JP2020149118A - バーコードリーダ、バーコードラベル読み取りシステムおよびバーコードリーダの読み取り方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送される物品のバーコードラベルの読み取りにおける埃や汚れの影響を低減することができるバーコードリーダ、バーコードラベル読み取りシステムおよびバーコードリーダの読み取り方法を提供する。【解決手段】本発明のバーコードリーダは、搬送装置により搬送されている物品50のバーコードラベル51を読み取るバーコードリーダ1であって、読み取り窓12と、読み取り窓12をカバーし、バーコードラベル51の読み取り時には読み取り窓12が露出しているように、開閉自在に構成された遮蔽扉22と、遮蔽扉22に設けられた磁石23と、遮蔽扉を閉状態となるように付勢する弾性体24とを有する。物品50に、磁石23との間に生じる磁力によって遮蔽扉22を開口させる磁性体52が設置されており、弾性体24は、遮蔽扉22を、磁力により開口した状態から読み取り窓12をカバーする状態に復帰させる。【選択図】図1
Description
本発明は、搬送装置により搬送されている物品のバーコードラベルを読み取るバーコードリーダに関する。また、前記バーコードリーダを用いてなるバーコードラベル読み取りシステムに関する。更に、バーコードリーダの読み取り方法に関する。
製品、部品、検査物等の物品に付されたバーコードラベルからバーコードデータを読み取り、装置本体にデータを送信するバーコードリーダがある。バーコードリーダにより物品のバーコードラベルを読み取る方法の一例を、図10(a)の上面視、図10(b)の側面視の模式的説明図を用いて説明する。同図に示すように、バーコードリーダ101は、LED等を有し、物品150に貼付されたバーコードラベル151に所定の波長の光を照射する光源127と、バーコードラベル151の光源127からの反射光をバーコードリーダ101内に導く読み取り窓112と、入光した反射光を集光する結像レンズ113と、結像レンズ113からの出射光を受光する受光素子114等を有する。受光素子114では、光を電気信号に変換後、CPU(不図示)に伝送し、CPU内でバーコードの信号をデコードしてバーコードラベル151の読み取りが行われる。
次に、図11を用いて、横方向読み取りタイプのバーコードリーダにより物品のバーコードラベルを読み取る方法の一例を説明する。同図に示すように、バーコードリーダ201は、光源227を用いて物品250のバーコードラベル251に特定の波長の光を照射し、その反射光である読み取り光が読み取り窓212を介してバーコードリーダ201内部に導かれる。そして、この読み取り光は、内部に設置された反射ミラー211および結像レンズ213を介して受光素子214に入光する。
特許文献1には、バーコードラベルが貼付された面を下向きにしたタイヤをローラコンベアにより搬送し、ローラコンベアの下方に設けられたカメラによりバーコードシンボルのデータを読み取る方法が提案されている。
搬送される物品のバーコードラベルの読み取りを行う設置固定形タイプのバーコードリーダは、バーコードリーダの受光軸上の読み取り窓の表面に埃や汚れが付着してしまった場合、バーコードリーダが埃や汚れをバーコードシンボルの一部と認識して、バーコードラベルの読み取りに時間を要する場合や、バーコードラベルの読み取り自体ができない場合がある。
このような場合には、読み取り窓に付着した埃や汚れを布などにより手作業で除去する作業が必要となる。また、バーコードリーダが装置に内蔵されている場合には、読み取り窓の清掃のために、装置内部を分解してバーコードリーダを取り出す必要があり手間がかかる。更に、読み取り窓の清掃時に読み取り窓を傷つける場合や、新たな埃や汚れが付着してしまうことがある。
本開示の目的は、上記した事情に鑑み、搬送される物品のバーコードラベルの読み取りにおける埃や汚れの影響を低減することができるバーコードリーダ、バーコードラベル読み取りシステムおよびバーコードリーダの読み取り方法を提供することにある。
本発明者が鋭意検討を重ねた結果、以下の態様において上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の態様に係るバーコードリーダは、搬送装置により搬送されている物品のバーコードラベルを読み取るバーコードリーダであって、前記バーコードラベルの読み取り光を内部に導く読み取り窓と、前記読み取り窓をカバーし、前記バーコードラベルの読み取り時には前記読み取り窓が露出しているように、開閉自在に構成された遮蔽扉と、前記遮蔽扉に設けられた磁石と、前記遮蔽扉を閉状態となるように付勢する弾性体とを有し、前記物品には、前記バーコードラベルより搬送方向手前に、前記磁石との間に生じる磁力によって前記遮蔽扉を開口して前記読み取り窓を露出させる磁性体が設置されており、前記弾性体は、前記遮蔽扉を、前記磁力により当該遮蔽扉を開口して前記読み取り窓を露出させた状態から、前記読み取り窓がカバーされた状態に当該遮蔽扉を復帰させる。
