JP2020144331A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式又は直接方式によって未定着トナー画像が記録媒体シート・印刷紙・感光紙・静電記録紙等の記録媒体に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
本実施形態の定着装置は、回転可能な定着部材と、前記定着部材に対向して回転可能に設けられた加圧部材と、前記定着部材の内側に設けられ、前記定着部材を加熱する加熱部材と、前記定着部材の内側に設けられ、前記加圧部材と対向してニップ部を形成するニップ形成部材と、前記定着部材の内側に設けられ、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、前記加熱部材と前記支持部材との間に設けられ、前記加熱部材からの熱を前記定着部材に反射させる反射部材と、前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方に一端が接し、他方の一端が前記定着部材の内側に接するとともに、前記定着部材の回転軸方向において所定の長さ以上である伝熱部材と、を備えることを特徴とする。
また、本実施形態の画像形成装置は本実施形態の定着装置を備える。
なお、本実施形態における伝熱部材を第1の伝熱部材と称する。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2に示すように、定着装置20は、回転可能な定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21に対向して回転可能に設けられた加圧部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト内に設けられ定着ベルト21を加熱する加熱源としての2本のハロゲンヒータ23と、定着ベルト21の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23から放射される光を定着ベルト21へ反射する反射部材26と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ27と、定着ベルト21から用紙を分離する分離部材28と、加圧ローラ22を定着ベルト21へ加圧する加圧手段等を備えている。
具体的には、ハロゲンヒータ23によって定着ベルト21をニップ部N以外の箇所において直接加熱できるようにしている(直接加熱方式)。本実施形態では、ハロゲンヒータ23と定着ベルト21の図2の左側の部分の間に何も介在させないようにし、その部分においてハロゲンヒータ23からの輻射熱を定着ベルト21に直接与えるようにしている。
この定着装置20では、定着ベルト21内には加熱源として2本のハロゲンヒータ23が備えられ、これにより定着ベルト21が内周側から輻射熱で直接加熱される。ステー25や反射部材26の形状が図2の実施形態のものと異なっている。本実施形態でも、ニップ形成部材24のニップ出口側には突出部45が形成されている。突出部45は定着ベルト21を介して加圧ローラ22と接触しておらず、加圧ローラ22との接触により形成されたものではない。突出部45によって、ニップ部Nでの定着後の用紙Pを定着ベルト21から浮かすことができ、分離性が高められる。
図4は、本実施形態の定着装置を示す概略構成図(A)及び要部拡大図(B)である。
図4は、図2に示す定着装置では図示を省略していた第1の伝熱部材を説明するための図である。
第1の伝熱部材が固定されることにより、定着ベルト21の回転によってステー25や反射部材26、定着ベルト21との接触箇所が変動することを防止でき、より確実にステー25や反射部材26の熱を下げることができる。
「所定の長さ」は、定着ベルト21、ステー25、反射部材26、第1の伝熱部材の構成等により適宜変更されるものであり、一律に定義することは難しいが、本発明の効果が得られる範囲で適宜変更することが可能である。生産性を落とさずに、ステー25や反射部材26が高温になることを防ぐことができる範囲で変更可能である。
グラファイトシート101は、ニップ形成部材のステー25に固定された板バネ100と一体に構成され、板バネ100の弾性力による軽圧により定着ベルト21に接触する。これにより、第1の伝熱部材、特にグラファイトシート101が確実に定着ベルト21と接触することができ、高温になった支持部材や反射部材の熱をより確実に逃がすことができる。
ここで、照射領域とあるのは、加熱部材からの熱が反射部材26によって反射されて照射された領域と、反射されずに照射された領域を意味する。
次に、本発明に係る定着装置における他の実施形態について説明する。
上記実施形態と同様の事項については説明を省略する。
次に、本発明に係る定着装置における他の実施形態について説明する。
上記実施形態と同様の事項については説明を省略する。
図示されるように、第1の伝熱部材112は、ネジ102によりステー25及び反射部材26に締結されている。定着ベルト21の回転によってステー25や反射部材26、定着ベルト21との接触箇所が変動することを防止でき、より確実にステー25や反射部材26の熱を下げることができる。
次に、本発明に係る定着装置における他の実施形態について説明する。
上記実施形態と同様の事項については説明を省略する。
なお、本実施形態における伝熱部材を第2の伝熱部材と称する。
また、本実施形態の第2の伝熱部材は、第1の部材と第3の部材とが貼り付けられて一体に構成されてなる。第1の部材は支持部材及び反射部材から選ばれる少なくとも一方と接し、かつ、定着部材の内側に接触可能な部材であり、上記実施形態と同様のものを用いることができ、本実施形態でもグラファイトシート101を用いている。
貼付の方法としては、特に制限されるものではなく、例えば耐熱接着剤を用いることができる。
「所定の長さ」は上記実施形態と同様に、適宜変更することができ、例えば、定着ベルト21の回転軸方向において、定着ベルト21の長さの1/3以上であることが好ましい。この場合、上記と同様の効果が得られる。
21 定着ベルト
22 加圧ローラ
23 ハロゲンヒータ
24 ニップ形成部材
25 ステー
26 反射部材
100 板バネ
101 グラファイトシート
102 ネジ
103 形状記憶合金
110、111、112、113 伝熱部材
Claims (10)
- 回転可能な定着部材と、
前記定着部材に対向して回転可能に設けられた加圧部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記定着部材を加熱する加熱部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記加圧部材と対向してニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
前記加熱部材と前記支持部材との間に設けられ、前記加熱部材からの熱を前記定着部材に反射させる反射部材と、
前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方に一端が接し、他方の一端が前記定着部材の内側に接するとともに、前記定着部材の回転軸方向において所定の長さ以上である伝熱部材と、を備えることを特徴とする定着装置。 - 前記伝熱部材の端部側は、締結部材により前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方に締結されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記伝熱部材は、前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方と接し、かつ、前記定着部材の内側に接する第1の部材と、前記第1の部材が前記定着部材と接するように付勢力を付与する第2の部材と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記定着部材と接する一端とは反対側において、前記第1の部材の端部側は、前記第2の部材の端部側を挟み込むことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 回転可能な定着部材と、
前記定着部材に対向して回転可能に設けられた加圧部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記定着部材を加熱する加熱部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記加圧部材と対向してニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
前記加熱部材と前記支持部材との間に設けられ、前記加熱部材からの熱を前記定着部材に反射させる反射部材と、
前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方に一端が接し、温度に応じて他方の一端が前記定着部材の内側に接触又は非接触となるとともに、前記定着部材の回転軸方向において所定の長さ以上である伝熱部材と、を備えることを特徴とする定着装置。 - 前記伝熱部材は、温度に応じて形状が変化する第3の部材を有することを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記伝熱部材は、前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方と接し、かつ、前記定着部材の内側に接触可能な第1の部材と、前記第3の部材とが貼り付けられて一体に構成されてなることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
- 前記伝熱部材は、グラファイトシートを有し、
該グラファイトシートは、前記支持部材及び前記反射部材から選ばれる少なくとも一方に一端が接し、他方の一端が前記定着部材の内側に接することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の定着装置。 - 前記伝熱部材は、前記加熱部材の照射領域外に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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