JP2020144113A - 磁場の絶対角度を判断する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁場の角度を判断する方法を提供する。【解決手段】 本発明は、第1の軸に沿った磁場の強さを表す第1の磁場成分Bxの第1のデジタル測定値を受けるステップ(101)と、第1の軸に直交する第2の軸に沿った磁場の強さを表す第2の磁場成分Bzの第2のデジタル測定値を受けるステップ(101)と、第1及び第2の磁場成分の絶対値を判断するステップ(105)と、及び第1又は第2の軸に対する磁場の角度を判断するステップ(115)とをデジタル信号プロセッサー(13)によって実行する磁場の絶対角度を判断する方法に関する。前記角度は、[Bzの絶対値]≦[Bxの絶対値]である場合にはBzのarcsin値又はその近似値から前記角度を導出することができるように判断され、かつ、[Bzの絶対値]>[Bxの絶対値]の場合には、Bxのarccos値又はその近似値から導出することができるように判断される。【選択図】 図3

Description

本発明は、磁場の絶対角度を判断する方法に関する。本発明は、さらに、当該方法を実行するためのデジタル信号プロセッサーに関する。
磁場の角度を検出するための典型的なシステムは、少なくとも2つの磁気センサーを用いて2つの直交する磁場成分Bx及びBzを検出する。アナログ磁場信号は、マイクロコントローラーにおけるデジタル処理の前にアナログ/デジタル変換器(ADC)でデジタル信号(サンプル)に変換される。マイクロコントローラーは、典型的には、角度を計算するために式arctan(Bx/Bz)を用いる。しかし、このarctan式を用いることには課題がある。なぜなら、Bx及びBzの信号は測定誤差を伴い、得られる角度に大きな影響を与えるからである。この課題を緩和するために、信号Bx及びBzを大きなビット数で符号化する必要がある。このことも最適ではない。また、このことは、アナログ/デジタル変換器の変換時間が長くなり、実装が複雑となってしまうことも意味する。また、arctanの計算の実装は複雑である。
本発明の目的は、磁場の角度を判断する既存の手法についての上記課題の少なくともいくつかを克服することである。
本発明の第1の態様によって、請求項1に記載の磁場の絶対角度を判断する方法が提供される。
本手法には、Bx/Bzの割り算(測定誤差の伝播)を避けることによって、最終角度においてサンプルに含まれる測定誤差の影響を最小化するという利点がある。また、本発明は、磁場成分Bx及びBzを符号化するために少ないビット数しか必要ないようにする。多くの既存の手法において、0〜359度の値をカバーするために十分なビット数で磁場成分Bx及びBzを表さなければならない。本発明において、限られた角度間隔内でのみ磁場成分Bx及びBzを考慮することができる。したがって、既存の角度判断手法と比較して、サンプルBx及びBzを符号化するために必要なビット数(精度)を減少させることができる。このことによって、デジタル信号プロセッサー(DSP)の並列性や計算の必要性を低減させることができる。また、DSPを実装するシステム全体を考慮すると、複雑性及び/又は変換時間に関してのADCに対する要件を緩和させることができる。絶対値が小さいサンプルを用いると、測定誤差の影響をさらに小さくすることができる(三角法のため)。
また、本発明が角度判断のために一又は複数のルックアップ表(LUT)を用いる場合、本手法は、角度判断に必要な計算を単純化させる。なお、既存の手法のほとんどが複雑なarctan関数の実装に依存していることに留意すべきである。言い換えれば、既存の手法は、大きなオンチップ面積と大きな電力消費を必要とする。代わりに、本手法によって、arcsin又はarccos演算ブロックを実装する代わりに、随意的なルックアップ表を利用することによって、チップ上で必要とされる電力消費と面積を減少させることができる。このようなLUTベースの手法は、表において比較的少ない数のエントリーしか必要としないようにすることができる。すなわち、用途に応じて、高々90エントリーしか必要としないようにすることができる。なお、多くの場合、45のエントリーで十分である。このことによって、チップ上の占有面積をさらに減少させ、LUTにおいて検索を行う時間を減少させる。
本発明の第2の態様によって、請求項11に記載の磁場の絶対角度を判断するためのデジタル信号プロセッサーが提供される。
本発明の第3の態様によって、請求項12に記載のデジタル信号プロセッサーを備えるシステムが提供される。
従属請求項において、本発明の他の態様が記載されている。
添付の図面を参照しながら以下の例示的な実施形態(これに限定されない)を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点が明確になるであろう。
本発明が教示することを適用することができる本発明の例示的な実施形態に係る例示的なシステムを示している簡略ブロック図である。 磁場が完全に1回転したときの2つの磁場成分の関係及びそれらの磁場の角度との関係を示している極座標プロットを示している。 本発明の例示的実施形態に係る角度判断方法のいくつかのステップをまとめた流れ図を示している。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。コンピュータ用のマウスのホイールのような回転物の磁性要素が発生させる磁場の角度検出に関連して、本発明を説明する。しかし、本発明が教示することは、このような環境や用途に限定されない。例えば、本発明が教示することは、デジタルコンパスや他の用途においても用いることができる。別の図に示している同一又は対応する機能的及び構造的要素には同じ参照番号を割り当てている。ここでは、「及び/又は」は、「及び/又は」によってつながるリスト内の項目のいずれか1つ又は複数を意味する。例として、「x及び/又はy」は、3要素の集合{(x),(y),(x,y)}の任意の要素を意味する。言い換えると、「x及び/又はy」は、「x及びyの一方又は両方」を意味する。別の例として、「x、y及び/又はz」は、{(x),(y),(z),(x,y),(x,z),(y,z),(x,y,z)}の7要素の集合のいずれかの要素を意味する。言い換えると、「x、y及び/又はz」は、「x、y及びzのうちの1つ又は複数」を意味する。また、用語「備える」は、ここでは、他の要素を備えることができるものとして用いている。このことは、その物が、リストされたすべての要素を備え、挙げられていない追加の要素も備えることができることを意味する。したがって、「備える」という用語は、「有する」、「含む」又は「内包する」の広義の意味によって解釈される。
図1のブロック図は、本発明の一例に係る磁場の絶対角度を判断するための回路又はシステム1を概略的に示している。このシステムは、2つの磁場検出センサー、すなわち、第1のセンサー3及び第2のセンサー5を有する。この例において、これらのセンサーは、磁場の大きさないし強さを測定するように用いられるデバイスであるホール効果センサーである。ホールセンサーの出力電圧又は電流は、そのホールセンサーを通る磁場の強さに直接比例する。本明細書において、磁場は、電流と磁化材料の磁気的影響を表すベクトル場である。「磁場」という用語は、時には、記号B及びHで表される2つの別個であるが密接に関連する場に対して用いられる。Hは、アンペア/mの単位で測定され、Bは、アンペア当たりのニュートン/mと等価であるテスラで測定される。HとBは、どのように磁化を表すかという点で異なる。真空中では、BとHは、単位は別として、同じであるが、磁化された材料では、材料の磁化Mの分が異なる。以下の説明では、磁場をBとして表すが、Hも取り替えて用いることができる。第1のホールセンサー3は、第1の軸Xに沿った第1の磁場成分Bxの強さを判断するように構成しており、第2のホールセンサー5は、第2の軸Zに沿った第2の磁場成分Bzの強さを判断するように構成しており、この第2の軸Zは、この例では、第1の軸に対して直交する。温度を測定するために温度センサー7が設けられている。なお、ホールセンサーの挙動は、動作温度に依存することに留意すべきである。また、このシステムは、別に、第3の軸Yに沿った第3の磁場成分を測定するための第3のホールセンサーのようなホールセンサーを備えることができることに留意すべきである。この第3の軸Yは、第1及び第2の軸に直交していることができる。この場合、3つのホールセンサーはすべて、同一平面内に、あることができ、また、ないことができる。
この例におけるシステムは、さらに、マルチプレクサー9を有し、その入力でセンサー3、5、7のアナログ出力を受ける。このマルチプレクサーは、一度に1つのアナログ入力を選択し、それらのアナログ入力をADCユニット11に接続している単一の出力線に転送する(この例において、一度に1つずつ)ように構成している。このADCユニットは、アナログ測定信号をデジタル信号又はデジタル値に変換するように構成している。なお、システム1がマルチプレクサー11を備える代わりに、このシステム1は各センサーのために専用のADCを備えることができることに留意すべきである。
デジタル測定信号は、デジタル信号プロセッサー13に供給されるように構成している。この簡略化された例では、本発明が教示することに関するかぎり、DSPは、2つのメインユニット又はブロックを備える。すなわち、磁場オフセット、温度及び/又は歪みを補償するための補償ユニット15と、磁場の角度を計算又は判断するための角度判断ユニット17である。このシステムは、さらに、メモリーユニット19を備える。これは、補償ユニット15と角度判断ユニット17に接続され、これらのユニットがメモリーにアクセスするように構成している。この例におけるメモリーユニットは、不揮発性メモリーを備える。DSPの補償ユニット15の主な動作は以下の通りである。
− ホールセンサーの製造及び温度の影響に起因するオフセットを除去する。
− DSPとセンサーを搭載する回路基板が発生させる寄生場の存在に起因する歪みを除去する。
なお、オフセット除去ステップがないと、磁場成分Bx及びBzを直交座標系で描くと、通常、中心が座標系の原点(座標が(0、0))に対してオフセットしているような楕円を表すことに留意すべきである。この楕円は、温度補償、硬鉄補償及び再較正を用いることによって、通常、座標系の中心に持ってくることができる。この楕円は、軟鉄補償を用いると、座標系の原点を中心とする円に変換することができる。原点を中心とする円を得ると、後で詳細に説明するような角度判断を開始することができる。
本発明は、磁場の角度検出のために最適化された新しい方法及びDSPアーキテクチャーを提案するものである。本発明は、例えば、以下の用途のために開発されたものである。磁石が車の内部に取り付けられ、その車はその回転軸(例、車が回転する軸と一致する)のまわりを回転する。車が回転すると磁石が回転し、したがって、磁場が変化する。磁場は、車の回転軸に平行な平面内にて取り付けられた磁気センサー3、5によってモニタリングされる。上述のように、これらのセンサーのうちの一方のセンサーがX軸に沿った磁場(成分Bx)を測定し、他方のセンサーがZ軸に沿った磁場(成分Bz)を測定する。なお、Bx及びBzは、車の回転軸に直交する平面を形成することに留意すべきである。Y軸(By)に沿った磁場も同様にモニタリングすることができる。しかし、Y軸が回転軸に平行であるので、車の回転に起因するByの変動は最小である。以下のシナリオでは、角度の計算はBxとBzに基づく。簡潔にするために、以下の説明では成分Byは考慮しない。図示している実施形態において、図2にも示しているように、角度判断演算の入力は、磁場成分Bx及びBzによって構成しており、出力は、X軸と磁場との間の角度「A」である。
本発明の目的の1つは、出力角度の精度が1度であることを確保しつつ、入力Bx及びBzの精度を最小化することである。BxとBzは共に、有限ビット数で符号化されたデジタル値である。これらの精度を小さくすると、DSPの並列性が低下する。また、DSPを実装するシステム全体を考慮すると、BxとBzの精度を小さくすると、複雑性及び/又は変換時間についてのADCに対する要件が緩和される。既知の手法は計算される角度に対して1度の精度に到達するためにそれぞれ14ビットを必要としてしまうが、本発明によってBx及びBzに対して7ビットの符号化を用いることが可能になることを説明する。具体的には、多くの既存の手法で用いられる式A=arctan(Bz/Bx)は、0〜359度のすべての値を表すために14ビットでBx及びBzを符号化することを必要としてしまう。また、割り算自体が測定誤差を伝播させてしまう。
以下の説明では、本発明を詳細に説明する際に、簡明性のために、まず、0〜90度の角度の計算のみを考える。しかし、本手法をどのように360度の全範囲に拡張することができるかを説明する。Bz≦Bx(0°≦A≦45°)の場合、A=arcsin(Bz)のように角度が計算される。この式は、割り算Bz/Bxが存在しないので、arctanよりも有利である。また、0度〜45度の範囲では、1度の精度を維持しながらBzを(13ビットではなく)6ビットで表すことができる。一方、Bz>Bx(45<A<90)の場合、A=arccos(Bx)のように角度が計算される。この式には、arctanと比較した場合、arcsinと同様な利点がある。ここでも、45〜90度の範囲では、Bxを6ビットのみで表すことができる。
しかし、arcsinとarccosは、ハードウェアで実装するにはかなり複雑な関数である。以下に説明するように、それらの実装を単純化するために2つのステップを見いだした。第1のステップによって、arcsin演算からarccos演算を導出することができる。具体的には、arccos(Bx)=89−arcsin(Bx)である。これによって、arcsin演算のみを実装し、定数を用いて結果をarccosに変換することができる。
第2のステップにおいては、一又は複数のルックアップ表を用いて角度の値を得る。具体的には、第1のルックアップ表は、0°〜45°の範囲の各角度に対してBz値が異なる。また、ルックアップ表の各エントリーは、そのarcsin値、すなわち、arcsin(Bz)、にも関連づけられる。すなわち、第1のルックアップ表は、各行が異なるBz値を備えるように、N行のデータを備えると理解することができる。この場合、各行は、対応する行に格納されたBzのarcsin値によって識別される。したがって、異なるarcsin(Bz)値は、第1のルックアップ表において行識別子ないし記憶場所識別子を形成する。第1のルックアップ表は、この表が0°〜45°の範囲の角度をカバーし1°の精度が望ましい場合、46の行を備える。より一般的には、第1のルックアップ表における値Bzの数Nは、(1+45)/[角度で表現される精度]に等しい。
第1のルックアップ表は、以下のように用いられる。まず、BxとBzの絶対値を求める。そして、絶対値が小さい方の成分が選択され、その小さい方の絶対値が第1のルックアップ表における検索を行うために用いられる。まだ行われていない場合、この時点で、成分Bx及びBzの符号が、例えば、メモリー19又は別の場所に、保存される。前記の第1のルックアップ表における検索は、入ってくるBx又はBzの絶対値に最も近い値(この検索において絶対値が小さい方が用いられる)を見つけることを伴うことができる。検索された値が見つかると、表における見つかった値の行識別子が角度A’を与える。そして、下で説明するように、この角度A’から角度Aを導出することができる。このような第1のルックアップ表の検索をlog2(行数)の演算で行うことができる。1度の精度が要求される場合、第1のルックアップ表は46行によって形成され、それらの行それぞれは、この例において6ビットで表される対応するarcsinの値を含む。このルックアップ操作は、log2(46)=6回の比較によって構成する。
第1のルックアップ操作に対して、第1のルックアップ表におけるA’を見つけるために下記の手順を用いることができる。まず、以下の定義を与える。abs(Bz)≦abs(Bx)の場合、「選択磁場成分」はabs(Bz)であり、そうでなければabs(Bx)である。第1のルックアップ表の行識別子又は番号は、0から始まる。LUT(selected_line)は、第1のルックアップ表において行=selected_lineの行に格納された値を意味する。LUT(selected_line−1)は、第1のルックアップ表においてプロセスが選択している行の前の行に格納された値を意味する。
上記定義を踏まえ、以下の手順を実行する。選択磁場成分(Bx又はBz)がLUT(selected_line)以下でありLUT(selected_line−1)よりも大きい場合、角度A’が見つかったことになり、角度A’は、selected_lineとなる。そうではない場合、別の行が選択され、検査が繰り返される。選択されるべき次の行を判断するために、二分探索アルゴリズムを用いることができる。このアルゴリズムは、log2(行数)回の比較でA’を見つけることを保証するものである。
そして、上記の手順を拡張して、0〜359度の範囲の角度Aのすべてのケースをカバーするようにすることができる。これは、下記の表1に示しているような第2のルックアップ表を用いることによって実現することができる。
Figure 2020144113
この第2のルックアップ表は、所望の角度Aを得るために、何らかの数学的演算を行う必要を備える場合、どの数学的演算を行うかを指定するものである。どの数学的演算が必要であるかを判断するためには、磁場成分Bx及びBzの符号を知らなければならず、また、磁場成分のうちのどの磁場成分の絶対値が最も小さいかを知らなければならない。これらの情報に基づいて、第2のルックアップ表は、角度Aを得るために必要な特定の数学的演算を指定することができる。何らかの数学的演算が必要な場合、その数学的演算は、所与の角度値(一定値)からA’を加算又は減算することを伴う。したがって、磁場成分Bx及びBzの値に応じて、角度Aの計算は、Bzの絶対値がBxの絶対値以下である場合、A’=arcsin(Bz)に基づく。これは、角度Aが0°〜45°、135°〜180°、180°〜225°、又は315°〜360°である場合である。逆に、Bzの絶対値がBxの絶対値よりも大きい場合、角度Aの計算は、A’=arccos(Bx)に基づく。これは、角度Aが45°〜90°、90°〜135°、225°〜270°、又は270°〜315°である場合である。この角度A’から角度Aへの変換演算は、単に、一定値を加算又は減算することによって角度を第1の八分円(0°〜45°)から正しい八分円に変換するだけである。これは、2つのステップで行われる。第1のステップは、八分円の検出を伴う。このステップでは、BxとBzの符号とその絶対値を考慮する。第2のステップは、角度調整操作を伴う。すなわち、第2のルックアップ表の第4及び最後の列で定められた操作を実装することを伴う。この操作には、定数の加算又は減算が含まれる。また、第1及び第2ルックアップ表を利用することは、ルックアップ表を用いない手法と比較してパワー及びチップ上の面積を減少させることができることを意味する。また、このことは、arcsin又はarccosの演算ブロックを実装する必要がないことを意味する。また、2つの別々のルックアップ表を備えるのではなく、第1及び第2のルックアップ表を単一のルックアップ表となるように結合することができることに留意すべきである。
次に、図3の流れ図を参照しながら本発明のまとめを記載する。ステップ101において、DSPは、磁場成分Bx及びBzのデジタルサンプルを受ける。ステップ103において、角度が判断される前に温度変動に起因する影響及び寄生磁場に起因する影響を除去するようにサンプルに対して較正操作が行われる。ステップ105において、DSPは、磁場成分Bx及びBzの絶対値を判断する。ステップ107において、DSPは、磁場成分Bx及びBzのうち絶対値が最小であるものを判断する。ステップ109において、DSPは、ステップ105及び107の判断結果を用いて、磁場角度がどの八分円に位置しているかを判断する。ステップ111において、DSPは、角度A’を判断するように第1のルックアップ表において検索を行う。ステップ113において、DSPは、第2のルックアップ表内で検索を行いて、角度A’を所望の角度Aに変換するためにどの数学的演算が必要かを判断するために第2のルックアップ表において検索を実行する。ステップ115において、角度Aを得るように第2のルックアップ表において定められた数学的演算を行う。そして、このプロセスは、終了するか、あるいはADC11から受けた新しい磁場成分のセットに対して再び開始する。
なお、上記実施形態においてX軸に対して磁場を測定した。しかし、本発明の代替形態の1つによって、代わりにZ軸に対して磁場を測定することができる。この場合、上記の原則は変わらない。しかし、本発明のこの代替形態において、第1のルックアップ表は、0°〜45°の範囲の角度のBxの値を含み、行識別子はarcsin(Bz)ではなくarcsin(Bx)である。また、第2のルックアップ表は、下に示しているように、異なることができる。
Figure 2020144113
本発明の別の代替形態において、当該システムは、少なくとも3つの磁気センサーを備える。この場合、この少なくとも3つの磁気センサーは、2つの磁気成分のみを測定する(すなわち、磁気センサーのうちの2つのみが一度に動作する)。
上記が教示することをまとめると、本発明は、最適化された形態でDSPアーキテクチャーによって(2つの角度測定の間の相対角度とは対照的に)磁場の絶対角度を検出するための新規な手法に関する。当該システムは、随意的に設ける制御されたマルチプレクサーを介してADCユニットの2つの入力においてリンクされた、少なくとも2つの磁気センサー、例えば、ホールセンサー、を備える。DSPは、デジタルサンプルBx及びBzを受け、磁場の角度を判断する。2つのデジタルサンプルBx及びBzを、好ましいことに、少ない数のビットで表すことができる。DSPが角度を判断すると、DSPは、その出力にて角度を与える。このDSPユニットは、較正の操作後にデジタルサンプルに作用して、角度が判断される前に、温度変動に起因する影響及び寄生磁場に起因する影響を除去する。
図面及び上記の説明において本発明を詳細に描き説明したが、このような描画や説明は、説明用又は例示的であり、これに限定されるものではないと考えるべきであり、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、本出願に係る発明を実施する際に、図面、明細書及び請求の範囲の検討に基づいて、他の実施形態や代替形態を把握して実現することができる。
請求の範囲において、用語「備える」は、他の要素又はステップがあることを排除するものではなく、単数形であっても複数あることを排除するものではない。単に互いに異なる従属請求項において異なる特徴が記載されていることだけでは、これらの特徴の組み合わせを有利に用いることができないことを示唆していることにならない。請求の範囲における参照符号はいずれも、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
1 磁場の絶対角度を判断するための回路又はシステム
3 第1のセンサー
5 第2のセンサー
7 温度センサー
9 マルチプレクサー
11 ADCユニット
13 デジタル信号プロセッサー
15 補償ユニット
17 角度判断ユニット
19 メモリー
101 デジタルサンプルBx及びBzを受ける
103 較正を実行
105 Bx及びBzの絶対値を判断
107 BxとBzのうちの絶対値が最小のものを判断
109 角度がどの八分円に位置しているかを判断
111 第1のルックアップ表において検索を実行
113 第2のルックアップ表において検索を実行
115 角度調整操作を実行

Claims (15)

  1. 第1の軸に沿った磁場の強さを表す第1の磁場成分Bxの第1のデジタル測定値を受けるステップ(101)と、
    前記第1の軸に直交する第2の軸に沿った磁場の強さを表す第2の磁場成分Bzの第2のデジタル測定値を受けるステップ(101)と、
    前記第1及び第2の磁場成分の絶対値を判断するステップ(105)と、及び
    前記第1又は第2の軸に対する磁場の角度を判断するステップ(115)と
    をデジタル信号プロセッサー(13)によって実行する磁場の絶対角度を判断する方法であって、
    前記角度は、[Bzの絶対値]≦[Bxの絶対値]である場合にはBzのarcsin値又はその近似値から前記角度を導出することができるように判断され、[Bzの絶対値]>[Bxの絶対値]の場合には、Bxのarccos値又はその近似値から導出することができるように判断される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記磁場の角度を判断するステップにおいて、Bzのarcsinの値又はその近似値、又はBxのarcsinの値又はその近似値を第1のルックアップ表からフェッチする
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のルックアップ表は、前記角度が前記第1の軸に対して判断される場合には前記第1のルックアップ表におけるBzの各値がそのarcsinの値によって識別されるように複数の異なるBzの値を含み、又は前記角度が前記第2の軸に対して判断される場合には前記第1のルックアップ表におけるBxの各値がそのarcsinの値によって識別される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のルックアップ表は、0°〜45°の範囲の角度に対して複数の異なるBz又はBxの値を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のルックアップにおける前記値Bz又はBxの数Nは、(1+45)/[角度の精度]に等しい
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記磁場成分Bzの絶対値と前記磁場成分Bxの絶対値のいずれが小さいかを判断するステップ(107)と、
    前記磁場成分のうちの絶対値が小さい方を選択するステップと、
    その選択された選択磁場成分を用いて前記第1のルックアップ表にアクセスするステップと、及び
    前記第1のルックアップ表から前記選択磁場成分に対応する値Bz又はBxを選択するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のルックアップ表における前記選択された値Bz又はBxは、前記選択磁場成分が前記選択されたBz又はBxの値以下であり、かつ、前記第1のルックアップ表における前のメモリー位置におけるBz又はBxの値よりも大きい場合に、前記選択磁場成分に対応する
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記角度は、所定の角度値から、得られたarcsinの値の分を減算すること、又は所定の角度値に、得られたarcsinの値を加算することを伴う所与の数学的演算を行う(115)ことによって判断される
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記磁場成分Bxの絶対値と前記磁場成分Bzの絶対値のいずれが小さいかを判断するステップ(107)と、
    BxとBzの符号を判断するステップ(109)と、及び
    Bx及びBzの符号に基づいて、かつ、前記磁場成分Bx及びBzの絶対値のいずれが小さいかに基づいて前記第2のルックアップ表から所与の数学的操作をフェッチするために第2のルックアップ表にアクセスするステップ(113)と
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 温度変動に起因する影響及び寄生磁場に起因する影響を除去するために、前記角度の判断の前に前記第1及び第2のデジタル測定値を補償するステップ(103)
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 磁場の絶対角度を判断するためのデジタル信号プロセッサー(13)であって、
    第1の軸に沿った磁場の強さを表す第1の磁場成分Bxの第1のデジタル測定値を受ける手段(101)と、
    第1の軸に直交する第2の軸に沿った磁場の強さを表す第2の磁場成分Bzの第2のデジタル測定値を受ける手段(101)と、
    前記第1及び第2の磁場成分の絶対値を判断する手段(105)と、及び
    前記第1又は第2の軸に対する磁場の角度を判断する手段(115)と
    を備え、
    前記角度が、[Bzの絶対値]≦[Bxの絶対値]である場合にはBzのarcsin値又はその近似値から前記角度を導出することができるように判断され、かつ、[Bzの絶対値]>[Bxの絶対値]の場合には、Bxのarccos値又はその近似値から導出することができるように判断されるように構成している
    ことを特徴とするデジタル信号プロセッサー(13)。
  12. 請求項11に記載のデジタル信号プロセッサー(13)と、
    前記第1の磁場成分を測定するための第1の磁気センサー(3)と、
    前記第2の磁場成分を測定するための第2の磁気センサー(5)と、及び
    前記第1及び第2の磁気センサー(3、5)のアナログ測定信号を前記第1及び第2のデジタル測定値に変換するためのアナログ/デジタル変換器(11)と
    を備えることを特徴とするシステム(1)。
  13. 前記磁気センサー(3、5)は、ホール効果センサーである
    ことを特徴とする請求項12に記載のシステム(1)。
  14. 前記第1及び第2の軸に直交する第3の軸に沿った前記磁場の強さを表す第3の磁場成分Byを測定するための第3の磁場センサー
    をさらに備えることを特徴とする請求項12又は13に記載のシステム(1)。
  15. 前記磁気センサー(3、5)のうちの2つのみが一度に動作する
    ことを特徴とする請求項14に記載のシステム(1)。
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