成する。
撮像制御ユニット605は、マスタデバイスとして動作し、スレーブデバイスである各撮像素子603a,603bのレジスタ群に対して、CPU611から取得したコマンド等を、I2Cバスラインを介して設定する。また、撮像制御ユニット605は、各撮像素子603a,603bのレジスタ群のステータスデータ等を、I2Cバスラインを介して取得し、CPU611に転送する。
また、撮像制御ユニット605は、操作部615のシャッターボタンが操作されたタイミングで、各撮像素子603a,603bに画像データの出力を指示する。全天球撮影装置6は、例えばスマートフォンのディスプレイ等によるプレビュー表示機能、又は、動画表示に対応する機能を有していてもよい。この場合は、各撮像素子603a,603bからの画像データの出力は、所定のフレームレート(フレーム/分)で連続して行われる。
また、撮像制御ユニット605は、CPU611と共に、各撮像素子603a,603bの画像データの出力タイミングの同期制御を行う。なお、全天球撮影装置6に対して表示部を設けてもよい。
マイクロホン部608は、集音した音声を音声データに変換する。音処理ユニット609は、マイクロホン部608から出力される音声データを、I/Fバスラインを介して取得し、音声データに対して所定のデータ処理を施す。
CPU611は、全天球撮影装置6の全体の動作を制御すると共に、必要な処理を実行する。ROM612は、CPU611のための種々のプログラムを記憶している。SRAM613及びDRAM614はワークメモリであり、CPU611で実行するプログラム及び処理途中のデータ等を記憶する。特にDRAM614は、画像処理ユニット604での処理途中の画像データ及び処理済みの正距円筒射影画像のデータを記憶する。
操作部615は、シャッターボタン615aなどの操作ボタンを備えている。ユーザは操作部615を操作することで、種々の撮影モード及び撮影条件等の入力を行う。外部機器接続I/F616は、例えばUSBメモリ又はパーソナルコンピュータ装置等の外部機器を接続するためのインタフェースである。DRAM614に記憶された正距円筒射影画像のデータは、この外部機器接続I/F616を介して接続されている記録機器により、メディアに記録される。また、DRAM614に記憶された正距円筒射影画像のデータは、必要に応じて通信回路617により、スマートフォン等の外部端末装置に送信される。
通信回路617は、全天球撮影装置6に設けられたアンテナ617aを介して、Wi−Fi、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を行う。
加速度・方位センサ618は、地球の磁気から全天球撮影装置6の方位を算出し、方位情報を出力する。この方位情報は、画像保存形式のExif(Exchangeable Image File Format)に規定される関連情報(メタデータ)の一例であり、撮影画像の画像補正等の画像処理に利用される。なお、関連情報には、画像の撮影日時、及び画像データのデータ容量の各データも含まれている。
また、加速度・方位センサ618は、全天球撮影装置6の移動に伴う角度の変化(Roll角、Pitch角、Yaw角)を検出する。角度の変化はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮像画像の画像補正等の画像処理に利用される。更に、加速度・方位センサ618は、3軸方向の加速度を検出する。全天球撮影装置6は、加速度・方位センサ618が検出した加速度に基づいて、自装置(全天球撮影装置6)の姿勢(重力方向に対する角度)を算出する。全天球撮影装置6に、加速度・方位センサ618を設けることで、画像補正精度の向上を図ることができる。
(ビデオ会議端末装置のハードウェア構成)
図7は、ビデオ会議端末装置7のハードウェア構成を示す図である。この図7に示すように、ビデオ会議端末装置7は、CPU701、ROM702、RAM703、フラッシュメモリ704、SSD(Solid State Drive)705、メディアI/F707、操作ボタン708、電源スイッチ709及びバスライン710を有している。また、ビデオ会議端末装置7は、ネットワークI/F711、カメラ部(例えば、CMOSイメージセンサ)712、撮像素子I/F713、マイクロホン部714、スピーカ部715、音入出力I/F716、ディスプレイI/F717、外部機器接続I/F718、近距離通信回路719及び近距離通信回路719のアンテナ719aを備えている。
CPU701は、ビデオ会議端末装置7全体の動作を制御する。ROM702は、IPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ704は、通信用プログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶する。SSD705は、CPU701の制御にしたがってフラッシュメモリ704に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、SSD705に代えてHDDを用いてもよい。
メディアI/F707は、フラッシュメモリ等の記録メディア706に対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。操作ボタン708は、ビデオ会議端末装置7の宛先を選択する場合等に操作されるボタンである。電源スイッチ709は、ビデオ会議端末装置7の電源のON/OFF操作を行うためのスイッチである。
また、ネットワークI/F711は、インターネット等の通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。CMOSイメージセンサ又はCCDイメージセンサ等のカメラ部712は、CPU701の制御に従って被写体を撮像して画像データを形成する。撮像素子I/F713は、カメラ部712をバスライン710に接続するためのインタフェースである。
マイクロホン部714は、集音した音声を電気信号である音声信号に変換する。スピーカ部715は、電気信号である音声信号に対応する音声を出力する。音入出力I/F716は、CPU701の制御に従ってマイクロホン部714及びスピーカ部715との間で音声信号の入出力を処理する。ディスプレイI/F717は、CPU701の制御に従って外付けのディスプレイに画像データを送信する。外部機器接続I/F718は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。近距離通信回路719は、NFC又はBluetooth(登録商標)等の通信回路である。また、バスライン710は、図2に示されているCPU701等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
ディスプレイ720は、例えば液晶表示部又は有機ELディスプレイ等によって構成され、被写体の画像又は操作用アイコン等を表示する。また、ディスプレイ720は、接続ケーブルを介してディスプレイI/F717に接続される。接続ケーブルは、アナログR(赤)G(緑)B(青)信号用のケーブル(VGA用のケーブル(VGA:Video Graphics Array))でもよい。また、コンポーネントビデオ用のケーブルでもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)又はDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルでもよい。