本発明に係るバーコードリーダの読み取り方法は、搬送装置により一方向に搬送されている物品が、バーコードリーダの読み取り窓を通過するときに前記物品のバーコードラベルを読み取るステップを有し、前記読み取るステップの前に、搬送されている前記物品に連動して前記読み取り窓をカバーしている遮蔽扉を磁力により開口して前記読み取り窓を露出するステップを行い、前記読み取るステップの後に、弾性体の復元力により前記読み取り窓を前記遮蔽扉によりカバーするステップを行う。
本発明によれば、搬送される物品のバーコードラベルの読み取りにおける埃や汚れの影響を低減することができるバーコードリーダ、バーコードラベル読み取りシステムおよびバーコードリーダの読み取り方法を提供できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を適用した実施形態の一例について説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り種々の設計変更が可能であり、他の実施形態も本発明の範疇に属し得る。また、説明を明確にするため、以下の記載および図面は、適宜、簡略化されている。
本実施形態に係るバーコードリーダの読み取り方法は、搬送装置により一方向に搬送されている物品が、バーコードリーダの読み取り窓を通過するときに物品のバーコードラベルを読み取るステップを有する。また、この読み取るステップの前に、搬送されている物品に連動して読み取り窓をカバーしている遮蔽扉を磁力により開口して読み取り窓を露出するステップを行う。また、読み取るステップの後に、弾性体の復元力により読み取り窓を遮蔽扉によりカバーするステップを行う。
本実施形態に係るバーコードリーダは、搬送装置の搬送路を搬送されている物品のバーコードラベルを読み取る装置である。物品には、バーコードラベルが貼付されており、このバーコードラベルより搬送方向手前に磁性体が設けられている。バーコードリーダには、バーコードラベルの読み取り光をバーコードリーダ内部に導くための読み取り窓が設けられている。また、この読み取り窓をカバーし、バーコードラベルの読み取り時には読み取り窓が露出しているように、開閉自在に構成された遮蔽扉が設置され、遮蔽扉を閉状態となるように付勢する弾性体が設けられている。更に、遮蔽扉には、磁石が設けられている。
物品には、バーコードラベルより搬送装置の搬送方向手前に、遮蔽扉に設けられた磁石との間に生じる磁力によって遮蔽扉を開口させる磁性体が設置されている。弾性体は、遮蔽扉を、前記磁力により遮蔽扉が開口された状態から、読み取り窓がカバーされた状態に復帰させる。即ち、遮蔽扉は物品の磁性体と遮蔽扉に設けられた磁石との間の磁力と、弾性体の復元力とにより開閉自在に構成されている。
本実施形態に係るバーコードラベル読み取りシステムは、物品を搬送する搬送装置と、上記態様のバーコードリーダを有する。以下、より具体的な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1(a)に、第1実施形態に係る横方向読み取りタイプのバーコードリーダの模式的斜視図を、図1(b)に図1(a)のI(b)−I(b)切断部断面図を示す。バーコードリーダ1は、搬送装置により順次搬送されてくる製品、部品、検査物等の物品のバーコードラベルを読み取る装置であり、第1実施形態においては、搬送路上を移動する物品の底面に表示されたバーコードラベルを読み取る例について説明する。なお、物品には、袋等により包装されているものも含む。即ち、包装物も含めて物品という。
図1(a)に、第1実施形態に係る横方向読み取りタイプのバーコードリーダの模式的斜視図を、図1(b)に図1(a)のI(b)−I(b)切断部断面図を示す。バーコードリーダ1は、搬送装置により順次搬送されてくる製品、部品、検査物等の物品のバーコードラベルを読み取る装置であり、第1実施形態においては、搬送路上を移動する物品の底面に表示されたバーコードラベルを読み取る例について説明する。なお、物品には、袋等により包装されているものも含む。即ち、包装物も含めて物品という。
