JP2020147556A - カキ殻粉末 - Google Patents
カキ殻粉末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020147556A JP2020147556A JP2019053568A JP2019053568A JP2020147556A JP 2020147556 A JP2020147556 A JP 2020147556A JP 2019053568 A JP2019053568 A JP 2019053568A JP 2019053568 A JP2019053568 A JP 2019053568A JP 2020147556 A JP2020147556 A JP 2020147556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primary
- calcined
- oyster shell
- firing
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
Description
本発明(2)は、殺菌剤である、前記発明(1)の焼成カキ殻粉末である。尚、本明細書及び特許請求の範囲における「菌」は、糸状菌・細菌・ウイルスを含む概念である。また、本明細書及び特許請求の範囲における「殺菌」とは、菌を死滅、破壊又は殺菌対象表面から除去することを意味し、例えば、抗菌、制菌、滅菌又は除菌することをも含むものである。
本発明(3)は、生カキ用殺菌剤である、前記発明(1)又は(2)の焼成カキ殻粉末である。
本発明(4)は、脱臭剤である、前記発明(1)の焼成カキ殻粉末である。
本発明(5)は、前記発明(1)〜(4)のいずれか一つの焼成カキ殻粉末が封入されている封入品である。
本発明に係る焼成カキ殻粉末は、カキ殻を300℃以上で1時間以上焼成して一次焼成物を得る一次焼成工程と;当該一次焼成物を冷却させる工程と;冷却された当該一次焼成物を800℃以上で1時間以上焼成して二次焼成物を得る二次焼成工程と;を経て得られたことを特徴とする、二次焼成物の全質量を基準として酸化カルシウムの含有量が80質量%以上である焼成カキ殻粉末である。ここで、当該焼成カキ殻粉末は、好適には、袋や容器等に封入されている。これにより、外部の水分や二酸化炭素を吸着することによる変質を抑制することができる。
(一次焼成工程)
焼成炉内の雰囲気は任意であるが酸素含有雰囲気が好ましい。酸素含有雰囲気とは、酸素を1体積%以上、3体積%以上、5体積%以上、10体積%以上、20体積%以上含む雰囲気であればよい。通常は空気(大気雰囲気)である。燃焼除去効率を高めるため、酸素を30体積%以上、40体積%以上、50体積%以上、60体積%以上、70体積%以上、80体積%以上、90体積%以上含む雰囲気でもよいし、純粋な酸素ガス雰囲気(すなわち酸素含有率100%の雰囲気)を使用してもよい。
本発明に係る焼成カキ殻粉末の製造の際、上述した一次焼成工程によって得られる一次焼成物を冷却する一次冷却工程を含む。ここで、積極的に冷却させる必要はなく、加熱を停止させ放熱によって外気温まで自然冷却させればよい。当該工程に要する時間は外気温{装置(焼成炉)が置かれている周囲環境の気温の温度}や開始材料によって左右されると考えられるが、凡そ、10時間以上、15時間以上、20時間以上である。
本発明の方法は一次焼成物を粉砕する予備粉砕工程を含んでもよい。予備粉砕工程は、一次焼成物を微粉砕する前に一次焼成物を粉砕する任意の工程である。カキ殻に含まれていた有機物が消失していると理解されるため、一次焼成物は極めて脆弱である。このため、容易に粉砕することができる。予備粉砕工程には任意の装置及び手段が使用され得る。予備粉砕工程は必須工程ではないが、一次焼成物を予め粉砕しておくことで、後述する微粉砕工程の効率が向上し最終製品の品質の安定化及び微粉末化に繋がる。尚、予備粉砕工程は任意の雰囲気下で行ってよい。他の工程の雰囲気下と同じでも異なっていてもよい。
本発明の方法は一次焼成物を純化する純化工程を含んでもよい。
本発明の方法は一次焼成物を微粉砕する微粉砕工程を含んでもよい。
本発明の方法は一次焼成物を焼成炉にて焼成する二次焼成工程を含む。尚、特に言及していない限り、一次焼成工程の記載は本工程にも適用される。ここで、二回焼成すると性能(例えば殺菌効果等)が各段に向上する理由は定かではないが、所定条件での焼成⇒一旦冷却⇒特定条件での再焼成、により、粒子構造(表面や内部構造、結晶構造等)が当該効果に適したものに変化すると推定される。
本発明の方法は上述した二次焼成工程によって得られる二次焼成物を真空雰囲気下又は不活性ガス雰囲気下にて冷却する二次冷却工程を含む。
密封用容器への焼成物の密封は、二次冷却後、好適には24時間以内、より好適には12時間以内、更に好適には6時間以内、特に好適には1時間以内、最も好適には0.5時間以内に行う。尚、水分及び二酸化炭素が実質的に存在しないか低減させた状態では、焼成物の変質リスクが低いので、この限りではない。
・水槽:アクアステップL コトブキ工芸(株)400×256×280
・ろ過装置:外掛け式フィルター(小)コトブキ工芸(株)
・空気フィルター:ウッドフィルター(株)タカミ
・比重測定器:観賞魚用塩分濃度計(神畑養魚株式会社)
・pH測定器:PH-6011-OM (株)モノタロウ