なお、カメラ部712は、CPU701の制御に従って被写体を撮像して画像データを形成する。カメラ部712としては、例えばCMOSイメージセンサ又はCCDイメージセンサを用いることができる。外部機器接続I/F718には、USBケーブル等によって、外付けのカメラ装置、外付けのマイクロホン装置及び外付けにスピーカ装置等の外部機器がそれぞれ接続可能である。例えば、外付けのカメラ装置が接続された場合、CPU701の制御に従って、内蔵型のカメラ部712に優先して、外付けされたカメラ装置が駆動制御される。同様に、外付けのマイクロホン装置が接続された場合及び外付けのスピーカ装置が接続された場合も、CPU701の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイクロホン部714又は内蔵型のスピーカ部715に優先して、外付けのマイクロホン装置又は外付けのスピーカ装置が駆動制御される。
記録メディア706は、ビデオ会議端末装置7に対して着脱自在となっている。記録メディア706としては、CPU701の制御に従って、データの書き込み及び読み出しが可能なフラッシュメモリ704又はEEPROM等の不揮発性メモリを用いることができる。
(プロジェクタ装置のハードウェア構成)
図8は、プロジェクタ装置8のハードウェア構成を示す図である。この図8に示すように、プロジェクタ装置8は、CPU801、ROM802、RAM803、メディアI/F807、操作部808、電源スイッチ809、バスライン810及びネットワークI/F811を有している。また、プロジェクタ装置8は、LED(Light Emitting Diode)駆動回路814、LED光源815、投写デバイス816、投写レンズ817、外部機器接続I/F818、ファン駆動回路819及び冷却ファン820を有している。
CPU801は、プロジェクタ装置8全体の動作を制御する。ROM802は、CPU801の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。メディアI/F807は、フラッシュメモリ等の記録メディア806を、バスライン810に接続する。これにより、記録メディア806に対するデータの書き込み及び読み出しが可能となる。
操作部808は、種々のキー、ボタン及びLED等が配設されており、ユーザによるプロジェクタ装置8の電源のON/OFF以外の各種操作に使用される。例えば、操作部808は、投写画像の大きさの調整操作、色調の調整操作、ピント調整操作、キーストン調整操作等の指示操作を受け付けて、受け付けた操作内容をCPU801に出力する。電源スイッチ809は、プロジェクタ装置8の電源のON/OFFを操作するためのスイッチである。
バスライン810は、CPU801等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスライン又はデータバスライン等である。ネットワークI/F811は、インターネット等の通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。LED駆動回路814は、CPU801の制御下で、LED光源815の点灯及び消灯を制御する。LED光源815は、LED駆動回路814の制御によって点灯されると、投写光を投写デバイス816に照射する。
投写デバイス816は、外部機器接続I/F818等を介して与えられた画像データに基づいて、空間光変調方式によりLED光源815からの投写光を変調して得た変調光を、投写レンズ817を介して、スクリーンの投写面へ画像として投写する。投写デバイス816としては、例えば液晶パネル又はDMD(Digital Micromirror Device)等を用いることができる。LED駆動回路814、LED光源815、投写デバイス816及び投写レンズ817は、全体として、画像データに基づいて投写面に投写画像を投写する投写部として機能する。
外部機器接続I/F818は、直接、PC(Personal Computer)が接続され、PCからの制御信号及び画像データを取得する。ファン駆動回路819は、CPU801及び冷却ファン820に接続されており、CPU801からの制御信号に基づいて、冷却ファン820の駆動/駆動停止を行う。冷却ファン820は、回転することで、プロジェクタ装置8内部の空気を排気して、プロジェクタ装置8内部を冷却する。
また、CPU801は、電源電力が供給されると、ROM802に予め記憶されている制御プログラムに従って動作し、LED駆動回路814に制御信号を供給してLED光源815を点灯させる。また、CPU801は、ファン駆動回路819に制御信号を供給して冷却ファン820を所定の定格回転数で回転させる。また、プロジェクタ装置8は、電源回路21からの電源電力の供給が開始されると、投写デバイス816が画像表示可能状態になり、更に、他の種々の構成要素へ電源回路21から電力が供給される。
また、プロジェクタ装置8は、電源スイッチ809がOFF操作されると、電源スイッチ809から電源OFF信号がCPU801に供給される。CPU801は、電源OFF信号を検知すると、LED駆動回路814へ制御信号を供給して、LED光源815を消灯させる。CPU801は、その後、所定時間が経過すると、冷却ファン820を停止させるようにファン駆動回路819を制御し、また、電源電力の供給を停止させるように、電源回路21を制御する。
(MFPのハードウェア構成)
図9は、MFP9のハードウェア構成を示す図である。この図9に示すように、MFP9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
コントローラ910は、CPU901、システムメモリ(MEM−P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、ローカルメモリ(MEM−C)907、HDDコントローラ908、及び、HDD909を有している。NB903とASIC906との間は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続されている。
CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM−P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジである。NB903は、MEM−P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM−P902は、メモリコントローラの各機能を実現させるプログラム又はデータの格納用メモリであるROM902a、プログラム又はデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリ等に用いられるRAM902bを有する。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス922、HDDコントローラ908及びMEM−C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC906は、PCIターゲット及びAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)及びMEM−C907を制御するメモリコントローラを有する。また、ASIC906は、ハードウェアロジック等により画像の回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットを有する。なお、ASIC906には、USBインタフェース又はIEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続してもよい。