搬送装置は、例えば、ベルトコンベア、ローラコンベア等である。このような搬送装置の搬送路上を物品が一方向に順次搬送されてくる。そして、バーコードリーダと対向する位置に搬送された物品に貼付されたバーコードラベルを搬送路の下方に設置されたバーコードリーダにより順次読み取る。搬送装置において、バーコードラベルの読み取り箇所は、バーコードリーダからの読み取りに支障がないように搬送路に間隙を設ける構成とすることができる。また、間隙の代わりにバーコードラベルへの照射光および反射光が透過可能な透明板等で形成されていてもよい。なお、ベルトコンベアやローラコンベア等の搬送装置は、後述する遮蔽扉の磁石と物品の磁性体との間に生じる磁力に影響を与えない部品で構成されている。少なくとも、搬送装置は、遮蔽扉の磁石と物品の磁性体との間に生じる磁力に影響を与えるような位置にある部品は、当該磁力に影響を与えない部品で構成されている。
バーコードリーダ1は、反射ミラー11、結像レンズ13、受光素子14、光源27等が内蔵されている。また、バーコードリーダ1の筐体15には、読み取り窓12、遮蔽扉22、磁石23、弾性体24、案内溝25等が設けられている。また、バーコードリーダ1には、制御部(不図示)と通信部(不図示)が設けられている。光源27は、LED等を有し、物品に貼付されたバーコードラベルに所定の波長の光を照射する。バーコードラベルの反射光である読み取り光は、読み取り窓12からバーコードリーダ1に内蔵された反射ミラー11を経由して結像レンズ13で集光され、受光素子14に入光する。受光素子14では、光を電気信号に変換後、CPU(不図示)に伝送し、CPU内でバーコードの信号をデコードしてバーコードラベルの読み取りが行われる。バーコードリーダ1により読み取られた情報は、通常、無線または有線により上位装置にデータが送信される。
遮蔽扉22は、読み取り窓12のカバーとして機能する。遮蔽扉22は、バーコードリーダ1の筐体15の読み取り窓12を覆う位置に読み取り窓12をカバーするように設けられている。遮蔽扉22は、読み取り窓12が設けられている位置に対応する上面部から両側面部まで延在されており、その凸部が、両側面部において案内溝25にスライド可能に係合されている。読み取り窓12が設けられた上面の遮蔽扉22の略中央部には磁石23が設けられている。また、弾性体24は、遮蔽扉22を閉状態となるように付勢しており、通常は、読み取り窓12が遮蔽扉22によりカバーされている状態となっている。弾性体24は、板バネ、スプリング等が例示できる。第1実施形態においては弾性体24として板バネを用いている。
バーコードリーダ1は、図1(a)、(b)に示すように、通常は読み取り窓12が遮蔽扉22によりカバーされている。物品のバーコードラベルを読み取る際には、遮蔽扉22がスライドして読み取り窓12が露出した状態となる。図2(a)に、読み取り窓12が露出している状態、即ち、遮蔽扉22が読み取り窓12と重畳しない位置にスライドしている状態のバーコードリーダ1の模式的斜視図を、図2(b)に図2(a)のII(b)−II(b)の切断部断面図を示す。
遮蔽扉22の上部には磁石23が設けられており、後述する物品の磁性体との間に生じる磁力によって、図1(a)の遮蔽扉22が読み取り窓12をカバーしている状態から、図2(a)に示すように、遮蔽扉22が開いて読み取り窓12が露出する状態となる。そして、物品の移動に伴い、物品の磁性体が磁石23と対向配置された位置から遠ざかり、弾性体24の付勢力が磁石23と磁性体間の磁力を上回ったタイミングで、弾性体24の復元力により元のポジションである図1(a)の位置に戻る。即ち、読み取り窓12が遮蔽扉22にカバーされた状態に戻る。このような構成とすることにより、読み取り窓12の露出を必要最小限に抑え、読み取り窓12の埃や汚れ等の付着を顕著に抑制することができる。
次に、図3〜図6を用いて、本実施形態に係るバーコードリーダの読み取り方法およびバーコードラベルの読み取りシステムについて説明する。
物品50は、図3に示すように、搬送装置(不図示)の搬送路上を所定間隔で図中左側方向に順次搬送されている。物品50におけるバーコードラベル51の位置は、バーコードリーダ1から読み取りが可能な位置であればよく、物品50の形状や搬送装置に応じて読み取り可能な位置にバーコードラベル51を貼付することができる。第1実施形態では、物品50の底面部に設けられた例を示している。物品50の底面にバーコードラベル51を貼付する方法によれば、バーコードリーダを読み取る際に、バーコードリーダ1の読み取り窓12とバーコードラベル51の距離を一定に保つことができるというメリットがある。このため、形状やサイズが異なる物品50のバーコードラベル51の読み取りにも好適である。
物品50には、バーコードラベル51の他、バーコードラベル51より搬送方向手前の位置に磁性体52が設けられている。図3においては、物品50の底面部に磁性体52が設置されている例を示しているが、バーコードラベル51の読み取り時に遮蔽扉22を開口できる位置であればよく、同図の態様に限定されない。