・水質検査試験紙:(海水用)Tetra ジャパン(株)
・エアーポンプ:ADD-X101 O3 PROOOF
・水温計:K53 コトブキ工芸(株)
使用材料
・水道水:水道水(八戸市白銀地区)
・カルキ抜き:コトブキ工芸(株)
・人工海水の元: Aquarium Syatemss 社(フランス)製品
・活性炭フィルター:人工海水を作る前の水調整
試材
・殻付き生カキ(活貝)
・一般的海水データ(目安):海水の比重とpH = 8.0 〜 8.4、比重:太平洋の場合 = 1.024% (3.5%海水濃度)
水で洗浄したカキ殻を500℃で4時間焼成し、一次焼成物を得た。当該一次焼成物を室温まで冷却後に粉砕機にて粉砕し、8μmのカキ殻粉末を得た。尚、紛体の粒径は粉砕機の調整で実施した。次に、当該カキ殻粉末を900℃で2時間再焼成して室温まで冷却し、実施例に係るカキ殻BiSCaO粉末を得た(冷却して10分後に密閉容器に保存)。
<1.分散維持性試験>
人工海水中にカキ殻BiSCaO粉を0.2%濃度となるよう添加し、40時間、エアーレーションした。尚、当該海水のpHは12.46であった。図1は、40時間後の分散状態を示した写真である。当該写真から分かるように、40時間経過した後も、添加直後とほぼ変わらない分散状態であった。尚、市販の貝殻焼成カルシウムを対照として同様の試験を実施したが、早々に沈殿したことから、上記分散状態の維持はエアーレーションによるものでないと理解できる。
人工海水中にカキ殻BiSCaO粉末を0.1%濃度となるよう投入した。この際、海水は、比重=3.5%、水温=10℃、pH=10.95、NO2(亜硝酸塩)=0mg/l、KH(炭酸塩硬度)=15°d以上、NO3(硝酸塩)=0mg/l 、Ca(カルシウム)=500mg/l以上、であった。この海水に、宮城県産養殖カキと八戸産天然岩ガキを投入した。投入後、21時間経過後も両カキの生存が確認できた。尚、21時間経過後の海水は、比重=3.5%、水温=10℃、pH=10.02、NO2 (亜硝酸塩)=0.5mg/l以下、KH(炭酸塩硬度)=6°d以上、NO3(硝酸塩)=10mg/l以下、Ca(カルシウム)=500mg/l以上、であった。このように、pH:11〜pH:10で20時間以上生存することが確認できた(カキの身を触るとヒダの部分が縮み生きていることから確認)。また、図2に示すように、試験開始後と同様、カキ殻BiSCaO粉の分散液状態を維持していた。
なお、次亜塩素酸カルシウムを0.1%(1000ppm)となるよう投入した海水は、比重=3.5%、水温=10℃、pH=10.1、NO2(亜硝酸塩)=0mg/l、KH(炭酸塩硬度)=15°d以上、NO3(硝酸塩)=0mg/l 、Ca(カルシウム)=500mg/l以上、であった。この海水に、宮城県産養殖カキと八戸産天然岩ガキを投入した。投入後、5時間以内にすベての生カキはカキの身を触ってもヒダの部分の縮みが全くなく、死亡していた。
カキ養殖業者複数人が、被検体である、長時間生存試験後の宮城県産養殖カキと八戸産天然岩ガキを生で食し、味評価試験を実施した。その結果、全員が、次亜塩素ナトリウム・オゾン・紫外線除菌等の殺菌手法を使用した場合と比較し、味も落ちず、身の縮みも防止できたと評価した。
まず、宮城県産養殖カキと八戸産天然岩ガキの両方に対し、厚生労働省が指定する「食品、添加物等の規格基準」(生食用かき)の基準を超える一般生菌や大腸菌群を含む細菌を、身中に注入させた。その後、「2.長時間生存試験」と同様の手順を実施した。当該試験後、厚生労働省の基準に適合しているか否かを検査した。その結果、一般生菌や大腸菌群を検出限界以下(ほぼ0)に完全除菌できていること、即ち、厚生労働省の基準に適合していることが確認された。
風呂残り湯に0.1wt%のブレインハートインヒュージョンブイヨン(日水製薬)を入れ、37℃で20時間培養した。この培養で一般生菌は106/mL及び大腸菌群は5X105/mLとなった。この汚染水に各成分の分散液{図3中、「Oyster BiSCaO」=カキ殻2回焼成品、「BiSCaO-2000」=ホタテ貝殻2回焼成品、「Baked oyster shell powder」=カキ殻1回焼成品}を加え、各成分の最終濃度が40、200、1000、5000 ppmとなるよう水懸濁液を調製した。尚、ホタテ貝殻2回焼成品は、原料が異なるのみで、その製造方法はカキ殻2回焼成品と略同一である。そして、これらの水懸濁液を15分間静置して得た上清液について一般生菌群及び大腸菌群の殺菌活性を調べた。
それぞれのサンプルについて、一般生菌群及び大腸群数測定用培地キット(それぞれコンパクトドライ「ニッスイ」TC及びCF、日水製薬株式会社製)を用いて、一般生菌数及び大腸菌群数を測定した。図3は、当該殺菌効果比較試験の結果である。殺菌効果比較試験結果は、カキ殻2回焼成>ホタテ貝殻2回焼成>>カキ殻1回焼成、であった。特にカキ殻2回焼成は、0.1wt%以上の濃度で完全に一般生菌及び大腸菌群を殺菌除去し、本測定キットでは検出限界以下となった。