MEM−C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HDD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HDD909は、CPU901の制御にしたがってHDD909に対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースである。AGPバス921は、MEM−P902に高スループットで直接アクセスすることで。グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
近距離通信回路920には、近距離通信回路920を有している。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932を有している。
操作パネル940は、現在の設定値又は選択画面等を表示し、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940aを有している。また、操作パネル940は、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値の入力を行うためのテンキー及びコピー開始を指示するためのスタートキー等を備えた操作パネル940bを有している。
コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば描画制御、通信制御、操作パネル940からの入力の処理等を行う。スキャナ部931又はプリンタ部932は、誤差拡散処理及びガンマ変換処理等の画像処理機能を有している。
なお、MFP9は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を順次に切り替えて実行可能となっている。MFP9は、ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなる。また、MFP9は、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
(ネットワーク接続構成)
次に、実施の形態のネットワーク通信システム1は、ネットワーク機器から画像処理装置(情報処理装置でもよい)にログ情報を送信して記録(保存)する。この際、画像処理装置は、ネットワーク機器に対して、例えば処理モードの通知、又は画像処理装置のログ情報を保存する記録領域の大きさ(容量)の通知等の、画像処理装置の状態通知を行う。ネットワーク機器は、画像処理装置の状態に応じて、ログ情報の詳細度又は送出頻度を変更する。これにより、画像処理装置が指定した処理モードで、ネットワーク機器からログ情報を取得でき、不要なログ情報が保存され又は転送される不都合を防止することができる。
一例をあげて説明すると、図10は、実施の形態のネットワーク通信システム1におけるMFP9のネットワーク接続構成を示す図である。実施の形態のネットワーク通信システム1は、互いに通信できないように分離された複数のネットワークにルータ装置が設けられていることを前提として、直接接続されているネットワーク以外のネットワークへの経路についても制御する。これにより、複数のネットワーク間でルータ装置を介した通信が可能となり、MFP9等の画像処理装置を大規模なネットワークで利用可能としている。
(ネットワーク接続構成)
すなわち、図10において、MFP9(画像処理装置の一例)は、通信制御ボックス971(ネットワーク機器の一例)を介して、ネットワークNet_A0に接続されている。また、MFP9は、通信制御ボックス971及びVLAN(Virtual Local Area Network)対応スイッチ970を介してネットワークNet_B0及びネットワークNet_C0に接続されている。MFP9のネットワークインタフェースは、「00-00-5E-00-53-22」のMACアドレスを有している。
ネットワークNet_A0,Net_B0,Net_C0は、ルータR_A,R_B,R_Cを介して、ネットワークNet_A1,Net_B1,Net_C1に、それぞれ接続されている。また、ネットワークNet_Iは、ルータR_Cを介してネットワークNet_C0及びネットワークNet_C1と接続されている。また、ネットワークNet_C0及びNet_C1は、ルータR_C及びネットワークNet_Iを介して、インターネットに接続されている。なお、この例の場合、ネットワークNet_A、及び、ネットワークNet_Bは、通信セキュリティを考慮して、インターネットには、接続できない構成となっているが、両者をインターネットに接続可能としてもよい。
また、ネットワークNet_B0、Net_C0はVLAN対応スイッチ970にそれぞれ接続されている。VLAN対応スイッチ970のポートは、一例としてVLAN10及びVLAN30に対応している。VLAN対応スイッチ970はトランクポートを通信制御ボックス971に接続している。
ここで、MFP9に接続されるネットワークは、ネットワークNet_A0,Net_A1をグループとしたNet_A系、ネットワークNet_B0,Net_B1をグループとしたNet_B系、ネットワークNet_C0,Net_C1,Net_IをグループとしたNet_C系に分割されている。各系のネットワークの間は、IP(Internet Protocol)通信ができないように分離されている。なお、この例では、各系のネットワーク間で、IP(Internet Protocol)通信ができないように分離されていることとして説明を進めるが、セキュリティの要件等に応じて、各系のネットワーク間で通信可能としてもよい。
ネットワークNet_A0、Net_B0及びNet_C0には、パーソナルコンピュータ装置PC_A0、PC_B0及びPC_C0が、それぞれ接続されている。また、 ネットワークNet_A1には、パーソナルコンピュータ装置PC_A1、及び、サーバ装置SV_A1が接続されている。また、 ネットワークNet_B1には、パーソナルコンピュータ装置PC_B1、及び、サーバ装置SV_B1が接続されている。また、また、 ネットワークNet_C1には、パーソナルコンピュータ装置PC_C1、及び、サーバ装置SV_C1が接続されている。
パーソナルコンピュータ装置PC_A1等の各パーソナルコンピュータ装置は、MFP9に対して、印刷要求及びSNMP(simple network management protocol)での機器情報の送信等を行う。MFP9は、サーバ装置SV_A1等にスキャン処理で形成したファイル情報の転送等を行う。なお、この例で説明した印刷要求、SNMPでの機器情報の送信、及び、スキャン処理したファイル情報の転送等は、一例であり、これら以外の通信でもよい。
通信制御ボックス971は、ネットワークNet_A系、ネットワークNet_B系及びネットワークNet_C系の各系間の通信を制限したうえで、ネットワークNet_A系とMFP9との間の通信、ネットワークNet_B系とMFP9との間の通信、及び、ネットワークNet_CとMFP9との間の通信を可能とする。
次に、各ネットワークのネットワークアドレスは、一例として、以下の表1に示すようになっている。
Figure 2020149245
この表1に示すように、ネットワークNet_A0のネットワークアドレスは、「192.168.1.0/24」となっている。ネットワークNet_A1のネットワークアドレスは、「192.168.10.0/24」となっている。ネットワークNet_B0のネットワークアドレスは、「172.16.1.0/24」となっている。ネットワークNet_B1のネットワークアドレスは、172.16.10.0/24」となっている。ネットワークNet_C0のネットワークアドレスは、「10.0.1.0/24」となっている。ネットワークNet_C1のネットワークアドレスは、「10.0.10.0/24」となっている。ネットワークNet_Iのネットワークアドレスは、「203.0.113.0/29」となっている。なお、ネットワークNet_Iは、インターネット接続を図るためのセグメントとなっている。
また、一例ではあるが、この表1に示すようにネットワークNet_B0は、VLAN10の通信プロトコルでの通信が可能となっており、ネットワークNet_C0は、VLAN30の通信プロトコルでの通信が可能となっている。
この表1に示すように、各ネットワークのネットワークアドレスは、重複しないように設定されている。実際には、このような設定例以外であっても、MFP9と直接通信するサーバ装置のIPアドレスが重複しなければよい。また、直接通信するサーバ装置のIPアドレスが重複している場合でも、静的なNAPT(Network Address Port Translation)設定がされていればよい。
次に、以下の表2に、システム全体のIPアドレスと設定を示す。
Figure 2020149245
この表2に示すように、MFP9のIPアドレスは、「192.168.1.10/24」、デフォルトゲートウェイは「192.168.1.1/24」となっている。パーソナルコンピュータ装置PC_A0のIPアドレスは、「192.168.1.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「192.168.1.1/24」となっている。ルータR_AのIPアドレスは、「192.168.1.1/24」となっており、サブネットマスクは、「192.168.10.1/24」となっている。
パーソナルコンピュータ装置PC_A1のIPアドレスは、「192.168.10.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「192.168.10.1/24」となっている。また、サーバ装置SV_A1のIPアドレスは、「192.168.10.11/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「192.168.10.1/24」となっている。また、パーソナルコンピュータ装置PC_B0のIPアドレスは、「172.16.1.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「172.16.1.1/24」となっている。
ルータR_BのIPアドレスは、「172.16.1.1/24」となっており、サブネットマスクは、「172.16.10.1/24」となっている。また、パーソナルコンピュータ装置PC_B1のIPアドレスは、「172.16.10.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「172.16.10.1/24」となっている。また、サーバ装置SV_B1のIPアドレスは、「172.16.10.11/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「172.16.10.1/24」となっている。また、パーソナルコンピュータ装置PC_C0のIPアドレスは、「10.0.1.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「10.0.1.1/24」となっている。
また、インターネットにパケット情報の送信が可能となっているルータR_CのIPアドレス及びサブネットマスクは、「10.0.1.1/24」、「10.0.10.1/24」及び「203.0.113.2/29」となっており、デフォルトゲートウェイは、「203.0.113.1/29」となっている。また、パーソナルコンピュータ装置PC_C1のIPアドレスは、「10.0.10.100/24」となっており、デフォルトゲートウェイは、「10.0.10.1/24」となっている。また、サーバ装置SV_C1は、IPアドレスが「10.0.10.11/24」となっており、デフォルトゲートウェイが、「10.0.10.1/24」となっている。
この表2からわかるように、パーソナルコンピュータ装置及びサーバ装置には、それぞれ、ネットワークを介した通信を可能とするIPアドレスが1つずつ割り当てられている。ルータには、接続されている各ネットワークを介した通信が可能となるように、複数のIPアドレスが割り当てられている。なお、サーバ装置及びルータは、論理的には1台であっても、複数の機器により冗長構成としてもよい。
(MFP及び通信制御ボックスの機能)
図11は、MFP9及び通信制御ボックス971の各制御部(CPU:Central Processing Unit)が、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)又はHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部に記憶されている通信制御プログラムをそれぞれ実行することで実現する機能を示している。
すなわち、MFP9のCPUは、通信制御プログラムを実行することで、送受信部981、状態・ログ制御部982(状態通知部の一例)及びログ記憶部983の各機能を実現する。状態・ログ制御部982は、例えばセキュリティのモード等の設定に基づいて、ログ情報の冗長度及び記憶容量等を調整する。ログ記憶部983は、通信制御ボックス971から送信されるログ情報をHDD909等の記憶部に記憶する。送受信部981は、通信制御ボックス971との間において、ネットワークを介してメッセージ及びログ情報等の各種情報の送受信を行う。
これに対して、通信制御ボックス971のCPUは、通信制御プログラムを実行することで、第1の送受信部985、第2の送受信部986、第3の送受信部987(取得部及び送信部の一例)、ブリッジ通信制御部988、第1のNAPT(Network Address Port Translation)通信制御部989、及び、第2のNAPT通信制御部990の各機能を実現する。また、通信制御ボックス971のCPUは、タグ処理部991、ログ処理制御部992及びログ記憶部993の各機能を実現する。
なお、MFP9の送受信部981、状態・ログ制御部982及びログ記憶部983の各機能は、通信制御プログラムにより、ソフトウェア的に実現されることとしたが、一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。同様に、通信制御ボックス971の第1の送受信部985〜第2のNAPT通信制御部990は、通信制御プログラムにより、ソフトウェア的に実現されることとしたが、一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。
また、通信制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイル情報でCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などのコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、通信制御プログラムは、インターネット等のネットワーク経由でインストールするかたちで提供してもよい。また、通信制御プログラムは、機器内のROM等に予め組み込んで提供してもよい。
各送受信部981、985〜987は、ネットワークを介して送信されるパケット情報を受信して送出する。各送受信部981、985〜987としては、例えばイーサネット(登録商標)通信を行うためのネットワークインタフェースでもよいし、また、PCIエクスプレスカードに対応するインタフェースでのよいし、USB(Universal Serial Bus)インタフェース等でもよい。
ブリッジ通信制御部988は、各送受信部985〜987を介して受信したパケット情報の送出先を決定し、また、パケット情報の書き換え等を行う。各NAPT通信制御部989,990は、各送受信部985〜987を介して受信されたパケット情報の送出先を決定し、また、パケット情報の書き換え等を行う。各NAPT通信制御部989、990は、それぞれNAPT処理用の、別のNAPTテーブルを有しており、このNAPTテーブルを用いて、IPアドレスの変換及びポート番号の変換処理を行う(NAPT処理)。
なお、各NAPT通信制御部989,990は、ルーティングテーブル、NAPTテーブル、セッションテーブル(TCP/UDPの、どのポートからどのポートに通信しているかを管理するテーブル)等のネットワークリソースが分離されている。すなわち、各NAPT通信制御部989,990は、それぞれ別々のネットワークリソースを有している。
タグ処理部991は、VLANタグの付け外しを行う。すなわち、タグ処理部991は、予め設定されたポートに対して、対応する「VLAN識別情報(VLAN ID(タグ))」をフレームに埋め込みを行い、また、フレームに埋め込まれているタグの除去を行う。なお、タグのついていないフレームが第2の送受信部986より転送されることもあるため、通信プロトコルによっては、必ずしもタグの埋め込みを行う必要はない。
ログ処理制御部992(ログ情報生成部、処理モード変更部の一例)は、MFP9から受信した状態通知に基づいて、ログ情報詳細レベルの設定又はログ情報の送信量の設定制御を行う。また、ログ処理制御部992は、生成したログ情報をログ記憶部993に書き込み制御する。
(設定画面)
図12は、通信制御ボックス971の基本設定画面の一例を示している。この基本設定画面は、例えば実施の形態のネットワーク通信システム1の管理者のパーソナルコンピュータ装置等に表示される。この図12の例の場合、基本設定画面には、MFP9のIPアドレス(この例の場合、IPv4アドレス:Internet protocol version 4アドレス:IPv6アドレスでもよい)の入力欄、ルータR_A〜ルータR_C等のゲートウェイのIPアドレスの入力欄、ブリッジ通信制御部988のIPアドレスBRI_Aの入力欄等が設けられている。また、図12の例の場合、基本設定画面には、タグVLANを使用する場合にチェックを入れる(=選択操作)チェックボックスと、VLANのセグメントに対するVLAN IDの入力欄、IPv4アドレスの入力欄、サブネットマスクの入力欄、及び、ゲートウェイの入力欄が設けられている。
この図12の例は、セグメント3及びセグメント4がVLANのセグメントとして用いられ、それぞれVLAN IDは「10」、「30」であり、IPv4アドレスは、「172.16.1.10」、「10.0.1.10」であることを示している。また、セグメント3には、IPアドレスが「172.16.1.1」のルータR_Bが用いられ、セグメント4には、IPアドレスが「10.0.1.10」のルータR_Cが用いられることを示している。
また、図13は、通信制御ボックス971のサーバ設定画面の一例を示している。このサーバ設定画面も、例えば実施の形態のネットワーク通信システム1の管理者のパーソナルコンピュータ装置等に表示される。この図13の例の場合、サーバ装置SV_A1及びサーバ装置SV_B1のIPアドレス(IPv4アドレス)の入力欄が設けられている。このような設定画面で設定された値は、機器の通信制御に用いられる。
なお、IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス等は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)で取得してもよい。また、ルータR_AのMACアドレスは、IPアドレスからイーサネット(登録商標)のMACアドレスを取得する通信プロトコルである、ARP(Address Resolution Protocol)を用いて、通信制御ボックス971が、ルータR_AのIPアドレスから取得している。同様に、MFP9のMACアドレスも、MFP9のIPアドレスを用いて取得している。勿論、MACアドレスを、そのまま登録してもよい。ただ、MACアドレスを登録せずに、IPアドレスで管理する方が、システムを容易に運用可能となる。
図14は、MFP9におけるセキュリティモードの選択・確認画面の一例を示している。実施の形態のネットワーク通信システム1の場合、画像処理装置の一例であるMFP9において、「セキュリティモード」というかたちで、ログ情報の処理モードを指定可能となっている。例えば、「セキュリティモード:高」の場合、通信制御ボックス971からの、多くのログ情報を記録する(記録するログ情報の情報量を増やす)ことで、高いセキュリティ性を維持可能となる。
同様に、「セキュリティモード:低」の場合、通信制御ボックス971から送信されるログ情報が少なくなり、セキュリティ性は低くなるが、多くのログ情報でMFP9の処理負荷が大きくなり、また、MFP9のログ記録部983の記憶領域が圧迫される不都合を防止できる。
図14の例は、「セキュリティモード:高」が選択された例である。このようにMFP9で選択されたログ情報の処理モードを示す情報は、通信制御ボックス971に通知される。通信制御ボックス971は、MFP9から通知されたログ情報の処理モードに対応する情報量及び送信頻度で、MFP9に対するログ情報の送信を行う。
図15は、ログ情報の処理モードの設定からログ情報の記録までの流れを示すフローチャートである。この図15において、画像処理装置はMFP9に相当する。また、ネットワーク機器は、通信制御ボックス971に相当する。PCは、ユーザのパーソナルコンピュータ装置である。
図15のフローチャートにおいて、ステップS1では、ユーザが、MFP9の操作パネル940を介して、セキュリティモードの変更を指定操作する。これにより、MFP9の状態・ログ制御部982は、図14に示したMFP9のセキュリティモードの選択・確認画面を、操作パネル940に表示制御する。ユーザは、操作パネル940を操作することで、セキュリティモードの選択・確認画面に対して、所望のセキュリティモードの入力操作を行う。これにより、状態・ログ制御部982は、ユーザから指定されたセキュリティモードを、MFP9に設定する(ステップS2)。図15の例は、「セキュリティモード:高」が、MFP9に設定された例を示している。
次に、MFP9の状態・ログ制御部982は、通信制御ボックス971に対して、MFP9のセキュリティモードが変更されたことを示すモード変更通知(状態通知の一例)を送信する(ステップS3)。このモード変更通知は、MFP9が受信を許可しているパケット情報及び受信を禁止しているパケット情報の変更等のログレベルの変更を示す通知となっている。これにより、求められるセキュリティの状態を設定でき、セキュリティに対して耐性を持たせることができる。
通信制御ボックス971は、このようなモード変更通知を第3の送受信部987を介して受信する。ログ処理制御部992は、受信したモード変更通知に基づいて、MFP9に送信するログ情報の送信形態を制御しているログモードの変更処理を行う(ステップS4)。図15の例の場合、通信制御ボックス971のログ処理制御部992は、MFP9に対して多くのログ情報を送信する形態に、ログモードの変更を行う。具体的には、通信制御ボックス971のログ処理制御部992は、MFP9に対して送信するログ情報の送信頻度を変更する。このように、実施の形態のネットワーク通信システム1は、ログ情報の柔軟な設定が可能となっている。
ログモードの変更が終了すると(ステップS5)、通信制御ボックス971の第3の送受信部987は、例えばログ情報が形成される毎にMFP9に対して送信する等のように、MFP9から通知された情報量に対応するログ情報をMFPに送信する(ステップS6)。
ここで、通信制御ボックス971の第3の送受信部987は、MFP9からのモード変更通知(ステップS3)により、ログ情報の送信頻度が低く設定されている場合であっても、ログ情報を記憶するログ記憶部993の記憶領域の残量が所定の残量以下となった場合には、MFP9に対してログ情報の送信を行う。これにより、通信制御ボックス971のログ記憶部993が、ログ情報でオーバーフローする不都合を防止できる。
次に、ユーザのパーソナルコンピュータ装置(PC)を介して指定された印刷ジョブを実行する場合におけるログ情報の処理の流れを説明する。通信制御ボックス971の第1の送受信部985又は第2の送受信部986を介して、パーソナルコンピュータ装置(PC)270から印刷要求を受信すると(ステップS7)、ログ処理制御部992は、この印刷実行に対応するログ情報を生成する(ステップS8)。通信制御ボックス971の第3の送受信部987は、生成されたログ情報を、印刷データと共にMFP9に送信する(ステップS9)。
ここで、通信制御ボックス971の第3の送受信部987は、MFP9からログ情報の送信頻度が高く設定されている場合であっても、パーソナルコンピュータ装置からの印刷データをMFP9に送信している間は、MFP9に対するログ情報の送信を禁止する。すなわち、MFP9に対する印刷データの送信中は、MFP9に対してログ情報の送信は行わない。これにより、印刷データの処理及びログ情報の処理で、MFP9の負荷が大きくなる不都合を防止できる。
また、通信制御ボックス971の第3の送受信部987は、MFP9からログ情報送信停止通知を受信すると、送信停止解除通知を受信するまでの間、MFP9に対するログ情報の送信を停止する。これにより、MFP9側において、負荷が大きな処理を行っている間は、ログ情報の受信を停止し、処理が完了した後に、ログ情報の受信を再開することができる。
次に、MFP9の状態・ログ制御部982は、通信制御ボックス971から受信したログ情報を、例えばHDD909等のログ記憶部983に記憶制御する。また、MFP9の状態・ログ制御部982は、受信した印刷データに基づいてプリンタ部932を制御することで印刷を実行し、印刷が終了した際に印刷終了通知を通信制御ボックス971に送信する(ステップS10)。
印刷終了通知を受信した通信制御ボックス971のログ処理制御部992は、印刷終了に対応するログ情報を生成する(ステップS11)。通信制御ボックス971の第1の送受信部985又は第2の送受信部986は、生成された印刷が終了のログ情報をパーソナルコンピュータ装置に送信する(ステップS12)。また、通信制御ボックス971のログ処理制御部992は、パーソナルコンピュータ装置に印刷終了に対応するログ情報を送信したことを示すログ情報を生成する。第3の送受信部987は、生成されたログ情報をMFP9に送信する(ステップS13)。MFP9の状態・ログ制御部982は、上述のようにログ記憶部983に、ログ情報を記憶制御する。
(実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、実施の形態のネットワーク通信システム1は、通信制御ボックス971からMFP9にログ情報を送信して記録(保存)する。この際、MFP9は、通信制御ボックス971に対して、例えば処理モードの通知、又はMFP9のログ情報を保存する記録領域の大きさ(容量)の通知等の、MFP9の状態通知を行う。通信制御ボックス971は、MFP9の状態に応じて、ログ情報の詳細度又は送出頻度を変更する。これにより、MFP9が指定した処理モードで、ネットワーク機器からログ情報を取得でき、不要なログ情報が保存され又は転送される不都合を防止することができる。
また、通信制御ボックス971及びMFP9は、共にログ情報を必要とすることが多いため、ログレベルを協調させることで、ユーザによる容易な管理運用を可能とすることができる。また、ログ情報の送出頻度を調整することで、MFP9の処理負荷を適度な処理負荷に調整することができる。
最後に、上述の各実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。また、実施の形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
また、本発明は、情報処理技術分野における通常の知識を有した技術者であれば、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)や、従来の回路モジュールを接続して構成した装置によって実施することが可能である。
また、上述の各実施の形態に記載された各機能は、それぞれ、一又は複数の処理回路(Circuit)によって実現することが可能である。なお、「処理回路」とは、ソフトウェアによって各機能を実行するようプログラムされたプロセッサ、各機能を実行するよう設計されたASIC、及び、回路モジュール等のハードウェアを含むものである。
1 ネットワーク通信システム
9 複合機(MFP)
971 通信制御ボックス
981 送受信部
982 状態・ログ制御部
983 ログ記憶部
985 第1の送受信部
986 第2の送受信部
987 第3の送受信部
988 ブリッジ通信制御部
989 第1のNAPT通信制御部
990 第2のNAPT通信制御部
991 タグ処理部
992 ログ処理制御部
993 ログ記憶部
特開2002−149380号公報

Claims (9)

  1. ログ情報を生成するログ情報生成部と、
    前記ログ情報を記録する機器から指定された状態通知を取得する取得部と、
    取得された前記状態通知に基づいて、前記ログ情報生成部における前記ログ情報の処理モードを変更する処理モード変更部と、
    変更された前記処理モードに基づいて前記ログ情報生成部で生成された前記ログ情報を前記機器に送信する送信部と
    を有するネットワーク機器。
  2. 前記処理モード変更部は、前記機器からの前記状態通知に基づいて、ログ情報詳細レベルの変更又はログ情報の送信量の変更を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器。
  3. 前記状態通知は、セキュリティレベルの変更通知、又は、ログレベルの変更通知であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネットワーク機器。
  4. 前記処理モード変更部は、前記状態通知に基づいて、前記機器に送信する前記ログ情報の送信頻度を変更すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載のネットワーク機器。
  5. 前記送信部は、前記ログ情報の送信頻度が低く設定されている場合において、ログ情報を記憶する記憶部の記憶領域の残量が所定の残量以下となった場合には、前記機器に対して前記ログ情報の送信を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載のネットワーク機器。
  6. 前記送信部は、前記ログ情報の送信頻度が高く設定されている場合において、所定のデータを前記機器に送信している間は、前記機器に対する前記ログ情報の転送を停止すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載のネットワーク機器。
  7. 前記送信部は、前記機器からログ情報送信停止通知を受信することで、前記機器に対する前記ログ情報の送信を停止すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のうち、いずれか一項に記載のネットワーク機器。
  8. 請求項1から請求項7のうち、いずれか一項に記載のネットワーク機器と、
    前記ネットワーク機器から送信されたログ情報を記録する機器と
    を有するネットワーク通信システム。
  9. コンピュータを、
    ログ情報を生成するログ情報生成部と、
    前記ログ情報を記録する機器から指定された状態通知を取得する取得部と、
    取得された前記状態通知に基づいて、前記ログ情報生成部における前記ログ情報の処理モードを変更する処理モード変更部と、
    変更された前記処理モードに基づいて前記ログ情報生成部で生成された前記ログ情報を前記機器に送信する送信部として機能させること
    を特徴とするネットワーク通信制御プログラム。
JP2019045204A 2019-03-12 2019-03-12 ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム Active JP7298207B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045204A JP7298207B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム
US16/799,921 US11323313B2 (en) 2019-03-12 2020-02-25 Network device, network communication system, and non-transitory computer-readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045204A JP7298207B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020149245A true JP2020149245A (ja) 2020-09-17
JP7298207B2 JP7298207B2 (ja) 2023-06-27

Family

ID=72423850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019045204A Active JP7298207B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11323313B2 (ja)
JP (1) JP7298207B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021090503A1 (ja) * 2019-11-08 2021-05-14 日本電信電話株式会社 情報流通システム、監視装置、共有装置及び情報流通方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071085A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びログ転送方法
JP2010287142A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Hitachi Ltd フォールトトレラントコンピュータシステムおよびフォールトトレラントコンピュータシステムにおける方法
JP2011248618A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び蓄電装置管理システム
JP2012027514A (ja) * 2009-10-08 2012-02-09 Toshiba Corp ログ情報処理装置、画像形成装置、ログ情報処理方法およびログ情報処理プログラム
WO2013161522A1 (ja) * 2012-04-24 2013-10-31 日本電気株式会社 ログ収集サーバ、ログ収集システム、ログ収集方法
JP2017060074A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社日立製作所 ネットワーク分析装置、ネットワーク分析システム、及びネットワークの分析方法
JP2018064271A (ja) * 2016-10-07 2018-04-19 株式会社リコー 通信制御装置、通信制御プログラム及びネットワーク通信システム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4392906B2 (ja) 1998-08-28 2010-01-06 キヤノン株式会社 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理システム及び情報処理プログラムを記憶した記憶媒体及び情報処理プログラムを送出する送出装置及び情報処理プログラム製品
JP4120155B2 (ja) 2000-11-13 2008-07-16 富士ゼロックス株式会社 ログデータ記録装置及びログデータ記録方法
JP2008020995A (ja) 2006-07-11 2008-01-31 Ricoh Co Ltd 機器管理装置、機器管理システム、機器管理プログラム、機器管理方法及び記録媒体
JP5004709B2 (ja) 2007-07-27 2012-08-22 株式会社リコー 画像処理装置、システム、プログラムおよび記録媒体
JP2010140111A (ja) 2008-12-09 2010-06-24 Ricoh Co Ltd 機器管理装置、機器管理システム、ログ管理方法、ログ管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