搬送対象となる物品50は、この磁性体52以外に、後述する遮蔽扉22の開閉に影響を与える磁力を生じない物品50であればよく、製品、部品、検査部品、部材等が対象となる。即ち、物品50自体に磁性体52以外の磁力を生じる部分があることを排除するものではないが、バーコードリーダ1の遮蔽扉22の開閉に影響を与えるものは磁性体52のみとする。
物品50に設けられた磁性体52が遮蔽扉22に接近して、遮蔽扉22の磁石23との間で磁力が働くようになると、図4に示すように、物品50の搬送に連動して磁石23が物品50の磁性体52に引き寄せられて遮蔽扉22が開口する。遮蔽扉22の開口に連動して、物品50のバーコードラベル51に所定の波長の光が光源27から照射される。そして、バーコードラベル51からの反射光を読み取り窓12からバーコードリーダ1内部に導き、バーコードリーダ1内部に内蔵された反射ミラー11で反射する。そして、その反射光が結像レンズ13で集光され、受光素子14で受光される。受光素子14では、光情報が電気信号に変換され、その後、CPU(不図示)に伝送され、CPU内においてバーコードの信号をデコードしてバーコードラベル51の読み取りが行われる。
物品50が搬送されて、物品50の磁性体52がバーコードリーダ1の端部近傍に到達すると、図5に示すように、読み取り窓12の露出が最大になる。そして、図6に示すように、更に物品50が図中の左方向に搬送されると、磁石23と物品50の磁性体52間の磁力よりも弾性体24による復元力の方が大きくなり、遮蔽扉22はホームポジションに戻る。これにより読み取り窓12が遮蔽扉22によりカバーされる。物品50は、搬送装置により、次々に搬送されるので、バーコードラベルの読み取りが繰り返し行われることになる。
第1実施形態に係るバーコードリーダによれば、バーコードラベルの読み取り時以外は遮蔽扉22により読み取り窓12をカバーしているので埃や汚れの付着を顕著に抑制できる。このため、搬送される物品50のバーコードラベルの読み取りにおける埃や汚れの影響を低減することができる。
[第2実施形態]
次に、第1実施形態とは異なるバーコードリーダの一例について説明する。第2実施形態に係るバーコードリーダは、反射ミラーが遮蔽扉に連動して回動する点において、反射ミラーが固定されていた第1実施形態とは異なる。なお、以降の図において、前出と同一の部材・要素においては、適宜同一の符号を付すものとする。
次に、第1実施形態とは異なるバーコードリーダの一例について説明する。第2実施形態に係るバーコードリーダは、反射ミラーが遮蔽扉に連動して回動する点において、反射ミラーが固定されていた第1実施形態とは異なる。なお、以降の図において、前出と同一の部材・要素においては、適宜同一の符号を付すものとする。
図7に、第2実施形態に係るバーコードリーダの一例の模式的斜視図を示す。バーコードリーダ2は横方向読み取り型であり、バーコードリーダ2内部に設けた反射ミラー11が遮蔽扉22の開閉に連動して回動するように構成されている。遮蔽扉22の側面端部に歯形(山型)28が形成され、この歯形28と歯車26の歯形とが互いに噛み合うように形成されている。そして、この歯車26の回動に連動して、反射ミラー11が回動するように構成されている。
図8は、読み取り窓12の露出が始まった状態を示し、図9は、読み取り窓12の露出が最大になった状態を示す。図8に示すように、搬送装置(不図示)による物品50の搬送に伴って遮蔽扉22が開口しはじめると、バーコードラベルの読み取りが開始される。このとき、遮蔽扉22の開口に連動して反射ミラー11が回動するので、遮蔽扉22の開口に連動して読み取り光の受光軸の位置をずらすことが可能となる。このため、仮に、読み取り窓12の一部に埃や汚れ等が付着してしまい、読み取り窓12の埃や汚れをバーコードラベルの一部と認識してしまった場合においても以下のようにして正常にバーコードラベルの読み取りを実施することができる。即ち、読み取り窓12のうちの埃や汚れが付着していない位置に受光軸をずらすことで、バーコードラベル51の読み取りを正常に実行することができる。
第2実施形態に係るバーコードリーダおよびその読み取り方法によれば、第1実施形態と同様の効果を有する。また、読み取り窓に埃や汚れ等が付着してしまった場合であっても、受光軸をずらしてバーコードラベルの読み取りを行うことができるように構成されているので、特に、粉塵や埃の多い環境下において、搬送される物品のバーコードリーダの読み取りにおける埃や汚れの影響を低減することができる。また、受光軸をずらすための動力源をバーコードリーダ内部に搭載していないので、装置の小型化を実現できる。