風呂残り湯に1wt%のブレインハートインヒュージョンブイヨン(日水製薬)を入れ、37℃で40時間培養した。この時一般生菌は109/mL及び大腸菌群は108/mLとなり、強い腐乱臭を発生する汚染水を消臭対象として準備した。消臭効果についての実験のため、キャップ付チューブ内の5mLの汚染水に、<5.殺菌効果比較試験>で用いた3種のパウダーに加えて次亜塩素酸ナトリウムについて、最終濃度が0.04wt%、0.20wt%、1.0wt%になるように添加した。また消臭対象に対する消臭効果は、臭度計(Handheld Odor Meter、OMX−SR、神栄テクノロジー株式会社製)を用い、臭度を測定・評価した。図4は、当該脱臭効果比較試験の結果を示した図である。この消臭対象に対する消臭効果は、カキ殻2回焼成>ホタテ貝殻2回焼成>次亜塩素酸ナトリウム>カキ殻1回焼成、であった。
Claims (5)
- カキ殻を300℃以上で1時間以上焼成して一次焼成物を得る一次焼成工程と;当該一次焼成物を冷却させる工程と;冷却された当該一次焼成物を800℃以上で1時間以上焼成して二次焼成物を得る二次焼成工程と;を経て得られたことを特徴とする、二次焼成物の全質量を基準として酸化カルシウムの含有量が80質量%以上である焼成カキ殻粉末。
- 殺菌剤である、請求項1記載の焼成カキ殻粉末。
- 生カキ用殺菌剤である、請求項1又は2記載の焼成カキ殻粉末。
- 脱臭剤である、請求項1記載の焼成カキ殻粉末。
- 請求項1〜4のいずれか一項記載の焼成カキ殻粉末が封入されている封入品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019040796 | 2019-03-06 | ||
JP2019040796 | 2019-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020147556A true JP2020147556A (ja) | 2020-09-17 |
JP7341406B2 JP7341406B2 (ja) | 2023-09-11 |
Family
ID=72431750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019053568A Active JP7341406B2 (ja) | 2019-03-06 | 2019-03-20 | カキ殻粉末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7341406B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128494A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Haruo Kawai | 水質改善剤 |
JPH09249416A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-22 | Tokyo Seiko Co Ltd | 活性化焼成貝パウダーと生石灰化焼成貝パウダー及びその貝殻焼成装置 |
JP2008207146A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Michihisa Sasaki | 飲料水の製造方法 |
JP2010163351A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-07-29 | Hideo Yano | 貝類処理システムおよび貝類の処理方法 |
JP2019006660A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | バイオシェル株式会社 | 焼成カルシウムおよびその製造方法 |
-
2019
- 2019-03-20 JP JP2019053568A patent/JP7341406B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128494A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Haruo Kawai | 水質改善剤 |
JPH09249416A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-22 | Tokyo Seiko Co Ltd | 活性化焼成貝パウダーと生石灰化焼成貝パウダー及びその貝殻焼成装置 |
JP2008207146A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Michihisa Sasaki | 飲料水の製造方法 |
JP2010163351A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-07-29 | Hideo Yano | 貝類処理システムおよび貝類の処理方法 |
JP2019006660A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | バイオシェル株式会社 | 焼成カルシウムおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7341406B2 (ja) | 2023-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0575623B1 (en) | Bactericide and method of retaining freshness of food | |