US20110085194A1 (en) * 2009-10-08 2011-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Log information process device, image formation apparatis, and log information processing method
JP5740943B2 (ja) * 2010-12-01 2015-07-01 株式会社リコー 画像形成装置、画像処理システム、画像処理プログラム及び画像処理方法
JP2013118599A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Canon Inc 管理システム、管理装置、管理方法、及びプログラム
JP6921487B2 (ja) * 2016-06-07 2021-08-18 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071085A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びログ転送方法
JP2010287142A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Hitachi Ltd フォールトトレラントコンピュータシステムおよびフォールトトレラントコンピュータシステムにおける方法
JP2012027514A (ja) * 2009-10-08 2012-02-09 Toshiba Corp ログ情報処理装置、画像形成装置、ログ情報処理方法およびログ情報処理プログラム
JP2011248618A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び蓄電装置管理システム
WO2013161522A1 (ja) * 2012-04-24 2013-10-31 日本電気株式会社 ログ収集サーバ、ログ収集システム、ログ収集方法
JP2017060074A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社日立製作所 ネットワーク分析装置、ネットワーク分析システム、及びネットワークの分析方法
JP2018064271A (ja) * 2016-10-07 2018-04-19 株式会社リコー 通信制御装置、通信制御プログラム及びネットワーク通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
US11323313B2 (en) 2022-05-03
JP7298207B2 (ja) 2023-06-27
US20200295983A1 (en) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170237870A1 (en) Device control apparatus, device control method and recording medium for recording device control program
US9426417B2 (en) Image processing device, display terminal, image display system, image processing method, control method of display terminal, control method of image display system, and program thereof
JP2015049570A (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
US10848483B2 (en) Shared terminal, communication system, and display control method, and recording medium
JP7298207B2 (ja) ネットワーク機器、ネットワーク通信システム、及び、ネットワーク制御プログラム
EP2958346A1 (en) Information processing apparatus, information processing method and recording medium
US11265430B2 (en) Information processing apparatus
US10171464B2 (en) Data process apparatus, data sharing method, and data process system
US20150249695A1 (en) Transmission terminal, transmission system, transmission method, and recording medium storing transmission control program
US20160212092A1 (en) Response device, information processing device, response method, information processing method, and non-transitory computer readable medium
US11510123B2 (en) Electronic apparatus and communication control method
JP2019160171A (ja) 表示装置および表示方法
JP7188092B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6674413B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
US20160147377A1 (en) Display device, display method, and display system
JP2008252505A (ja) 通信装置及び画像形成装置
JP2006243672A (ja) 画像表示プロジェクタ
JP2011126064A (ja) 表示システム、および表示システムの制御方法、プロジェクター
US11532251B2 (en) Display system, display device, and display method
JP2021158528A (ja) 電子機器及び通信システム
JP2007295150A (ja) 原稿読取装置
US20180088877A1 (en) Information processing apparatus, recording medium, and proxy response system
JP7205301B2 (ja) 電子機器、突入電流制御方法、および突入電流制御プログラム
JP2023066888A (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
JP2022097928A (ja) 撮像装置、撮像方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7298207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151