[変形例]
上記実施形態においては、遮蔽扉の開口途上においてバーコードラベルの読み取りを開始する例を説明したが、遮蔽扉が完全に開口したことを検知するセンサを設けて、遮蔽扉が完全に開口したときにバーコードラベルを読み取るように構成してもよい。また、上記実施形態においては、搬送路上を搬送する物品のバーコードラベルの読み取りを行う例について説明したが、吊り下げ方式で物品を搬送するタイプ等にも適用できる。また、バーコードラベルの貼付位置として物品の底面に貼付する例を説明したが、物品の形状に応じて、側面、上面等の任意の位置に貼付することができる。また、上記実施形態においては、物品が搬送装置に所定間隔で搬送されてくる例を説明したが、所定間隔で搬送されることは必須ではなく、物品それぞれを任意の間隔で搬送させることも可能である。
上記実施形態においては、遮蔽扉の開口途上においてバーコードラベルの読み取りを開始する例を説明したが、遮蔽扉が完全に開口したことを検知するセンサを設けて、遮蔽扉が完全に開口したときにバーコードラベルを読み取るように構成してもよい。また、上記実施形態においては、搬送路上を搬送する物品のバーコードラベルの読み取りを行う例について説明したが、吊り下げ方式で物品を搬送するタイプ等にも適用できる。また、バーコードラベルの貼付位置として物品の底面に貼付する例を説明したが、物品の形状に応じて、側面、上面等の任意の位置に貼付することができる。また、上記実施形態においては、物品が搬送装置に所定間隔で搬送されてくる例を説明したが、所定間隔で搬送されることは必須ではなく、物品それぞれを任意の間隔で搬送させることも可能である。
1、2 バーコードリーダ
11 反射ミラー
12 窓
13 結像レンズ
14 受光素子
15 筐体
22 遮蔽扉
23 磁石
24 弾性体
25 案内溝
26 歯車
27 光源
28 歯形
50 物品
51 バーコードラベル
52 磁性体
11 反射ミラー
12 窓
13 結像レンズ
14 受光素子
15 筐体
22 遮蔽扉
23 磁石
24 弾性体
25 案内溝
26 歯車
27 光源
28 歯形
50 物品
51 バーコードラベル
52 磁性体
Claims (7)
- 搬送装置により搬送されている物品のバーコードラベルを読み取るバーコードリーダであって、
前記バーコードラベルの読み取り光を内部に導く読み取り窓と、
前記読み取り窓をカバーし、前記バーコードラベルの読み取り時には前記読み取り窓が露出しているように、開閉自在に構成された遮蔽扉と、
前記遮蔽扉に設けられた磁石と、
前記遮蔽扉を閉状態となるように付勢する弾性体とを有し、
前記物品には、前記バーコードラベルより搬送方向手前に、前記磁石との間に生じる磁力によって前記遮蔽扉を開口して前記読み取り窓を露出させる磁性体が設置されており、
前記弾性体は、前記遮蔽扉を、前記磁力により当該遮蔽扉を開口して前記読み取り窓を露出させた状態から、前記読み取り窓がカバーされた状態に当該遮蔽扉を復帰させるバーコードリーダ。 - 前記バーコードラベルを、前記搬送装置の下方から読み取る請求項1に記載のバーコードリーダ。
- 前記読み取り光を受光素子に導く反射ミラーを更に有し、
前記反射ミラーは、前記遮蔽扉の開閉と連動して回動する請求項1又は2に記載のバーコードリーダ。 - 前記遮蔽扉が開口したことを検知して、前記物品の前記バーコードラベルの読み取りを開始する請求項1〜3のいずれかに記載のバーコードリーダ。
- 物品を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置により搬送されている前記物品のバーコードラベルを読み取る請求項1〜4のいずれかに記載のバーコードリーダとを備えるバーコードラベル読み取りシステム。 - 搬送装置により一方向に搬送されている物品が、バーコードリーダの読み取り窓を通過するときに前記物品のバーコードラベルを読み取るステップを有し、
前記読み取るステップの前に、搬送されている前記物品に連動して前記読み取り窓をカバーしている遮蔽扉を磁力により開口して前記読み取り窓を露出するステップを行い、
前記読み取るステップの後に、弾性体の復元力により前記読み取り窓を前記遮蔽扉によりカバーするステップを行うバーコードリーダの読み取り方法。 - 前記読み取りを行う工程は、前記遮蔽扉の開閉に連動して回動する反射ミラーにより、前記読み取り窓を通過する受光軸の位置をずらして前記バーコードラベルの読み取りを行う請求項6に記載のバーコードリーダの読み取り方法。
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