JP5019123B2 (ja) | 二段焼成貝殻粉末からなる抗カビ・抗菌剤 | |
US20090087528A1 (en) | Method of Improving the Biocidal Efficacy of Dry Ice | |
JP2019006660A (ja) | 焼成カルシウムおよびその製造方法 | |
Takeuchi et al. | Penetration of Escherichia coli O157: H7 into lettuce as influenced by modified atmosphere and temperature | |
Selim et al. | Novel blade-like structure of reduced graphene oxide/α-Mn2O3 nanocomposite as an antimicrobial active agent against aerobic and anaerobic bacteria | |
JP2020147556A (ja) | カキ殻粉末 | |
JP7215670B2 (ja) | 酸化カルシウムを含む焼成物 | |
KR20090132993A (ko) | 저장성과 살균 활성이 향상된 이산화염소 용액의 제조방법 | |
WO2019102953A1 (ja) | 包装済食物の製造方法、及び、包装済食物 | |
JP2020196676A (ja) | 低温用殺菌又は消臭剤、該剤が添加されている氷又はシャーベット | |
WO2018003087A1 (ja) | 塩素系殺菌剤と微細気泡を組み合わせた殺菌剤、及び殺菌方法 | |
WO2021046661A1 (es) | Nano partículas de óxido de calcio y nanocómposito polimérico que las comprende, método de obtención a partir de subproductos/descartes alimentarios sólidos naturales ricos en carbonato de calcio y método de preparación de nanocómposito polimérico, y uso como antimicrobiano en películas para envasado de alimentos o recubrimientos de distintas superficies | |
JP2021134091A (ja) | 殺菌消臭性に優れたアルカリ水溶液 | |
JP2020063178A (ja) | 酸化カルシウムを含む焼成物の分散液 | |
KR102556342B1 (ko) | 발효식품을 위한 과발효억제 및 항균 기술 | |
JP2004024229A (ja) | γ−アミノ酪酸の富化方法 | |
JP3938969B2 (ja) | O−157の殺菌剤及びその製造方法 | |
JPS6056908A (ja) | 製氷に係る消毒滅菌剤の混入装置 | |
CN114680132A (zh) | 一种稳定性二氧化氯复合消毒粉 | |
Lee | Ozone inactivation of Listeria monocytogenes | |
JP2021031334A (ja) | 酸化カルシウムを含む焼成物の分散液 | |
KR20230114555A (ko) | 고농도 수소수 제조방법 | |
WO2000038526A1 (fr) | Ceramique sterilisante, procede de production de celle-ci et procede de sterilisation utilisant cette ceramique | |
JP2008013512A (ja) | 消臭除菌剤の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20190410 |
|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20190416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20190410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190524 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211221 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20220406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221101 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20221227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7341406 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |